JPH06124404A - 理想イコライザ補正機能を具備した磁気テープ装置及び磁気テープ装置の理想イコライザ補正方法 - Google Patents

理想イコライザ補正機能を具備した磁気テープ装置及び磁気テープ装置の理想イコライザ補正方法

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JPH06124404A
JPH06124404A JP26998692A JP26998692A JPH06124404A JP H06124404 A JPH06124404 A JP H06124404A JP 26998692 A JP26998692 A JP 26998692A JP 26998692 A JP26998692 A JP 26998692A JP H06124404 A JPH06124404 A JP H06124404A
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waveform
circuit
equalizer
data
ideal
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JP26998692A
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Takashi Miyako
▲たかし▼ 宮子
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は理想イコライザ補正機能を具備した
磁気テープ装置及び磁気テープ装置の理想イコライザ補
正方法に関し、常に最適なイコライザ特性を持つ回路を
実現し、データの誤り率を低下させ、高信頼性を達成す
ることを目的とする。 【構成】 記録媒体3から読みだしたリード信号を復調
するリード復調系に、イコライザ回路7Aを備えた磁気
テープ装置において、リード復調系に、リード信号の波
形を、理想波形と比較する波形比較回路9を設け、イコ
ライザ回路7Aに、外部からの信号により、イコライザ
の特性を可変可能な特性可変イコライザ回路10を設
け、波形比較回路9の波形比較結果に基づく補正データ
により、特性可変イコライザ回路10の特性を最適化す
る。この場合ROM12に理想波形のデータを格納して
おき、このデータを読みだして、リード信号波形との比
較を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、理想イコライザ補正機
能を具備した磁気テープ装置及び磁気テープ装置の理想
イコライザ補正方法に関する。
【0002】近年、磁気テープ装置は、磁気ディスク装
置のデータバックアップを主目的として利用されてい
る。従って、磁気ディスク装置とのデータ転送が高速に
なるにつれて、磁気テープ装置も、多トラック転送や、
高記録密度、高速走行を実現させることで、転送速度を
向上している。
【0003】また、大型コンピュータシステムでは、外
部記憶装置に対し、莫大なデータを短時間で、入出力す
ることが要求されるため、データ転送や、長期安定稼働
の面で、高い信頼性のある装置が要求されることにな
る。
【0004】
【従来の技術】図16は、従来の磁気テープ装置におけ
る変復調部の構成図あり、図16中、1はライトモジュ
レーション回路、2はライトヘッド、3は磁気テープ、
4はリードヘッド、5はプリアンプ回路、6はAGC
(Automatic Gain Control:自動利得制御) 回路、7は
微分・イコライザ回路、8はデータ復調回路を示す。
【0005】従来、磁気テープ装置においては、磁気テ
ープに対するデータのライト(Write)/リード
(Read)を行う場合に、データの変調/復調処理を
行っていた。その際使用する変復調部の構成を図16に
示す。
【0006】この回路において、ライトモジュレーショ
ン回路1とライトヘッド2は、記録系を構成し、リード
ヘッド4、プリアンプ回路5、AGC6回路、微分・イ
コライザ回路7、データ復調回路8は、再生系を構成す
る。
【0007】そして、変復調部は、ライトモジュレーシ
ョン回路1からなるライト変調系の回路と、プリアンプ
回路5、AGC6回路、微分・イコライザ回路7、デー
タ復調回路8等からなるリード復調系の回路とで構成さ
れる。上記変復調部におけるライト/リード時のデータ
処理は、次のようにして行なっている。
【0008】すなわち、データのライト時には、ライト
モジュレーション回路1によって変調処理した後(NR
ZI→DDNRZI変換も行う)、ライトヘッド2によ
り、磁気テープ3上にデータを書き込む。
【0009】データのリード時には、リードヘッド4に
より、磁気テープ3上のデータを読み込み、プリアンプ
回路5で増幅した後、AGC回路6で利得制御を行っ
て、振幅が一定の信号(アナログ信号)とする。
【0010】その後、微分・イコライザ回路7により、
波形の成形(等化処理)を行ない、データ復調回路8で
パルス化を行って、データの復調を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1)、上記微分・イコライザ回路7は、記録媒体であ
る磁気テープ3から読み出した信号をパルス化する上
で、その波形を最適化する処理を行っている。しかし、
磁気テープ3の磁化状態の違いや、ヘッド特性のバラツ
キが大きいため、イコライザ特性を最適化することは、
極めて困難なことである。
【0012】(2)、上記微分・イコライザ回路7にお
ける信号波形の最適化を行った場合でも、リード復調系
全てを考慮した場合、読み取り波形に対して、その回路
が最適であるとは言えず、最悪の場合には、リードエラ
ーを誘発することもある。
【0013】(3)、磁気テープ装置におけるイコライ
ザ特性を最適化することは、媒体(磁気テープ)とヘッ
ド間のスペーシングロスや、ヘッドの分解能特性、或い
は媒体の保持力(Hc)等を考慮し、決定していかなけ
ればならない。
【0014】しかし、これら全ての要素を考慮してイコ
ライザ特性を決定することは、非常に困難である。特
に、各要素のバラツキが大きくなる場合は、その特性を
決定する自由度は、ますます小さくなる。
【0015】本発明は、このような従来の課題を解決
し、常に最適なイコライザ特性を持つ回路を実現し、デ
ータの誤り率を低下させ、高信頼性を達成することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図16と同じものは、同一符号で示
してある。また、9は波形比較回路、10は特性可変イ
コライザ回路、11は波形比較部、12はROM(Read
Only Memory)を示す。
【0017】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1)、記録媒体3から読みだしたリード信号を復調す
るリード復調系に、該リード信号波形の等化処理を行う
イコライザ回路7を備えた磁気テープ装置において、上
記リード復調系に、上記リード信号の波形を、理想波形
と比較する波形比較回路9を設けると共に、上記イコラ
イザ回路7に、外部からの信号により、イコライザの特
性を可変可能な特性可変イコライザ回路10を設け、上
記波形比較回路9の波形比較結果に基づく補正データに
より、上記特性可変イコライザ回路10の特性を最適化
するようにした。
【0018】(2)、上記構成(1)において、波形比
較回路9に、不揮発性メモリ(ROM12)を設けると
共に、該不揮発性メモリ(ROM12)に、予め、理想
波形のデータを格納しておき、上記波形比較を行う場
合、該不揮発性メモリ(ROM12)のデータを読みだ
して、リード信号波形との比較を行うようにした。
【0019】(3)、記録媒体3から読みだしたリード
信号を復調するリード復調系に、該リード信号波形の等
化処理を行うイコライザ回路7を備えた磁気テープ装置
の理想イコライザ補正方法であって、上記記録媒体3に
記録されたデータを読み取る過程で、上記リード信号波
形と、理想波形との波形比較処理を行い、該波形比較結
果に基づく補正データにより、上記イコライザ回路7の
特性を可変して、イコライザ特性を最適化するようにし
た。
【0020】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。先ず、波形比較回路9では、読み込んだ
リード信号を、サンプリングした後、ディジタル化した
データを、内部のレジスタに格納する。そして、波形比
較部11では、該レジスタに格納してあるリード信号の
波形と、ROM12内の理想波形と比較する。
【0021】上記波形比較部11では、この比較処理を
行うことで、補正するファクタと、その補正量を求め、
その補正データを、特性可変イコライザ回路10に設定
し、特性可変イコライザ回路10の特性を変える。
【0022】例えば、分解能が低い状態で読まれたデー
タは、常に理想波形のデータよりも高い値が得られるた
め、特性可変イコライザ回路10に設定する値を、減少
させ、これにより、イコライザのQ値を増加させる。
【0023】また、逆に、分解能が高い状態で読まれた
データは、理想波形のデータよりも、低い値が得られる
ため、特性可変イコライザ回路10に設定する値を、増
加させ、これにより、イコライザのQ値を減少させる。
【0024】このようにして、数回データをスキャニン
グし、同様な試行を繰り返すことにより、理想波形のデ
ータとの差分を、小さくし、イコライザを最適化するこ
とが出来る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図15は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図15中、図1、及び図16と同じものは、
同一符号で示してある。また、14はMPU(Micro-Pr
ocessor)、15はアナログ/ディジタル変換器( Anal
og to Digital Converter:以下「ADC」とい
う)、16はレジスタ、17はディジタル/アナログ変
換器(Digital to Analog Converter:以下「DA
C」という)、18はDACレジスタ、19はサンプル
ホールド回路、21は高域通過フィルタ(HighPass Fil
ter:以下「HPF」という)(1次HPF)、22、
23は低域通過フィルタ(Low Pass Filter :以下「L
PF」という)(1次LPF)、24はDACを示す。
【0026】更に、26は1次LPF、27は電圧−電
流変換回路、28は可変電流源、30はDAC、31は
2次LPF、32、33は電圧−電流変換回路、34、
35は可変電流源、36は電流可変回路、C、C1 、C
2 はコンデンサ、Q1〜Q20はトランジスタ、R1〜
R14、RE 、RE1、RE2は抵抗を示す。
【0027】:変復調部の説明 −1:変復調部の回路構成の説明・・・図2参照 本実施例は、従来例と同様な磁気テープ装置に適用した
例であり、その変復調部の構成を図2に示す。
【0028】この回路において、ライトモジュレーショ
ン回路1とライトヘッド2は、記録系を構成し、リード
ヘッド4、プリアンプ回路5、AGC6回路、微分・イ
コライザ回路7、データ復調回路8は、再生系を構成す
る。
【0029】そして、変復調部は、ライトモジュレーシ
ョン回路1からなるライト変調系の回路と、プリアンプ
回路5、AGC6回路、微分・イコライザ回路7、デー
タ復調回路8、波形比較回路9等からなるリード復調系
の回路とで構成される。
【0030】−2:変復調部の動作の説明・・・図2
参照 上記変復調部におけるライト/リード時のデータ処理
は、次のようにして行なう。すなわち、データのライト
時には、ライトモジュレーション回路1によって変調処
理した後(NRZI→DDNRZI変換も行う)、ライ
トヘッド2により、磁気テープ3上にデータを書き込
む。
【0031】データのリード時には、リードヘッド4に
より、磁気テープ3上のデータを読み込み、プリアンプ
回路5で増幅した後、AGC回路6で利得制御を行っ
て、振幅が一定の信号(アナログ信号)とする。
【0032】その後、微分・イコライザ回路7により、
波形の成形(等化処理)を行ない、データ復調回路8で
パルス化を行って、データの復調を行う。そして、上記
波形の成形(等化処理)を行う場合、波形比較回路9に
より、理想波形との比較を行って、最適化処理を行う。
【0033】:波形比較回路9の説明 −1:波形比較回路9の構成の説明・・・図3参照 波形比較回路9の構成を図3に示す。図示のように、波
形比較回路9は、R0M12、MPU14、ADC1
5、レジスタ16、DAC17、DACレジスタ18、
サンプルホールド回路19等で構成する。
【0034】上記MPU14は、波形比較回路9内の全
体の制御を行うプロセッサであり、波形の比較処理(図
1の波形比較部11の処理に対応)等を行うものであ
る。ADC15は、上記AGC回路6からのリード信号
(アナログ信号)と、サンプリングクロックを入力し、
ディジタル信号に変換するものであり、レジスタ16
は、ADC15で変換したデータを格納するものであ
る。
【0035】ROM12は、リード信号の理想的な信号
波形(理想波形)のデータを格納しておくメモリであ
る。この理想波形のデータは、例えば、製品(磁気テー
プ装置)の工場出荷時に、予め求めておいたデータを上
記ROM12内に格納しておき、装置の使用時に、MP
U14が読みだして使用するものである。
【0036】DACレジスタ18は、MPU14による
波形比較処理を行った後、該MPU14が出力データを
格納するレジスタであり、DAC17は、DACレジス
タ18のデータを、アナログ信号に変換するものであ
る。
【0037】サンプルホールド回路19は、DAC17
で変換したアナログ信号をサンプリングし、かつ、ホー
ルドして、このホールドしたデータを、上記微分・イコ
ライザ回路7へ出力するものである。
【0038】−2:波形比較回路9の動作の説明・・
・図3参照 先ず、ADC15では、読み込んだ信号(RD波形)
を、サンプリングした後、ディジタル化したデータを、
レジスタ16に格納する。その後MPU14は、レジス
タ16のデータを、ROM12内の理想波形のデータと
比較する。
【0039】MPU14では、この比較処理を行うこと
で、補正するファクタと、その補正量を求め、そのデー
タを、DACレジスタ18に設定する。この設定によ
り、DAC17では、DACレジスタ18の設定データ
を、ディジタルデータに変換する。
【0040】その後、サンプルホールド回路19によ
り、サンプリングを行い、サンプリングしたデータをホ
ールドする。そして、ホールドしたデータは、微分・イ
コライザ回路7の各イコライザ回路へ出力する。
【0041】:微分・イコライザ回路7の説明 −1:回路構成の説明・・・図4参照 上記微分・イコライザ回路7の構成図を、図4に示す。
図示のように、微分・イコライザ回路7は、HPF(1
次HPF)21(微分)、LPF(1次HPF)22、
23、DAC24、特性可変イコライザ回路10等で構
成する。
【0042】この特性可変イコライザ回路10は、この
例では、1次全帯域通過フィルタ(All Pass Filter :
以下「APF」という)と、2次LPFとで構成されて
おり、DAC24の値により特性が可変出来るように構
成されている。
【0043】この回路では、上記HPF21に、AGC
回路6からの信号が入力し、LPF23からデータ復調
回路8へデータを出力する。また、上記サンプルホール
ド回路19(図3参照)らのデータは、DAC24に入
力し、ここでアナログ信号に変換した後、特性可変イコ
ライザ回路10へ信号を入力する。
【0044】−2:イコライザ特性の可変原理(1次
LPFの例)の説明・・・図5参照 イコライザ特性の可変原理(1次LPFの例)の説明図
を図5に示す。図5では、上記特性可変イコライザ回路
10内に設けられた1次LPF26により、イコライザ
の特性を可変する場合の原理を示している。
【0045】例えば、1次LPF26は、電圧−電流変
換回路27及び、この電圧−電流変換回路27の電流源
となっている可変電流源28とからなり、電圧−電流変
換回路27に、容量負荷C1が接続された構成となって
いる。
【0046】そして、可変電流源28には、上記DAC
24からの信号を入力して、電流値を可変するようにな
っている。従って、DAC24の出力を変えれば、可変
電流源28の出力電流が可変出来る。
【0047】可変電流源28の出力電流が可変出来る
と、電圧−電流変換回路27の電流が可変となり、これ
により、フィルタのカットオフ周波数fや、フィルタの
Qを自由に選択する事ができる。
【0048】すなわち、上記1次LPF26を用い、外
部からの制御信号(DAC24の設定値)により、イコ
ライザ特性を可変する事が出来る。 −3:イコライザ特性の可変原理(2次LPFの例)
の説明・・・図6参照 イコライザ特性の可変原理(2次LPFの例)の説明図
を図6に示す。図6では、上記特性可変イコライザ回路
10内に設けられた2次LPF31により、イコライザ
の特性を可変する場合の原理を示している。なお、この
例では、上記微分・イコライザ回路7内に、DAC30
を追加する。
【0049】例えば、2次LPF31は、2つの電圧−
電流変換回路32、33及び、これらの電圧−電流変換
回路32、33の電流源となっている2つの可変電流源
34、35とからなり、電圧−電流変換回路32、33
に、それぞれ容量負荷C1、C2が接続された構成とな
っている。
【0050】そして、可変電流源34、35には、DA
C24、DAC30からの信号を入力して、電流値を可
変するようになっている。従って、DAC24、DAC
30の出力を変えれば、可変電流源34、35の出力電
流が可変出来る。
【0051】可変電流源34、35の出力電流が可変出
来ると、電圧−電流変換回路32、33の電流が可変と
なり、これにより、フィルタのカットオフ周波数fや、
フィルタのQを自由に選択する事ができる。
【0052】すなわち、上記2次LPF31を用い、外
部からの制御信号(DAC24、30の設定値)によ
り、イコライザ特性を可変する事が出来る。以上のよう
に、1次LPF或いは2次LPFにより、イコライザ特
性を可変出来るが、実際には、波形の成形に最も影響を
及ぼす2次LPF(図6参照)を、可変イコライザとし
て用いる。
【0053】:記録波形の説明・・・図7参照 上記磁気テープ3上に記録したデータから得られる信号
の波形を、図7に示す。図7Aは、1f波形、図7B
は、(1/6)f波形を示す。
【0054】この1fの波形は、磁気テープ上に記録さ
れた通常の記録データを読み取って得られる信号波形で
あり、(1/6)f波形は、磁気テープ上に、最高周波
数の(1/6)(f/6)で記録されたデータ(論理B
OTに続く(1/6)f記録領域に記録したデータ)を
読み取って得られる信号の波形である。
【0055】図示のように、1f波形では、磁気テープ
上に記録されたデータが、「11111・・・」のよう
になっていると、微分・イコライザ回路7の出力信号
(EQ出力)は、図示のような連続した波形となる。従
って、ピークパルスも、連続したパルスとなる。
【0056】これに対して、(1/6)f波形では、磁
気テープ上のデータが、「1000001000001
00000・・・」のようになっており、微分・イコラ
イザ回路7の出力信号(EQ出力)は、データが「1」
の部分でのみ現れる波形となっている。
【0057】従って、ピークパルスも、データが「1」
の部分でのみ、所定のパルスが出力する。 :理想イコライザ補正処理(動作)の説明 −1:波形図に基づく説明・・・図8〜図11参照 図8〜図11に各信号の波形を示す。各図共、横軸はビ
ット間隔を示し、縦軸は振幅(電圧)を示す。
【0058】また、H1は理想波形(上記ROM12に
格納する理想的な信号波形)、H2はリード信号(実際
に読みだした信号)の波形であり、いずれの波形も正規
化された波形を図示してある。
【0059】磁気テープ3上に、最高周波数fの6分の
1{(1/6)f}で記録されたデータを読み取ると、
図9に示したリード信号の波形H2が得られる。これに
対して、他のデータのビット干渉を受けにくい理想的な
信号波形は、一般的に、COS4 (ω*t0 /6)のス
ペクトラムを持つ(但し、t0 は、ビットセルを示す)
事が知られており、その波形は、図8のようになる(波
形H1参照)。
【0060】そこで、図8において、理想的な信号波形
H1をサンプリングして、波形データを得る。この場
合、例えば、この波形を、f(t)とし、t=0、Δ
t、2Δt、・・・に対するf(t)の値(電圧の振幅
値)をサンプリングして求める。1例として、その値は
次の通りである。
【0061】すなわち、この例では略、f(0)=1、
f(Δt)=0.96、f(2Δt)=0.85、f
(3Δt)=0.72、f(4Δt)=0.58、f
(5Δt)=0.40、f(6Δt)=0.25、f
(7Δt)=0.14、f(8Δt)=0.07、f
(9Δt)=0.03、f(10Δt)=0.0x、・
・・のようになる。
【0062】このサンプリングにより得られた理想波形
のデータは、上記ROM12に格納しておく(図3参
照)。また、上記図9に示した信号波形は、分解能(こ
こでは、ヘッド媒体系を総合し、読み取り波形の特性
を、このファクターで代用する)が通常(ノーマル)の
場合で、イコライザを補正しなくても理想波形H1と、
リード時の波形H2がかなり類似している。
【0063】これは、分解能が、ノーマル時のイコライ
ザ特性が、初期値で、かつ、最適値となるように、設定
されているためである。図9において、Δtは、Δt=
ビット間隔/nで定義され、nは任意の整数(この例で
は、n=10)である。またVPKはピーク電圧であり、
PK=f(0)の関係がある。
【0064】なお、リード信号の波形H2では、f{Δ
t×(i−1)}>f(Δt×i)の関係(i=1〜
n)があれば、正常な波形であるが、湧きだしの影響が
あると、この関係が成り立たなくなる。
【0065】上記分解能が悪化した場合、例えば図10
Aの波形H2のようになる。この場合、イコライザのQ
を高くする補正を行うことで、波形H2を、理想波形H
1に近似させることが出来る。その結果、図10Bのよ
うな波形となる。
【0066】分解能が高くなると、例えば、図11Aの
波形H2のようになる。この場合、イコライザのQを低
くする補正を行うことで、波形H2を、理想波形H1に
近似させることが出来る。その結果、図11Bのような
波形となる。
【0067】−2:波形比較回路9及び、微分・イコ
ライザ回路7での処理説明・・・図2〜図4参照 先ず、ADC15(図3参照)では、読み込んだ信号
(RD波形)を、サンプリングした後、ディジタル化し
たデータを、レジスタ16に格納する。MPU14は、
レジスタ16のデータを、ROM12内のデータと比較
する。
【0068】すなわち、MPU14は、リード信号の波
形(上記H2)と、理想波形(上記H1)との波形比較
を行う。MPU14では、この比較処理を行うことで、
補正するファクタと、その補正量を求め、そのデータ
を、DACレジスタ18に設定する。この設定により、
DAC17では、DACレジスタ18の設定データを、
ディジタルデータに変換する。
【0069】その後、サンプルホールド回路19によ
り、サンプリングを行い、サンプリングしたデータをホ
ールドする。そして、ホールドしたデータは、微分・イ
コライザ回路7の各イコライザ回路へ出力する。
【0070】この場合、微分・イコライザ回路7では、
DAC24(図6の場合は、DAC24と、DAC3
0)で、上記サンプルホールド回路19から送られてき
たデータ(補正データ)を、アナログ信号に変換した
後、特性可変イコライザ回路10の特性を変える(可変
電流源の電流を可変する)。
【0071】例えば、上記のように、分解能が低い状態
で読まれたデータ(図10参照)は、常に理想波形のデ
ータよりも高い値が得られるため、DACレジスタ18
に設定する値を、減少させ、これにより、イコライザの
Q値を増加させる。
【0072】また、逆に、分解能が高い状態で読まれた
データ(図11参照)は、理想波形のデータよりも、低
い値が得られるため、DACレジスタ18に設定する値
を、増加させ、これにより、イコライザのQ値を減少さ
せる(但し、この補正量は、微小とする)。
【0073】このようにして、数回データをスキャニン
グし、同様な試行を繰り返すことにより、理想波形のデ
ータとの差分を、小さくし、イコライザを最適化するこ
とが出来る。
【0074】:フローチャートに基づく処理の説明・
・・図12、13参照 本実施例の処理フローチャートを図12、13に示す。
以下、図12、13に基づき、図2、図3、図4を参照
しながら説明する。なお、S1〜S17は、各処理番号
を示す。
【0075】(S1):磁気テープ装置への磁気テープ
カートリッジのロード終了後、例えば、論理BOTよ
り、10mmの区間、全トラック渡り、(1/6)fの
データを記録する(図7参照)。
【0076】この処理では、磁気テープ装置内の制御部
(図示省略)からの指示により、ライトモジュレーショ
ン回路1で処理したデータを、ライトヘッド2で磁気テ
ープ上に書き込む。
【0077】(S2):上記制御部の指示により、リー
ドヘッド4で、磁気テープ3上に記録した(1/6)f
のデータを読み込む。その後、読み込んだデータ(リー
ド信号)を波形比較回路9に取り込み、内部のピーク点
検出回路(図示省略)により、各トラック毎に、データ
のピーク点(VPK=f(0))を検出(図9参照)す
る。このピーク点の検出信号は、サンプリングのトリガ
ー信号とする。
【0078】(S3):MPU14は、上記ピーク電圧
(VPK)が一定値以上かどうかを判断する。この処理
で、データの終わりや、データのドロップアウト等を検
出する。
【0079】(S4):もし、ピーク電圧(VPK)が一
定値より小さい場合には、MPU14は、サンプルデー
タが終わりかどうかを判断し、終わりでなければ、上記
S2の処理に戻る。
【0080】(S5):S4の処理で、サンプルデータ
が終わりであれば、設定エラー(10mm区間でEQの
設定が不可能なため)とする。 (S6):処理S3で、ピーク電圧(VPK)が一定値以
上の場合には、MPU14は、波形比較回路9内の所定
の回路に指示し、サンプリングパルス(SAMPLIN
G CLK)を発生させる。そして、MPU14は、内
部のカウンタ値Nを、N=1に設定する。
【0081】(S7):ADC15でサンプリングした
サンプルデータを、レジスタ16に格納する。 (S8):MPU14は、レジスタ16に格納されてい
るサンプルデータを取り出し、f{Δt×(i−1)}
>f(Δt×i)の関係を判断する。この処理は、リー
ド信号の隣合ったサンプルデータ間(振幅)の比較を行
い、湧きだしによる波形の検出を行う処理である。
【0082】この処理で、上記関係を満たしていなけれ
ば、湧きだしがあったものと判断し、上記処理S2に戻
る。 (S9):上記S8の条件を満たした場合には、MPU
14は、有効なサンプルデータであると認識し、M
(i)=f(Δt×i)とする。
【0083】(S10):MPU14は、上記Nをイン
クリメントし、N=N+1とする。 (S11):N=n(iの最大値)かどうかを判断し、
nでなければ、上記処理S7へ戻り、上記処理を繰り返
す。この時、iをインクリメントし、i=i+1とす
る。
【0084】(S12):N=n(iの最大値)の場合
には、MPU14は、レジスタ16と、ROM12から
所定のデータを取り出し、波形の比較を行う。この波形
の比較では、全サンプルデータの比較をするのではな
く、代表的な値であるN=iでの値と、理想波形との比
較を行う。
【0085】(S13):上記MPU14による波形の
比較は、次のようにして行う。今、ΔV=|V
ideal (i)−M(i)|と定義する。ここで、V
ideal (i)は、理想波形の振幅値、M(i)は、リー
ド信号の振幅値であり、ΔVは、両者の振幅値の差の絶
対値、すなわち、理想波形と、リード信号波形の振幅値
の差の絶対値である。
【0086】この場合、M(i)及びVideal (i)
は、例えば、11サンプルの場合、その中央値は、i=
5のサンプルであるから、M(5)と、Videal (5)
の値を用いる。
【0087】この処理では、MPU14は、V
ideal (i)>M(i)かどうかを判断し、V
ideal (i)>M(i)の関係を満たしていれば、分解
能が大と判断する。しかし、Videal (i)>M(i)
の関係を満たしていなければ、分解能が小と判断する。
【0088】(S14):MPU14は、分解能が大の
場合には、ΔV≦規定値の関係を調べ、この関係が満た
されていれば、処理を終了する。 (S15):上記処理S14で、ΔV≦規定値の関係が
満たされていない場合には、イコライザ特性を変更す
る。この場合、Q=Q−ΔQの補正を行い、上記処理S
2に戻る。なお、Qは、フィルタのQ値、ΔQはDAC
の補正値である。
【0089】この処理では、先ず、MPU14が、上記
「−ΔQ」に相当する補正データを、DACレジスタ1
8に設定する。DAC17では、DACレジスタ18の
データをアナログ信号に変換し、サンプルホールド回路
19から、微分・イコライザ回路7に送る。
【0090】この微分・イコライザ回路7では、上記補
正データを、DAC24でアナログ信号に変換し、特性
可変イコライザ回路10で、上記「Q=Q−ΔQ」の補
正を行う。
【0091】(S16):上記S13の処理で、分解能
が小と判断された場合には、MPU14は、ΔV≦規定
値の関係を調べ、この関係が満たされていれば、処理を
終了する。
【0092】(S17):上記処理S16で、ΔV≦規
定値の関係が満たされていない場合には、イコライザ特
性を変更する。この場合、Q=Q+ΔQの補正を行い、
上記処理S2に戻る。なお、この処理は、上記S15の
処理と同様にして行う(この場合MPU14は、「Δ
Q」に相当する補正データを、DACレジスタ18に設
定する)。
【0093】:LPFの具体例の説明 −1:1次LPFの回路例の説明・・・図14参照 1次LPFの回路例を図14に示す。この1次LPF
は、図5の1次LPF26に対応したLPFの具体例で
ある。
【0094】図示のように、この回路は、トランジスタ
Q1〜Q10、コンデンサC、抵抗R1〜R8、RE
電流可変回路36等で構成する。この回路において、図
5との対応関係は、次の通りである。コンデンサCは、
負荷C1に対応し、電流可変回路36は、可変電流源2
8に対応し、他の部分が、電圧−電流変換回路27に対
応する。
【0095】従って、上記電流可変回路36には、DA
C24の値が入力し、この値により、電流値を可変す
る。そして、トランジスタQ5のエミッタより出力を取
り出す。
【0096】なお、図14において、gm は図示回路部
分のコンダクタンス、fC は、カットオフ周波数、VT
はトランジスタの熱電圧、IC はトランジスタQ1、Q
6に流れる電流を示す。
【0097】−2:2次LPFの回路例の説明・・・
図15参照 2次LPFの回路例を図15に示す。この2次LPF
は、図6の2次LPF31に対応したLPFの具体例で
ある。
【0098】図示のように、この回路は、トランジスタ
Q1〜Q20、コンデンサC1 、C 2 、抵抗R1〜R1
4、RE1、RE2、電流可変回路36等で構成する。この
回路において、図6との対応関係は、次の通りである。
【0099】コンデンサC1 、C2 は、負荷C1、C2
に対応し、電流可変回路36は、可変電流源34、35
に対応し(1つで兼用)、他の部分が、電圧−電流変換
回路32、33に対応する。
【0100】従って、上記電流可変回路36には、DA
C24(又は30)の値が入力し、この値により、電流
値を可変する。そして、トランジスタQ14のエミッタ
より出力を取り出す。
【0101】なお、図15において、gm1、gm2は図示
回路部分のコンダクタンス、fC は、カットオフ周波
数、QはLPFのQ(感度)を示す。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0102】(1)、上記実施例のROM12は、他の
不揮発性メモリで構成しても良い。 (2)、リード信号の波形と、理想波形の比較は、上記
実施例のように、中央値で比較してもよいが、他の適当
な値で比較しても良い。
【0103】(3)、波形比較を行う場合、(1/6)
fで記録したデータを読みだして処理しても良いが、他
の記録データを用いても良い。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1)、記録媒体や、磁気ヘッド、或いは、記録媒体へ
のデータの書き込み状態の違いがあっても、常にイコラ
イザ特性を最適化出来る。
【0105】(2)、常に最適なイコライザ特性を持つ
回路を実現し、データの誤り率を低下させ、高信頼性を
達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例における変復調部の構成図であ
る。
【図3】本発明の実施例における波形比較回路の構成図
である。
【図4】本発明の実施例における微分・イコライザ回路
の構成図である。
【図5】本発明の実施例におけるイコライザ特性の可変
原理説明図(1次LPFの例)である。
【図6】本発明の実施例におけるイコライザ特性の可変
原理説明図(2次LPFの例)である。
【図7】本発明の実施例における記録波形の説明図であ
る。
【図8】本発明の実施例における理想波形のサンプリン
グの説明図である。
【図9】本発明の実施例における比較波形図(その1)
である。
【図10】本発明の実施例における比較波形図(その
2)である。
【図11】本発明の実施例における比較波形図(その
3)である。
【図12】本発明の実施例の処理フローチャート(その
1)である。
【図13】本発明の実施例の処理フローチャート(その
2)である。
【図14】本発明の実施例における1次LPFの回路例
である。
【図15】本発明の実施例における2次LPFの回路例
である。
【図16】従来の変復調部の構成図である。
【符号の説明】
3 磁気テープ 4 リードヘッド 5 プリアンプ回路 6 AGC回路 7 微分・イコライザ回路 8 復調回路 9 波形比較回路 10 特性可変イコライザ回路 11 波形比較部 12 ROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体(3)から読みだしたリード信
    号を復調するリード復調系に、 該リード信号波形の等化処理を行うイコライザ回路
    (7)を備えた磁気テープ装置において、 上記リード復調系に、上記リード信号の波形を、理想波
    形と比較する波形比較回路(9)を設けると共に、 上記イコライザ回路(7)に、外部からの信号により、
    イコライザの特性を可変可能な特性可変イコライザ回路
    (10)を設け、 上記波形比較回路(9)の波形比較結果に基づく補正デ
    ータにより、上記特性可変イコライザ回路(10)の特
    性を最適化することを特徴とした理想イコライザ補正機
    能を具備した磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 上記波形比較回路(9)に、不揮発性メ
    モリ(12)を設けると共に、 該不揮発性メモリ(12)に、予め、理想波形のデータ
    を格納しておき、 上記波形比較を行う場合、 該不揮発性メモリ(12)のデータを読みだして、リー
    ド信号波形との比較を行うことを特徴とした請求項1記
    載の理想イコライザ補正機能を具備した磁気テープ装
    置。
  3. 【請求項3】 記録媒体(3)から読みだしたリード信
    号を復調するリード復調系に、 該リード信号波形の等化処理を行うイコライザ回路
    (7)を備えた磁気テープ装置の理想イコライザ補正方
    法であって、 上記記録媒体(3)に記録されたデータを読み取る過程
    で、 上記リード信号波形と、理想波形との波形比較処理を行
    い、 該波形比較結果に基づく補正データにより、上記イコラ
    イザ回路(7)の特性を可変して、イコライザ特性を最
    適化することを特徴とした磁気テープ装置の理想イコラ
    イザ補正方法。
JP26998692A 1992-10-08 1992-10-08 理想イコライザ補正機能を具備した磁気テープ装置及び磁気テープ装置の理想イコライザ補正方法 Withdrawn JPH06124404A (ja)

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