JPH061268Y2 - 塗装用ローラーの軸支持体 - Google Patents

塗装用ローラーの軸支持体

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JPH061268Y2
JPH061268Y2 JP2929288U JP2929288U JPH061268Y2 JP H061268 Y2 JPH061268 Y2 JP H061268Y2 JP 2929288 U JP2929288 U JP 2929288U JP 2929288 U JP2929288 U JP 2929288U JP H061268 Y2 JPH061268 Y2 JP H061268Y2
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JP
Japan
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bearing
shaft
tip
shaft hole
wires
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JP2929288U
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Inventor
信司 神田
Original Assignee
渡部 悦郎
信司 神田
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 「産業上の利用分野」 この考案は、各種合成樹脂や塗料等を塗装する塗装用ロ
ーラーにおいて、回転塗装体を簡単に抜着でき、結着も
強固で緩みを生ずることもなく、回転が円滑で軸孔内へ
各種合成樹脂や塗料等が浸入しないものに関する。
「従来の技術」 従来この種の塗装用ローラーにあっては、柔軟な塗装体
を表層10とし軸孔11を穿った円筒状芯体12とより
なる回転塗装体へ、軸部2の先端に設けた先端軸受3と
軸部2の手元に設けた手元軸受4の間へ、単に外方向へ
弓状に湾出させた複数の針金7・8を張設した構造の軸
支持体が存在した。
しかしこの構造の軸支持体は、複数の針金が専ら外方向
へ弓状に湾曲させたものであるから、針金が回転しては
外方向へ弓状に湾曲したバネの効果がなくなるため、態
々針金の両端を偏平な形状にして先端軸受と手元軸受へ
その形状の係合孔を設けなければならないという欠点が
あるほか、これを回転塗装体の円筒状芯体の軸孔へ嵌挿
すると、針金の弓状の湾曲が消失してバネの作用を果さ
なくなるという欠点が避けられなかったのであった。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで、この考案になる塗装用ローラーの軸支持体は、
態々針金の両端を偏平な形状にしなくても針金が回転せ
ず、しかも軸支持体を何回も円筒状芯体の軸孔から抜着
しても、針金の弓状の湾曲が消失することのないように
するため、次のように構成した。
「考案の構成」 「問題点を解決するための手段」 すなわち、柔軟な塗装体を表層10とし軸孔11を穿っ
た円筒状芯体12とよりなる回転塗装体の軸孔11へ嵌
挿するように、腕部1に延設した軸部2の先端へは盤状
の先端軸受3を軸着し、軸部2の手元には盤状の手元軸
受4を軸着するとともに、先端軸受3と手元軸受4の相
対向する面へ夫々係合孔5・6を設け、その相対向する
係合孔5・6の間へ外方向へ弓状に湾出させた複数の針
金7・8を張設するとともにその複数の針金7・8へ内
接するように縦割目9を設けた円筒状バネ13を配する
のである。
「作用」 以上のように構成した塗装用ローラーの軸支持体は、こ
れを柔軟な塗装体を表層10とし軸孔11を穿った円筒
状芯体12とよりなる回転塗装体の軸孔11へ嵌挿す
る。
すると、先端軸受3と手元軸受4の相対向する面へ夫々
係合孔5・6を設け、その相対向する係合孔5・6の間
へ外方向へ弓状に湾出させて張設された複数の針金7・
8が、バネ状に回転塗装体の軸孔11の内壁を適度に押
圧する。
回転塗装体の軸孔11の先端は軸支持体のうちの盤状の
先端軸受3が嵌挿された状態となり、軸孔11の手元の
入口は盤状の手元軸受4により同じく嵌挿された状態と
なって、前記の複数の針金7・8が、バネ状に回転塗装
体の軸孔11の内壁を適度に押圧することに加えて、回
転塗装体と軸支持体が結着されていわば一体化された状
態となる。
その際に複数の針金7・8には、内接するように縦割目
9を設けた円筒状バネ13が配されていて、内方から押
し上げられているため、回転塗装体の軸孔11の内壁と
の押着はより緊密であり、抜着を繰返してもバネ状態が
緩むことはない。
しかも外方向へ弓状に湾出させて張設された複数の針金
7・8は常時内方から内接すように縦割目9を設けた円
筒状バネ13によって押し上げられているため、針金7
・8が回転することもないから、針金7・8の両端を偏
平な形状にして先端軸受と手元軸受へその形状の係合孔
を設けるような必要もない。
腕部1に延設した軸部2は、その先端へ軸着した盤状の
先端軸受3と、軸部2の手元に軸着した盤状の手元軸受
4の間で軸転するから、回転塗装体は円滑に回動する。
回転塗装体における、柔軟な塗装体の表層10に付着し
た各種合成樹脂や塗料等は、軸孔11の先端は軸支持体
のうちの盤状の先端軸受3が嵌挿された状態となり、軸
孔軸孔11の手元の入口は盤状の手元軸受4により同じ
く嵌挿された状態となって塞がれているため、軸孔内へ
浸入して回転を阻害することはない。
「実施例」 実施例においては、複数の針金7・8の内接する円筒状
バネ13の表面に、針金の接する位置が変化しないよう
軸方向へ溝を設けたが、非常に良好であったが、その他
にも円筒状バネ13が軸方向へ移動しないよう内接した
針金7・8を段階状に折曲げておいても良い。
「考案の効果」 以上のとおり、この考案は、各種合成樹脂や塗料等を塗
装する塗装用ローラーにおいて、回転塗装体を簡単に抜
着でき、結着も強固で緩みを生ずることもなく、回転が
円滑で軸孔内へ各種合成樹脂や塗料等が浸入しない実用
性ある考案である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例であり、第1図は塗装用ローラ
ーの軸支持体の縦断面図、第2図はそのA−A線の部位
の横断面図、第3図は回転塗装体の縦面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟な塗装体を表層10とし軸孔11を穿
    った円筒状芯体12とよりなる回転塗装体の軸孔11へ
    嵌挿する、腕部1に延設した軸部2の先端へは盤状の先
    端軸受3を軸着し、軸部2の手元には盤状の手元軸受4
    を軸着するとともに、先端軸受3と手元軸受4の相対向
    する面へ夫々係合孔5・6を設け、その相対向する係合
    孔5・6の間へ外方向へ弓状に湾出させた複数の針金7
    ・8を張設するとともにその複数の針金7・8へ内接す
    るように縦割目9を設けた円筒状バネ13を配した塗装
    用ローラーの軸支持体。
JP2929288U 1988-03-05 1988-03-05 塗装用ローラーの軸支持体 Expired - Lifetime JPH061268Y2 (ja)

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JP2929288U JPH061268Y2 (ja) 1988-03-05 1988-03-05 塗装用ローラーの軸支持体

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Publication Number Publication Date
JPH01137782U JPH01137782U (ja) 1989-09-20
JPH061268Y2 true JPH061268Y2 (ja) 1994-01-12

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