JPH0612987A - ガス放電型表示パネル及び形成方法 - Google Patents

ガス放電型表示パネル及び形成方法

Info

Publication number
JPH0612987A
JPH0612987A JP4166317A JP16631792A JPH0612987A JP H0612987 A JPH0612987 A JP H0612987A JP 4166317 A JP4166317 A JP 4166317A JP 16631792 A JP16631792 A JP 16631792A JP H0612987 A JPH0612987 A JP H0612987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
film
display panel
electrode
gas discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4166317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sawai
秀夫 澤井
Ichiro Koiwa
一郎 小岩
Kozo Fujii
浩三 藤井
Yoshitaka Terao
芳孝 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4166317A priority Critical patent/JPH0612987A/ja
Publication of JPH0612987A publication Critical patent/JPH0612987A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面基板を通して見える外光の反射を低く抑
える構造のガス放電型表示パネルおよび形成方法を提供
する。 【構成】 前面基板10にサンドブラスト法によって溝
を掘り、溝の底面に反射防止膜27を設け、溝内を銀厚
膜を塗布して形成した電極25を具えている。また、反
射防止膜としては、黒色ペースト膜または無電解めっき
膜を用いる。このような構成のガス放電型表示パネル
は、外光による反射輝度が小さいため表示コントラスト
を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス放電型表示パネ
ルの構造及び形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のガス放電型表示パネルの
典型的な基本構造の要部を示すため切り欠いて取り出し
て示した斜視図である。
【0003】この従来の構成によれば、透光性の前面板
10と背面板12とを互いに対向させて構成してある。
また、前面板10には、一方の電極として陽極14が設
けられ、また、背面板12には、他方の電極として陰極
16が設けられている。また、前面板10と背面板12
の間には誤放電を防止するための隔壁18が設けられ、
かつ、前面板10及び背面板12との空間には放電ガス
として希ガスを封入した構造になっている。
【0004】次に、この従来の構造のガス放電型表示パ
ネルの形成方法につきその概要を説明する。
【0005】まず、前面板ガラス10上に銀厚膜をペー
スト状に塗布した後、塗布された銀厚膜を焼成すること
によって、陽極14を形成する。この陽極14は、銀厚
膜を用いずに、酸化インジウム錫(ITO:Indiu
m Tin Oxideの略)等の透明導電膜で形成す
る方法もある。その場合の膜形成には、薄膜技術(蒸着
またはスパッタリング)が用いられる。
【0006】一方、背面板12には、厚膜印刷により印
刷ペーストを印刷して、この印刷済みペーストに対して
所要の処理、すなわち、乾燥および焼成を行って、陰極
16を形成する。この陰極には、通常ニッケル(Ni)
厚膜を使用することが多い。また、前面板10と背面板
12の間には、陰極16と陽極14間のスペースを確保
すると共に誤放電を防止するために、背面板12に隔壁
18を厚膜印刷及びそれに続く所望の処理(乾燥および
焼成)を行って形成する。また、隔壁18の印刷ペース
トとしては、通常、ガラスペーストを用いている。
【0007】次に、前面板10と背面板12との間の空
間には、放電ガスとして、例えば、ネオン(Ne)、ア
ルゴン(Ar)、キセノン(Xe)及びクリプトン(K
r)等を単独または混合して用いている。
【0008】既に説明したように、前面板10に設けら
れた陽極の導電性厚膜を形成する方法には、二通りの方
法がある。すなわち、薄膜技術を用いてパターニングを
行って透明導電膜を形成するか、または導電性厚膜を前
面ガラス板表面に塗布し、所要の処理(乾燥及び焼成)
によって形成するかである。
【0009】次に、それぞれの方法で形成された導電膜
の特徴について説明する。
【0010】薄膜技術による方法は、透明導電膜である
ため放電発光を遮ることがないという利点がある。しか
し、薄膜技術を用いるため製造コストが高くなり、膜厚
が薄いと陽極抵抗が大きくなり、さらには電圧降下を生
じてしまうという欠点がある。一方、導電厚膜を形成す
る方法は、膜が厚いため放電発光を遮るという欠点はあ
るが、製造コストが安く、抵抗も低いことから特に大型
の表示パネルに利用されている。
【0011】このため導電厚膜法で陽極を形成する方法
が現在注目されるようになった。尚、この厚膜に使用さ
れる主要な材料としては銀がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、陽極に
銀厚膜を使用した場合、銀厚膜は、前面板を通して見え
る陽極の色の表示品質に大きな影響を与える。すなわ
ち、銀厚膜の色は、白色あるいは茶色になる。白色は、
銀厚膜そのものの色であるが茶色は前面ガラス上に存在
する錫成分と銀厚膜の反応により生じる物質の色であ
る。また、陽極の色は、パネルの周囲の光(外光)にも
影響を与える。もし表示中に前面板表面で外光を反射す
ると表示のコントラストが低下する。従って、発光して
いるセルと発光していないセルの明るさ(輝度)の差が
小さくなり、表示の明瞭さが損なわれることになる。
【0013】このため、理想的には、外光を全く反射し
ないことが望ましく、黒色であれば良い。
【0014】従って、この発明は、従来の問題点に鑑み
行われたものであり、この発明の目的は、前面板を通し
て見える陽極の外光の反射を低く抑えるためのガス放電
型表示パネルの構造及びその形成方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
めに、この発明によれば、前面板と背面板とを有し、こ
の前面板に一方の電極を具え、この背面板に他方の電極
とを具えたガス放電型表示パネルにおいて、この前面板
に設けた電極用の溝と、この溝の少なくとも底面に設け
た反射防止膜と、この反射防止膜上であってこの溝内に
設けた一方の電極とを具えていることを特徴とする。
【0016】また、前面板と背面板とを有し、前記前面
板に一方の電極を具え、前記背面板に他方の電極を具え
たガス放電型表示パネルを形成するに当たり、前面板に
サンドブラスト法により電極用の溝を形成する工程と、
該溝の少なくとも底面に黒色ペーストを塗布した後、焼
成して反射防止膜を形成する工程と、該反射防止膜形成
済の溝内に銀厚膜を塗布した後、これを焼成して一方の
電極を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0017】また、上述のガス放電型表示パネルを形成
するに当たり、好ましくは、電極用の溝の底面に黒色ペ
ーストを塗布する代わりに、この溝の底面および側面に
無電解めっきを施して反射防止膜を形成するのが良い。
【0018】
【作用】この発明の構成によれば、前面板にサンドブラ
スト法で溝を形成し、底面に黒色ペーストまたは無電解
めっき皮膜等の反射防止膜を設ける。そして、この発明
の表示パネルの構成によれば、底面に設けた反射防止膜
のため、前面板から見える銀厚膜の色を白色あるいは茶
色ではなく黒色透明色の厚膜にできる。このため、銀厚
膜に入射した外光の反射を抑制できる。よって表示コン
トラストを高くでき、高画質の品質を得ることができ
る。また、上述したこの発明の形成方法によれば黒色の
厚膜を安価でしかも簡単に形成できる。
【0019】
【実施例】以下、図1を参照しこの発明の実施例につき
説明する。尚、これらの図においてはこの発明を理解で
きる程度に、各構成成分の形状、大きさおよび配置関係
を概略的に示してあるにすぎない。また、これらの図に
おいて従来と同様な構成成分については同一の番号を付
して示し、特に言及する場合を除き、その詳細な説明を
省略する。
【0020】図1は、この発明の説明に供するためのガ
ス放電型表示パネルを示す図であって、要部を切り出し
て示した斜視図である。
【0021】このガス放電型表示パネルの構成によれ
ば、ソーダガラス製の前面板10(これを前面基板とも
呼ぶ。)に設けた電極用の溝22と、この溝22の少な
くとも底面に設けた反射防止膜27と、この溝22内で
あって反射防止膜27上に設けた一方の電極、例えば陽
極電極25とを具えている。この電極25を前面板10
に例えば、埋め込んで形成しても良い。
【0022】一方、この実施例では、ソーダガラス製の
背面板12(これを背面基板とも呼ぶ。)に形成した電
極16を陰極とする。尚、図1に示した構成では溝22
の底面に反射防止膜27を設けた例を示したが溝の側壁
面にも反射防止膜27を設けてあっても良い。
【0023】このような構造であると、外光が前面板1
0の表面側から放電ガス空間側に入射したとき、反射防
止膜27の部分では入射光が反射しないので前面基板1
0側からは、この部分は黒く見える。従って、駆動時に
画像のコントラストを高めると共に画質を向上させるこ
とができる。
【0024】次に、この表示パネルの形成方法につき説
明する。
【0025】〈第1実施例〉この第1実施例では、この
発明のガス放電型表示パネルの前面基板に黒色ペースト
の反射防止膜を形成する方法につき説明する。
【0026】図2の(A)〜(D)は、この発明の前面
基板の製造工程図を示してあり、各図は主要工程段階で
得られた構造体の切り口を示す図である。
【0027】まず、前面基板10としてガラス基板(ソ
ーダガラスで厚さを1〜3mmとする)を用いる。そし
て、ホトグラフィー技術を用いて前面基板10上にホト
レジストパターン20を形成する。そのため、この前面
基板10にホト(感光性)レジスト(図示せず)を1〜
5μm程度の膜厚で均一に塗布した後、これを乾燥す
る。その後、ホトマスクを用いて露光を行い、現像、水
洗および乾燥を行ってホトレジストパターン20を形成
して図2の(A)に示す構造体を得る。なお、ホトレジ
ストパターン20の開口部(除去された部分)を19で
示してある。
【0028】次に、ホトレジストパターン20の開口部
19に露出している前面板10の上面領域に、サンドブ
ラスト法を用いて、溝22を掘り、よって図2の(B)
に示す構造体を得る。そのため、アルミナまたはガラス
の粉末を(図示せず)ノズルから、主として、開口部1
9の露出している前面板10に吹きつける。この微粉末
の吹きつけ領域は、開口部19によって制限されるた
め、この開口部19の寸法と実質的には同一の精度で溝
幅寸法を決めることができる。この実施例では、溝幅寸
法dを50μmとする。また、溝22の深さt1 は、陽
極24の抵抗値が高くならない程度の深さに形成するの
が良い。この実施例では、溝の深さを20μm〜30μ
mとする。
【0029】このサンドブラスト法によって溝加工を完
了した後、ホトレジストパターン20を通常の任意適当
な方法で除去する。この場合、例えば、アセトン等の有
機溶剤を用いれば良い。
【0030】次に、溝の底部21に黒色ペーストを塗布
する。この黒色ペーストは、ガラスペーストであって、
例えば、奥野製薬製ELD503(商品コード名)等が
良い。これ以外のペーストを用いてもよいが、焼成後の
膜厚が大きくならないことが望ましい。
【0031】黒色ペーストの塗布方法は、ブレッドコー
タなどを用いることができる。しかし、通常のスクリー
ン印刷のようにパターニングされたスクリーン版を使用
する必要は全くない。続いて、溝の底部に塗布した黒色
ペースト24に対し、例えば、500〜600℃程度の
大気中で、焼成を行う(図2の(C))。この実施例で
は、黒色ペーストの焼成後の膜厚t2 を10〜20μm
にする。
【0032】次に、銀厚膜を溝の底面から前面基板10
の表面まで塗布する。この場合、銀厚膜が前面基板10
の表面から突出していてもなんら問題はない。その後、
更に塗布した銀厚膜を500〜600℃で焼成して、陽
極26を形成する。なお、銀厚膜の塗布方法も前処理の
黒色ぺ−ストを塗布する方法と同様に、ブレッドコータ
によるのが好適である。
【0033】〈第2実施例〉以下、図3の(A)〜
(C)を参照して第2実施例の製造工程を説明する。
【0034】図中(A)までの前工程は、第1実施例の
図2の(A)〜(B)の工程手順と同一であるので、こ
こでは、その説明を省略する。そのため、図2の(B)
の次工程から説明する。
【0035】図3の(A)は、無電解めっき用の触媒核
28を形成する工程を示している。この触媒核28は、
無電解めっき反応を促進し、めっきを溝内に形成するた
めに設けられるものである。
【0036】次に、触媒核28までの形成方法につき説
明する。まず、錫溶液に浸漬し(処理条件(1))、続
いて水洗いを行い(処理条件(2))、更にパラジウム
溶液浸漬し(処理条件(3))、再び水洗いの工程(処
理条件(4))を経て溝内に触媒核28が形成される。
ここまでは、通常、無電解めっきの前処理工程と呼ばれ
る工程である。
【0037】尚、前処理工程の各処理条件は、(1)か
ら(4)の通りである。 (1)錫溶液処理 溶液組成:塩化第1錫 1g/l 濃塩酸 1ml/l 浸漬時間:3分間 (2)水洗処理 流水中 :3分間 (3)パラジウム溶液処理 溶液組成:塩化パラジウム0.1g/l 濃塩酸 0.1g/l 浸漬時間:3分間 (4)水洗処理 流水中 :3分間 このようにして形成した触媒核28は、サンドブラスト
法によって削られた部分、すなわち、溝の底部27a及
び溝の側面27bにのみ吸着される。これは、サンドブ
ラスト法によって研磨材があたったガラスの表面は、荒
く形成されているため触媒核がアンカー(投錨)効果に
よって吸着するためである。
【0038】また、触媒核28は、前面基板10を錫溶
液に浸漬したとき、第1錫イオン(Sn2+)が基板に強
固に吸着し、続いて、パラジウム溶液に浸漬することに
よって、次に示す置換反応が起こる。
【0039】Sn2++Pd2+→Sn4++Pd この置換反応によって生成したパラジウム(Pd)が基
板の溝に触媒核となって吸着するのである(図3の
(A))。その後、ホトレジストパターン20を除去す
る。この除去方法は、第1実施例のときと同様な方法で
行えば良い。例えば、有機溶剤を用いて行えば良い。
【0040】次に、無電解ニッケル皮膜30の形成を行
う。
【0041】前面基板10を無電解めっき溶液に浸漬し
た後、溝内の底面および側面にめっき皮膜を形成する。
この場合、図3の(C)の工程で形成された触媒核28
上にのみめっきされる。このようにして、一度めっき皮
膜が触媒核上に形成されると、さらにめっき反応が促進
されて(これを自己触媒作用という)めっき皮膜は次第
に厚付けされていく。
【0042】尚、このときの第2実施例で用いためっき
の組成及び条件は、次の通りである。
【0043】 硫酸ニッケル: 35g/l 次亜リン酸ナトリウム: 10g/l クエン酸ナトリウム: 20g/l 溶液温度: 90℃ 浸漬時間: 30分 上述しためっきの組成および条件の下では、4μm程度
の膜厚のニッケル膜を形成することができる(図3の
(B))。
【0044】次に、第1実施例の図2の(D)と同様な
方法によって、ニッケルめっき皮膜上に銀厚膜を塗布し
た後、任意好適な条件で焼成処理を行い陽極26を形成
する。
【0045】上述のようにして形成された黒色ペースト
膜の色は、黒色であるため外光(表示パネルの周囲の
光)の反射を抑制することができる。
【0046】また、第2実施例で形成した無電解めっき
膜厚も触媒核上にニッケル皮膜が形成されているため反
射輝度は極めて小さくできる。反射輝度を(例えば、色
彩輝度計を用いて)測定した結果は、200lxの下で
従来の表示パネルの反射輝度10〜15cd/m2 に対
し、この発明のパネル反射輝度は、5cd/m2 以下と
なる。このため、この発明のガス放電方表示パネルは、
従来の表示パネルに比べて表示のコントラストが優れて
いることがわかる。
【0047】この発明では、上述した実施例にのみ限定
されるものでないことは明らかである。例えば、上述し
た実施例では、反射防止膜の材料として特定の材料を挙
げて説明したがこの発明の主旨を達成する材料であれば
他の任意好適な材料を使用しても良い。
【0048】また、上述した溝22形成において、黒色
ペーストから電極の形成および無電解めっきから電極の
形成の際に例示した諸条件はこれに何ら限定されるもの
ではない。
【0049】また、前面基板、背面基板等、その他の構
成部分も上述した実施例で例示した材料、数値的条件、
配置関係にのみ限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のガス放電型表示パネルは、外光の反射を防止す
るための反射防止膜に、黒色ガラス厚膜または無電解め
っき皮膜を形成しているため外光(パネルの周囲の光)
の反射が極めて小さい、かつ、表示コントラストの高い
ガス放電型表示パネルを提供できる。
【0051】また、この発明のガス放電型表示パネルの
形成方法によれば、なんら特別の手法を用いることな
く、従来の既知の技術の組み合わせで行えるので、安価
なコストで精度良く簡単に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス放電型表示パネルの要部を示す
斜視図である。
【図2】第1実施例の製造工程の説明に供する図であ
る。
【図3】第2実施例の製造工程の説明に供する図であ
る。
【図4】従来のガス放電型表示パネルの斜視図である。
【符号の説明】
10:前面基板 12:背面基板 16:電極(陰極) 18:隔壁 22:溝 25:電極(陽極) 27:反射防止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺尾 芳孝 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板と背面板とを有し、前記前面板に
    一方の電極を具え、前記背面板に他方の電極とを具えた
    ガス放電型表示パネルにおいて、 前記前面板に設けた電極用の溝と、 該溝の少なくとも底面に設けた反射防止膜と、 該反射防止膜上であって前記溝内に設けた前記一方の電
    極とを具えていることを特徴とするガス放電型表示パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前面板と背面板とを有し、前記前面板に
    一方の電極を具え、前記背面板に他方の電極を具えたガ
    ス放電型表示パネルを形成するに当たり、 前面板にサンドブラスト法により電極用の溝を形成する
    工程と、 該溝の少なくとも底面に黒色ペーストを塗布した後、焼
    成して反射防止膜を形成する工程と、 該反射防止膜形成済の溝内に銀厚膜を塗布した後、焼成
    して一方の電極を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る放電型表示パネルの形成方法。
  3. 【請求項3】 前面板と背面板とを有し、前記前面板に
    一方の電極を具え、前記背面板に他方の電極を具えたガ
    ス放電型表示パネルを形成するに当たり、 前面板にサンドブラスト法により電極用の溝を形成する
    工程と、 該溝の底面および側面に無電解めっきを施して反射防止
    膜を形成する工程と、 該反射防止膜形成済の溝内に銀厚膜を塗布した後、焼成
    して一方の電極を形成する工程とを含むことを特徴とす
    るガス放電型表示パネルの形成方法。
JP4166317A 1992-06-24 1992-06-24 ガス放電型表示パネル及び形成方法 Withdrawn JPH0612987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166317A JPH0612987A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ガス放電型表示パネル及び形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4166317A JPH0612987A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ガス放電型表示パネル及び形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612987A true JPH0612987A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15829113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4166317A Withdrawn JPH0612987A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ガス放電型表示パネル及び形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612987A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185158B1 (en) 1996-08-30 2001-02-06 Citizen Watch Co., Ltd. Small electronic apparatus having function display
US6931729B2 (en) 2002-09-03 2005-08-23 Asteer Co., Ltd. Method for manufacturing a filler neck
US7336032B2 (en) 1998-09-10 2008-02-26 Lg Electronics Inc. Electrodes in plasma display panel

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185158B1 (en) 1996-08-30 2001-02-06 Citizen Watch Co., Ltd. Small electronic apparatus having function display
US7336032B2 (en) 1998-09-10 2008-02-26 Lg Electronics Inc. Electrodes in plasma display panel
US6931729B2 (en) 2002-09-03 2005-08-23 Asteer Co., Ltd. Method for manufacturing a filler neck

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0612987A (ja) ガス放電型表示パネル及び形成方法
JP2002134035A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2000113809A (ja) プラズマディスプレイパネルのブラックマトリックス製造方法
JP3870818B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JPH04345734A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
KR100555896B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 금속 버스 전극 제조방법
JP2001236892A (ja) 電極及び電極の製造方法及びプラズマディスプレイ表示装置及びプラズマディスプレイ表示装置の製造方法
JPH0955167A (ja) プラズマディスプレイパネル用電極及びその形成方法
JP3541757B2 (ja) プラズマディスプレイパネル用ブラックストライプの製造方法
JPH10241576A (ja) カラープラズマディスプレイパネル
JPH08115656A (ja) 気体放電表示パネルにおける電極の形成方法
JP3960022B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
KR100248304B1 (ko) 플라즈마 표시소자의 형광층 형성방법
KR100226263B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 스크린 마스크 제작 방법
KR100838081B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 전극 구조, 플라즈마 디스플레이패널 및 상기 전극 구조의 형성방법
KR100692827B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
JPH05234513A (ja) 透過型カラーガス放電型表示パネルの製造方法
JP2002134004A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
KR100363800B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 배면판 제조방법
JP3085375B2 (ja) カラープラズマディスプレイパネルの製造方法
KR19990056762A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법
KR19990054294A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
KR20060068267A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
KR20070024954A (ko) 플레이팅용 롤러, 그 제조 방법 및 플레이팅용 롤러를이용한 전극 제조 방법
JPH09199038A (ja) Ac型プラズマディスプレイパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831