JPH06125366A - 高速通信方式 - Google Patents

高速通信方式

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JPH06125366A
JPH06125366A JP4300296A JP30029692A JPH06125366A JP H06125366 A JPH06125366 A JP H06125366A JP 4300296 A JP4300296 A JP 4300296A JP 30029692 A JP30029692 A JP 30029692A JP H06125366 A JPH06125366 A JP H06125366A
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JP
Japan
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JP4300296A
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English (en)
Inventor
Osamu Sakura
修 櫻
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速通信方式において、信頼性が高く、か
つ、コストパフォーマンスの優れたものとすること。 【構成】 本発明では送信テキストのフォーマットとし
て、今回ID,前回ID,相違点有無情報,相違ブロッ
ク情報及び相違無しブロック情報により構成した。そし
て送信側では受信側に前回送信の情報が保存されていな
い場合に備え、相違点の送信に引き続き前回送信内容と
同じ部分の情報も送信し、受信側では前回受信内容が保
存されている場合には相違点のみの受信でいったん完了
とするが、引き続き前回送信内容と同じ部分の情報受信
により前回受信内容の確認を行ない、前回内容が保存さ
れていない場合には全ての情報を受信した時点で受信完
了とするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報通信に際しての高速
通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は本発明及び従来技術が適用される
システムの全体の一例である。図の例では、小型の計算
機と大型の中央計算機がパケット網のような通信手段に
より相互に接続されている。小型の計算機を使用するオ
ペレータは画面を見なががら大量の入力条件を設定し、
それを大型の中央計算機へ送って大規模な計算処理を行
ない、その結果を小型計算機へ返送し画面へ表示する。
ここでオペレータは、その結果を見ながら再度入力条件
を変化させる……というような使い方を想定している。
このような使い方をする場合、入力条件のデータ量が非
常に大量であるため、中央計算機の処理能力を上げて演
算時間を短縮しても、データの転送時間は短縮できない
ため、思うように全体のターンアラウンドタイムを短縮
できないという問題がある。例えば、入力条件の伝送に
30分間かかるとすると、中央計算機の処理能力を向上さ
せて、10分かかっていた演算を5分でやったとしても小
型計算機から見た全体の処理時間には大差ない。しかし
ながら、このような使用方法においては、少なくとも入
力条件の情報については、オペレータが前回の結果を見
ながら少しずつ変化させていくため、前回との相違点は
少ない(演算の種類によっては時として結果についても
前回との相違点が少ない場合もある)。従って、この点
に注目して、前回との相違点のみを入力条件の情報とし
て(あるいは結果の情報においても同様に)送信すれ
ば、データ転送時間を大巾に短縮することができる。こ
の方式は、こちら側が現在持っている前回送信内容
と、相手側が現在持っている前回受信内容とが一致して
いることの確認。前回送信内容と今回送信内容との相
違部分の検出。相違部分の全体に対する位置と内容の
送信。受信した相違部分の位置と内容により、前回受
信内容を修正し、今回受信内容として復元する処理の4
つのプロセスよりなっている。
【0003】図12は従来技術によるこのような方式の高
速通信の一例である。まず、送信側の構成につき説明す
る。1はオペレータがデータを入力する端末装置で、こ
れは送信処理の起動にも使われる。2は端末装置からの
データを受けて入力データ保存部3へ保存する入力部
で、3は今回入力データを保存する入力データ保存部で
あり、4は前回入力データを保存する前回入力保存部で
ある。5は3,4からの今回入力データと前回入力デー
タを比較し相違点を抽出する相違点抽出部、6はその相
違点情報を基に送信テキストを作成する送信テキスト作
成処理部である。8は相違点のみの通信を行なう前提と
して、相手方に前回データが存在することを確認するた
めの問合せ処理部、9は前回送信したテキストのIDを
保存しておく前回ID保存部である。次に受信側の構成
につき説明する。10はテキスト再構成部からの完全な入
力更新データを保存する完全なデータ保存部、11は前回
の完全な入力更新データを保存する前回受信データ保存
部、12は送られてきた相違点のみのデータと前回データ
とより完全な入力更新データを再構成するテキスト再構
成部である。14は送信側からの問合せに応えて前回テキ
ストが存在するかどうかを応答する問合せ応答処理部、
15は前回受信したテキストのIDを保存しておく前回I
D保存部である。又、通信インターフェース7,13は送
信側,受信側で相互の通信を受け持つ部分である。
【0004】図13は問合せに使われるテキストと応答に
使われるテキストのフォーマットである。問合せテキス
ト(a) は問合せID00と前回IDとからなる。一方、
応答テキストは前回ID一致の場合、応答ID00とY
ESとからなり、前回ID不一致(又は前回IDがな
い)の場合、応答ID01とNOからなる。なお、図14
は送信されるテキストのフォーマットである。図に示さ
れるように送信データのフォーマットは、データID,
今回ID,相違点有無情報及びデータ部からなる。
【0005】以下では説明の便宜上、入力条件を中央計
算機へ転送する片方向通信のみに例をとって説明する
が、結果が中央計算機から転送される場合についても同
様の処理になることは勿論である。以下、図12により従
来技術の動作につき説明する。オペレータにより入力
(又は入力変更)が完了すると、オペレータの指示によ
り問合せ処理部8が起動される。問合せ処理部8は前回
ID保存部9より前回IDを取り出し、問合せテキスト
を通信インターフェース経由で相手方計算機へ送信す
る。問合せテキストを受信した計算機は問合せ応答処理
部14により前回受信テキストのIDと、問合せテキスト
のIDとを比較し、受信側での前回受信データの有無情
報を応答テキストにより返信する。この場合、応答ID
(この例では01)と、前回IDとの一致,不一致を示
す[YES][NO]の文字列よりなる。一方、問合せ
処理部8ではこの応答を受けて、当方計算機での前回送
信テキストIDと相手方前回受信テキストIDとが一致
する場合には、直ちに相違点抽出処理部5を起動する。
起動された相違点抽出処理部5は、前回入力保存部4か
らの前回データと、入力データ保存部3からの今回入力
データとをブロック単位(例えば、256バイト毎)で
比較し、図15に示すようなブロック単位の相違点有無情
報を作成する。ここで、ビットNoとブロックNoが対
応しており、“1”がセットされているブロックは、前
回内容と相違していることを示している。次に、送信テ
キスト作成処理部6が、相違点有無情報と入力データか
ら図16のようなプロセスにより、送信テキストを作成し
相手方計算機に送信すると同時に、前回ID保存部9を
更新する。図15において、第1番目の“0”は第1ブロ
ックの相違点有無を示し、“0”は「相違点なし」を示
し、2番目の“1”は第2ブロックの相違点有無を示
し、“1”は「相違点有」を示している。
【0006】図16は送信テキスト作成処理部6での処理
プロセスを説明した図であり、データIDとしては10
がセットされる。次に今回ID(毎回ユニークなID、
例えば一連番号や時刻を使用する)をセットする「08
15」と同時に前回ID保存部を更新する。相違点有無
情報としては、相違点抽出処理部で作成された相違点有
無情報「01001000」がセットされる。更に、そ
れらの後ろに相違点のあったブロックのデータ「B」
「E」がセットされる。一方、当方計算機での前回送信
テキストIDと相手方前回受信テキストIDが不一致の
場合、問合せ処理部8ではその応答を受けて、前回入力
保存部4のデータをクリアしてから相違点抽出処理部5
を起動する。その結果、相違点抽出処理部で作成される
相違点有無情報にはオール“1”がセットされ、又、全
ての今回データが送信されることになる。なお、IDが
一致しないケースとしては以下が考えられる。 1.受信側に前回データがないケース。 a.受信側初回(CPUやブロックにイニシャライズが
実施された)。 b.前回の通信で異常発生。 2.送信側に前回データがないケース。 送信側初回(CPUやブロックのイニシャライズが実施
された)。受信側ではテキスト再構成部12が図17のプロ
セスで、ヘッダー部の相違点有無情報より後続する相違
点のみのブロックを前回受信データへ埋め込んで完全な
データを再構成し、完全なデータ保存部10に保存すると
同時に前回ID保存部15の更新を行なう。又、前回受信
データ保存部11の更新も行なう。図17はテキスト再構成
部12での処理プロセスを説明した図である。受信テキス
ト中の相違点有無情報を参照し、ビットが“0”の場合
には対応するブロックの前回受信データ保存部11からの
前回データを、ビットが“1”の場合には対応する受信
テキスト中の相違点のあったブロックのデータを、完全
なデータ保存部10へ保存することにより今回データを再
構成すると同時に、前回ID保存部,前回データを更新
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、前回送信内容が確かに相手側コンピュータに存在
することの確認のための機構が必要なため、コスト高と
なる他、確認されるまでの時間のロスがある。前回送
信内容が確かに相手側コンピュータに存在することの確
認はデータのIDの一致によってのみ行なわれており、
例えIDは一致していても、それに引き続くデータが破
壊されている、及びID確認後破壊されてしまう可能性
は常に存在するため信頼性の面で難がある。又、その
ように送信側前回データと受信側前回データの不一致が
看過された場合、これを発見・修正する手段がなく、結
果的に誤送信が連続して発生することとなるといった欠
点があった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、信頼性が高く、かつ、コストパフォーマンスに優
れた高速通信方式を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では通信方式にお
いて、送信側からの所定の送信内容を相手方に送信し、
受信側にて前回受信内容と今回受信内容とを比較して、
相違点を判別する通信方式において、送信側では送信テ
キストに前回IDを挿入する手段と、相違点のみの送信
に引き続き今回内容から前回内容との相違点を除いた内
容を送信する手段とを備え、受信側では受信テキスト中
の前回IDと保存されている前回IDを比較する手段
と、前回保存内容と今回受信内容の相違点から完全な送
信内容を復元する手段と、その復元された内容と後続の
今回内容から前回内容との相違点を除いた内容とを比較
する手段とを備え、送信側では受信側に前回送信の情報
が保存されていない場合に備え、相違点の送信に引き続
き前回送信内容と同じ部分の情報も送信し、受信側では
前回受信内容が保存されている場合には相違点のみの受
信でいったん完了とするが、引き続き前回送信内容と同
じ部分の情報受信により前回受信内容の確認を行ない、
前回内容が保存されていない場合には全ての情報を受信
した時点で受信完了とするものである。
【作用】本発明では当方の前回送信テキストと受信側で
の前回受信テキストの一致を事前の問合せ応答処理によ
り行なわず、送信側では前回と相違のあるブロックを先
に、同一のブロックを後にして一方的に連続して送る。
受信側では前回テキストが存在する場合、相違ブロック
のみの受信完了にてテキスト受信完了とし、上位の演算
処理へテキストを引き渡すが、引き続き後続するデータ
により保存データの確認を行ない、万一相違点が認めら
れた場合には完全なデータ保存部10を更新し上位演算処
理へ演算の中止及び再処理を命ずる。又、前回テキスト
が存在しない場合には全データの受信を待ってテキスト
を再構成し、上位演算処理へ引き渡す。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による高速通信方式を説明する一実施例の構成
図であり、図12と同一機能部分には同一符号を付して説
明を省略する。本発明においては送信側にて従来装置に
比べて問合せ処理部8がないこと、及び受信側において
問合せ応答処理部がなく、テキスト検査部16を付加した
ことを特徴としており、その他の構成は図12と同様であ
る。図2は本発明にで使われる送信テキストの一例であ
り、従来技術の問合せテキスト,応答テキストは存在し
ない。送信テキストは今回ID,前回ID,相違点有無
情報,相違ブロック情報及び相違無しブロック情報より
構成される。
【0010】次に動作について説明する。オペレータに
より入力(又は入力変更)が完了すると、オペレータの
指示により相違点抽出処理部5が起動される。起動され
た相違点抽出処理部5は、前回入力保存部4からの前回
データと、入力データ保存部3からの今回入力データと
をブロック単位で比較し、図15に示すブロック単位の相
違点有無情報を作成する。相違点有無情報の構成,作用
は先に説明した従来技術と同様である。次に、送信テキ
スト作成処理部6が、相違点有無情報と入力データから
図3に示すプロセスにより、相違ブロック「01001
000」,「B」,「E」を先に、相違無しブロック
「A」,「C」,「D」,「F」,「G」,「H」を後
へ再配置し、今回及び前回ID「0815」,「081
0」を図2のようにセットし、相手方計算機に送信する
と同時に前回ID保存部9を更新する。図3は送信テキ
スト作成処理部6での処理プロセスを説明した図であ
る。前回ID「0810」は、前回ID保存部9からセ
ットされる。次に今回ID「0185」をセットすると
同時に、前回ID保存部を更新する。相違点有無情報と
しては、相違点抽出処理部で作成された相違点有無情報
がセットされる。更に、それらの後ろに相違点のあった
ブロックのデータ「B」,「E」及び相違点のなかった
ブロックのデータ「A」,「C」,「D」,「F」,
「G」,「H」がセットされることは前記した通りであ
る。
【0011】一方、受信側ではテキスト再構成部12が、
まず前回IDと当方での前回IDを比較し、一致してい
れば図4のプロセスで、ヘッダー部の相違点有無情報か
ら、後続する相違点のみのブロックを前回受信データへ
埋め込んで完全なデータを再構成し、完全なデータ保存
部10に保存する。又、前回ID保存部15の更新,前回受
信データ保存部11の更新も行なう。この時点で受信は一
応完了し、上位の演算処理へデータを引き渡すことにな
る。引き続きテキスト検査部16が起動され、残りのデー
タ(本来は相違点の無いはずのブロックデータ)を前回
データ保存部11と比較する処理を行なう。この比較によ
り、万一相違が発見された場合には残りの全データを前
回データ保存部11へ埋め込むと共に、演算部への中止及
び残りの全データの埋め込みにより完全となったデータ
による再演算を命じる。このあたりのプロセスは図5に
示す。又、当初よりIDが不一致の場合には図6に示す
ようなプロセスでテキストの再配置を行なってから演算
処理へ引き渡す。この場合はテキスト検査部16の起動は
行なわない。
【0012】図4は受信テキスト中の前回IDと当方で
の前回IDを比較し、一致していた場合のテキスト再構
成部12及びテキスト検査部16での処理プロセスを説明し
た図である。受信テキスト中の相違点有無情報を参照
し、ビットが“0”の場合には対応するブロックの前回
受信データ保存部11からの前回データ「A」,「C」,
「D」,「F」,「G」,「H」を、ビットが“1”の
場合には対応する受信テキスト中の相違点のあったブロ
ックのデータ「B」,「E」を、完全なデータ保存部10
へ保存することにより、今回データを再構成すると同時
に前回ID保存部,前回データを更新する。引き続き相
違無しのブロックデータにつき前回データとの比較を行
なう。図5は相違無しのブロックデータについての比較
で、不一致が検出された場合の処理プロセスを説明した
図である。不一致が検出されると、全ての相違無しのブ
ロックデータを前回データへ埋め込み、今回データをそ
の前回データで更新する。この場合、相違無しのブロッ
クデータの比較をした結果、「G」が不一致であったた
め、前回データ「G」で今回データを更新する。しかる
後、上位の演算処理へ中止,再計算を指示する。図6は
受信テキスト中の前回IDと当方での前回IDとが一致
していなかった場合の、テキスト再構成部12での処理プ
ロセスを説明した図である。受信テキスト中の相違点有
無情報を参照し、ビットが“0”の場合には対応する受
信テキスト中の相違点無しのブロックデータを、ビット
が“1”の場合には対応する受信テキスト中の相違点の
あったブロックのデータを、完全なデータ保存部10へ保
存することにより今回データを再構成すると同時に前回
ID保存部,前回データを更新する。引き続き相違無し
のブロックデータにつき前回データとの比較を行なう。
【0013】上記実施例では従来技術と異なり事前の問
合せ応答処理がないため、その分の応答時間の短縮がで
きる(図10参照)。又、問合せ応答処理の部分が存在し
ないためそれだけ構成が単純となっている(それだけコ
ストも安い)。図12と図1を比較すると、受信部に余分
なロジックがあるようにみえるがテキスト検査部16と相
違点抽出処理部5はほぼ同様のロジックで作成できるた
め、双方向で同じ方式とする場合には、その分特にコス
トアップするわけではない。特にこの部分をハードウェ
アで構成する場合には効果が大きい。又、相違ブロック
の受信完了後も後続するデータにより、前回受信データ
の確認を行なっているため、従来技術にあった前述の信
頼性上の欠点を解消することができる。特に後続する演
算処理の処理時間が全データの受信時間より大の場合、
全体のターンアラウンドタイムを大きくすることなく、
データの信頼性を保証することが可能となる。
【0014】以上は固定長データにつき説明したが、ヘ
ッダー部にテキスト長のデータを付加することにより可
変長データを取り扱うこともできる。その場合のデータ
フォーマットを図7に示す。図8は他の実施例の構成図
であり、本実施例は相違点抽出処理を入力部に行なわ
せ、画面上からの入力データの変更の都度、相違点有無
情報を作成していく方式である。これによれば表示中の
前回データがオペレータにより変更される都度、対応す
る相違点有無ビットをセットしていけばよいため、前記
実施例のような抽出部が簡略化され、その結果抽出時間
が短縮できる。但し、この方式は入力部にしか適用でき
ないが、入力部の小変更に対して演算結果が複雑に変化
し、返信部の圧縮効果が見込めないようなケースでは有
効である。図9は更に他の実施例の構成図であり、本実
施例は入力更新するベースとなるデータセットが複数あ
る場合の例である。送受信側共に複数のカレントデータ
保存部21,22を持つことにより、より効率の良い通信が
できる。オペレータは複数個のカレントデータ保存部21
の中から変更しようとするベースを選択して画面上へ表
示する。そのデータに変更を加えることにより前述の相
違点有無情報が作成される。送信されるテキストのイメ
ージは図2と同じであるが、前回IDエリアには今回選
択されたデータセットのIDが入っている。受信側では
複数個あるカレントデータ保存部22の中から、前回ID
エリアにセットされているIDが存在するかどうかチェ
ックする。以降の動作は前述の実施例と同様である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば前
回送信テキストと受信側での前回受信テキストの一致を
事前に問合せすることなく、送信側では前回と相違のあ
るブロックを先に、同一のブロックを後にして一方的に
連続して送るようにしたので、信頼度が高く、かつ、コ
ストパフォーマンスに優れた高速通信方式を提供でき
る。入力条件を画面を見ながら変更し、それを別の計算
機へ送って処理し、その結果をもらい、その結果を見て
再度入力条件を変化させる……というような使い方をす
る場合、入力情報の前回との相違は少ない。このような
場合に、この方式を採用すると効果大である。但し、本
方式は機構が簡単で、他に弊害もないため、使用条件に
とらわれずに組み込んでおけば、随時効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高速通信方式を説明するための一
実施例の構成図。
【図2】本発明による送信テキストのフォーマット。
【図3】本発明による送信テキスト作成処理。
【図4】本発明による受信テキスト再構成処理。
【図5】本発明による上位演算処理の中止処理。
【図6】本発明によるID不一致の場合の受信動作。
【図7】本発明により可変データを取り扱う場合の送信
テキストフォーマット。
【図8】他の実施例であり入力部が相違点抽出処理を行
なう場合の構成図。
【図9】他の実施例であり入力更新するベースとなるデ
ータセットが複数ある場合の構成図。
【図10】従来技術と本発明との比較図。
【図11】本発明が適用されるシステムの全体図。
【図12】従来技術の構成図。
【図13】従来技術の問合せテキスト,応答テキストフォ
ーマット。
【図14】従来技術の送信テキストのフォーマット。
【図15】相違点有無情報の説明。
【図16】従来技術による送信テキスト作成処理。
【図17】従来技術による受信テキスト再構成処理。
【符号の説明】
1 端末装置 2 入力部 3 入力データ保存部 4 前回入力保存部 5 相違点抽出処理部 6 送信テキスト作成処理部 7,13 通信インターフェース 8 問合せ処理部 9,15 前回ID保存部 10 完全なデータ保存部 11 前回受信データ保存部 12 テキスト再構成部 14 問合せ応答処理部 16 テキスト検査部 20 ベースデータID保存部 21,22 カレントデータ保存部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側からの所定の送信内容を相手方に
    送信し、受信側にて前回受信内容と今回受信内容とを比
    較して、相違点を判別する通信方式において、送信側で
    は送信テキストに前回IDを挿入する手段と、相違点の
    みの送信に引き続き今回内容から前回内容との相違点を
    除いた内容を送信する手段とを備え、受信側では受信テ
    キスト中の前回IDと保存されている前回IDを比較す
    る手段と、前回保存内容と今回受信内容の相違点から完
    全な送信内容を復元する手段と、その復元された内容と
    後続の今回内容から前回内容との相違点を除いた内容と
    を比較する手段とを備え、送信側では受信側に前回送信
    の情報が保存されていない場合に備え、相違点の送信に
    引き続き前回送信内容と同じ部分の情報も送信し、受信
    側では前回受信内容が保存されている場合には相違点の
    みの受信でいったん完了とするが、引き続き前回送信内
    容と同じ部分の情報受信により前回受信内容の確認を行
    ない、前回内容が保存されていない場合には全ての情報
    を受信した時点で受信完了とすることを特徴とする高速
    通信方式。
JP4300296A 1992-10-13 1992-10-13 高速通信方式 Pending JPH06125366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011001582A1 (ja) * 2009-07-03 2011-01-06 パナソニック株式会社 無線端末および情報記録方法

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