JPH06124799A - マイクロトロン電子加速器 - Google Patents
マイクロトロン電子加速器Info
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- JPH06124799A JPH06124799A JP4274687A JP27468792A JPH06124799A JP H06124799 A JPH06124799 A JP H06124799A JP 4274687 A JP4274687 A JP 4274687A JP 27468792 A JP27468792 A JP 27468792A JP H06124799 A JPH06124799 A JP H06124799A
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- JP
- Japan
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- electron
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- accelerating
- accelerated
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Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 27
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000002059 diagnostic imaging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】マイクロ波を入力されて高周波加速電場Eをつ
くる加速空胴を一様磁場B内に配置し、これらの磁場B
と電場Eにより電子を円軌道運動させて加速するマイク
ロトロン電子加速器において、小型で複数種類のエネル
ギーの電子ビームが得られるマイクロトロン電子加速器
を実現する。 【構成】加速空胴1を一様磁場B内で移動する手段4を
有し、また、取り出しパイプ7を一様磁場B内に1ヶ所
設ける構成とする。
くる加速空胴を一様磁場B内に配置し、これらの磁場B
と電場Eにより電子を円軌道運動させて加速するマイク
ロトロン電子加速器において、小型で複数種類のエネル
ギーの電子ビームが得られるマイクロトロン電子加速器
を実現する。 【構成】加速空胴1を一様磁場B内で移動する手段4を
有し、また、取り出しパイプ7を一様磁場B内に1ヶ所
設ける構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロトロン電子加速
器に係り、特に複数種類のエネルギ−の電子ビ−ムを得
るのに好適なマイクロトロン電子加速器に関する。
器に係り、特に複数種類のエネルギ−の電子ビ−ムを得
るのに好適なマイクロトロン電子加速器に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロトロン電子加速器は、マイクロ
波で電子を加速するものである。マイクロトロンの加速
原理を図3により説明する。マイクロ波3の入力により
高周波加速電場Eをつくる加速空胴1を一様磁場Bをつ
くる電磁石のポ−ルプレ−ト2内に配置し、これらの磁
場Bと電場Eにより電子eを円軌道運動させて加速する
構成になっている。電子銃5より放出された電子eは加
速空胴1内に導かれて加速され、一様磁場B中で円軌道
運動をして再び加速空胴1内に入射する。ここで電子e
はさらに加速され、より大きな円軌道運動をして加速空
胴1内に再入射する。この動作が繰り返され、電子eは
所望のエネルギ−にまで加速される。
波で電子を加速するものである。マイクロトロンの加速
原理を図3により説明する。マイクロ波3の入力により
高周波加速電場Eをつくる加速空胴1を一様磁場Bをつ
くる電磁石のポ−ルプレ−ト2内に配置し、これらの磁
場Bと電場Eにより電子eを円軌道運動させて加速する
構成になっている。電子銃5より放出された電子eは加
速空胴1内に導かれて加速され、一様磁場B中で円軌道
運動をして再び加速空胴1内に入射する。ここで電子e
はさらに加速され、より大きな円軌道運動をして加速空
胴1内に再入射する。この動作が繰り返され、電子eは
所望のエネルギ−にまで加速される。
【0003】複数種類のエネルギ−の電子ビ−ムを一台
の加速器から得たい場合、従来は図3に示すような構成
にしていた。すなわち、一様磁場Bを遮蔽する偏向パイ
プ8を円軌道上に配置し、この偏向パイプ8を種々の円
軌道上に移動することによって複数種類のエネルギ−の
電子ビ−ムを1個の取り出しパイプ7から取り出す構成
である。なお、この種の従来技術が記載された文献とし
て、日本放射線機器工業会編、医用画像・放射線機器ハ
ンドブック、(1989)、200〜205頁が挙げら
れる。
の加速器から得たい場合、従来は図3に示すような構成
にしていた。すなわち、一様磁場Bを遮蔽する偏向パイ
プ8を円軌道上に配置し、この偏向パイプ8を種々の円
軌道上に移動することによって複数種類のエネルギ−の
電子ビ−ムを1個の取り出しパイプ7から取り出す構成
である。なお、この種の従来技術が記載された文献とし
て、日本放射線機器工業会編、医用画像・放射線機器ハ
ンドブック、(1989)、200〜205頁が挙げら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、一
様磁場B内に移動可能な偏向パイプ8と取り出しパイプ
7の2種類のパイプが配置されている。従って、電磁石
のポ−ルプレ−ト2の直径を電子ビ−ムの最大軌道直径
よりもかなり大きくする必要がある。そのため、加速器
が大型になってしまうという問題があった。本発明の目
的は、上記問題を解決し、小型で複数種類のエネルギ−
の電子ビ−ムが得られるマイクロトロン電子加速器を提
供することにある。
様磁場B内に移動可能な偏向パイプ8と取り出しパイプ
7の2種類のパイプが配置されている。従って、電磁石
のポ−ルプレ−ト2の直径を電子ビ−ムの最大軌道直径
よりもかなり大きくする必要がある。そのため、加速器
が大型になってしまうという問題があった。本発明の目
的は、上記問題を解決し、小型で複数種類のエネルギ−
の電子ビ−ムが得られるマイクロトロン電子加速器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、マイクロ波の入力により高周波
加速電場Eをつくる加速空胴を一様磁場B内に配置し、
これらの磁場Bと電場Eにより電子を円軌道運動させて
加速するマイクロトロン電子加速器において、加速空胴
を一様磁場B内で移動する手段を設け、また、取り出し
パイプを一様磁場B内に固定的に設ける構成とする。特
に、加速空胴を一様磁場B内で移動するので、固定的に
設ける取り出しパイプは1個であることが好ましい。
に、本発明においては、マイクロ波の入力により高周波
加速電場Eをつくる加速空胴を一様磁場B内に配置し、
これらの磁場Bと電場Eにより電子を円軌道運動させて
加速するマイクロトロン電子加速器において、加速空胴
を一様磁場B内で移動する手段を設け、また、取り出し
パイプを一様磁場B内に固定的に設ける構成とする。特
に、加速空胴を一様磁場B内で移動するので、固定的に
設ける取り出しパイプは1個であることが好ましい。
【0006】
【作用】一様磁場B中では、エネルギ−の異なる電子ビ
−ムは異なる軌道直径を持つ。従って、加速空胴を一様
磁場B中で移動させれば、エネルギ−の異なる電子ビ−
ムでも1ヶ所の取り出しパイプから取り出すことが可能
となる。また、この構成では移動可能な偏向パイプが不
必要であるため、電磁石のポ−ルプレ−ト直径を従来技
術より小さくすることができ、従って、小型なマイクロ
トロン電子加速器を実現することができる。
−ムは異なる軌道直径を持つ。従って、加速空胴を一様
磁場B中で移動させれば、エネルギ−の異なる電子ビ−
ムでも1ヶ所の取り出しパイプから取り出すことが可能
となる。また、この構成では移動可能な偏向パイプが不
必要であるため、電磁石のポ−ルプレ−ト直径を従来技
術より小さくすることができ、従って、小型なマイクロ
トロン電子加速器を実現することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明によるマイクロトロン電子加速器の
一実施例を示す構成図である。まず、本実施例では、3
[GHz]で共振する直方体の加速空胴1が一様磁場
(B=0.11[T])をつくる電磁石のポ−ルプレ−
ト2内に設けられている。この加速空胴1では、マイク
ロ波3の入力により3[GHz]の高周波加速電場Eが
つくられる。また、この加速空胴1は、ラインストレッ
チャ−4(長さを可変にできる導波管)に取り付けられ
ており、ポ−ルプレ−ト2の動径方向に移動できるよう
になっている。また、この加速空胴1には、電子銃5
と、加速された電子ビ−ムが通過するビ−ム通過孔6が
設けられている。また、一様磁場B内には、純鉄でつく
られた取り出しパイプ7が1ヶ所設けられている。
る。図1は、本発明によるマイクロトロン電子加速器の
一実施例を示す構成図である。まず、本実施例では、3
[GHz]で共振する直方体の加速空胴1が一様磁場
(B=0.11[T])をつくる電磁石のポ−ルプレ−
ト2内に設けられている。この加速空胴1では、マイク
ロ波3の入力により3[GHz]の高周波加速電場Eが
つくられる。また、この加速空胴1は、ラインストレッ
チャ−4(長さを可変にできる導波管)に取り付けられ
ており、ポ−ルプレ−ト2の動径方向に移動できるよう
になっている。また、この加速空胴1には、電子銃5
と、加速された電子ビ−ムが通過するビ−ム通過孔6が
設けられている。また、一様磁場B内には、純鉄でつく
られた取り出しパイプ7が1ヶ所設けられている。
【0008】まず、本実施例の動作を図1により説明す
る。電子銃5より放出された電子eはビ−ム通過孔6か
ら加速空胴1内に入射する。入射した電子eは空胴内に
つくられる3[GHz]の高周波加速電場Eによって加
速され、もう一つのビ−ム通過孔6から空胴外に出射す
る。出射した電子eは一様磁場B中で円軌道運動をして
再び加速空胴1内に入射する。ここで電子eは高周波加
速電場Eによってさらに加速され、より大きな円軌道運
動をして加速空胴1内に再入射する。この動作が繰り返
され、電子eは所望のエネルギーにまで加速される。エ
ネルギーの増大にともない上記円軌道運動の直径が大き
くなる。所望のエネルギーにまで加速された電子eは、
その円軌道上に配置された取り出しパイプ7によって外
部へ取り出される。
る。電子銃5より放出された電子eはビ−ム通過孔6か
ら加速空胴1内に入射する。入射した電子eは空胴内に
つくられる3[GHz]の高周波加速電場Eによって加
速され、もう一つのビ−ム通過孔6から空胴外に出射す
る。出射した電子eは一様磁場B中で円軌道運動をして
再び加速空胴1内に入射する。ここで電子eは高周波加
速電場Eによってさらに加速され、より大きな円軌道運
動をして加速空胴1内に再入射する。この動作が繰り返
され、電子eは所望のエネルギーにまで加速される。エ
ネルギーの増大にともない上記円軌道運動の直径が大き
くなる。所望のエネルギーにまで加速された電子eは、
その円軌道上に配置された取り出しパイプ7によって外
部へ取り出される。
【0009】ところで、本実施例では、加速空胴1での
電子eの一回当りの加速エネルギーは0.525[Me
V]であり、第n軌道における電子eの全エネルギーは
0.525(n+1)[MeV]である。また、第n軌
道における電子eの軌道直径は31.83(n+1)
[mm]であり、軌道間隔は31.83[mm]であ
る。従って、加速空胴1を31.83[mm](軌道間
隔)ずつポールプレート2の動径方向に移動させれば、
全ての軌道の電子ビームを1ヶ所の取り出しパイプ7か
ら取り出すことができる。なお、取り出しパイプ7の入
り口は、加速空胴1移動線上に配置することが望まし
い。
電子eの一回当りの加速エネルギーは0.525[Me
V]であり、第n軌道における電子eの全エネルギーは
0.525(n+1)[MeV]である。また、第n軌
道における電子eの軌道直径は31.83(n+1)
[mm]であり、軌道間隔は31.83[mm]であ
る。従って、加速空胴1を31.83[mm](軌道間
隔)ずつポールプレート2の動径方向に移動させれば、
全ての軌道の電子ビームを1ヶ所の取り出しパイプ7か
ら取り出すことができる。なお、取り出しパイプ7の入
り口は、加速空胴1移動線上に配置することが望まし
い。
【0010】図2は図1の実施例と同一の装置で、ライ
ンストレッチャー4を図1より長くして加速空胴1を移
動させ、図1とは異なる軌道の電子ビームを取り出した
場合を示す図である。なお、本実施例の構成図(図1)
では電子eの最大軌道数が6ターンとなっているが、実
際の実施例では40ターンまで加速できるようになって
いる。
ンストレッチャー4を図1より長くして加速空胴1を移
動させ、図1とは異なる軌道の電子ビームを取り出した
場合を示す図である。なお、本実施例の構成図(図1)
では電子eの最大軌道数が6ターンとなっているが、実
際の実施例では40ターンまで加速できるようになって
いる。
【0011】本実施例の一つの特徴は、移動可能な偏向
パイプ8が不必要であるため、ポールプレート2の直径
を従来技術より小さくできることである。同じ最大軌道
数(40ターン)のマイクロトロンで比較したところ、
従来技術ではポールプレート直径が1800[mm]で
あったのに対し、本実施例では1450[mm]であ
り、350[mm]小さくすることができた。また、本
実施例のもう一つの特徴は、図3に示すような偏向パイ
プ8が不必要であるため、偏向パイプ8による一様磁場
Bの乱れをなくすことができることである。一様磁場B
中に磁性体を挿入すると、その近傍では磁場が大きく乱
れる。そのため従来技術では、偏向パイプ8による一様
磁場Bの乱れが電子eの軌道に悪影響を及ぼし、不安定
な加速になってしまう場合があった。本実施例では、こ
の不安定な加速を防止することができる。
パイプ8が不必要であるため、ポールプレート2の直径
を従来技術より小さくできることである。同じ最大軌道
数(40ターン)のマイクロトロンで比較したところ、
従来技術ではポールプレート直径が1800[mm]で
あったのに対し、本実施例では1450[mm]であ
り、350[mm]小さくすることができた。また、本
実施例のもう一つの特徴は、図3に示すような偏向パイ
プ8が不必要であるため、偏向パイプ8による一様磁場
Bの乱れをなくすことができることである。一様磁場B
中に磁性体を挿入すると、その近傍では磁場が大きく乱
れる。そのため従来技術では、偏向パイプ8による一様
磁場Bの乱れが電子eの軌道に悪影響を及ぼし、不安定
な加速になってしまう場合があった。本実施例では、こ
の不安定な加速を防止することができる。
【0012】以上、本発明の一実施例について述べた
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以
下に示すような種々の構成でも可能である。例えば、上
記実施例では、加速空胴1を移動させる手段として、ラ
インストレッチャー4を用いたが、これは加速空胴1を
移動できるものであればどのような構成にしてもよい。
例えば、フレキシブル導波管を用いてもよい。また、上
記実施例では、取り出しパイプ7の材質として純鉄を用
いたが、これは一様磁場Bを遮蔽できる材質であれば何
を用いてもよい。また、上記実施例では、マイクロ波3
の周波数として3[GHz]、一様磁場Bの強度として
0.11[T]を選んだが、これもマイクロトロンの同
期条件を満たしていれば、どのような周波数、磁場強度
にしてもよい。例えば、マイクロ波3の周波数として4
[GHz]、磁場強度として0.15[T]を選び、加
速空胴1での電子eの一回当りの加速エネルギーを0.
537[MeV]、電子eの軌道間隔を23.87[m
m]としてもよい。また、上記実施例では、加速空胴1
として直方体のものを用いたが、これに限ることなく実
施できる。例えば円筒型加速空胴を用いてもよい。要は
マイクロ波3の入力によって高周波加速電場Eがつくら
れる加速空胴1であればよい。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以
下に示すような種々の構成でも可能である。例えば、上
記実施例では、加速空胴1を移動させる手段として、ラ
インストレッチャー4を用いたが、これは加速空胴1を
移動できるものであればどのような構成にしてもよい。
例えば、フレキシブル導波管を用いてもよい。また、上
記実施例では、取り出しパイプ7の材質として純鉄を用
いたが、これは一様磁場Bを遮蔽できる材質であれば何
を用いてもよい。また、上記実施例では、マイクロ波3
の周波数として3[GHz]、一様磁場Bの強度として
0.11[T]を選んだが、これもマイクロトロンの同
期条件を満たしていれば、どのような周波数、磁場強度
にしてもよい。例えば、マイクロ波3の周波数として4
[GHz]、磁場強度として0.15[T]を選び、加
速空胴1での電子eの一回当りの加速エネルギーを0.
537[MeV]、電子eの軌道間隔を23.87[m
m]としてもよい。また、上記実施例では、加速空胴1
として直方体のものを用いたが、これに限ることなく実
施できる。例えば円筒型加速空胴を用いてもよい。要は
マイクロ波3の入力によって高周波加速電場Eがつくら
れる加速空胴1であればよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、偏向パイプを用いずに
複数種類のエネルギーの電子ビームを取り出すことがで
きるので、小型なマイクロトロン電子加速器を提供でき
るという効果がある。
複数種類のエネルギーの電子ビームを取り出すことがで
きるので、小型なマイクロトロン電子加速器を提供でき
るという効果がある。
【図1】本発明によるマイクロトロン電子加速器の一実
施例を示す構成図。
施例を示す構成図。
【図2】本発明によるマイクロトロン電子加速器の他の
実施例を示す構成図。
実施例を示す構成図。
【図3】従来のマイクロトロン電子加速器の構成図。
1…加速空胴 2…電磁石のポー
ルプレート 3…マイクロ波 4…ラインストレ
ッチャー 5…電子銃 6…ビーム通過孔 7…取り出しパイプ 8…偏向パイプ 9…電子軌道
ルプレート 3…マイクロ波 4…ラインストレ
ッチャー 5…電子銃 6…ビーム通過孔 7…取り出しパイプ 8…偏向パイプ 9…電子軌道
Claims (4)
- 【請求項1】マイクロ波を入力し高周波加速電場をつく
る加速空胴を一様磁場内に配置し、上記磁場Bと電場E
により電子を円軌道運動させて加速するマイクロトロン
電子加速器において、上記加速空胴を上記一様磁場内で
移動する手段を設けて構成したことを特徴とするマイク
ロトロン電子加速器。 - 【請求項2】請求項1記載のマイクロトロン電子加速器
において、上記円軌道運動をしている電子を取り出す取
り出しパイプを上記一様磁場内に固定して設けたことを
特徴とするマイクロトロン電子加速器。 - 【請求項3】請求項2記載のマイクロトロン電子加速器
において、上記取り出しパイプが1個であることを特徴
とするマイクロトロン電子加速器。 - 【請求項4】請求項2記載のマイクロトロン電子加速器
において、上記取り出しパイプの入り口が上記加速空胴
の移動線上に配置されたことを特徴とするマイクロトロ
ン電子加速器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274687A JPH06124799A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | マイクロトロン電子加速器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274687A JPH06124799A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | マイクロトロン電子加速器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124799A true JPH06124799A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17545167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4274687A Pending JPH06124799A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | マイクロトロン電子加速器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06124799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114486961A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-13 | 上海交通大学 | 多能段易操控超快电子衍射装置 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4274687A patent/JPH06124799A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114486961A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-13 | 上海交通大学 | 多能段易操控超快电子衍射装置 |
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