JPH06134464A - 浄水機能を有するイオン水生成器 - Google Patents
浄水機能を有するイオン水生成器Info
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- JPH06134464A JPH06134464A JP4284191A JP28419192A JPH06134464A JP H06134464 A JPH06134464 A JP H06134464A JP 4284191 A JP4284191 A JP 4284191A JP 28419192 A JP28419192 A JP 28419192A JP H06134464 A JPH06134464 A JP H06134464A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 イオン水生成器を構成する吸着層内に滞留し
ているイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止するとと
もに、イオン水生成器の吸着能力を復元することがで
き、さらに、小型化した実用性の高い浄水機能を有する
イオン水生成器。 【構成】 水槽(11)、水槽(11)を構成する外筒
(31)、外筒(31)と水路(18)を形成する内筒
(19)、内筒(19)内の吸着層(3)、内筒(1
9)を形成する第1の電極(4)、第1の電極(4)と
対をなす第2の電極(6)、第1の電極(4)と第2の
電極(6)の間に設けられた隔膜(5)、第1の電極
(4)と対をなす、吸着層(3)内に設けられた第3の
電極(9)、および、第1の電極(4)と対をなす、吸
着層(3)内に設けられた第4の電極(2)を備え、さ
らに、第4の電極(2)が、水道水の通路(32)であ
って、かつ、この通路(32)が、水路(18)と内筒
(19)を連通している。
ているイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止するとと
もに、イオン水生成器の吸着能力を復元することがで
き、さらに、小型化した実用性の高い浄水機能を有する
イオン水生成器。 【構成】 水槽(11)、水槽(11)を構成する外筒
(31)、外筒(31)と水路(18)を形成する内筒
(19)、内筒(19)内の吸着層(3)、内筒(1
9)を形成する第1の電極(4)、第1の電極(4)と
対をなす第2の電極(6)、第1の電極(4)と第2の
電極(6)の間に設けられた隔膜(5)、第1の電極
(4)と対をなす、吸着層(3)内に設けられた第3の
電極(9)、および、第1の電極(4)と対をなす、吸
着層(3)内に設けられた第4の電極(2)を備え、さ
らに、第4の電極(2)が、水道水の通路(32)であ
って、かつ、この通路(32)が、水路(18)と内筒
(19)を連通している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水槽に吸着剤を内蔵し
て、水を浄化させ、かつ、電気分解して、アルカリイオ
ン水あるいは酸性水を生成する浄水機能を有するイオン
水生成器に関する。
て、水を浄化させ、かつ、電気分解して、アルカリイオ
ン水あるいは酸性水を生成する浄水機能を有するイオン
水生成器に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水に含まれている不純物を取り除い
て、より飲用に適した水にするための浄水器としては、
活性炭が充填された吸着層を備えたものが多用されてい
る。これは、活性炭が充填された吸着層が水道水中に含
まれるトリハロメタンやカルキ臭、カビ臭を発する物質
を物理的に吸着除去するもので、この浄水器は、ある程
度使用すると、活性炭の吸着能力が低下するために、活
性炭を交換しなくてはならない。
て、より飲用に適した水にするための浄水器としては、
活性炭が充填された吸着層を備えたものが多用されてい
る。これは、活性炭が充填された吸着層が水道水中に含
まれるトリハロメタンやカルキ臭、カビ臭を発する物質
を物理的に吸着除去するもので、この浄水器は、ある程
度使用すると、活性炭の吸着能力が低下するために、活
性炭を交換しなくてはならない。
【0003】一方、水道水を電気分解してイオン水を得
ることができるイオン水生成器が良く知られている。水
道水中には上記のトリハロメタンやカルキ臭、カビ臭を
発する物質以外にも一部の有機物や水酸化鉄のような無
機物が含まれており、この一部の有機物や水酸化鉄のよ
うな無機物が電解に影響を及ぼし、実際上、電極の腐食
や電極表面に金属塩を析出し、電極の活性を失う。した
がって、良質のイオン水生成には、イオン水生成部より
も、上流側に吸着層を設けることが必要になっており、
これゆえに、活性炭の吸着能力の低下に伴う活性炭の交
換の必要性を有するものとなっている。
ることができるイオン水生成器が良く知られている。水
道水中には上記のトリハロメタンやカルキ臭、カビ臭を
発する物質以外にも一部の有機物や水酸化鉄のような無
機物が含まれており、この一部の有機物や水酸化鉄のよ
うな無機物が電解に影響を及ぼし、実際上、電極の腐食
や電極表面に金属塩を析出し、電極の活性を失う。した
がって、良質のイオン水生成には、イオン水生成部より
も、上流側に吸着層を設けることが必要になっており、
これゆえに、活性炭の吸着能力の低下に伴う活性炭の交
換の必要性を有するものとなっている。
【0004】さらに、上記のような浄水機能を有するイ
オン水生成器は、活性炭の交換頻度が高ければ、イオン
水の生成に要するコストが高くなる上、水を浄化する吸
着層と吸着層で浄化された水を電気分解する電解層が直
列的に配列されるため、装置のスケールが大きくなる問
題もある。
オン水生成器は、活性炭の交換頻度が高ければ、イオン
水の生成に要するコストが高くなる上、水を浄化する吸
着層と吸着層で浄化された水を電気分解する電解層が直
列的に配列されるため、装置のスケールが大きくなる問
題もある。
【0005】また、仮に吸着層域内で不純物の除去とイ
オン水生成を行うと、吸着層で殺菌効果を有する塩素が
除去されているため、一旦、吸着層に菌が侵入すると、
イオン水生成器の稼働を停止後、吸着層内に滞留してい
るイオン水中で菌が増殖し、次の通水直後のイオン水
は、水道水基準をオーバーする菌が検出される問題があ
り、例えば家庭等における利用には衛生的でなく、しか
も実用的でない。
オン水生成を行うと、吸着層で殺菌効果を有する塩素が
除去されているため、一旦、吸着層に菌が侵入すると、
イオン水生成器の稼働を停止後、吸着層内に滞留してい
るイオン水中で菌が増殖し、次の通水直後のイオン水
は、水道水基準をオーバーする菌が検出される問題があ
り、例えば家庭等における利用には衛生的でなく、しか
も実用的でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、イオン水生成器を構成する吸着層内に滞留して
いるイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止するととも
に、イオン水生成器の吸着能力を容易に復元することが
でき、さらに、小型化した実用性の高い浄水機能を有す
るイオン水生成器を提供する点にある。
課題は、イオン水生成器を構成する吸着層内に滞留して
いるイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止するととも
に、イオン水生成器の吸着能力を容易に復元することが
でき、さらに、小型化した実用性の高い浄水機能を有す
るイオン水生成器を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
浄水機能を有するイオン水生成器は、〔1〕水槽(1
1)、〔2〕上記水槽(11)を構成する外筒(3
1)、〔3〕上記外筒(31)と水路(18)を形成す
る内筒(19)、〔4〕上記内筒(19)内の導電性を
有し、かつ、加熱により吸着能力が再生する吸着層
(3)、〔5〕上記内筒(19)を形成する第1の電極
(4)、〔6〕上記外筒(31)を形成する、第1の電
極(4)と対をなす第2の電極(6)、〔7〕上記第1
の電極(4)と第2の電極(6)の間に設けられた隔膜
(5)、〔8〕上記第1の電極(4)と対をなす、吸着
層(3)内に設けられた第3の電極(9)、および、
浄水機能を有するイオン水生成器は、〔1〕水槽(1
1)、〔2〕上記水槽(11)を構成する外筒(3
1)、〔3〕上記外筒(31)と水路(18)を形成す
る内筒(19)、〔4〕上記内筒(19)内の導電性を
有し、かつ、加熱により吸着能力が再生する吸着層
(3)、〔5〕上記内筒(19)を形成する第1の電極
(4)、〔6〕上記外筒(31)を形成する、第1の電
極(4)と対をなす第2の電極(6)、〔7〕上記第1
の電極(4)と第2の電極(6)の間に設けられた隔膜
(5)、〔8〕上記第1の電極(4)と対をなす、吸着
層(3)内に設けられた第3の電極(9)、および、
〔9〕上記第1の電極(4)と対をなす、吸着層(3)
内に設けられた第4の電極(2)を備え、さらに、〔1
0〕上記第4の電極(2)が、筒状に形成された、水道
水の通路(32)であって、かつ、この通路(32)
が、水路(18)と内筒(19)を連通することを特徴
とする。
内に設けられた第4の電極(2)を備え、さらに、〔1
0〕上記第4の電極(2)が、筒状に形成された、水道
水の通路(32)であって、かつ、この通路(32)
が、水路(18)と内筒(19)を連通することを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項2に係る浄水機能を有する
イオン水生成器は、〔1〕上記吸着層(3)の下部に吸
着層(3)によって浄化される水の流れに対して、逆の
水流を生じさせる、逆洗用の穴(29)を備えることを
特徴とする。
イオン水生成器は、〔1〕上記吸着層(3)の下部に吸
着層(3)によって浄化される水の流れに対して、逆の
水流を生じさせる、逆洗用の穴(29)を備えることを
特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る浄水機能を有する
イオン水生成器は、〔1〕上記吸着層(3)が、活性炭
粒子で集成されていることを特徴とする。
イオン水生成器は、〔1〕上記吸着層(3)が、活性炭
粒子で集成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の浄水機能を有するイオン水生成器は、
内筒(19)を形成する第1の電極(4)と、内筒(1
9)内の吸着層(3)と、外筒(31)を形成する、第
1の電極(4)と対をなす第2の電極(6)と、第1の
電極(4)と第2の電極(6)の間に設けられた隔膜
(5)を有するので、第1の電極(4)と第2の電極
(6)に直流を印加すると、電気分解が行われ、第1の
電極(4)と第2の電極(6)の一方では、酸性水が生
成され、第1の電極(4)と第2の電極(6)の他方で
は、アルカリイオン水が生成され、また、この電気分解
によって発生した上記酸性水とアルカリイオン水が隔膜
(5)で分離される。
内筒(19)を形成する第1の電極(4)と、内筒(1
9)内の吸着層(3)と、外筒(31)を形成する、第
1の電極(4)と対をなす第2の電極(6)と、第1の
電極(4)と第2の電極(6)の間に設けられた隔膜
(5)を有するので、第1の電極(4)と第2の電極
(6)に直流を印加すると、電気分解が行われ、第1の
電極(4)と第2の電極(6)の一方では、酸性水が生
成され、第1の電極(4)と第2の電極(6)の他方で
は、アルカリイオン水が生成され、また、この電気分解
によって発生した上記酸性水とアルカリイオン水が隔膜
(5)で分離される。
【0011】上記第1の電極(4)と対をなす、吸着層
(3)内に設けられた第4の電極(2)を有するので、
第1の電極(4)と第4の電極(2)に交流を印加する
と、吸着層(3)は、加熱され、吸着能力の復元を容易
に行うことができる。
(3)内に設けられた第4の電極(2)を有するので、
第1の電極(4)と第4の電極(2)に交流を印加する
と、吸着層(3)は、加熱され、吸着能力の復元を容易
に行うことができる。
【0012】上記第1の電極(4)と対をなす、吸着層
(3)内に設けられた第3の電極(9)と、内筒(1
9)内の導電性を有し、かつ、加熱により吸着能力が再
生する吸着層(3)を有するので、第1の電極(4)と
第3の電極(9)に直流を印加すると、吸着層(3)内
で電気分解され、その電気分解反応によって発生する活
性酸素、活性塩素による間接的な雑菌の抑制作用と吸着
層(3)表面での細菌補酵素が直接的な酸化作用を受け
て、生成した酸性水とアルカリイオン水の滞留時にこの
水中で発生する雑菌の増殖が、抑えられる。
(3)内に設けられた第3の電極(9)と、内筒(1
9)内の導電性を有し、かつ、加熱により吸着能力が再
生する吸着層(3)を有するので、第1の電極(4)と
第3の電極(9)に直流を印加すると、吸着層(3)内
で電気分解され、その電気分解反応によって発生する活
性酸素、活性塩素による間接的な雑菌の抑制作用と吸着
層(3)表面での細菌補酵素が直接的な酸化作用を受け
て、生成した酸性水とアルカリイオン水の滞留時にこの
水中で発生する雑菌の増殖が、抑えられる。
【0013】また、水槽(11)と、水槽(11)を構
成する外筒(31)と、外筒(31)と水路(18)を
形成する内筒(19)を有し、さらに、上記第4の電極
(2)が、筒状に形成された、水道水の通路(32)で
あって、かつ、この通路(32)が、水路(18)と内
筒(19)を連通するので、水道水が通路(32)を通
り、水路(18)と吸着層(3)を内蔵する内筒(1
9)のいずれかに水道水が流れ、水槽(11)内で浄化
と電気分解によるイオン水の生成の両者が行われるの
で、水の浄化と電気分解の各々で直列的あるいは別々に
分けて構成した従来のイオン水生成器よりも小型化する
ことができる。
成する外筒(31)と、外筒(31)と水路(18)を
形成する内筒(19)を有し、さらに、上記第4の電極
(2)が、筒状に形成された、水道水の通路(32)で
あって、かつ、この通路(32)が、水路(18)と内
筒(19)を連通するので、水道水が通路(32)を通
り、水路(18)と吸着層(3)を内蔵する内筒(1
9)のいずれかに水道水が流れ、水槽(11)内で浄化
と電気分解によるイオン水の生成の両者が行われるの
で、水の浄化と電気分解の各々で直列的あるいは別々に
分けて構成した従来のイオン水生成器よりも小型化する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係る浄水機能を
有するイオン水生成器の断面図である。
有するイオン水生成器の断面図である。
【0016】本発明の浄水機能を有するイオン水生成器
で処理される水は、いわゆる浄水場で浄化された水、井
戸水、湖沼を水源とする生水を含む。
で処理される水は、いわゆる浄水場で浄化された水、井
戸水、湖沼を水源とする生水を含む。
【0017】このイオン水生成器は、水槽(11)を備
える。この水槽(11)は、断面が、例えば、円筒状の
外筒(31)と、外筒(31)に相似形の内筒(19)
が設けられ、この外筒(31)と内筒(19)の間には
水路(18)が形成されている。
える。この水槽(11)は、断面が、例えば、円筒状の
外筒(31)と、外筒(31)に相似形の内筒(19)
が設けられ、この外筒(31)と内筒(19)の間には
水路(18)が形成されている。
【0018】内筒(19)内には、導電性を有し、か
つ、加熱により吸着能力が再生する吸着層(3)が設け
られている。この吸着層(3)は、例えば、流動性を有
し、自由に浮遊する粉状か粒状の活性炭で集成されてい
て、この吸着層(3)を上下からはさむメッシュ(2
3)、メッシュ(24)が内筒(19)の上、下端に設
けられ、活性炭が、内筒(19)から流れ出ないように
防止されている。
つ、加熱により吸着能力が再生する吸着層(3)が設け
られている。この吸着層(3)は、例えば、流動性を有
し、自由に浮遊する粉状か粒状の活性炭で集成されてい
て、この吸着層(3)を上下からはさむメッシュ(2
3)、メッシュ(24)が内筒(19)の上、下端に設
けられ、活性炭が、内筒(19)から流れ出ないように
防止されている。
【0019】メッシュ(23)とメッシュ(24)は、
合成繊維からなる多孔質繊維層に限らず、金属繊維から
なる多孔質繊維層などが用いられる。このメッシュ(2
3)とメッシュ(24)は、繊布でも不繊布でもよく、
内筒(19)内で自由に浮遊できるように連続透孔を有
する発泡体でもよい。吸着層(3)を構成する活性炭
は、内筒(19)内の上部に空間部(17)が形成され
ている。
合成繊維からなる多孔質繊維層に限らず、金属繊維から
なる多孔質繊維層などが用いられる。このメッシュ(2
3)とメッシュ(24)は、繊布でも不繊布でもよく、
内筒(19)内で自由に浮遊できるように連続透孔を有
する発泡体でもよい。吸着層(3)を構成する活性炭
は、内筒(19)内の上部に空間部(17)が形成され
ている。
【0020】さらに、本発明の浄水機能を有するイオン
水生成器は、上記内筒(19)を形成する第1の電極
(4)を有する。したがって、この第1の電極(4)
は、吸着層(3)を内蔵する内筒(19)を構成すると
ともに、上記外筒(31)を形成する第2の電極(6)
と対をなすものである。この第2の電極(6)は、水槽
(11)を形成する、外筒(31)の壁面(16)に設
けられている。
水生成器は、上記内筒(19)を形成する第1の電極
(4)を有する。したがって、この第1の電極(4)
は、吸着層(3)を内蔵する内筒(19)を構成すると
ともに、上記外筒(31)を形成する第2の電極(6)
と対をなすものである。この第2の電極(6)は、水槽
(11)を形成する、外筒(31)の壁面(16)に設
けられている。
【0021】第1の電極(4)と第2の電極(6)に用
いる電極を例示すると、陽極としては、フェライト、グ
ラファイト、炭素繊維、白金−チタン電極、酸化イリジ
ウム−チタン電極などがあげられる。陰極としては、ス
テンレス、グラファイト、炭素繊維、白金−チタン電極
などがあげられる。陽極と陰極ともに、電解により劣化
しにくい不溶性電極が好ましい。さらに、第1の電極
(4)と第2の電極(6)は、後述するごとく、陽極と
陰極を相互変換できるので、使用上の利便性から陽極と
陰極のどちらもグラファイト、炭素繊維、白金−チタン
電極のいずれかを用いるのが好ましい。
いる電極を例示すると、陽極としては、フェライト、グ
ラファイト、炭素繊維、白金−チタン電極、酸化イリジ
ウム−チタン電極などがあげられる。陰極としては、ス
テンレス、グラファイト、炭素繊維、白金−チタン電極
などがあげられる。陽極と陰極ともに、電解により劣化
しにくい不溶性電極が好ましい。さらに、第1の電極
(4)と第2の電極(6)は、後述するごとく、陽極と
陰極を相互変換できるので、使用上の利便性から陽極と
陰極のどちらもグラファイト、炭素繊維、白金−チタン
電極のいずれかを用いるのが好ましい。
【0022】上記第1の電極(4)と第2の電極(6)
の間には、隔膜(5)が設けられている。この隔膜
(5)は、本実施例では、第1の電極(4)に密着し
て、水路(18)側に設けられている。隔膜(5)とし
ては、例えば、高分子膜が用いられる。この隔膜(5)
は、孔径が0.6〜50μmのものが好ましい。
の間には、隔膜(5)が設けられている。この隔膜
(5)は、本実施例では、第1の電極(4)に密着し
て、水路(18)側に設けられている。隔膜(5)とし
ては、例えば、高分子膜が用いられる。この隔膜(5)
は、孔径が0.6〜50μmのものが好ましい。
【0023】また、本発明の浄水機能を有するイオン水
生成器は、上記第1の電極(4)と対をなす、吸着層
(3)内に設けられた第3の電極(9)を有している。
この第3の電極(9)は、図示のごとく、少なくとも1
本以上の棒状の電極を吸着層(3)内に埋設してもよい
し、あるいは、円筒状の電極を吸着層(3)内に埋設し
てもよい。この第3の電極(9)としては、外表面が絶
縁膜で被覆された電極を用い、フェライト、ステンレ
ス、グラファイトなどが用いられる。
生成器は、上記第1の電極(4)と対をなす、吸着層
(3)内に設けられた第3の電極(9)を有している。
この第3の電極(9)は、図示のごとく、少なくとも1
本以上の棒状の電極を吸着層(3)内に埋設してもよい
し、あるいは、円筒状の電極を吸着層(3)内に埋設し
てもよい。この第3の電極(9)としては、外表面が絶
縁膜で被覆された電極を用い、フェライト、ステンレ
ス、グラファイトなどが用いられる。
【0024】さらに、上記第1の電極(4)と対をな
す、吸着層(3)内には第4の電極(2)が設けられて
いる。この第4の電極(2)が、筒状に形成された、水
道水の通路(32)であって、かつ、この通路(32)
が水路(18)と吸着層(3)が連通するので、通路
(32)を通過した水道水は、水路(18)と吸着層
(3)のいずれかに分流することができる構成になって
いる。上記通路(32)には、第1の逆流防止弁(2
8)を備えているので、一方向にのみ水道水が流れる。
この第4の電極(2)は、上記棒状あるいは円筒状に吸
着層(3)内に埋設された第3の電極(9)の円周の中
心に位置している。この第4の電極(2)としては、第
3の電極(9)と同様に、フェライト、ステンレス、グ
ラファイトなどが用いられる。
す、吸着層(3)内には第4の電極(2)が設けられて
いる。この第4の電極(2)が、筒状に形成された、水
道水の通路(32)であって、かつ、この通路(32)
が水路(18)と吸着層(3)が連通するので、通路
(32)を通過した水道水は、水路(18)と吸着層
(3)のいずれかに分流することができる構成になって
いる。上記通路(32)には、第1の逆流防止弁(2
8)を備えているので、一方向にのみ水道水が流れる。
この第4の電極(2)は、上記棒状あるいは円筒状に吸
着層(3)内に埋設された第3の電極(9)の円周の中
心に位置している。この第4の電極(2)としては、第
3の電極(9)と同様に、フェライト、ステンレス、グ
ラファイトなどが用いられる。
【0025】次に、本発明の浄水機能を有するイオン水
生成器の機能および動作について説明する。
生成器の機能および動作について説明する。
【0026】まず、本発明の実施例に係る浄水機能を有
するイオン水生成器の水の浄化およびイオン水生成につ
いて説明する。
するイオン水生成器の水の浄化およびイオン水生成につ
いて説明する。
【0027】水を浄化する場合、水道水が水道管(1)
から水槽(11)内に流入し、筒状の第4の電極(2)
をかねる通路(32)を通過し、この通路(32)に連
通する水路(18)と内筒(19)の上部で2方向に分
かれる。まず、第1方向においては、吸着層(3)を構
成する活性炭を通過し、水道水が浄化される。供給管
(7)に設けられた弁(30)が開くと、浄化された水
が、供給管(7)から連続的に流出される。次に、第2
方向においては、水路(18)を通過し、排水管(8)
から流出される。この第2方向を通った水道水は、吸着
層(3)を構成する活性炭での浄化を受けていないの
で、排水される。この排水は、リサイクルさせて利用し
てもよい。
から水槽(11)内に流入し、筒状の第4の電極(2)
をかねる通路(32)を通過し、この通路(32)に連
通する水路(18)と内筒(19)の上部で2方向に分
かれる。まず、第1方向においては、吸着層(3)を構
成する活性炭を通過し、水道水が浄化される。供給管
(7)に設けられた弁(30)が開くと、浄化された水
が、供給管(7)から連続的に流出される。次に、第2
方向においては、水路(18)を通過し、排水管(8)
から流出される。この第2方向を通った水道水は、吸着
層(3)を構成する活性炭での浄化を受けていないの
で、排水される。この排水は、リサイクルさせて利用し
てもよい。
【0028】イオン水の生成の場合、水道水が水道管
(1)から水槽(11)内に流入され、筒状の第4の電
極(2)をかねる通路(32)を通過する。この通路
(32)に連通する水路(18)と内筒(19)に注が
れた水道水は、制御装置(10)からの信号により、直
流電源(22)と第1の電極端子(12)と第2の電極
端子(13)からなる電解回路(33)に所望のpHに
対応させて直流電圧を印加すると、第2の電極(6)と
第1の電極(4)において、電解される。例えば、アル
カリイオン水を生成するときは、第2の電極(6)を陽
極に、第1の電極(4)を陰極とすると、第2の電極
(6)では水素イオンが発生し、吸着層(3)を構成す
る活性炭で酸性水が生成され、排水管(8)から排出さ
れる。第1の電極(4)では水素イオン濃度が減少する
のでアルカリイオン水が生成され、例えば、供給管
(7)から飲用水として取り出される。
(1)から水槽(11)内に流入され、筒状の第4の電
極(2)をかねる通路(32)を通過する。この通路
(32)に連通する水路(18)と内筒(19)に注が
れた水道水は、制御装置(10)からの信号により、直
流電源(22)と第1の電極端子(12)と第2の電極
端子(13)からなる電解回路(33)に所望のpHに
対応させて直流電圧を印加すると、第2の電極(6)と
第1の電極(4)において、電解される。例えば、アル
カリイオン水を生成するときは、第2の電極(6)を陽
極に、第1の電極(4)を陰極とすると、第2の電極
(6)では水素イオンが発生し、吸着層(3)を構成す
る活性炭で酸性水が生成され、排水管(8)から排出さ
れる。第1の電極(4)では水素イオン濃度が減少する
のでアルカリイオン水が生成され、例えば、供給管
(7)から飲用水として取り出される。
【0029】次に、本発明の浄水機能を有するイオン水
生成器の吸着層(3)を構成する活性炭の再生について
述べると、水道水の流れはなく、制御装置(10)から
の信号により、交流電源(21)と第2の電極端子(1
3)と第3の電極端子(14)とからなる再生回路(3
4)に交流を印加すると、第4の電極(2)と第1の電
極(4)の間に、交流が通電される。これによって、吸
着層(3)は加熱され、吸着層(3)に滞留する水が煮
沸される。吸着層(3)に滞留する水がなくならない程
度に煮沸すると、吸着層(3)の吸着能力の復元を容易
に行うことができる。
生成器の吸着層(3)を構成する活性炭の再生について
述べると、水道水の流れはなく、制御装置(10)から
の信号により、交流電源(21)と第2の電極端子(1
3)と第3の電極端子(14)とからなる再生回路(3
4)に交流を印加すると、第4の電極(2)と第1の電
極(4)の間に、交流が通電される。これによって、吸
着層(3)は加熱され、吸着層(3)に滞留する水が煮
沸される。吸着層(3)に滞留する水がなくならない程
度に煮沸すると、吸着層(3)の吸着能力の復元を容易
に行うことができる。
【0030】次に、本発明の浄水機能を有するイオン水
生成器の吸着層(3)に発生した雑菌の防止について述
べると、この場合も、吸着層(3)を構成する活性炭の
再生と同様に、水道水の流れはなく、制御装置(10)
からの信号により、直流電源(22)と第2の電極端子
(13)と第4の電極端子(15)とからなる防菌回路
(35)に直流を印加すると、吸着層(3)での雑菌発
生を抑える第3の電極(9)と、第1の電極(4)の間
で電極反応、つまり、吸着層(3)内で電気分解され
る。この電気分解反応によって発生する活性酸素および
活性塩素は、イオン水生成器の稼働停止後の吸着層
(3)に滞留した水または酸性水もしくは、アルカリイ
オン水であるイオン水中に発生する雑菌の増殖を抑え
る。また、吸着層(3)の表面での細菌補酵素が直接的
な酸化作用を受ける。ここで、直流は1−30Vの定電
圧で、通電の頻度、時間は、周囲の温度、雑菌の種類、
初期菌数などで異なるので、止水時ごとに、次のイオン
水生成器を使用するまで、連続印加するのが望ましい。
生成器の吸着層(3)に発生した雑菌の防止について述
べると、この場合も、吸着層(3)を構成する活性炭の
再生と同様に、水道水の流れはなく、制御装置(10)
からの信号により、直流電源(22)と第2の電極端子
(13)と第4の電極端子(15)とからなる防菌回路
(35)に直流を印加すると、吸着層(3)での雑菌発
生を抑える第3の電極(9)と、第1の電極(4)の間
で電極反応、つまり、吸着層(3)内で電気分解され
る。この電気分解反応によって発生する活性酸素および
活性塩素は、イオン水生成器の稼働停止後の吸着層
(3)に滞留した水または酸性水もしくは、アルカリイ
オン水であるイオン水中に発生する雑菌の増殖を抑え
る。また、吸着層(3)の表面での細菌補酵素が直接的
な酸化作用を受ける。ここで、直流は1−30Vの定電
圧で、通電の頻度、時間は、周囲の温度、雑菌の種類、
初期菌数などで異なるので、止水時ごとに、次のイオン
水生成器を使用するまで、連続印加するのが望ましい。
【0031】また、本発明の実施例に係る浄水機能を有
するイオン水生成器の非通水時の吸着層(3)を構成す
る活性炭の逆洗方法について述べると、水道水の流れを
水道管(1)の三方弁(25)によって、逆洗用管(2
7)に切り替え、穴(29)から吸着層(3)によって
浄化される水の流れに対して逆の水流を生じさせる。上
記逆洗用管(27)には、第2の逆流防止弁(26)を
備えているので、一方向にのみ水が流れる。この逆の水
流によって、水道水を吸着層(3)に向けて、勢い良く
噴出させると、吸着層(3)を構成する活性炭が流動化
し、活性炭表面の付着物が効率よく除去される。前述の
ごとく、吸着層(3)を構成する活性炭の加熱による再
生と併用すると、さらに、効果的である。
するイオン水生成器の非通水時の吸着層(3)を構成す
る活性炭の逆洗方法について述べると、水道水の流れを
水道管(1)の三方弁(25)によって、逆洗用管(2
7)に切り替え、穴(29)から吸着層(3)によって
浄化される水の流れに対して逆の水流を生じさせる。上
記逆洗用管(27)には、第2の逆流防止弁(26)を
備えているので、一方向にのみ水が流れる。この逆の水
流によって、水道水を吸着層(3)に向けて、勢い良く
噴出させると、吸着層(3)を構成する活性炭が流動化
し、活性炭表面の付着物が効率よく除去される。前述の
ごとく、吸着層(3)を構成する活性炭の加熱による再
生と併用すると、さらに、効果的である。
【0032】さらに、本発明の浄水機能を有するイオン
水生成器のスケールの小型化について述べる。水槽(1
1)と、水槽(11)を構成する外筒(31)と、外筒
(31)内に設けられた内筒(19)が、いずれも、そ
の断面が、水道水の通路(32)を中心として構成さ
れ、内筒(19)内の吸着層(3)で水の浄化と電気分
解の両者がなされるので、水の浄化と電気分解の各々が
直列的あるいは別々に分かれて構成されている従来のイ
オン水生成器よりも小型化することができる。
水生成器のスケールの小型化について述べる。水槽(1
1)と、水槽(11)を構成する外筒(31)と、外筒
(31)内に設けられた内筒(19)が、いずれも、そ
の断面が、水道水の通路(32)を中心として構成さ
れ、内筒(19)内の吸着層(3)で水の浄化と電気分
解の両者がなされるので、水の浄化と電気分解の各々が
直列的あるいは別々に分かれて構成されている従来のイ
オン水生成器よりも小型化することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の浄水機能を有するイオン水生成
器によると、イオン水生成器を構成する吸着層内に滞留
しているイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止すると
ともに、イオン水生成器の吸着能力を容易に復元するこ
とができ、さらに、小型化することができる。
器によると、イオン水生成器を構成する吸着層内に滞留
しているイオン水中で発生する雑菌の増殖を防止すると
ともに、イオン水生成器の吸着能力を容易に復元するこ
とができ、さらに、小型化することができる。
【図1】本発明の実施例に係る浄水機能を有するイオン
水生成器の断面図である。
水生成器の断面図である。
1 水道管 2 第4の電極 3 吸着層 4 第1の電極 5 隔膜 6 第2の電極 7 供給管 8 排水管 9 第3の電極 10 制御装置 11 水槽 16 壁面 18 水路 19 内筒 21 直流電源 22 交流電源 29 穴 31 外筒 32 通路 33 電解回路 34 再生回路 35 防菌回路
フロントページの続き (72)発明者 河村 典彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】〔1〕水槽(11)、〔2〕上記水槽(1
1)を構成する外筒(31)、〔3〕上記外筒(31)
と水路(18)を形成する内筒(19)、〔4〕上記内
筒(19)内の導電性を有し、かつ、加熱により吸着能
力が再生する吸着層(3)、〔5〕上記内筒(19)を
形成する第1の電極(4)、〔6〕上記外筒(31)を
形成する、第1の電極(4)と対をなす第2の電極
(6)、〔7〕上記第1の電極(4)と第2の電極
(6)の間に設けられた隔膜(5)、〔8〕上記第1の
電極(4)と対をなす、吸着層(3)内に設けられた第
3の電極(9)、および、〔9〕上記第1の電極(4)
と対をなす、吸着層(3)内に設けられた第4の電極
(2)を備え、さらに、〔10〕上記第4の電極(2)
が、筒状に形成された、水道水の通路(32)であっ
て、かつ、この通路(32)が、水路(18)と内筒
(19)を連通することを特徴とする浄水機能を有する
イオン水生成器。 - 【請求項2】〔1〕上記吸着層(3)の下部に吸着層
(3)によって浄化される水の流れに対して、逆の水流
を生じさせる、逆洗用の穴(29)を備えることを特徴
とする請求項1記載の浄水機能を有するイオン水生成
器。 - 【請求項3】〔1〕上記吸着層(3)が、活性炭粒子で
集成されていることを特徴とする請求項1または2記載
の浄水機能を有するイオン水生成器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284191A JPH06134464A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 浄水機能を有するイオン水生成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4284191A JPH06134464A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 浄水機能を有するイオン水生成器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134464A true JPH06134464A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17675355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4284191A Pending JPH06134464A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 浄水機能を有するイオン水生成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06134464A (ja) |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4284191A patent/JPH06134464A/ja active Pending
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