JPH06128835A - 綜絖枠の横梁とその製造方法 - Google Patents
綜絖枠の横梁とその製造方法Info
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- JPH06128835A JPH06128835A JP27886892A JP27886892A JPH06128835A JP H06128835 A JPH06128835 A JP H06128835A JP 27886892 A JP27886892 A JP 27886892A JP 27886892 A JP27886892 A JP 27886892A JP H06128835 A JPH06128835 A JP H06128835A
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- holder
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C9/00—Healds; Heald frames
- D03C9/06—Heald frames
- D03C9/0608—Construction of frame parts
- D03C9/0616—Horizontal upper or lower rods
- D03C9/0633—Heald bars or their connection to other frame parts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロッドホルダ(ミドルフックハンガーまたは
ロッド保持板)の組み込み作業を簡略化し、かつロッド
ホルダの使用中の緩みや移動、それにホルダ取付時のね
じ傷による横梁本体の破損を防止する。 【構成】 横梁本体12に全長に亘って設けられたミド
ルフックハンガー取付用の凹溝13内に全域に亘ってハ
ンガー担持体14を設け、このハンガー担持体14に複
数のミドルフックハンガー15…を凹溝13外に突出す
る状態で一体に設けてなる綜絖枠の横梁とその製造方
法。
ロッド保持板)の組み込み作業を簡略化し、かつロッド
ホルダの使用中の緩みや移動、それにホルダ取付時のね
じ傷による横梁本体の破損を防止する。 【構成】 横梁本体12に全長に亘って設けられたミド
ルフックハンガー取付用の凹溝13内に全域に亘ってハ
ンガー担持体14を設け、このハンガー担持体14に複
数のミドルフックハンガー15…を凹溝13外に突出す
る状態で一体に設けてなる綜絖枠の横梁とその製造方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織機の綜絖枠を構成する
横梁とその製造方法に関するものである。
横梁とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】綜絖枠は、図14に示すように左右のサ
イドステー1,1と、上下の横梁2,2とによって構成
される。
イドステー1,1と、上下の横梁2,2とによって構成
される。
【0003】また、ロッド交換型の綜絖枠の場合、横梁
2,2は、図14〜図16に示すように、横梁本体3
と、この横梁本体3に取付けられたロッドホルダとして
の複数のミドルフックハンガー4…とから成り、このミ
ドルフックハンガー4…に取付けられたミドルフック5
…に、図示しない多数本のヘルドを支持するヘルド支持
ロッド6,6が挿通支持される。7,7は上下の横梁本
体3,3に取付けられる案内板、8…はヘルド支持ロッ
ド6,6の両端部を支持するロッド受けである。
2,2は、図14〜図16に示すように、横梁本体3
と、この横梁本体3に取付けられたロッドホルダとして
の複数のミドルフックハンガー4…とから成り、このミ
ドルフックハンガー4…に取付けられたミドルフック5
…に、図示しない多数本のヘルドを支持するヘルド支持
ロッド6,6が挿通支持される。7,7は上下の横梁本
体3,3に取付けられる案内板、8…はヘルド支持ロッ
ド6,6の両端部を支持するロッド受けである。
【0004】従来、このような綜絖枠の横梁2,2にお
いて、ミドルフックハンガー4…は、図示のように個別
に形成され、横梁本体3のヘルド支持ロッド取付側の辺
部に全長に亘って設けられたハンガー取付用の凹溝9に
側方から挿入され、所定の位置でタッピングねじにて止
め付けられている。
いて、ミドルフックハンガー4…は、図示のように個別
に形成され、横梁本体3のヘルド支持ロッド取付側の辺
部に全長に亘って設けられたハンガー取付用の凹溝9に
側方から挿入され、所定の位置でタッピングねじにて止
め付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成によると次のような欠点があった。
構成によると次のような欠点があった。
【0006】 ミドルフックハンガー4の凹溝9への
挿入、位置決め、ねじ止め作業を各ハンガーごとに行わ
なければならず、しかもこれらの作業はいずれも手間が
かかるため、ミドルフックハンガー4…の組み込み作業
が非常に面倒で時間と人手がかかり、これが横梁2の生
産性低下およびコストアップの要因となっていた。
挿入、位置決め、ねじ止め作業を各ハンガーごとに行わ
なければならず、しかもこれらの作業はいずれも手間が
かかるため、ミドルフックハンガー4…の組み込み作業
が非常に面倒で時間と人手がかかり、これが横梁2の生
産性低下およびコストアップの要因となっていた。
【0007】 使用中に、振動等によりねじがゆるん
でミドルフックハンガー4ががたついたり移動したり
し、これが織物のシート割れ等の製品不良に結び付くこ
ととなっていた。
でミドルフックハンガー4ががたついたり移動したり
し、これが織物のシート割れ等の製品不良に結び付くこ
ととなっていた。
【0008】 ハンガー取付用のタッピングねじによ
って横梁本体3が傷つき、このねじ傷が原因で製織中に
横梁本体3が破損する場合があった。
って横梁本体3が傷つき、このねじ傷が原因で製織中に
横梁本体3が破損する場合があった。
【0009】なお、ライダーレス型の綜絖枠の場合は、
ロッドホルダとして台形板状の複数のロッド保持板が取
付けられ、これらにヘルド支持ロッドが直接取付けられ
るが、このライダーレス型綜絖枠の横梁についても上記
同様の問題があった。
ロッドホルダとして台形板状の複数のロッド保持板が取
付けられ、これらにヘルド支持ロッドが直接取付けられ
るが、このライダーレス型綜絖枠の横梁についても上記
同様の問題があった。
【0010】そこで本発明は、ロッドホルダ(ミドルフ
ックハンガーまたはロッド保持板)の組み込み作業を簡
略化でき、しかもロッドホルダの使用中の緩みや移動、
それにホルダ取付時のねじ傷による横梁本体の破損を確
実に防止することができる綜絖枠の横梁とその製造方法
を提供するものである。
ックハンガーまたはロッド保持板)の組み込み作業を簡
略化でき、しかもロッドホルダの使用中の緩みや移動、
それにホルダ取付時のねじ傷による横梁本体の破損を確
実に防止することができる綜絖枠の横梁とその製造方法
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、横梁
本体におけるヘルド支持ロッド取付側の辺部に、ロッド
ホルダ取付用の凹溝が全長に亘って設けられ、この凹溝
内に全域に亘ってホルダ担持体が設けられ、このホルダ
担持体に複数のロッドホルダが、上記凹溝外に突出する
状態で一体に設けられて成るものである。
本体におけるヘルド支持ロッド取付側の辺部に、ロッド
ホルダ取付用の凹溝が全長に亘って設けられ、この凹溝
内に全域に亘ってホルダ担持体が設けられ、このホルダ
担持体に複数のロッドホルダが、上記凹溝外に突出する
状態で一体に設けられて成るものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、ヘルド支持ロッドの両端部を支持するロッド受けが
取付けられるロッド受け取付部が、ホルダ担持体の両端
部に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられてなるも
のである。
て、ヘルド支持ロッドの両端部を支持するロッド受けが
取付けられるロッド受け取付部が、ホルダ担持体の両端
部に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられてなるも
のである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、案内板が取付けられる案内板取付部が、ホ
ルダ担持体に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられ
てなるものである。
成において、案内板が取付けられる案内板取付部が、ホ
ルダ担持体に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられ
てなるものである。
【0014】請求項4の発明は、プラスチックの射出成
形により、横梁本体におけるヘルド支持ロッド取付側の
辺部に全長に亘って設けられたロッドホルダ取付用の凹
溝にプラスチック材料を充填し固化させてホルダ担持体
を形成し、これと同時に、ホルダ担持体に複数のロッド
ホルダを、凹溝外に突出する状態で一体成形するもので
ある。
形により、横梁本体におけるヘルド支持ロッド取付側の
辺部に全長に亘って設けられたロッドホルダ取付用の凹
溝にプラスチック材料を充填し固化させてホルダ担持体
を形成し、これと同時に、ホルダ担持体に複数のロッド
ホルダを、凹溝外に突出する状態で一体成形するもので
ある。
【0015】
【作用】上記構成によると、複数のロッドホルダが一つ
のホルダ担持体に一体に設けられ、これらが横梁本体に
同時に組み込まれるため、各ロッドホルダを個別に取付
ける場合と比較して、ホルダ組み込み作業が大幅に簡略
化される。
のホルダ担持体に一体に設けられ、これらが横梁本体に
同時に組み込まれるため、各ロッドホルダを個別に取付
ける場合と比較して、ホルダ組み込み作業が大幅に簡略
化される。
【0016】また、各ホルダはホルダ担持体に一体化さ
れているため、使用中のホルダの緩みや移動のおそれが
全くなくなる。
れているため、使用中のホルダの緩みや移動のおそれが
全くなくなる。
【0017】さらに、取付ねじが不要となり、このねじ
によって横梁本体が傷つくおそれがないため、このねじ
傷が因で製織中に横梁本体が破損するおそれがなくな
る。
によって横梁本体が傷つくおそれがないため、このねじ
傷が因で製織中に横梁本体が破損するおそれがなくな
る。
【0018】また、請求項2の構成によるとロッド受け
取付部、請求項3の構成によると案内板取付部をもホル
ダ担持体に一体化するため、これらの取付作業を容易に
することができる。
取付部、請求項3の構成によると案内板取付部をもホル
ダ担持体に一体化するため、これらの取付作業を容易に
することができる。
【0019】一方、請求項4の構成によると、横梁本体
を型内に入れ、射出成形によってホルダ担持体とロッド
ホルダを一体に成形すると同時にこれらを横梁本体に組
み込むことができるため、工程が簡略化される。
を型内に入れ、射出成形によってホルダ担持体とロッド
ホルダを一体に成形すると同時にこれらを横梁本体に組
み込むことができるため、工程が簡略化される。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図13によって説明
する。
する。
【0021】なお、以下の実施例において、図14〜図
16に示す従来の綜絖枠および横梁2と同一部分には同
一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
16に示す従来の綜絖枠および横梁2と同一部分には同
一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0022】第1実施例(図1〜図6参照) 上下の横梁11,11は、それぞれ従来の横梁と同一構
成を備えた横梁本体12と、この横梁本体12に設けら
れたミドルフックハンガー取付用の凹溝13内に全長に
亘って設けられたハンガー担持体(ホルダ担持体)14
と、凹溝13外に突出する状態でこのハンガー担持体1
4に一体に設けられたロッドホルダとしての複数のミド
ルフックハンガー(以下、単にハンガーという)15…
とから成っている。
成を備えた横梁本体12と、この横梁本体12に設けら
れたミドルフックハンガー取付用の凹溝13内に全長に
亘って設けられたハンガー担持体(ホルダ担持体)14
と、凹溝13外に突出する状態でこのハンガー担持体1
4に一体に設けられたロッドホルダとしての複数のミド
ルフックハンガー(以下、単にハンガーという)15…
とから成っている。
【0023】ハンガー担持体14およびハンガー15…
は、プラスチックの射出成形によって一体成形される。
は、プラスチックの射出成形によって一体成形される。
【0024】この成形法を図4〜図6によって簡単に説
明すると、上型16と下型17との間に形成されるキャ
ビティ18内に横梁本体12を収容する。
明すると、上型16と下型17との間に形成されるキャ
ビティ18内に横梁本体12を収容する。
【0025】キャビティ18には、ハンガー15…を成
形するための複数の小空間18a…を突出して設け、こ
の小空間18a…のうちのいくつかに湯道19を通して
溶融プラスチック材料を注入し、横梁本体12の凹溝1
3内全域および他の小空間18aに充填、固化させる。
形するための複数の小空間18a…を突出して設け、こ
の小空間18a…のうちのいくつかに湯道19を通して
溶融プラスチック材料を注入し、横梁本体12の凹溝1
3内全域および他の小空間18aに充填、固化させる。
【0026】小空間18a…には、図6に示すように矢
印方向に移動可能な可動補助型19を設け、この可動補
助型19を、成形時には図示の位置にセットし、成形後
に矢印イ方向に後退させる。
印方向に移動可能な可動補助型19を設け、この可動補
助型19を、成形時には図示の位置にセットし、成形後
に矢印イ方向に後退させる。
【0027】これにより、凹溝13内にハンガー担持体
14が同溝13全長に亘って成形されると同時に、小空
間18a内にハンガー15…がハンガー担持体14と一
体かつ凹溝13外に突出する状態で成形される。
14が同溝13全長に亘って成形されると同時に、小空
間18a内にハンガー15…がハンガー担持体14と一
体かつ凹溝13外に突出する状態で成形される。
【0028】このように、複数のハンガー15…が横梁
本体12に同時に組み込まれるため、従来のように各ハ
ンガーを横梁本体に個別に取付ける場合と比較して、ハ
ンガー組み込み作業が大幅に簡略化される。
本体12に同時に組み込まれるため、従来のように各ハ
ンガーを横梁本体に個別に取付ける場合と比較して、ハ
ンガー組み込み作業が大幅に簡略化される。
【0029】また、各ハンガー15…はハンガー担持体
14に一体化されているため、使用中のハンガー15…
の緩みや移動のおそれが全くなくなる。
14に一体化されているため、使用中のハンガー15…
の緩みや移動のおそれが全くなくなる。
【0030】さらに、ハンガー取付ねじが不要となるた
め、このねじ傷が因で製織中に横梁本体12が破損する
おそれがなくなる。
め、このねじ傷が因で製織中に横梁本体12が破損する
おそれがなくなる。
【0031】しかも、射出成形によってハンガー担持体
14とハンガー15…を一体に成形すると同時に横梁本
体12に組み込むことができるため、工程が簡略化され
る。
14とハンガー15…を一体に成形すると同時に横梁本
体12に組み込むことができるため、工程が簡略化され
る。
【0032】第2実施例(図7〜図11参照) 第1実施例との相違点のみを説明すると、この第2実施
例においては、横梁本体12の凹溝13内に設けられた
ハンガー担持体14に、複数のハンガー15…のほか、
ヘルド支持ロッド6の両端部を支持するロッド受け2
0,20が取付けられるロッド受け取付部21,21
と、案内板22が取付けられる案内板取付部23とが一
体に設けられている。
例においては、横梁本体12の凹溝13内に設けられた
ハンガー担持体14に、複数のハンガー15…のほか、
ヘルド支持ロッド6の両端部を支持するロッド受け2
0,20が取付けられるロッド受け取付部21,21
と、案内板22が取付けられる案内板取付部23とが一
体に設けられている。
【0033】ロッド受け取付部21および案内板取付部
23は、図9,10,11に示すようにそれぞれ前後両
面に係合溝21a,21a,23a,23aを有し、こ
の係合溝21a,21a,23a,23aにロッド受け
20および案内板22の係合部20a,20a,22
a,22aが係合する。
23は、図9,10,11に示すようにそれぞれ前後両
面に係合溝21a,21a,23a,23aを有し、こ
の係合溝21a,21a,23a,23aにロッド受け
20および案内板22の係合部20a,20a,22
a,22aが係合する。
【0034】このように、ハンガー15…に加えてロッ
ド受け取付部21および案内板取付部22をもハンガー
担持体14に一体に設けることにより、これらを別途製
作し、横梁本体に取付ける場合と比較して、これらの取
付作業が容易となり、横梁の組立作業が一層簡略化され
る。
ド受け取付部21および案内板取付部22をもハンガー
担持体14に一体に設けることにより、これらを別途製
作し、横梁本体に取付ける場合と比較して、これらの取
付作業が容易となり、横梁の組立作業が一層簡略化され
る。
【0035】第3実施例(図12,13参照) 第3実施例ではライダーレス型の綜絖枠における横梁を
適用対象としている。
適用対象としている。
【0036】24,24は左右のサイドステー、25,
25は上下の横梁で、この両横梁25,25の本体2
6,26に設けられたロッド保持板取付用の凹溝27,
27に、第1および第2両実施例の場合と同様に射出成
形によってロッド保持板担持体28が設けられ、このロ
ッド保持板担持体28にロッドホルダとしての複数のロ
ッド保持板29…が一体に設けられている。30はこの
ロッド保持板29…に取付けられるヘルド支持ロッドで
ある。
25は上下の横梁で、この両横梁25,25の本体2
6,26に設けられたロッド保持板取付用の凹溝27,
27に、第1および第2両実施例の場合と同様に射出成
形によってロッド保持板担持体28が設けられ、このロ
ッド保持板担持体28にロッドホルダとしての複数のロ
ッド保持板29…が一体に設けられている。30はこの
ロッド保持板29…に取付けられるヘルド支持ロッドで
ある。
【0037】この構成により、ライダーレス型綜絖枠の
横梁25においても、ロッド保持板29…の組み込み作
業の簡略化等を実現することができる。
横梁25においても、ロッド保持板29…の組み込み作
業の簡略化等を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、複数
のロッドホルダ(ミドルフックハンガーまたはロッド保
持板)が一つのホルダ担持体に一体に設けられ、これら
が横梁本体に同時に組み込まれるため、各ホルダを個別
に取付ける場合と比較して、ホルダ組み込み作業を大幅
に簡略化することができ、これにより生産性の向上およ
びコストダウンを実現することができる。
のロッドホルダ(ミドルフックハンガーまたはロッド保
持板)が一つのホルダ担持体に一体に設けられ、これら
が横梁本体に同時に組み込まれるため、各ホルダを個別
に取付ける場合と比較して、ホルダ組み込み作業を大幅
に簡略化することができ、これにより生産性の向上およ
びコストダウンを実現することができる。
【0039】また、各ホルダはホルダ担持体に一体化さ
れているため、使用中のホルダの緩みや移動のおそれが
全くなくなる。
れているため、使用中のホルダの緩みや移動のおそれが
全くなくなる。
【0040】さらに、ホルダ取付ねじが不要となるた
め、このねじ傷が因で製織中に横梁本体が破損するおそ
れがなくなる。
め、このねじ傷が因で製織中に横梁本体が破損するおそ
れがなくなる。
【0041】また、請求項2の発明によるとロッド受け
部、請求項3の発明によると案内板取付部をもホルダ担
持体に一体化するため、これらの取付作業が容易とな
る。
部、請求項3の発明によると案内板取付部をもホルダ担
持体に一体化するため、これらの取付作業が容易とな
る。
【0042】一方、請求項4の発明によると、横梁本体
を型内に入れ、射出成形によってホルダ担持体とロッド
ホルダを一体に成形すると同時に横梁本体に組み込むこ
とができるため、工程が簡略化され、一層の生産性の向
上およびコストダウンを実現することができる。
を型内に入れ、射出成形によってホルダ担持体とロッド
ホルダを一体に成形すると同時に横梁本体に組み込むこ
とができるため、工程が簡略化され、一層の生産性の向
上およびコストダウンを実現することができる。
【図1】本発明の第1実施例にかかる横梁が組み込まれ
た綜絖枠の一部切欠概略正面図である。
た綜絖枠の一部切欠概略正面図である。
【図2】図1のII-II線拡大断面図である。
【図3】同横梁におけるハンガー担持体とミドルフック
ハンガーの一体物の斜視図である。
ハンガーの一体物の斜視図である。
【図4】同一体物の成形法を説明するための型の断面図
である。
である。
【図5】図4のV-V線断面図である。
【図6】同型の一部拡大図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかる横梁が組み込まれ
た綜絖枠の一部切欠概略正面図である。
た綜絖枠の一部切欠概略正面図である。
【図8】図7の一部拡大図である。
【図9】同横梁におけるハンガー担持体とミドルフック
ハンガー、ロッド受け取付部、案内板取付部の一体物の
斜視図である。
ハンガー、ロッド受け取付部、案内板取付部の一体物の
斜視図である。
【図10】図8のX-X線断面図である。
【図11】図8のXI-XI線断面図である。
【図12】本発明の第3実施例にかかる横梁が組み込ま
れた綜絖枠の概略正面図である。
れた綜絖枠の概略正面図である。
【図13】図12のXIII-XIII線拡大断面図である。
【図14】従来技術とその問題点を説明するための綜絖
枠の概略正面図である。
枠の概略正面図である。
【図15】図14の一部断面拡大図である。
【図16】図15のXVI-XVI線断面図である。
11 横梁 12 横梁本体 13 凹溝 14 ハンガー担持体(ホルダ担持体) 15 ロッドホルダとしてのミドルフックハンガー 21 ロッド受け取付部 23 案内板取付部 25 横梁 26 横梁本体 27 凹溝 28 ロッド保持板担持体(ホルダ担持体) 29 ロッドホルダとしてのロッド保持板
Claims (4)
- 【請求項1】 横梁本体におけるヘルド支持ロッド取付
側の辺部に、ロッドホルダ取付用の凹溝が全長に亘って
設けられ、この凹溝内に全域に亘ってホルダ担持体が設
けられ、このホルダ担持体に複数のロッドホルダが、上
記凹溝外に突出する状態で一体に設けられて成ることを
特徴とする綜絖枠の横梁。 - 【請求項2】 請求項1記載の綜絖枠の横梁において、
ヘルド支持ロッドの両端部を支持するロッド受けが取付
けられるロッド受け取付部が、ホルダ担持体の両端部
に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられてなること
を特徴とする綜絖枠の横梁。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の綜絖枠の横梁に
おいて、案内板が取付けられる案内板取付部が、ホルダ
担持体に、凹溝外に突出する状態で一体に設けられてな
ることを特徴とする綜絖枠の横梁。 - 【請求項4】 プラスチックの射出成形により、横梁本
体におけるヘルド支持ロッド取付側の辺部に全長に亘っ
て設けられたロッドホルダ取付用の凹溝にプラスチック
材料を充填し固化させてホルダ担持体を形成し、これと
同時に、ホルダ担持体に複数のロッドホルダを、凹溝外
に突出する状態で一体成形することを特徴とする綜絖枠
の横梁の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27886892A JPH06128835A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 綜絖枠の横梁とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27886892A JPH06128835A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 綜絖枠の横梁とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06128835A true JPH06128835A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17603244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27886892A Pending JPH06128835A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 綜絖枠の横梁とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06128835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1324180C (zh) * | 2002-01-25 | 2007-07-04 | 斯道布利阿尔萨斯 | 一种织机滑架横梁的制造方法及用该方法制造的横梁 |
DE102013226448A1 (de) | 2013-12-18 | 2015-06-18 | Etel S.A. | Positioniereinrichtung |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27886892A patent/JPH06128835A/ja active Pending
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