JPH0611516A - シートベルト装置の試験機 - Google Patents

シートベルト装置の試験機

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Publication number
JPH0611516A
JPH0611516A JP16776492A JP16776492A JPH0611516A JP H0611516 A JPH0611516 A JP H0611516A JP 16776492 A JP16776492 A JP 16776492A JP 16776492 A JP16776492 A JP 16776492A JP H0611516 A JPH0611516 A JP H0611516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat belt
armature
acceleration
fixed
retractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16776492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Murata
博美 村田
Shinji Wakishima
伸治 脇島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
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Publication of JPH0611516A publication Critical patent/JPH0611516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の衝撃力を容易に付与して精度の高い試
験を行なうことができるシートベルト装置の試験機を提
供することを目的とする。 【構成】 筒形の界磁ヨーク、アマチュアと、当該アマ
チュアと一体に移動する台と制御装置とを有し、当該制
御装置が特定波形の加速度指令を生成する指令器と、こ
の加速度指令を受けてスイッチング動作する電流フィー
ドバック制御のPWM方式単相インバータとを有し、当
該単相インバータの出力電流を上記アマチュアのコイル
に供給する衝撃加振装置、この衝撃加振装置の上記台上
に固定されたリトラクターと、このリトラクターから引
き出されたシートベルトの一端が固定されたスリップク
ラッチおよび上記台上に固定された加速度センサとを備
え、上記指令器は上記加速度センサが出力する信号を取
り込んで、当該信号の波形に基づき上記シートベルトの
所要のデータを演算することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルト装置の試
験機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の前部座席に乗る人にはシートベ
ルトの装着が義務づけられている。
【0003】シートベルト装置は走行していた自動車が
衝突等により急停止状態となった場合に、人に作用する
衝撃Gが所定値以上になると、図3に示すリトラクタ−
6がシートベルト10をロックしてシートベルトの引き
出しを止め、上記人の前方への飛び出しを防止するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記衝突時の
シートベルト10の引き出し量や引張力を試験する必要
がある。
【0005】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、任意の衝撃力を容易に付与して精度の高い試
験を行なうことができるシートベルト装置の試験機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、筒形の界磁ヨーク、アマチュアと、当該アマ
チュアと一体に移動する台と制御装置とを有し、当該制
御装置が特定波形の加速度指令を生成する指令器と、こ
の加速度指令を受けてスイッチング動作する電流フィー
ドバック制御のPWM方式単相インバータとを有し、当
該単相インバータの出力電流を上記アマチュアのコイル
に供給する衝撃加振装置、この衝撃加振装置の上記台上
に固定されたリトラクターと、このリトラクターから引
き出されたシートベルトの一端が固定されたスリップク
ラッチおよび上記台上に固定された加速度センサとを備
え、上記指令器は上記加速度センサが出力する信号を取
り込んで、当該信号の波形に基づきシートベルトの所要
のデータを演算することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、加速度指令が与えられると、アマ
チュア3が急激に加速され、ある時間tが経過すると、
リトラクター6が衝撃を感知してシートベルト10の繰
り出しをロックし、シートベルト10には引張力Fが作
用する。この結果、アマチュア3が急激に減速され、こ
のアマチュア3の急激な加減速形が加速度センサを介し
て取り出され、CPUで分析される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1において、1は界磁コイル2を備えた
フィールドヨーク、3はアマチュアコイル4を有するア
マチュア3であって、フィールドヨーク1内を直線移動
可能に設けられており、このアマチュア3と一体に移動
する供試台5にリトラクター6が固定されている。7は
ガイドローラ、8はスリップクラッチ、9は加速度セン
サ、10はシートベルトである。スリップクラッチ8の
可動側にはリラクター6から引き出されたシートベルト
10の一端が固定されており、このスリップクラッチ8
は所定値以上のトルク(スリップトルク)Txが作用す
るとスリップし、このスリップトルクTxは調整可能と
なっている。
【0010】この装置は、アマチュアコイル4に電流を
流して電磁力によりアマチュア3を駆動することにより
試験体に加速度を与えるが、加速度の制御はアマチュア
コイル4に供給する電流を制御して行なう。この制御は
図2に示すような波形(ハーバーサインカーブ)の加速
度指令(電流指令I* )を指令器CPU11で発生さ
せ、これをPWM方式の単相インバータ12に与え、当
該単相インバータ12が出力する直流電力をアマチュア
コイル4に供給する。13は偏差増幅器、14はPWM
信発生器の比較器、15はPWM信発生器の三角波発生
器、16はインバータ、17A、17Bはベースドライ
バである。Tr1〜Tt4はトランジスタであり、電流指令
* が正の場合は、トランジスタTr2とTt3をOFFに
しはてトランジスタTr1とTt4をスイッチング動作さ
せ、電流指令I* が負の場合は、トランジスタTr1とT
t4をOFFにしはてトランジスタTr2とTt3をスイッチ
ング動作させる。CTは電流検出器であり、その検知出
力はフィードバックされ、偏差増幅器で加速度指令(電
流指令I* )と比較される。
【0011】この構成においては、アマチュアコイル4
に電流を流して電磁力によりアマチュア3を駆動するこ
とによりリトラクター6に衝撃を与える。
【0012】今、図3に示す時刻t0 に、アマチュア3
が図1の矢印で示す向きに加速されたとする。加速後、
ある時間tが経過すると、リトラクター6が衝撃を感知
してシートベルト10の繰り出しをロックするので、シ
ートベルト10には引張力Fが作用する。この引張力F
がF>r×Txである場合には、スリップクラッチ8が
スリップ回動するので、アマチュア3は図3に符号Aで
示すように滑らかに減速するが、F<r×Txである場
合には、スリップクラッチ8が回動しないので、アマチ
ュア3は図3に符号Bで示すように急制動を受ける。
【0013】従って、加速度センサ9は図3に示す加速
度波形の信号を出力する。CPU11はこの加速度波形
の信号を入力して当該波形の時刻t0 から変曲点tP
での大きさ、波形から、シートベルト10に作用する引
張力やベルト繰り出し量を演算する。
【0014】本実施例では、車衝突時の実際の衝撃を忠
実にシュミーレートすることができる利点があり、加速
度指令(電流指令I* )の大きさは容易に調整すること
ができ、またスリップクラッチ8のスリップトルクTx
も簡単に調整できるので、シートベルト10に作用する
衝撃力を種々可変にして(例えば2G〜5G)、当該シ
ートベルトの試験を行なうことができる。
【0015】上記実施例では、加速度センサ9の出力を
指令器CPU11に取り込んでいるが、別に演算装置C
PUを設けて当該演算装置CPUによりシートベルト1
0に作用する引張力やベルト繰り出し量を演算させるよ
うにしててもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、車衝突時の
実際の衝撃を忠実にシュミーレートすることができるの
で、シートベルトの高精度な試験を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略構成図である。
【図2】上記実施例の制御装置を示す図である。
【図3】上記実施例の動作を説明するための加速度波形
図である。
【図4】シートベルト装置の説明図である。
【符号の説明】
1 フィールドヨーク 2 界磁コイル 3 アマチュア 4 アマチュアコイル 5 台 6 リトラクター 8 スリップクラッチ 9 加速度センサ 10 シートベルト 11 指令器 12 単相インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形の界磁ヨーク、アマチュアと、当該
    アマチュアと一体に移動する台と制御装置とを有し、当
    該制御装置が特定波形の加速度指令を生成する指令器
    と、この加速度指令を受けてスイッチング動作する電流
    フィードバック制御のPWM方式単相インバータとを有
    し、当該単相インバータの出力電流を上記アマチュアの
    コイルに供給する衝撃加振装置、この衝撃加振装置の上
    記台上に固定されたリトラクターと、このリトラクター
    から引き出されたシートベルトの一端が固定されたスリ
    ップクラッチおよび上記台上に固定された加速度センサ
    とを備え、上記指令器は上記加速度センサが出力する信
    号を取り込んで、当該信号の波形に基づき上記シートベ
    ルトの所要のデータを演算することを特徴とするシート
    ベルト装置の試験機。
JP16776492A 1992-06-25 1992-06-25 シートベルト装置の試験機 Pending JPH0611516A (ja)

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JP16776492A JPH0611516A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 シートベルト装置の試験機

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JPH0611516A true JPH0611516A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15855668

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JP (1) JPH0611516A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08252861A (ja) * 1995-02-07 1996-10-01 L'oreal Sa 装飾帯を持つ容器及びその製造方法並びにその製造装置
CN103558014A (zh) * 2013-08-14 2014-02-05 浙江万里安全器材制造有限公司 安全带带感耐久性试验机
CN105841976A (zh) * 2016-04-28 2016-08-10 天津职业技术师范大学 一种主动式预紧安全带综合试验装置
CN106053050A (zh) * 2016-07-30 2016-10-26 滁州职业技术学院 一种安全带组件加速度性能检测装置
CN106323606A (zh) * 2016-07-30 2017-01-11 滁州职业技术学院 一种检测安全带组件质量的工艺流程

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CN106053050A (zh) * 2016-07-30 2016-10-26 滁州职业技术学院 一种安全带组件加速度性能检测装置
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