JPH06137547A - 二重給排気筒式燃焼器 - Google Patents
二重給排気筒式燃焼器Info
- Publication number
- JPH06137547A JPH06137547A JP31277092A JP31277092A JPH06137547A JP H06137547 A JPH06137547 A JP H06137547A JP 31277092 A JP31277092 A JP 31277092A JP 31277092 A JP31277092 A JP 31277092A JP H06137547 A JPH06137547 A JP H06137547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air supply
- exhaust
- combustion
- air
- double cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼器の外装ケース内が高温になるのを防止
すると共に騒音も外部に発生させない二重給排気筒式燃
焼器の提供を目的とする。 【構成】 燃焼器の外装ケース１に対して排気と給気の
両機能を果たす二重給排気筒４を外部に延長するように
して接続し、前記二重給排気筒４によって前記外装ケー
ス１内に供給された空気を給気ダクト６によって送風フ
ァン３に導いて燃焼缶体２内に供給すると共に燃焼缶体
２内で発生した排気ガスを前記二重給排気筒４の排気側
へ接続するようにした二重給排気筒式燃焼器であって、
前記燃焼器の外装ケース１内に仕切り壁７を設けて、前
記給気ダクトが配設される背面側と前記燃焼缶体２及び
送風ファン３がある側とを仕切ると共に、前記仕切り壁
７によって仕切られた給気ダクト６側の外装ケース１に
通気手段を設けた。
すると共に騒音も外部に発生させない二重給排気筒式燃
焼器の提供を目的とする。 【構成】 燃焼器の外装ケース１に対して排気と給気の
両機能を果たす二重給排気筒４を外部に延長するように
して接続し、前記二重給排気筒４によって前記外装ケー
ス１内に供給された空気を給気ダクト６によって送風フ
ァン３に導いて燃焼缶体２内に供給すると共に燃焼缶体
２内で発生した排気ガスを前記二重給排気筒４の排気側
へ接続するようにした二重給排気筒式燃焼器であって、
前記燃焼器の外装ケース１内に仕切り壁７を設けて、前
記給気ダクトが配設される背面側と前記燃焼缶体２及び
送風ファン３がある側とを仕切ると共に、前記仕切り壁
７によって仕切られた給気ダクト６側の外装ケース１に
通気手段を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は二重給排気筒式燃焼器に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、燃焼器から外部への排気と外部か
ら燃焼器内への給気を一本の二重筒で行う二重給排気筒
式燃焼器が提供されている。
ら燃焼器内への給気を一本の二重筒で行う二重給排気筒
式燃焼器が提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の二重給排気筒式燃焼器においては、前記二重給排気筒
内を通ってくる空気が排気ガスの熱によって例えば100
℃近くの高温に加熱されることから、その高温に加熱さ
れた空気が燃焼器の外装ケース内の給気ダクトを通るこ
とによって、該給気ダクト自体が放熱体となって、外装
ケース内が高温になるという問題があった。この温度上
昇は燃焼器の各部品や部材の故障を引き起こしたり、外
装ケース自体の温度を上げる等好ましくない。そして外
装ケース内の温度や外装ケース自体の温度の上昇を防止
するために、外装ケースのフロント面やその他の面に適
当な通気孔を設けると、そこから内部の給気ファン音や
燃焼音等が外部に漏れて、騒音の問題が生じる。
の二重給排気筒式燃焼器においては、前記二重給排気筒
内を通ってくる空気が排気ガスの熱によって例えば100
℃近くの高温に加熱されることから、その高温に加熱さ
れた空気が燃焼器の外装ケース内の給気ダクトを通るこ
とによって、該給気ダクト自体が放熱体となって、外装
ケース内が高温になるという問題があった。この温度上
昇は燃焼器の各部品や部材の故障を引き起こしたり、外
装ケース自体の温度を上げる等好ましくない。そして外
装ケース内の温度や外装ケース自体の温度の上昇を防止
するために、外装ケースのフロント面やその他の面に適
当な通気孔を設けると、そこから内部の給気ファン音や
燃焼音等が外部に漏れて、騒音の問題が生じる。
【０００４】そこで本発明は、上記従来技術の欠点を解
消し、燃焼器の外装ケース内が高温になるのを防止する
と共に騒音も外部に発生させない二重給排気筒式燃焼器
の提供を目的とする。
消し、燃焼器の外装ケース内が高温になるのを防止する
と共に騒音も外部に発生させない二重給排気筒式燃焼器
の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の二重給排気筒式燃焼器は、燃焼器の外装ケ
ースに対して排気と給気の両機能を果たす二重給排気筒
を外部に延長するようにして接続し、前記二重給排気筒
によって前記外装ケース内に供給された空気を給気ダク
トによって送風ファンに導いて燃焼缶体内に供給すると
共に燃焼缶体内で発生した排気ガスを前記二重給排気筒
の排気側へ接続するようにした二重給排気筒式燃焼器で
あって、前記燃焼器の外装ケース内に仕切り壁を設け
て、前記給気ダクトが配設される背面側と前記燃焼缶体
及び送風ファンがある側とを仕切ると共に、前記仕切り
壁によって仕切られた給気ダクト側の外装ケースに通気
手段を設けたことを特徴としている。
め、本発明の二重給排気筒式燃焼器は、燃焼器の外装ケ
ースに対して排気と給気の両機能を果たす二重給排気筒
を外部に延長するようにして接続し、前記二重給排気筒
によって前記外装ケース内に供給された空気を給気ダク
トによって送風ファンに導いて燃焼缶体内に供給すると
共に燃焼缶体内で発生した排気ガスを前記二重給排気筒
の排気側へ接続するようにした二重給排気筒式燃焼器で
あって、前記燃焼器の外装ケース内に仕切り壁を設け
て、前記給気ダクトが配設される背面側と前記燃焼缶体
及び送風ファンがある側とを仕切ると共に、前記仕切り
壁によって仕切られた給気ダクト側の外装ケースに通気
手段を設けたことを特徴としている。
【０００６】
【作用】上記本発明の特徴によれば、仕切り壁により、
給気ダクトが配設される外装ケース内背面側が燃焼缶体
や送風ファンがある側と仕切られているため、給気ダク
トから直接的に燃焼缶体や送風ファンに対して放熱され
るのが防止される。そして仕切り壁で仕切られた給気ダ
クト側の外装ケースには通気手段が設けられているの
で、給気ダクト側での放熱が前記通気手段によって外部
に適当に発散され、冷却がなされる。そして燃焼缶体や
送風ファンのある側からの音は前記仕切り壁によって遮
断されるため、通気手段からは外部に漏れず、騒音の発
生も予防できる。
給気ダクトが配設される外装ケース内背面側が燃焼缶体
や送風ファンがある側と仕切られているため、給気ダク
トから直接的に燃焼缶体や送風ファンに対して放熱され
るのが防止される。そして仕切り壁で仕切られた給気ダ
クト側の外装ケースには通気手段が設けられているの
で、給気ダクト側での放熱が前記通気手段によって外部
に適当に発散され、冷却がなされる。そして燃焼缶体や
送風ファンのある側からの音は前記仕切り壁によって遮
断されるため、通気手段からは外部に漏れず、騒音の発
生も予防できる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図１は本発明の実施例を示す二重給排気筒式
燃焼器の縦断面図、図２は燃焼缶体や送風ファン等を除
いた内部の状態も示す外装ケースの斜視図、図３は図１
のＡ−Ａ断面図、図４は他の実施例を説明する断面図で
ある。
説明する。図１は本発明の実施例を示す二重給排気筒式
燃焼器の縦断面図、図２は燃焼缶体や送風ファン等を除
いた内部の状態も示す外装ケースの斜視図、図３は図１
のＡ−Ａ断面図、図４は他の実施例を説明する断面図で
ある。
【０００８】図１から図３において、燃焼器の外装ケー
ス１内に燃焼缶体２が設けられており、またこの燃焼缶
体２に燃焼用空気を供給する送風ファン３が設けられて
いる。また図示しない燃料供給ポンプを同様に外装ケー
ス１内に設けてもよい。前記燃焼缶体２内には燃焼管や
燃焼室が設けられ、また燃焼缶体の外周に熱交換用の水
管を巻回して、給湯器とすることができる。一方、外装
ケース１の上面から二重給排気筒４が延設され、家屋等
の壁から外部に臨むようになされている。この二重給排
気筒４の内管4a内を排気ガスが通って外部へ排気され
る。また内管4aと外管4bとの間を通って外部の新鮮な空
気が外装ケース１内に導かれる。
ス１内に燃焼缶体２が設けられており、またこの燃焼缶
体２に燃焼用空気を供給する送風ファン３が設けられて
いる。また図示しない燃料供給ポンプを同様に外装ケー
ス１内に設けてもよい。前記燃焼缶体２内には燃焼管や
燃焼室が設けられ、また燃焼缶体の外周に熱交換用の水
管を巻回して、給湯器とすることができる。一方、外装
ケース１の上面から二重給排気筒４が延設され、家屋等
の壁から外部に臨むようになされている。この二重給排
気筒４の内管4a内を排気ガスが通って外部へ排気され
る。また内管4aと外管4bとの間を通って外部の新鮮な空
気が外装ケース１内に導かれる。
【０００９】前記燃焼缶体２上部の排気ガス集合室2aか
ら排気内管５が立設されており。この排気内管５が前記
二重給排気筒４の内管4aと連結される。一方、二重給排
気筒４から外装ケース１内に導入された空気は、外装ケ
ース１内天井部から外装ケース１内背面側に配設された
給気ダクト６内に入り、下方に導かれた後、接続管6aを
経て前記送風ファン３に導かれる。そしてファン３から
燃焼缶体２に導かれる。
ら排気内管５が立設されており。この排気内管５が前記
二重給排気筒４の内管4aと連結される。一方、二重給排
気筒４から外装ケース１内に導入された空気は、外装ケ
ース１内天井部から外装ケース１内背面側に配設された
給気ダクト６内に入り、下方に導かれた後、接続管6aを
経て前記送風ファン３に導かれる。そしてファン３から
燃焼缶体２に導かれる。
【００１０】前記外装ケース１の内部に、仕切り壁７が
設けられている。この仕切り壁７により前記燃焼缶体２
や送風ファン３がある側を前記給気ダクト６がある背面
側と仕切っている。即ち、給気ダクト６は仕切り壁７に
よって燃焼缶体２や送風ファン３やその他加熱されるの
が好ましくない部材から、背面側に隔離されている。そ
して給気ダクト６の前記送風ファン３への接続管6aと給
気ダクト６の上部の前記二重給排気筒４との接続部6bの
みが仕切り壁７から突出している。
設けられている。この仕切り壁７により前記燃焼缶体２
や送風ファン３がある側を前記給気ダクト６がある背面
側と仕切っている。即ち、給気ダクト６は仕切り壁７に
よって燃焼缶体２や送風ファン３やその他加熱されるの
が好ましくない部材から、背面側に隔離されている。そ
して給気ダクト６の前記送風ファン３への接続管6aと給
気ダクト６の上部の前記二重給排気筒４との接続部6bの
みが仕切り壁７から突出している。
【００１１】前記仕切り壁７によって仕切られた給気ダ
クト６のある背面側の外装ケース１の側面に通気手段８
が設けられている。この通気手段８によって、給気ダク
ト６のある側の空間が外部と通気し、適当に冷却され
る。
クト６のある背面側の外装ケース１の側面に通気手段８
が設けられている。この通気手段８によって、給気ダク
ト６のある側の空間が外部と通気し、適当に冷却され
る。
【００１２】図４に他の実施例を示す。この実施例では
給気ダクト６の上部の二重給排気筒４との接続部も完全
に仕切り壁10で隔離されるようにしている。仕切り壁に
ついては、要するに、給気ダクト６が配設される外装ケ
ース１内空間を他の加熱を好まない部材から隔離するた
めの手段であるから、給気ダクト６を隔離できるもので
あれば、その配置や形状は特に限定されない。
給気ダクト６の上部の二重給排気筒４との接続部も完全
に仕切り壁10で隔離されるようにしている。仕切り壁に
ついては、要するに、給気ダクト６が配設される外装ケ
ース１内空間を他の加熱を好まない部材から隔離するた
めの手段であるから、給気ダクト６を隔離できるもので
あれば、その配置や形状は特に限定されない。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、請求項１
に記載の二重給排気筒式燃焼器によれば、燃焼器の外装
ケース内に仕切り壁を設けて、給気ダクトが配設される
背面側と燃焼缶体及び送風ファンがある側とを仕切ると
共に、前記仕切り壁によって仕切られた給気ダクト側の
外装ケースに通気手段を設けたので、給気ダクトからの
放熱によって燃焼缶体や送風ファンが加熱されるのを防
止することができる。しかも燃焼缶体や送風ファン側の
内部音を外部へ騒音として出すことなく、内部の熱気だ
けを放出することができる。
に記載の二重給排気筒式燃焼器によれば、燃焼器の外装
ケース内に仕切り壁を設けて、給気ダクトが配設される
背面側と燃焼缶体及び送風ファンがある側とを仕切ると
共に、前記仕切り壁によって仕切られた給気ダクト側の
外装ケースに通気手段を設けたので、給気ダクトからの
放熱によって燃焼缶体や送風ファンが加熱されるのを防
止することができる。しかも燃焼缶体や送風ファン側の
内部音を外部へ騒音として出すことなく、内部の熱気だ
けを放出することができる。
【図１】本発明の実施例を示す二重給排気筒式燃焼器の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】燃焼缶体や送風ファン等を除いた内部の状態も
示す外装ケースの斜視図である。
示す外装ケースの斜視図である。
【図３】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図４】他の実施例を説明する断面図である。
１ 外装ケース ２ 燃焼缶体 ３ 送風ファン ４ 二重給排気管 ６ 給気ダクト ７ 仕切り壁 ８ 通気手段 10 仕切り壁
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼器の外装ケースに対して排気と給気
の両機能を果たす二重給排気筒を外部に延長するように
して接続し、前記二重給排気筒によって前記外装ケース
内に供給された空気を給気ダクトによって送風ファンに
導いて燃焼缶体内に供給すると共に燃焼缶体内で発生し
た排気ガスを前記二重給排気筒の排気側へ接続するよう
にした二重給排気筒式燃焼器であって、前記燃焼器の外
装ケース内に仕切り壁を設けて、前記給気ダクトが配設
される背面側と前記燃焼缶体及び送風ファンがある側と
を仕切ると共に、前記仕切り壁によって仕切られた給気
ダクト側の外装ケースに通気手段を設けたことを特徴と
する二重給排気筒式燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31277092A JPH06137547A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 二重給排気筒式燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31277092A JPH06137547A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 二重給排気筒式燃焼器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137547A true JPH06137547A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=18033210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31277092A Pending JPH06137547A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 二重給排気筒式燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137547A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853286A1 (fr) * | 2003-04-04 | 2004-10-08 | Gruau Laval | Amenagement interieur de vehicule, et vehicule ainsi equipe |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP31277092A patent/JPH06137547A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853286A1 (fr) * | 2003-04-04 | 2004-10-08 | Gruau Laval | Amenagement interieur de vehicule, et vehicule ainsi equipe |
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