JPH0613712B2 - 分解生成油の処理方法 - Google Patents

分解生成油の処理方法

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JPH0613712B2
JPH0613712B2 JP15890385A JP15890385A JPH0613712B2 JP H0613712 B2 JPH0613712 B2 JP H0613712B2 JP 15890385 A JP15890385 A JP 15890385A JP 15890385 A JP15890385 A JP 15890385A JP H0613712 B2 JPH0613712 B2 JP H0613712B2
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喜代次 尾崎
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、固体微粒子を含む分解生成油の処理方法に関
するものである。
〔従来技術〕
炭化水素油を熱分解又は水素化分解することによって分
解生成油を得、これを蒸留処理することによって軽質油
を取得することは種々知られている。このような分解方
法としては、例えば、常圧蒸留残渣油や減圧蒸留残渣油
に固体微粒子からなるコーキング抑制剤を添加したもの
を水素化分解又は熱分解する方法が知られている(特開
昭59−172587号公報、特開昭59−172588号公報)。この
ような分解法により得られた分解生成油は、使用したコ
ーキング抑制剤及び生成コークスを含むが、これを蒸留
処理した時に、蒸留塔の項部又は上部から抜出される軽
質油にそのコーキングン抑制剤及び生成コークスが同伴
され、コーキング抑制剤の損失と共に、軽質油の品質が
損われるという問題がある他、その同伴としたコーキン
グ抑制剤及び生成コークスが原因となって、蒸留塔壁面
やインターナルに汚染を生じさせたり、軽質油の抜出し
配管系やそれに付設したバルブ、熱交換器等に閉塞が起
る等の問題も生じる。また、このような問題は、コーカ
ーやビスブレーカー等の熱分解装置から得られる熱分解
生成油についても見られる。即ち、これらの熱分解生成
油には、熱分解で副生したコークス微粒子が含まれ、こ
の熱分解生成油を蒸留処理した時に、コークス微粒子が
軽質油に同伴され、前記と同様の問題を生じる。
〔目的〕
本発明は、従来技術に見られる前記問題を解決すること
を目的とする。
〔構成〕
本発明によれば、塔下部に液溜部を有する常圧蒸留塔に
対し、固体微粒子を含む分解生成油を該液溜部より下部
の位置から供給し、原料炭化水素油を該液溜部より上部
の位置から流下させると共に、該塔項部又は塔上部から
軽質油を抜出し、該液溜部から液状油を抜出し、かつ該
塔底部から残渣油を抜出す常圧蒸留処理工程と、塔下部
に液溜部を有する減圧蒸留塔に対し、前記常圧蒸留塔底
部から抜出された残渣油を該液溜部より下部の位置から
供給し、前記常圧蒸留塔液溜部から抜出された液状油を
該液溜部より上部の位置から流下させると共に、該塔項
部又は塔上部から軽質油を抜出し、該液溜部から液状油
を抜出し、かつ該塔底部から残渣油を抜出す減圧蒸留処
理工程とからなり、該減圧蒸留塔液溜部から抜出された
液状油を分解反応器へ供給することを特徴とする固体微
粒子を含む分解生成油の処理方法が提供される。
次に本発明を図面により説明すると、図面において、1
は常圧蒸留塔、2は減圧蒸留塔を示し、各蒸留塔は、そ
の下部に液受皿3及び4がそれぞれ付設され、蒸留に際し
ては、この液受皿3,4に液状油が溜り、液溜部a,bが形成
される。16はエゼクターであり、減圧蒸留塔2を減圧に
保持するためのものである。13は分解反応器である。
分解反応器13から得られた固体微粒子を含む分解生成油
は、ライン14を通り、常圧蒸留塔1の液溜部aより下部
に供給される。一方、この常圧蒸留塔1には、原料油と
しての炭化水素油がライン5を通って、液溜部aより上部
の位置に供給される。従って、この常圧蒸溜塔1では、
固体微粒子を含む分解生成油の蒸気は、塔内を上昇する
間に、ライン5から供給され、塔内を流下する炭化水素
油と気液接触する。その結果、分解生成油の蒸気に同伴
されて上昇する固体微粒子は、その気液接触により、蒸
気中から除去され、塔内を流下する液状炭化水素油中に
移行する。そして、固体微粒子を含む未蒸発の原料炭化
水素油と分解生成油蒸気の凝縮液からなる液状油は、液
受皿3に溜まり、常圧蒸留塔液溜部aが形成される。
常圧蒸留塔1においては、その頂部から、ライン6によ
り軽質油が抜出される。この軽質油は、ライン5から供
給される原料炭化水素油に由来する部分と、ライン14か
ら供給される熱分解生成油に由来する部分とからなるも
のであるが、前記したように、熱分解生成油蒸気に同伴
された固体微粒子は、塔内を流下する原料炭化水素油と
の接触により蒸気中から除去されることから、この軽質
油には、固体微粒子は含まれない。なお、この常圧蒸留
塔1においては、軽質油は塔項又は塔上部から抜出し得
る他、多段に分けて抜出すこともでき、例えば、塔頂部
の他、塔上部の複数個所から抜出すこともできる。
本発明においては、常圧蒸留塔1の液溜部aから液状油を
ライン7を通して抜出し、減圧蒸留塔2の液溜部bより上
部の位置に供給すると共に、常圧蒸留塔残渣油をライン
8を通して抜出し、減圧蒸留塔2の液溜部bより下部の位
置に供給する。この残渣油は固体微粒子を含む。減圧蒸
留塔2では、残渣油の蒸気は、塔内を上昇する間に、ラ
イン7から供給され、塔内を流下する常圧蒸留塔液溜部a
からの液状油と気液接触する。その結果、残渣油の蒸気
に同伴されて上昇する固体微粒子は、その気液接触によ
り、蒸気中から除去され、減圧蒸留塔を流下する液状油
中に移行する。そして、未蒸発の常圧蒸留塔液溜部aか
らの液状油と、常圧蒸留塔残渣油蒸気の凝縮液からなる
液状油は、液受皿4に溜まり、減圧蒸溜塔液溜部bが形成
される。
減圧蒸留塔2においては、その上部から、ライン9によ
り、軽質油が抜出される。この軽質油は、ライン7から
供給される常圧蒸留塔液溜部aからの液状油に由来する
部分と、ライン4から供給される常圧蒸留残渣油に由来
する部分とからなるものであるが、前記したように、常
圧蒸留塔残渣油蒸気に同伴された固体粒子は、ライン7
を通って供給され、塔内を流下する常圧蒸留塔液溜部a
からの液状油との接触により蒸気中から除去されること
から、この軽質油には固体微粒子は含まれない。
本発明においては、減圧蒸留塔2の液溜部bから液状油を
ライン10を通して抜出し、分解反応器13に供給する。減
圧蒸留塔2の底部から減圧蒸留塔残渣油をライン11を通
して抜出し、必要に応じてその一部をライン12及びライ
ン15を通して分解反応器13に循環する。
本発明において、常圧蒸留塔液溜部aから抜出された液
状油を減圧蒸留塔2に供給する場合、この液状油は、図
面に示したように液溜部bより上部の位置に直接供給す
ることができる他、液溜部bにいったん供給し、この液
溜部bの液状油をポンプにより液溜部bより上部の位置に
供給し、塔内を流下させることもできる。この場合に
は、液留部bより上部の位置から塔内を流下させる液状
油の割合を、そのポンプにより調節し得る。また、この
ような操作は、常圧蒸留塔1に対しても適用することが
できる。
本発明において、ライン5から常圧蒸留塔1に供する原料
炭化水素油は、分解反応原料となり得る高沸点成分を含
むものであればよく、このような原料油としては、例え
ば、原油、石炭液化油、タールサンド油、原油の常圧蒸
留残渣油、減圧蒸留残渣油等が挙げられる。これらの原
料油は、分解反応の種類及び目的とする分解生成油の性
状等に応じて適当に選定すればよい。
本発明において、前記原料炭化水素油は、常圧蒸留塔1
及び減圧蒸留塔2を通過する前に、軽質留分は除去さ
れ、分解反応に適した重質成分油が減圧蒸留塔液留部b
から抜出され、ライン10を通り、分解反応器13に送られ
る。従って、本発明の場合は、ライン5を通して供給さ
れる原料炭化水素油としては、前記ように、広範囲の種
類のものが使用可能である。また、本発明の場合、この
原料炭化水素油は、常圧蒸留塔1及び減圧蒸留塔2におい
て、固体微粒子を同伴する分解生成油蒸気に対する洗浄
油としても作用するもので、前記したように、塔底から
上昇する固体微粒子を同伴する分解生成油蒸気と接触
し、固体微粒子を蒸気中から除去する効果を示す。
分解反応器13における分解反応の種類には、熱分解反応
と水素化熱分解反応の両方が包含される。本発明で使用
される好ましい分解反応は、微粒子状のコーキング抑制
剤を用いる水素化分解であり、コーキング抑制剤を加え
た炭化水素油を水素の存在下、温度380〜550℃、圧力30
〜300kg/cm2、滞留時間1〜120分の条件下で処理する方
法である。この場合、コーキング抑制剤としては、典型
元素のみからなる化合物を含む微粒子と、遷移金属又は
遷移金属含有化合物とからなるものであり、例えば、ス
テアリン酸モリブデンとファーネス法カーボンブラック
からなるものや、ステアリン酸モリブデンとデイレード
コークスとからなるもの、オクチル酸銅とホワイトカー
ボンとからなるもの、フェロセンと無煙炭とからなるも
の、レジン酸クロムとγ−アルミナとからなるもの、タ
ングステン酸アンモニウムとα−アルミナとからなるも
の、パナジウムアセチルアセトネートとアセチレンブラ
ックとからなるもの、チタニア粉末とホワイトカーボン
とからなるもの等がある。これらのコーキング抑制剤の
粒子径は1次粒子径として、100μm以下、好ましくは1
0μm以下、特に1μm以下である。コーキング抑制剤の
添加量は、水素化熱分解反応器に供給される炭化水素油
に対し、0.01〜10重量%である。
なお、前記したようなコーキング抑制剤を用いる水素化
熱分解反応については、例えば、特開昭59−172587号公
報及び特開昭59−172588号公報等に詳記されている。
図面に示した本発明の実施説明図において、分解反応器
13として、前記したコーキング抑制剤を用いる炭化水素
油の水素化分解反応器を用いる場合、分解反応器13には
水素又は水素含有ガスが供給され、また、ライン10を通
る液状炭化水素油にはコーキング抑制剤が添加される。
さらに、図面には示されていないが、分解反応器13に
は、熱交換器や、気液分離器等の補助装置が付設される
ことにも留意すべきである。そして、前記コーキング抑
制剤を用いる水素化分解において得られる水素化分解生
成油には、その使用したコーキング抑制剤が含まれる。
本発明の方法は、前記したコーキング抑制剤を含む分解
生成油の他、固体微粒子を含む各種の分解生成油の処理
に適用されるもであり、例えば、コーカーや、ビスブレ
ーカー等から得られるコークス微粒子を含む熱分解生成
油や、流動接触分解装置等から得られる接触微粒子を含
む熱分解生成油等に対しても適用される。
〔実施例〕
図面に示したようなプロセスで、生成コークスと微粒子
状のコーキング抑制剤(ステアリン酸モリブデンとカー
ボンブラック)3.5重量%を含有する水素化分解生成
油を処理した。この場合、ライン5を通して供給する原
料炭化水素油としては、ミナス原油の減圧蒸留残渣油
(沸点550℃以上の留分90重量%)を、前記水素化分解生
成油100重量部に対し、76重量部の割合で用い、また、
常圧蒸留塔1としては、15段の棚段を有するものを用
い、減圧蒸留塔2としては、7段の棚段を有するものを用
いた。原料炭化水素油は、常圧蒸留塔の下から第2段の
棚段に導入し、また常圧蒸留塔1の液溜部aから抜出され
た液状油は、減圧蒸留塔2の下から第2段の棚段に導入し
た。
前記した水素化分解生成油の処理結果、ライン8を通る
残渣油中のコーキング抑制剤含量6.0重量%、ライン
7を通る常圧蒸留塔液溜部aからの液状油中のコーキング
抑制剤含量0.05重量%、ライン11を通る残渣油中のコー
キング抑制剤含量11.0重量%及びライン10を通る減圧蒸
留塔中間留分油中のコーキング抑制剤含量0.11重量%の
結果が得られ、ライン6及びライン9を通って抜出される
軽質油中にはコーキング抑制剤の存在は認められなかっ
た。
〔効果〕
本発明によれば、分解生成油中に含まれる固体微粒子は
軽質油中には同伴されず、最終的に、減圧蒸留通液留部
bから抜出される液状油と残渣油に同伴される。従っ
て、本発明により常圧蒸留塔及び減圧蒸留塔から得られ
る軽質油は、固定微粒子の含まない高品質のものであ
る。本発明の場合、減圧蒸留塔液留部bから抜出される
液状油は、分解原料油として、分解反応器へ供給される
ことから、その中にコーキング抑制剤が含まれていて
も、それをいったん分離する必要はなく、そのまま分解
反応器へ供給すればよく、それ故、本発明は、コーキン
グ抑制剤を用いる炭化水素油の水素化分解反応器から得
られる分解生成油の処理方法として極めてすぐれたもの
ということができる。
さらに、本発明では、原料油として用いる炭化水素油
は、分解反応器へ供給される以前に、常圧蒸留処理と減
圧蒸留処理を受けることから、分解反応器へ供給される
分解原料油(減圧蒸留塔液留部bからの液状油)の性状
は、常圧蒸留塔及び減圧蒸留塔の運転条件によって調整
することができる。従って、本発明の場合には、原料油
の種類が異っても、分解反応器の操作条件を変化させ
ず、常圧蒸留塔及び常圧蒸留塔の運転条件を変えて、分
解反応器へ供給される分解原料油の性状を、分解反応器
に対応したものに調整すればよい。即ち、本発明では、
原料炭化水素油としては、残渣油に限らず、原油、ター
ルサンド油等の広範囲のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施説明図の1例を示すものである。 1……常圧蒸留塔、2……減圧蒸留塔、3,4……液受皿、
a,b……液溜部、13……分解反応器、16……エゼクタ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 喜代次 神奈川県横浜市鶴見区馬場2の25の13 (72)発明者 朝倉 暢彦 神奈川県川崎市多摩区南生田7の19の16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塔下部に液溜部を有する常圧蒸留塔に対
    し、固体微粒子を含む分解生成油を該液溜部より下部の
    位置から供給し、原料炭化水素油を該液溜部より上部の
    位置から流下させると共に、該塔項部又は塔上部から軽
    質油を抜出し、該液溜部から液状油を抜出し、かつ該塔
    底部から残渣油を抜出す常圧蒸留処理工程と、塔下部に
    液溜部を有する減圧蒸留塔に対し、前記常圧蒸留塔底部
    から抜出された残渣油を該液溜部より下部の位置から供
    給し、前記常圧蒸留塔液溜部から抜出された液状油を該
    液溜部より上部の位置から流下させると共に、該塔項部
    又は塔上部から軽質油を抜出し、該液溜部から液状油を
    抜出し、かつ該塔底部から残渣油を抜出す減圧蒸留処理
    工程とからなり、該減圧蒸留塔液溜部から抜出された液
    状油を分解反応器へ供給することを特徴とする固体微粒
    子を含む分解生成油の処理方法。
JP15890385A 1985-07-18 1985-07-18 分解生成油の処理方法 Expired - Lifetime JPH0613712B2 (ja)

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