JPH06114078A - 自己心出し確保部材を有する医学的治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 治療される患者の解剖体の部分の特定寸法に
適合する医学的治療部材と弾性確保部材を包含する医学
的治療装置を提供する。 【構成】 弾性確保部材３２は患者２２のサイズに適合
するために患者から遠ざかるように外方に移動して、患
者が治療装置２０内の中心に据えられることを保証す
る。弾性確保手段は装置の中心近辺から半径方向に間隔
をもって備えられた２つの対向弾性部材から構成され、
その各々は対向確保部材の中央部分と平行に配置された
中央部分、そして前記中央部分と角度をなして延長する
前記弾性確保部材の第二及び第三部分を有する３部分形
状に、例えば気泡体で構成される。 【効果】 医学的治療部材は患者２２に関して正確に位
置決めされる。医療装置２０は比較的快適で、かなり長
時間それを患者が身に付けることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］本発明は患者を治療するための医
療装置に関する。特に、本発明は多種類の各々の患者及
び特定の患者の身体部分と供に使用するためにそれ自身
を適応する治療部材の確保手段に関する。 ［０００２］ ［従来の技術］一定期間治療を施すために患者に確保さ
れる種々の医療装置が知られている。一例として、数多
くの治療的利益を与えるために磁界を患者の特定部分に
適用する磁気の治療装置が知られている。これらの治療
装置は過去何年も成功を治めてきたが、患者とのインタ
ーフェースアッセンブリーに関して、幾つかの問題が尚
残っている。 ［０００３］ ［発明が解決しようとする課題］その主要な問題は、装
置が遭遇する様々の解剖形状で使用出来るような装置を
搭載することである。経済的に実施可能であるために
は、装置は患者の大きな横断面で利用されなければなら
ない。常に個々の患者に装置を仕立てることは実際的で
はない、故に、実際的であるためには、装置が患者のサ
イズに調整されなければならない。 ［０００４］これは多くのこのような装置には重要要件
でもある、患者に関して治療部材を正しく位置決めする
ことの難しさをもまた増加させる。一例として、患者へ
の磁界の適用において、医学的治療、又は磁界発生手段
が最適な治療的効果を得るために患者の解剖体の特定部
分に関し正確に位置決めされることが一般的に重要であ
る。従来技術の装置では、医学的治療装置を正確にそし
て再現的に位置決めすることは困難である。 ［０００５］更なる問題が従来技術で使用される医学的
治療装置を患者に確保するための大抵の装置に存在する
ことは、好ましくない。これらの装置はしばしば比較的
長時間身に付けられるので、患者には不快なことであ
る。 ［０００６］個々の患者にあった形状に形成することが
出来るように変形可能材料内に医学的治療部材を搭載す
ることが従来技術では知られている。典型的に利用され
ている粘土状材料は特定患者には幾分適応可能ではある
が、患者に関し医学的治療部材を正しく位置決めするこ
とに関する問題には全く触れていない。材料を変形する
ことにより、医学的治療部材の位置又は形状が時々移動
されるかも知れない。この理由のために、装置を正確に
位置決めすることが難しくなるかも知れない。更に、そ
のような変形材料はその不快な問題を十分に解消しな
い。これらの変形材料は特定患者のサイズに適切に適応
させるために比較的大量の変形材料を必要とする。この
理由のために、それらは比較的重く、そして不快であ
る。 ［０００７］それ故に、本発明の目的は種々の患者のサ
イズにそれ自体を適応させる医学的治療部材の確保手段
を提供することである。更に、確保手段は比較的長時間
その装置を患者に快適に身に付けさせることが出来るよ
うな装置を提供することが本発明の目的である。 ［０００８］ ［課題を解決するための手段］本発明は、治療位置にあ
る時、装置の中心近くから第一半径距離に配置された治
療部材から構成される医学的治療装置、又は解剖的イン
ターフェース装置を開示する。弾性確保手段は治療部材
から半径内方向に位置決めされ、そして患者に装置を確
保する。弾性確保手段は、治療部材がその位置を維持
し、そして特定患者に関して正しく位置決めされるよう
に半径外方向に移動して、この患者の形状に一致させ
る。開示された形態において、弾性確保手段は、医学的
治療部材の正確な位置決めを維持する一方で、個々の患
者に一致するように半径外方に変形する弾性気泡体から
形成される。開示された装置は種々の解剖体のサイズ、
輪郭、そして特定治療エリアの輪郭、そして大抵の患者
の解剖体に適応する。確保部材は比較的小さな接触エリ
ア、均等握力を有し、そしてそれらが比較的快適で、長
時間の治療中でさえ圧力点を生成しないような柔らかい
低密度の気泡体で形成されるのが望ましい。弾性確保装
置は一貫した、正確な治療部材の位置決めを保証し、そ
して正確な位置決めを維持するために自己心出し及び自
己調整的である。 ［０００９］１つの開示された形態は、それが装置の中
心から半径外方向に移動するとより堅くなるように構成
されている。この変化する堅さは均一で、一定の圧力を
保証する。更に、弾性気泡体は、それがその最遠部分で
より密集するようにその半径方向において密度が変化し
ても良い。 ［００１０］本発明の好適形態において、弾性確保手段
は、装置の中心近くから半径方向に間隔を有して配置さ
れた２つの対向する弾性確保、又はインターフェース部
材から構成される。部材の対向部分の各々は、対向弾性
部材の中央部分と平行な第一中央部分と、中央部分と角
度をなして延長する第二及び第三部分、又は指体の、望
ましくは３つの部分を定義するので、各弾性確保部材は
通常Ｖ状の横断面を有する。より望ましくは、各弾性確
保部材はＶ状部分から半径外方に位置決めされ、そして
医学的治療部材を受ける中央間接続部分を有する２つの
Ｖ状部分を有する。 ［００１１］２つの間隔をもって配置された部分を使用
すると、足など円錐状本体部材も又十分に保持されるこ
とを保証する。単一部分しか備えていない装置において
は、例えば、脚の上方部など、円錐状本体部材の比較的
大きな部分は時々適切に保持することが出来ず、そして
医学的治療装置が患者上で動く可能性がある。２つの独
立部分を利用すると、円錐状本体部材の比較的大きい部
分と小さい部分の両方での適切な保持を保証する。 ［００１２］確保部材はその最外周表面において裏当て
する柔軟性プラスチックを有するのが望ましい。弾性確
保部材が特定患者の形状に一致するために変形した時、
弾性確保部材は屈曲し、そして柔軟性プラスチック裏当
てを屈曲させるような力を適用する。柔軟性プラスチッ
ク裏当ては向心方向のスプリング反発力を適用し、その
装置が患者に確保されることを保証する。本発明の最も
好適な形態において、気泡体確保部材は、半径外方位置
においてよりも、半径内方位置において小さな表面エリ
ア上により広がる。この特徴のため、気泡体は、装置が
より小さな患者に使用される時、容易に変形することが
保証されるので、気泡体は柔軟性プラスチック裏当てが
屈曲されるほど十分に変形する。 ［００１３］本発明の最も好適形態において、堅牢なく
びきが各弾性確保部材の半径外方に配置された外殻部か
ら形成される。その２つの外殻部は望ましくはくびきを
形成するために互いに蝶番止めされており、そして非治
療位置において互いに離れたり、治療位置において互い
に接近したりするように枢軸回転できる。ラッチ部は治
療位置において堅牢外殻部を確保する。 ［００１４］医学的治療装置は手足などの治療される患
者のエリア上に望ましくは位置決めされ、そして治療位
置に枢軸回転される。２つの弾性的確保部材が患者の手
足に接触する時、それらは屈曲し、そして正確な輪郭と
個々の患者のサイズに一致するように外方に変形する。
弾性的確保手段は、それらの患者の手足が装置内の中心
に快適に配置され、そして医学的治療装置が患者に関し
て正しく位置決めされることを保証する。 ［００１５］本発明のこれらや、他の目的、そして特徴
は、以下の明細書や簡単に説明された図からより理解さ
れよう。 ［００１６］ ［実施例］本発明の開示された形態は図１から図５を参
考にすることにより最も理解することが出来る。図１で
示されるように、医学的治療装置２０は患者２２に搭載
され、そして第一外殻部２４と第二外殻部２６で形成さ
れた蝶番止めくびき２３を包含する。外殻部２４と２６
は医学的治療装置２０の内部を保護するために堅牢なプ
ラスチック材料で形成されているのが望ましい。ラッチ
２７は第一外殼部２４の台３０にラッチ蝶番２８を介し
て枢軸的に取り付けられている。ラッチ２７は図１と図
２で示された治療位置で第一及び第二外殻２４と２６を
確保する。第一確保部材又はインターフェース部材３２
は医療装置２０の中心近辺の一方に搭載され、そして第
二確保部材３４が反対側に搭載されている。医学的治療
装置３６は第一外殻２４の中心に設けられ、そして第一
確保部材３２を通じて延長しているので、内方に向いて
いる治療面は患者２２に治療を適用することが出来る。
医学的治療装置３６は患者に治療を適用するいかなる装
置であっても良い。どのような医療装置３６が外殻２４
に搭載されるかの正確な構造的詳細は本発明の主旨では
ない。 ［００１７］図２は第二外殻部２６内に搭載された第二
医学的治療部材３８を包含するかも知れない医療装置２
０の反対側を示す。ラッチクリップ４０は治療位置で第
一及び第二外殻部２４と２６を確保するためにラッチ台
４２上で受け止められる。 ［００１８］医学的治療装置２０は図３において非治療
位置で示されている。ラッチクリップ４０の止め部４４
は治療位置で外殻２４と２６を確保するためにラッチ台
４２のバー４６上で受け止められても良い。確保部材３
２と３４の詳細はこの非治療位置から理解することが出
来る。第一Ｖ状部材４８は第一確保部材３２の一端で形
成され、そして第二Ｖ状部材５０は他端において形成さ
れる。第一及び第二Ｖ状部材４８と５０は間接続部材５
２により間接続されているので、確保部材３２は、医学
的治療装置２０の中心から眺めると、通常Ｉ形状をして
いる。各Ｖ状部材４８と５０は指部又は側部材５４、中
央部材５６、そして反対側の指部又は側部材５８を包含
する。第二確保部材３４はＶ状部材５９と６０、そして
間接続部材６１を有する。Ｖ状部材５９と６０は側部材
６２、中央部材６３、そして反対側の側部材６４を包含
する。治療部材３６と３８を各々受けている間接続部材
５２と６１が示されている。 ［００１９］図４は側部分５４と５８、そして中央部材
５６を有するＶ状部材５０を包含する第一確保部材３２
を示す。柔軟性プラスチック裏当て６６はＶ状部材４８
と５０の実表面を定義する気泡体材料６８に搭載され
る。望ましくは、ポリウレタン気泡体が気泡体部分６８
に利用される。 ［００２０］気泡体部分６８の密度はその半径範囲上で
変化し、半径外方向でより密集するようになっても良い
ことが又想像される。これは患者へのＶ形状部材からの
一定で、均一な圧力を保証する。全体の装置は、気泡体
部分６８から裏当て材料６６へ、そして裏当て６６の半
径外方にあるくびき２３へと半径外方に移動すると、よ
り堅牢となると言うことが出来る。この堅牢性が増す
と、患者を非常に快適させる一定で、均一な保持圧力を
保証する。 ［００２１］治療装置２０の自己心出しの特徴は図５を
参考に説明される。医学的治療装置２０が治療位置にあ
る時、第一外殻深部２４の反対側の側部５４と５８、そ
して第二外殻部２６の側部６２と６４は中心近辺で間隔
を設けられて配置されている。各側部５４、５８、６
２、そして６４は弾性的であるので、それらは、治療装
置がこの治療位置に移動される時、患者の特定サイズに
一致するように半径外方に変形する。弾性側部は、それ
らが治療装置２０が利用される患者の最小のサイズだけ
変形されるそのような範囲で内方に広がることが望まし
い。患者の異なる手足、又は身体サイズに一致するよう
に複数のサイズの治療装置を有することが望ましい。例
として、特大、大、中間、そして小サイズ用の装置を有
することが望ましい。更に、別の足や腕用の装置を有す
ることが望ましい。 ［００２２］医学的治療装置２０は患者回りで位置決め
され、そして治療位置に移動される時、患者の身体形状
は側部５４、５８、６２、そして６４を半径外方に変形
させて、患者回りの装置を中心に寄せる。それから、ラ
ッチ４０はラッチクリップ４４にスナップ止めされて、
治療位置に第一及び第二外殼部２４と２６を確保する。
それで、治療部材３６と３８は患者に関して正しく位置
決めされる。 ［００２３］側部５４、５８、６２、そして６４が半径
外方に変形又は屈曲すると、それらは柔軟性プラスチッ
ク裏当て６６を屈曲させることとなる。柔軟性プラスチ
ック裏当て６６が屈曲すると、結果として生じるスプリ
ング力は半径内方に適用されて、装置を患者に確保す
る。それで、柔軟性プラスチック裏当て部材６６はスプ
リングとして作用し、治療される患者のエリアが比較的
小さくても、確保部材３２と３４が装置を患者に確保す
ることを保証する。 ［００２４］更に、２つの独立Ｖ状部材４８と５０を利
用すると、装置が手足など円錐状身体部分上で適切に確
保されることを保証する。各々のＶ状部分４８と５０は
他とは独立的に変形して、円錐状身体部分の正確なサイ
ズに一致する。一方のＶ状部分は比較的大きな身体部分
に一致し、そして他方は足などの円錐状身体部分の比較
的小さな身体部分に一致する。 ［００２５］最も好適な形態において、医学的治療部材
３６と３８は米国特許番号４、９３２、９５１で開示さ
れるような磁気治療アッセンブリーであることが想像さ
れる。そのような装置は患者のエリアに所定の磁界を適
用するために対向ヘルムホルツコイルのペアーを利用す
る。本発明の自己心出しの特徴は、患者の治療箇所を装
置２０内の中心に据えることが出来るので、コイルは最
上の治療結果を得るために患者に関して位置決めされ
る。 ［００２６］弾性確保部材の第二形態７０が図６に示さ
れている。この形態は中心７６から間隔を設けられた２
つの独立柔軟性プラスチック裏当て７４と７５を有する
気泡体部分７２を包含する。 ［００２７］交代的に、その裏当ては一片で、そして気
泡体は三つの独立片から形成されても良い。 ［００２８］本発明にによる弾性確保部材７８の好適形
態は図７に示される。気泡体部材７８は側部８２と８４
内のその軸方向最遠端にノッチ８０を有する。残ってい
る部分８６は気泡体部材７８の半径最内方部分において
形成され、そして比較的小さな表面エリアで患者と接触
する。部分８６上の比較的小量の気泡体のため、部分８
６は半径外方に容易に屈曲し、そして柔軟性プラスチッ
ク裏当て６６が屈曲され、そしてスプリング力が気泡体
部材７８に半径内方に適用されることを保証する。ある
意味では、気泡体部材７８は２つのスプリングとして作
用する。患者の解剖体は部分８６を介して気泡体部材を
変形させるので、気泡体部材７８を変形させるために必
要とされるその力は比較的小さい。一度気泡体部材７８
が部分７８、つまりノッチ８０の範囲を通じて変形され
ると、気泡体部材７８はその全軸長で患者と接触する。
この点において、気泡体部材７８を変形し、そして柔軟
性プラスチック裏当て６６を屈曲させるのは更に困難と
なる。比較的変形するのが容易な部分８６は、装置が比
較的小さな径の患者の部分で使用する時、気泡体部材７
８は、柔軟性プラスチック裏当て６６が変形されて、ス
プリング力が半径内方に装置を患者に確保させることが
出来るように適切に変形されることを保証する。交代的
に、面がノッチ８０と置換されても良い。 ［００２９］より望ましくは、弾性確保部材は弾性ウレ
タン被覆で型を予備吹き付けし、それから型内に気泡体
を充填することにより形成される。結果として生じる確
保部材はその内部表面におけるウレタン気泡体と供にそ
の外側に被覆を有する。 ［００３０］それで柔軟性プラスチック裏当て６６、又
は７４、そして７５がその装置に接着される。エンベロ
ープ成形を含む弾性的確保手段を製造する他の手段が又
想像される。このプロセスでは、生地が型内に置かれ、
そして気泡体が圧力下で型に対して生地を押すようにし
て挿入され、それを接着する、そして永久的生地被覆を
形成する。上記のように被覆無しでウレタン気泡体だけ
を使用することも又可能である。この発明の特徴は医学
的治療部材が正確に位置決めされることを保証するため
に患者に適応するいかなるタイプの弾性部材にも拡大さ
れることが理解されるべきである。 ［００３１］好適形態では、その気泡体はポリウレタン
気泡体であり、そして最も望ましい気泡体はｐｉｔｔｓ
ｂｕｒｇｈ、ＰｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａのＭｏｂａｙ
Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ社から商標名Ｂａｙｆｉｔで入
手可能である。被覆又はスキン材料はラテックス又はポ
リウレタン予備吹き付けが最も望ましい。外殻部又はく
びきは堅いプラスチックで形成され、最も望ましくは、
ポリカーボネート構造の気泡体であり、Ｐｉｔｔｓｆｉ
ｅｌｄ、Ｍａｓｓａｃｈｕｓｅｔｔｓ、Ｇｅｎｅｒａｌ
Ｅｌｅｃｔｒｉｃ Ｃｏｍｐａｎｙ社から商標名Ｌｅ
ｘａｎで入手可能である。裏当てはアクリル／ポリ塩化
ビニールから形成されるのが望ましく、最も望ましくは
Ｂｌｏｏｍｓｂｕｒｇｈ、Ｐｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａの
Ｋｌｅｅｒｄｅｘ Ｃｏｍｐａｎｙ社から商標名Ｋｙｄ
ｅｘ１００で入手可能である。 ［００３２］更に、医学的治療装置は磁気的治療部材で
使用するために開示されるといえども、それは又添え
木、当て木、そして血圧のモニター又は放射線の位置決
めなどの生命維持モニター装置で使用されることもあ
る。更に、上記リストは典型的のものだけであり、全て
を包含するものではない。 ［００３３］本発明の好適形態が開示されているが、あ
る修正が本発明の開示された形態に実施出来、そしてそ
れらは尚も本発明の範囲内であることは当業者には理解
されよう、この為に本発明の真の範囲と内容を決定する
ために請求の範囲が研究されるべきである。

【図面の簡単な説明】 ［図１］本発明による医学的治療装置の第一側面の斜視
図である。 ［図２］図１で示された治療装置の反対側の斜視図であ
る。 ［図３］非治療位置での図１と図２で示された医学的治
療装置の斜視図である。 ［図４］弾性確保手段の斜視図である。 ［図５］図２で示されたライン５−５での横断面図であ
る。 ［図６］弾性確保手段の第二の形態の斜視図である。 ［図７］弾性確保手段の第三の形態の斜視図である。 ［符号の説明］ ２０医学的治療装置 ２２患者 ２３蝶番止めくびき ２４第一外殻部 ２６第二外殻部 ２７ラッチ ２８ラッチ蝶番 ３０台 ３２第一確保部材 ３８第二医学的治療部材 ４０ラッチクリップ ４２ラッチ台 ４４止め部 ４６バー ４８第一Ｖ状部材 ５０第二Ｖ状部材 ５２間接続部材 ５４側部材 ５６中央部材 ５８対向側部材 ６６柔軟性プラスチック裏当て ６８気泡体材料

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［請求項１］医学的治療装置において、 患者を治療するための治療部材、前記治療部材は治療位
   置にある時、装置の中心近辺から第一半径距離の所に配
   置されている、そして前記治療部材から半径内方に位置
   決めされ、そして患者に前記治療部材を確保する弾性確
   保手段、前記弾性確保手段は個々の患者の形状に一致す
   るように半径外方に移動することを特徴とする医学的治
   療装置。 ［請求項２］前記弾性確保手段は装置の中心近辺から半
   径方向に間隔をもって備えられた２つの対向弾性部材か
   ら構成されることを特徴とする請求項１に記載の医学的
   治療装置。 ［請求項３］前記弾性確保部材の各々は対向確保部材の
   中央部分と平行に配置された中央部分、そして前記中央
   部分と角度をなして延長する前記弾性確保部材の第二及
   び第三部分を有する３部分形状で構成されるので、前記
   弾性確保部材の各々は通常横断面がＶ状であることを特
   徴とする請求項２に記載の医学的治療装置。 ［請求項４］前記弾性確保部材の各々は気泡体で形成さ
   れていることを特徴とする請求項３に記載の医学的治療
   装置。 ［請求項５］前記弾性確保部材の各々は装置の中心軸に
   沿って間隔をもって配置された２つのＶ状部分と、前記
   Ｖ状部分と間接続する部分から構成され、前記間接続部
   分は前記Ｖ状部分から半径外方に配置されていることを
   特徴とする請求項４に記載の医学的治療装置。 ［請求項６］前記治療部材は前記間接続部分上で受け止
   められることをことを特徴とする請求項５に記載の医学
   的治療装置。 ［請求項７］堅牢外殻部は前記弾性確保部材の各々から
   半径外方に配置され、前記弾性外殻部は相互に蝶番止め
   され、そして非治療位置で相互に離れる方向に、そして
   治療位置で相互に向う方向に枢軸回転出来ることを特徴
   とする請求項３に記載の医学的治療装置。 ［請求項８］ラッチは治療位置で前記堅牢外殻部分を確
   保することを特徴とする請求項７に記載の医学的治療装
   置。 ［請求項９］堅牢外殻部は各弾性確保部材の半径外方に
   配置され、前記外殻部は相互に蝶番止めされ、そして非
   治療位置で相互に離れる方向に、そして治療位置で相互
   に向う方向に枢軸回転出来ることを特徴とする請求項２
   に記載の医学的治療装置。 ［請求項１０］前記弾性確保部材は堅牢プラスチック外
   殻部内で受け止められることを特徴とする請求項１に記
   載の医学的治療装置。 ［請求項１１］前記堅牢プラスチック外殻部は治療位置
   で相互に向う方向に、そして非治療位置で相互に離れる
   方向に枢軸回転出来る２つの蝶番止めされた外殼部分か
   ら構成され、そしてラッチは前記治療位置で前記の２つ
   の外殻部分を確保することを特徴とする請求項１０に記
   載の医学的治療装置。 ［請求項１２］前記治療部材は患者に制御磁界を適用す
   るための磁界適用装置から構成されることを特徴とする
   請求項１０に記載の医学的治療装置。 ［請求項１３］前記治療部材は患者に制御磁界を適用す
   るための磁界適用装置から構成されることを特徴とする
   請求項１に記載の医学的治療装置。 ［請求項１４］医学的治療装置において、 患者を治療するための治療部材、前記治療部材は、治療
   位置にある時、装置の中心近辺から第一半径距離に配置
   されている、 気泡体で形成され、そして前記治療部材から半径内方に
   位置決めされて、患者に前記治療部材を確保する２つの
   対向弾性確保部材、前記弾性確保部材は個々の患者の形
   状に一致するように半径外方に移動する、 前記対向弾性確保部材の各々は対向確保部材の中央部分
   と平行に配置された中央部分、そして前記中央部分と角
   度をなして延長する前記弾性確保部材の第二及び第三部
   分を有する３部分形状で構成されるので、前記弾性確保
   部材の各々は通常横断面がＶ状である、そして前記の各
   弾性確保部材の半径外方に配置された堅牢外殻部、前記
   外殻部は相互に蝶番止めされ、非治療位置で相互に離れ
   る方向に、そして治療位置で相互に向う方向に枢軸回転
   出来ることを特徴とする医学的治療装置。 ［請求項１５］前記弾性確保部材の各々は装置の中心軸
   に沿って間隔をもって配置された２つのＶ状部分と、前
   記Ｖ状部分と間接続する部分から構成され、前記間接続
   部分は前記Ｖ状部分から半径外方に配置されていること
   を特徴とする請求項１４に記載の医学的治療装置。 ［請求項１６］患者を治療する方法において、 １）前記装置が患者に対して自己心出し出来るように弾
   性確保手段を有する装置内に医学的治療部材を配置する
   ステップ、 ２）患者が装置内に正しく位置決めされることを自己心
   出し手段が保証出来るように治療位置において患者に装
   置を確保するステップから構成されることを特徴とする
   方法。 ［請求項１７］確保手段は患者の形状に合わせて患者か
   ら半径方向に遠ざかるように移動する対向弾性気泡体部
   材のペアーを包含することを特徴とする請求項１６に記
   載の方法。 ［請求項１８］対向気泡体部材は各々外殻部内で受け止
   められ、そして外殻部は非治療位置で相互に遠ざかる方
   向に、そして治療位置で相互に向う方向に枢軸回転出来
   るように相互に蝶番止めされており、そして相互に向う
   外殻を枢軸回転させて、それらを治療位置に止めるステ
   ップを含むステップ２）を確保することを特徴とする請
   求項１７に記載の方法。