JPH06129410A - ネジ座金の製造方法、ネジ座金用金型、及びネジ座金 - Google Patents

ネジ座金の製造方法、ネジ座金用金型、及びネジ座金

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JPH06129410A
JPH06129410A JP5188265A JP18826593A JPH06129410A JP H06129410 A JPH06129410 A JP H06129410A JP 5188265 A JP5188265 A JP 5188265A JP 18826593 A JP18826593 A JP 18826593A JP H06129410 A JPH06129410 A JP H06129410A
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JP
Japan
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seat
hole
metal plate
screw
screw hole
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JP5188265A
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Takashi Hirai
隆 平井
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Hirai Kosaku KK
Original Assignee
Hirai Kosaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ネジ座金の製造方法、ネジ座金用
金型、及びネジ座金に関し、その第1の目的は要求され
るナット呼び高さより小さい板厚の金属板を用いて、上
記要求されるナット高さを満足する座(ナット)を備え
たネジ座金を形成する点にある。また第2の目的は上記
ネジ座金を金型を用いて簡単に製造できるとともに、座
が金属板から分離するおそれがなく(金属板と座との固
着状態が強固な)、しかも、十分に長いネジ孔が形成で
きるようにしたネジ座金の製造方法、ネジ座金、及びネ
ジ座金用金型を提供することを目的とする。 【構成】 金属板2の一部分を打ち出して該金属板2と
連続した状態の座3を形成するとともに、該座3の中心
部に更に、ネジ孔4の内径以下の小径の打ち出し穴7が
形成されるように打ち出し、更に、該座3に、上記打ち
出し穴7と同心にネジ孔4を形成するようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネジ座金の製造方
法、ネジ座金用金型、及びネジ座金に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は油圧パイプ等のパイプを工場内に
配管するときに使用するパイプクランプを示すものであ
る。下座金101の上に下のクランプ部材105aが載
置され、更に、その上から、上のクランプ部材105b
が載置される。更に、上のクランプ部材105bの上側
に上板106が下座金に対向して配置される。また、ボ
ルト107が上板106及び上下のクランプ部材105
a、105bに挿通されるとともに、下座金101に螺
合される構成となっている。
【0003】上記下座金101は、図5に示すように、
金属板102と、これの上面に突出する位置決め用座1
03とを備え、この座103に対して上記、下のクラン
プ部材105aの位置決め穴105hが嵌まり込んで、
該下のクランプ部材105aの位置決めが行なわれる。
更に、上記座に対して上記ボルト107に対応するネジ
孔104が形成されている。
【0004】上記のような構成のパイプクランプは油や
空気を圧送するパイプを工場内に配管するときに使用さ
れる。ところが、上記工場内では機械的振動が大きい場
合が多くボルト107による金属板102に対する締め
付けトルクを充分に大きくとる必要がある。ボルト10
7による締め付けトルクを充分に大きくするため金属板
102の厚みαより大きな長さβの座103が用いられ
る。すなわち、この座103は金属板102とは別体に
形成され、金属板102に座103を挿通する孔108
を形成し、この孔108に座103を挿入してろう付け
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の下座
金101は、別体に形成された金属板102と座103
とをろう付けしているため、製造工程が複雑でコストダ
ウンを図る上で不利になるとともに、パイプクランプ内
に流体を流すことにより生じる振動でろう付けが外れる
おそれがあり、また製鉄所等の高温雰囲気で使用する場
合にも同様の問題がある。
【0006】そこで、図6に示すように、金属板202
の一部分を打ち出して位置決め用座203を形成し、そ
の座203の中心部にネジ孔204を形成する方法も考
えられる。
【0007】すなわち、座203に所定の周面形状を与
えるため、座203に対応する形状の開口部301を有
するダイス300が用いられる。更に、座203の投影
図形よりも広い範囲で板厚よりも浅く突出する台形凸部
401と、その中央部から更に突出し、座203の投影
図形よりも一定の範囲以上狭く、ネジ孔204よりも大
径の中心凸部402とを有するポンチ400が用いられ
る。
【0008】この方法において、台形凸部401を、ダ
イスの開口部(凹部)301より広くしているのは、押
し出し部の体積を多くして形成される座203の肉厚を
大きくすることが目的である。しかしながらこの場合で
も、座203と金属板202との接続強度を充分に大き
くとろうとすると金属板202と座203の連続部分γ
に体積を要するので、期待する程座203の厚みは大き
くならず、従って、203に形成されるネジ孔204の
長さが不足することになる。
【0009】例えば,呼び径d=6mm のネジに使用され
るナットの呼び高さは4,8mm 以上(JIS-B1181 )、ボル
ト締付トルク、120kgf−cm以上(JIS-B1052 )、円周部
引張剪断力1,6 トン以上(JIS-B1051 )の場合、このよ
うな条件を満足する上記ナットに代わる座203を、4,
5mm の厚さの鋼(JIS,及びISO規格厚さ)から形
成しようとしても、ボルト締付トルクや円周部引張剪断
力の条件を満足すると、座203の厚みは4,8mm 以下と
なり、また、座203の厚みを4,8mm 以上とすると上記
連続部γが異常に薄くなってボルト締付トルクや円周部
引張剪断力の条件を満足しないことになる。
【0010】逆に、上記4,5mm の上のランクのJIS
(ISO)規格品である6mm の鋼板に直接雌ネジを形成
することも考えられる。しかしながら、この場合下孔と
して、5mm 程度の径を必要とし、このように厚さより小
さい径の下孔をポンチで打ち抜くとすると、ポンチにか
かる荷重がおおきくなり、ポンチが該荷重に耐えられな
くなる。そこで、ボール盤で下孔をあけることも考えら
れるが、この場合非常な時間と手間が必要となることに
なる。本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであ
り、その第1の目的は要求されるナット呼び高さより小
さい板厚の金属板を用いて、上記要求されるナット高さ
を満足する座(ナット)を備えたネジ座金を形成する点
にある。また第2の目的は上記ネジ座金を金型を用いて
簡単に製造できるとともに、座が金属板から分離するお
それがなく(金属板と座との固着状態が強固な)、しか
も、十分に長いネジ孔が形成できるようにしたネジ座金
の製造方法、ネジ座金、及びネジ座金用金型を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の手段を採用している。即ち、金属板
2の一部分を打ち出して該金属板2と連続した状態の座
3を形成するとともに、該座3の中心部に更に、ネジ孔
4の内径以下の小径の打ち出し穴7が形成されるように
打ち出し、更に、該座3に、上記打ち出し穴7と同心に
ネジ孔4を形成するようにしたものである。
【0012】上記ネジ孔4は、座3に形成された上記打
ち出し穴7と同心に下孔8を明けてから形成するように
してもよい。上記方法を実現するために、上記座3の外
形状に対応する開口部11を有するダイ10と、下記の
ポンチ20とからなるネジ座金用金型が用いられる。即
ち上記ポンチ20は上記開口部11よりも広範囲にわた
って板厚よりも浅く突出する凸部21と、及び該凸部2
1の中心部から突出し、上記座3の中心部に形成される
ネジ孔4の内径よりも小径の中心突起23を備えてい
る。
【0013】上記凸部21と中心突起23との間に、更
に、開口部11より小径の第2の凸部22を形成するこ
とによって、上記ダイ10の内周面に沿った形状の該周
面を持った座3を形成することができる。
【0014】また、上記金型で形成されたネジ座金は、
金属板2と、下記の座3と、該座に形成された打ち出し
穴7と同心に、上記座3の厚みに対応する長さに形成さ
れたネジ孔4とを備えた構成となっている。上記座3は
上記金属板2の一部分を、該金属板2に連続した状態で
打ち出されるとともに、該打ち出し部の中心にネジ孔4
より小径の打ち出し穴7が形成された構成となってい
る。
【0015】
【作用】本発明の金型においては、ダイ10が打ち出さ
れる座3の形状に対応する開口部11を有し、ポンチ2
0の凸部21はダイ10の開口部11よりも広範囲とな
っているので、打ち出し部(座3及び、該座3と金属板
2との連続部)の体積を大きくすることになり、結果と
して座3の厚みを大きくすることになる。中段の凸部2
2はダイ10の開口部11よりも小さく形成されている
ので、上記開口部11に嵌り込んで座3の外形を形成す
る。
【0016】更にその先端の突起23は、ダイ10の開
口部11内でのポンチ20の体積を増加させ、結果とし
て座3の厚みを増加させることになる。しかも、ネジ孔
(座3の中心部に形成されるネジ孔)4の内径よりも小
径の中心突起23によって、打ち出し穴7が形成される
と、この後該打ち出し穴7と同心に座3に下孔8が形成
され、該下孔8にネジ孔4が形成される。このとき、打
ち出し穴7の深さ部分はネジ孔4として利用できるの
で、該ネジ孔4の長さは座3の厚みと同等となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1の断面図に示すように、本発明の一
実施例に係るネジ座金1は、金属板2と、これの一部分
を打ち出して形成した座3と、該座3の中心部に形成さ
れたネジ孔4とを備える。
【0018】上記座3は図2に示すダイ10と、ポンチ
20とよりなる金型によって図3に示すように打ち出さ
れる。すなわち、上記ダイ10は打ち出される座3の外
周形状に対応する開口部11(該開口部は有底であって
も貫通穴であってもよい)を備える構成としている。
【0019】また、上記ポンチ20は、上記、開口部1
1よりも広範囲にわたって板厚よりも浅く突出する凸部
21と、該凸部21の中心部から開口部11よりも狭い
範囲で、上記ネジ孔4よりも大径の第2凸部22と第2
凸部22の中心部から突出し、上記ネジ孔4の内径より
も小径の中心突起23とを備える。
【0020】上記凸部21はダイ10の開口部11より
も広くなっている。これによって、第2凸部22のみに
よって打ち出される体積(図1破線参照)よりも大きな
体積が打ち出されることになり、座3の厚みを増加させ
ることになる。ただしこの凸部21の径はあまり大きく
とってもダイ10側に対応する凹部がないので充分な押
し出しをすることができない。また、凸部21の径を小
さくしてダイ10の開口部11に近くすると円周部引張
剪断力を小さくすることになる。従って、凸部21の径
はダイ10の開口部11に対して10〜30%大きくさ
れる。
【0021】また上記凸部21の高さは金属板2の板厚
より薄い値とされる。すなわち、座3と金属板2とを充
分な強度で繋ぐためである。凸部21の高さをあまり大
きくすると金属板2と充分な強度で繋ぐことはできな
い。逆に、凸部21の高さは金属板2をあまりに小さく
すると打ち出される体積が小さくなって、その結果座3
の厚みが期待する程大きくならないことになる。従っ
て、上記凸部21の高さは金属板2の厚みの50〜75
%程度とされる。もっとも前記の範囲は金属板2の厚み
に左右されるが、ここでは要求される座3の厚みに対し
て以下に説明する、下孔8の径より薄い板厚の鋼材であ
ってJIS(ISO)規格上最も大きい板厚の鋼材(金
属板2)を用いた場合を想定している。
【0022】更に、上記凸部21の外周には、該上記凸
部21が金属板2に食い込み易くするために5〜10度
前後のテーパが付けられている。上記第2凸部22はダ
イ10の開口部11よりも狭くなっている。従って、ダ
イ10の開口部11に嵌まり込んで、該開口部11の内
径と同じ外径を備える座3が形成されることになる。上
記第2凸部22の径をダイ10の開口部11の径にあま
り近づけると、金属板2と座3の継ぎ部γが薄くなって
金属板2と座3との接続強度(上記円周部引張剪断力以
上が必要)が小さくなり、逆に第2凸部22の径とダイ
10の開口部11の径の差をあまり大きくすると打ち出
される体積が小さくなり、結果として座3の厚みを小さ
くする。
【0023】以上を考慮して、第2凸部22の径とダイ
10の開口部11の径の差は金属板2の厚みの50〜7
5%とされる。この範囲も金属板2の厚みに左右される
が、ここでも要求される座3の厚みに対して、下孔8の
径より薄い板厚の鋼材であってJIS(ISO)規格上
最も大きい板厚の鋼材(金属板2)を用いた場合を想定
している。
【0024】更に、上記第2凸部21の外周にも、上記
凸部21の外周と同様に、5〜10度前後のテーパが付
けられている。上記先端の中心突起23は、ネジ孔4の
内径よりも小径にされる。これによって上記凸部21、
22によって打ち出された座3の高さを更に厚くするこ
とになる。また、該中心突起23によって形成された打
ち出し穴7は、ネジ孔4より小径であるので、該打ち出
し穴7を下記のようにネジ孔4として利用できる。従っ
て上記のように厚くなった座3の厚みをそのままネジ孔
4の長さとすることができる。 座3を打ち出した後、
図3(b)に示すように、必要に応じて、座の先端面に
開口する、ネジ孔4の内径よりも小径の下孔8が打ち出
し穴7と同軸心状に、例えばポンチ40を用いて形成さ
れる。ここでドリルを用いることも可能であるがポンチ
40を用いた方が手数が少なくて簡単となる。
【0025】下孔8の孔径と打ち出し穴7の穴径との大
小関係は特に限定されないが、打ち出し穴7の径を下孔
8の穴径と同じ、もしくはそれ以下に形成するのが通例
である。
【0026】この実施例では、下孔8の位置精度を高め
るとともに、下孔8の孔明け時間を短縮するため、下孔
8の孔径を打ち出し穴7の穴径と等径にしている。この
後、図3(c)に示すように、座3の先端面から下孔8
にタップ50を立てて、該下孔8の全長にわたってタッ
プ50を立ててネジが切られる。
【0027】下孔8を形成することは本発明に必須のこ
とではないが、下孔8及び打ち出し穴7を案内にしてネ
ジを切ることができるので、ネジ切り作業が容易になる
とともに、ネジ孔4を傾斜させずに正確に形成できるの
で有利になる。
【0028】このようにして、上記の金型を用いて金属
板2の一部分を打ち出して座3を形成し、その座3の中
心部分にネジ孔4を形成することにより、図1に示すネ
ジ座金1が得られる。
【0029】厚さ4,5mm の金属板2を用いて、呼び径d
=6mm のネジに使用される座3を本発明を適用して形成
したところ以下の結果が得られた。 座3の高さ、5,5mm (JIS-B1181 に規定の4,8mm をク
リア)。
【0030】ボルト締付トルク、200kgf−cm以上(JI
S-B1052 に規定の120kgf−cm以上をクリア)。 円周部引張剪断力、2,6 トン以上(JIS-B1051 に規定
の1,6 トン以上をクリア)。
【0031】尚、ダイ10の開口部11の径は12mm、突
起21の径は14mm(但し上端は上記テーパによって14mm
より大きい),高さは3mm ,第2突起22の径は9,7mm
(但し、下端はテーパによって9,7mm より小さい)、高
さ2,5mm 中心突起23の径は5,1mm 、高さ2mm である。
【0032】以上説明したように、このネジ座金1にお
いては、座3が金属板2の一部分を打ち出して形成され
るので、金属板102と座103を別体に作ってろう付
けしている従来例に比べると、製造工程を簡単にでき
る。従って、大幅にコストダウンを図れる上、素材の歩
留まりが高くなるので、一層大幅にコストダウンを図る
ことができる。
【0033】また、ネジ座金1においては、座3が金属
板2の一部分を打ち出して形成されるので、座3が金属
板2と組織的に連続している。従って、金属板2と座3
との連結強度が高く、機械的振動に対する疲労強度が高
められ、使用中に座3が金属板2から外れるおそれがな
くなる結果、製品の強度に対する信頼性を著しく高める
ことができる。
【0034】さらに、このネジ座金1においては、ネジ
孔4のネジが、金属板2より厚みが大きくなった座3の
中央部分の肉厚全体に形成されるので、ネジ孔4とこれ
に螺合されるボルトとの結合強度に必要な長さのネジ孔
4を形成できる。
【0035】更にまた、上記のネジ座1の形成方法によ
ると、要求されるナット高さ(座の高さ)より薄い金属
板を用いて目的の厚さの座を形成できるので、材料コス
トも小さくすることが可能となる。
【0036】以上、座3の外周が円形である場合のみに
付いて説明したが、一般に用いられるナットに形状、す
なわち六角であってもよいこともちろんである。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のネジ座
金用金型によれば、この金型を用いて金属板をプレスす
ることにより、金属板に連続する座を形成することがで
き、製造工程が簡単になるので、大幅にコストダウンを
図ることができるとともに、素材の歩留まりを高めて、
一層大幅にコストダウンを図ることができる。
【0038】また、本発明のネジ座金用金型によれば、
この金型を用いて金属板をプレスすることにより、所定
の外周形状を有するとともに、中心部にはネジ孔の内径
よりも小径の打ち出し穴を有する座を金属板に連続して
形成することができるので、座と金属板との結合部の機
械的振動に対する疲労強度が高められ、使用中に座が金
属板から外れるおそれがなくなり、製品の強度に対する
信頼性を著しく高めることができる。
【0039】また、このようにして形成された座の中心
部に座の打ち出し先端面から上記打ち出し穴にわたって
ネジ孔を形成することにより、材料として使用する金属
板の肉厚よりも長いネジを有するネジ孔を形成すること
ができ、ネジ孔とこれに螺合されるボルトとの結合強度
が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネジ座金の断面図である。
【図2】本発明のネジ座金用金型の断面図である。
【図3】本発明のネジ座金の製造方法のフロー図であ
る。
【図4】従来例が適用されるパイプクランプの正面図で
ある。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ネジ座金 2 金属板 3 座 4 ネジ孔 7 打ち出し穴 8 下孔 10 ダイ 11 開口部 20 ポンチ 21 凸部 23 中心突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板(2) の一部分を打ち出して該金属
    板(2) と連続した状態の座(3) を形成するとともに、該
    座(3) の中心部に更に、ネジ孔(4) の内径以下の小径の
    打ち出し穴(7) が形成されるように打ち出し、更に、該
    座(3) に、上記打ち出し穴(7) と同心にネジ孔(4) を形
    成することを特徴とするネジ座金の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記座(3) に形成された上記打ち出し穴
    (7) と同心に下孔(8) を明けてから座(3) の厚みのネジ
    孔(4) を形成する請求項1に記載のネジ座金の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 金属板(2) の一部分を打ち出して該金属
    板(2) と連続する状態に形成された座(3) と、該座(3)
    の中心部にネジ孔(4) を備えたネジ座金を形成する金型
    であって、 上記座(3) の外形状に対応する開口部(11)を有するダイ
    (10)と、 上記開口部(11)よりも広範囲にわたって板厚よりも浅く
    突出する凸部(21)、及び該凸部(21)の中心部から突出
    し、上記座(3) の中心部に形成されるネジ孔(4)の内径
    よりも小径の中心突起(23)を有するポンチ(20)とからな
    るネジ座金用金型。
  4. 【請求項4】 上記凸部(21)と中心突起(23)との間に、
    更に、開口部(11)より小径の第2の凸部(22)を形成した
    請求項2に記載のネジ座金用金型。
  5. 【請求項5】 金属板(2) と、 該金属板(2) の一部分を、該金属板(2) に連続した状態
    で打ち出すとともに、該打ち出し部の中心にネジ孔(4)
    より小径の打ち出し穴(7) を形成した座(3) と、 上記打ち出し穴(7) と同心に、上記座(3) の厚みに対応
    する長さに形成されたネジ孔(4) とを備えたことを特徴
    とするネジ座金。
JP5188265A 1992-09-01 1993-07-29 ネジ座金の製造方法、ネジ座金用金型、及びネジ座金 Pending JPH06129410A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317808A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Wakai & Co Ltd 板ナット体
JP2006132608A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Kayaba Ind Co Ltd ピストンナットの成形方法
KR101512385B1 (ko) * 2014-07-16 2015-04-16 (주) 신일이엔시 도난 방지용 와셔

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