JPH061296B2 - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JPH061296B2
JPH061296B2 JP27966484A JP27966484A JPH061296B2 JP H061296 B2 JPH061296 B2 JP H061296B2 JP 27966484 A JP27966484 A JP 27966484A JP 27966484 A JP27966484 A JP 27966484A JP H061296 B2 JPH061296 B2 JP H061296B2
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JP
Japan
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lens
optical system
relay lens
distance
microscope
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陽一 井場
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Olympus Optical Co Ltd
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Priority to AT85107775T priority patent/ATE52347T1/de
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、試料を広い範囲に亘って検鏡し得るようにし
た顕微鏡に関する。
従来技術 一般に顕微鏡は基本的には対物レンズ、接眼レンズ及び
試料を保持するための載物台等から構成されており、試
料の検鏡位置を変える場合には載物台上に保持された試
料または載物台自体を光軸に対して垂直な方向に移動さ
せていた。しかしながら、検鏡すべき試料としては、近
年の周辺技術の発展に伴い脳切片や大径のシリコンウェ
ハ等の大きな試料が多くなってきているので、これらの
大きな試料を観察する場合には該試料を載置した載物台
を広い範囲例えば第2図において観察すべき範囲Aの四
倍の範囲Bに亘って移動しなければならず、そのため載
物台を含む顕微鏡全体の強度が要求され且つ載物台の移
動機構も大きなものとなり、而も例えば観察すべき試料
の大きさが二倍になると載物台の移動範囲は四倍になる
ことから、顕微鏡全体がますます大型になってしまい、
載物台自体の慣性も大きくなるため位置精度の制御が一
層困難になる。
これに対して、本出願人による特願昭59−12920
4号(昭和59年6月25日出願)によれば、観察光学
系の一部をアフォーカル系として構成し、該アフォーカ
ル系の一部を視野平面に対して垂直に配設し且つその光
路長を伸縮可能にして、対物レンズを視野平面に対して
平行に移動可能に配設することにより試料の検鏡位置を
広い範囲に亘って変えるようにした顕微鏡が提案されて
いるが、この構成においては、アフォーカル系の部分の
伸縮に伴い瞳のけられが生じるために対物レンズの開口
には大きくしなければならず、またアイポイントが移動
してしまうという欠点があった。
目 的 本発明は、以上の点に鑑み、試料を検鏡する際に試料の
広い範囲に亘って検鏡位置を変え得るようにした顕微鏡
の改良を目的としている。
概 要 この目的は、対物光学系と、接眼光学系と、該対物光学
系と接眼光学系との間に配設された複数のレンズ群から
成るアフォーカル1×のリレーレンズ系とを備えた顕微
鏡において、視野平面と該リレーレンズ系との間に少な
くとも該リレーレンズ系の光路を視野平面に対して平行
に配置するための反射部材が配設されており、該対物光
学系及び反射部材が一体的に視野平面に対して平行に移
動可能であり、且つ該対物光学系及び反射部材の移動に
対応して該リレーレンズ系のレンズ群相互の間隔と対物
光学系及び接眼光学系に対する間隔とが該リレーレンズ
系全体が常にアフォーカル1×を維持するように変化さ
れ得ることを特徴とする、顕微鏡により解決される。
好ましくは本発明による顕微鏡は、前記リレーレンズ系
が、L,L,L及びLの四つのレンズから構成
されていて、各レンズを薄肉レンズで近似したとき次の
式を満足するように各レンズ間の間隔及び対物光学系、
接眼光学系に対する間隔を調整されるように構成されて
いる。
たゞし、ψはL及びLのパワー、ψはL及び
のパワーで、ψ>0またはψ>0である。dは
とLとの間及びLとLとの間の間隔、DはL
とLとの間の間隔、Eはレンズ系L乃至Lによ
る像移動量である。
実施例 以下、第1図(A)、(B)に示した実施例について説
明する。図において、1は顕微鏡の図示しない載物台上
に載置された観察すべき試料、2は顕微鏡対物レンズで
ある。対物レンズ2の上方にはミラー(またはハーフミ
ラー)が配置され、このミラー2により光路が試料面と
ほぼ平行になるように折り曲げられる。4は4つのレン
ズ群L1、L2、L3、L4からなるリレーレンズ系、
5は像面である、この実施例では対物レンズ2およびミ
ラー3が対物レンズユニットとして一体的に試料面に平
行し、試料との相対位置が変わるようになっている。ま
た、リレーレンズ系4の各レンズ群L1、L2、L3、
L4は上記対物レンズユニットの移動に対応して光軸に
沿つて適当に移動し、それによって像5が常に同じ位置
に形成されると共に、リレーレンズ系がアフォーカルで
且つ倍率が1倍であるという特性を保つようになってい
る。
リレーレンズ系4が上記にような性能を持つためには、
以下の条件を満足するように各レンズ群を移動させるこ
とが必要である。
d2=(d1φ1φ21234)/φ3φ4 D=1/(φ21/(d1φ1-1))+1/(φ34/(d2φ4-1)) E=D+1/(φ12/(d1φ2-1))+1/(φ43/(d2φ3/1))+d1
+d2 但し、φ1、φ2、φ3、φ4は夫々レンズ群L1、L
2、L3、L4の屈折力でφ1又はφ2>0且つφ3又
はφ4>0、d1、D、d2は夫々レンズ群L1、L
2、レンズ群L2、L3、およびレンズ群L3、L4の
間隔、Eはリレーレンズ系4による移動距離で、第1図
(B)のように対物レンズを単独で用いた際の像位置を
Sとすると、リレーレンズ系を介在させることにより、
対物レンズから像までの距離がS+Eになっている。
ここで、リレーレンズ系が対称型、即ちレンズ群L1と
L4、L2とL3の屈折力が夫々等しく且つレンズ群L
1、L2の間隔とL3、L4の間隔とが等しい場合に
は、φ1=φ4=ψ1、φ2=φ3=ψ2、d1=d2
=dと置けば、上記の関係式は以下のように簡略化され
る。
d2=d1 D=2/〔φ2-φ1/(dφ1-1)〕 E=D+2/〔φ1-φ2/(dφ2-1)〕+2d なお、ψ1、ψ2のいずれか一方は正の値である。
本発明実施例は以上のように構成されているから、試料
1から出た光は対物レンズ2を通った後ミラー3により
反射せしめられさらにリレーレンズ系を通って像5を結
び、この像が接眼レンズにより観察される。ここでリレ
ーレンズ系は常にアフォーカル1×系となるように構成
されているために、対物レンズ2及びミラー3から成る
対物レンズユニットをその光軸に沿つて矢印X方向に移
動させ、該対物レンズユニットの移動に対応して該リレ
ーレンズ系4の各レンズL,L,L及びLの間
の間隔を調整することにより、像5は一定の位置に一定
の倍率で結像せしめられることになり、かくして試料の
広い範囲に亘って任意の位置の観察が行なわれ得、而も
像5から射出瞳までの距離が変化せず、従ってアイポイ
ントの位置が変らない。この場合、対物レンズ2の移動
範囲は観察すべき範囲の最大幅と同じでよい。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、対物光学系と、接眼
光学系と、該対物光学系と接眼光学系との間に配設され
た複数のレンズ群から成るアフォーカル1×のリレーレ
ンズとを備えた顕微鏡において、視野平面と該リレーレ
ンズ系との間に少なくとも該リレーレンズ系の光路を視
野平面に対して平行に配置するための反射部材を配設
し、該対物光学系及び反射部材を視野平面に対して平行
に一体的に移動可能にし、且つ該対物光学系及び反射部
材の移動に対応して該リレーレンズ系のレンズ群相互の
間隔と対物光学系及び接眼光学系に対する間隔とを該リ
レーレンズ系全体が常にアフォーカル1×を維持するよ
うに変化させ得るようにしたから、脳切片、大径のシリ
コンウェハ等の大きな試料を検鏡する際に試料の広い範
囲に亘って検鏡位置を変えることができ、さらに試料の
像が一定位置に結像せしめられるので、この像から射出
瞳までの距離が変化せず、従ってアイポイントの位置が
変わらない等、極めて効果的な顕微鏡が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による顕微鏡の一実施例を示す概略図
(A)及び対物レンズ単体の結像状態を示す図(B)、
第2図は従来の載物台の移動範囲を示す図である。 1・・・・試料、2・・・・対物レンズ、3・・・・ミラー、4・・・・
リレーレンズ系、5・・・・像、L,L,L,L・・
・・レンズ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物光学系と、接眼光学系と、該対物光学
    系と接眼光学系との間に配設された複数のレンズ群から
    成るアフォーカル1×のリレーレンズ系とを備えた顕微
    鏡において、 視野平面と該リレーレンズ系との間に少なくとも該リレ
    ーレンズ系の光路を視野平面に対して平行に配置するた
    めの反射部材が配設されており、該対物光学系及び反射
    部材が一体的に視野平面に対して平行に移動可能であ
    り、且つ該対物光学系及び反射部材の移動に対応して該
    リレーレンズ系のレンズ群相互の間隔が該リレーレンズ
    系全体が常にアフォーカル1×を維持するように変化さ
    れ得ることを特徴とする、顕微鏡。
  2. 【請求項2】前記リレーレンズ系が、L,L,L
    及びLの四つのレンズから構成されていて、各レンズ
    を薄肉レンズで近似したとき次の式を満足するように各
    レンズ間の間隔を調整されるようにしたことを特徴とす
    る、特許請求の範囲(1)に記載の顕微鏡。 たゞし、ψはL及びLのパワー、ψはL及び
    のパワーで、ψ>0またはψ>0である。dは
    とLとの間及びLとLとの間の間隔、DはL
    とLとの間の間隔、Eはレンズ系L乃至Lによ
    る像移動量である。
JP27966484A 1984-06-25 1984-12-29 顕微鏡 Expired - Lifetime JPH061296B2 (ja)

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JP27966484A JPH061296B2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29 顕微鏡
DE8585107775T DE3577355D1 (de) 1984-06-25 1985-06-23 Mikroskop.
EP85107775A EP0169387B1 (en) 1984-06-25 1985-06-23 Microscope
AT85107775T ATE52347T1 (de) 1984-06-25 1985-06-23 Mikroskop.
US06/928,682 US4744642A (en) 1984-06-25 1986-11-07 Microscope

Applications Claiming Priority (1)

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JP27966484A JPH061296B2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29 顕微鏡

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JPS61158310A JPS61158310A (ja) 1986-07-18
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US5808791A (en) 1994-07-01 1998-09-15 Olympus Optical Co., Ltd. Microscope apparatus
US5959772A (en) * 1996-02-06 1999-09-28 Nikon Corporation Relay variable power optical system and a microscope equipped with the optical system
JP2006105830A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Dainippon Printing Co Ltd グラビア版セル形状測定装置および測定方法

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JPS61158310A (ja) 1986-07-18

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