JPH06123732A - 渦流式探傷プローブ - Google Patents

渦流式探傷プローブ

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JPH06123732A
JPH06123732A JP4272896A JP27289692A JPH06123732A JP H06123732 A JPH06123732 A JP H06123732A JP 4272896 A JP4272896 A JP 4272896A JP 27289692 A JP27289692 A JP 27289692A JP H06123732 A JPH06123732 A JP H06123732A
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JP
Japan
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coils
eddy current
exciting
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coil
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JP4272896A
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Motoharu Goto
藤 元 晴 後
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 励磁により発生する磁界の影響を減少させ、
本来の欠陥検出に係わる信号成分を良好に検知し、それ
により欠陥検出性能を向上させうる渦流式探傷プローブ
を提供する。 【構成】 励磁用一次コイル(2,2a,2b)および
これとほぼ同一径の検出用二次コイル(3,3a,3
b)を共通の軸心上に軸方向に並置した渦流式探傷プロ
ーブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は励磁用一次コイルおよび
検出用二次コイルを有する渦流式探傷プローブに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】渦流探傷試験に使用される渦流式探傷プ
ローブには、社団法人日本非破壊検査協会発行の渦流探
傷試験II(1989)の図5.6に示されているよう
に、一般に自己誘導形試験コイルを用いるものと相互誘
導形試験コイルを用いるものとの2種類がある。いずれ
にしても、同図に示されているように、励磁用一次コイ
ルと被検査体との間に検出用二次コイルが位置するよう
に構成されるのが普通である。
【0003】図6は従来の相互誘導形試験コイルを備え
た渦流式探傷プローブを示すものである。プローブボビ
ン101に円筒形の励磁用一次コイル102が巻装され
ている。この励磁用一次コイル102の外周上に同軸的
に軸方向に並置された2組の検出用二次コイル103a
および103bが全体として一次コイル102に対して
同心的に巻装されている。このようなコイルを有する探
傷プローブは円筒形の被検査体104の中に配置され、
軸方向に移動しながら渦流探傷試験を行う。
【0004】一次コイル102には発振器5から出力増
幅器6を介して探傷に適した周波数および振幅の励磁電
流が供給される。二次コイル103a,103bはそれ
ぞれ外部に引き出されてブリッジ回路7に接続されてい
る。常時は両二次コイル103a,103bの出力信号
は平衡しており、したがってブリッジ回路7もまた平衡
しており、その出力はゼロである。被検査体104に欠
陥が存在する等により検出用二次コイル103a,10
3bの出力信号に不平衡が生ずると、その不平衡分が位
相検波器8に検知され出力される。
【0005】この種の探傷プローブにおいては、図7に
示すように励磁用一次コイル102に励磁電流を流すこ
とによって被検査体104のコイル周辺に励磁磁束10
9を生じさせることにより、被検査体104中に渦電流
110を生じさせる。渦電流110の周囲には、励磁用
一次コイル102による励磁磁束109とは逆向きの渦
電流磁束111が生ずることになる。ところが、渦電流
110の振幅は被検査体104中の欠陥の有無等の物理
的要因に依存して変化する。この渦電流110の振幅変
化の結果として生ずる渦電流磁束111の変化を、両検
出用二次コイル103a,103bの出力信号の不平衡
として検知することにより欠陥検査を行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の渦流式探傷プローブには以下に述べるような不
都合があった。
【0007】欠陥検出の際、励磁用一次コイル102に
よって生ずる磁界のため、検出用二次コイル103a,
103bには励磁磁束109によって常に起電力が生じ
ており、その状態のままさらに渦電流110によって生
じた渦電流磁束111の変化を検出する必要がある。す
なわち、検出用二次コイル103a,103bは常に励
磁周波数f1の交流バイアスがかかった状態のもとで被
検査体104の欠陥による微小な欠陥信号を検出する必
要がある。ここで励磁周波数f1と、探傷プローブの移
動に伴い渦電流110が変化して生ずる磁界の変化周波
数f2とは一般に異なるため、平滑作用や位相検波によ
って周波数f1の影響を排除して周波数f2の成分のみ
を抽出することになるが、周波数f1と周波数f2とが
接近している場合や、周波数f1の信号に対して周波数
f2の信号が極端に微小である場合など、検出が困難に
なる場合が多かった。
【0008】検出用二次コイル103a,103bによ
って得られる周波数f1の検出信号成分の振幅は、励磁
用一次コイル102に流す励磁電流、および励磁用一次
コイル102と検出用二次コイル103a,103bと
の間の相互インダクタンスに大きく依存する。従来装置
では励磁用一次コイル102と被検査体104との間に
検出用二次コイル103a,103bが位置するため被
検査体104と励磁用一次コイル102とを近付けるの
には限界があり、検査に必要な大きさの渦電流を流し検
出用二次コイル103a,103bに所望の大きさの検
出信号を得るためには、より大きな励磁電流を流す必要
がある。また、励磁用一次コイル102と検出用二次コ
イル103a,103bの両者が半径方向に接近して配
置されるため、検出用二次コイル103a,103bは
励磁用一次コイル102による磁界の中に入ってしま
い、より大きな渦電流を得るべく両者間の相互インダク
タンスを小さくすることも困難である。
【0009】そこで本発明は、励磁により発生する磁界
の影響を減少させ、本来の欠陥検出に係わる信号成分を
良好に検知し、それにより欠陥検出性能を向上させうる
渦流式探傷プローブを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の渦流式探傷プローブは、励磁用一次コイルお
よびこれとほぼ同一径の検出用二次コイルを共通の軸心
上に軸方向に並置したものである。
【0011】
【作用】本発明の渦流式探傷プローブにおいては、励磁
用一次コイルと検出用二次コイルとを軸方向に並置する
ことによって両コイル間の相互インダクタンスを小さく
し、それにより励磁電流によって生ずる磁界による検出
コイルへの影響を小さくし、渦電流によって発生する磁
束すなわち被検査体の欠陥検出に係る磁束を効率よく検
出することができる。
【0012】より良好な検出性能を達成するためには、
両コイルの巻幅および間隔を、使用周波数、被検査体の
肉厚および材質等の条件を考慮して適宜定めればよい。
【0013】励磁用一次コイルを2つの単位一次コイル
に分割して軸方向に並置し、両単位一次コイルの間に検
出用二次コイルを配置することによって、各励磁コイル
からの磁界によって発生した渦電流を中間部分に配置し
た検出用二次コイルが効率よく検出することができる。
さらに、検出用二次コイルを2つの単位二次コイルに分
割して軸方向に並置し、両単位二次コイルの間に励磁用
一次コイルを配置することも可能であり、この場合は、
各励磁コイルによって発生した磁界によって生ずる渦電
流を両端の検出用二次コイルが検出するため、励磁用一
次コイルを分割した場合に比べて磁界の乱れが少なく、
安定した探傷検査を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明をより詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る渦流式探傷プローブの
一実施例を付属の電気回路と共に示すものである。
【0016】図1(a)に示すように、励磁用一次コイ
ルおよび検出用二次コイルは共に同一構造の2組のコイ
ル2a,2b,3a,3bに分割され、これらのコイル
は、2組の励磁用一次コイル2a,2bの中間に2組の
検出用二次コイル3a,3bが位置するようにプローブ
ボビン1に対し同軸的に軸方向に相互間隔Sで並置され
ている。励磁用一次コイル2a,2bおよび検出用二次
コイル3a,3bは共にほぼ同一の外径を有し、双方の
コイルの軸方向の中間点Oで左右対称にるように配置さ
れている。両コイル2a,2bおよび3a,3bはそれ
ぞれ被検査体4の寸法に応じて、軸方向寸法が1〜3mm
程度、直径が8〜30mm程度である。
【0017】一次コイル2a,2bには発振器5から出
力増幅器6を介して所定の周波数および振幅の励磁電流
が供給される。二次コイル3a,3bの出力端はそれぞ
れ外部に引き出されブリッジ回路7に接続されている。
二次コイル3a,3bの不平衡出力がブリッジ回路7お
よび位相検波器8を介してに検知され欠陥検出信号とし
て出力される。
【0018】この場合、図1(b)に示すように、励磁
用一次コイル2a,2bに出力増幅器6から励磁電流が
供給されることによって、コイルの周辺には被検査体4
に作用する励磁磁束9a,9bが生じ、それにより被検
査体4に渦電流10a,10bが発生する。渦電流10
a,10bの周囲には励磁用一次コイル2a,2bによ
る磁界とは逆向きの渦電流磁束11a,11bが生ずる
ことになる。この渦電流10a,10bが被検査体4に
存在する欠陥等の物理的要因によって変化し、結果とし
て生ずる磁界の変化を検出用二次コイル3a,3bの出
力変化として検出することにより欠陥検査を行うことが
できる。
【0019】その場合、励磁用一次コイル2a,2bに
よって生じた励磁磁束9a,9bが検出用二次コイル3
a,3bに影響を及ぼし、励磁周波数f1の交流バイア
スが常に検出用二次コイル3a,3bに加わることにな
ることは既に述べた従来装置の場合と同様であるが、本
発明による渦流式探傷プローブの場合は、励磁用一次コ
イル2a,2bが検出用二次コイル3a,3bと半径方
向に重なるような配置関係すなわち同心配置ではなく、
軸方向に並置される同軸配置であるため、励磁磁束9
a,9bによる被検査体4の渦電流10a,10bを変
えずに、すなわち励磁用一次コイル2a,2bと被検査
体4との間の間隔を変えずに、励磁用一次コイル2a,
2bと検出用二次コイル3a,3bとの間の間隔を変え
ることができる。この間隔変化によって一次・二次両コ
イル間の相互インピーダンスを変化させることは容易で
あり、相互インピーダンスを低下させることによって、
検出用二次コイル3a,3bに生ずる交流バイアス成分
を低減させることができる。一方、励磁磁束9a,9b
によって被検査体4に生じた渦電流10a,10bは被
検査体4の内部を周方向に流れながら比較的長い距離を
伝達されることから、検出用二次コイル3a,3bは励
磁用一次コイル2a,2bからの交流バイアスの影響が
十分低下する距離、例えば、両コイルの軸方向寸法に対
応して0.5〜150mm程度の距離だけ離しても、周波
数f2の渦電流磁束11a,11bの変化を検知するこ
とができる。この結果、周波数f2成分に対する周波数
f1成分の占める割合が減少する。すなわち、本発明に
よる探傷プローブにおいては励磁用一次コイル2a,2
bから発生する直接的な磁束9a,9bの影響を排除
し、渦電流10a,10bの変化によって生ずる間接的
な磁束11a,11bを良好に検出することができる。
【0020】以上の実施例においては励磁用一次コイル
および検出用二次コイルをそれぞれ2組ずつ設けるもの
として説明したが、実はそれぞれ1組であっても上述の
ことは全く同様に妥当するものである。
【0021】ところで、図1に示した実施例では、励磁
用一次コイル2a,2bが検出用二次コイル3a,3b
の両側に分割して配置されているために、2組の励磁用
一次コイル2a,2bにより発生された渦電流10a,
10bが両コイル2a,2bの中間部分で重畳されるこ
とになる。そのため、渦電流10a,10bの流れに乱
れを生じ、特に両一次コイル2a,2bの条件、例えば
巻数や、配置、巻ムラ等に差異がある場合、不規則な乱
れが生ずることになるさらに、例えば励磁用一次コイル
2aと検出用二次コイル3aとの間に欠陥等が存在した
場合でも、検出用二次コイル3aには反対側の励磁用一
次コイル2bによって発生した渦電流による渦電流磁束
11bが常に印加されているため、欠陥の存在による渦
電流磁束11bの変化分を検出する感度が低下すること
になる。
【0022】図2(a)の実施例は上述の不都合を除去
すべくなされたものであり、1組の励磁用一次コイル2
を2組の検出用二次コイル3a,3bの間に配設してい
る。この実施例によれば、励磁用一次コイル2は1つし
かないため、上述の渦電流の重畳や他の励磁用一次コイ
ルによる渦電流磁束のバイアスがかかることがないた
め、感度の良好な検査を実現することができる。
【0023】図2(b)に示すように、この実施例で
は、励磁用一次コイル2によって励磁磁束9が発生し、
被検査体4に渦電流10が生ずることになる。渦電流1
0によって発生する渦電流磁束11は励磁用一次コイル
2の両側に配置された検出用二次コイル3a,3bによ
ってそれぞれ検出される。その際、励磁用一次コイル2
と検出用二次コイル3a,3bとの間の間隔を適当に選
択することによって、励磁磁束9の影響を少なくして渦
電流磁束11の検出感度を向上させることができるのは
前述の通りである。この場合、渦電流10は励磁用一次
コイル2によってのみ発生させられるため、渦電流10
の変化はコイルの条件に依存せず、被検査体4の物理的
条件、例えば欠陥の存在等を効率的に検出することがで
きる。
【0024】図3(a)および(b)は、それぞれ図1
および図2に示した実施例における励磁用一次コイル2
ないし2a,2bと検出用二次コイル3ないし3a,3
bとの間に磁気シールド12を配設した実施例を示すも
のである。磁気シールド12は例えば鉄、鉄合金、パー
マロイ、センアロイ、フェライト等の高透磁率材料によ
って作られる。励磁用一次コイルから発生する励磁磁束
が検出用二次コイルのバイアスとなって検出感度を低下
させることは既に述べた通りである。この実施例におい
ては、励磁用一次コイルと検出用二次コイルとの間に磁
気シールド12を配設することによって、励磁磁束9の
検出用二次コイルへの影響をさらに減少させたものであ
って、渦電流磁束11の変化をより高感度に検出するこ
とができる。
【0025】図4は図1の実施例に対する一変形例を示
すものである。この実施例においては、2分割された励
磁用一次コイル2a,2bの間に非分割の1組の検出用
二次コイル3を配設している。図1の実施例では2組の
検出用二次コイル3a,3bが設けられていたが、この
場合は1組の検出用二次コイル3の検出出力を、ブリッ
ジ回路を通すことなく、単に増幅器に通すことにより、
その出力信号から絶対値法に基づく渦流式探傷試験を実
施することができる。
【0026】図5は図2の実施例に対する一変形例を示
すものである。この実施例においては、2分割された検
出用二次コイル3a,3bの間に2分割された励磁用一
次コイル2a,2bを配設している。この場合、2つの
励磁用一次コイル2a,2bによりその中間部分にわず
かに渦電流を生ずるものの、検出用二次コイル3a,3
bは励磁用一次コイル2a,2bの外側に配置されてい
るため、図2の実施例において述べたと同様の作用・効
果を得ることができる。また、コイルを分割したことに
よる乱れの影響はわずかであり、この場合、励磁用一次
コイル2a,2bと検出用二次コイル3a,3bとの間
の相互インピーダンスと励磁磁束の大きさを細かく調整
することができるという利点がある。
【0027】以上詳述したごとく、本発明によれば、励
磁用一次コイルおよびこれとほぼ同一径の検出用二次コ
イルを共通の軸心上に軸方向に並置することによって、
両コイル間の相互インダクタンスを小さくし、かつ渦電
流によって発生する磁界を効率よく検出することができ
る。
【0028】また、2組の励磁用一次コイルとその中間
部に検出用二次コイルを配設することによって、各励磁
用一次コイルからの磁界によって発生した渦電流を中間
部分に巻線した検出用二次コイルが効率よく検出するこ
とができる。さらに、2組の検出用二次コイルとその中
間部に励磁用一次コイルを配設することによって、各励
磁用一次コイルによって発生した磁界によって生じた渦
電流を両端側の検出用二次コイルが検出するため、励磁
用一次コイルを分割した場合に比べ磁界の乱れが少な
く、安定した探傷試験を行うことができる。
【0029】検出用二次コイルと励磁用一次コイルとの
間に磁気シールドを配設することにより、両コイル間の
相互インダクタンスがさらに低下し、検出性能がさらに
向上する。
【0030】
【発明の効果】このように本発明によれば、励磁用一次
コイルおよびこれとほぼ同一径の検出用二次コイルを共
通の軸心上に軸方向に並置することによって、両コイル
間の相互インダクタンスを小さくし、かつ渦電流によっ
て発生する磁界を効率よく検出することの可能な高感度
の渦流式探傷プローブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による渦流式探傷プローブの一
実施例を示す断面図、(b)は同実施例の作用説明図。
【図2】(a)は本発明による渦流式探傷プローブの他
の実施例を示す断面図、(b)は同実施例の作用説明
図。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ本発明による渦流式
探傷プローブにおいて一次コイルと二次コイルとの間に
磁気シールドを配設した実施例を示す図。
【図4】2組の励磁用一次コイルの間に1組の検出用二
次コイルを配設した実施例を示す図。
【図5】2組の検出用二次コイルの間に2組の励磁用一
次コイルを配設した実施例を示す図。
【図6】従来の渦流式探傷プローブの断面図。
【図7】図6の探傷プローブの作用説明図。
【符号の説明】
1 プローブボビン 2,2a,2b 励磁用一次コイル 3,3a,3b 検出用二次コイル 4 被検査体 5 発振器 6 出力増幅器 7 ブリッジ回路 8 位相検波器 9,9a,9b 励磁磁束 10,10a,10b 渦電流 11,11a,11b 渦電流磁束

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁用一次コイルおよびこれとほぼ同一径
    の検出用二次コイルを共通の軸心上に軸方向に並置した
    渦流式探傷プローブ。
  2. 【請求項2】前記励磁用一次コイルを2組備え、前記検
    出用二次コイルを前記2組の励磁用一次コイルの間に配
    置した請求項1記載の渦流式探傷プローブ。
  3. 【請求項3】前記検出用二次コイルを2組備え、前記励
    磁用一次コイルを前記2組の検出用二次コイルの間に配
    置した請求項1記載の渦流式探傷プローブ。
  4. 【請求項4】励磁用一次コイルと検出用二次コイルとの
    間に磁気シールドを配置した請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の渦流式探傷プローブ。
  5. 【請求項5】励磁用一次コイルおよび検出用二次コイル
    は、それぞれの軸方向寸法が1〜3mm、直径が8〜30
    mmであり、両コイル間の間隔が0.5〜150mmである
    請求項1ないし4のいずれかに記載の渦流式探傷プロー
    ブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005164593A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 General Electric Co <Ge> パルス渦電流センサプローブ及び検査方法
JP2009092388A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 渦流探傷プローブ

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