JPH06134368A - 流体による回転構造物 - Google Patents
流体による回転構造物Info
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- JPH06134368A JPH06134368A JP30812392A JP30812392A JPH06134368A JP H06134368 A JPH06134368 A JP H06134368A JP 30812392 A JP30812392 A JP 30812392A JP 30812392 A JP30812392 A JP 30812392A JP H06134368 A JPH06134368 A JP H06134368A
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- sphere
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 球体が水平方向又は垂直方向に回転可能な構
造にすると共に、動く球体の周囲から水を勢いよく噴出
可能にし、動きに変化の富む流体による回転構造物を目
的としている。 【構成】 圧力水Wを供給するポンプ5を内部に配置し
た内枠4上部に、受皿体3を介して上部に球体受部22
を形成した基台2を配置すると共に該球体受部22には
球体1を載置し、かつ該球体受部22のほぼ中央には圧
力室23及び貫通穴21を設け、前記圧力室23には球
体1を水平方向に回転可能に、一方向に螺旋状溝A1を
形成した第1ガイドA又は通路D1を設けた第2ガイド
Dを配置し、更に前記貫通穴21とポンプ5とをパイプ
51で接続し、球体1を僅かに浮上させた状態で、該球
体1を水平又は垂直方向に回転させ、同時に球体1の周
囲からも圧力水Wを噴出又は流出させる。
造にすると共に、動く球体の周囲から水を勢いよく噴出
可能にし、動きに変化の富む流体による回転構造物を目
的としている。 【構成】 圧力水Wを供給するポンプ5を内部に配置し
た内枠4上部に、受皿体3を介して上部に球体受部22
を形成した基台2を配置すると共に該球体受部22には
球体1を載置し、かつ該球体受部22のほぼ中央には圧
力室23及び貫通穴21を設け、前記圧力室23には球
体1を水平方向に回転可能に、一方向に螺旋状溝A1を
形成した第1ガイドA又は通路D1を設けた第2ガイド
Dを配置し、更に前記貫通穴21とポンプ5とをパイプ
51で接続し、球体1を僅かに浮上させた状態で、該球
体1を水平又は垂直方向に回転させ、同時に球体1の周
囲からも圧力水Wを噴出又は流出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、公園、庭、池等に設
置される造形構造物の飾り物、モニュメント等に利用さ
れる流体による回転構造物に関するものである。
置される造形構造物の飾り物、モニュメント等に利用さ
れる流体による回転構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、公園、庭、池等には石材の球体
や、球体を基台の上に配置したモニュメント、造形構造
物の飾り物が設置され公衆の目を楽しませている場合が
ある。
や、球体を基台の上に配置したモニュメント、造形構造
物の飾り物が設置され公衆の目を楽しませている場合が
ある。
【0003】また、出願人は、球体を流体により回転さ
せる構造の回転構造物を実願平3−54786号として
出願している。
せる構造の回転構造物を実願平3−54786号として
出願している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、A.従来のモ
ニュメントや造形構造物の飾り物は、その動きや変化が
少ないため、造形美等の外観の美しさ以上には人の興味
をそそらず、飽きられやすいという問題点がある。
ニュメントや造形構造物の飾り物は、その動きや変化が
少ないため、造形美等の外観の美しさ以上には人の興味
をそそらず、飽きられやすいという問題点がある。
【0005】B.また、従来の技術では球体が円滑に回
転しないという問題点がある。
転しないという問題点がある。
【0006】そこで、本発明は上記従来の技術の問題点
に鑑み案出されたもので、球体が水平方向又は垂直方向
に回転可能な構造にすると共に、動く球体の周囲から水
を勢いよく噴出可能にし、動きに変化の富む流体による
回転構造物の提供を目的としている。
に鑑み案出されたもので、球体が水平方向又は垂直方向
に回転可能な構造にすると共に、動く球体の周囲から水
を勢いよく噴出可能にし、動きに変化の富む流体による
回転構造物の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における流体による回転構造物においては、
圧力水を供給するポンプを内部に配置した内枠上部に、
受皿体を介して上部に球体受部を形成した基台を配置す
ると共に該球体受部には球体を載置し、かつ該球体受部
のほぼ中央には圧力室及び貫通穴を設け、前記圧力室に
は球体を水平方向に回転可能に、一方向に螺旋状溝を形
成した第1ガイドを配置し、更に前記貫通穴とポンプと
をパイプで接続してなる。
に、本発明における流体による回転構造物においては、
圧力水を供給するポンプを内部に配置した内枠上部に、
受皿体を介して上部に球体受部を形成した基台を配置す
ると共に該球体受部には球体を載置し、かつ該球体受部
のほぼ中央には圧力室及び貫通穴を設け、前記圧力室に
は球体を水平方向に回転可能に、一方向に螺旋状溝を形
成した第1ガイドを配置し、更に前記貫通穴とポンプと
をパイプで接続してなる。
【0008】また、球体浮上時、球体と球体受部の隙間
から勢いよく水が噴出可能に、球体受部の開口縁の径を
球体の直径より僅かに小さく形成してなる。
から勢いよく水が噴出可能に、球体受部の開口縁の径を
球体の直径より僅かに小さく形成してなる。
【0009】さらに、螺旋状溝は第1ガイドの外周に形
成した構成にされている。
成した構成にされている。
【0010】また、圧力室には、第1ガイドの代わり
に、球体を垂直方向に回転可能に、軸線に対してやや斜
め方向に、かつ円周方向に通路を形成した第2ガイドを
配置した構成にされている。
に、球体を垂直方向に回転可能に、軸線に対してやや斜
め方向に、かつ円周方向に通路を形成した第2ガイドを
配置した構成にされている。
【0011】
【作用】圧力室にポンプから圧力水を強制的に供給する
と、該圧力水は圧力室内に強制的に導入されると同時
に、圧力室内に配置された第1ガイドの螺旋状溝を通っ
て一方向に勢いよく流出し、球体は圧力室の内圧で僅か
に浮上し、浮上した状態で球体を水平方向に円滑に回転
させる。
と、該圧力水は圧力室内に強制的に導入されると同時
に、圧力室内に配置された第1ガイドの螺旋状溝を通っ
て一方向に勢いよく流出し、球体は圧力室の内圧で僅か
に浮上し、浮上した状態で球体を水平方向に円滑に回転
させる。
【0012】また、圧力室内に第2ガイドを配置した場
合は、ポンプから圧力室に供給された圧力水は圧力室内
に導入されると同時に、第2ガイドの通路から球体に向
かって斜め上方に勢いよく流出し、球体は圧力室の内圧
で僅かに浮上し、かつ浮上した状態で球体を垂直方向に
円滑に回転させる。
合は、ポンプから圧力室に供給された圧力水は圧力室内
に導入されると同時に、第2ガイドの通路から球体に向
かって斜め上方に勢いよく流出し、球体は圧力室の内圧
で僅かに浮上し、かつ浮上した状態で球体を垂直方向に
円滑に回転させる。
【0013】さらに、球体が球体受部から浮上した時
は、球体と球体受部の開口縁間に僅かに隙間ができ、こ
の隙間から圧力水は勢いよく噴出又は流出する。
は、球体と球体受部の開口縁間に僅かに隙間ができ、こ
の隙間から圧力水は勢いよく噴出又は流出する。
【0014】
【実施例】実施例について図1から図8を参照して説明
すると、図1は本発明に係る回転構造物Hを公園の池8
内に設置した状態をあらわしている。
すると、図1は本発明に係る回転構造物Hを公園の池8
内に設置した状態をあらわしている。
【0015】前記回転構造物Hは、飾り物、モニュメン
ト等として使用され、前記公園の池8内の他に、公園の
緑地、家庭の庭、ビルディングの玄関、屋上等人がよく
集まる、かつ見えやすい場所に設置するのが好ましい。
ト等として使用され、前記公園の池8内の他に、公園の
緑地、家庭の庭、ビルディングの玄関、屋上等人がよく
集まる、かつ見えやすい場所に設置するのが好ましい。
【0016】回転構造物Hは、高さ方向に内枠4、受皿
体3、基台2、球体1が順次配置されている。
体3、基台2、球体1が順次配置されている。
【0017】この回転構造物Hは、図2のように、水7
を満たした一定高さの排水口61を備えた外枠6内に設
置され、該外枠6に設置される内枠4には下部に水7の
入口41と出口42を設け、該内枠4内には圧力水Wを
圧力室23に強制的に供給するポンプ5が設置されてい
る。
を満たした一定高さの排水口61を備えた外枠6内に設
置され、該外枠6に設置される内枠4には下部に水7の
入口41と出口42を設け、該内枠4内には圧力水Wを
圧力室23に強制的に供給するポンプ5が設置されてい
る。
【0018】該ポンプ5の給水側には、外枠6及び内枠
4内にあるゴミ等の侵入を防止のため、フィルター53
がパイプ52を介して接続されている。
4内にあるゴミ等の侵入を防止のため、フィルター53
がパイプ52を介して接続されている。
【0019】また、内枠4の上端には、ほぼ中央にパイ
プ51が挿通可能な貫通孔32を形成すると共に、凹状
の水受部31を設けた受皿体3が固定され、該水受部3
1のほぼ中央には基台2が載置固定されている。
プ51が挿通可能な貫通孔32を形成すると共に、凹状
の水受部31を設けた受皿体3が固定され、該水受部3
1のほぼ中央には基台2が載置固定されている。
【0020】この基台2は、白御影石等の石材、コンク
リート、金属等からなる長方体、立方体又は円柱体状そ
の他任意の形状に形成され、該基台2には、比重1以上
の材料、例えば御影石等の石材、金属材、或いはこれら
とプラスチックスの合成材で形成された球体1が搭載さ
れている。
リート、金属等からなる長方体、立方体又は円柱体状そ
の他任意の形状に形成され、該基台2には、比重1以上
の材料、例えば御影石等の石材、金属材、或いはこれら
とプラスチックスの合成材で形成された球体1が搭載さ
れている。
【0021】前記基台2の上部には、球体1を搭載する
縦断面ほぼ半円形の球体受部22が形成され、該球体受
部22の開口縁24の径は、図5のように、該球体1の
半径より僅かに小さい半径に形成され、球体1を載置し
たとき球体1の下方に僅かにクリアランスXができるよ
うに形成されている。
縦断面ほぼ半円形の球体受部22が形成され、該球体受
部22の開口縁24の径は、図5のように、該球体1の
半径より僅かに小さい半径に形成され、球体1を載置し
たとき球体1の下方に僅かにクリアランスXができるよ
うに形成されている。
【0022】具体的には、例えば、500φの球体1の
半径を250mmとした場合は、球体受部22の半径は
249mmに形成されている。
半径を250mmとした場合は、球体受部22の半径は
249mmに形成されている。
【0023】なお、図5の一点鎖線は球体1が浮上した
ときの浮上位置をあらわし、実線は球体1を単に球体受
部22に載置したときの静止状態の位置をあらわしてい
る。
ときの浮上位置をあらわし、実線は球体1を単に球体受
部22に載置したときの静止状態の位置をあらわしてい
る。
【0024】また、球体受部22のほぼ中央には横断面
ほぼ円形の圧力室23が設けてあり、該圧力室23の下
部には段差25を形成して下方はやや縮径し、この圧力
室23のほぼ中央の直下にパイプ51が挿着可能な径の
貫通穴21が穿設されている。
ほぼ円形の圧力室23が設けてあり、該圧力室23の下
部には段差25を形成して下方はやや縮径し、この圧力
室23のほぼ中央の直下にパイプ51が挿着可能な径の
貫通穴21が穿設されている。
【0025】さらに、圧力室23の段差25上には、図
4のような、一方向に一つ又は複数の螺旋状溝A1を形
成した、例えば円盤状の第1ガイドAが配置されてい
る。
4のような、一方向に一つ又は複数の螺旋状溝A1を形
成した、例えば円盤状の第1ガイドAが配置されてい
る。
【0026】なお、この第1ガイドAの上下にはポンプ
5からの圧力水Wの供給を円滑にするため一定高さの隙
間Bを形成するのがよい。
5からの圧力水Wの供給を円滑にするため一定高さの隙
間Bを形成するのがよい。
【0027】前記圧力室23の貫通穴21とポンプ5と
はパイプ51で連結され、該ポンプ5からは圧力水Wが
圧力室23に供給される。
はパイプ51で連結され、該ポンプ5からは圧力水Wが
圧力室23に供給される。
【0028】そして、ポンプ5からパイプ51を介して
一定水圧の水、例えば圧力水Wが圧力室23に強制的に
供給されると、この圧力水Wは圧力室23内及び第1ガ
イドAの螺旋状溝A1に強制的に導入され、圧力室23
の内圧を上昇させて球体1を浮上させると同時に、第1
ガイドAの螺旋状溝A1から圧力水Wを勢いよく噴出
し、球体1を浮上させた状態で、球体1を図5の矢印方
向すなわち、水平方向に円滑に回転させる。
一定水圧の水、例えば圧力水Wが圧力室23に強制的に
供給されると、この圧力水Wは圧力室23内及び第1ガ
イドAの螺旋状溝A1に強制的に導入され、圧力室23
の内圧を上昇させて球体1を浮上させると同時に、第1
ガイドAの螺旋状溝A1から圧力水Wを勢いよく噴出
し、球体1を浮上させた状態で、球体1を図5の矢印方
向すなわち、水平方向に円滑に回転させる。
【0029】また、圧力室23の水圧で球体1が球体受
部22より浮上すると、球体1と球体受部22の開口縁
24間に僅かにできる隙間Cから水が勢いよく噴出又は
流出し、球体1の周囲から噴出又は流出する。
部22より浮上すると、球体1と球体受部22の開口縁
24間に僅かにできる隙間Cから水が勢いよく噴出又は
流出し、球体1の周囲から噴出又は流出する。
【0030】この時、球体1は比重が1以上であるか
ら、圧力室23の内圧とバランスし、僅かに浮上するだ
けである。
ら、圧力室23の内圧とバランスし、僅かに浮上するだ
けである。
【0031】図8は、球体1を垂直Y方向に回転させる
ために、圧力室23内に第2ガイドDを配置した場合で
あり、この第2ガイドDは、第1ガイドAと同様円盤形
状であり、球体1が垂直Y方向に回転可能に、軸線に対
しやや斜め方向に一方向から圧力水Wを流す通路D1が
形成されている。
ために、圧力室23内に第2ガイドDを配置した場合で
あり、この第2ガイドDは、第1ガイドAと同様円盤形
状であり、球体1が垂直Y方向に回転可能に、軸線に対
しやや斜め方向に一方向から圧力水Wを流す通路D1が
形成されている。
【0032】前記通路D1は、第2ガイドDの第1実施
例をあらわした図6のように、所定箇所には円周方向
に、横断面ほぼ長穴状の通路D2を設けるか、同じく第
2ガイドDの第2実施例をあらわした図7のように、円
周方向に横断面ほぼ円形状の通路D3を複数個設けてい
る。
例をあらわした図6のように、所定箇所には円周方向
に、横断面ほぼ長穴状の通路D2を設けるか、同じく第
2ガイドDの第2実施例をあらわした図7のように、円
周方向に横断面ほぼ円形状の通路D3を複数個設けてい
る。
【0033】そして、ポンプ5からパイプ51を介して
圧力水Wを圧力室23に供給すると、この圧力水Wは圧
力室23内及び第2ガイドDの通路D1に強制的に導入
され、圧力室23の内圧を上昇させて球体1を浮上させ
ると同時に、第2ガイドDの通路D1を通って圧力水W
は一方向から勢いよく噴出又は流出し、球体1を浮上さ
せた状態で該球体1を垂直Y方向に回転させる(図8参
照)。
圧力水Wを圧力室23に供給すると、この圧力水Wは圧
力室23内及び第2ガイドDの通路D1に強制的に導入
され、圧力室23の内圧を上昇させて球体1を浮上させ
ると同時に、第2ガイドDの通路D1を通って圧力水W
は一方向から勢いよく噴出又は流出し、球体1を浮上さ
せた状態で該球体1を垂直Y方向に回転させる(図8参
照)。
【0034】また、圧力室23の水圧で球体1が球体受
部22より浮上すると、球体1と球体受部22の開口縁
24間の隙間Cから圧力水Wが勢いよく噴出し、球体1
の周囲から流出又は噴出するのは第1ガイドAの場合と
同様である。
部22より浮上すると、球体1と球体受部22の開口縁
24間の隙間Cから圧力水Wが勢いよく噴出し、球体1
の周囲から流出又は噴出するのは第1ガイドAの場合と
同様である。
【0035】このため、観察者は重い球体1が水平方向
又は垂直方向に回転することに注目し、その造形物の外
観の美しさに加えて、造形物の全部又は一部が回転する
こと及び隙間Cからの噴出水の多様な変化に価値を見い
だすことができる。
又は垂直方向に回転することに注目し、その造形物の外
観の美しさに加えて、造形物の全部又は一部が回転する
こと及び隙間Cからの噴出水の多様な変化に価値を見い
だすことができる。
【0036】球体1の回転速度及び球体1周囲からの圧
力水Wの噴出勢い、量、方向等は、ポンプ5の供給圧
力、圧力室23の大きさ、球体1と球体受部22との間
の隙間の大きさ、第1ガイドAの螺旋状溝A1の幅、方
向、第2ガイドDの通路D1の幅、方向等の設定によっ
て多様に変化させることができる。
力水Wの噴出勢い、量、方向等は、ポンプ5の供給圧
力、圧力室23の大きさ、球体1と球体受部22との間
の隙間の大きさ、第1ガイドAの螺旋状溝A1の幅、方
向、第2ガイドDの通路D1の幅、方向等の設定によっ
て多様に変化させることができる。
【0037】そして、隙間Cからの圧力水Wの噴出勢い
が大きい場合は、噴水のような形態となり、噴出勢いが
小さい場合は球体1の回転と水の流れが相まって美しさ
を与える。
が大きい場合は、噴水のような形態となり、噴出勢いが
小さい場合は球体1の回転と水の流れが相まって美しさ
を与える。
【0038】また、球体1の表面を精密に真円加工した
り、球体1の表面を多少ラフに形成すると、球体1の回
転中に球体受部22との開口縁24間の隙間Cの大きさ
に変化が生じ、圧力水Wがこの隙間Cから上方、水平方
向等に噴射し、球体1の動き、圧力水Wの噴出状態を多
様化できる。
り、球体1の表面を多少ラフに形成すると、球体1の回
転中に球体受部22との開口縁24間の隙間Cの大きさ
に変化が生じ、圧力水Wがこの隙間Cから上方、水平方
向等に噴射し、球体1の動き、圧力水Wの噴出状態を多
様化できる。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【0040】A.螺旋状溝を設けた第1ガイドを圧力室
内に配置した場合は、圧力室にポンプで強制的に圧力水
が供給されると、球体は圧力室の内圧でわずかに浮上す
ると共に、球体は浮上した状態で第1ガイドの螺旋状溝
から圧力水が流出するため、球体を水平方向へ円滑に回
転させることができる。
内に配置した場合は、圧力室にポンプで強制的に圧力水
が供給されると、球体は圧力室の内圧でわずかに浮上す
ると共に、球体は浮上した状態で第1ガイドの螺旋状溝
から圧力水が流出するため、球体を水平方向へ円滑に回
転させることができる。
【0041】従って、球体が回転して球体及びその周囲
が多種多様に変化するため、この変化及び動きが観察者
の目を引きつけ、興味をそそり、長時間見ていても飽き
ることもなく変化を楽しむことができる。
が多種多様に変化するため、この変化及び動きが観察者
の目を引きつけ、興味をそそり、長時間見ていても飽き
ることもなく変化を楽しむことができる。
【0042】B.また、通路を設けた第2ガイドを圧力
室内に配置した場合は、圧力室にポンプで強制的に圧力
水が供給されると、球体は圧力室の内圧でわずかに浮上
すると共に、球体を浮上させた状態で第2ガイドの通路
から圧力水が勢いよく流出するため、球体を垂直方向に
回転させることができる。
室内に配置した場合は、圧力室にポンプで強制的に圧力
水が供給されると、球体は圧力室の内圧でわずかに浮上
すると共に、球体を浮上させた状態で第2ガイドの通路
から圧力水が勢いよく流出するため、球体を垂直方向に
回転させることができる。
【0043】C.球体受部の開口縁の径は球体の径より
僅かに小さく形成したため、球体浮上時、圧力室の圧力
水はその隙間から勢いよく噴出し、球体及び球体の周囲
の動きを多様に変化させることができる。
僅かに小さく形成したため、球体浮上時、圧力室の圧力
水はその隙間から勢いよく噴出し、球体及び球体の周囲
の動きを多様に変化させることができる。
【0044】D.球体の表面を精密に真円加工した場合
や、ラフに加工した場合は、球体と開口縁間の隙間の大
きさが変更できるため、この隙間から流出する圧力流体
の流れに多様な変化を与えることができる。
や、ラフに加工した場合は、球体と開口縁間の隙間の大
きさが変更できるため、この隙間から流出する圧力流体
の流れに多様な変化を与えることができる。
【図1】公園等の池の中に設置した本発明の回転構造物
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】本発明の球体構造物の一部断面図である。
【図3】同じく球体構造物の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1ガイドの斜視図である。
【図5】第1ガイドの実施例における球体の静止時と水
平方向回転時の一部断面図である。
平方向回転時の一部断面図である。
【図6】第2ガイドの第1実施例の斜視図である。
【図7】第2ガイドの第2実施例の斜視図である。
【図8】第2ガイドの実施例における球体の静止時と垂
直方向回転時の一部断面図である。
直方向回転時の一部断面図である。
1 球体 2 基台 21 貫通穴 22 球体受部 23 圧力室 24 開口縁 25 段差 3 受皿体 31 水受部 4 内枠 5 ポンプ A 第1ガイド A1 螺旋状溝 D 第2ガイド D1 通路 W 圧力水
Claims (4)
- 【請求項1】 圧力水を供給するポンプを内部に配置し
た内枠上部に、受皿体を介して上部に球体受部を形成し
た基台を配置すると共に該球体受部には球体を載置し、
かつ該球体受部のほぼ中央には圧力室及び貫通穴を設
け、前記圧力室には球体を水平方向に回転可能に、一方
向に螺旋状溝を形成した第1ガイドを配置し、更に前記
貫通穴とポンプとをパイプで接続してなる流体による回
転構造物。 - 【請求項2】 球体浮上時、球体と球体受部の隙間から
勢いよく水が噴出可能に、球体受部の開口縁の径を球体
の直径より僅かに小さく形成してなる請求項1の流体に
よる回転構造物。 - 【請求項3】 螺旋状溝は第1ガイドの外周に形成して
なる請求項1の流体による回転構造物。 - 【請求項4】 圧力室には、第1ガイドの代わりに、球
体を垂直方向に回転可能に、軸線に対してやや斜め方向
に通路を形成した第2ガイドを配置してなる請求項1の
流体による回転構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308123A JP2554304B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 流体による回転構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4308123A JP2554304B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 流体による回転構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134368A true JPH06134368A (ja) | 1994-05-17 |
JP2554304B2 JP2554304B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17977162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4308123A Expired - Lifetime JP2554304B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 流体による回転構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554304B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5992757A (en) * | 1998-10-05 | 1999-11-30 | Disney Enterprises, Inc. | Spherical fountain |
CN103083911A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-05-08 | 张海波 | 一种水力喷射悬浮游乐方法及其水力喷射悬浮游乐装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417260U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-13 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4308123A patent/JP2554304B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417260U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-13 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5992757A (en) * | 1998-10-05 | 1999-11-30 | Disney Enterprises, Inc. | Spherical fountain |
CN103083911A (zh) * | 2013-01-25 | 2013-05-08 | 张海波 | 一种水力喷射悬浮游乐方法及其水力喷射悬浮游乐装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554304B2 (ja) | 1996-11-13 |
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