JPH0611952B2 - 巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置 - Google Patents
巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置Info
- Publication number
- JPH0611952B2 JPH0611952B2 JP60047333A JP4733385A JPH0611952B2 JP H0611952 B2 JPH0611952 B2 JP H0611952B2 JP 60047333 A JP60047333 A JP 60047333A JP 4733385 A JP4733385 A JP 4733385A JP H0611952 B2 JPH0611952 B2 JP H0611952B2
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- Japan
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- steam
- hood
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- vacuum
- distributing
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/003—Indicating or regulating the moisture content of the layer
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F5/00—Dryer section of machines for making continuous webs of paper
- D21F5/18—Drying webs by hot air
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/008—Steam showers
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- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、移動する１枚の紙の上に蒸気を分配する手段
（装置）即ち巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置に
関する。
（装置）即ち巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置に
関する。
［発明の概要］ 本発明は、巻取紙の一方の側の上に蒸気を入れるための
室（チエンバー）（chamber）を有し、巻取紙の反対側
の上に真空箱を有する蒸気分配装置を開示している。こ
の室（チエンバー）は、蒸気が入れられていない時に真
空状態が適用された場合に、室が巻取紙の上に引つ張ら
れないようにする真空解除手段（vacuum release mean
s）を有する。
室（チエンバー）（chamber）を有し、巻取紙の反対側
の上に真空箱を有する蒸気分配装置を開示している。こ
の室（チエンバー）は、蒸気が入れられていない時に真
空状態が適用された場合に、室が巻取紙の上に引つ張ら
れないようにする真空解除手段（vacuum release mean
s）を有する。
［従来の技術］ 大部分の紙製品においては、蒸気シヤワー又は蒸気分配
装置（steam distributor）を用いてクロスマシン（cro
ss machine）含水量を自動的に制御することが望まし
い。大部分の製紙機会は、紙が作られる時に機械を横切
つてその１枚の紙の含水量を読取る連続含水量スキヤナ
を具えている。この連続測定からの情報を制御用計算機
へ供給して、蒸気分配装置内の蒸気流量をこの情報によ
つて自動的に制御することができる。
装置（steam distributor）を用いてクロスマシン（cro
ss machine）含水量を自動的に制御することが望まし
い。大部分の製紙機会は、紙が作られる時に機械を横切
つてその１枚の紙の含水量を読取る連続含水量スキヤナ
を具えている。この連続測定からの情報を制御用計算機
へ供給して、蒸気分配装置内の蒸気流量をこの情報によ
つて自動的に制御することができる。
１つの型の蒸気分配装置が米国特許第4,253,247号明細
書に教示されている。この発明は、蒸気分配装置によつ
て供給される各室への蒸気分配の手段とともに室が多数
ある蒸気フードを教示している。蒸気は蒸気分配装置か
らポートを通つてノズル内へ、そして各室内へ流れる。
蒸気流量は制御プラグを上下することによつて制御され
る。
書に教示されている。この発明は、蒸気分配装置によつ
て供給される各室への蒸気分配の手段とともに室が多数
ある蒸気フードを教示している。蒸気は蒸気分配装置か
らポートを通つてノズル内へ、そして各室内へ流れる。
蒸気流量は制御プラグを上下することによつて制御され
る。
真空箱は蒸気フードとは反対側の紙面上に配置されてい
るので、真空状態を適用して紙を通して蒸気を引つ張る
ことができる。真空状態は通常は蒸気が蒸気分配装置内
に導入された場合にのみ適用される。しかし、機械内故
障又はオペレータの過失によつて、真空状態が適用され
続けている間に蒸気の流れが止まると、蒸気分配装置を
巻取紙上に引つ張るのに十分な吸引力が生じるおそれが
ある。これは結果的に紙およびフオドリニエール（Four
drinier 長網抄紙機）ワイヤを傷つけるおそれがあ
る。
るので、真空状態を適用して紙を通して蒸気を引つ張る
ことができる。真空状態は通常は蒸気が蒸気分配装置内
に導入された場合にのみ適用される。しかし、機械内故
障又はオペレータの過失によつて、真空状態が適用され
続けている間に蒸気の流れが止まると、蒸気分配装置を
巻取紙上に引つ張るのに十分な吸引力が生じるおそれが
ある。これは結果的に紙およびフオドリニエール（Four
drinier 長網抄紙機）ワイヤを傷つけるおそれがあ
る。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、蒸気分配装置が真空によつて紙の上に
引つ張られるのを防ぐために真空解除手段を具えた、巻
取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置を提供することで
ある。
引つ張られるのを防ぐために真空解除手段を具えた、巻
取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置を提供することで
ある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の構成は下記に示す通りである。即ち、本発明は
ａ）巻取紙の一方の側に位置するフードと、ｂ）前記フ
ード内に蒸気を導入する手段と、ｃ）巻取紙を真空状態
に置くように、前記フードと反対の巻取紙の側に位置す
る真空箱手段と、ｄ）ｉ）蒸気が前記フード内に導入さ
れている時には前記フード内への空気流量を制限するよ
うに、所定の第１の高さを有する空間を巻取紙と真空解
除手段との間に与え、ii前記真空箱手段が真空状態に置
かれている一方で、前記フード内に蒸気が導入されてい
ない時には実質的な空気の流れが前記フード内に流入で
きるように、所定の第１の高さよりも大きい高さを有す
る空間を巻取紙と真空解除手段との間に与える、前記フ
ードに結合された真空解除手段と、を具える巻取紙上に
蒸気を分配する蒸気分配装置としての構成を有する。
ａ）巻取紙の一方の側に位置するフードと、ｂ）前記フ
ード内に蒸気を導入する手段と、ｃ）巻取紙を真空状態
に置くように、前記フードと反対の巻取紙の側に位置す
る真空箱手段と、ｄ）ｉ）蒸気が前記フード内に導入さ
れている時には前記フード内への空気流量を制限するよ
うに、所定の第１の高さを有する空間を巻取紙と真空解
除手段との間に与え、ii前記真空箱手段が真空状態に置
かれている一方で、前記フード内に蒸気が導入されてい
ない時には実質的な空気の流れが前記フード内に流入で
きるように、所定の第１の高さよりも大きい高さを有す
る空間を巻取紙と真空解除手段との間に与える、前記フ
ードに結合された真空解除手段と、を具える巻取紙上に
蒸気を分配する蒸気分配装置としての構成を有する。
或いはまた、前記所定の第１の高さは約1.9cm（約0.75
インチ）である巻取紙に蒸気を分配する蒸気分配装置と
しての構成を有する。
インチ）である巻取紙に蒸気を分配する蒸気分配装置と
しての構成を有する。
或いはまた、前記フードは２つの側壁および２つの端壁
を有し、前記真空解除手段は、前記側壁の少なくとも１
つに結合している巻取紙に蒸気を分配する蒸気分配装置
としての構成を有する。
を有し、前記真空解除手段は、前記側壁の少なくとも１
つに結合している巻取紙に蒸気を分配する蒸気分配装置
としての構成を有する。
或いはまた、前記フードは巻取紙から離れて間隔をおい
て配置されたそれらの間に空間を形成し、前記真空解除
手段は前記側壁の１つに蝶番によつて結合された板を具
え、前記板は蒸気が前記フード内に導入されるとその板
が前記空間をほとんど閉鎖するように構成配置されてい
る巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置としての構成
を有する。
て配置されたそれらの間に空間を形成し、前記真空解除
手段は前記側壁の１つに蝶番によつて結合された板を具
え、前記板は蒸気が前記フード内に導入されるとその板
が前記空間をほとんど閉鎖するように構成配置されてい
る巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置としての構成
を有する。
或いはまた、前記板に結合され、蒸気の圧力が高い状態
の下で前記板が前記空間を開放するのを防止するストツ
プ部材を更に具える巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配
装置としての構成を有する。
の下で前記板が前記空間を開放するのを防止するストツ
プ部材を更に具える巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配
装置としての構成を有する。
本発明の上記以外の目的および利点は明細書および図面
を参照することによつて確認されるが、これらの明細書
および図面は特許請求の範囲およびそれに相当するもの
によつて定義されている本発明の１例として述べてある
のであつて、本発明の範囲を限定するものではない。
を参照することによつて確認されるが、これらの明細書
および図面は特許請求の範囲およびそれに相当するもの
によつて定義されている本発明の１例として述べてある
のであつて、本発明の範囲を限定するものではない。
［実施例］ 第１図には、熱ガス分配装置12を含む製紙機械10が示さ
れている。実際上は蒸気が通常は適用されるが、一部の
応用例においては他の熱ガスを用いることができる。こ
こでは蒸気という語は蒸気又はそのような他の熱ガスを
意味するために用いられている。図示してある機械はフ
オドリニエール形のものであり、パルプ混合物１６を巻
取紙状コンベイヤ18へ供給するパルプ箱１４を含み、こ
のコンベイヤ18の上で液体がパルプから抜きとられて巻
取紙20を残し、この巻取紙20は蒸気（熱ガス）分配装置
12の下で、真空箱22、プレス部分26、追加の乾燥器（図
示されていない）、および紙の横方向の含水量を測定す
る周知の含水量測定装置、の上で或る程度乾燥されて移
動する。蒸気分配装置12は横方向の含水量変動を減らす
ために手で、又自動的に調節される。
れている。実際上は蒸気が通常は適用されるが、一部の
応用例においては他の熱ガスを用いることができる。こ
こでは蒸気という語は蒸気又はそのような他の熱ガスを
意味するために用いられている。図示してある機械はフ
オドリニエール形のものであり、パルプ混合物１６を巻
取紙状コンベイヤ18へ供給するパルプ箱１４を含み、こ
のコンベイヤ18の上で液体がパルプから抜きとられて巻
取紙20を残し、この巻取紙20は蒸気（熱ガス）分配装置
12の下で、真空箱22、プレス部分26、追加の乾燥器（図
示されていない）、および紙の横方向の含水量を測定す
る周知の含水量測定装置、の上で或る程度乾燥されて移
動する。蒸気分配装置12は横方向の含水量変動を減らす
ために手で、又自動的に調節される。
第２図に示されるように、各々の端に端板30を有するフ
ード38を含み、この端板30はコンベイヤ18の通路の外側
にあるコンベイヤ枠（図示されていない）の上に取り付
けられた押さえ金(feet)34によつて支えられている１対
の脚32によつて支持されている。パイプ36は端板30によ
つて支えられている。蒸気パイプ40は適当な熱ガス源か
ら熱ガスを、本実施例の場合には適当な蒸気源から蒸気
をパイプ36へ供給する。フード38は外部ケーシング42、
内部ケーシング44および絶縁体46を含み、これらは一体
になつて側壁47および49を形成している。横隔壁48はフ
ードを巻取紙20の幅全体にわたつて複数の室又は区画50
に分割している。ポート51を有する個々の区画50が専有
する各管状ノズル52は、その室（区画）50が専有し含水
量測定装置又は手動によつて制御される空気圧弁56をセ
ツトすることによつて蒸気をその区画50に供給する。蒸
気はパイプ36を通り、ポート51を通つて管状ノズル52内
に移動し、管状ノズル52を通つて室（区画）50内に移動
し、スロツト付弧状拡散板60を通り、巻取紙20を通り、
真空箱22の頂部を形成している支持スクリーン又は真空
箱カバー62を通る。拡散板は種々のパターンの穴あき板
でもよい。この拡散板を省いて室の底を開けたままにし
ておいてもよい。
ード38を含み、この端板30はコンベイヤ18の通路の外側
にあるコンベイヤ枠（図示されていない）の上に取り付
けられた押さえ金(feet)34によつて支えられている１対
の脚32によつて支持されている。パイプ36は端板30によ
つて支えられている。蒸気パイプ40は適当な熱ガス源か
ら熱ガスを、本実施例の場合には適当な蒸気源から蒸気
をパイプ36へ供給する。フード38は外部ケーシング42、
内部ケーシング44および絶縁体46を含み、これらは一体
になつて側壁47および49を形成している。横隔壁48はフ
ードを巻取紙20の幅全体にわたつて複数の室又は区画50
に分割している。ポート51を有する個々の区画50が専有
する各管状ノズル52は、その室（区画）50が専有し含水
量測定装置又は手動によつて制御される空気圧弁56をセ
ツトすることによつて蒸気をその区画50に供給する。蒸
気はパイプ36を通り、ポート51を通つて管状ノズル52内
に移動し、管状ノズル52を通つて室（区画）50内に移動
し、スロツト付弧状拡散板60を通り、巻取紙20を通り、
真空箱22の頂部を形成している支持スクリーン又は真空
箱カバー62を通る。拡散板は種々のパターンの穴あき板
でもよい。この拡散板を省いて室の底を開けたままにし
ておいてもよい。
空気圧弁56の詳細はここでは教示していないが、上述し
た米国特許第4,253,247号明細書によつて確認すること
ができる。
た米国特許第4,253,247号明細書によつて確認すること
ができる。
第３図をみると、側壁47および49に形成された真空解除
手段を含む本発明の第１の実施例としての巻取紙上に蒸
気を分配する蒸気分配装置の模式的断面構造図が図示さ
れている。室（区画）50の側壁47および49は巻取紙20か
ら間隔をおいて配置されているので、それらの間には空
間70および72が作られる。実際には巻取紙20の上方に約
10cm（約４センチ）の間隔をおいて側壁47および49を配
置することが望ましいことが発見されている。蝶番74お
よび76が側壁47および49の底に沿つて取付けられてお
り、板78および80がそれぞれ各蝶番74および76に固定さ
れている。これらの板は巻取紙20の上方約1.9cm（約３
／４インチ）のところにまで蝶番74および76から延びて
いるのに十分な高さをもつている。
手段を含む本発明の第１の実施例としての巻取紙上に蒸
気を分配する蒸気分配装置の模式的断面構造図が図示さ
れている。室（区画）50の側壁47および49は巻取紙20か
ら間隔をおいて配置されているので、それらの間には空
間70および72が作られる。実際には巻取紙20の上方に約
10cm（約４センチ）の間隔をおいて側壁47および49を配
置することが望ましいことが発見されている。蝶番74お
よび76が側壁47および49の底に沿つて取付けられてお
り、板78および80がそれぞれ各蝶番74および76に固定さ
れている。これらの板は巻取紙20の上方約1.9cm（約３
／４インチ）のところにまで蝶番74および76から延びて
いるのに十分な高さをもつている。
第４図は蝶番76の更に詳細な図であり、蝶番76は蝶番74
とほぼ同じである。蝶番76は板80に溶接された複数のシ
リンダ82および側壁49に溶接された複数の同様なシリン
ダ84を含む。シリンダ82は互に離れておかれており、そ
れらの間にシリンダ84が位置している。また、シリンダ
82および84は互に少し離れて位置している。棒がシリン
ダ82および84に挿入されてピボツト部材を形成してい
る。
とほぼ同じである。蝶番76は板80に溶接された複数のシ
リンダ82および側壁49に溶接された複数の同様なシリン
ダ84を含む。シリンダ82は互に離れておかれており、そ
れらの間にシリンダ84が位置している。また、シリンダ
82および84は互に少し離れて位置している。棒がシリン
ダ82および84に挿入されてピボツト部材を形成してい
る。
動作上は、蒸気がフード38内に導入され真空が真空箱22
に適用されるので、フード38内の圧力は周囲圧力に近く
なる。この場合には板78および80は第３図に板78によつ
て示されるように垂直であるので、かなりの量の蒸気が
大気中に逃げることもなく、かなりの量の周囲の空気が
フード38内に入ることもない。しかし、真空が真空箱22
に適用されている間にオペレータの過失又は機械的故障
によつて蒸気がパイプ36を通つて導入されないと矢印に
よつて示されているように周囲の空気がフード38内に引
き込まれ、板80によつて示されているように空気の流れ
によつて板が開かれる。従つて真空はフード38に対して
下へ押しさげる力を及ぼさない。本発明がなかつたなら
ばフード38に対する下へ押し下げる力は極めて大きなも
のとなるおそれがあることを理解すべきである。幅152.
4cm（60インチ）、長さ762cm（300インチ）のフードの
場合には、6.45cm2（１inch2）あたり約2.268kg（５ポ
ンド）の真空によつて約40.8×103kg(90,000ポンド)の
力が加えられることになり、このようなことは稀ではな
い。
に適用されるので、フード38内の圧力は周囲圧力に近く
なる。この場合には板78および80は第３図に板78によつ
て示されるように垂直であるので、かなりの量の蒸気が
大気中に逃げることもなく、かなりの量の周囲の空気が
フード38内に入ることもない。しかし、真空が真空箱22
に適用されている間にオペレータの過失又は機械的故障
によつて蒸気がパイプ36を通つて導入されないと矢印に
よつて示されているように周囲の空気がフード38内に引
き込まれ、板80によつて示されているように空気の流れ
によつて板が開かれる。従つて真空はフード38に対して
下へ押しさげる力を及ぼさない。本発明がなかつたなら
ばフード38に対する下へ押し下げる力は極めて大きなも
のとなるおそれがあることを理解すべきである。幅152.
4cm（60インチ）、長さ762cm（300インチ）のフードの
場合には、6.45cm2（１inch2）あたり約2.268kg（５ポ
ンド）の真空によつて約40.8×103kg(90,000ポンド)の
力が加えられることになり、このようなことは稀ではな
い。
一部の応用例では、両方の板78および80を具えるのでは
なく一方の板78又は80だけを具える必要があることがあ
る。そのような場合には、側壁47又は49をペーパーマツ
トの近くまで下へ伸ばす。
なく一方の板78又は80だけを具える必要があることがあ
る。そのような場合には、側壁47又は49をペーパーマツ
トの近くまで下へ伸ばす。
しかし、実際にはペーパーマツトの高くなつた箇所を調
節してマツトが側壁に対して盛りあがらないようにする
ために少し動く２枚の板を用いることが一般に望ましい
ことが見出されている。
節してマツトが側壁に対して盛りあがらないようにする
ために少し動く２枚の板を用いることが一般に望ましい
ことが見出されている。
第５図は82および84が板78および80に似ている別の実施
例を示す。しかし、板82および84は蝶番74および76の上
方に延びている上方部分86および88を有する。これらの
上方部分86および88は、側壁47および49の下部に一致し
板の下部が外側へゆれ動かないように作られている。従
つて板82および84は、蒸気の圧力がフード38内で高くな
つてもかなりの量の蒸気が逃げないようにする。
例を示す。しかし、板82および84は蝶番74および76の上
方に延びている上方部分86および88を有する。これらの
上方部分86および88は、側壁47および49の下部に一致し
板の下部が外側へゆれ動かないように作られている。従
つて板82および84は、蒸気の圧力がフード38内で高くな
つてもかなりの量の蒸気が逃げないようにする。
第１図は、蒸気分配装置を含む製紙機械の模式的構成図
である。 第２図は、本発明の第１の実施例としての巻取紙上に分
配する蒸気分配装置の斜視図である。 第３図は、本発明の第１の実施例としての巻取紙上に蒸
気を分配する蒸気分配装置の模式的断面構成図である。 第４図は、第３図に示した実施例の一部分の詳細図であ
る。 第５図は、本発明の別の実施例としての巻取紙上に蒸気
を分配する蒸気分配装置の模式的断面構造図である。 10……製紙機械 12……熱ガス（蒸気）分配装置 14……パルプ箱 16……パルプ混合物 18……コンベイヤ 20……巻取紙 22……真空箱 26……プレス部分 30……端板 32……脚 34……押さえ金 36……パイプ 38……フード 40……蒸気パイプ 42……外部ケーシング 44……内部ケーシング 46……絶縁体 47，49……側壁 48……横隔壁 50……区画 51……ポート 52……管状ノズル 56……空気圧弁 60……スロツト付弧状拡散板 62……真空箱カバー 70，72……空間 74，76……蝶番 78，80……板 82，84……シリンダ 86，88……上方部分
である。 第２図は、本発明の第１の実施例としての巻取紙上に分
配する蒸気分配装置の斜視図である。 第３図は、本発明の第１の実施例としての巻取紙上に蒸
気を分配する蒸気分配装置の模式的断面構成図である。 第４図は、第３図に示した実施例の一部分の詳細図であ
る。 第５図は、本発明の別の実施例としての巻取紙上に蒸気
を分配する蒸気分配装置の模式的断面構造図である。 10……製紙機械 12……熱ガス（蒸気）分配装置 14……パルプ箱 16……パルプ混合物 18……コンベイヤ 20……巻取紙 22……真空箱 26……プレス部分 30……端板 32……脚 34……押さえ金 36……パイプ 38……フード 40……蒸気パイプ 42……外部ケーシング 44……内部ケーシング 46……絶縁体 47，49……側壁 48……横隔壁 50……区画 51……ポート 52……管状ノズル 56……空気圧弁 60……スロツト付弧状拡散板 62……真空箱カバー 70，72……空間 74，76……蝶番 78，80……板 82，84……シリンダ 86，88……上方部分
Claims (5)
- 【請求項１】ａ）巻取紙の一方の側に位置するフード
と、 ｂ）前記フード内に蒸気を導入する手段と、 ｃ）巻取紙を真空状態に置くように、前記フードと反対
の巻取紙の側に位置する真空箱手段と、 ｄ）ｉ）蒸気が前記フード内に導入されている時には前
記フード内への空気流量を制限するように、所定の第１
の高さを有する空間を巻取紙と真空解除手段との間に与
え、 ii）前記真空箱手段が真空状態に置かれている一方で、
前記フード内に蒸気が導入されていない時には実質的な
空気の流れが前記フード内に流入できるように、所定の
第１の高さよりも大きい高さを有する空間を巻取紙と真
空解除手段との間に与える、 前記フードに結合された真空解除手段と、を具える巻取
紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置。 - 【請求項２】前記所定の第１の高さは約１．９cm（約0.
75インチ）である特許請求の範囲第１項記載の巻取紙00
に蒸気を分配する蒸気分配装置。 - 【請求項３】前記フードは２つの側壁および２つの端壁
を有し、前記真空解除手段は、前記側壁の少なくとも１
つに結合している特許請求の範囲第１項記載の巻取紙上
に蒸気を分配する蒸気分配装置。 - 【請求項４】前記フードは巻取紙から離れて間隔をおい
て配置されそれらの間に空間に形成し、前記真空解除手
段は前記側壁の１つに蝶番によつて結合された板を具
え、前記板は蒸気が前記フード内に導入されるとその板
が前記空間をほとんど閉鎖するように構成配置されてい
る特許請求の範囲第３項記載の巻取紙上に蒸気を分配す
る蒸気分配装置。 - 【請求項５】前記板に結合され、蒸気の圧力が高い状態
の下で前記板が前記空間を開放するのを防止するストツ
プ部材を更に具える特許請求の範囲第４項記載の巻取紙
上に蒸気を分配する蒸気分配装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/589,609 US4543737A (en) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | System for distributing steam on a paper web |
| US589609 | 1984-03-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224894A JPS60224894A (ja) | 1985-11-09 |
| JPH0611952B2 true JPH0611952B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=24358729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60047333A Expired - Lifetime JPH0611952B2 (ja) | 1984-03-14 | 1985-03-09 | 巻取紙上に蒸気を分配する蒸気分配装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4543737A (ja) |
| EP (1) | EP0156715B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0611952B2 (ja) |
| AU (1) | AU570771B2 (ja) |
| BR (1) | BR8501125A (ja) |
| CA (1) | CA1254736A (ja) |
| DE (1) | DE3570898D1 (ja) |
| FI (1) | FI82847C (ja) |
Cited By (1)
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