JPH06130365A - 携帯端末装置用液晶ディスプレイモジュール - Google Patents
携帯端末装置用液晶ディスプレイモジュールInfo
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- JPH06130365A JPH06130365A JP4281756A JP28175692A JPH06130365A JP H06130365 A JPH06130365 A JP H06130365A JP 4281756 A JP4281756 A JP 4281756A JP 28175692 A JP28175692 A JP 28175692A JP H06130365 A JPH06130365 A JP H06130365A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】少数の光源からの光を拡散して背面から均一に
照明することのできる携帯端末装置用液晶ディスプレイ
モジュールを提供する。 【構成】第１プリント配線板４０、この上に搭載された
複数の光源４６、第１プリント配線板４０上に搭載され
た液晶ディスプレイドライバ４４、第１プリント配線板
４０に両端部で接着され、前記光源４６をその両端部に
収容して光源４６からの光を透過する半透明導光板５０
と、前記光源４６に近い両端部分よりも中央部分で光を
多く散乱するように散乱度を段階的に変化させて半透明
導光板５０の凹曲面状の下面５０ａに形成された散乱手
段５２および貼付された反射シート５４、半透明導光板
５０の平面状の上面５０ｂに接着された液晶ディスプレ
イ５６、前記液晶ディスプレイドライバ４４と液晶ディ
スプレイ５６とを接続する第１フレキシブルプリント配
線シート６８とから構成する。
照明することのできる携帯端末装置用液晶ディスプレイ
モジュールを提供する。 【構成】第１プリント配線板４０、この上に搭載された
複数の光源４６、第１プリント配線板４０上に搭載され
た液晶ディスプレイドライバ４４、第１プリント配線板
４０に両端部で接着され、前記光源４６をその両端部に
収容して光源４６からの光を透過する半透明導光板５０
と、前記光源４６に近い両端部分よりも中央部分で光を
多く散乱するように散乱度を段階的に変化させて半透明
導光板５０の凹曲面状の下面５０ａに形成された散乱手
段５２および貼付された反射シート５４、半透明導光板
５０の平面状の上面５０ｂに接着された液晶ディスプレ
イ５６、前記液晶ディスプレイドライバ４４と液晶ディ
スプレイ５６とを接続する第１フレキシブルプリント配
線シート６８とから構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機等の携帯端末
装置用液晶ディスプレイモジュール（ＬＣＤモジュー
ル）に関する。
装置用液晶ディスプレイモジュール（ＬＣＤモジュー
ル）に関する。
【０００２】通信の究極的な目的は言うまでもなく、い
つでも、どこからでも、誰にも、直ちに意思又は情報を
伝え、或いは交換できることであり、従来の固定した点
相互の通信に加えて移動通信が次第に発展してきてい
る。
つでも、どこからでも、誰にも、直ちに意思又は情報を
伝え、或いは交換できることであり、従来の固定した点
相互の通信に加えて移動通信が次第に発展してきてい
る。
【０００３】移動通信は、船舶、自動車及び航空機等の
移動体と一般加入電話や事務所等との間の通信及び移動
体相互間の通信であり、近年になり移動通信装置の一種
である携帯電話機やコードレス電話機が盛んに開発され
ている。
移動体と一般加入電話や事務所等との間の通信及び移動
体相互間の通信であり、近年になり移動通信装置の一種
である携帯電話機やコードレス電話機が盛んに開発され
ている。
【０００４】携帯電話機には薄型表示装置として一般的
に液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）が使用されており、携帯
電話機の夜間使用を考慮してＬＣＤを背後から照明する
バックライト構造が設けられている。最近の携帯電話機
は益々小型化、薄型化しているため、スペースを取らず
且つ少数の光源で液晶を背後から均一に照明することの
できるＬＣＤモジュールが要望されている。
に液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）が使用されており、携帯
電話機の夜間使用を考慮してＬＣＤを背後から照明する
バックライト構造が設けられている。最近の携帯電話機
は益々小型化、薄型化しているため、スペースを取らず
且つ少数の光源で液晶を背後から均一に照明することの
できるＬＣＤモジュールが要望されている。
【０００５】
【従来の技術】従来の携帯電話機用ＬＣＤモジュール
は、ＬＣＤの背面に多数のＬＥＤを実装し、ＬＣＤを背
面から均一に照明するようにしていた。さらに、ＬＣＤ
下部にバックライト用の部品を実装するスペースを取る
ために、ＬＣＤモジュールの高さが高いものとなってい
た。
は、ＬＣＤの背面に多数のＬＥＤを実装し、ＬＣＤを背
面から均一に照明するようにしていた。さらに、ＬＣＤ
下部にバックライト用の部品を実装するスペースを取る
ために、ＬＣＤモジュールの高さが高いものとなってい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の携帯
電話機用ＬＣＤモジュールは、多数のＬＥＤを使用して
いたためにコスト高となっていた。また、ＬＣＤの下部
に部品を実装するスペースを取るためにＬＣＤモジュー
ルの高さが高くなっていたため、携帯電話機の小型化及
び薄型化に対応できないという問題があった。
電話機用ＬＣＤモジュールは、多数のＬＥＤを使用して
いたためにコスト高となっていた。また、ＬＣＤの下部
に部品を実装するスペースを取るためにＬＣＤモジュー
ルの高さが高くなっていたため、携帯電話機の小型化及
び薄型化に対応できないという問題があった。
【０００７】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、少数の光源からの
光を拡散して液晶を背面から均一に照明することができ
るとともに、薄型化を図った携帯端末装置用液晶ディス
プレイモジュールを提供することである。
のであり、その目的とするところは、少数の光源からの
光を拡散して液晶を背面から均一に照明することができ
るとともに、薄型化を図った携帯端末装置用液晶ディス
プレイモジュールを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、第１プリント配線板と、該第１プリ
ント配線板上に搭載された複数の光源と、該第１プリン
ト配線板上に搭載された液晶ディスプレイドライバと、
該第１プリント配線板に両端部で接着され、凹曲面状の
下面と平面状上面を有し、前記光源をその両端部で収容
して光源からの光を透過する半透明導光板と、前記光源
に近い両端部分よりも中央部分で光を多く散乱するよう
に散乱の程度を段階的に変化させて前記半透明導光板の
前記凹曲面状の下面に形成された散乱手段と、前記半透
明導光板の前記凹曲面状の下面に貼付された反射シート
と、前記半透明導光板の前記平面状の上面に接着された
液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイドライバと
前記液晶ディスプレイとを接続する第１フレキシブルプ
リント配線シートと、を具備したことを特徴とする携帯
端末装置用液晶ディスプレイモジュールを提供する。
を解決するために、第１プリント配線板と、該第１プリ
ント配線板上に搭載された複数の光源と、該第１プリン
ト配線板上に搭載された液晶ディスプレイドライバと、
該第１プリント配線板に両端部で接着され、凹曲面状の
下面と平面状上面を有し、前記光源をその両端部で収容
して光源からの光を透過する半透明導光板と、前記光源
に近い両端部分よりも中央部分で光を多く散乱するよう
に散乱の程度を段階的に変化させて前記半透明導光板の
前記凹曲面状の下面に形成された散乱手段と、前記半透
明導光板の前記凹曲面状の下面に貼付された反射シート
と、前記半透明導光板の前記平面状の上面に接着された
液晶ディスプレイと、前記液晶ディスプレイドライバと
前記液晶ディスプレイとを接続する第１フレキシブルプ
リント配線シートと、を具備したことを特徴とする携帯
端末装置用液晶ディスプレイモジュールを提供する。
【０００９】好ましくは、前記散乱手段は半透明導光板
の凹曲面状の下面に中央部分で大きく光源に近い両端部
分で小さくなるように形成された白色スポットから構成
される。
の凹曲面状の下面に中央部分で大きく光源に近い両端部
分で小さくなるように形成された白色スポットから構成
される。
【００１０】代案として、両端部分で大きく中央部分で
小さな多数の穴を有する白色シートを半透明導光板の凹
曲面状の下面に貼付するようにしてもよい。
小さな多数の穴を有する白色シートを半透明導光板の凹
曲面状の下面に貼付するようにしてもよい。
【００１１】
【作用】半透明導光板の下面を凹曲面状に形成したため
に、ＬＣＤの下側に実装された部品を逃げることがで
き、ＬＣＤモジュールの薄型化を図ることができる。
に、ＬＣＤの下側に実装された部品を逃げることがで
き、ＬＣＤモジュールの薄型化を図ることができる。
【００１２】また、光源に近い両端部分よりも中央部分
で光を多く散乱するように散乱の程度を段階的に変化さ
せる散乱手段を半透明導光板の凹曲面状の下面に形成し
たために、少数の光源からの光を拡散して液晶を背面か
ら均一に照明することができる。
で光を多く散乱するように散乱の程度を段階的に変化さ
せる散乱手段を半透明導光板の凹曲面状の下面に形成し
たために、少数の光源からの光を拡散して液晶を背面か
ら均一に照明することができる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。まず図１を参照すると、２は携帯電話機のケ
ースを示しており、ケース２の上端部にはスピーカを収
容した受話部４が設けられており、ケース２の中間部分
には本発明に係る液晶ディスプレイモジュール（ＬＣＤ
モジュール）を収容した表示部６と、ダイヤル機能等を
有するスイッチ部８が設けられている。また、ケースの
下端部左側には、マイクロホンを収容した送話部１０が
設けられている。
説明する。まず図１を参照すると、２は携帯電話機のケ
ースを示しており、ケース２の上端部にはスピーカを収
容した受話部４が設けられており、ケース２の中間部分
には本発明に係る液晶ディスプレイモジュール（ＬＣＤ
モジュール）を収容した表示部６と、ダイヤル機能等を
有するスイッチ部８が設けられている。また、ケースの
下端部左側には、マイクロホンを収容した送話部１０が
設けられている。
【００１４】ケース２の右側面には収納式のアンテナ１
２が取り付けられている。ケース２の下端部にはカバー
１４が回動可能に取り付けられており、このカバー１４
は閉じたときにスイッチ部８を覆い、開いたときには所
定位置で安定して送話部１０に対する反射集音板として
機能する。さらに、携帯電話機のハンドリングに便利な
ようにストラップ１６がケース２に取り付けられてい
る。
２が取り付けられている。ケース２の下端部にはカバー
１４が回動可能に取り付けられており、このカバー１４
は閉じたときにスイッチ部８を覆い、開いたときには所
定位置で安定して送話部１０に対する反射集音板として
機能する。さらに、携帯電話機のハンドリングに便利な
ようにストラップ１６がケース２に取り付けられてい
る。
【００１５】図２を参照すると、本発明実施例に係るＬ
ＣＤモジュールを採用した携帯電話機の分解斜視図が示
されている。ケース２はフロントケース２ａとリアケー
ス２ｂとから構成される。
ＣＤモジュールを採用した携帯電話機の分解斜視図が示
されている。ケース２はフロントケース２ａとリアケー
ス２ｂとから構成される。
【００１６】フロントケース２ａにはスイッチパネル１
８が例えば超音波溶着等により固着されている。スイッ
チパネル１８にはキートップシート３２の複数のキート
ップ３２ａが挿入される穴１８ａが形成されている。ス
イッチパネル１８にはさらにＬＣＤモジュール用の窓１
９が設けられている。
８が例えば超音波溶着等により固着されている。スイッ
チパネル１８にはキートップシート３２の複数のキート
ップ３２ａが挿入される穴１８ａが形成されている。ス
イッチパネル１８にはさらにＬＣＤモジュール用の窓１
９が設けられている。
【００１７】２０はキートップ３２ａが選択的に接触す
る複数のスイッチ部２０ａを有するスイッチ板であり、
アルミニウム製のプレートの表面に絶縁被覆をして導電
性のスイッチ部２０ａが形成されている。
る複数のスイッチ部２０ａを有するスイッチ板であり、
アルミニウム製のプレートの表面に絶縁被覆をして導電
性のスイッチ部２０ａが形成されている。
【００１８】スピーカ２２及びアラートスピーカ２４が
フレキシブルプリント配線シート（ＦＰＷＳ）２６によ
りスイッチ板２０及びプリント配線板３４に接続されて
いる。２８はスピーカ２２及びアラートスピーカ２４の
音量を調整するボリュームである。スイッチ板２０には
さらにマイクロホン３０が接続されている。
フレキシブルプリント配線シート（ＦＰＷＳ）２６によ
りスイッチ板２０及びプリント配線板３４に接続されて
いる。２８はスピーカ２２及びアラートスピーカ２４の
音量を調整するボリュームである。スイッチ板２０には
さらにマイクロホン３０が接続されている。
【００１９】プリント配線板３４上には携帯電話機に必
要な無線回路及び制御回路が形成されており、本発明に
係るＬＣＤモジュール３６が搭載される。リアケース２
ｂにはアンテナ１２が引き出し可能に取り付けられ、ア
ンテナ１２はプリント配線板３４上に形成された無線回
路に電気的に接続される。リアケース２ｂの下側には携
帯電話機を駆動するバッテリパック３８が着脱可能に装
着される。
要な無線回路及び制御回路が形成されており、本発明に
係るＬＣＤモジュール３６が搭載される。リアケース２
ｂにはアンテナ１２が引き出し可能に取り付けられ、ア
ンテナ１２はプリント配線板３４上に形成された無線回
路に電気的に接続される。リアケース２ｂの下側には携
帯電話機を駆動するバッテリパック３８が着脱可能に装
着される。
【００２０】次に、図３及び図４を参照して本発明に係
るＬＣＤモジュールの実施例について説明する。ガラス
エポキシ基板製のプリント配線板４０の概略中央部には
ＬＣＤドライバ４４を実装したポリイミドフィルム４２
が実装されており、その両端部にはＬＥＤ４６がそれぞ
れ３個ずつ実装されている。プリント配線板４０はフレ
キシブルプリント配線シート４８により携帯電話機のプ
リント配線板３４に接続される。
るＬＣＤモジュールの実施例について説明する。ガラス
エポキシ基板製のプリント配線板４０の概略中央部には
ＬＣＤドライバ４４を実装したポリイミドフィルム４２
が実装されており、その両端部にはＬＥＤ４６がそれぞ
れ３個ずつ実装されている。プリント配線板４０はフレ
キシブルプリント配線シート４８により携帯電話機のプ
リント配線板３４に接続される。
【００２１】図４に示すように、プリント配線板４０の
両端部には凹曲面状の下面５０ａと平面状上面５０ｂを
有する半透明導光板５０が接着されている。導光板５０
の下面５０ａが凹曲面状に形成されているために、プリ
ント配線板４０と導光板５０との間に画成された空間内
にＬＣＤドライバ４４等の部品を収容することができ
る。
両端部には凹曲面状の下面５０ａと平面状上面５０ｂを
有する半透明導光板５０が接着されている。導光板５０
の下面５０ａが凹曲面状に形成されているために、プリ
ント配線板４０と導光板５０との間に画成された空間内
にＬＣＤドライバ４４等の部品を収容することができ
る。
【００２２】半透明導光板５０の下面５０ａには多数の
白色スポット５２が形成されている。これらの白色スポ
ット５２は導光板の中央部分で大きくＬＥＤ４６に近い
両端部分で小さくなるように形成されている。白色スポ
ット５２は例えばシルク印刷により形成される。
白色スポット５２が形成されている。これらの白色スポ
ット５２は導光板の中央部分で大きくＬＥＤ４６に近い
両端部分で小さくなるように形成されている。白色スポ
ット５２は例えばシルク印刷により形成される。
【００２３】半透明導光板５０の両端部下側にはＬＥＤ
４６を収容する溝５３が形成されており、溝５３の表面
はＬＥＤ４６からの光を拡散するように粗い面に形成さ
れている。導光板５０の凹曲面状の下面５０ａには白色
シート５４が例えば両面テープ等により接着されてい
る。
４６を収容する溝５３が形成されており、溝５３の表面
はＬＥＤ４６からの光を拡散するように粗い面に形成さ
れている。導光板５０の凹曲面状の下面５０ａには白色
シート５４が例えば両面テープ等により接着されてい
る。
【００２４】半透明導光板５０上には液晶ディスプレイ
（ＬＣＤ）５６が例えば両面テープ等により接着されて
いる。ＬＣＤ５６は図示しない透明電極の形成されたガ
ラス板６０，６２で液晶５８を封入し、互いに直交する
透過偏光面を有する２枚の偏光板６４，６６をそれぞれ
ガラス板６０，６２に接着して構成されている。ＬＣＤ
５６はフレキシブルプリント配線シート６８によりプリ
ント配線板４０に接続される。
（ＬＣＤ）５６が例えば両面テープ等により接着されて
いる。ＬＣＤ５６は図示しない透明電極の形成されたガ
ラス板６０，６２で液晶５８を封入し、互いに直交する
透過偏光面を有する２枚の偏光板６４，６６をそれぞれ
ガラス板６０，６２に接着して構成されている。ＬＣＤ
５６はフレキシブルプリント配線シート６８によりプリ
ント配線板４０に接続される。
【００２５】然して、ＬＥＤ４６から出た光は粗い表面
に処理された溝５３の壁面を介して半透明導光板５０内
に導入され、導光板５０内で散乱される。導光板５０の
凹曲面状の下面５０ａには中央部分で大きく両端部分で
小さな白色スポット５２が形成されているため、ＬＥＤ
４６に近い導光板５０の両端部分では光が白色スポット
５２により散乱される量が少なく、導光板５０の中央部
分では白色スポット５２により多く散乱されるため、半
透明導光板５０全体にＬＥＤ４６からの光が概略均一に
散乱し、ＬＣＤ５６をその背面から概略均一に照明する
ことができる。
に処理された溝５３の壁面を介して半透明導光板５０内
に導入され、導光板５０内で散乱される。導光板５０の
凹曲面状の下面５０ａには中央部分で大きく両端部分で
小さな白色スポット５２が形成されているため、ＬＥＤ
４６に近い導光板５０の両端部分では光が白色スポット
５２により散乱される量が少なく、導光板５０の中央部
分では白色スポット５２により多く散乱されるため、半
透明導光板５０全体にＬＥＤ４６からの光が概略均一に
散乱し、ＬＣＤ５６をその背面から概略均一に照明する
ことができる。
【００２６】次に図５及び図６を参照して、本発明の第
２実施例について説明する。第２実施例の説明におい
て、図３及び図４に示した第１実施例と実質的に同一構
成部分については同一符号を付し、重複を避けるためそ
の説明を省略する。
２実施例について説明する。第２実施例の説明におい
て、図３及び図４に示した第１実施例と実質的に同一構
成部分については同一符号を付し、重複を避けるためそ
の説明を省略する。
【００２７】本実施例に係るＬＣＤモジュール３６′の
半透明導光板５０の下面５０ａは第１実施例と同様に凹
曲面状に形成されているが、白色スポットは形成されて
いない。一方、白色シート５４′に多数の穴５５が形成
されている。穴５５は白色シート５４′の両端部分で大
きく中央に行くに従って小さくなるように形成されてい
る。白色シート５４′は半透明導光板５０の下面５０ａ
に接着される。
半透明導光板５０の下面５０ａは第１実施例と同様に凹
曲面状に形成されているが、白色スポットは形成されて
いない。一方、白色シート５４′に多数の穴５５が形成
されている。穴５５は白色シート５４′の両端部分で大
きく中央に行くに従って小さくなるように形成されてい
る。白色シート５４′は半透明導光板５０の下面５０ａ
に接着される。
【００２８】第１実施例と同様に、ＬＥＤ４６からの光
は荒く処理された溝５３の壁面を通して半透明導光板５
０内に導入され、導光板５０内で散乱される。導光板５
０の下面には両端部分で大きく中央に行くに従い小さく
なる多数の穴５５が形成された白色シート５４′が接着
されているため、導光板５０の下面の両端部分では白色
シート５４′の大きな穴５５を介して光が多く逃げ、導
光板５０の中央部分では白色シート５４′の穴５５が小
さいので光の逃げ量が小さく白色シート５４′により多
く反射される。
は荒く処理された溝５３の壁面を通して半透明導光板５
０内に導入され、導光板５０内で散乱される。導光板５
０の下面には両端部分で大きく中央に行くに従い小さく
なる多数の穴５５が形成された白色シート５４′が接着
されているため、導光板５０の下面の両端部分では白色
シート５４′の大きな穴５５を介して光が多く逃げ、導
光板５０の中央部分では白色シート５４′の穴５５が小
さいので光の逃げ量が小さく白色シート５４′により多
く反射される。
【００２９】その結果、ＬＥＤ４６からの光が半透明導
光板５０全体に均一に拡散し、ＬＣＤ５６を背面から概
略均一に照明することができる。上述した説明では、本
発明を携帯電話機に適用した例について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、小型化薄型化を
必要とする携帯端末装置一般に適用可能である。
光板５０全体に均一に拡散し、ＬＣＤ５６を背面から概
略均一に照明することができる。上述した説明では、本
発明を携帯電話機に適用した例について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、小型化薄型化を
必要とする携帯端末装置一般に適用可能である。
【００３０】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、少数の光源からの光を拡散して液晶を背面から概略
均一に照明することができるという効果を奏する。
で、少数の光源からの光を拡散して液晶を背面から概略
均一に照明することができるという効果を奏する。
【００３１】さらに、半透明導光板の下面を凹曲面状に
形成したために、プリント配線板と導光板との間に空間
が画成され、この空間内にＬＣＤの駆動部品等を収容可
能であるため、ＬＣＤモジュールの薄型化を図ることが
できる。
形成したために、プリント配線板と導光板との間に空間
が画成され、この空間内にＬＣＤの駆動部品等を収容可
能であるため、ＬＣＤモジュールの薄型化を図ることが
できる。
【図１】本発明を具備した携帯電話機の斜視図である。
【図２】図１に示した携帯電話機の分解斜視図である。
【図３】本発明第１実施例の分解斜視図である。
【図４】第１実施例断面図である。
【図５】本発明第２実施例の分解斜視図である。
【図６】第２実施例断面図である。
３６，３６′ ＬＣＤモジュール ４０ プリント配線板 ４４ ＬＣＤドライバ ４６ ＬＥＤ ４８，６８ フレキシブルプリント配線シート ５０ 半透明導光板 ５２ 白色スポット ５４，５４′ 白色シート ５５ 穴 ５６ ＬＣＤ
Claims (5)
- 【請求項１】 第１プリント配線板(40)と、 該第１プリント配線板(40)上に搭載された複数の光源(4
6)と、 該第１プリント配線板(40)上に搭載された液晶ディスプ
レイドライバ(44)と、 該第１プリント配線板(40)に両端部で接着され、凹曲面
状の下面(50a) と平面状上面(50b) を有し、前記光源(4
6)をその両端部で収容して光源(46)からの光を透過する
半透明導光板(50)と、 前記光源(46)に近い両端部分よりも中央部分で光を多く
散乱するように散乱の程度を段階的に変化させて前記半
透明導光板(50)の前記凹曲面状の下面(50a) に形成され
た散乱手段(52)と、 前記半透明導光板(50)の前記凹曲面状の下面(50a) に貼
付された反射シート(54)と、 前記半透明導光板(50)の前記平面状の上面(50b) に接着
された液晶ディスプレイ(56)と、 前記液晶ディスプレイドライバ(44)と前記液晶ディスプ
レイ(56)とを接続する第１フレキシブルプリント配線シ
ート(68)と、 を具備したことを特徴とする携帯端末装置用液晶ディス
プレイモジュール。 - 【請求項２】 前記散乱手段(52)は前記半透明導光板(5
0)の前記凹曲面状の下面(50a) に印刷されたその大きさ
が両端部分よりも中央部分に向かう程大きくなる白色ス
ポットであることを特徴とする請求項１記載の携帯端末
装置用液晶ディスプレイモジュール。 - 【請求項３】 第１プリント配線板(40)と、 該第１プリント配線板(40)上に搭載された複数の光源(4
6)と、 該第１プリント配線板(40)上に搭載された液晶ディスプ
レイドライバ(44)と、 該第１プリント配線板(40)に両端部で接着され、凹曲面
状の下面(50a) と平面状上面(50b) を有し、前記光源(4
6)をその両端部で収容して光源(46)からの光を透過する
半透明導光板(50)と、 前記半透明導光板(50)の前記凹曲面状の下面(50a) に貼
付された、中央部分から両端部分にかけて段階的に大き
くなる複数の穴(55)を有する反射シート(54 ′) と、 前記半透明導光板(50)の前記平面状の上面(50b) に接着
された液晶ディスプレイ(56)と、 前記液晶ディスプレイドライバ(44)と前記液晶ディスプ
レイ(56)とを接続する第１フレキシブルプリント配線シ
ート(68)と、 を具備したことを特徴とする携帯端末装置用液晶ディス
プレイモジュール。 - 【請求項４】 前記光源(46)はＬＥＤであり、前記反射
シート(54)は白色シートであることを特徴とする請求項
１〜３のいずれかに記載の携帯端末装置用液晶ディスプ
レイモジュール。 - 【請求項５】 前記携帯端末装置用の第２プリント配線
板(34)と、前記第１プリント配線板(40)と第２プリント
配線板(34)とを接続する第２フレキシブルプリント配線
シート(48)とをさらに含むことを特徴とする請求項１〜
４のいずれかに記載の携帯端末装置用液晶ディスプレイ
モジュール。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP4281756A JP2930820B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 携帯端末装置用液晶ディスプレイモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP4281756A JP2930820B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 携帯端末装置用液晶ディスプレイモジュール |
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|---|---|
| JPH06130365A true JPH06130365A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2930820B2 JP2930820B2 (ja) | 1999-08-09 |
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ID=17643539
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP4281756A Expired - Fee Related JP2930820B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 携帯端末装置用液晶ディスプレイモジュール |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2930820B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157125B2 (en) | 2001-02-23 | 2007-01-02 | Sony Chemicals Corporation | Doubled-faced tape |
| US8317386B2 (en) | 2006-07-24 | 2012-11-27 | Panasonic Corporation | Laser-lit planar illumination device and LCD using such device |
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1992
- 1992-10-20 JP JP4281756A patent/JP2930820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Publication date |
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