JPH06130318A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
ヘッドアップディスプレイ装置Info
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- JPH06130318A JPH06130318A JP28121792A JP28121792A JPH06130318A JP H06130318 A JPH06130318 A JP H06130318A JP 28121792 A JP28121792 A JP 28121792A JP 28121792 A JP28121792 A JP 28121792A JP H06130318 A JPH06130318 A JP H06130318A
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- Japan
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- optical power
- head
- display device
- combiner
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両用のヘッドアップディスプレイ装置に関
し、ゴースト像の発生を抑えて視認性を向上する。 【構成】情報を表示するための表示器10、例えばy軸
方向に1次元的光学パワーを有する光学素子12、およ
びx軸方向(水平方向)に1次元的光学パワーを有する
コンバイナ反射型ホログラム14とで構成され、1次元
的光学パワーを有する光学素子12のパワー方向と、1
次元的光学パワーを有するコンバイナ反射型ホログラム
14のパワー方向を結像系において直交させ、コンバイ
ナ反射型ホログラム14の透過型回折格子成分(干渉
縞)の並びを垂直方向とさせることで、先方からの光を
水平面内に回折させ、ゴースト像を見えにくくする。
し、ゴースト像の発生を抑えて視認性を向上する。 【構成】情報を表示するための表示器10、例えばy軸
方向に1次元的光学パワーを有する光学素子12、およ
びx軸方向(水平方向)に1次元的光学パワーを有する
コンバイナ反射型ホログラム14とで構成され、1次元
的光学パワーを有する光学素子12のパワー方向と、1
次元的光学パワーを有するコンバイナ反射型ホログラム
14のパワー方向を結像系において直交させ、コンバイ
ナ反射型ホログラム14の透過型回折格子成分(干渉
縞)の並びを垂直方向とさせることで、先方からの光を
水平面内に回折させ、ゴースト像を見えにくくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のヘッドアップ
ディスプレイ装置に関し、特に、ゴースト像の発生を抑
えるようにしたヘッドアップディスプレイ装置に関す
る。
ディスプレイ装置に関し、特に、ゴースト像の発生を抑
えるようにしたヘッドアップディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヘッドアップディスプレイ(HUD)装
置においては、表示像を遠方(前方)に拡大して表示す
ることが要求される。小型の表示器を用いてHUDを実
現するためには、拡大光学系が必要である。凹面鏡機能
を有する反射型ホログラムをコンバイナとして使用し、
フロントウィンドに形成する方式が既に提案されてお
り、反射型ホログラムによって像の遠方拡大表示が可能
になる。
置においては、表示像を遠方(前方)に拡大して表示す
ることが要求される。小型の表示器を用いてHUDを実
現するためには、拡大光学系が必要である。凹面鏡機能
を有する反射型ホログラムをコンバイナとして使用し、
フロントウィンドに形成する方式が既に提案されてお
り、反射型ホログラムによって像の遠方拡大表示が可能
になる。
【0003】図11に従来のヘッドアップディスプレイ
装置の一例を示す。図11において、表示器10からの
表示光はコンバイナ100としての反射型ホログラムに
入射した後、車両の運転者24に向けて反射され、同時
に凹面鏡機能によって拡大された虚像102が生成され
る。この場合、拡大倍率はおよそL 2 /L1 である。
装置の一例を示す。図11において、表示器10からの
表示光はコンバイナ100としての反射型ホログラムに
入射した後、車両の運転者24に向けて反射され、同時
に凹面鏡機能によって拡大された虚像102が生成され
る。この場合、拡大倍率はおよそL 2 /L1 である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンバ
イナとして反射型ホログラムを使用した場合、ゴースト
の問題がある。ヘッドアップディスプレ装置のコンバイ
ナ100として使用する凹面鏡機能を有する反射型ホロ
グラムは、基本的にはホログラム面に平行な干渉縞(位
相面)を有するが湾曲しており、位相面がホログラム表
面と交わる部分は曲線群を構成する。物理的には、屈折
率変化がホログラム表面において透過型ホログラムを構
成する。
イナとして反射型ホログラムを使用した場合、ゴースト
の問題がある。ヘッドアップディスプレ装置のコンバイ
ナ100として使用する凹面鏡機能を有する反射型ホロ
グラムは、基本的にはホログラム面に平行な干渉縞(位
相面)を有するが湾曲しており、位相面がホログラム表
面と交わる部分は曲線群を構成する。物理的には、屈折
率変化がホログラム表面において透過型ホログラムを構
成する。
【0005】一般に光学パワーを有する反射型ホログラ
ムには透過型ホログラムも同時に形成されている。この
不可避的に形成される透過型ホログラム成分がヘッドア
ップディスプレイ装置において、ゴースト発生の原因と
なる。例えば図11に示すように、前方に発光源104
が存在すると、コンバイナ100の透過型ホログラム成
分によって、光は多数の次数で回折され、ゴースト像と
して運転者の眼に入る。特に水平方向の透過型回折格子
成分については図示のように前方の発光源104を鉛直
面内で回折するため、ゴーストとして眼に入りやすい。
ムには透過型ホログラムも同時に形成されている。この
不可避的に形成される透過型ホログラム成分がヘッドア
ップディスプレイ装置において、ゴースト発生の原因と
なる。例えば図11に示すように、前方に発光源104
が存在すると、コンバイナ100の透過型ホログラム成
分によって、光は多数の次数で回折され、ゴースト像と
して運転者の眼に入る。特に水平方向の透過型回折格子
成分については図示のように前方の発光源104を鉛直
面内で回折するため、ゴーストとして眼に入りやすい。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、反射型ホログラムをコンバイナとし
て使用しても、ゴースト像の発生を抑制できるようにし
た視認性の高いヘッドアップディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
てなされたもので、反射型ホログラムをコンバイナとし
て使用しても、ゴースト像の発生を抑制できるようにし
た視認性の高いヘッドアップディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は次のように構
成する。尚、実施例中の符号を併せて示す。即ち、本発
明のヘッドアップディスプレイ装置は、少なくとも、情
報を表示するための表示器10、1次元的光学パワーを
有する光学素子12、および1次元的光学パワーを有す
るコンバイナ手段14とで構成され、1次元的光学パワ
ーを有する光学素子12のパワー方向と、1次元的光学
パワーを有するコンバイナ手段14のパワー方向を結像
系において直交させたことを特徴とする。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は次のように構
成する。尚、実施例中の符号を併せて示す。即ち、本発
明のヘッドアップディスプレイ装置は、少なくとも、情
報を表示するための表示器10、1次元的光学パワーを
有する光学素子12、および1次元的光学パワーを有す
るコンバイナ手段14とで構成され、1次元的光学パワ
ーを有する光学素子12のパワー方向と、1次元的光学
パワーを有するコンバイナ手段14のパワー方向を結像
系において直交させたことを特徴とする。
【0008】ここで1次元的光学パワーを有する光学素
子12としては、シリンドリカル凹面ミラーまたは同等
の機能を有する反射型ホログラムを用いる。また1次元
光学パワーを有するコンバイナ手段14としては、水平
方向に光学パワーをもつシリンドリカル凹面ミラーと同
等の機能を有する反射型ホログラム14aを用いる。こ
の場合、コンバイナ手段14としての反射型ホログラム
14aは車両のフロントウィンド部に一体に形成され
る。
子12としては、シリンドリカル凹面ミラーまたは同等
の機能を有する反射型ホログラムを用いる。また1次元
光学パワーを有するコンバイナ手段14としては、水平
方向に光学パワーをもつシリンドリカル凹面ミラーと同
等の機能を有する反射型ホログラム14aを用いる。こ
の場合、コンバイナ手段14としての反射型ホログラム
14aは車両のフロントウィンド部に一体に形成され
る。
【0009】
【作用】このような構成を備えた本発明のヘッドアップ
ディスプレイ装置によれば、コンバイナ手段14として
使用する反射型ホログラムは水平方向にのみ光学パワー
をもつシリンドリカル凹面鏡と同等の機能をもつように
形成されていることから、反射ホログラムの形成に伴っ
て不可避的に生ずる透過ホログラム成分による反射面で
の干渉縞(位相面)は垂直方向に並ぶことになる。
ディスプレイ装置によれば、コンバイナ手段14として
使用する反射型ホログラムは水平方向にのみ光学パワー
をもつシリンドリカル凹面鏡と同等の機能をもつように
形成されていることから、反射ホログラムの形成に伴っ
て不可避的に生ずる透過ホログラム成分による反射面で
の干渉縞(位相面)は垂直方向に並ぶことになる。
【0010】このためコンバイナ手段14に前方に位置
する発光源からの光が入っても、垂直方向の透過型回折
格子成分により水平面内で回折し、ゴーストとして眼に
入りにくく、ゴースト像の発生を抑制でき、前方視界が
より見やすくなる。また反射型ホログラムをコンバイナ
に用いることで明るい表示と明るい視界の両立、投射光
学ユニットの簡素化と小型化、更に開口窓の縮小のメリ
ットがほぼ維持できる。
する発光源からの光が入っても、垂直方向の透過型回折
格子成分により水平面内で回折し、ゴーストとして眼に
入りにくく、ゴースト像の発生を抑制でき、前方視界が
より見やすくなる。また反射型ホログラムをコンバイナ
に用いることで明るい表示と明るい視界の両立、投射光
学ユニットの簡素化と小型化、更に開口窓の縮小のメリ
ットがほぼ維持できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の基本的な実施例を示した実施
例構成図である。図1において、表示器10は幅w,高
さhのサイズをもち、速度,エンジン回転数等の車両走
行に関する情報を表示する。表示器10からL1 の距離
には1次元的光学パワー素子12が配置される。ここ
で、水平方向をx軸、これに直交する方向をy軸とする
と、1次元的光学パワー素子12はy軸方向に像を拡大
する1次元的な光学パワーをもつ。
例構成図である。図1において、表示器10は幅w,高
さhのサイズをもち、速度,エンジン回転数等の車両走
行に関する情報を表示する。表示器10からL1 の距離
には1次元的光学パワー素子12が配置される。ここ
で、水平方向をx軸、これに直交する方向をy軸とする
と、1次元的光学パワー素子12はy軸方向に像を拡大
する1次元的な光学パワーをもつ。
【0012】1次元的光学パワー素子12からL3 の距
離にはx軸方向に像拡大を行う1次元的な光学パワーを
有するコンバイナ14が配置され、1次元的光学パワー
素子12の反射光はコンバイナ14に入射し、反射光は
運転者24の眼に向かう。1次元的光学パワー素子12
は表示器10の虚像18及び虚像20をそれぞれ1次元
的光学パワー素子12からの距離L1 ,L2 に形成させ
る。
離にはx軸方向に像拡大を行う1次元的な光学パワーを
有するコンバイナ14が配置され、1次元的光学パワー
素子12の反射光はコンバイナ14に入射し、反射光は
運転者24の眼に向かう。1次元的光学パワー素子12
は表示器10の虚像18及び虚像20をそれぞれ1次元
的光学パワー素子12からの距離L1 ,L2 に形成させ
る。
【0013】虚像18は1次元的光学パワー素子12に
おいて光学的パワーをもたないx方向の結像位置であ
り、これに対し虚像20は1次元的光学パワーをもつy
方向の結像位置である。虚像20のy方向の倍率My は My =(L1 +L2 )/L1 で与えられる。
おいて光学的パワーをもたないx方向の結像位置であ
り、これに対し虚像20は1次元的光学パワーをもつy
方向の結像位置である。虚像20のy方向の倍率My は My =(L1 +L2 )/L1 で与えられる。
【0014】コンバイナ14はx方向に1次元的光学パ
ワーを有することから、虚像22におけるx方向の倍率
Mx は Mx =(L1 +L2 +L3 )/(L1 +L3 ) で与えられる。更にコンバイナ14と運転者24の距離
をL4 とすると、最終的に運転者から(L1 +L2 +L
3 +L4 )の距離に寸法Mx w×My hの虚像22が形
成される。
ワーを有することから、虚像22におけるx方向の倍率
Mx は Mx =(L1 +L2 +L3 )/(L1 +L3 ) で与えられる。更にコンバイナ14と運転者24の距離
をL4 とすると、最終的に運転者から(L1 +L2 +L
3 +L4 )の距離に寸法Mx w×My hの虚像22が形
成される。
【0015】更に表示器10及び1次元的光学パワー素
子12は投射窓16を開口した筐体内に設けられてお
り、1次元的光学パワー素子12の反射光は投射窓16
からコンバイナ14に入射し、運転者24側に反射する
ようにしている。図2は図1の実施例に示した1次元的
光学パワー素子12の具体例を示した説明図である。
子12は投射窓16を開口した筐体内に設けられてお
り、1次元的光学パワー素子12の反射光は投射窓16
からコンバイナ14に入射し、運転者24側に反射する
ようにしている。図2は図1の実施例に示した1次元的
光学パワー素子12の具体例を示した説明図である。
【0016】図1に示した本発明の1次元的光学パワー
素子12は、例えば図2(a)のシリンドルカル凹面ミ
ラー12aで実現することができる。シリンドリカル凹
面ミラー12aは軸心線26を中心とした円筒の一部分
を用いたもので、軸心線26の方向を光学的パワーをも
たないx方向とし、これに直交する湾曲面のy方向で光
学パワーをもたせている。
素子12は、例えば図2(a)のシリンドルカル凹面ミ
ラー12aで実現することができる。シリンドリカル凹
面ミラー12aは軸心線26を中心とした円筒の一部分
を用いたもので、軸心線26の方向を光学的パワーをも
たないx方向とし、これに直交する湾曲面のy方向で光
学パワーをもたせている。
【0017】このため、1次元的光学パワー素子12と
して図2(a)のシリンドリカル凹面ミラー12aを用
いる場合には、シリンドリカル凹面ミラー12aの軸心
線26aと平行なx方向を図1の1次元的光学パワー素
子12のx方向に合わせるように配置すればよい。ま
た、本発明の1次元的光学パワー素子12としては、図
2(b)に示す反射型ホログラム12bによっても実現
することができる。この反射型ホログラム12bは図3
に示すホログラフィック露光により作ることができる。
して図2(a)のシリンドリカル凹面ミラー12aを用
いる場合には、シリンドリカル凹面ミラー12aの軸心
線26aと平行なx方向を図1の1次元的光学パワー素
子12のx方向に合わせるように配置すればよい。ま
た、本発明の1次元的光学パワー素子12としては、図
2(b)に示す反射型ホログラム12bによっても実現
することができる。この反射型ホログラム12bは図3
に示すホログラフィック露光により作ることができる。
【0018】図3において、中央に配置したホログラム
乾板38に対し、右側の距離L1 に線光源32を形成す
るようにレーザ平行光を1方向で絞り、シリンドリカル
レンズ30を配置する。また、ホログラム乾板38の左
側の距離(L1 +L2 )に線光源36を形成するように
レーザ平行光を1方向で絞り、シリンドリカルレンズ3
4を配置する。
乾板38に対し、右側の距離L1 に線光源32を形成す
るようにレーザ平行光を1方向で絞り、シリンドリカル
レンズ30を配置する。また、ホログラム乾板38の左
側の距離(L1 +L2 )に線光源36を形成するように
レーザ平行光を1方向で絞り、シリンドリカルレンズ3
4を配置する。
【0019】このようなホログラム乾板38,シリンド
リカルレンズ30,34の配置状態で両側よりレーザ平
行光を照射すると、線光源32,36による1方向、具
体的には図1のy方向にのみ光学パワーをもつシリンド
リカル凹面ミラーと同じ機能をもつ干渉縞をホログラム
乾板28にホログラフィック露光することができる。図
4は図1のコンバイナ14の具体的な実施例を示した説
明図である。
リカルレンズ30,34の配置状態で両側よりレーザ平
行光を照射すると、線光源32,36による1方向、具
体的には図1のy方向にのみ光学パワーをもつシリンド
リカル凹面ミラーと同じ機能をもつ干渉縞をホログラム
乾板28にホログラフィック露光することができる。図
4は図1のコンバイナ14の具体的な実施例を示した説
明図である。
【0020】図1のコンバイナ14は図4(a)に示す
反射型ホログラムを用いたコンバイナ反射型ホログラム
14aで実現することができる。このコンバイナ反射型
ホログラム14aは図4(b)に示すシリンドリカル凹
面ミラー14bと同等の機能を有する。即ち、コンバイ
ナ反射型ホログラム14aはx方向に光学的パワーをも
っており、この光学的パワーをもつx方向が図1のコン
バイナ14におけるx方向と一致するように配置する。
反射型ホログラムを用いたコンバイナ反射型ホログラム
14aで実現することができる。このコンバイナ反射型
ホログラム14aは図4(b)に示すシリンドリカル凹
面ミラー14bと同等の機能を有する。即ち、コンバイ
ナ反射型ホログラム14aはx方向に光学的パワーをも
っており、この光学的パワーをもつx方向が図1のコン
バイナ14におけるx方向と一致するように配置する。
【0021】この図4(a)に示すコンバイナ反射型ホ
ログラム14aを図1のコンバイナ14として使用した
場合、反射型ホログラムの形成によってx方向に光学的
パワーをもつことになるが、不可避的に形成される干渉
縞による透過型回折格子成分は、図4(a)に示すよう
に、y方向(運転者から見て垂直方向)にのみ発生す
る。
ログラム14aを図1のコンバイナ14として使用した
場合、反射型ホログラムの形成によってx方向に光学的
パワーをもつことになるが、不可避的に形成される干渉
縞による透過型回折格子成分は、図4(a)に示すよう
に、y方向(運転者から見て垂直方向)にのみ発生す
る。
【0022】従って、コンバイナ反射型ホログラム14
aをフロントウィンドに設置した場合、フロントウィン
ドのコンバイナ反射型ホログラム14aを通して見る前
方視界中の発光源の回折像は、垂直方向の透過型回折格
子成分により水平方向にのみ回折して発生し、運転者の
眼には入りにくい。この場合、運転者の眼の位置とコン
バイナ反射型ホログラム14aの面を見込む立体角に入
る領域内の発光源については、水平方向での回折光が運
転者の眼に入るため、ゴースト像となる。しかし、運転
者の眼からフロントウィンドに設置したコンバイナ反射
型ホログラム14aを見込む立体角に入る領域内は、通
常、車両直前の道路面であることがほとんどであるた
め、この部分に発光源が存在することはほとんどなく、
実用上、ゴーストが観察される頻度は極めて低い。
aをフロントウィンドに設置した場合、フロントウィン
ドのコンバイナ反射型ホログラム14aを通して見る前
方視界中の発光源の回折像は、垂直方向の透過型回折格
子成分により水平方向にのみ回折して発生し、運転者の
眼には入りにくい。この場合、運転者の眼の位置とコン
バイナ反射型ホログラム14aの面を見込む立体角に入
る領域内の発光源については、水平方向での回折光が運
転者の眼に入るため、ゴースト像となる。しかし、運転
者の眼からフロントウィンドに設置したコンバイナ反射
型ホログラム14aを見込む立体角に入る領域内は、通
常、車両直前の道路面であることがほとんどであるた
め、この部分に発光源が存在することはほとんどなく、
実用上、ゴーストが観察される頻度は極めて低い。
【0023】図4(a)の変形例として図5(a)に示
すようなホログラム14cを用いることもできる。透過
型回折格子が主としてy方向に形成されているが、多
少、x方向の成分も有する場合である。ゴースト防止効
果は図4(a)とほぼ同等である。図5(a)のホログ
ラム14cは、図5(b)に示すような円錘凹面ミラー
14dの機能を有し、自動車のような傾斜したフロント
ウィンドに設置する場合に好適である。
すようなホログラム14cを用いることもできる。透過
型回折格子が主としてy方向に形成されているが、多
少、x方向の成分も有する場合である。ゴースト防止効
果は図4(a)とほぼ同等である。図5(a)のホログ
ラム14cは、図5(b)に示すような円錘凹面ミラー
14dの機能を有し、自動車のような傾斜したフロント
ウィンドに設置する場合に好適である。
【0024】図6は図5(a)に示したコンバイナ反射
型ホログラム14cの作り方を示した説明図であり、図
7に図6を側面から見た説明図を示す。図6,7におい
て、ホログラム乾板38に対し、下方に距離(L1 +L
3 )離れた位置に線光源42を形成するようにシリンド
リカルレンズ40を配置する。また、ホログラム乾板3
8の右側の距離(L1 +L2 +L3 )離れた位置に線光
源46を形成するようにシリンドリカルレンズ44を配
置する。ここで、線光源42の位置は虚像18で示され
る表示器10の位置に相当し、また線光源46は最終的
に運転者24が見る虚像22の位置に対応している。
型ホログラム14cの作り方を示した説明図であり、図
7に図6を側面から見た説明図を示す。図6,7におい
て、ホログラム乾板38に対し、下方に距離(L1 +L
3 )離れた位置に線光源42を形成するようにシリンド
リカルレンズ40を配置する。また、ホログラム乾板3
8の右側の距離(L1 +L2 +L3 )離れた位置に線光
源46を形成するようにシリンドリカルレンズ44を配
置する。ここで、線光源42の位置は虚像18で示され
る表示器10の位置に相当し、また線光源46は最終的
に運転者24が見る虚像22の位置に対応している。
【0025】このようなホログラム乾板38,シリンド
リカルレンズ40,44の配置状態で、シリンドリカル
レンズ40,44に対しレーザ平行光を同時に照射する
と、線光源42,46からの1方向(図1のx方向)に
のみパワーをもった2つの光束によるホログラフィック
露光を行うことができる。図8は本発明のヘッドアップ
ディスプレイ装置の車両の搭載状態の一実施例を示した
説明図である。
リカルレンズ40,44の配置状態で、シリンドリカル
レンズ40,44に対しレーザ平行光を同時に照射する
と、線光源42,46からの1方向(図1のx方向)に
のみパワーをもった2つの光束によるホログラフィック
露光を行うことができる。図8は本発明のヘッドアップ
ディスプレイ装置の車両の搭載状態の一実施例を示した
説明図である。
【0026】図8において、コンバイナ反射型ホログラ
ム14はフロントウィンド48と一体に形成されてお
り、1次元的光学パワー素子を実現する例えば反射型ホ
ログラム12bと表示器10を同一筐体に収納した光学
ユニット50をダッシュボード56内に埋め込んでい
る。光学ユニット50を収納したダッシュボード56の
部分には投射窓16が開口され、光路系の結露を防止す
るため、ガラス,プラスチック等の透明窓板52で密閉
している。
ム14はフロントウィンド48と一体に形成されてお
り、1次元的光学パワー素子を実現する例えば反射型ホ
ログラム12bと表示器10を同一筐体に収納した光学
ユニット50をダッシュボード56内に埋め込んでい
る。光学ユニット50を収納したダッシュボード56の
部分には投射窓16が開口され、光路系の結露を防止す
るため、ガラス,プラスチック等の透明窓板52で密閉
している。
【0027】コンバイナ反射型ホログラム14a(また
は14c)をフロントウィンド48に一体形成する方法
は、合せガラスの間にコンバイナ反射型ホログラム14
a(または14c)を挿入する構造、あるいはフィルム
状のコンバイナ反射型ホログラム14a(または14
c)をフロントウィンド48の内面に貼る構造等があ
る。
は14c)をフロントウィンド48に一体形成する方法
は、合せガラスの間にコンバイナ反射型ホログラム14
a(または14c)を挿入する構造、あるいはフィルム
状のコンバイナ反射型ホログラム14a(または14
c)をフロントウィンド48の内面に貼る構造等があ
る。
【0028】コンバイナ型反射ホログラム14cを透過
する表示光成分があると、フロントウィンド48の外面
で反射し、二重像となるため、ホログラム14cは反射
率の高いものを用いる。また、光学ユニット50内の反
射型ホログラム12bで表示光の波長成分を狭帯域化す
ることによって、ホログラム14cの反射率を高めるこ
とができる。また、表示光の表面反射を防止するため、
運転者側の面に反射防止処理を施す。
する表示光成分があると、フロントウィンド48の外面
で反射し、二重像となるため、ホログラム14cは反射
率の高いものを用いる。また、光学ユニット50内の反
射型ホログラム12bで表示光の波長成分を狭帯域化す
ることによって、ホログラム14cの反射率を高めるこ
とができる。また、表示光の表面反射を防止するため、
運転者側の面に反射防止処理を施す。
【0029】図9は本発明のヘッドアップディスプレイ
装置を車両の搭載する場合の光学ユニットの他の実施例
を示した説明図である。図9の実施例にあっては、光学
ユニット50に内蔵した表示器10と、1次元的光学パ
ワー素子としての反射型ホログラム12bの光路中に、
更にミラー54を配置し、表示器10から反射型ホログ
ラム12bまでの光路長を長くしている。このようにミ
ラー54を設けて表示器10からの光路長を長くする理
由は、表示器10からの光路長が短いと反射型ホログラ
ム12b及びコンバイナ反射型ホログラム14a(また
は14c)と等価なシリンドリカル凹面ミラー(または
円錘凹面ミラー)におけるミラー面の曲率がきつくな
る。このようにミラー面の曲率がきつくなると1次元的
な光学パワーが大きくなり、収差や像歪みが大きくな
る。
装置を車両の搭載する場合の光学ユニットの他の実施例
を示した説明図である。図9の実施例にあっては、光学
ユニット50に内蔵した表示器10と、1次元的光学パ
ワー素子としての反射型ホログラム12bの光路中に、
更にミラー54を配置し、表示器10から反射型ホログ
ラム12bまでの光路長を長くしている。このようにミ
ラー54を設けて表示器10からの光路長を長くする理
由は、表示器10からの光路長が短いと反射型ホログラ
ム12b及びコンバイナ反射型ホログラム14a(また
は14c)と等価なシリンドリカル凹面ミラー(または
円錘凹面ミラー)におけるミラー面の曲率がきつくな
る。このようにミラー面の曲率がきつくなると1次元的
な光学パワーが大きくなり、収差や像歪みが大きくな
る。
【0030】そこで、図9の実施例にあっては、表示器
10からの光路中にミラー54を設けて反射型ホログラ
ム12bおよびコンバイナ反射型ホログラム14a(ま
たは14c)までの光路長を長くして、同等な機能をも
つシリンドリカル凹面ミラーの曲率を緩くし、これによ
って光学的パワーを小さくし、更に収差や像歪みを低減
することができる。
10からの光路中にミラー54を設けて反射型ホログラ
ム12bおよびコンバイナ反射型ホログラム14a(ま
たは14c)までの光路長を長くして、同等な機能をも
つシリンドリカル凹面ミラーの曲率を緩くし、これによ
って光学的パワーを小さくし、更に収差や像歪みを低減
することができる。
【0031】図10は光学ユニット50内で光路を延ば
すようにした場合の他の実施例を示した説明図であり、
この実施例にあっては光学ユニット50内の水平面内で
光路を折り曲げて光路長を延ばすようにしている。即
ち、光学ユニット50内に配置された表示器10からの
表示光はミラー56により水平面内で折り曲げられて反
射型ホログラム12bに入射し、ダッシュボード56の
投射窓16を介してフロントウィンドのコンバイナ反射
型ホログラム14a(または14c)に入射され、運転
者24に反射される。このような光学ユニット50内の
水平面内での光路の折り曲げにあっては、更に光学ユニ
ット50自体の薄型化が実現できる。
すようにした場合の他の実施例を示した説明図であり、
この実施例にあっては光学ユニット50内の水平面内で
光路を折り曲げて光路長を延ばすようにしている。即
ち、光学ユニット50内に配置された表示器10からの
表示光はミラー56により水平面内で折り曲げられて反
射型ホログラム12bに入射し、ダッシュボード56の
投射窓16を介してフロントウィンドのコンバイナ反射
型ホログラム14a(または14c)に入射され、運転
者24に反射される。このような光学ユニット50内の
水平面内での光路の折り曲げにあっては、更に光学ユニ
ット50自体の薄型化が実現できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、反射型ホログラムで実現されるコンバイナとして前
方視界の発光源からの光を受けても、反射型ホログラム
形成時に不可避的に形成される透過型回折格子成分が垂
直方向に並ぶように1次元的光学パワーをもつ反射型ホ
ログラムとして形成しているため、前方発光源からの光
はコンバイナの水平面内で回折し、運転者から見て見え
にくく、ゴースト像を抑制してヘッドアップディスプレ
イの視認性を大幅に向上できる。
ば、反射型ホログラムで実現されるコンバイナとして前
方視界の発光源からの光を受けても、反射型ホログラム
形成時に不可避的に形成される透過型回折格子成分が垂
直方向に並ぶように1次元的光学パワーをもつ反射型ホ
ログラムとして形成しているため、前方発光源からの光
はコンバイナの水平面内で回折し、運転者から見て見え
にくく、ゴースト像を抑制してヘッドアップディスプレ
イの視認性を大幅に向上できる。
【図1】本発明の基本構成を示した実施例構成図
【図2】図1のy軸方向に光学パワーをもつ1次元的光
学パワー素子の具体例を示した説明図
学パワー素子の具体例を示した説明図
【図3】図2(b)の反射型ホログラムの作成方法を示
した説明図
した説明図
【図4】図1のx軸方向に光学パワーをもつコンバイナ
14の具体例を示した説明図
14の具体例を示した説明図
【図5】図1のx軸方向に光学パワーをもつコンバイナ
14の他の具体例を示した説明図
14の他の具体例を示した説明図
【図6】図4のコンバイナとして使用される反射型ホロ
グラムの製造方法を示した説明図
グラムの製造方法を示した説明図
【図7】図6を側面から見て示した説明図
【図8】本発明の車両に対する実装構造の実施例を示し
た説明図
た説明図
【図9】本発明の車両に対する実装構造の他の実施例を
示した説明図
示した説明図
【図10】本発明の車両に対する実装構造の他の実施例
を示した説明図
を示した説明図
【図11】従来装置とゴースト像の発生を示した説明図
10:表示器 12:1次元的光学パワー素子 12a,14b:シリンドリカル凹面ミラー 12b:反射型ホログラム 14:コンバイナ 14a,14c:コンバイナ反射型ホログラム 14d:円錘凹面ミラー 16:投射窓 18,20,22:虚像 24:運転者 28,38:ホログラム乾板 30,34,40,44:シリンドリカルレンズ 32,36,42,46:線光源 48:フロントウィンド 50:光学ユニット 52:透明窓板 54,56:ミラー
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも、情報を表示するための表示器
(10)、1次元的光学パワーを有する光学素子(1
2)、および1次元的光学パワーを有するコンバイナ手
段(14)とで構成され、前記1次元的光学パワーを有
する光学素子(12)のパワー方向と、前記1次元的光
学パワーを有するコンバイナ手段(14)のパワー方向
を結像系において直交させたことを特徴とするヘッドア
ップディスプレイ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、前記1次元的光学パワーを有する光学素
子(12)として、シリンドリカル凹面ミラー、円錘凹
面ミラーまたは同等の機能を有する反射型ホログラムを
用いたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装
置。 - 【請求項3】請求項1記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、前記1次元光学パワーを有するコンバイ
ナ手段(14)として、水平方向に光学パワーをもつシ
リンドリカル凹面ミラーと同等の機能を有する反射型ホ
ログラム(14a)を用いたことを特徴とするヘッドア
ップディスプレイ装置。 - 【請求項4】請求項3記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、前記コンバイナ手段(14)として使用
する反射型ホログラム(14a)を、車両のフロントウ
ィンド部に一体に形成したことを特徴とするヘッドアッ
プディスプレイ装置。 - 【請求項5】請求項1記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、前記1次元光学パワーを有するコンバイ
ナ手段(14)として、主として水平方向に光学パワー
をもつ円錘凹面ミラーと同等の機能を有する反射型ホロ
グラム(14c)を用いたことを特徴とするヘッドアッ
プディスプレイ装置。 - 【請求項6】請求項1記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、少なくとも前記表示器(10)と前記1
次元的光学パワーを有する光学素子(12)を同一の筐
体内に設け、更に表示光を前記コンバイナ手段(14)
に向けて投射するための開口部(16)および開口部を
密閉するための透明窓板(52)を設けた光学ユニット
(50)を備えたことを特徴とするヘッドアップディス
プレイ装置。 - 【請求項7】請求項6記載のヘッドアップディスプレイ
装置に於いて、前記光学ユニット(50)は、前記表示
器(10)から前記1次元的光学パワーを有する光学素
子(12)までの光路中に、少なくとも1枚の光路を折
り曲げるミラーを設けたことを特徴とするヘッドアップ
ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28121792A JPH06130318A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28121792A JPH06130318A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06130318A true JPH06130318A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17636001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28121792A Withdrawn JPH06130318A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06130318A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241494B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2013-03-11 | 현대자동차주식회사 | 디스플레이용 윈드 실드 글라스 및 그 제조 방법 |
WO2016152637A1 (ja) * | 2015-03-20 | 2016-09-29 | アルプス電気株式会社 | 画像表示装置 |
KR20190071005A (ko) * | 2017-11-14 | 2019-06-21 | 가부시키가이샤 제이브이씨 켄우드 | 허상 표시 장치 |
WO2020022841A1 (ko) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | (주)한교홀로그램 | 전방 표시 장치 |
JP2020056881A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | 株式会社デンソー | 虚像表示装置 |
JP2020187356A (ja) * | 2019-05-11 | 2020-11-19 | 国立大学法人宇都宮大学 | ホログラフィック光学素子、ホログラフィック光学素子製造装置及びホログラフィック光学素子製造方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28121792A patent/JPH06130318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |