JPH06134489A - 良質上水供給装置 - Google Patents
良質上水供給装置Info
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- JPH06134489A JPH06134489A JP4282815A JP28281592A JPH06134489A JP H06134489 A JPH06134489 A JP H06134489A JP 4282815 A JP4282815 A JP 4282815A JP 28281592 A JP28281592 A JP 28281592A JP H06134489 A JPH06134489 A JP H06134489A
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- water supply
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/152—Water filtration
Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡便な装置で水道水を原水として飲料水専用
として集中処理し、通常の配管系列とは別に配管して各
蛇口から安全でおいしい水を供給する装置を提供するこ
とにある。 【構成】 上水取込口１０と、上水取込口１０に連結す
るプレフィルタ１３と、プレフィルタ１３の２次側に連
結するアルカリイオン水製造装置１５と、アルカリイオ
ン水製造装置１５の２次側に連結する活性炭吸着槽１７
と、活性炭吸着槽１７の２次側に連絡する中空糸膜フィ
ルタ１９と、活性炭吸着槽１７の２次側と中空糸膜フィ
ルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置と、中空
糸膜フィルタ１９の２次側に連結する処理水槽２９と、
処理水槽２９に連結する給水路３３と、給水路３３に連
結する複数の給水端３７と、各給水端３７に設けた浄水
器３９とで構成した。
として集中処理し、通常の配管系列とは別に配管して各
蛇口から安全でおいしい水を供給する装置を提供するこ
とにある。 【構成】 上水取込口１０と、上水取込口１０に連結す
るプレフィルタ１３と、プレフィルタ１３の２次側に連
結するアルカリイオン水製造装置１５と、アルカリイオ
ン水製造装置１５の２次側に連結する活性炭吸着槽１７
と、活性炭吸着槽１７の２次側に連絡する中空糸膜フィ
ルタ１９と、活性炭吸着槽１７の２次側と中空糸膜フィ
ルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置と、中空
糸膜フィルタ１９の２次側に連結する処理水槽２９と、
処理水槽２９に連結する給水路３３と、給水路３３に連
結する複数の給水端３７と、各給水端３７に設けた浄水
器３９とで構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水を原水として集
中処理する良質上水供給装置に関するものである。
中処理する良質上水供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】水道水は、カルキ臭やカビ臭が年々ひど
くなり、まずくなる一方である。安全衛生面でもビルや
マンションの高架水槽の微生物汚染や赤水の発生をはじ
め、石綿やトリハロメタンその他の発癌性物質の飲料水
への混入問題が指摘されており、安全でおいしい水に対
するニーズは顕在化している。
くなり、まずくなる一方である。安全衛生面でもビルや
マンションの高架水槽の微生物汚染や赤水の発生をはじ
め、石綿やトリハロメタンその他の発癌性物質の飲料水
への混入問題が指摘されており、安全でおいしい水に対
するニーズは顕在化している。
【０００３】そこで、従来では、各蛇口で対応するもの
として蛇口直結型の浄水器が使用されている。蛇口直結
型の浄水器には、不織布等のプレフィルタと活性炭や中
空糸膜フィルタで構成される浄水層が設けられている。
として蛇口直結型の浄水器が使用されている。蛇口直結
型の浄水器には、不織布等のプレフィルタと活性炭や中
空糸膜フィルタで構成される浄水層が設けられている。
【０００４】この浄水器に蛇口から水道水が入ると、固
定分がプレフィルタで捕捉された後、浄水層によってカ
ルキ臭や残留塩素を取り除くことができる。一方、ビル
やマンション等の水道水を集中処理するものとしては、
例えば、水道水をオゾン発生装置と連結する反応塔に導
入して殺菌した後、活性炭吸着槽で臭気物質，トリハロ
メタン等を除去し、次いで、ミネラルを添加し、中空糸
膜フィルタを通して細菌を除去した後、処理水槽に導
き、ここで塩素注入して各蛇口まで給水するものが知ら
れている。
定分がプレフィルタで捕捉された後、浄水層によってカ
ルキ臭や残留塩素を取り除くことができる。一方、ビル
やマンション等の水道水を集中処理するものとしては、
例えば、水道水をオゾン発生装置と連結する反応塔に導
入して殺菌した後、活性炭吸着槽で臭気物質，トリハロ
メタン等を除去し、次いで、ミネラルを添加し、中空糸
膜フィルタを通して細菌を除去した後、処理水槽に導
き、ここで塩素注入して各蛇口まで給水するものが知ら
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】処が、上述した蛇口直
結型の浄水器では、活性炭や中空糸膜フィルタの寿命が
短く、比較的短期間に目詰まりを起こし、濾材使用期間
が短いという問題があった。
結型の浄水器では、活性炭や中空糸膜フィルタの寿命が
短く、比較的短期間に目詰まりを起こし、濾材使用期間
が短いという問題があった。
【０００６】又、蛇口直結型の浄水器を通した水は、カ
ビ臭やトリハロメタン等を取り除くことができない。一
方、水道水を集中処理するものでは、水道水をオゾンに
よって殺菌するため、オゾン発生装置を設置する必要が
あると共に、反応塔及び２次側の貯留槽から排出される
残存オゾンの処理を行う必要があり、装置が大掛かりと
なる。
ビ臭やトリハロメタン等を取り除くことができない。一
方、水道水を集中処理するものでは、水道水をオゾンに
よって殺菌するため、オゾン発生装置を設置する必要が
あると共に、反応塔及び２次側の貯留槽から排出される
残存オゾンの処理を行う必要があり、装置が大掛かりと
なる。
【０００７】又、処理水槽で塩素を注入するため、蛇口
では残留塩素による塩素臭のある水となる。本発明は斯
かる従来の問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、簡便な装置で水道水を原水として飲料水専用
として集中処理し、通常の配管系列とは別に配管して各
蛇口から安全でおいしい水を供給する装置を提供するこ
とにある。
では残留塩素による塩素臭のある水となる。本発明は斯
かる従来の問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、簡便な装置で水道水を原水として飲料水専用
として集中処理し、通常の配管系列とは別に配管して各
蛇口から安全でおいしい水を供給する装置を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る良質上水
供給装置は、上水取込口と、この上水取込口に連結する
プレフィルタと、このプレフィルタの２次側に連結する
アルカリイオン水製造装置と、このアルカリイオン水製
造装置の２次側に連結する活性炭吸着槽と、この活性炭
吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜フィルタと、前記活
性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィルタの１次側との間
に設けた塩素注入装置と、前記中空糸膜フィルタの２次
側に連結する処理水槽と、この処理水槽に連結する給水
路と、この給水路に連結する給水端と、この給水端に設
けた浄水器とで構成されたものである。
供給装置は、上水取込口と、この上水取込口に連結する
プレフィルタと、このプレフィルタの２次側に連結する
アルカリイオン水製造装置と、このアルカリイオン水製
造装置の２次側に連結する活性炭吸着槽と、この活性炭
吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜フィルタと、前記活
性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィルタの１次側との間
に設けた塩素注入装置と、前記中空糸膜フィルタの２次
側に連結する処理水槽と、この処理水槽に連結する給水
路と、この給水路に連結する給水端と、この給水端に設
けた浄水器とで構成されたものである。
【０００９】請求項２に係る良質上水供給装置は、上水
取込口と、この上水取込口に連結するプレフィルタと、
このプレフィルタの２次側に連結するミネラル添加装置
と、このミネラル添加装置の２次側に連結する活性炭吸
着槽と、この活性炭吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜
フィルタと、前記活性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィ
ルタの１次側との間に設けた塩素注入装置と、前記中空
糸膜フィルタの２次側に連結する処理水槽と、この処理
水槽に連結する給水路と、この給水路に連結する給水端
と、この給水端に設けた浄水器とで構成されたものであ
る。
取込口と、この上水取込口に連結するプレフィルタと、
このプレフィルタの２次側に連結するミネラル添加装置
と、このミネラル添加装置の２次側に連結する活性炭吸
着槽と、この活性炭吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜
フィルタと、前記活性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィ
ルタの１次側との間に設けた塩素注入装置と、前記中空
糸膜フィルタの２次側に連結する処理水槽と、この処理
水槽に連結する給水路と、この給水路に連結する給水端
と、この給水端に設けた浄水器とで構成されたものであ
る。
【００１０】
【作用】本発明においては、上水取込口から導入された
上水は、先ず、プレフィルタで粒子の大きな固形分が除
かれる。
上水は、先ず、プレフィルタで粒子の大きな固形分が除
かれる。
【００１１】次いで、上水の電気分解によるアルカリイ
オン水の注入又はミネラルの添加が行われる。次いで、
活性炭吸着槽で臭気物質，トリハロメタン，有機物，残
留塩素が除去される。
オン水の注入又はミネラルの添加が行われる。次いで、
活性炭吸着槽で臭気物質，トリハロメタン，有機物，残
留塩素が除去される。
【００１２】次いで、水道法規則によって要求される0.
1ppmの残留塩素濃度を満足するように塩素が注入され
る。次いで、中空糸膜フィルタで細菌が除去される。
1ppmの残留塩素濃度を満足するように塩素が注入され
る。次いで、中空糸膜フィルタで細菌が除去される。
【００１３】次いで、処理水槽に貯留される。次いで、
処理水槽から給水路を通って各給水端へ送られる。各給
水端では、浄水器によって残留塩素が取り除かれて供給
される。
処理水槽から給水路を通って各給水端へ送られる。各給
水端では、浄水器によって残留塩素が取り除かれて供給
される。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、請求項１に係る良質上水供給装置の一実
施例を示すものである。
する。図１は、請求項１に係る良質上水供給装置の一実
施例を示すものである。
【００１５】図１において、１０は水道水本管等と連結
するための上水取込口である。この上水取込口１０に
は、バルブ等が設けられている。１３は上水取込口１０
に連結するプレフィルタである。このプレフィルタ１３
は、従来の浄水器に設置されている不織布等から成るフ
ィルタで、粒子の大きな固形分を除去するものである。
するための上水取込口である。この上水取込口１０に
は、バルブ等が設けられている。１３は上水取込口１０
に連結するプレフィルタである。このプレフィルタ１３
は、従来の浄水器に設置されている不織布等から成るフ
ィルタで、粒子の大きな固形分を除去するものである。
【００１６】１５はプレフィルタ１３の２次側に連結す
るアルカリイオン水製造装置である。このアルカリイオ
ン水製造装置１５は、水道水を電気分解して陰極側に析
出する金属イオンの混入したアルカリイオン水と、陽極
側に析出する塩素イオン等の混入したアストリンゼンと
に分けた後、アルカリイオン水のみを飲料水として使用
し、アストリンゼンを排出するものである。
るアルカリイオン水製造装置である。このアルカリイオ
ン水製造装置１５は、水道水を電気分解して陰極側に析
出する金属イオンの混入したアルカリイオン水と、陽極
側に析出する塩素イオン等の混入したアストリンゼンと
に分けた後、アルカリイオン水のみを飲料水として使用
し、アストリンゼンを排出するものである。
【００１７】１７はアルカリイオン水製造装置１５の２
次側に連結する活性炭吸着槽である。この活性炭吸着槽
１７は、活性炭が充填されており、水道水中の臭気成
分，トリハロメタン，有機物，残留塩素を除去するため
のものである。
次側に連結する活性炭吸着槽である。この活性炭吸着槽
１７は、活性炭が充填されており、水道水中の臭気成
分，トリハロメタン，有機物，残留塩素を除去するため
のものである。
【００１８】１９は活性炭吸着槽１７の２次側に連絡す
る中空糸膜フィルタである。この中空糸膜フィルタ１９
は、水道水中に混入している細菌を除去するために用い
られているものである。
る中空糸膜フィルタである。この中空糸膜フィルタ１９
は、水道水中に混入している細菌を除去するために用い
られているものである。
【００１９】２１は活性炭吸着槽１７の２次側と中空糸
膜フィルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置で
ある。この塩素注入装置２１は、例えば、塩素タンクと
ポンプとで構成され、水道法規則によって要求される0.
1ppmの残留塩素濃度となるように、塩素を注入するもの
である。
膜フィルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置で
ある。この塩素注入装置２１は、例えば、塩素タンクと
ポンプとで構成され、水道法規則によって要求される0.
1ppmの残留塩素濃度となるように、塩素を注入するもの
である。
【００２０】２３，２５は中空糸膜フィルタ１９の前後
に設けた圧力計である。これら圧力計２３，２５は、中
空糸膜フィルタ１９の前後の圧力を常時測定し、両者に
差が生じた時に、中空糸膜フィルタ１９が目詰まりを起
こしたものとして判断する。
に設けた圧力計である。これら圧力計２３，２５は、中
空糸膜フィルタ１９の前後の圧力を常時測定し、両者に
差が生じた時に、中空糸膜フィルタ１９が目詰まりを起
こしたものとして判断する。
【００２１】２７は中空糸濾過器１９の２次側に設けた
流量計である。この流量計２７は、常時水道水の流量を
検出し、積算流量から交換時期を検知する判断する。２
９は流量計２７の２次側に連結する処理水槽である。こ
の処理水槽２９は、処理された水道水を貯留するもので
ある。
流量計である。この流量計２７は、常時水道水の流量を
検出し、積算流量から交換時期を検知する判断する。２
９は流量計２７の２次側に連結する処理水槽である。こ
の処理水槽２９は、処理された水道水を貯留するもので
ある。
【００２２】この処理水槽２９には、処理された水道水
を冷却するための熱交換器３１が設けられている。３３
は処理水槽２９に連結する給水路である。この給水路２
９には、ポンプ３５が設けられ、処理水槽２９内の処理
水を供給できるようにしてある。
を冷却するための熱交換器３１が設けられている。３３
は処理水槽２９に連結する給水路である。この給水路２
９には、ポンプ３５が設けられ、処理水槽２９内の処理
水を供給できるようにしてある。
【００２３】３７は給水路３３に連結する蛇口から成る
複数の給水端である。３９は各給水端３７に設けた浄水
器である。この浄水器３９は、従来の蛇口直結型の浄水
器である。従って、例えば、不織布等のプレフィルタと
活性炭や中空糸膜フィルタで構成される浄水層が設けら
れている。
複数の給水端である。３９は各給水端３７に設けた浄水
器である。この浄水器３９は、従来の蛇口直結型の浄水
器である。従って、例えば、不織布等のプレフィルタと
活性炭や中空糸膜フィルタで構成される浄水層が設けら
れている。
【００２４】４１は制御装置である。この制御装置４１
は、塩素注入装置２１と圧力計２３，２５と流量計２７
と塩素濃度センサ４３とに連絡している。塩素注入装置
２１に対しては、塩素濃度センサ４３からの検出値に基
づいて、処理した水道水が水道法規則によって要求され
る0.1ppmの残留塩素濃度となるように、常時監視してい
る。
は、塩素注入装置２１と圧力計２３，２５と流量計２７
と塩素濃度センサ４３とに連絡している。塩素注入装置
２１に対しては、塩素濃度センサ４３からの検出値に基
づいて、処理した水道水が水道法規則によって要求され
る0.1ppmの残留塩素濃度となるように、常時監視してい
る。
【００２５】圧力計２３，２５に対しては、時々刻々送
られてくる測定値を監視し、圧力降下が生じ、許容値を
越えた場合に、警告を発する。流量計２７では、常時水
道水の流量を検出し、積算流量から交換時期を検知する
判断する。
られてくる測定値を監視し、圧力降下が生じ、許容値を
越えた場合に、警告を発する。流量計２７では、常時水
道水の流量を検出し、積算流量から交換時期を検知する
判断する。
【００２６】次に、このように構成された本実施例の作
用について説明する。上水取込口１０から導入された水
道水は、先ず、プレフィルタ１３で粒子の大きな固形分
が除かれる。
用について説明する。上水取込口１０から導入された水
道水は、先ず、プレフィルタ１３で粒子の大きな固形分
が除かれる。
【００２７】次いで、アルカリイオン水製造装置１５で
水道水を電気分解して生成したアルカリイオン水を注入
する。次いで、活性炭吸着槽１７で臭気物質，トリハロ
メタン，有機物，残留塩素が除去される。
水道水を電気分解して生成したアルカリイオン水を注入
する。次いで、活性炭吸着槽１７で臭気物質，トリハロ
メタン，有機物，残留塩素が除去される。
【００２８】次いで、塩素注入装置２１で水道法規則に
よって要求される0.1ppmの残留塩素濃度を満足するよう
に塩素が注入される。次いで、中空糸膜フィルタ１９で
細菌が除去される。
よって要求される0.1ppmの残留塩素濃度を満足するよう
に塩素が注入される。次いで、中空糸膜フィルタ１９で
細菌が除去される。
【００２９】次いで、処理水槽２９に貯留される。処理
水槽２９では、熱交換器３１によって冷却される。次い
で、ポンプ３５によって処理水槽２９から吸い上げら
れ、給水路３３を介して各給水端３７へ送られる。
水槽２９では、熱交換器３１によって冷却される。次い
で、ポンプ３５によって処理水槽２９から吸い上げら
れ、給水路３３を介して各給水端３７へ送られる。
【００３０】各給水端３７では、浄水器３９によって残
留塩素が取り除かれる。又、給水路３３内を流動する水
は、常にポンプ３５によって圧送されているので、各給
水端３７から排出されなかった場合には、滞留すること
なく、処理水槽２９に戻される。
留塩素が取り除かれる。又、給水路３３内を流動する水
は、常にポンプ３５によって圧送されているので、各給
水端３７から排出されなかった場合には、滞留すること
なく、処理水槽２９に戻される。
【００３１】一方、中空糸膜フィルタ１９の前後に設け
た圧力計２３，２５では、中空糸膜フィルタ１９の前後
の圧力差を常時検出し、そのデータを制御装置４１に送
っている。
た圧力計２３，２５では、中空糸膜フィルタ１９の前後
の圧力差を常時検出し、そのデータを制御装置４１に送
っている。
【００３２】圧力計２３，２５間に圧力差が生じ、その
値が所定値を越えた場合には、制御装置４１では、中空
糸膜フィルタ１９が目詰まりを起こしたと判断し、警告
を発する。
値が所定値を越えた場合には、制御装置４１では、中空
糸膜フィルタ１９が目詰まりを起こしたと判断し、警告
を発する。
【００３３】又、流量計２７によって測定される値が所
定値を越えた場合には、制御装置４１では、交換時期が
到来したと判断し、警告を発する。更に、制御装置４１
には、処理水槽２９内に設けた塩素濃度センサ４３から
時々刻々と信号が送られている。その検出値に基づい
て、処理した水道水が水道法規則によって要求される0.
1ppmの残留塩素濃度となるように、常時監視している。
定値を越えた場合には、制御装置４１では、交換時期が
到来したと判断し、警告を発する。更に、制御装置４１
には、処理水槽２９内に設けた塩素濃度センサ４３から
時々刻々と信号が送られている。その検出値に基づい
て、処理した水道水が水道法規則によって要求される0.
1ppmの残留塩素濃度となるように、常時監視している。
【００３４】そして、残留塩素濃度が基準値を越えた場
合又は下回った場合には、塩素注入装置２１を制御し、
常に基準値となるようにする。以上のように、本実施例
によれば、上水取込口１０と、上水取込口１０に連結す
るプレフィルタ１３と、プレフィルタ１３の２次側に連
結するアルカリイオン水製造装置１５と、アルカリイオ
ン水製造装置１５の２次側に連結する活性炭吸着槽１７
と、活性炭吸着槽１７の２次側に連絡する中空糸膜フィ
ルタ１９と、活性炭吸着槽１７の２次側と中空糸膜フィ
ルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置と、中空
糸膜フィルタ１９の前後に設けた圧力計２３，２５と、
中空糸濾過器１９の２次側に設けた流量計２７と、流量
計２７の２次側に連結する処理水槽２９と、処理水槽２
９に連結する給水路３３と、給水路３３に連結する複数
の給水端３７と、各給水端３７に設けた浄水器３９と、
圧力計２３，２５と流量計２７と塩素濃度センサ４３と
塩素注入装置２１とに連絡する制御装置４１とで構成さ
れたものであるから、取り込まれた水道水には、プレフ
ィルタ１３，アルカリイオン水製造装置１５，活性炭吸
着槽１７，塩素注入装置２１，中空糸膜フィルタ１９の
間で、粒子の大きな固形分が除かれ、アルカリ水が注入
され、臭気物質，トリハロメタン，有機物，残留塩素が
除去され、水道法規則によって要求される0.1ppmの残留
塩素濃度とされた後に、細菌が除去される１次処理が施
され、処理水槽２９に貯留された水道水には、給水路３
３を介して給水端３７から供給される際に浄水器３９に
よる残留塩素の除去を行う２次処理が施されることとな
る。
合又は下回った場合には、塩素注入装置２１を制御し、
常に基準値となるようにする。以上のように、本実施例
によれば、上水取込口１０と、上水取込口１０に連結す
るプレフィルタ１３と、プレフィルタ１３の２次側に連
結するアルカリイオン水製造装置１５と、アルカリイオ
ン水製造装置１５の２次側に連結する活性炭吸着槽１７
と、活性炭吸着槽１７の２次側に連絡する中空糸膜フィ
ルタ１９と、活性炭吸着槽１７の２次側と中空糸膜フィ
ルタ１９の１次側との間に設けた塩素注入装置と、中空
糸膜フィルタ１９の前後に設けた圧力計２３，２５と、
中空糸濾過器１９の２次側に設けた流量計２７と、流量
計２７の２次側に連結する処理水槽２９と、処理水槽２
９に連結する給水路３３と、給水路３３に連結する複数
の給水端３７と、各給水端３７に設けた浄水器３９と、
圧力計２３，２５と流量計２７と塩素濃度センサ４３と
塩素注入装置２１とに連絡する制御装置４１とで構成さ
れたものであるから、取り込まれた水道水には、プレフ
ィルタ１３，アルカリイオン水製造装置１５，活性炭吸
着槽１７，塩素注入装置２１，中空糸膜フィルタ１９の
間で、粒子の大きな固形分が除かれ、アルカリ水が注入
され、臭気物質，トリハロメタン，有機物，残留塩素が
除去され、水道法規則によって要求される0.1ppmの残留
塩素濃度とされた後に、細菌が除去される１次処理が施
され、処理水槽２９に貯留された水道水には、給水路３
３を介して給水端３７から供給される際に浄水器３９に
よる残留塩素の除去を行う２次処理が施されることとな
る。
【００３５】そのため、本実施例によれば、１次処理に
よって、浄水器３９に掛かる付加が軽減されるから、２
次処理時には残留塩素の処理のみを行えば良くなり、塩
素臭のない、よりおいしい水を供給できると共に、従来
の蛇口直結型の浄水器に比して濾材使用期間を遙かに長
くできるという利点がある。
よって、浄水器３９に掛かる付加が軽減されるから、２
次処理時には残留塩素の処理のみを行えば良くなり、塩
素臭のない、よりおいしい水を供給できると共に、従来
の蛇口直結型の浄水器に比して濾材使用期間を遙かに長
くできるという利点がある。
【００３６】又、本実施例によれば、従来の集中処理の
ように、オゾンを使用しないため、装置が小型化し、か
つ２次公害の生ずる虞もない。尚、上記実施例では、流
量計２７を中空糸膜フィルタ１９の２次側に設けた場合
について説明したが、活性炭吸着槽１７の２次側に設け
ても良い。
ように、オゾンを使用しないため、装置が小型化し、か
つ２次公害の生ずる虞もない。尚、上記実施例では、流
量計２７を中空糸膜フィルタ１９の２次側に設けた場合
について説明したが、活性炭吸着槽１７の２次側に設け
ても良い。
【００３７】又、上記実施例では、制御装置４１によっ
て活性炭吸着槽１７と中空糸膜フィルタ１９との交換時
期の表示を行うようにしたが、これに限らず、圧力計２
３，２５と流量計２７の表示を読み取るようにしても良
い。
て活性炭吸着槽１７と中空糸膜フィルタ１９との交換時
期の表示を行うようにしたが、これに限らず、圧力計２
３，２５と流量計２７の表示を読み取るようにしても良
い。
【００３８】更に、上記実施例では、制御装置４１によ
って塩素注入装置２１を制御するようにしたが、処理水
槽２９に設けた塩素濃度センサ４３による定期検査に基
づいて調節するようにしても良い。
って塩素注入装置２１を制御するようにしたが、処理水
槽２９に設けた塩素濃度センサ４３による定期検査に基
づいて調節するようにしても良い。
【００３９】更に又、上記実施例では、プレフィルタ１
３の２次側にアルカリイオン水製造装置１５を設けた場
合について説明したが、請求項２に記載の如く、ミネラ
ル添加装置としても良い。
３の２次側にアルカリイオン水製造装置１５を設けた場
合について説明したが、請求項２に記載の如く、ミネラ
ル添加装置としても良い。
【００４０】この場合には、おいしい水として評判の水
の成分に酷似した金属イオン、例えば、カルシウム，マ
グネシウム，カリウム，ナトリウム等、が供給できるよ
うに調整したミネラルタンクを用意し、これをポンプに
よって添加するようにする。
の成分に酷似した金属イオン、例えば、カルシウム，マ
グネシウム，カリウム，ナトリウム等、が供給できるよ
うに調整したミネラルタンクを用意し、これをポンプに
よって添加するようにする。
【００４１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上水取込
口から導入された上水は、プレフィルタで粒子の大きな
固形分が除かれた後、アルカリイオン水の注入又はミネ
ラルの添加が行われ、活性炭吸着槽で臭気物質，トリハ
ロメタン，有機物，残留塩素が除去され、水道法規則に
よって要求される0.1ppmの残留塩素濃度を満足するよう
に塩素が注入され、中空糸膜フィルタで細菌が除去され
るという１次処理が施された後に、処理水槽に貯留され
たミネラルウォーター等の処理水は、給水路を介して各
給水端へ送られ、各給水端では、浄水器によって残留塩
素が取り除かれる２次処理が施されるように構成されて
いるので、塩素臭のない、よりおいしい水を供給できる
と共に、従来の蛇口直結型の浄水器と比較して浄水器の
濾材使用期間を遙かに長くすることができる。
口から導入された上水は、プレフィルタで粒子の大きな
固形分が除かれた後、アルカリイオン水の注入又はミネ
ラルの添加が行われ、活性炭吸着槽で臭気物質，トリハ
ロメタン，有機物，残留塩素が除去され、水道法規則に
よって要求される0.1ppmの残留塩素濃度を満足するよう
に塩素が注入され、中空糸膜フィルタで細菌が除去され
るという１次処理が施された後に、処理水槽に貯留され
たミネラルウォーター等の処理水は、給水路を介して各
給水端へ送られ、各給水端では、浄水器によって残留塩
素が取り除かれる２次処理が施されるように構成されて
いるので、塩素臭のない、よりおいしい水を供給できる
と共に、従来の蛇口直結型の浄水器と比較して浄水器の
濾材使用期間を遙かに長くすることができる。
【００４２】又、１次処理では、従来のようにオゾンを
使用しないので、装置が小型化し、メンテナンスが楽に
なる。
使用しないので、装置が小型化し、メンテナンスが楽に
なる。
【図１】請求項１に係る良質上水供給装置の一実施例を
示す簡略図である。
示す簡略図である。
１０ 浄水取込口 １３ プレフィルタ １５ アルカリイオン水製造装置 １７ 活性炭吸着槽 １９ 中空糸膜フィルタ ２１ 塩素注入装置 ２９ 処理水槽 ３３ 給水路 ３７ 給水端 ３９ 浄水器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/76 Ａ 9045−4Ｄ // Ｅ０３Ｃ 1/02 7150−2Ｄ
Claims (2)
- 【請求項１】 上水取込口と、 この上水取込口に連結するプレフィルタと、 このプレフィルタの２次側に連結するアルカリイオン水
製造装置と、 このアルカリイオン水製造装置の２次側に連結する活性
炭吸着槽と、 この活性炭吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜フィルタ
と、 前記活性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィルタの１次側
と間に設けた塩素注入装置と、 前記中空糸膜フィルタの２次側に連結する処理水槽と、 この処理水槽に連結する給水路と、 この給水路に連結する給水端と、 この給水端に設けた浄水器とで構成されたことを特徴と
する良質上水供給装置。 - 【請求項２】 上水取込口と、 この上水取込口に連結するプレフィルタと、 このプレフィルタの２次側に連結するミネラル添加装置
と、 このミネラル添加装置の２次側に連結する活性炭吸着槽
と、 この活性炭吸着槽の２次側に連絡する中空糸膜フィルタ
と、 前記活性炭吸着槽の２次側と中空糸膜フィルタの１次側
との間に設けた塩素注入装置と、 前記中空糸膜フィルタの２次側に連結する処理水槽と、 この処理水槽に連結する給水路と、 この給水路に連結する給水端と、 この給水端に設けた浄水器とで構成されたことを特徴と
する良質上水供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282815A JPH06134489A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 良質上水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282815A JPH06134489A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 良質上水供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06134489A true JPH06134489A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17657448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282815A Pending JPH06134489A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 良質上水供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06134489A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08132049A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 整水器 |
| US7298851B1 (en) | 1992-12-09 | 2007-11-20 | Discovery Communications, Inc. | Electronic book security and copyright protection system |
| CN102311152A (zh) * | 2011-09-06 | 2012-01-11 | 江苏海洲水务工程有限公司 | 硅藻土吸附罐 |
| US9053640B1 (en) | 1993-12-02 | 2015-06-09 | Adrea, LLC | Interactive electronic book |
| US9078014B2 (en) | 2000-06-19 | 2015-07-07 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Method and apparatus for targeting of interactive virtual objects |
| US9099097B2 (en) | 1999-06-25 | 2015-08-04 | Adrea, LLC | Electronic book with voice emulation features |
| US9286294B2 (en) | 1992-12-09 | 2016-03-15 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator content suggestion engine |
| US10140433B2 (en) | 2001-08-03 | 2018-11-27 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator |
| US10349096B2 (en) | 2001-08-03 | 2019-07-09 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator content coding and formatting |
| JP2019209324A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-12 | 大矢建設工業株式会社 | 排水処理システム及び排水処理方法 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4282815A patent/JPH06134489A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7298851B1 (en) | 1992-12-09 | 2007-11-20 | Discovery Communications, Inc. | Electronic book security and copyright protection system |
| US9286294B2 (en) | 1992-12-09 | 2016-03-15 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator content suggestion engine |
| US9053640B1 (en) | 1993-12-02 | 2015-06-09 | Adrea, LLC | Interactive electronic book |
| JPH08132049A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-28 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 整水器 |
| US9099097B2 (en) | 1999-06-25 | 2015-08-04 | Adrea, LLC | Electronic book with voice emulation features |
| US9078014B2 (en) | 2000-06-19 | 2015-07-07 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Method and apparatus for targeting of interactive virtual objects |
| US9813641B2 (en) | 2000-06-19 | 2017-11-07 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Method and apparatus for targeting of interactive virtual objects |
| US10140433B2 (en) | 2001-08-03 | 2018-11-27 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator |
| US10349096B2 (en) | 2001-08-03 | 2019-07-09 | Comcast Ip Holdings I, Llc | Video and digital multimedia aggregator content coding and formatting |
| CN102311152A (zh) * | 2011-09-06 | 2012-01-11 | 江苏海洲水务工程有限公司 | 硅藻土吸附罐 |
| JP2019209324A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-12 | 大矢建設工業株式会社 | 排水処理システム及び排水処理方法 |
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