JPH06130093A - 電源電圧検出装置 - Google Patents
電源電圧検出装置Info
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- JPH06130093A JPH06130093A JP27891092A JP27891092A JPH06130093A JP H06130093 A JPH06130093 A JP H06130093A JP 27891092 A JP27891092 A JP 27891092A JP 27891092 A JP27891092 A JP 27891092A JP H06130093 A JPH06130093 A JP H06130093A
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- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 A/D変換器11は、電源1の電圧をディジ
タル化する。メモリ12は、電圧データを制御回路19
からの更新トリガ信号により基準データとして記憶す
る。差分演算回路13は、基準データとA/D変換器1
1からの電圧データの差分の絶対値を求める。比較器1
5は、差分の絶対値と所定範囲THを比較する。カウン
タ16は、比較器15の出力に基づいてカウント動作を
行い、電圧データが連続してn個所定範囲TH内になっ
たときに、キャリ信号を出力する。メモリ18は、キャ
リ信号によりA/D変換器11からの電圧データを記憶
し、記憶した電圧データを出力する。制御回路19は、
m個の電圧データに対して、電圧データを更新して出力
しないときは、エラー信号を出力する。 【効果】 急激な負荷変動に起因したノイズを除去し
て、電源電圧を正確に検出することができる。また、電
源の異常を検出することができる。
タル化する。メモリ12は、電圧データを制御回路19
からの更新トリガ信号により基準データとして記憶す
る。差分演算回路13は、基準データとA/D変換器1
1からの電圧データの差分の絶対値を求める。比較器1
5は、差分の絶対値と所定範囲THを比較する。カウン
タ16は、比較器15の出力に基づいてカウント動作を
行い、電圧データが連続してn個所定範囲TH内になっ
たときに、キャリ信号を出力する。メモリ18は、キャ
リ信号によりA/D変換器11からの電圧データを記憶
し、記憶した電圧データを出力する。制御回路19は、
m個の電圧データに対して、電圧データを更新して出力
しないときは、エラー信号を出力する。 【効果】 急激な負荷変動に起因したノイズを除去し
て、電源電圧を正確に検出することができる。また、電
源の異常を検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源電圧検出装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】バッテリィで駆動する機器において、バ
ッテリィ電圧の検出を行ってバッテリィ残量(バッテリ
ィ電圧低下)、機器のトラブルによる異常電圧の発生等
を検出し、問題があれば、例えば電源を切る等の処理を
行っている。
ッテリィ電圧の検出を行ってバッテリィ残量(バッテリ
ィ電圧低下)、機器のトラブルによる異常電圧の発生等
を検出し、問題があれば、例えば電源を切る等の処理を
行っている。
【0003】そして、電圧検出は一般的にレベル検出器
やA/D変換器を用いて行われる。ところで、ラインノ
イズや、例えば電源投入時や機器のバックライト点灯時
等における負荷の急激な変動により、図6に示すよう
に、検出している電圧にノイズが発生する。したがっ
て、例えばA/D変換器により電圧検出を行うと、ノイ
ズを含めてディジタル化(量子化)してしまい、あたか
もバッテリィ電圧が低下したものとして検出し、誤動作
を引き起こすという問題があった。ノイズをフィルタに
より除去して電圧検出を行うことも考えられるが、上述
のようなノイズはその周波数が低く、除去することが困
難である。
やA/D変換器を用いて行われる。ところで、ラインノ
イズや、例えば電源投入時や機器のバックライト点灯時
等における負荷の急激な変動により、図6に示すよう
に、検出している電圧にノイズが発生する。したがっ
て、例えばA/D変換器により電圧検出を行うと、ノイ
ズを含めてディジタル化(量子化)してしまい、あたか
もバッテリィ電圧が低下したものとして検出し、誤動作
を引き起こすという問題があった。ノイズをフィルタに
より除去して電圧検出を行うことも考えられるが、上述
のようなノイズはその周波数が低く、除去することが困
難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情に鑑みてなされたものであり、例えば負荷変動等に
よりノイズの発生があっても、電源電圧を正確に検出す
ることができる電源電圧検出装置を提供することを目的
とする。
実情に鑑みてなされたものであり、例えば負荷変動等に
よりノイズの発生があっても、電源電圧を正確に検出す
ることができる電源電圧検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の課題
を解決するために、電源電圧をサンプリングクロックを
用いてディジタル化するアナログ/ディジタル変換手段
と、アナログ/ディジタル変換手段からの第i番目のデ
ータを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている
第i番目のデータを基準として、所定範囲外のデータが
現れるまでの所定範囲内のデータの数jを検出する連続
検出手段と、連続検出手段からのデータ数jが所定値n
になったとき、所定範囲内のデータの1つを出力すると
共に、第i+n+1番目のデータを記憶するように記憶
手段を制御し、連続検出手段で所定範囲外のデータが検
出されたとき、その次のデータを記憶するように上記記
憶手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
を解決するために、電源電圧をサンプリングクロックを
用いてディジタル化するアナログ/ディジタル変換手段
と、アナログ/ディジタル変換手段からの第i番目のデ
ータを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている
第i番目のデータを基準として、所定範囲外のデータが
現れるまでの所定範囲内のデータの数jを検出する連続
検出手段と、連続検出手段からのデータ数jが所定値n
になったとき、所定範囲内のデータの1つを出力すると
共に、第i+n+1番目のデータを記憶するように記憶
手段を制御し、連続検出手段で所定範囲外のデータが検
出されたとき、その次のデータを記憶するように上記記
憶手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】また、制御手段が、m個のデータに対して
出力を行わないとき、制御信号を出力することを特徴と
する。
出力を行わないとき、制御信号を出力することを特徴と
する。
【0007】
【作用】本発明に係る電源電圧検出装置では、所定範囲
内のデータが連続してn個検出されたとき、その所定範
囲内のデータの1つを出力する。
内のデータが連続してn個検出されたとき、その所定範
囲内のデータの1つを出力する。
【0008】一方、m個のデータに対して出力を行わな
いとき、制御信号を出力する。
いとき、制御信号を出力する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用した電源電圧検出装置の
一実施例を図面を参照しながら説明する。
一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】本発明を適用した電源電圧検出装置は、例
えば図1に示すように、電源1の出力電圧を所定周波数
のサンプリングクロックを用いてディジタル化するアナ
ログ/ディジタル(以下A/Dという)変換器11と、
該A/D変換器11からの電圧データを記憶するメモリ
12と、該メモリ12に記憶されている電圧データと上
記A/D変換器11からの電圧データの差分の絶対値を
求める差分演算回路13と、変動に対する所定範囲TH
を記憶しているメモリ14と、該メモリ14からの所定
範囲THと上記差分演算回路13の出力を比較する比較
器15と、該比較器15の出力に基づいて、上記差分演
算回路13の出力が所定範囲THより小さいとき、カウ
ント動作を行うカウンタ16と、上記比較器15の出力
に基づいて、該比較器15の出力が所定範囲THより大
きいとき等に、上記カウンタ16をクリアする倫理和回
路(以下オアゲートという)17と、上記カウンタ16
からのキャリ信号により、上記A/D変換器11からの
電圧データを記憶し、記憶した電圧データを出力するメ
モリ18と、上記カウンタ16からのキャリ信号等に基
づいて、上記メモリ12、カウンタ16等を制御する制
御回路19とを備える。
えば図1に示すように、電源1の出力電圧を所定周波数
のサンプリングクロックを用いてディジタル化するアナ
ログ/ディジタル(以下A/Dという)変換器11と、
該A/D変換器11からの電圧データを記憶するメモリ
12と、該メモリ12に記憶されている電圧データと上
記A/D変換器11からの電圧データの差分の絶対値を
求める差分演算回路13と、変動に対する所定範囲TH
を記憶しているメモリ14と、該メモリ14からの所定
範囲THと上記差分演算回路13の出力を比較する比較
器15と、該比較器15の出力に基づいて、上記差分演
算回路13の出力が所定範囲THより小さいとき、カウ
ント動作を行うカウンタ16と、上記比較器15の出力
に基づいて、該比較器15の出力が所定範囲THより大
きいとき等に、上記カウンタ16をクリアする倫理和回
路(以下オアゲートという)17と、上記カウンタ16
からのキャリ信号により、上記A/D変換器11からの
電圧データを記憶し、記憶した電圧データを出力するメ
モリ18と、上記カウンタ16からのキャリ信号等に基
づいて、上記メモリ12、カウンタ16等を制御する制
御回路19とを備える。
【0011】電源1には負荷RL が接続され、例えば投
入時や機器のバックライト点灯時等における負荷RL の
急激な変動に起因して、例えば図2A、図3A、図4A
に示すように、検出しようとする電源電圧にノイズが発
生する。ところで、図2A、図3A、図4Aに示す電圧
波形は、それぞれ比較的ノイズが少ない場合のもの、所
定範囲THを越えるノイズが重畳された場合のもの、制
御回路19の後述するカウンタがフルカウントするよう
なノイズが重畳された場合のものである。
入時や機器のバックライト点灯時等における負荷RL の
急激な変動に起因して、例えば図2A、図3A、図4A
に示すように、検出しようとする電源電圧にノイズが発
生する。ところで、図2A、図3A、図4Aに示す電圧
波形は、それぞれ比較的ノイズが少ない場合のもの、所
定範囲THを越えるノイズが重畳された場合のもの、制
御回路19の後述するカウンタがフルカウントするよう
なノイズが重畳された場合のものである。
【0012】そして、A/D変換器11は、電源1の出
力電圧を所定周波数のサンプリングクロックを用いてデ
ィジタル化し、得られる電圧データをメモリ12、18
及び差分演算回路13に供給する。具体的には、例えば
図2B、図3B、図4Bに示すように、サンプリングク
ロックにより、時刻t0 、t1 、t2 、・・・におい
て、電源1の出力電圧を標本化すると共に、量子化して
電圧データQ0 、Q1 、Q2 、・・・を生成し、これら
の電圧データを順にメモリ12、18及び差分演算回路
13に供給する。
力電圧を所定周波数のサンプリングクロックを用いてデ
ィジタル化し、得られる電圧データをメモリ12、18
及び差分演算回路13に供給する。具体的には、例えば
図2B、図3B、図4Bに示すように、サンプリングク
ロックにより、時刻t0 、t1 、t2 、・・・におい
て、電源1の出力電圧を標本化すると共に、量子化して
電圧データQ0 、Q1 、Q2 、・・・を生成し、これら
の電圧データを順にメモリ12、18及び差分演算回路
13に供給する。
【0013】メモリ12は、例えばD−プリップフロッ
プからなり、後述する制御回路19からの更新トリガ信
号により、A/D変換器11から供給される電圧データ
を記憶する。具体的には、例えば図2Cに示すように、
制御回路19から時刻t0 、t4 、t8 において供給さ
れる更新トリガ信号により、電圧データQ0 、Q4 、Q
8 を基準となる電圧データ(以下基準データという)と
して順次記憶する。また、例えば図3Cに示すように、
制御回路19から時刻t0 、t3 、t7 において供給さ
れる更新トリガ信号により、電圧データQ0 、Q3 、Q
7 を基準データとして順次記憶する。また、例えば図4
Cに示すように、制御回路19から時刻t0 、t4 、t
7 、t9 において供給される更新トリガ信号により、電
圧データQ0 、Q4 、Q7 、Q9 を基準データとして順
次記憶する。
プからなり、後述する制御回路19からの更新トリガ信
号により、A/D変換器11から供給される電圧データ
を記憶する。具体的には、例えば図2Cに示すように、
制御回路19から時刻t0 、t4 、t8 において供給さ
れる更新トリガ信号により、電圧データQ0 、Q4 、Q
8 を基準となる電圧データ(以下基準データという)と
して順次記憶する。また、例えば図3Cに示すように、
制御回路19から時刻t0 、t3 、t7 において供給さ
れる更新トリガ信号により、電圧データQ0 、Q3 、Q
7 を基準データとして順次記憶する。また、例えば図4
Cに示すように、制御回路19から時刻t0 、t4 、t
7 、t9 において供給される更新トリガ信号により、電
圧データQ0 、Q4 、Q7 、Q9 を基準データとして順
次記憶する。
【0014】差分演算回路13は、メモリ12に記憶さ
れている基準データとA/D変換器11から供給される
電圧データの差分の絶対値を順次求める。具体的には、
例えば上述の図2Aに示すように、差分演算回路13
は、時刻t0 〜時刻t3 おいて、メモリ12に記憶され
ている基準データQ0 に対するA/D変換器11からの
電圧データQ0 、Q1 、Q2 、Q3 の差分の絶対値を順
次求める。ここで、これらの絶対値を差分Δ0(=|Q0
−Q0 |=0)、Δ1(=|Q1 −Q0 |)、Δ2(=|Q
2 −Q0 |)、Δ3(=|Q2 −Q0 |)とする。また、
差分演算回路13は、時刻t4 〜時刻t7 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ4 に対する電圧デ
ータQ4 、Q5 、Q6 、Q7 の差分Δ4(=|Q4 −Q4
|=0)、Δ5(=|Q5 −Q4 |)、Δ6(=|Q6 −Q
4 |)、Δ7(=|Q7 −Q4 |)を求める。以下同様に
して、差分Δ8 、Δ9 、Δ10、・・・を求める。
れている基準データとA/D変換器11から供給される
電圧データの差分の絶対値を順次求める。具体的には、
例えば上述の図2Aに示すように、差分演算回路13
は、時刻t0 〜時刻t3 おいて、メモリ12に記憶され
ている基準データQ0 に対するA/D変換器11からの
電圧データQ0 、Q1 、Q2 、Q3 の差分の絶対値を順
次求める。ここで、これらの絶対値を差分Δ0(=|Q0
−Q0 |=0)、Δ1(=|Q1 −Q0 |)、Δ2(=|Q
2 −Q0 |)、Δ3(=|Q2 −Q0 |)とする。また、
差分演算回路13は、時刻t4 〜時刻t7 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ4 に対する電圧デ
ータQ4 、Q5 、Q6 、Q7 の差分Δ4(=|Q4 −Q4
|=0)、Δ5(=|Q5 −Q4 |)、Δ6(=|Q6 −Q
4 |)、Δ7(=|Q7 −Q4 |)を求める。以下同様に
して、差分Δ8 、Δ9 、Δ10、・・・を求める。
【0015】また、例えば上述の図3Aに示すように、
差分演算回路13は、時刻t0 〜時刻t2 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ0 に対する電圧デ
ータQ0 、Q1 、Q2 の差分Δ0(=|Q0 −Q0 |=
0)、Δ1(=|Q1 −Q0 |)、Δ2(=|Q2 −Q
0 |)を求め、時刻t3 〜時刻t6 おいて、メモリ12
に記憶されている基準データQ3 を基準データとして、
電圧データQ3 、Q4 、Q5、Q6 の差分Δ3(=|Q3
−Q3 |=0)、Δ4(=|Q4 −Q3 |)、Δ5(=|Q
5 −Q4 |)、Δ6(=|Q6 −Q3 |)を求め、以下同
様にして、差分Δ7 、Δ8 、Δ9 、・・・を求める。
差分演算回路13は、時刻t0 〜時刻t2 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ0 に対する電圧デ
ータQ0 、Q1 、Q2 の差分Δ0(=|Q0 −Q0 |=
0)、Δ1(=|Q1 −Q0 |)、Δ2(=|Q2 −Q
0 |)を求め、時刻t3 〜時刻t6 おいて、メモリ12
に記憶されている基準データQ3 を基準データとして、
電圧データQ3 、Q4 、Q5、Q6 の差分Δ3(=|Q3
−Q3 |=0)、Δ4(=|Q4 −Q3 |)、Δ5(=|Q
5 −Q4 |)、Δ6(=|Q6 −Q3 |)を求め、以下同
様にして、差分Δ7 、Δ8 、Δ9 、・・・を求める。
【0016】また、例えば上述の図4Aに示すように、
差分演算回路13は、時刻t0 〜時刻t3 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ0 に対する電圧デ
ータQ0 、Q1 、Q2 、Q3 の差分Δ0(=|Q0 −Q0
|=0)、Δ1(=|Q1 −Q 0 |)、Δ2(=|Q2 −Q
0 |)、Δ3(=|Q3 −Q0 |)を求め、時刻t4 〜時
刻t6 おいて、メモリ12に記憶されている基準データ
Q4 に対する電圧データQ4 、Q5 、Q6 の差分Δ4 (
=|Q4 −Q4 |=0)、Δ5 ( =|Q5 −Q 4 |)、
Δ6 ( =|Q6 −Q4 |)を求め、時刻t7 〜t8 おい
て、メモリ12に記憶されている基準データQ7 に対す
る電圧データQ7 、Q8 の差分Δ7(=|Q7 −Q7 |=
0)、Δ8(=|Q8 −Q7 |)を求め、以下同様にし
て、差分Δ 9 、Δ10、・・・を求める。
差分演算回路13は、時刻t0 〜時刻t3 おいて、メモ
リ12に記憶されている基準データQ0 に対する電圧デ
ータQ0 、Q1 、Q2 、Q3 の差分Δ0(=|Q0 −Q0
|=0)、Δ1(=|Q1 −Q 0 |)、Δ2(=|Q2 −Q
0 |)、Δ3(=|Q3 −Q0 |)を求め、時刻t4 〜時
刻t6 おいて、メモリ12に記憶されている基準データ
Q4 に対する電圧データQ4 、Q5 、Q6 の差分Δ4 (
=|Q4 −Q4 |=0)、Δ5 ( =|Q5 −Q 4 |)、
Δ6 ( =|Q6 −Q4 |)を求め、時刻t7 〜t8 おい
て、メモリ12に記憶されている基準データQ7 に対す
る電圧データQ7 、Q8 の差分Δ7(=|Q7 −Q7 |=
0)、Δ8(=|Q8 −Q7 |)を求め、以下同様にし
て、差分Δ 9 、Δ10、・・・を求める。
【0017】比較器15は、メモリ14から供給される
所定範囲THと差分演算回路13から供給される差分Δ
を順次比較し、この差分Δが所定範囲THより小さいと
きは、カウンタ16をカウントアップさせるカウントア
ップ信号を出力し、差分Δが所定範囲THより大きいと
きは、カウンタ16をクリアするクリア信号をオアゲー
ト17を介してカウンタ16に供給する。また、このク
リア信号を、電圧データQが所定範囲THを越えたこと
を示すエラー信号ERR1として出力する。
所定範囲THと差分演算回路13から供給される差分Δ
を順次比較し、この差分Δが所定範囲THより小さいと
きは、カウンタ16をカウントアップさせるカウントア
ップ信号を出力し、差分Δが所定範囲THより大きいと
きは、カウンタ16をクリアするクリア信号をオアゲー
ト17を介してカウンタ16に供給する。また、このク
リア信号を、電圧データQが所定範囲THを越えたこと
を示すエラー信号ERR1として出力する。
【0018】具体的には、例えば図2Aに示すように、
比較器15は、電源電圧の変動が小さく、差分Δ0 、Δ
1 、Δ2 、Δ3 、・・・が所定範囲THより小さいとき
には、時刻t0 、t1 、t2 、t3 、・・・において、
カウントアップ信号を出力し、クリア信号(エラー信号
ERR1)は出力しない。
比較器15は、電源電圧の変動が小さく、差分Δ0 、Δ
1 、Δ2 、Δ3 、・・・が所定範囲THより小さいとき
には、時刻t0 、t1 、t2 、t3 、・・・において、
カウントアップ信号を出力し、クリア信号(エラー信号
ERR1)は出力しない。
【0019】また、例えば図3Aに示すように、比較器
15は、差分Δ2 以外の差分Δ1 、Δ3 、Δ4 、・・・
が所定範囲THより小さいときには、時刻t2 において
クリア信号を出力し、それ以外の時刻t0 、t1 、
t3 、・・・においてカウントアップ信号を出力する。
15は、差分Δ2 以外の差分Δ1 、Δ3 、Δ4 、・・・
が所定範囲THより小さいときには、時刻t2 において
クリア信号を出力し、それ以外の時刻t0 、t1 、
t3 、・・・においてカウントアップ信号を出力する。
【0020】また、例えば図4Aに示すように、比較器
15は、差分Δ0 、Δ1 、Δ2 等が所定範囲THより小
さく、差分Δ3 、Δ6 、Δ8 等が所定範囲THより大き
いときには、時刻t0 、t1 、t2 等においてカウント
アップ信号を出力し、時刻t 3 、t6 、t8 等において
クリア信号を出力する。
15は、差分Δ0 、Δ1 、Δ2 等が所定範囲THより小
さく、差分Δ3 、Δ6 、Δ8 等が所定範囲THより大き
いときには、時刻t0 、t1 、t2 等においてカウント
アップ信号を出力し、時刻t 3 、t6 、t8 等において
クリア信号を出力する。
【0021】カウンタ16は、n進カウンタからなり、
比較器15から供給されるカウントアップ信号、クリア
信号に基づいてカウント動作を行う。具体的には、例え
ば、カウンタ16を初期値を0とする4進カウンタとす
ると、例えば図2Dに示すように、カウンタ16は、比
較器15からクリア信号が供給されず、カウントアップ
信号が常に供給されることから、そのカウント値は、時
刻t0 、t1 、t2 、t3 においてそれぞれ0、1、
2、3となると共に、時刻t3 においてフルカウントす
る(カウント値が3となる)ことから、キャリ信号を出
力する。以下同様に、カウント値は時刻t4 〜t10にお
いてそれぞれ0、1、2、3、0、1、2となり、時刻
t7 においてキャリ信号を出力する。
比較器15から供給されるカウントアップ信号、クリア
信号に基づいてカウント動作を行う。具体的には、例え
ば、カウンタ16を初期値を0とする4進カウンタとす
ると、例えば図2Dに示すように、カウンタ16は、比
較器15からクリア信号が供給されず、カウントアップ
信号が常に供給されることから、そのカウント値は、時
刻t0 、t1 、t2 、t3 においてそれぞれ0、1、
2、3となると共に、時刻t3 においてフルカウントす
る(カウント値が3となる)ことから、キャリ信号を出
力する。以下同様に、カウント値は時刻t4 〜t10にお
いてそれぞれ0、1、2、3、0、1、2となり、時刻
t7 においてキャリ信号を出力する。
【0022】また、例えば図3Dに示すように、カウン
タ16は、時刻t2 おいてクリア信号が供給されると共
に、それ以外の時刻t0 、t1 、t3 、・・・において
カウントアップ信号が供給されることから、時刻t2 に
おいてのみクリアされ、そのカウント値はそれぞれ時刻
t0 〜t10において0、1、0、0、1、2、3、0、
1、2、3となり、時刻t6 、t10においてキャリ信号
を出力する。
タ16は、時刻t2 おいてクリア信号が供給されると共
に、それ以外の時刻t0 、t1 、t3 、・・・において
カウントアップ信号が供給されることから、時刻t2 に
おいてのみクリアされ、そのカウント値はそれぞれ時刻
t0 〜t10において0、1、0、0、1、2、3、0、
1、2、3となり、時刻t6 、t10においてキャリ信号
を出力する。
【0023】また、例えば図4Dに示すように、カウン
タ16は、時刻t3 、t6 、t8 においてクリア信号が
供給されると共に、それ以外の時刻t0 、t1 、t2 、
t4等においてカウントアップ信号が供給されることか
ら、そのカウント値はそれぞれ時刻t1 〜t10において
0、1、2、0、0、1、0、0、0、1となり、ま
た、この期間ではフルカウントしないことから、キャリ
信号は出力しない。
タ16は、時刻t3 、t6 、t8 においてクリア信号が
供給されると共に、それ以外の時刻t0 、t1 、t2 、
t4等においてカウントアップ信号が供給されることか
ら、そのカウント値はそれぞれ時刻t1 〜t10において
0、1、2、0、0、1、0、0、0、1となり、ま
た、この期間ではフルカウントしないことから、キャリ
信号は出力しない。
【0024】制御回路19は、内部にm進カウンタを有
し、カウンタ16から供給されるキャリ信号をクリア信
号とし、サンプリングクロックをカウントし、そのカウ
ント値が初期値のとき、及び比較器15からクリア信号
が供給されたとき、メモリ12に対して上述の更新トリ
ガ信号を供給すると共に、フルカウントしたときにキャ
リ信号をエラー信号ERR2として出力し、また、この
キャリ信号をオアゲート17を介してカウンタ16に供
給して、カウンタ16をクリアする。
し、カウンタ16から供給されるキャリ信号をクリア信
号とし、サンプリングクロックをカウントし、そのカウ
ント値が初期値のとき、及び比較器15からクリア信号
が供給されたとき、メモリ12に対して上述の更新トリ
ガ信号を供給すると共に、フルカウントしたときにキャ
リ信号をエラー信号ERR2として出力し、また、この
キャリ信号をオアゲート17を介してカウンタ16に供
給して、カウンタ16をクリアする。
【0025】具体的には、例えば、内蔵のカウンタを初
期値を1とする10進カウンタとすると、例えば図2E
に示すように、この内蔵カウンタは、差分Δ1 、Δ2 、
Δ3、・・・が常に所定範囲TH内より小さいときは、
時刻t3 、t7 においてカウンタ16から供給されるキ
ャリ信号によりクリアされて、サンプリングクロックを
カウントする。この結果、そのカウント値は、それぞれ
時刻t0 〜t10において1、2、3、4、1、2、3、
4、1、2、3となり、時刻t4 、t8 において、初期
値(1)となることから更新トリガ信号をメモリ12に
供給する。そして、メモリ12には、上述したように時
刻t4 、t8 における電圧データQ4 、Q8 が基準デー
タとして順次記憶される。ところで、内蔵カウンタはフ
ルカウントする(カウント値が10となる)前に常にク
リアされ、エラー信号ERR2は送出されない。
期値を1とする10進カウンタとすると、例えば図2E
に示すように、この内蔵カウンタは、差分Δ1 、Δ2 、
Δ3、・・・が常に所定範囲TH内より小さいときは、
時刻t3 、t7 においてカウンタ16から供給されるキ
ャリ信号によりクリアされて、サンプリングクロックを
カウントする。この結果、そのカウント値は、それぞれ
時刻t0 〜t10において1、2、3、4、1、2、3、
4、1、2、3となり、時刻t4 、t8 において、初期
値(1)となることから更新トリガ信号をメモリ12に
供給する。そして、メモリ12には、上述したように時
刻t4 、t8 における電圧データQ4 、Q8 が基準デー
タとして順次記憶される。ところで、内蔵カウンタはフ
ルカウントする(カウント値が10となる)前に常にク
リアされ、エラー信号ERR2は送出されない。
【0026】また、例えば図3Eに示すように、内蔵カ
ウンタは、差分Δ2 以外の差分Δ1、Δ3 、Δ4 、・・
・が所定範囲THより小さいときは、時刻t6 、t10に
おいてカウンタ16から供給されるキャリ信号によりク
リアされて、サンプリングクロックをカウントする。こ
の結果、そのカウント値はそれぞれ時刻t0 〜t10にお
いて1、2、3、4、5、6、7、1、2、3となり、
時刻t7 において初期値となることから、及び時刻t2
おいて比較器15からクリア信号が供給されることによ
り、時刻t3 、t7 において更新トリガ信号をメモリ1
2に供給する。そして、メモリ12には、上述したよう
に時刻t3 、t7 における電圧データQ 3 、Q7 が基準
データとして順次記憶される。また、この場合も、内蔵
カウンタはフルカウントすることはなく、エラー信号E
RR2は送出されない。
ウンタは、差分Δ2 以外の差分Δ1、Δ3 、Δ4 、・・
・が所定範囲THより小さいときは、時刻t6 、t10に
おいてカウンタ16から供給されるキャリ信号によりク
リアされて、サンプリングクロックをカウントする。こ
の結果、そのカウント値はそれぞれ時刻t0 〜t10にお
いて1、2、3、4、5、6、7、1、2、3となり、
時刻t7 において初期値となることから、及び時刻t2
おいて比較器15からクリア信号が供給されることによ
り、時刻t3 、t7 において更新トリガ信号をメモリ1
2に供給する。そして、メモリ12には、上述したよう
に時刻t3 、t7 における電圧データQ 3 、Q7 が基準
データとして順次記憶される。また、この場合も、内蔵
カウンタはフルカウントすることはなく、エラー信号E
RR2は送出されない。
【0027】また、例えば図4Eに示すように、内蔵カ
ウンタは、カウンタ16がフルカウントしてキャリ信号
を出力する前に、差分(例えばΔ3 、Δ6 、Δ8 )が所
定範囲THより大きくなるときは、クリアされることな
く、サンプリングクロックをカウントする。この結果、
そのカウント値はそれぞれ時刻t0 〜t10において1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、1となり、時
刻t9 において初期値となることから、及び時刻t3 、
t6 、t8 において比較器15からクリア信号が供給さ
れることから、時刻t4 、t7 、t9 において更新トリ
ガ信号をメモリ12に供給する。そして、メモリ12に
は、上述したように時刻t4 、t7 、t 9 における電圧
データQ4 、Q7 、Q9 が基準データとして順次記憶さ
れる。また、この場合、時刻t9 においてフルカウント
して、エラー信号ERR2を出力する。
ウンタは、カウンタ16がフルカウントしてキャリ信号
を出力する前に、差分(例えばΔ3 、Δ6 、Δ8 )が所
定範囲THより大きくなるときは、クリアされることな
く、サンプリングクロックをカウントする。この結果、
そのカウント値はそれぞれ時刻t0 〜t10において1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、1となり、時
刻t9 において初期値となることから、及び時刻t3 、
t6 、t8 において比較器15からクリア信号が供給さ
れることから、時刻t4 、t7 、t9 において更新トリ
ガ信号をメモリ12に供給する。そして、メモリ12に
は、上述したように時刻t4 、t7 、t 9 における電圧
データQ4 、Q7 、Q9 が基準データとして順次記憶さ
れる。また、この場合、時刻t9 においてフルカウント
して、エラー信号ERR2を出力する。
【0028】メモリ18は、例えばD−プリップフロッ
プからなり、カウンタ16から供給されるキャリ信号に
よってA/D変換器11から供給される電圧データを一
旦記憶(ラッチ)し、記憶した電圧データを電圧検出結
果として出力する。したがって、カウンタ16がフルカ
ウントしてキャリ信号を出力したとき、すなわち所定範
囲TH内の電圧データが連続してn個検出されたとき、
その連続するn個のうちの1つである最終の電圧データ
が検出結果として出力される。
プからなり、カウンタ16から供給されるキャリ信号に
よってA/D変換器11から供給される電圧データを一
旦記憶(ラッチ)し、記憶した電圧データを電圧検出結
果として出力する。したがって、カウンタ16がフルカ
ウントしてキャリ信号を出力したとき、すなわち所定範
囲TH内の電圧データが連続してn個検出されたとき、
その連続するn個のうちの1つである最終の電圧データ
が検出結果として出力される。
【0029】具体的には、例えば図2Aに示すように、
時刻t3 、t7 において、カウンタ16からキャリ信号
が出力され、これにより電圧データQ3 、Q7 がメモリ
18に記憶された後、電圧検出結果として出力される。
時刻t3 、t7 において、カウンタ16からキャリ信号
が出力され、これにより電圧データQ3 、Q7 がメモリ
18に記憶された後、電圧検出結果として出力される。
【0030】また、例えば図3Aに示すように、時刻t
6 、t10において、カウンタ16からキャリ信号が出力
され、これにより電圧データQ6 、Q10がメモリ18に
記憶された後、電圧検出結果として出力される。
6 、t10において、カウンタ16からキャリ信号が出力
され、これにより電圧データQ6 、Q10がメモリ18に
記憶された後、電圧検出結果として出力される。
【0031】また、例えば図4Aに示すように、カウン
タ16がフルカウントせずに、キャリ信号を出力しない
ときは、メモリ18は更新されることなく、記憶されて
いる電圧データQ0 が電圧検出結果として出力される。
タ16がフルカウントせずに、キャリ信号を出力しない
ときは、メモリ18は更新されることなく、記憶されて
いる電圧データQ0 が電圧検出結果として出力される。
【0032】以上のように、電源1の出力電圧をA/D
変換器11を用いて検出する際に、A/D変換器11か
らの電圧データQが連続してn個(例えば4個)所定範
囲TH内になったときに、その所定範囲内のデータの1
つ(例えば上述の図2Aに示す連続した4個のうちの最
後の電圧データQ3 、Q7 等)を出力するようにするこ
とにより、急激な負荷変動に起因したノイズを除去し
て、電源電圧を正確に検出することができる。また、m
個(例えば10個)の電圧データQ0 〜Q9 に対して、
電圧データを更新して出力しないときは、エラー信号E
RR2を出力するようにすることにより、電源1の異常
を検出することができる。また、カウンタ16のカウン
ト数nを変化させることにより、ノイズ除去可能な周波
数帯域を変えることができ、上述の図1に示す回路構成
を有する電源電圧検出装置で、種々の電源電圧を検出す
ることができる。
変換器11を用いて検出する際に、A/D変換器11か
らの電圧データQが連続してn個(例えば4個)所定範
囲TH内になったときに、その所定範囲内のデータの1
つ(例えば上述の図2Aに示す連続した4個のうちの最
後の電圧データQ3 、Q7 等)を出力するようにするこ
とにより、急激な負荷変動に起因したノイズを除去し
て、電源電圧を正確に検出することができる。また、m
個(例えば10個)の電圧データQ0 〜Q9 に対して、
電圧データを更新して出力しないときは、エラー信号E
RR2を出力するようにすることにより、電源1の異常
を検出することができる。また、カウンタ16のカウン
ト数nを変化させることにより、ノイズ除去可能な周波
数帯域を変えることができ、上述の図1に示す回路構成
を有する電源電圧検出装置で、種々の電源電圧を検出す
ることができる。
【0033】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えばA/D変換器を内蔵した所謂ワ
ンチップマイクロコンピュータ(以下マイコンという)
を用いてファムウエアにより、電源電圧検出装置を実現
するようにしてもよい。
るものではなく、例えばA/D変換器を内蔵した所謂ワ
ンチップマイクロコンピュータ(以下マイコンという)
を用いてファムウエアにより、電源電圧検出装置を実現
するようにしてもよい。
【0034】すなわち、上述の図1に示す構成を有する
電源電圧検出装置やマイコンを用いた電源電圧検出装置
は、例えば図5に示すフローチャートに従って動作す
る。
電源電圧検出装置やマイコンを用いた電源電圧検出装置
は、例えば図5に示すフローチャートに従って動作す
る。
【0035】ステップST1において、例えば電源電圧
装置を構成するマイコンは、メモリ12に電圧データを
基準データとして記憶することを表す量子化1回目フラ
グをセットし、ステップST2に進む。
装置を構成するマイコンは、メモリ12に電圧データを
基準データとして記憶することを表す量子化1回目フラ
グをセットし、ステップST2に進む。
【0036】ステップST2において、マイコンは、サ
ンプリングクロックに相当するトリガ信号の有無を判定
し、トリガ信号が供給されるとステップST3に進み、
供給されないときはステップST2を繰り返す。
ンプリングクロックに相当するトリガ信号の有無を判定
し、トリガ信号が供給されるとステップST3に進み、
供給されないときはステップST2を繰り返す。
【0037】ステップST3において、マイコンは、内
蔵のA/D変換器で電源電圧を量子化して、得られる電
圧データを記憶し、ステップST4に進む。
蔵のA/D変換器で電源電圧を量子化して、得られる電
圧データを記憶し、ステップST4に進む。
【0038】ステップST4において、マイコンは、上
述の制御回路19に内蔵されたm進カウンタに相当する
カウンタ(以下m進カウンタという)をインクリメント
し、ステップST5に進む。
述の制御回路19に内蔵されたm進カウンタに相当する
カウンタ(以下m進カウンタという)をインクリメント
し、ステップST5に進む。
【0039】ステップST5において、量子化1回目フ
ラグがセットされているかを判定し、該当するときはス
テップST6に進み、該当しないときはステップST8
に進む。
ラグがセットされているかを判定し、該当するときはス
テップST6に進み、該当しないときはステップST8
に進む。
【0040】ステップST6において、マイコンは、電
圧データを基準データとして記憶し、ステップST7に
進む。
圧データを基準データとして記憶し、ステップST7に
進む。
【0041】ステップST7において、マイコンは、量
子化1回目フラグをリセットし、ステップST2にもど
る。
子化1回目フラグをリセットし、ステップST2にもど
る。
【0042】ステップST8において、マイコンは、m
進カウンタの値がmになったかを判定し、該当するとき
はステップST9に進み、該当しないときはステップS
T10に進む。
進カウンタの値がmになったかを判定し、該当するとき
はステップST9に進み、該当しないときはステップS
T10に進む。
【0043】ステップST9において、マイコンは、エ
ラー信号ERR2を出力した後、ステップST19に進
む。
ラー信号ERR2を出力した後、ステップST19に進
む。
【0044】ステップST10において、マイコンは、
差分Δを演算し、ステップST11に進む。
差分Δを演算し、ステップST11に進む。
【0045】ステップST11において、マイコンは、
所定範囲THを読み込み、ステップST12に進む。
所定範囲THを読み込み、ステップST12に進む。
【0046】ステップST12において、マイコンは、
差分Δが所定範囲THより大きいかを判定し、該当する
ときはステップST13に進み、該当しないときはステ
ップST16に進む。
差分Δが所定範囲THより大きいかを判定し、該当する
ときはステップST13に進み、該当しないときはステ
ップST16に進む。
【0047】ステップST13において、マイコンは、
エラー信号ERR1を出力し、ステップST14に進
む。
エラー信号ERR1を出力し、ステップST14に進
む。
【0048】ステップST14において、マイコンは、
上述のカウンタ16に相当するカウンタ(以下n進カウ
ンタという)をクリアし、ステップST15に進む。
上述のカウンタ16に相当するカウンタ(以下n進カウ
ンタという)をクリアし、ステップST15に進む。
【0049】ステップST15において、マイコンは、
量子化1回目フラグをセットし、ステップST2に戻
る。
量子化1回目フラグをセットし、ステップST2に戻
る。
【0050】一方、ステップST16において、マイコ
ンは、n進カウンタをインクリメントし、ステップST
17に進む。
ンは、n進カウンタをインクリメントし、ステップST
17に進む。
【0051】ステップST17において、マイコンは、
n進カウンタの値がnになったかを判定し、該当すると
きはステップST18に進み、該当しないときはステッ
プST2に戻る。
n進カウンタの値がnになったかを判定し、該当すると
きはステップST18に進み、該当しないときはステッ
プST2に戻る。
【0052】ステップST18において、マイコンは、
A/D変換器からの電圧データを記憶すると共に、それ
を電圧検出結果として出力し、ステップST19に進
む。
A/D変換器からの電圧データを記憶すると共に、それ
を電圧検出結果として出力し、ステップST19に進
む。
【0053】ステップST19において、マイコンはm
進カウンタ及びn進カウンタをクリアし、終了する。
進カウンタ及びn進カウンタをクリアし、終了する。
【0054】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
では、電源電圧をアナログ/ディジタル変換手段を用い
て検出する際に、アナログ/ディジタル変換手段からの
電圧データが連続してn個所定範囲THになったとき
に、その所定範囲内の電圧データの1つを出力するよう
にすることにより、急激な負荷変動に起因したノイズを
除去して、電源電圧を正確に検出することができる。ま
た、m個の電圧データに対して、電圧データを更新して
出力しないときは、制御信号を出力するようにすること
により、電源の異常を検出することができる。また、n
の値を変化させることにより、ノイズ除去可能な周波数
帯域を変えることができ、種々の電源電圧を検出するこ
とができる。
では、電源電圧をアナログ/ディジタル変換手段を用い
て検出する際に、アナログ/ディジタル変換手段からの
電圧データが連続してn個所定範囲THになったとき
に、その所定範囲内の電圧データの1つを出力するよう
にすることにより、急激な負荷変動に起因したノイズを
除去して、電源電圧を正確に検出することができる。ま
た、m個の電圧データに対して、電圧データを更新して
出力しないときは、制御信号を出力するようにすること
により、電源の異常を検出することができる。また、n
の値を変化させることにより、ノイズ除去可能な周波数
帯域を変えることができ、種々の電源電圧を検出するこ
とができる。
【図1】本発明を適用した電源電圧検出装置の回路構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】上記電源電圧検出装置の動作を説明するための
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図3】上記電源電圧検出装置の動作を説明するための
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図4】上記電源電圧検出装置の動作を説明するための
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図5】本発明を適用した電源電圧検出装置を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図6】電源電圧波形を示す図である。
11・・・A/D変換器 12・・・メモリ 13・・・差分演算回路 14・・・メモリ 15・・・比較器 16・・・カウンタ 18・・・メモリ 19・・・制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 電源電圧をサンプリングクロックを用い
てディジタル化するアナログ/ディジタル変換手段と、 該アナログ/ディジタル変換手段からの第i番目のデー
タを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されている第i番目のデータを基準と
して、所定範囲外のデータが現れるまでの所定範囲内の
データの数jを検出する連続検出手段と、 該連続検出手段からのデータ数jが所定値nになったと
き、所定範囲内のデータの1つを出力すると共に、第i
+n+1番目のデータを記憶するように上記記憶手段を
制御し、上記連続検出手段で所定範囲外のデータが検出
されたとき、その次のデータを記憶するように上記記憶
手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電
源電圧検出装置。 - 【請求項2】 前記制御手段が、m個のデータに対して
出力を行わないとき、制御信号を出力することを特徴と
する請求項1に記載の電源電圧検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27891092A JPH06130093A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電源電圧検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27891092A JPH06130093A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電源電圧検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06130093A true JPH06130093A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17603802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27891092A Withdrawn JPH06130093A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電源電圧検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06130093A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8060343B2 (en) | 2006-02-01 | 2011-11-15 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and noise measuring method |
JP2017050732A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及びノイズ除去方法 |
WO2020166234A1 (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-20 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 検出器 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27891092A patent/JPH06130093A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8060343B2 (en) | 2006-02-01 | 2011-11-15 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and noise measuring method |
JP2017050732A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 半導体装置及びノイズ除去方法 |
WO2020166234A1 (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-20 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 検出器 |
US11714110B2 (en) | 2019-02-12 | 2023-08-01 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Detector to detect input voltage outside a guaranteed operating range |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |