JPH06137763A - 遠赤外線放射球 - Google Patents

遠赤外線放射球

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JPH06137763A
JPH06137763A JP33087792A JP33087792A JPH06137763A JP H06137763 A JPH06137763 A JP H06137763A JP 33087792 A JP33087792 A JP 33087792A JP 33087792 A JP33087792 A JP 33087792A JP H06137763 A JPH06137763 A JP H06137763A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な絶縁性を確保しつつ量産性の向上、お
よび軽量化の図られた遠赤外線放射球の提供。 【構成】 アニミ板などの金属板により形成された平板
状箱型のハウジング10の表面に遠赤外線放射層17を
形成するとともに、外部電源からハウジング10に内蔵
された発熱体13に通電を行い、この発熱体13の発熱
に伴って遠赤外線を放射する遠赤外線放射層17から
2.5μ以遠の遠赤外線を放射するように構成し、かつ
発熱体13の上面側とハウジング10の内側面間に、テ
フロン系ポリイミド樹脂シート、または黒色マイカ薄板
による絶縁板14を介在する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既存の設備を改変す
ることなく使用することが可能で、かつ量産性の向上お
よび軽量化の図られた遠赤外線放射球に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば工業用乾燥処理器とし
て、図6に示すように、ガラス球1中にフィラメント
(図示略)をその形状を幾何学的に屈曲させて寸法を小
形化して組み込み、このフィラメントに外部電源と接続
されたソケット部2より通電を行い、2000℃〜22
00℃に温度上昇させて発熱させるとともに、ガラス球
1中に形成した反射鏡3により熱方向を定め、赤外線を
相手方に向けて放射させるように構成されたものが知ら
れている。
【0003】しかしながら、この種の電球は、実際には
0.7〜2.5μ波長帯の近赤外線が放射されているた
め、物体を構成する原子.分子の波長吸収帯である2.
5μ以遠の遠赤外線波長帯とは差異があり、厳密には物
体の分子固有の振動数と適合せず、長時間の乾燥処理を
行わなければ良好な乾燥を行うことができず、効率のよ
い乾燥処理を行えないという問題を有している。
【0004】また、ガラス球であるため破損し易く、し
かもフィラメントの耐久性にも限界があるなどの問題を
有している。
【0005】このため、本発明者らは、先にステンレス
鋼板あるいはアルミ板などの金属板により平板状箱型の
ハウジングを形成し、このハウジング内に内蔵されるフ
ァインセラミックなどによって支持され、かつ通電によ
って発熱する発熱体を備え、ハウジングの裏面ほぼ中央
部より延設される筒状のソケット支持本体の突出端にソ
ケット部を設けるとともに、このソケット部と発熱体と
を通電可能に接続し、発熱体の発熱に伴ってハウジング
の表面に形成されている遠赤外線放射層より、少なくと
も2.5μ以遠の遠赤外線を放射する遠赤外線放射球を
提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
遠赤外線放射球によれば、乾燥処理の効率に優れるとと
もに耐久性に優れ、かつ40℃前後の低温乾燥を行うこ
とができ、しかも既存の設備を改変することなく使用す
ることが可能で、従来の赤外線乾燥用電球に代わり得る
有効な乾燥処理用の遠赤外線放射球を提供することがで
きる。
【0007】しかして、このような遠赤外線放射球の普
及が著しくなってきているため、より一層の良好な効率
性や耐久性あるいは量産性、また製造コストの低減化な
どが要請されてきている。本発明者は、このような事情
に鑑みて、特に良好な絶縁性を確保しつつ量産性の向
上、および軽量化の図られた遠赤外線放射球を提供せん
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な目的を達成するために、アルミ板などの金属板により
形成される平板状箱型のハウジングと、このハウジング
内に内蔵されるとともに、通電により発熱する発熱体
と、発熱体の上面側とハウジングの内側面間に介在さ
れ、テフロン系ポリイミド樹脂シート、または黒色マイ
カ薄板などより形成される絶縁板と、発熱体の下面側に
配置され、マイカ板などにより形成される絶縁.断熱板
と、ハウジングの裏面のほぼ中央部より延設される筒状
のソケット支持本体と、このソケット支持本体の突出端
に設けられ、かつ上記発熱体と通電可能に接続されるソ
ケット部と、ハウジングの表面に形成され、ソケット部
からの通電による発熱体の発熱に伴って、少なくとも
2.5μ以遠の遠赤外線を放射する遠赤外線放射層と、
を具備することを特徴とする。
【0009】また、遠赤外線放射層を有するハウジング
の裏面側には、ソケット支持本体に代えて、外部電現と
の接続用端子、および他ぶざいへの着脱を可能とする取
付け部を設けることを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、ソケット部から発熱体への
通電により、ハウジング表面の遠赤外線放射層より2.
5μ以遠の遠赤外線を放射するとともに、特に発熱体と
ハウジング内側面との絶縁性の確保において、テフロン
系ポリイミド樹脂シートを、または黒色マイカ薄板など
の絶縁板を介在するすることにより、量産性よくまた軽
量化を図りつつ低コストに遠赤外線放射球の製造を行
う。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1はこの発明に係る遠赤外線放射球を示
す斜視図であり、図2は図1におけるI−I線部の説明
用断面図である。同図において、10はステンレス板な
どの金属板により形成された平板状箱型のハウジングで
あり、その底面10aもアルミ板などの金属板により形
成され、ハウジング10内の底面10a上には、ステン
レス製球面板11により電磁波増幅基盤12が支持され
ている。
【0012】この電磁波増幅基盤12の主体は発熱体1
3によって構成されるが、発熱体13としては種々のも
のを用いることができる。この実施例にあっては、図3
(a)(b)に示すように、ハウジング10の形状に合
わせた円板状のマイカ板13aを作製し、このマイカ板
13aの外周に多数の溝部13b,…を形成するととも
に、この溝部13b,…にニッケルクロムよりなる通電
・発熱体13c(材質;NCHRIもしくはHCHW
I,抵抗値;61.03π/m)を巻回したものが用い
られている。
【0013】そして、この発熱体13の上面側には、溝
部13b,…は形成しないがハウジング10の形状に合
わせた円板状の絶縁板14が配置されている。この絶縁
板14は、厚さ約0.1〜0.3mmのテフロン系ポリ
イミド樹脂シート(例えば、古河電工(株)製「商品
名;「カプトン」など)が、熱伝導性に優れれるととも
折曲性を有せず、しかも軽量であり、かつ加工性もよい
ため好適である。
【0014】また、発熱体13上に配置されハウジング
10の内側面間との絶縁性を確保する絶縁板14は、上
記したものの他、例えば約0.35mmの黒色マイカ薄
板などを用いてもよい。
【0015】発熱体13の下面側、すなわちステンレス
製球面板11との間には、絶縁作用および断熱作用を果
たすために、ハウジング10の形状に合わせた円板状の
マイカ板である絶縁・断熱板15が配置されている。
【0016】16,16bは、発熱体13における通電
・発熱線13cの始端側および終端側から分岐・引出さ
れた微弱電流の通電線であり、各引出し端部はそれぞれ
ハウジング10の内側面の上面部分に接続されている。
【0017】17は遠赤外線放射層であり、この遠赤外
線放射層17は上記ハウジング10の表面側に形成され
るとともに、発熱体13からの加熱に伴う微弱電流の通
電により2.5〜12μ波帯域の遠赤外線を放射する。
【0018】この遠赤外線放射層17の具体的な一例を
示せぼ次の如くである。すなわち、ALである過
酸化アルミが酸化分散して溶着されることにより形成さ
れるもので、過酸化アルミ板を硫酸もしくは臭酸などに
より約1時間30分自然発色させ、その発色過程におい
てサブミクロン単位の金属原子化合物が、ハウジング1
0であるアルミ板の表面に酸化分散して溶着し、可視光
では黒に近いグレー色を視認させることとなる。なお、
この遠赤外線放射層17の形成に際しては、スカイアル
ミ(株)製;商品名「スーパーレイ」などを用いて作製
すれば好適である。
【0019】18は筒状のソケット支持本体であり、上
記ハウジング10の底面10aに設けられた開口部10
bにその端部が挿嵌され、かつその端部を折り返して溶
接あるいはカシメなどによってハウジング10の底面1
0aから突出するように取付けられ、その突出端側に
は、従来用いられているような規格サイズ(図6におけ
るD1,L1)のソケット部19を、ソケット支持本体
18と絶縁させつつ装着してある。
【0020】なお、ソケット部19としては通常用いら
れる種々のものを選択することができるが、この実施例
にあっては、絶縁性を有するセラミック材などによりソ
ケット部19が形成され、その先端側の小径部分に金属
性口金を装着し、絶縁性を確保しつつ通電可能とされて
いる。
【0021】そして、このソケット支持本体18内に
は、発熱体13とソケット部19とを通電可能に接続す
るための通電線20a,20bが挿通されており、発熱
体13における通電・発熱体13cの始端側と終端側に
通電線20a,20bのいずれかが接続されるととも
に、この通電線20a,20bはソケット部19の通電
電極19b,19cに接続されている。19aはソケッ
ト部19の外周に設けられたネジ部である。
【0022】また、この遠赤外線放射球は、図6に示し
た従来の赤外線乾燥用電球と、互換性を有するように、
上記ソケット部19は勿論としてその全体の長さLや幅
Dも略同一形状のものとして形成されている。
【0023】次に、この遠赤外線放射球の実験結果を図
4に示す。この実験に用いた測定装置は「日本電子JI
R−100フーリエ変換赤外分光光度計」によった。ま
た、リファレンス;80°および160°,測定温度;
148℃,積算回数;200回,検出器;MCTの条件
下で行った。同図のグラフからも明らかなように、この
発明に係るものは、2.5μ以遠(1/2200=0.
45…)の遠赤外線を安定的に効率よく放射することが
できる。
【0024】次に、この発明に係る遠赤外線放射球と、
従来用いられている赤外線乾燥用電球の対比例を図5に
示す。放射温度計で測定した場合、同図に示すように、
250Wの赤外線乾燥用電球は、300mmの位置にあ
る相手方物体を160°とするが、500mmの位置で
は140°となる。それに対して、この遠赤外線放射球
では63Wのもので、300mmの位置にある相手方物
体を160°とし、かつ500mmの位置でも160°
とする。
【0025】また、放射幅は従来用の赤外線乾燥用電球
は、フィラメントを用いているためH幅となるが、この
遠赤外線放射球では遠赤外線放射層17の略全面から放
射されるので幅H1となり、H<H1となる。
【0026】このように、この発明に係る遠赤外線放射
球は、ハウジング10内に内蔵されている電磁波増幅基
盤12の発熱体13にある一定量の電気を通電すると、
発熱体13が発熱を開始し、この発熱に伴ってハウジン
グ10の表面に形成されている遠赤外線放射層17は加
熱されるとともに、通電線16a,16bを介して発熱
体13側からハウジング10に0.006〜0.008
mAの電流が流れる。
【0027】このため、遠赤外線放射層17中の10
−14/1cm以上の自由電子(通電量で量が左右さ
れる)がランダムに動き、量子に加速を伴う際に遠赤外
線放射層17から2.5μ以遠の電磁波として遠赤外線
が放射される。なお、通電量による適合波長との関係
は、この実施例によれば、55W−11〜16μ、63
W−7〜11μ、81W−7〜8μ、105W−4〜7
μとされている。
【0028】次いで、この電磁波の放射は送風などに遮
られず空気中を伝播し、被物質.物体を構成する元素化
合物に浸透し、電荷(電子量)を持っている分子量(ア
ボガドロの法則)固有の振動数(約45億回/秒以上)
に適合し、元素分子間で摩擦に振動熱を放出し、低温で
効率よく乾燥硬化する。
【0029】すなわち、放射される電磁波は、物体を構
成する原子・分子の波長吸収帯である2.5μ以遠に適
合し、良好に物体の原子中の分子固有の振動を助長する
ことができるため、効率のよい乾燥処理を行うことがで
きる。
【0030】物質・物体内の吸収波長は3〜20μ帯に
集中しているが、従来の赤外線乾燥用電球は放射波長が
2.5μ以下の近赤外線のため、物質・物体の固有分子
の吸収スペクトルは適合率が低い。しかしながら、この
遠赤外線放射球は被加熱物体に遠赤外線波帯域の電磁波
を吸収させるため、上記したように、例えば塗装などそ
の物質・物体を構成する固有元素分子を、毎秒45億回
以上に振動励起させ、瞬時に物質・物体内で熱に交換さ
せ乾燥・硬化させるものである。
【0031】また、ハウジング10の表面には陽極酸化
であるアルマイト処理により遠赤外線放射層17を積層
するように構成されるとともに、ハウジング10の裏面
側には従来品と同一サイズのソケット部19を設けるよ
うに構成されているので、ガラス球1からなる従来品に
比して破損し難いとともに、従来品と互換性を有してい
るので、既存の設備を改変することなく使用することが
できる。
【0032】そして、発熱体13の上面側にはテフロン
系ポリイミド樹脂シート、または黒色マイカ薄板などよ
りなる絶縁板14が配置されて電磁波増幅基盤12が形
成され、この電磁波増幅基盤12の発熱体13ととハウ
ジング10間における絶縁性を上記部材により確保する
ように構成されているので、特に軽量化を図ることがで
き、また量産性よくかつ低コストに製造することができ
る。
【0033】次に、図7に示すものは、この発明の他の
実施例を示すものである。すなわち、遠赤外線放射層1
7を有するハウジング10の裏面側には、上記実施例の
ようにソケット支持本体18を設けるるではなく、引出
し線(図示略)をボルト30aなどによって着脱自在と
する外部電源との接続端子30が設けられ、かつ他部材
への着脱を可能とする断面コ字状等の取付け部31が設
けられる。なお、この取付け部31の形状は、上記のよ
うな作用を果たすものであればどのような形状のもので
もよい。
【0034】したがって、この遠赤外線放射球によれ
ば、上記実施例の効果と同様の効果を有するとともに、
あらゆる場所に設置が可能となる。
【0035】以下に、この発明に係る遠赤外線放射球
を、従来品と比した場合の主な効果を列記する。 1.乾燥の物質・物体の素材適合率は80%以上であ
る。 2.電気消費量では70%の省エネルギー化を図れる。 3.表面放射率では31.6%の高効率である。 4.耐久性では5倍以上の高性能化を図れる。 5.仕上り艷が一段と奇麗になる。 6.ハウジング10と発熱体13間の絶縁性を、量産性
よくかつ低コストで確保でき、しかも軽量化を図ること
ができる。
【0036】また、この発明に係る遠赤外線放射球の用
途としては、次のようなものに適用することがてきる。 1.機械器具製造関係;自動車ボデー塗装乾燥,オート
バイマーキング乾燥,自動車フレーム塗り乾燥,鋳物塗
装乾燥,家電器具塗装乾燥,変圧器ケース塗装乾燥 ,
注入モールド加熱,家具塗装焼付,歯磨きチューブ・ビ
ール缶印刷乾燥,コンデンサ塗装乾燥,粉体塗装乾燥な
ど。 2.化学工業関係;プリント基盤乾燥,塩ビ樹脂ゲル
化,薬品乾燥,アクリル板軟化,印刷インク乾燥など。 3.木材・木製品・建材・紙パルプ関係;家具・バット
の合板乾燥,合板接着剤の乾燥硬化,漆器乾燥,割箸乾
燥,合板塗装乾燥,石膏乾燥,スレートがわら下塗・上
塗乾燥鏡表面文字焼付,耐火ボード樹脂加工,ラミネー
ト海焼付乾燥,壁紙加工処理乾燥など。 4.繊維工業関係;糸の糊付け乾燥,糸の染色乾燥,仮
撚りセッティングなど。 5.食品関係;魚の乾燥・解凍,肉の乾燥・解凍,野菜
・お茶葉肉の乾燥・解凍など。
【0037】また、この発明に係る遠赤外線放射球によ
る乾燥処理にあっては、特に水素結合は破壊し易く、H
Oは容易に飛散するため、スシねたなどの解凍にも大
変有効である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ハウジングに内蔵されている発熱体への通電に伴っ
て、ハウジングの表面に形成されている遠赤外線放射層
から2.5μ以遠の遠赤外線が放射されるので、物体を
構成する原子・分子の波長吸収帯である2.5μ以遠に
適合し、良好に物体の分子固有の振動を助長することが
でき、効率のよい乾燥処理を行うことができる。
【0039】また、発熱体とハウジングの内側面間には
テフロン系ポリイミド樹脂シートを介在して絶縁性を確
保するか、または黒色マイカ薄板などを介在して絶縁性
を確保するように構成されるので、ハウジングと発熱体
間の絶縁性を、量産性よくかつ低コストで確保でき、し
かもより一層の軽量化を図ることができる。
【0040】さらに、請求項2記載の発明によれば、特
にあらゆる場所に設置が可能となるので、より一層使い
勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る遠赤外線放射球の外観斜視図で
ある。
【図2】図1におけるI−I線部の説明用縦断面図であ
る。
【図3】この発明に係る遠赤外線放射球に用いる発熱体
の一例を示す平面図である。
【図4】この発明に係る遠赤外線放射球の遠赤外線放射
データを示すグラフである。
【図5】従来の赤外線乾燥用電球とこの発明に係る遠赤
外線放射球との放射対比の説明用模式図である。
【図6】従来の赤外線乾燥用電球を示す説明図である。
【図7】この発明に係る遠赤外線放射球の他の実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 電磁波増幅基盤 13 発熱体 14 絶縁板 17 遠赤外線放射層 18 ソケット支持本体 19 ソケット部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ板などの金属板により形成される
    平板状箱型のハウジングと、 このハウジング内に内蔵されるとともに、通電により発
    熱する発熱体と、 発熱体の上面側とハウジングの内側面間に介在され、テ
    フロン系ポリイミド樹脂シート、または黒色マイカ薄板
    などより形成される絶縁板と、 発熱体の下面側に配置され、マイカ板などにより形成さ
    れる絶縁・断熱板と、 ハウジングの裏面のほぼ中央部より延設される筒状のソ
    ケット支持本体と、 このソケット支持本体の突出端に設けられ、かつ上記発
    熱体と通電可能に接続されるソケット部と、 ハウジングの表面に形成され、ソケット部からの通電に
    よる発熱体の発熱に伴って、少なくとも2.5μ以遠の
    遠赤外線を放射する遠赤外線放射層と、 を具備することを特徴とする遠赤外線放射球。
  2. 【請求項2】 遠赤外線放射層を有するハウジングの裏
    面側には、ソケット支持本体に代えて、外部電源との接
    続用端子および他部材への着脱を可能とする取付け部を
    設けることを特徴とする請求項1記載の遠赤外線放射
    球。
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