JPH06130Y2 - ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ - Google Patents

ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ

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JPH06130Y2
JPH06130Y2 JP11473687U JP11473687U JPH06130Y2 JP H06130 Y2 JPH06130 Y2 JP H06130Y2 JP 11473687 U JP11473687 U JP 11473687U JP 11473687 U JP11473687 U JP 11473687U JP H06130 Y2 JPH06130 Y2 JP H06130Y2
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JP
Japan
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electrode
applicator
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hyperthermia
living body
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JP11473687U
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JPS6420858U (ja
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直彦 高山
義孝 奥村
辰男 木村
清人 園木
孝之 佐野
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガンなどの加温治療に使用されるハイパーサ
ーミア用アプリケータに関する。
[従来の技術] 治療すべき患者の患部である生体の両側に、電極を備え
たアプリケータを対向させて配置し、その電極間に高周
波電圧を印加して誘電加熱により生体内部を加温して、
ガンなどの治療を行なうハイパーサーミア装置が知られ
ている。
ところで、このような治療では、生体内の局所を集中的
に加熱したい場合がある。
従来は、このために加熱したい治療個所の生体内の深さ
やその範囲に応じて、電極の大きさの異なるアプリケー
タを交換し、使い分けるようにしていた。また、このほ
か、特開昭62-14865号公報に見られるように、一つの電
極を複数の電極片に分割し、通電する電極片の数を変え
ることにより、等価的に電極の大きさを変えるものも提
案されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、これら従来の方法では、電極の大きさ
は、予め決められた複数種の内から選択することになる
ため、連続して変化されることができず、治療個所に応
じた最適な治療が行なえないというという問題があっ
た。
本考案は、以上の問題点を解決し、電極の大きさを連続
して変化できるハイパーサーミア用アプリケータを提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このために本考案は、平板状で中央部に開口部を有する
と共に、その開口部の開度調節が自在の絞り装置を絶縁
物により形成し、被加温体である生体の両側に配置する
アプリケータの電極の生体側に、上記絞り装置を配設す
るようにしたものである。
[作用] アプリケータの電極と生体間が、絞り装置の絶縁物によ
り遮蔽され、電極からの高周波電流は絞り装置の開口部
に集中するようになるため、その開口部の開度調節によ
り、等価的に連続して電極の大きさを変化させることが
できるようになる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、本考案の一実施例に係るハイパーサーミア用
アプリケータの側断面図を示したものである。同図にお
いて、アプリケータ1は、生体2の上部に配置されたとき
の状態を示している。アプリケータ1の外形をなすケー
ス体11の下部は、可撓性材料で形成され、生体2への装
着が容易になっている。
ケース体11の内部は、中空であり仕切板12により上部と
下部が仕切られている。仕切板12の下部空間は、ボーラ
ス部を形成し、そのボーラス部に水を循環させるため
に、ケース体11の側部には、給水口13と排水口14が形成
されている。
ケース体11内の仕切板12の上面には、図示せぬ高周波発
振器に接続される円盤状の電極3が配設されている。ま
た、仕切板12の下部には、絞り装置4が配設されてい
る。絞り装置4の側方には、仕切板12およびケース体11
を貫通して上端部が外部に露出するシャフト5が配設さ
れている。仕切板12とシャフト5とが接する部分には、
Oリング12aが取り付けられ、水もれが防止される構造
となっている。このシャフト5は、絞り装置4を操作する
ためのものである。
第2図は、第1図におけるA-A矢視断面図であり、絞り装
置4を示したものである。図において、この絞り装置4
は、略三角形に形成された8枚の絶縁板41が、それぞれ
相互に一部が重なるように環状に配列されてなる。これ
らの絶縁板41の内の1枚には、長穴41aが穿設されたレバ
ー41bが形成されている。また、これらの絶縁板41は、
内部が空洞に形成されている。
環状に配列された各絶縁板41は、外側一端部が仕切板12
に植立されたピン12c〜12iにより軸支され、回動自在に
取り付けられている。
また、各絶縁板41は、第3図(a)に示すように、内側端部
に突起部41cが形成されると共に、内側中央寄りに長穴4
1dが形成されている。そして、一つの絶縁板41の突起部
41cは、そのとなりの絶縁板41の長穴41dに係合して、8
枚の絶縁板41が連結されている。
第4図は、絞り装置4の駆動機構を示すもので、レバー41
bには、長穴41aに挿嵌されてその長穴41aに沿って自由
に移動する金具42が取り付けられている。この金具42に
は、ばね43の一端が取り付けられ、そのばね43の他端
は、仕切板12に固定されている。
また、金具42には、ワイヤー44の一端が取り付けられ、
そのワイヤー44の他方は、シャフト5の先端部に形成さ
れたドラム部5aにより巻き取られるようになっている。
以上の構成で、アプリケータ1は、生体2の両側に配置さ
れる。つまり、第1図の場合、図示を省略しているが、
もう一つのアプリケータ1が生体2に下方に配置されるこ
とになる。
それぞれのアプリケータ1の電極3には、図示せぬ高周波
発振器からの高周波電圧が印加され、給水口13には水が
供給される。
この場合、電極3と生体2との間には、絶縁板41で形成さ
れた絞り装置4が配設されている。このため、電極3から
の高周波電流は、8枚の絶縁板41により形成される開口
部に集中するようになる。この結果、絶縁板41の上記開
口部と同じ面積の電極3が配設されている場合と同様に
作用することになる。
ところで、いま絶縁板41が、第3図(a)に示すように、各
絶縁板41相互の重なり部分の小さい状態であったとす
る。ここで、ケース体11の上部に露出しているシャフト
5を、ドラム部5aでワイヤー44を巻取るように回転させ
ると、レバー41bが引かれ、一つの絶縁板41はピン12bを
支点として同図矢印方向に回動する。すると、絶縁板41
それぞれの突起部41cと長穴41dとが係合して連結してい
るので、全ての絶縁板41がピン12b〜12iを支点として同
様に回動する。これにより、絶縁板41相互の重なり部分
が大きくなり、同図(b)に示すように、8枚の絶縁板41に
より形成される開口部の半径rは、上記同図(a)に対して
小さくなる。
一方、シャフト5を逆方向に回転させると、ばね43によ
り、レバー41bが引かれ、上記開口部の半径rは大きくな
る。
前記したように、等価的な電極3の面積は、上記開口部
の面積に等しくなる。また、その開口部の面積は絶縁板
41の回動位置に応じて、連続的に変化する。従って、シ
ャフト5の操作により、電極面積を連続的に任意に設定
できるようになる。
これにより、例えば表在性の腫瘍に対しては、その周辺
部を集中的に加温するというように、治療個所に応じて
電極面積を任意に設定し、最適な治療が行なえるように
なる。
また、このアプリケータ1を治療計画支援システムで使
用する場合、計算結果に基づいてシャフト5をモータで
回転制御するようにすれば、自動的に最適な電極面積を
設定することができるようになる。
なお、以上の実施例では、絞り装置4は、複数の絶縁板4
1をそれぞれ回動させて、開口部の大きさを変化させる
ようにしたが、絶縁板41を並行に移動させるなど、他の
方法により開口部の大きさを変化させてもよいのは当然
である。また、絶縁板41は必ずしも中空に形成しなくて
もよいことはいうまでもない。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、平板状で中央部に開口
部を有すると共に、その開口部の開度調節が自在の絞り
装置を絶縁物により形成して、アプリケータの電極の生
体側に配設したので、電極と生体間が、絞り装置の絶縁
物により遮蔽され、電極からの高周波電流は絞り装置の
開口部に集中するようになるため、その開口部の開度調
節により、電極の大きさを等価的に連続して変化させる
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るハイパーサーミア用ア
プリケータの側断面図、第2は第1図のA-A矢視断面図、
第3図(a),(b)は絞り装置の開閉動作を示す説明図、第4
図はその開閉を行なうための機構を示す説明図である。 1…アプリケータ、2…生体、3…電極、4…絞り装置、5
…シャフト、5a…ドラム部、11…ケース体、12…仕切
板、12b〜12i…ピン、13…給水口、14…排水口、41…絶
縁板、41a,41d…長穴、41b…レバー、41c…突起部、42
…金具、43…ばね、44…ワイヤー。
フロントページの続き (72)考案者 園木 清人 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内 (72)考案者 佐野 孝之 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所三条工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の電極を有し、被加温体の両側に配
    置して各電極間に高周波電圧を印加して使用するハイパ
    ーサーミア用アプリケータにおいて、少なくとも上記電
    極の一方の上記被加温体側には、平板状で中央部に開口
    部を有すると共に、その開口部の開度が調節自在の絶縁
    物により形成した絞り装置を配設したことを特徴とする
    ハイパーサーミア用アプリケータ。
JP11473687U 1987-07-27 1987-07-27 ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ Expired - Lifetime JPH06130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11473687U JPH06130Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11473687U JPH06130Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420858U JPS6420858U (ja) 1989-02-01
JPH06130Y2 true JPH06130Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31355758

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JP11473687U Expired - Lifetime JPH06130Y2 (ja) 1987-07-27 1987-07-27 ハイパ−サ−ミア用アプリケ−タ

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH083270Y2 (ja) * 1989-10-06 1996-01-31 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリールの制動装置
JPH03108373U (ja) * 1990-02-22 1991-11-07
JP2602467Y2 (ja) * 1991-03-29 2000-01-17 株式会社 シマノ スピニングリール
JPH0515772U (ja) * 1991-08-22 1993-03-02 株式会社シマノ スピニングリール
JP2012223302A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Univ Of Occupational & Environmental Health Japan 温熱治療装置に用いる誘導体、温熱治療装置

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