JPH06138023A - 分光光度計 - Google Patents

分光光度計

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JPH06138023A
JPH06138023A JP31148992A JP31148992A JPH06138023A JP H06138023 A JPH06138023 A JP H06138023A JP 31148992 A JP31148992 A JP 31148992A JP 31148992 A JP31148992 A JP 31148992A JP H06138023 A JPH06138023 A JP H06138023A
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JP
Japan
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spectrophotometer
control signal
signal
control
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP31148992A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Fukuma
俊明 福間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 それ自身で外部機器を制御することのできる
分光光度計を提供する。 【構成】 分光光度計10に、分光光度計10のCPU
19が生成した制御信号を外部機器制御信号に変換する
インタフェイスボード27を挿入するためのスロット3
0(及び出力ポート25)を設ける。CPU19は、ま
ず、光検出器16の測定値に基づいて測定データを生成
し、さらに、外部機器を制御するための制御信号を生成
して制御信号出力ポート25から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部機器を直接制御す
ることのできる分光光度計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より分光光度計にはマイコンが搭載
されており、可視光光源と紫外線光源の切り替え、分光
素子による波長の走査、高次光カットフィルタの選択、
試料セルの切り替え等のための分光光度計内部の諸機構
はほとんどがマイコンによって制御されるようになって
いた。しかし、これら内部機構の駆動装置はいずれもそ
れぞれ異なった電気特性を有しているため、分光光度計
の内部には各駆動装置毎にインタフェイスが設けられ、
マイコンからの信号はこれらの内部装置用インタフェイ
スを介して各駆動装置に送出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、分光光度計は専
ら試料の分析値を得るためにのみ用いられ、得られた分
析結果に基づいて、例えばヒーターに通電したりポンプ
を駆動する等、外部の機器を動作させるということはで
きなかった。このような分析結果に基づく外部機器の制
御が必要な場合は、分光光度計をパーソナルコンピュー
タ(パソコン)やワークステーション等の汎用情報処理
機器に接続し、分析結果信号を汎用情報処理機器に送っ
て、汎用情報処理機器が目的とする機器を制御するよう
にしていた。しかし、大きなプラント等を制御する場合
にはともかく、単に警報を発したり、1つの機器を単純
にオン・オフさせるような場合にもこのように汎用情報
処理機器を要するのは非常に非能率であり、経済的にも
問題がある。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、それ自
身で外部機器を制御することのできる分光光度計を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、光源の光を分光することにより得
られる単色光を試料に照射し、試料を通過した又は試料
により反射された光の強度を光検出器で測定することに
より試料に関する測定を行なう分光光度計において、 a)光検出器からの測定信号に基づき、測定データを生成
する測定信号処理手段と、 b)測定信号処理手段が生成する測定データに基づき、外
部機器を制御するための制御信号を生成する制御信号生
成手段と、 c)制御信号生成手段が生成した制御信号を外部機器を制
御するための信号に変換するインタフェイスボードが挿
入され得る制御信号出力ポートとを備えることを特徴と
している。
【0006】
【作用】測定信号処理手段a)は光検出器から送られてく
る信号(光検出器が検出した光の強さに対応する信号)
を基に、例えば吸光度や試料の特定成分の分析値等の測
定データを生成する。制御信号生成手段b)はこの測定デ
ータに基づき、所定の規約通りの制御信号を生成する。
この制御信号は、制御信号出力ポートc)に挿入されるイ
ンタフェイスボードにより外部機器を制御するための信
号に変換され、その信号により外部機器が制御される。
制御信号出力ポートc)には制御すべき外部機器に応じた
各種インタフェイスボードを挿入することができるた
め、本発明に係る分光光度計は、汎用情報処理装置を用
いることなく、測定結果に応じて多様な外部機器を制御
することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例である分光光度計を図1〜
図3により説明する。本実施例の分光光度計10は、図
3に示すように、電子部品の洗浄等に使用される洗浄液
の汚れ具合を測定し、その測定結果に応じて洗浄液を新
しいものと交換するという洗浄液モニタシステムに用い
られているものである。このシステムでは、洗浄液のタ
ンク31からポンプ33により洗浄液32を汲み出し、
分光光度計10の試料室35内のフローセル36に導入
して、その汚れ具合を特定波長における吸光度により判
定する。特定波長の吸光度が所定の基準値以上となった
場合、洗浄液交換装置38がタンク31内の洗浄液32
を廃棄し、新しい洗浄液32をタンク31に入れる。こ
のような作業を行なうためには、測定用の試料を汲み出
すポンプ33及び洗浄液交換装置38を動作させる必要
があるが、この中でも特に洗浄液交換装置38の動作
は、洗浄液の汚れ具合の測定結果に依存する。そこで、
本実施例の分光光度計10では、外部機器制御用のイン
タフェイスボード27を挿入するためのスロットを装置
本体内に設けている。
【0008】図1に示すように、本実施例の分光光度計
10は、光源11、分光器12、高次光カットフィルタ
14、試料セル15(図3の洗浄液モニタシステムでは
フローセルを用いている)、及び、光検出器16から成
る測定部の他に、これらを制御するために、CPU1
9、メモリ20、コンソール部24(入力用のキーボー
ド及び出力用のディスプレイを備えている)、アンプ1
7、A/Dコンバータ18、及び、内部装置制御用I/
Oポート21から成る制御部を備えている。制御部のC
PU19は、メモリ20中の読み出し専用メモリ(RO
M)領域に格納されているプログラムに従い、アンプ、
A/Dコンバータ18を通して入力される光検出器16
からの測定信号に基づいて試料セル15中の試料の吸光
度を算出する。試料の分析を行なう際は、更に、測定波
長域に応じて光源11(可視光光源又は紫外線光源)の
選択、分光器12内の分光素子(グレーティング)の設
定・走査、高次光カットフィルタ14(各種波長用のフ
ィルタが複数配列されている)の選択、試料セル15の
移動を、内部装置制御用I/Oポート21を介して制御
する。
【0009】以上までの構造は従来の分光光度計10と
同様であるが、本実施例の分光光度計10はその他に、
上記各装置を接続する内部バス29に外部機器制御用I
/Oポート25を接続し、そこに、外部機器制御用イン
タフェイスボード27を差し込むためのスロット30を
設けている。このスロット30にはI/Oポート25の
他、外部機器制御用インタフェイスボード27の端子2
8と適合する端子26、CPU19の出力用のポート番
号を特定するためのスイッチ(可変とするために、ディ
ップスイッチとしてもよい)、内部バス29とインタフ
ェイスボード27の外部バスとの間の信号の整合をとる
ための変換器等が設けられている。このスロット30に
インタフェイスボード27を差し込み、両端子26、2
8を接続することにより、CPU19は外部機器をも制
御することができるようになる。
【0010】その一例を示すと、図3の洗浄液モニタシ
ステムの場合、ポンプ33をオン・オフするためのポン
プ制御信号を生成する回路、及び、洗浄液交換装置38
の動作を制御するための制御信号(例えば、単なる起動
・停止信号、或いは、送液量制御信号等)を生成する回
路をインタフェイスボード27に搭載し、このインタフ
ェイスボード27を分光光度計本体のスロット30に差
し込む。そして、分光光度計10のCPU19を図2に
示すように動作させる。まず、メモリ20中のROM領
域から制御用プログラムを読み出す(ステップS1)。
ここで、多様な外部機器に対応できるような汎用性をも
たせるためには、制御用プログラムを分光光度計本体
(のROM領域)に予め格納しておくのではなく、別
途、メモリカード(JEIDA形式等の標準的なものを
用いることが望ましい)を差し込むためのスロットを設
けておき、そこに制御対象に応じたプログラムを格納し
たメモリカードを差し込んで、読み込むようにすること
が好ましい。
【0011】次に、読み込んだ制御プログラムをスター
トさせ(ステップS2)、最初に、内部装置制御用I/
Oポート21を介して光源11、分光器12等の内部装
置を制御することにより、適当な測定条件を設定する。
条件設定が完了した後、測定を行ない、測定結果である
光検出器16からの測定信号をA/Dコンバータ18を
介して入力する(ステップS3)。この測定信号を基
に、測定データを生成する(ステップS4)。例えば、
図3の洗浄液モニタシステムの場合には、吸光度の値が
測定データとなる。このとき、ダブルビーム式の分光光
度計の場合には、参照光の強度との比をとることにより
吸光度を算出し、測定データとする。この測定データは
そのままコンソール部24のディスプレイに表示しても
よい。次に、この測定データに基づいて制御信号を生成
する(ステップS5)。今の場合、吸光度が所定の限界
値以下である(試料が光を多く透過させる)場合には、
一旦ポンプ33を停止させるためのポンプ制御信号を生
成する。この場合、CPU19は所定時間後にポンプ3
3を再開させて再度洗浄液の吸光度を測定する。吸光度
が所定の限界値以上である(試料が光を透過しなくなっ
た)場合には、同様にポンプ33を停止するための制御
信号を生成すると共に、洗浄液交換装置38を稼働させ
るための制御信号を生成する。CPU19はこの制御信
号を、外部機器制御用I/Oポート25のポート番号を
指定して出力する。これにより、制御信号は外部機器制
御用I/Oポート25に差し込まれたインタフェイスボ
ードによりポンプ制御用の信号及び洗浄液交換装置用の
信号に変換され、各機器の制御が行なわれる(すなわ
ち、タンク31内の洗浄液の汚れが所定のレベル以上と
なったときには、タンク31内の汚れた洗浄液32が新
しい液に交換される)。
【0012】図4に本発明の分光光度計10の別の応用
例を示す。このシステムは、装置A44及び装置B46
からの排水が流れ込む排水管41の排水42中の特定の
成分の濃度を、それらの装置44、46の下流側で図1
に示す分光光度計10により連続的に測定し、その成分
の濃度が常に一定のレベル以下となるように、各装置4
4、46と排水管41との間の弁43、45を制御する
ものである。本システムの場合には、それらの弁43、
45の他に、排水42をサンプリングするためのポンプ
48、及び、サンプリング用の弁47を制御するが、基
本的には図3に示したシステムと同様であり、分光光度
計10で測定した濃度値(測定データ)に応じて、本体
内に挿入されたインタフェイスボード37を介して弁4
3、45を制御する。このように、本実施例の分光光度
計10は、各制御対象システムに応じたインタフェイス
ボード27、37を本体内のスロット30に差し込むの
みで、各種対象を制御することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る分光光度計が備える制御信
号出力ポートには、制御すべき外部機器に応じた各種イ
ンタフェイスボードを挿入することができるため、本発
明に係る分光光度計は、汎用情報処理装置を用いること
なく、それ自身で測定結果に応じた外部機器の制御を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である外部機器制御用ボー
ド差し込み式分光光度計。
【図2】 実施例の分光光度計が外部機器を制御する際
の処理のフローチャート。
【図3】 実施例の分光光度計が利用される洗浄液モニ
タシステムの構成図。
【図4】 実施例の分光光度計が利用される排水モニタ
システムの構成図。
【符号の説明】
10…分光光度計 21…内部装置
制御用I/Oポート 25…外部機器制御用I/Oポート 30…スロット 29…内部バス 27、37…外部機器制御用インタフェイスボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の光を分光することにより得られる
    単色光を試料に照射し、試料を通過した又は試料により
    反射された光の強度を光検出器で測定することにより試
    料に関する測定を行なう分光光度計において、 a)光検出器からの測定信号に基づき、測定データを生成
    する測定信号処理手段と、 b)測定信号処理手段が生成する測定データに基づき、外
    部機器を制御するための制御信号を生成する制御信号生
    成手段と、 c)制御信号生成手段が生成した制御信号を外部機器を制
    御するための信号に変換するインタフェイスボードが挿
    入され得る制御信号出力ポートとを備えることを特徴と
    する分光光度計。
JP31148992A 1992-10-26 1992-10-26 分光光度計 Pending JPH06138023A (ja)

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JP31148992A JPH06138023A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 分光光度計

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214546B2 (ja) * 1977-12-28 1987-04-02 Atokemu Soc
JPS646817A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Hioki Electric Works Recorder
JPH03131722A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Shinei Denki Seisakusho:Kk データロガ装置
JPH04223234A (ja) * 1990-12-25 1992-08-13 Shimadzu Corp 分光光度計

Patent Citations (4)

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