JPH06114853A - 軟質ポリウレタンフォームの製造方法及びその装置 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造方法及びその装置

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JPH06114853A
JPH06114853A JP4345057A JP34505792A JPH06114853A JP H06114853 A JPH06114853 A JP H06114853A JP 4345057 A JP4345057 A JP 4345057A JP 34505792 A JP34505792 A JP 34505792A JP H06114853 A JPH06114853 A JP H06114853A
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foaming
width
polyurethane foam
heating roller
flexible polyurethane
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JP4345057A
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Takashi Nishi
敬 西
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質ポリウレタンフォームの側部を被覆,付
送するフィルム又は紙の滑落を防ぎ、夏場でのトップブ
ロウ及びスコーチを防止する。 【構成】 連続的に軟質ポリウレタンフォームを製造す
るに当り、固定側の発泡用側板と加熱用ローラー部と移
動側の発泡用側板と加熱用ローラ部とが平行であり、発
泡幅を拡幅する時には、移動側の発泡用側板の発泡開始
位置拡幅装置,発泡形状保持拡幅装置及び移動側の加熱
用ローラー部の先端拡幅装置,末端拡幅装置を時差で次
々と拡幅させ、これを間歇的に行い指定幅まで拡げ、幅
広げの時に吐出量を発泡幅にほぼ正比例して増加させ
る。加えてフィルム又は紙が滑落する場合は加熱用ロー
ラー部を5〜30mm内側に入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】軟質ポリウレタンフォームの製造
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質ポリウレタンフォームの連続発泡に
おいてはポリウレタン発泡原液を攪拌機で攪拌し無端コ
ンベア上に被覆された合成樹脂で処理された紙上にトラ
バース(左右横断)しながら散布し、無端コンベアに直
立し微少な隙間を有して固定した発泡用側板と他方の移
動用の発泡用側板は発泡開始位置拡幅装置を具備した発
泡幅を基準とすると、発泡形状保持拡幅装置を具有する
所では8センチメートルから15センチメートル狭く設
定していた。このようにした理由は発泡幅を拡幅する場
合、軟質ポリウレタンフォームの側面を被覆する紙又は
フィルムがフォームから滑落する危険があり、移動用の
発泡用側板及びこれに続く加熱用ローラー部で強制的に
抑えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発泡幅を拡幅しようと
した場合には、移動側の発泡用側板及び加熱用ローラー
部を一斉に一定幅を間歇的に所定幅になるまで拡幅して
いた。この結果、発泡幅が100センチ幅では8〜15
%の損失があり、200センチ幅でも4〜7.5%の損
失になる。平均すれば6〜11%の損失になっていた。
経済的損失の他に強制的に押えるために、ガス化と樹脂
化反応の平衡がくずれ、フォームの真中から破裂(トッ
プブロウ)するといった不良品や夏場にフォームの内部
にスコーチ(赤茶けた現象)状態が発生し製品の劣化及
び製品の収率悪化という不具合が発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意研究した結果本発明に到達したものである。すな
わち、無端コンベアに非接触状態で直角に発泡用側板と
複数の加硫用ローラーを上部と下部でそれぞれ連結固定
し各ローラーが回転可能にして加熱用ローラー部となし
該加熱用ローラー部を相い対して平行して直立させ、無
端コンベア上に樹脂加工した紙を連続的に敷設供給し発
泡用側板の下端から上端に向けて15〜25センチメー
トル接触させ、一方発泡用側板と該発泡用側板の下端か
ら上端に向けて接触している紙の間に軟質ポリウレタン
フォームの高さに応じた側面紙又は側面フィルムを直立
した状態で移動させ無端コンベアの加熱用ローラー部の
終端部の後方でコンベア速度に対応して巻き取り、軟質
ポリウレタンフォーム用発泡原液を無端コンベア上に連
続的に敷設供給する合成樹脂加工紙上に注入散布し、発
泡硬化させて軟質ポリウレタンフォームを連続的に製造
する方法において、相い対する発泡用側板と加熱用ロー
ラー部が固定側と移動側が平行であるようにした軟質ポ
リウレタンフォームの製造方法及び装置によって課題を
解決した。すなわち、軟質ポリウレタンフォームを連続
的に発泡する場合、発泡用側板の発泡開始位置(先端)
に較べ、発泡形状保持(末端)を8cmから15cm押
えることは、樹脂化反応とガスロ化反応の競合反応の立
場からみると、二つの反応を圧迫することになり夏場の
トップブロウやスコーチ現象を加速することになる。ト
ップブロウやスコーチを防ぐためには、発泡用側板は固
定側と移動側は平行で発泡幅が同一であることが望まし
い。ただこの場合、拡幅するとき移動側の発泡用側板を
一度に拡げると発泡用側板の末端の発泡形状保持部分に
軟質ポリウレタンフォーム側部との間に隙間が発生し軟
質ポリウレタンフォームの側部を被覆付送するフィルム
又は紙が軟質ポリウレタンフォームの側部から滑落する
という現象が起る。この滑落現象を防止するには、軟質
ポリウレタンフォームの発泡幅の拡幅に際して発泡用側
板の発泡開始位置拡幅装置でまず拡げ、ついで発泡形状
保持拡幅装置を拡げ、続いて移動側の加熱用ローラー部
の先端拡幅装置を拡げついで末端拡幅装置を拡げる。一
定幅を一定速度で所定発泡幅になるまで間歇的にくり返
して拡幅を完了させる。拡幅法には二段法,三段法,四
段法がある。二段法としては、発泡幅を拡幅する場合
に、一定幅を移動側の発泡用側板を一定幅拡げ、ついで
移動側の加熱用ローラー部を一定幅拡げ、間歇的に所定
幅になるまで拡幅する方法である。三段法としては、発
泡幅を拡幅する場合、一定幅を移動側の発泡用側板の発
泡開始位置の部位(発泡開始位置拡幅装置)を一定速度
で拡げ、ついで移動側の発泡形状保持(発泡形状保持拡
幅装置)の発泡用側板を一定速度で拡げ、ついで移動側
の加熱用ローラーの一定幅を一定速度で拡げる方法と、
発泡幅を拡幅する場合、移動側の発泡用側板を一定幅拡
幅した直後に移動側の加熱ローラー部の先端拡幅装置の
一定幅を一定速度で拡げ、ついで移動側の加熱ローラー
部の末端拡幅装置の一定幅を一定速度で拡げ、間歇的に
所定幅になるまで拡幅する方法とがある。四段法として
は、軟質ポリウレタンフォームの発泡幅を拡幅する時
に、移動側の発泡用側板の発泡開始位置拡幅装置の一定
幅を一定速度で拡幅しついで同じ移動側の発泡用側板の
発泡形状保持拡幅装置の一定幅を一定速度で拡幅し、つ
いで移動側の加熱ローラー部の先端拡幅装置の一定幅を
一定速度で拡げ、ついで同じ移動側の加熱ローラー部の
末端拡幅装置の一定幅を一定速度で拡げ、間歇的に所定
幅になるまで同じ動作方法で拡幅する方法がある。尚二
段法,三段法及び四段法による発泡幅の拡幅は品番によ
って軟質ポリウレタンフォームの側面に付随する紙又は
フィルムの滑落の状態をみてきめる。滑落のしにくい順
番に二段法>三段法>四段法を用いる。しかしながら、
固定側の発泡用側板と加熱用ローラー部と移動側の発泡
用側板と加熱用ローラー部が平行で発泡幅が同一である
と配合品番によっては移動側の加熱用ローラー部で軟質
ポリウレタンフォームの側部を被覆付送するフィルム又
は紙の側部からの滑落が起るときがある。これを防止す
るには移動側の加熱用ローラー部を内側(発泡幅を狭く
する)に予め5〜30mm入れる方法が好適である。軟
質ポリウレタンフォームの収縮率は約1.5%である。
2000mm幅では30mm、1000mm幅では15
mmである。
【0005】発泡幅の拡幅の場合、ポリウレタン発泡原
液の注入量を一定にしておくと発泡高さが低くなって発
泡収率は悪くなる。発泡幅に応じて注入量を増加する必
要がある。軟質ポリウレタンフォームの断面が長方形で
あるとすると V×H×W×d=e・P(1−GL) という関係式が成立する。 V:コンベア速度(cm/min) H:発泡高さ (cm) W:発泡幅 (cm) d:フォームの見掛密度 g/cm e:品番による係数 P:注入量 (g/min) GL:品番によるガスロス(水,発泡助剤のガス逸散係
数) 今仮りにV,H,d,e,GLを一定とするとC・W≒
eP(V・H・d=C)となり、発泡幅と注入量はほぼ
正比例の関係になる。
【0006】表1に配合と見掛密度とガスロスの関係を
示す。
【表1】 ポリオールはスラブフォーム用水酸基価56、整泡剤と
アミン触媒を除いて計算した。TDIインデックスは1
00。
【0007】ウレタンフォームの見掛密度及びガスロス
は実測値以外は信頼できないが、簡易法を次に記す。 自由発泡での見掛密度の計算:配合例A {100+37.72−3.0×(44−18)/1
8}/[100+{37.72−3.0×(44−1
8)/18}/1.22+22400×(3.0/1
8)]=0.034 注:1.22はTDIの比重,CO:分子量44,
水:分子量18 ガスロスの計算:配合例A {3.0×(44/18)/(100+37.72+
3.0)}×100=5.21
【0008】配合決定には上記の自由発泡での見掛密度
及びガスロスの式を目安として使用する。TDIインデ
ックスを100として計算したが、軟質ポリウレタンス
ラブフォームの場合は102から135とTDI過剰で
生産される。それ故に実際のウレタンフォームの見掛密
度は10〜20%小さくなる。原因として考えられるの
はポリオール,難燃剤又は顔料中に存在する微少な水
分、液状のアミン触媒及び過剰なTDIのフォーム内部
発熱によるガス状で逸散する他にTDIのポリオール及
び充填剤中の低分子物質との反応による炭酸ガス発生が
考えられる。逆にガスロスはその分だけ大きくなる。
【化1】
【化2】
【化3】
【0009】本発明を図面に基いて説明する。図1は本
発明の装置の概略を示す斜視図である。無端コンベアは
右から左に進む。コンベア上に敷設載置する底紙(図示
せず)上にポリウレタン発泡原液を攪拌機10で攪拌混
合し注入液11として底紙上にトラバースしながら散布
される。ウレタンフォームの側面を被覆する側面紙又は
フィルム(図示せず)はポリウレタンフォームの発泡圧
で発泡用側板(固定側2,移動側3)と加熱用ローラー
部(固定側4,移動側5)で滑落せず進み、無端コンベ
アを出た所で巻きとる。底紙も無端コンベアを出た所で
巻きとる。尚固定側の発泡用側板は10米から20米の
長さで無端コンベアの端部面に微少な隙間で直立し床面
から直立した補強板(図示せず)とで固定されている。
同じく固定側の加熱ローラー部5は10米から20米の
長さで30センチメートルから40センチメートル間隔
にローラーを設置し、上部と下部は一体になるように固
定し、各ローラーは回転自在になって軟質ポリウレタン
フォームの側部を被覆付着したフィルム又は紙を抵抗な
く付送する加熱用ローラー部の下部は無端コンベアの端
部面に微少な隙間で直立し、床面から直立した補強板
(図示せず)とで固定されている。加熱ローラー部を構
成する各ローラーは軟質ポリウレタンフォームの側面に
接触するフィルム又は紙に接触しながら軽く押圧した状
態で進行方向に送り出す。移動側の発泡用側板は無端コ
ンベアとは微少な隙間で直立し、床面から直立した補強
板(図示せず)とは移動可能手段(幅を特定可能なネジ
棒,1センチメートル毎に固定可能な凸凹嵌合部を有す
る鉄棒その他)で発泡開始位置拡幅装置6と発泡形状保
持拡幅装置7でしかも上部と下部合せて四個所で移動可
能な状態で固定されている。移動側の加熱ローラー部も
固定側と同様に設置される。又先端拡幅装置8と末端拡
幅装置9は移動側の発泡用側板と同様の装置が設置され
る。該発泡用側板の発泡開始位置拡幅装置と発泡形状保
持拡幅装置とは単独でも連動でも作動する。加熱用ロー
ラー部の先端拡幅装置及び末端拡幅装置も単独又は連動
で作動する。拡幅は従来の装置では発泡開始位置拡幅装
置6と発泡形状保持拡幅装置7は連動で同時に同一幅拡
幅する。移動側の加熱ローラー部の先端拡幅装置及び末
端拡幅装置も連動で同時に同一幅拡幅する。
【0010】図2は本発明の軟質ポリウレタンフォーム
の発泡状態を表す断面図である。ポリウレタン発泡原液
は攪拌機10で攪拌混合されトラバースされて散布され
た吐出液11はクリーム状態からゲル状態をへて40秒
から50秒で一定高さ(H)になる。
【0011】図3は図2のB−B断面図である。発泡高
さHと発泡幅Wを表している。
【0012】図4は従来の固定側の発泡用側板2と加熱
用ローラー部4及び移動側の発泡用側板3の位置を示す
平面図で、発泡用側板の発泡開始位置拡幅装置6の位置
の発泡幅はW+wで発泡用側板の発泡形状保持拡幅装置
7の位置の発泡幅Wよりwだけ広いことを示している。
すなわち発泡形状保持側板の所でwだけ押圧しているこ
とを示している
【0013】図5は移動側の発泡用側板の発泡開始位置
拡幅装置6がwだけ拡幅された平面図である。
【0014】図6は移動側の発泡用側板3がwだけ拡幅
した状態を示す平面図である。二段法拡幅の第1段階を
示す。(三段法,四段法の移動側の発泡用側板3がwだ
け拡幅した状態を示す平面図も含む)
【0015】図7は移動側の発泡用側板及び移動側の加
熱用ローラー部の先端拡幅装置8がwだけ拡幅された平
面図。
【0016】図8は軟質ポリウレタンフォームの側部を
被覆,付送するフィルム又は紙の滑落防止のために加熱
用ローラー部をb(5〜30mm)だけ内側(発泡幅を
bだけ狭くする)に入れたことを示す平面図。
【0017】
【作用】発泡制御盤に付属して拡幅数値制御装置を備え
つけておく。拡幅装置は移動側の発泡開始位置拡幅装
置,発泡形状保持拡幅装置,先端拡幅装置及び末端拡幅
装置はネジ式で数値制御装置と連動している。又拡幅に
伴うポリウレタン発泡原液の吐出流量は発泡幅にほぼ比
例して増加できるようにしてあり、発泡高さは測定位置
との電磁気的応答でデジタルで測定できるようにしてあ
る。発泡高さに応じることで吐出 量は微調整する。
【0018】発泡用側板15米,加熱用ローラー部15
米で,加熱用ローラー部を2センチメートル内側に狭く
し,発泡幅200センチメートルを220センチメート
ル拡幅する。ポリウレタン発泡原液吐出量100l/
分,ライズタイム100秒,コンベア速度4米/分のプ
ログラムを例示する。
【表2】
【0019】
【発明の効果】発泡幅200センチメートルの所を移動
側の発泡用側板の発泡開始位置拡幅装置を210センチ
メートルで発泡した。長尺フォームで60米のものを途
中で230センチメートルに拡げて吐出量を変えなかっ
た。210センチメートル×60米1本、230センチ
メートル×60米1本発泡した。一方本発明で固定側と
移動側の発泡用側板と加熱用ローラー部を平行にして、
移動側の加熱ローラー部を2cm内側に狭くして拡幅を
時差で行い、吐出量を発泡幅に比例して行った。202
センチメートル×60米1本、222センチメートル×
60米1本発泡した。(指数で表示した) 平行による効果 吐出量増加による効果 相乗効果 従来例 100 100 100 本発明 104 110 114 従来より本発明は14%収率が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の概略を示す斜視図である。
【図2】軟質ポリウレタンフォームの発泡状態を表す断
面図である。
【図3】図2のB−B断面図であって、発泡高さと発泡
幅を表している。
【図4】従来の発泡用側板と加熱用ロール部を示す平面
図。
【図5】図5は移動側の発泡用側板の発泡開始位置拡幅
装置6がWだけ拡幅された平面図である。
【図6】図6は移動側の発泡用側板3がwだけ拡幅した
状態を示す平面図である。
【図7】図7は移動側の発泡用側板及び移動側の加熱用
ローラー部の先端拡幅装置8がwだけ拡幅された平面
図。
【図8】図8は加熱用ローラー部をbだけ内側に入れた
ことを示す平面図。
【符号の説明】 1 無端コンベア 2 発泡用側板(固定側) 3 発泡用側板(移動側) 4 加熱用ローラー部(固定側) 5 加熱用ローラー部(移動側) 6 発泡用側板の発泡開始位置拡幅装置 7 発泡用側板の発泡形状保持拡幅装置 8 加熱用ローラーの先端拡幅装置 9 加熱用ローラーの末端拡幅装置 10 攪拌機 11 吐出液 A 軟質ポリウレタンフォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08G 18/08 101:00) B29K 75:00 105:04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端コンベアに非接触状態で直角に発泡
    用側板と複数のローラーを上部と下部でそれぞれ固定し
    各ローラーが回転可能にして加熱用ローラーとなし該加
    熱用ローラー部を相い対して平行して直立させ、無端コ
    ンベア上に樹脂加工した底紙を連続的に敷設供給し発泡
    用側板の下端から上端に向けて15〜25センチメート
    ル接触させ、一方発泡用側板と該発泡用側板の下端から
    上端に向けて接触している紙の間に軟質ポリウレタンフ
    ォームの高さに応じた側面紙又は側面フィルムを直立し
    た状態で移動させ無端コンベアの加熱用ローラー部の終
    端部の後方でコンベア速度に対応して巻き取り、軟質ポ
    リウレタンフォーム用発泡原液を無端コンベア上に連続
    的に敷設供給する合成樹脂加工紙上に注入散布し、発泡
    硬化させて軟質ポリウレタンフォームを連続的に製造す
    る方法において、相い対する発泡用側板と加熱用ローラ
    ー部が固定側と移動側とで平行であることを特徴とした
    軟質ポリウレタンフォームの製造方法及び装置。
  2. 【請求項2】 連続的に軟質ポリウレタンフォームを製
    造する方法において、発泡幅を拡幅する場合に、移動側
    の発泡用側板を一定幅拡げ、ついで移動側の加熱用ロー
    ラー部を一定幅拡げ、間歇的に所定幅になるまで拡幅す
    ることを特徴とする請求項1記載の軟質ポリウレタンフ
    ォームの製造方法及びその装置。
  3. 【請求項3】 発泡幅を拡幅する場合、一定幅を移動側
    の発泡用側板の発泡開始位置の部位(発泡開始位置拡幅
    装置)を一定速度で拡げ、ついで移動側の発泡終端位置
    (発泡形状保持拡幅装置)の発泡用側板を一定速度で拡
    げ、ついで移動側の加熱用ローラー部の一定幅を一定速
    度で拡げることを特徴とする請求項1記載の軟質ポリウ
    レタンフォームの製造方法及びその装置。
  4. 【請求項4】 発泡幅を拡幅する場合、移動側の発泡用
    側板を一定幅拡幅した直後に移動側の加熱ローラー部の
    先端拡幅装置の一定幅を一定速度で拡げ、ついで移動側
    の加熱ローラー部の末端拡幅装置の一定幅を一定速度で
    拡げ、間歇的に所定幅になるまで拡幅することを特徴と
    する請求項1記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方
    法及びその装置。
  5. 【請求項5】 軟質ポリウレタンフォームの発泡幅を拡
    幅する時に、移動側の発泡用側板の発泡開始拡幅装置の
    一定幅を一定速度で拡幅しついで同じ移動側の発泡用側
    板の発泡形状保持拡幅装置の一定幅を一定速度で拡幅
    し、ついで移動側の加熱ローラー部の先端拡幅装置の一
    定幅を一定速度で拡げ、ついで同じ移動側の加硫ローラ
    ー部の末端拡幅装置の一定幅を一定速度で拡げ、間歇的
    に所定幅になるまで同じ動作方法で拡幅することを特徴
    とする請求項1記載の軟質ポリウレタンフォームの製造
    方法及びその装置。
  6. 【請求項6】 移動側の加熱用ローラー部が発泡用側板
    の平行な発泡幅にくらべ5〜30mm狭くしたことを特
    徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4及び
    請求項5記載の軟質ポリウレタンフォームの製造方法及
    びその装置。
  7. 【請求項7】 軟質ポリウレタンフォームの発泡幅を拡
    幅する際に、発泡高さを一定にするためにポリウレタン
    発泡原液の注入量を発泡幅に対応して増加することを特
    徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請
    求項5及び請求項6記載の軟質ポリウレタンフォームの
    製造方法及びその装置。
JP4345057A 1992-10-01 1992-10-01 軟質ポリウレタンフォームの製造方法及びその装置 Withdrawn JPH06114853A (ja)

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