JPH0612495Y2 - 重力式気体流量測定装置 - Google Patents
重力式気体流量測定装置Info
- Publication number
- JPH0612495Y2 JPH0612495Y2 JP1283788U JP1283788U JPH0612495Y2 JP H0612495 Y2 JPH0612495 Y2 JP H0612495Y2 JP 1283788 U JP1283788 U JP 1283788U JP 1283788 U JP1283788 U JP 1283788U JP H0612495 Y2 JPH0612495 Y2 JP H0612495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- flow rate
- gas flow
- measuring device
- magnetic tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は小流量、低差圧の気体の流量測定に用いられ
る重力式気体流量測定装置に関するものである。
る重力式気体流量測定装置に関するものである。
［従来の技術］ 重量式気体流量測定装置としてはガスホルダ型流量計が
知られている。この流量計は水槽の内部に通気管を縦設
し、その通気管に被せた流量測定用ベルを吊り糸をもっ
て滑車により支持するとともに、吊り糸に圧力調整用重
りを、また上記滑車に設けたカムに浮力変化キャンセル
用重りを吊下し、上記流量測定用ベルの変位を一定時間
ごとに目視により読み取って流量を算出している。
知られている。この流量計は水槽の内部に通気管を縦設
し、その通気管に被せた流量測定用ベルを吊り糸をもっ
て滑車により支持するとともに、吊り糸に圧力調整用重
りを、また上記滑車に設けたカムに浮力変化キャンセル
用重りを吊下し、上記流量測定用ベルの変位を一定時間
ごとに目視により読み取って流量を算出している。
［考案が解決しようとする課題］ 周知のように目視による読み取りには個人差があり、ま
た一定時間ごとに読み取って算出を行なう必要があるた
め手間を要し、精度にも問題があつた。
た一定時間ごとに読み取って算出を行なう必要があるた
め手間を要し、精度にも問題があつた。
この考案は上記流量計における欠点を解決するために考
えられたものであって、その目的は流量測定用ベルの変
位を人為的に読み取る必要がなく、また記録及び算定を
電気的に行なうことができる新たな重力式気体流量測定
装置を提供することにある。
えられたものであって、その目的は流量測定用ベルの変
位を人為的に読み取る必要がなく、また記録及び算定を
電気的に行なうことができる新たな重力式気体流量測定
装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的によるこの考案は、内部に通気管を縦設した水
槽と、その通気管に被せられた流量測定用ベルを吊り糸
を介して支持する滑車と、該滑車に掛けられた上記吊り
糸に取付けられた圧力調整用重りと、上記滑車に設けた
カムに吊下した浮力変化キャンセル用重りとからなる気
体流量測定装置の滑車周側部に、パルスが一定間隔毎に
記録された磁気テープを取付け、その磁気テープに記録
・算定装置と接続した測定用の磁気ヘッドを対設して、
上記流量測定用ベルの変位に伴なう滑車の回転量を電気
的に検知できるようになし、その値の記録及び気体流量
の算出等を電気的にできるようにしてなるものである。
槽と、その通気管に被せられた流量測定用ベルを吊り糸
を介して支持する滑車と、該滑車に掛けられた上記吊り
糸に取付けられた圧力調整用重りと、上記滑車に設けた
カムに吊下した浮力変化キャンセル用重りとからなる気
体流量測定装置の滑車周側部に、パルスが一定間隔毎に
記録された磁気テープを取付け、その磁気テープに記録
・算定装置と接続した測定用の磁気ヘッドを対設して、
上記流量測定用ベルの変位に伴なう滑車の回転量を電気
的に検知できるようになし、その値の記録及び気体流量
の算出等を電気的にできるようにしてなるものである。
［作用］ 上記構成では、流量変化により生じる流量測定用ベル内
外の差圧によって、流量測定ベルが上下に移動すると、
その移動に伴なって滑車も回動する。この回動量は磁気
テープと磁気ヘッドとによって直ちに検知され、その検
出値は磁気ヘッドに電気的に接続された記録・算定装置
に入力されて、記録及び気体流量の計算がなされる。
外の差圧によって、流量測定ベルが上下に移動すると、
その移動に伴なって滑車も回動する。この回動量は磁気
テープと磁気ヘッドとによって直ちに検知され、その検
出値は磁気ヘッドに電気的に接続された記録・算定装置
に入力されて、記録及び気体流量の計算がなされる。
［実施例］ 図中１は水槽で、内部に気体流路と連通した通気管２が
水面より高く縦設してある。３は上端を閉鎖したステン
レス管などからなる流量測定用ベルで、上記通気管２に
被せてある。
水面より高く縦設してある。３は上端を閉鎖したステン
レス管などからなる流量測定用ベルで、上記通気管２に
被せてある。
この流量測定用ベル３は吊り糸４により滑車５に支持さ
れ、また吊り糸４には流量測定用ベル３の重量とバラン
スする圧力調整用重り６が取付けてある。
れ、また吊り糸４には流量測定用ベル３の重量とバラン
スする圧力調整用重り６が取付けてある。
上記滑車５は側部に設けたカム７とともに支柱８の上部
に回動自在に軸承してあり、カム７の先端には浮力変化
キャンセル用重り９が吊下してある。装置はこの浮力変
化キャンセル用重り９と上記圧力調整用重り６とによ
り、流量測定用ベル３の内外に一定の差圧が生じるのよ
うにしてある。
に回動自在に軸承してあり、カム７の先端には浮力変化
キャンセル用重り９が吊下してある。装置はこの浮力変
化キャンセル用重り９と上記圧力調整用重り６とによ
り、流量測定用ベル３の内外に一定の差圧が生じるのよ
うにしてある。
また滑車５の周側部の下側面には、0.1mm間隔ごとにパ
ルスが横に記録された磁気テープ１０が貼着してある。
この磁気テープ１０を有する周側面の対向位置には、コ
ンピューターなどによる記録・算定装置１２と接続した
測定用の磁気ヘッド１１が近接して対設されている。
ルスが横に記録された磁気テープ１０が貼着してある。
この磁気テープ１０を有する周側面の対向位置には、コ
ンピューターなどによる記録・算定装置１２と接続した
測定用の磁気ヘッド１１が近接して対設されている。
上記構造では流量変化に伴なう差圧の変動で、圧力調整
用重り側が重くなると、流量測定用ベル３が上方へ移動
する。これにより滑車５も回動して、その回動量は磁気
テープ１０のパルスと磁気ヘッド１１とにより検知さ
れ、その値は電気信号に変換されて記録・算定装置１２
に入力される。
用重り側が重くなると、流量測定用ベル３が上方へ移動
する。これにより滑車５も回動して、その回動量は磁気
テープ１０のパルスと磁気ヘッド１１とにより検知さ
れ、その値は電気信号に変換されて記録・算定装置１２
に入力される。
したがって測定時間を設定して置くと、その時間ごとに
回動量の検出と記録・計算が行なわれて流量が求められ
る。
回動量の検出と記録・計算が行なわれて流量が求められ
る。
［考案の効果］ この考案は上述のように、流量測定用ベル３を支持して
いる滑車５の周側部にパルスが一定間隔毎に記録された
磁気テープ１０を取付け、その磁気テープ１０に測定用
の磁気ヘッド１１を対設して、電気的に自動測定を行な
えるようにしたことから、目視により流量測定用ベルの
変位を読み取る手間が省け、測定精度も一段と高くな
り、僅な流量変化をも測定することができる。
いる滑車５の周側部にパルスが一定間隔毎に記録された
磁気テープ１０を取付け、その磁気テープ１０に測定用
の磁気ヘッド１１を対設して、電気的に自動測定を行な
えるようにしたことから、目視により流量測定用ベルの
変位を読み取る手間が省け、測定精度も一段と高くな
り、僅な流量変化をも測定することができる。
また滑車の周側部に磁気テープを取付け、この磁気テー
プに磁気ヘッドを対設するだけでよいから、従来のこの
種の測定装置を大巾に改良する必要がなく、特別な操作
も要しないなどの特長を有する。
プに磁気ヘッドを対設するだけでよいから、従来のこの
種の測定装置を大巾に改良する必要がなく、特別な操作
も要しないなどの特長を有する。
図面はこの考案に係る重力式気体流量測定装置の１実施
例を略示するもので、第１図は一部縦断側面図、第２図
は要部の正面図である。 １……水槽、２……通気管 ３……流量測定用ベル、４……吊り糸 ５……滑車、６……圧力調整用重り ７……カム、８……支柱 ９……浮力変化キャンセル用重り １０……磁気テープ、１１……磁気ヘッド １２……記録・算定装置
例を略示するもので、第１図は一部縦断側面図、第２図
は要部の正面図である。 １……水槽、２……通気管 ３……流量測定用ベル、４……吊り糸 ５……滑車、６……圧力調整用重り ７……カム、８……支柱 ９……浮力変化キャンセル用重り １０……磁気テープ、１１……磁気ヘッド １２……記録・算定装置
Claims (1)
- 【請求項１】内部に通気管を縦設した水槽と、その通気
管に被せられた流量測定用ベルを吊り糸を介して支持す
る滑車と、該滑車に掛けられた上記吊り糸に取付けられ
た圧力調整用重りと、上記滑車に設けたカムに吊下した
浮力変化キャンセル用重りとからなる気体流量測定装置
において、上記滑車の周側部にパルスが一定間隔毎に記
録された磁気テープを取付け、その磁気テープに記録・
算定装置と接続した測定用の磁気ヘッドを対設してなる
ことを特徴とする重力式気体流量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1283788U JPH0612495Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 重力式気体流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1283788U JPH0612495Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 重力式気体流量測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01117521U JPH01117521U (ja) | 1989-08-08 |
| JPH0612495Y2 true JPH0612495Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31222636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1283788U Expired - Lifetime JPH0612495Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | 重力式気体流量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612495Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-02 JP JP1283788U patent/JPH0612495Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01117521U (ja) | 1989-08-08 |
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