JPH0612341Y2 - バーナー - Google Patents

バーナー

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JPH0612341Y2
JPH0612341Y2 JP13590688U JP13590688U JPH0612341Y2 JP H0612341 Y2 JPH0612341 Y2 JP H0612341Y2 JP 13590688 U JP13590688 U JP 13590688U JP 13590688 U JP13590688 U JP 13590688U JP H0612341 Y2 JPH0612341 Y2 JP H0612341Y2
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JP
Japan
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flame holding
holding plate
main
burner
crater
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Application number
JP13590688U
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JPH0262227U (ja
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賢次 林
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は牛乳容器等をヒートシールする際、ヒートシー
ル部の加熱に用いるバーナーに関するものである。
【従来の技術】
ヒートシール部の加熱用バーナーとしては、通常火力の
調節が容易なガスバーナーが用いられている。この種の
バーナーとしてはヒートシール部を出来るだけ均一に加
熱可能であると共に、非ヒートシール部は出来るだけ加
熱されないものであることが望ましい。したがって、第
6図に示すバーナー1′の様に、主火口2および副火口
3ならびに4を挟んで、同一高さのサイド保炎板7およ
び8を対向して立設し、加熱域を一定範囲内に限定しよ
うとすることが行われている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のバーナー1′は被加熱材
であるシート9の側端部91が該バーナー1′の上を移
動するとき、シート9が上昇気流の抵抗となるため、主
火口2からの主炎21はシート9の側端部91の外側に
逃げ易い。また、該シート9を取り囲んで存在している
冷却空気層によっても前記主炎21は側端部91の外側
に押し出されるので、ヒートシール部であるシート9の
側端部91は加熱不足となり易い。特に、バーナー1′
に最初に接近するシート9の始端部92の上下には厚い
冷却空気層があるので、主炎21はより一層側端部91
の外側に逃げ易い傾向にある。このため、シート9の所
望温度以上に昇温した加熱域9aは第5b図に示すよう
に、始端部92側で幅が狭くなる。第5b図のような過
熱域9aのシート9においては、始端部92は接着不良
となる一方、必要以上に加熱された中央部はシート9が
変色するので良好なヒートシールを行うことが出来な
い。 したがって、被加熱材の始端部から終端部まで、均一に
加熱することの出来るバーナーの考案が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためのなさ
れたもので、規則的に列設された主火口の両側に副火口
が併設されたバーナーであって、仕切り保炎板が主火口
の列設方向と交差して立設されていると共に、二枚のサ
イド保炎板が前記主火口および副火口ならびに前記仕切
り保炎板を挟んで対向して立設されており、サイド保炎
板の一方は前記仕切り保炎板に略同一高さで連接し、他
のサイド保炎板は前記仕切り保炎板より低く設けられて
いることを特徴とするバーナーを提供するものである。
【作用】
本考案になるバーナーは上記した構成であるので、バー
ナーの上に何も置かずに主火口と副火口に着火すると、
それぞれの火口から主炎と副炎が燃え上がるが、サイド
保炎板の一方が他方より高く立設されているので、炎の
2次燃焼に必要な空気は低い方のサイド保炎板から流入
するため、上昇気流は高い方のサイド保炎板の側に偏向
する。中央で大きく燃えている主炎は前記上昇気流に沿
って燃え上がるので、高い方のサイド保炎板側に偏向す
る。このような状態で主炎と副炎が燃えているバーナー
の上に、被加熱物の側端部を低いサイド保炎板の上に略
一致させ、仕切り保炎板と高い方のサイド保炎板との連
接部方向に被加熱物を移動させると、被加熱物を取り囲
んでいる冷却空気層は上昇気流を被加熱物の側端部側に
押し出そうとすると共に、移動方向にも押す。被加熱物
の移動方向に押された上昇気流は、仕切り保炎板に突き
当たって高いサイド保炎板の側の偏向しようとするの
で、上記した側端部側に押し出そうとする力とバランス
する。したがって、主炎が被加熱物の側端部から外側に
逃げることがない。このように、本考案のバーナーの主
炎は左右に揺らぐことなく安定して被加熱物の始端部か
ら終端部までほぼ直線的に加熱することが出来る。
【実施例】
つぎに本考案を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。 図中1は本考案のバーナーであって、主火口2と副火口
3および4が角パイプ状のガス管5の長手方向に同一ピ
ッチで列設されている。主火口2は上方に向けられたガ
ス管5の角部の頂部に上向きに列設されており、該主火
口2の両側に主火口2より小さく穿設された副火口3お
よび4は、後述するサイド保炎板7または8の方向にそ
れぞれ向けられ、互いに隣接する主火口2同士の中間位
置に設けられている。主火口2および副火口3、4の火
力はガス管5に供給する燃焼ガスの圧力を調節すること
により同時に調節可能である。 主火口2の3個毎に該主火口2の列設方向と略45度で
交差する仕切り保炎板6が立設されている。また、前記
主火口2および副火口3、4ならびに前記仕切り保炎板
6を挟んでサイド保炎板7および8が対向して立設され
ている。サイド保炎板7は前記仕切り保炎板6と同一高
さであって、該仕切り保炎板6の一端と連接している。
サイド保炎板8は対向するサイド保炎板7より低く、か
つ前記仕切り保炎板6とは連接していない。 次に、上記構成の本考案のバーナー1を用いて被加熱物
として、例えば牛乳パックのヒートシール成形用ブラン
クシート9を加熱する方法について説明すると、先ずガ
ス管5に燃焼ガスを供給し、スパークプラグ等の手段に
よって、サイド保炎板7と8との間に滞留している燃焼
ガスに着火する。副火口3または4から出てサイド保炎
板7または8に向かった後、それぞれのサイド保炎板に
沿って上昇する副炎31および41の火力を、炎の頂点
がサイド保炎板8と略同一か若干低くなるように、前記
ガス管5に供給する燃焼ガスの圧力を調節する。このよ
うにガス管5に供給する燃焼ガスの圧力を調節すると、
主火口2の主炎21は高い方のサイド保炎板7より幾分
高くなる。サイド保炎板7または8に当たって向きを変
えた、副炎31と41は、それぞれ火口近くで燃焼す
る。主火口2から出た燃焼ガスは前記副炎31および4
1の熱で加熱されるので、主火口2の近くで早目に燃焼
し、安定した主炎21が得られる。主炎21および副炎
31ならびに41によって加熱された空気は上昇気流と
なってバーナー1の上方に立ち昇って行くが、サイド保
炎板7の方がサイド保炎板8より高く設けられているの
で、前記主炎21は第2図に示すようにサイド保炎板7
の側に偏向して燃える。 第2図に示すように主炎21および副炎31ならびに4
1が調節されたバーナー1の上に、前記シート9が側端
部91を低いサイド保炎板8の上方に略一致させ、第3
図のように仕切り保炎板6とサイド保炎板7との連接部
の方向(図面右から左)に一定の高さを保ちながら一定
速度で移動させる。シート9の移動に伴って上昇気流に
対する抵抗が発生し、また該シート9を取り囲んでいる
冷却空気層が主炎21を側端部91の外側に押し出そう
とする。しかし、前記冷却空気層は主炎21をシート9
の進行方向により大きな力で押すため、上昇気流は仕切
り保炎板6に突き当たり、該仕切り保炎板6に沿ってサ
イド保炎板7の方向に偏向しようとする。このため主炎
21もサイド保炎板7の側に偏向しようとするので、主
炎21はシート9の始端部92が移動して来た時にも、
側端部91の外側に偏向して逃げることは殆どなく、主
火口2の略上方に立ち昇るため、シート9の加熱域9a
は第5a図に見るように、側端部92から終端部93ま
で殆ど直線となる。なお、第3図では副炎31および4
1は記載していない。 本考案のバーナー1において仕切り保炎板6の主火口2
との交差角度は、主火口2と副火口3、4の列設するピ
ッチ、離間させる距離、あるいは火力の比、サイド保炎
板7および8の高低差、被加熱物であるシート9の移動
速度等によって適宜変更することが出来るものである。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案になるバーナーは規則的に
列設された主火口の両側に副火口が併設されたバーナー
であって、仕切り保炎板が主火口に列設方向と交差して
立設されていると共に、二枚のサイド保炎板が前記主火
口および副火口ならびに前記仕切り保炎板を挟んで対向
して立設されており、サイド保炎板の一方は前記仕切り
保炎板に略同一高さで連接し、他のサイド保炎板は前記
仕切り保炎板より低く設けられているので、被加熱物が
バーナーの上を移動するときにも、主炎は略上方に燃え
上がるのみで、被加熱物の側端部から外側に逃げること
がない。このため、従来の加熱バーナーに比べ、被加熱
物の始端部に於いても加熱域が狭まることがなく、始端
部から終端部までほぼ直線状の加熱域が得られる。 したがって、本考案のバーナーによれば、始端部および
終端部においても接着不良が発生することがなく、また
中央部においては不要に過熱されることがないため変色
することがない。さらに、入熱のミニマム化を図ること
も出来る。このように本考案のバーナーはヒートシール
用加熱バーナーとして極めて有用なバーナーである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるバーナーの平面図、第2図は一実
施例のA−A断面を示す説明図、第3図は一実施例の使
用状態の斜視図、第4図は一実施例の使用状態のA−A
断面を示す説明図、第5a図と第5b図は加熱域を示す
説明図、第6図は比較例の断面説明図である。 1、1′……バーナー、 2……主火口、 21……主炎、 3……副火口、 31……副炎、 4……副火口、 41……副炎、 5……ガス管、 6……仕切り保炎板、 7、8……サイド保炎板、 9……シート、 91……側端部、 92……始端部、 93……終端部、 9a……加熱域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】規則的に列設された主火口の両側に副火口
    が併設されたバーナーであって、仕切り保炎板が主火口
    の列設方向と交差して立設されていると共に、二枚のサ
    イド保炎板が前記主火口および副火口、ならびに前記仕
    切り保炎板を挟んで対向して立設されており、サイド保
    炎板の一方は前記仕切り保炎板に略同一高さで連接し、
    他のサイド保炎板は前記仕切り保炎板より低く設けられ
    ていることを特徴とするバーナー。
JP13590688U 1988-10-18 1988-10-18 バーナー Expired - Lifetime JPH0612341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590688U JPH0612341Y2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 バーナー

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590688U JPH0612341Y2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 バーナー

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Publication Number Publication Date
JPH0262227U JPH0262227U (ja) 1990-05-09
JPH0612341Y2 true JPH0612341Y2 (ja) 1994-03-30

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ID=31395925

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JP13590688U Expired - Lifetime JPH0612341Y2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 バーナー

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JP4535952B2 (ja) * 2005-07-08 2010-09-01 大阪瓦斯株式会社 スス発生バーナ

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JPH0262227U (ja) 1990-05-09

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