JPH06120926A - バーストパターン発生装置 - Google Patents

バーストパターン発生装置

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JPH06120926A
JPH06120926A JP4265169A JP26516992A JPH06120926A JP H06120926 A JPH06120926 A JP H06120926A JP 4265169 A JP4265169 A JP 4265169A JP 26516992 A JP26516992 A JP 26516992A JP H06120926 A JPH06120926 A JP H06120926A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA通信におけるバースト信号を送受信
する装置4を試験するため擬似ランダタムデータが組込
まれた試験用のバーストパターンeを少ない記憶容量で
作成する。 【構成】 順次出力されるバーストパターンeを構成す
る各データを、データメモリ25内のそれぞれ異なるデ
ータ領域に記憶している。そして、一つのバーストパタ
ーン発生時において、各データはデータメモリ25か
ら、それぞれの読出アドレスCAを順次更新することに
よって各データが規定ビット長分づつ読出されて出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA(時分割多重多
元)通信に用いられるバースト信号を送受信する送受信
装置に対して試験用のバースト信号を送信するための試
験用のバーストパターンを出力するバーストパターン発
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、JDC(日本デジタル自動車電
話),ADC(米国デジタル自動車電話),GSM(欧
州デジタル自動車電話),JDCT(日本デジタルコー
ドレス自動車電話)等における通信方式としてTDMA
(時分割多重多元)通信が採用されている。
【0003】このTDMA通信においては、固定局と複
数の各移動局との間でデータ送受信が実施される。この
場合、図8に示すように、各移動局は一定ビット周期T
F で繰返される伝送フレーム内の自己に指定されたタイ
ムスロット1内に、自己局から固定局またはこの固定局
を介して他の局へ伝送すべきデータを組込んで送出す
る。
【0004】さらに、各移動局に割当てられた例えば2
40ビットの一定ビット長TS を有するタイムスロット
1内には、図示するように、4ビットの過渡応答用ラン
プタイム2a,2ビットのスタートシンボル2b,16
ビットの同期ワード2d,4ビットのチャンネル種別2
e,16ビットのSACCH(同期割当制御)2f、1
60ビットの伝送すべきデータが設定される情報チャン
ネル2g,16ビットの巡回符号2h,16ビットの過
渡応答用ガードタイム2iが設定される。
【0005】このように一定周期TF で繰返す伝送フレ
ーム内に間欠的に割付けられたタイムスロット1に組込
まれたデータはバーストデータ2と言われる。
【0006】このようなビット構成のバーストデータ2
が組込まれたタイムスロット1が各移動局からそれぞれ
割当られたタイミングで出力されることによって構成さ
れる伝送フレームを受信する固定局を新設したり、また
は定期的な点検保守時においては、固定局が正常にこの
伝送フレームに組込まれた各タイムスロット1内のバー
ストデータ2の各データを受信しているか否かを試験す
る必要がある。
【0007】一般に、このような固定局に対する試験に
おいては、図9に示すように、移動局の代りに試験信号
発生装置3でもって周期TF 内の各移動局に割り当てら
れている各タイムスロット1に試験用のバーストデータ
を組込んでバースト信号として固定局4へ送信する。固
定局4には例えば誤り測定装置5が接続されており、こ
の誤り測定装置5でもって固定局4が正しく試験用のバ
ースト信号を受信して、正しくデータを解読した否かを
調べる。
【0008】このような試験に用いるバーストデータ6
は例えば図10に示すように構成されている。前述した
4ビットの通過応答用ランプタイム2aには全部0が設
定され([0000])、次の2ビットのスタートシンボル2
bは[10] が設定され、6ビットのプリアンプル2cに
は[011001]が設定される。同様に、同期ワード2d,チ
ャンネル種別2e,SACCH2f,巡回符号2hおよ
び通過応答用ランプタイム2iにおいてもそれぞれ予め
指定された固定データが設定される。
【0009】そして、本来伝送すべきデータが設定され
た160ビット(TE =160 )の情報チャンネル2gに
は、擬似ランダムデータが設定される。周知のように、
デジタル信号処理装置の動作試験においては、試験信号
として擬似ランダム信号を用いる。Nを例えばこの擬似
ランタム信号を発生する擬似ランダム信号発生回路のシ
フトレジスタの段数と見なすと、この擬似ランタム信号
は(2N −1)のビット周期を有する。
【0010】このビット周期が長いほどランダムなデー
タが印加されるので、より正確に試験を実施できるが、
CCITT規格においては、この周期をN=9段または
N=15段で行うように定めている。例えばN=9の場
合ビット周期TPNは511 となり、N=15の場合ビット
周期TPNは32767 となる。
【0011】したがって、この1ビット周期TPN分の擬
似ランダムデータを図10における160ビット長(T
E =160 )の情報チャンネル2gに一度に設定できない
ので、複数回に分割して設定することになる。この場
合、固定局4においては、順次受信する同一移動局から
の各バーストデータ6のうち、情報チャンネル2gに含
まれるデータを順次抽出して出力する。誤り測定装置5
は連続している擬似ランダムデータに対してのみ正確な
誤り測定が実施可能であるので、図9の試験信号発生装
置3から間欠的に出力されるバースト信号における各バ
ーストデータ6の各情報チャンネル2gに、全部のバー
ストデータ6に亘って連続する擬似ランダムデータが設
定される必要がある。
【0012】したがって、1ビット周期TPN分の擬似ラ
ンデムデータを送信するためには、情報チャンネル2g
にそれぞれ異なるデータが設定された、少なくとも(T
PN/TE )回以上のバーストデータ6を生成する必要が
ある。
【0013】このような要求を満たすために、試験信号
発生装置3内においては、図10に示した240ビット
からなるバーストデータ6のパターンを(TPN/TE
個以上記憶して、それぞれタイムスロット1が到来する
毎に、記憶された各バーストデータ6を順番に読出して
バースト信号として出力していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように記憶部に記憶さた各データを順番に読出してバ
ーストデータ6を生成する手法においても、まだ解消す
べき次のような問題があった。
【0015】すなわち、前述したように出力される全部
のバーストデータ6に亘って連続する擬似ランダムデー
タが設定される必要があるので、情報チャンネル2gに
1つの規定ビットTE 分の擬似ランダムデータを設定し
て出力して、次に規定ビットTE 分の全く同一の擬似ラ
ンダムデータが設定されたバーストデータ6が出力され
るまでのビット周期で示す巡回バースト周期TR は、
(TPN/TE )が整数の場合は(1) 式となる。
【0016】 TR =TS ・(TPN/TE ) …(1) しかし、情報チャンネル2gの規定ビット長TE と擬似
ランダム信号のビット周期TPNとは直接関係ない場合が
一般的である。すなわち、(TPN/TE )が整数でない
場合か多い。このような場合、巡回周期TR は(2) 式で
示される。
【0017】 TR =TS ・(TPN mod TE )・TPN …(2) そして、CCITT規格に指定された段数N=9の擬似
ランダム信号を採用した場合は、この擬似ランダム信号
のビット周期TPN(=511)は情報チャンネル2gの
規定ビット長TE (=160)の整数倍でないので、
(2) 式を用いて巡回ビット周期TR を算出すると、(3)
式となる。
【0018】 TR =240 ・(511 mod 160 )・511 =3801840 …(3) したがつて、この1巡回バースト周期分の3801840 ビッ
トのデータを予め記憶しておく必要がある。このために
は4Mビット程度の記憶容量を有したDRAM等の記憶
素子が必要となる。したがって、膨大な記憶容量が必要
となり、製造費が大幅に上昇する。
【0019】また、段数N=15の擬似ランダム信号を
採用した場合においては、さらに製造費が上昇する。
【0020】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、伝送対象である複数種類の巡回パターンの
データを1巡回パターン周期分だけ記憶し、それらのデ
ータをタイムスロットに応じてシーケンシャルに読出す
ことによって、従来、バーストパターンの巡回バースト
周期TR ビットだけ必要であった記憶容量を大幅に低減
でき、装置全体の製造費を低減できるバーストパターン
発生装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、一定周期の伝送フレーム内に予め割当てら
れたタイムスロットに、データが巡回して利用されその
一巡回する周期が任意な複数の種類のパターンを、種類
に応じて割当てられた規定ビット長づづタイムスロット
毎に順次組込んで出力する試験用のバーストパターンを
発生するバーストパターン発生装置において、各パータ
ンの各1巡回周期分のデータをパターン毎に異なる記憶
領域に記憶するデータメモリと、データメモリから規定
ビット長づつ読出される毎に更新される読出開始アドレ
スを記憶領域毎に保持する読出アドレスメモリと、読出
アドレスメモリに記憶された開始アドレスに対応してデ
ータメモリからデータを読出すデータ読出手段と、デー
タ読出手段がデータメモリからデータを読出す毎にその
読出アドレスを更新すると共にそのアドレスがパターン
種類に応じた各々1巡回分のデータ長さを越える毎に、
対応する記憶領域のアドレスを巡回してカウントする読
出アドレスカウンタと、伝送フレームに同期して順次、
データ読出手段に対して読出すべきパターン種類、当該
パターンのタイムスロットにおける規定ビット長を出力
して、所定のシーケンスで前記データメモリからデータ
を読出しさせる制御部とをと備えたものである。
【0022】
【作用】このように構成されたバーストパターン発生装
置であれば、試験用のバーストパターンとして、複数の
巡回パターンを伝送しようとした場合には、ある時刻に
1回目のタイムスロットに各巡回パターンの各データを
組込んで伝送してから、再び1回目のタイムスロットに
組込まれた全データと同一のデータが伝送されるn回目
のタイムスロットまでのビット周期(以下巡回バースト
周期と称する)が1周期で、少なくともこの巡回バース
ト周期間はデータを出力する必要がある。
【0023】本発明によれば、複数の巡回パターンの各
1巡回パターン周期分だけ記憶し、シーケンシャルに各
巡回パターンのデータを巡回して利用することにより、
上記巡回バースト周期間のデータを出力する。したがっ
て、巡回バースト周期間に必要なデータ全てを記憶して
いた従来の記憶容量(n×TP )に比較して、格段に少
ない記憶容量で済む。
【0024】このようにすることによって、順次出力さ
れるバーストパターンに組込まれる規定ビット長の各巡
回データは連続することになる。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0026】図2は実施例のバーストパターン発生装置
が組込まれた試験信号発生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。クロック信号発生回路11はデータ伝送速
度に対応する周期TC を有するクロック信号aを連続パ
ターン発生部12およぴ実施例装置のバーストパターン
発生装置13へ送出する。なお、外部クロックが印加さ
れていると、クロック信号aをこの外部クロックに同期
させる。
【0027】バースト開始信号発生回路14は、図8に
示した一定周期TF 毎に、タイムスロット1の立上がり
を示すバースト開始信号bを次のバーストパターン発生
装置13へ送出する。なお、外部バースト開始信号cが
印加されていた場合には、バースト開始信号発生回路1
4はこの外部バースト開始信号cに同期してバースト開
始信号bを出力する。また、外部バースト開始信号cは
切換回路16の端子aに印加される。
【0028】連続パターン発生部12は図8に示したバ
ーストパターンでなく、連続した試験パターンを発生し
て、切換回路15の端子dへ印加する。バーストパター
ン発生装置13は、バースト開始信号bが入力する毎
に、図10で示したフォーマットを有するバーストパタ
ーンeを切換回路15の端子bへ印加する。バーストパ
ターン発生装置13はI/Qゲート信号gを切換回路1
6の端子bへ送出し、かつバーストパターンeを出力し
ている期間だけハイ(H)レベルとなる高周波ゲート信
号hを高周波スイッチ回路17の制御端子へ印加する。
なお、外部データfが入力した場合は切換回路16の端
子aへ印加される。
【0029】通常、各切換回路15.16の共通端子c
は端子bに接続されている。切換回路15を介してバー
ストパターン発生装置13から入力されたバーストパタ
ーンeはI/Q信号発生回部18において、ベースバン
ドデータI,Qに変換され、エンベロープ付加部19へ
入力される。このエンベロープ付加部19は、タイムス
ロット1内のバーストパターンeを構成する先頭及び終
端の2シンボル分の振幅を連続的に変化させ、最終的に
この試験信号発生装置から出力されるバースト信号iの
周波数特性における周波数帯域幅を狭くする機能を有す
る。
【0030】エンベロープ付加部19から出力された各
ベースバンドデータI,QはそれぞれD/A変換器20
a,20bでアナログのベースバンド信号I(t),Q
(t)に変換されて、直交変調器21へ入力される。こ
の直交変調器21は、入力された各ベースバンド信号I
(t),Q(t)をそれぞれ位相が90°ずれた各中間
周波数で変調した後、双方を信号合成することによっ
て、QPSK信号jに変調する。
【0031】QPSK信号jは、次の例えばミキサ回路
22aと搬送波周波数信号を出力する局部発振器22b
からなる周波数変換回路22によって高周波に変換され
る。高周波の搬送波信号に変換されたQPSK信号は次
の高周波スイッチ回路17へ入力される。高周波スイッ
チ回路17は、周波数変換回路22によって高周波信号
に変換されたバースト信号iの通過を制御する。
【0032】すなわち、ハーストパターン発生装置13
からバーストパターンeが出力されてる期間TS だけ、
高周波ゲート信号hがハイ(H)レベルとなり、高周波
のバースト信号iが出力されるが、それ以外の期間は高
周波スイッチ回路17は開放されており、信号は全く出
力されない。したがって、この高周波スイッチ回路17
は出力されるバースト信号iのオン/オフ比を向上させ
る機能を有する。
【0033】前記バーストパターン発生装置13は、例
えば図1に示すように大きく分けて、データ出力回路2
3とシーケンス制御部28とデータ読出部24とで構成
されている。
【0034】データ読出部24にはデータメモリ25,
読出アドレスカウンタ26,読出アドレス記憶メモリ2
7が接続されている。データメモリ25には、アドレス
順に、図3に示すバーストパターンeに組込むべき各デ
ータを示すn個の巡回パターンが記憶されている。
【0035】巡回パターン0はスタートシンボル2bか
らSACCH2fまでの合計44ビットの各固定データ
を示す。巡回パターン1は先頭の過渡応答用ランプタイ
ム2a及び終端の過渡応答用ガートタイム2aに設定さ
れる[0]の固定データを示す。また巡回パターン4は
巡回検査符号2hの固定データを示す。
【0036】そして、巡回パターン3は、例えば9段構
成の1周期分の疑似ランダムデータを示す。前述したよ
うに9段構成(N=9)の擬似ランダムデータは511
ビット周期TPNを有する。
【0037】また、シーケンス制御部28にはプログラ
ムデータメモリ29,プログラムカウンタ30が接続さ
れている。
【0038】プログラムデータメモリ29内には、1個
のバーストパターンeを出力するためにデータメモリ2
5から読出すべき各巡回パターンの出力順番毎に、該当
巡回パターンのパターン番号,データ(ビット)長D
L,制御情報CI.次のプログラムデータアドレスNP
が格納されている。
【0039】読出アドレス記憶ルモリ27内には、巡回
パターン番号順に先頭アドレスSA,読出開始アドレス
EAが格納されている。
【0040】バーストパターンe出力時に、巡回パター
ンの切換えが生じるプログラムカウンタ30が指すプロ
グラムデータメモリ29内のアドレスから巡回パターン
番号が取出される。この番号によって巡回パターンに対
応した読出アドレスCAを、読出アドレス記憶メモリ2
7から検索し、読出アドレスカウンタ26に格納する。
読出アドレスカウンタ26はパターンがデータ長DL分
出力されるまで、1ビット出力毎に1づつ更新される。
【0041】なお、読出アドレスカウンタ26の値がパ
ターンのデータ領域の最終アドレスEAを越える場合
は、自動的に先頭アドレスSAに変更される。すなわ
ち、読出アドレスカアンタ26は巡回パターン領域の各
アドレスを循環アドレスにみなして、その値を進めてい
く。
【0042】さらに、出力データ長がDLに達すると、
読出アドレスカウンタ値はパターン番号に対応した読出
開始アドレスCAに記憶される。また、プログラムカウ
ンタ30には次のプログラムデータアドレスNPが書込
まれ、巡回パターンの切換えが行われる。
【0043】シーケンス制御部28は、バースト開始信
号bが入力すると、図4に示す流れ図に従ってデータ読
出部24に対する制御を実施する。
【0044】流れ図が開始されると、先ずプログラムカ
ウンタ30の値を初期値に設定する。そして、プログラ
ムカウンタ30が指すプログラムデータメモリ29内の
領域から巡回パターン番号,データ長DLを読出す(P
1)。そして、データ読出部24に対してパターン番
号,データ長DLを指定した読出命令mを送出する。次
に、制御情報CIを読出し、制御情報CI内のゲート制
御に対応するビットに従い各ゲート信号g,hを設定す
る(P2)。
【0045】データ読出部24から終了信号kを受領す
ると次のプログラムアドレスNPを読出プログラムカウ
ンタに書込む。
【0046】P3において、P2で読込んだ制御情報I
Cのトリガ待ち制御に対応するビットが1ならばバース
ト開始信号bの入力待ちへ移行する。
【0047】データ読出部24は、図5に示す流れ図に
従って、データメモリ25の各データに対する読出処理
を実行する。
【0048】流れ図が開始され、P4において、シーケ
ンス制御部28からパターン番号,データ長DLを指定
した読出指令mが入力すると、パターン番号によってパ
ターンに対応した先頭アドレスSA,読出アドレスC
A,及び終了アドレスEAを読出アドレス記憶メモリ2
7から読出す。次に、読出アドレスカウンタ26に読出
アドレスCAを設定し、同カウンタ26によって指定さ
れるデータメモリ25内の1ビットのデータを読出し
て、バーストパターンeの1つのビットデータとして出
力する。
【0049】なお、データ出力回路23はデータ読出部
24から1ビットのデータが出力される毎に、このデー
タをクロック信号aに同期して、バーストパターンの1
つのビットとして出力する。
【0050】P5において、読出アドレスカウンタ26
の値が終了アドレスEAを越えた場合は、同カウンタ2
6に先頭アドレスSAを設定し、パターンの循環読出を
実現する。
【0051】P6では指定ビットデータ長のパターン出
力の終了を判断しており、終了した場合は読出アドレス
カウンタ26の値は現在のパターン番号に対応した読出
開始アドレスCAに記憶され、シーケンス制御部28へ
終了信号kを送出する。
【0052】以上のような構造のバーストパターン発生
装置13であれば、任意の巡回周期を有するパターンを
任意ビット長づつ組合せたバーストパターンeの発生が
可能となる。本装置のデータメモリ27か必要な記憶領
域は、例えば図10のTCH(情報チャンネル)に9段
の擬似ランダム信号を採用する場合、固定データの64
ビットと、TCHに挿入される9段の擬似ランダムパタ
ーン信号の周期TPMである511ビットと、CRCに挿
入される巡回検査符号の周期TCRC である176(=T
PN×16)ビットとの合計8751ビットのみである。
【0053】したがって、従来の巡回バースト周期TR
を採用した3801840 ビットに比較して、必要とする記憶
容量が格段に低減できる。よって、装置全体の製造費が
大幅に低減できる。
【0054】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例装置において採用される擬似ラ
ンダム信号は9段構成の周期(29 −1)を有するが、
例えば15段構成の周期(215−1)を有するものであ
ってもよい。
【0055】次に、擬似ランダム信号ではなくて一般の
データを組込むようにした他の実施例装置の動作を図6
及び図7を用いて説明する。
【0056】この実施例装置においては、データメモリ
に、図6に示すように、伝送しようとす2種類の巡回パ
ターンPAT0,PAT1が記憶されている。一方の巡
回パターンPAT0は1巡回周期が[0a]〜[3a]
までの4ビットであるデータであり、他方の巡回パター
ンPAT1は1巡回周期が[0b]〜[2a]までの3
ビットであるデータである。さらに、巡回パターンPA
T0,PAT1はそれぞれ1スロットに3ビット及び2
ビットの各規格ビットが割当られて伝送される。すなわ
ち、この実施例装置においては、1スロット内には5ビ
ットのデータが格納される。
【0057】そして、前述した実施例と同様な動作をす
ることによって、図7に示すパーストパターンを有した
伝送信号が出力される。この場合、図7のタイムスロッ
ト列に示すように、巡回パターンPAT0,PAT1が
それぞれスタートから伝送開始し、再びスタート時のデ
ータと同一データでもって伝送開始するまでの期間は、
それぞれ20ビット及び15ビットである。
【0058】しかし、誤り率等の試験を行うためには、
タイムスロット内の全データがスタートから伝送開始
し。再びスタート時の全データと同一データで伝送され
るまでの1巡回期間が、1巡回バースト周期として要求
される。したがって、この場合の1巡回バースト周期
は、20ビットと15ビットの最小公倍数のビット数で
ある60ビットになる。
【0059】従来装置においては、図7に示すバースト
パターンを発生する場合、1巡回バースト周期に相当す
る60ビットのメモリ容量が必要であったが、実施例装
置においては、各巡回パターン分のメモリ容量である7
ビットのみとなる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバーストパ
ターン発生装置によれば、バーストパターンを構成する
各巡回パターンをデータ領域内の異なる領域に記憶して
いる。そして、1つのバーストパターン発生時におい
て、各パターンは規定ビット長分出力されると共に、そ
れぞれ読出開始アドレスは順次更新される。
【0061】したがって、必要とする記憶容量を各巡回
パターン1周期分のみに制限できる。その結果、バース
トパターン1巡回周期分のデータを記憶していた従来装
置に比較して、必要とする記憶容量を大幅に低減でき、
装置全体の製造費を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるバーストパターン
発生装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】 実施例装置が組込まれた試験信号発生装置の
概略構成を示すブロック図、
【図3】 実施例装置におけるデータメモリの各データ
領域とビットパターンに設定される各データとの関係を
示す図、
【図4】 実施例装置のシーケンス制御部の動作を示す
流れ図、
【図5】 実施例装置のデータ読出部の動作を示す流れ
図、
【図6】 本発明の他の実施例のバーストパターン発生
装置のデータメモリに設定される各巡回パターンを示す
図、
【図7】 同実施例装置から出力されるバーストパター
ンのビット構成を示す図、
【図8】 一般的なTDMA通信における伝送フレーム
と各タイムスロットとの関係を示す図、
【図9】 固定局を試験する場合の試験システムを示す
図、
【図10】 試験用のバーストデータを示す図。
【符号の説明】
1…タイムスロット、2g…情報チャンネル、3…試験
信号発生装置、4…固定局、5…誤り測定装置、11…
クロック信号発生回路、13…バーストパターン発生装
置、14…バースト開始信号発生回路、17…高周波ス
イッチ回路、23…データ出力回路、24…データ読出
部、25…データメモリ、26…読出アドレスカウン
タ、27…読出アドレス記憶メモリ、28…シーケンス
制御部、29…プログラムデータメモリ、30…プログ
ラムカウンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 7/10 7928−5K 29/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期の伝送フレーム内に予め割当て
    られたタイムスロット(1) に、データが巡回して利用さ
    れその一巡回する周期が任意な複数の種類のパターン
    を、前記種類に応じて割当てられた規定ビット長づづタ
    イムスロット毎に順次組込んで出力する試験用のバース
    トパターンを発生するバーストパターン発生装置におい
    て、 前記各パータンの各1巡回周期分のデータをパターン毎
    に異なる記憶領域に記憶するデータメモリ(25)と、 このデータメモリから前記規定ビット長づつ読出される
    毎に更新される読出開始アドレスを前記記憶領域毎に保
    持する読出アドレスメモリ(27)と、 この読出アドレスメモリに記憶された開始アドレスに対
    応して前記データメモリからデータを読出すデータ読出
    手段(24)と、 このデータ読出手段が前記データメモリからデータを読
    出す毎にその読出アドレスを更新すると共にそのアドレ
    スがパターン種類に応じた各々1巡回分のデータ長さを
    越える毎に、対応する前記記憶領域のアドレスを巡回し
    てカウントする読出アドレスカウンタ(26)と、 前記伝送フレームに同期して順次、前記データ読出手段
    に対して読出すべき前記パターン種類、当該パターンの
    タイムスロットにおける前記規定ビット長を出力して、
    所定のシーケンスで前記データメモリからデータを読出
    しさせる制御部(28)とを備えたバーストパターン発生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008075485A1 (ja) * 2006-12-21 2008-06-26 Leader Electronics Corp. チューナのビットエラーレート測定の方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008075485A1 (ja) * 2006-12-21 2008-06-26 Leader Electronics Corp. チューナのビットエラーレート測定の方法及び装置

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