JPH06121450A - 浸水モニタリングシステム - Google Patents

浸水モニタリングシステム

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Publication number
JPH06121450A
JPH06121450A JP4270588A JP27058892A JPH06121450A JP H06121450 A JPH06121450 A JP H06121450A JP 4270588 A JP4270588 A JP 4270588A JP 27058892 A JP27058892 A JP 27058892A JP H06121450 A JPH06121450 A JP H06121450A
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JP
Japan
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water
detection
cable
monitoring
infiltrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP4270588A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takagi
勉 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のモニタリング箇所を全て特定する。 【構成】 定電流特性を示す検知手段が設けられたモニ
タリング箇所に沿って検知線を布線し、この検知線に流
れる電流の総和と、検出電圧とによって電流を出力して
いる検知手段を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモニタリングシステムに
関するものであり、特に地中に埋設された通信ケーブル
の接続部分における浸水検知に用いて好適な浸水モニタ
リングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のモニタリング箇所に配置された検
出手段(センサ)を一対の検知線で接続して、これらを
一括してモニタする方式が実現されている。例えば図3
では、地中埋設ケーブル内への浸水をモニタするため
に、ケーブル同士の接続部分で、浸水検出を行うための
浸水検知センサが設けられた。
【0003】本図はケーブル同士の接続部分を示す断面
図であり、この図に示すようにケーブルLの接続部分C
pの周囲が防水シート1と、クロージャー2で覆われて
いる。また、ケーブルLに沿って一対の検知線LA,LB
が配線され、この検知線間に接点式の浸水センサと、こ
れに直列に接続される抵抗とから構成される浸水検知器
3が介挿されている。浸水検知器3は水に浸したときに
その接点が閉状態になるものである。
【0004】このような構成において、クロージャー2
内への水の侵入により浸水検知器3がオン状態になり、
その接点が閉状態になると、検知線LA,LBの間に浸水
検知器3の抵抗が介挿され、この抵抗値が端部側に設け
られた監視装置(図示略)にて検出されてクロージャー
2内への水の侵入が検出される。
【0005】このようなケーブル接続部分が複数箇所あ
り、それぞれの箇所において値の異なる抵抗を使用すれ
ば、抵抗値の違いによって浸水箇所の判定ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のモニタリング(浸水検出)方法にあっては、浸水が
一箇所である場合には問題は生じないが、複数箇所で浸
水があった場合には監視装置からみたケーブル側の抵抗
値は各箇所の抵抗を合成したものとなるので、浸水箇所
の特定が困難になるという問題点がある。
【0007】そこで本発明は、ケーブルの複数の接続部
分で浸水が生じても、浸水箇所の全てを特定することが
できるようなモニタリングシステムを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるモニタリングシステムは、複数のモニタリ
ング箇所に沿って布線される一対の検知線と、前記複数
のモニタリング箇所において前記検知線間に並列に介挿
される複数の検知手段と、前記複数のモニタリング箇所
の終端部において前記検知線の電圧を検知する一対の電
圧検知線と、前記一対の検知線の一方の端側に接続され
る電源、および検出値出力機能を有する電流検出手段
と、前記一対の電圧検知線の一方の端側に接続される検
出値出力機能を有する電圧検出手段とを有し、前記電流
検出手段からの電流検出値と、前記電圧検出手段からの
電圧検出値に基づき、前記複数のモニタリング箇所内の
複数の検知手段の内の電流箇所を判定することを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明のモニタリングシステムを浸水モニタリ
ングに適用した場合には、ケーブルの各接続部分を覆う
クロージャー内への浸水が生ずると、そのクロージャー
内の浸水センサの接点が閉状態になり、電流源より電流
が出力される。そして、この出力された電流が検出さ
れ、いずれかのクロージャー内に浸水があったものとし
て検知される。この場合、複数のクロージャー内への浸
水がある場合には電流の総和により個数が検知される。
さらに、末端の浸水検知器の両端電圧と上記電流値に基
づいて検知線の線路抵抗が算出され、ケーブルの浸水箇
所が判定される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明のモニタリングシステムをケーブルの浸水検
知に適用した場合における浸水モニタリングシステムの
一実施例の概略構成を示すブロック図である。この図に
おいて、10は監視装置であり、ケーブルLの各接続部
分における浸水の検知を行う。この監視装置10は図示
のように浸水検知用電源11と、電流計12と、電圧計
13と、判定部14と、表示部15とから構成され、こ
こからモニタリング箇所に沿って一対の検知線LA,LB
と一対の電圧検知線LC,LDが布線されている。
【0011】電流計12および電圧計13は計測データ
を出力する出力端子を有しており、その出力端子から計
測データが出力されるようになっている。出力された各
計測データは判定部14に入力される。判定部14は図
示せぬCPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリ
メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)およびイ
ンタフェース等を有して構成されており、そのROMに
はCPUを制御するためのプログラムが書込まれてい
る。CPUはこのプログラムにしたがって入力した各計
測データに基づいて浸水箇所の特定を行うとともに、そ
の箇所を表示部15に表示する。
【0012】また、ROMには検知線LA,LBの線路抵
抗とケーブルLの各接続部分Cp1〜Cp4とを対応させ
たテーブル(以下テーブルAという)、すなわちケーブ
ルLの接続部分Cp1に対応する検知線LA,LBの線路
抵抗が例えば5Ω(オーム)、ケーブルLの接続部分C
1に対応する検知線LA,LBの線路抵抗が例えば7Ω
というように、ケーブルLcの接続部分と検知線LA
Bの線路抵抗とを対応付けしたテーブルAが書込まれ
ている。この場合、各接続部分Cp1〜Cp4の組合せに
対応する線路抵抗もテーブルAに書込まれている。この
テーブルAを参照することにより、検知線LA,LBの線
路抵抗からケーブルLcの各接続部分Cp1〜Cp4の特
定ができる。
【0013】なお、この図において、検知線LA,LB
線路抵抗161は監視装置10からケーブルLcの接続
部分Cp1に対応する位置までの線路抵抗であり、ま
た、線路抵抗162はケーブルLcの接続部分Cp1から
接続部分Cp2に対応する線路抵抗である。また、線路
抵抗163はケーブルLcの接続部分Cp2から接続部分
Cp3に対応する線路抵抗であり、線路抵抗164はケー
ブルLcの接続部分Cp3から接続部分Cp4に対応する
線路抵抗である。また、線路抵抗とはケーブル心線自体
のものだけでなく、線間挿入された抵抗も含むものとす
る。さらに、検知器固有の抵抗を含めることができる。
【0014】浸水の検知手段である浸水検知器171
174はクロージャーC1〜C4内の浸水の検知を行う
ものであり、各々浸水センサSW1〜SW4と、これら浸
水センサSW1〜SW4に直列に接続される電流源(周知
の定電流素子)181〜184とから構成されている。こ
の場合、浸水センサSW1〜SW4は、通常は図示のよう
にその接点が開状態になっており、水を検知したときに
閉状態になる。また、電流源181〜184は、例えばそ
れぞれ同じ値の電流Iを出力するように設定されてい
る。また、各クロージャーC1〜C4には番号付けがさ
れており、各番号が上記ROMに書込まれるが、nを浸
水検知器の個数とし、図1に従って線路抵抗(予め測
定、あるいは設定された浸水検知器間の抵抗)をR1
2……,Rmとすると、nよりも小さいm番目の浸水検
知器が浸水検知したときには出力電圧はI(R1+R2
…+Rm)となる。nが2以上の場合には、nよりも小
さいm番目とl番目の浸水検知器が浸水検知したときに
は、出力電圧はI(R1+R2+…+Rm)+I(R1+R
2+…+Rl)となる。以下同様にして出力電圧、電流と
浸水検知器とを対応させることができる。
【0015】上記検知線LA,LBは、その一端が電流計
12を介して浸水検知用電源11の正電極側に接続され
ており、他端が電圧計13の入力端の一方に接続されて
いる。また、電圧検知線LC,LDは、その一端が浸水検
知用電源11の負電極側に接続されており、他端が電圧
計13の入力端の他方に接続されている。また、電圧検
知線のモニタ側の接続箇所は、末端側の浸水検知器両端
の電圧を測定するように接続されている。
【0016】なお、この実施例では各検知線として多対
通信ケーブルの1カッド(1対のケーブルが二つ撚り合
わさっているもの)を使用しており、一方の一対でセン
サ部を構成し、他方の一対で終端電圧を監視装置10に
戻す終端部としている。この他、専用のモニタ用ケーブ
ルも使用可能である。また、モニタリングの規模によっ
ては、各対線のうちの一線を共通線(大地アースも可
能)とすることもできる。一対の検知線、電圧検知線と
いう用語には、これら共通線(大地アースも含む)が含
まれている。
【0017】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て上記構成の浸水モニタリングシステムの動作を説明す
る。図示せぬ電源スイッチがオン側に投入されると、ま
ず、ステップS1においてリファレンスデータの入力が
行われる。すなわち、判定部14は電流計12の出力と
電圧計13の出力(計測データ)を入力し、これらの値
をRAMに書込み記憶する。この場合、これらの値はリ
ファレンスデータとして、初回のシステム立上げ時に取
込まれる。
【0018】電源投入後、所定時間が経過すると、ステ
ップS2に進み、判定部14は現在の電流計12の計測
データと電圧計13の計測データとを入力する。そし
て、ステップS3に進み、これらの計測データと予め記
憶しているリファレンスデータとの差を求める。そし
て、差を求めた後、ステップS4に進み、浸水の発生を
判定する。この場合、各データと各リファレンスデータ
との間に差があれば浸水があったものと判定してステッ
プS5に進み、差がなければ浸水がないものと判定して
ステップS6に進む。
【0019】差があるものとしてステップS5に進む
と、判定部14は電流計12の出力に基づいて電流を出
力している浸水検知器171〜174の個数を判定する。
例えば電流計12の出力が2Iであれば、2個の浸水検
知器より電流が出力されているものと判定する。この個
数の判定後、ステップS7に進み、電流計12の出力と
電圧計13の出力とに基づいて検知線LA,LBの線路抵
抗を算出する。
【0020】線路抵抗を算出した後、ステップS8に進
み、判定部14はステップ7にて得られた線路抵抗から
テーブルAを参照し、対応するケーブルLの接続部分C
〜Cpを求める。そして、この求めた接続部分C
1〜Cp4に対応するクロージャーC1〜C4の番号を
ROMを参照して特定する。例えば、得られた接続部分
がCp1である場合にはクロージャーC1が求められ
る。また、得られた接続部分がCp1,Cp2である場合
にはクロージャーC1,C2が求められる。そして、ク
ロージャーの番号が求められた後、ステップS2に戻
る。
【0021】一方、上記ステップS4において、各デー
タと各リファレンスデータとの間に差がなければ、ステ
ップS6に進み、浸水がないものと判定してステップS
2に進む。
【0022】以下、同様にして過程を繰返し、浸水が生
じたクロージャーの特定(単一または複数の特定)が行
われる。このように、電流計12の出力により浸水が生
じたクロージャーの数が求められ、さらに電流計12の
出力と電圧計13の出力とに基づいて得られる線路抵抗
により、浸水が生じたクロージャーの特定が行われる。
【0023】なお、上記実施例においては、線路抵抗に
より、浸水が生じたクロージャーの特定を行うようにし
たが、電圧計13の出力のみにより、浸水が生じたクロ
ージャーの特定を行うようにしても良い。すなわち、予
め浸水箇所に対応する電圧値を求めてテーブル化してお
き、電圧計13の出力からこのテーブルを参照して浸水
箇所を特定する。さて、前記実施例は、本発明をケーブ
ルの浸水モニタリングに適用したものであったが、本発
明の実施例はこれに限定されず、種々のモニタリングに
応用することが可能である。また、モニタに採いるセン
サについても接点方式タイプには限定されずセンシング
時に定電流特性を示すものであれば良い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、複数のモニタリング箇
所を、1対の検知線で一括してモニタリングするので、
モニタ箇所の増減を簡単に行なえる信頼性に富んだモニ
タリングシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浸水モニタリングシス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】従来の浸水検出方法を説明するための図であ
る。
【符号の簡単な説明】
11 浸水検知用電源(電源) 12 電流計(電流検出手段) 13 電圧計(電圧検出手段) 14 判定部(判定手段) 161〜164 線路抵抗 171〜174 浸水検知器(浸水検知手段) SW1〜SW4 浸水センサ 181〜184 定電流源 LA,LB 検知線 L 通信ケーブル Cp1〜Cp4 接続部分 C1〜C4 クロージャー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモニタリング箇所に沿って布線さ
    れる一対の検知線と、 前記複数のモニタリング箇所において前記検知線間に並
    列に介挿される複数の検知手段と、 前記複数のモニタリング箇所の終端部において前記検知
    線の電圧を検知する一対の電圧検知線と、 前記一対の検知線の一方の端側に接続される電源、およ
    び検出値出力機能を有する電流検出手段と、 前記一対の電圧検知線の一方の端側に接続される検出値
    出力機能を有する電圧検出手段とを有し、 前記電流検出手段からの電流検出値と、前記電圧検出手
    段からの電圧検出値に基づき、前記複数のモニタリング
    箇所内の複数の検知手段の内の電流箇所を判定すること
    を特徴とする浸水モニタリングシステム。
JP4270588A 1992-10-08 1992-10-08 浸水モニタリングシステム Pending JPH06121450A (ja)

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JP4270588A JPH06121450A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 浸水モニタリングシステム

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JPH06121450A true JPH06121450A (ja) 1994-04-28

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JP4270588A Pending JPH06121450A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 浸水モニタリングシステム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510448A (ja) * 2004-08-17 2008-04-03 デルタ イージーシーエス カンパニー リミテッド 感電事故防止装置
KR102594965B1 (ko) * 2022-10-24 2023-10-27 (주)대성씨엠건축사사무소 내진성능을 구비한 공동주택단지의 맨홀

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