JPH06113256A - ディジタル画像信号の受信/再生装置 - Google Patents

ディジタル画像信号の受信/再生装置

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JPH06113256A
JPH06113256A JP28072492A JP28072492A JPH06113256A JP H06113256 A JPH06113256 A JP H06113256A JP 28072492 A JP28072492 A JP 28072492A JP 28072492 A JP28072492 A JP 28072492A JP H06113256 A JPH06113256 A JP H06113256A
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JP
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circuit
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Application number
JP28072492A
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English (en)
Inventor
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Atsuo Yada
敦雄 矢田
Hideo Nakaya
秀雄 中屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル画像信号の伝送過程で発生したエラ
ーデータを高精度に補間し、ハードウエアも簡単とす
る。 【構成】データメモリ23からは、補間対象画素Xとそ
の周辺で補間に使用する16個の画素データA〜Pとが
取り出される。周辺の画素データA〜PがADRC符号
化回路25によって圧縮される。ADRC符号化回路2
5の出力が同時化回路29を介してマッピングテーブル
30に供給される。マッピングテーブル30には、予め
トレーニングによって、周辺の画素A〜PのADRC符
号化値に対応する最適補間を指定するデータが格納され
ている。演算回路26は、この指定された演算によって
補間値を発生する。補間対象画素Xがエラーである時に
は、Xに代えて補間値をセレクタ28が選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
を例えばディジタルVTRによって記録/再生するのに
適用されるディジタル画像信号の受信/再生装置、特
に、エラーである画素データの補間に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を磁気テープ等の
記録媒体を用いて伝送する時に、記録/再生の過程でエ
ラーが発生する。通常は、エラー対策のために、エラー
訂正符号が使用される。しかしながら、エラー訂正符号
の訂正能力を超える程度のエラーが発生した場合には、
再生画像中でエラーが目立たないように、補間処理がな
される。
【0003】補間処理は、画像情報の持つ空間的な相関
を利用するもので、エラー画素の近傍の正しい2個の画
素の値の平均値を演算し、エラー画素の値を平均値で置
き換えるものである。なるべくエラー画素の真値に近い
補間値を生成するために、複数の補間値の中で選択した
ものを補間値として採用する適応補間が好ましい。すな
わち、エラーである補間対象画素に対して、異なった方
向(水平方向、垂直方向、斜め方向等)に位置する2個
の画素データの平均値を生成する。そして、各補間値を
生成するための2個の画素データの差分値の絶対値を演
算し、この絶対差分値の中で最小であるものを検出し、
これと対応する補間値を最適なものとして選択する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の適応補間装置
は、複数の補間値の中の最適値を選択するために、2個
の画素データの絶対差分値の大きさ、すなわち、補間対
象画素を中心とする1次元の方向のレベル傾斜を用い、
この傾斜が最小の場合が最適と判断している。しかしな
がら、最適な補間を検出するのに、1次元方向のレベル
傾斜で判定しても、充分な精度が期待できず、選択補間
値の精度も低くなる問題があった。さらに、最適な補間
値を選択するために、減算回路、比較回路等のハードウ
ェアを必要とする問題がある。
【0005】従って、この発明の目的は、精度が従来の
装置より高くでき、ハードウェアが簡単なディジタル画
像信号の受信/再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、受信
または再生されたディジタル画像信号中でエラーの画素
データを補間するようにしたディジタル画像信号の受信
/再生装置において、補間対象画素に対して近接する複
数の画素データを圧縮符号化するための符号化回路と、
トレーニングによって予め用意された、複数の画素デー
タの圧縮符号化出力と補間対象画素の最適補間との関係
を示すテーブルが格納されたメモリ装置と、符号化回路
の出力をアドレス情報としてメモリ装置の対応する最適
補間データを読出すための読出し回路と、読出し回路の
出力によって、補間対象画素を最適補間データによって
指示されるように補間するための補間回路とからなるこ
とを特徴とするディジタル画像信号の受信/再生装置で
ある。
【0007】
【作用】補間対象画素をそれに対して近接する複数の画
素によって補間する時に、最適補間を行うための演算あ
るいは使用すべき画素がメモリ装置に格納されたマッピ
ングテーブルにより指定される。このマッピングテーブ
ルは、予めトレーニングによって作成されたもので、最
適補間を指定する。指定された最適補間に基づいてエラ
ーデータの補間が行われる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1は、この一実施例、すなわち、ディジタルVT
Rの信号処理の概略的構成を示す。1で示す入力端子か
らビデオ信号が供給され、A/D変換器2によって、1
サンプルが例えば8ビットにディジタル化される。この
A/D変換器2の出力データがブロック化回路3に供給
される。この実施例では、ブロック化回路3では、1フ
レームの有効領域が(4×4)画素、(8×8)画素等
の大きさのブロックに分割される。
【0009】ブロック化回路3からのブロックの順序に
走査変換されたディジタルビデオ信号がシャフリング回
路4に供給される。シャフリング回路4では、例えばブ
ロックの単位で、シャフリングがなされる。シャフリン
グは、ブロックの空間的な位置をシャッフルするもので
ある。シャフリング回路4の出力がブロック符号化回路
5に供給される。ブロック符号化回路5は、ブロック毎
に画素データを圧縮符号化する。ADRC、コサイン変
換(DCT)等をブロック符号化として採用できる。シ
ャフリング回路4がブロック符号化回路5の後に設けら
れることもある。
【0010】この一実施例では、ブロック符号化とし
て、ADRCを用いている。ブロック符号化回路5で
は、各ブロックのダイナミックレンジDRと最小値MI
Nとが検出され、最小値が除去されたビデオデータが量
子化ステップで再量子化される。4ビット固定長のAD
RCの場合では、ダイナミックレンジDRを1/16とする
ことによって、量子化ステップΔが得られる。この量子
化ステップΔで、最小値が除去されたビデオデータが除
算され、商を切り捨てにより整数化した値が量子化デー
タとされる。ダイナミックレンジDR、最小値MINお
よび量子化データがブロック符号化回路5の出力データ
である。各ブロックに重要語として、ダイナミックレン
ジDRおよび最小値MINが発生する。
【0011】ブロック符号化回路5の出力データがフレ
ーミング回路6に供給される。フレーミング回路6は、
エラー訂正符号のパリティを発生するとともに、シンク
ブロックが連続する構造の記録データを発生する。エラ
ー訂正符号としては、例えばデータのマトリクス状配列
の水平方向および垂直方向のそれぞれに対してエラー訂
正符号化を行う積符号を採用することができる。符号化
データおよびパリティに対して、シンクブロック同期信
号およびID信号が付加される。シンクブロックが連続
する記録データがチャンネル符号化回路7に供給され、
直流分を低減させるためのチャンネル符号化の処理を受
ける。
【0012】チャンネル符号化回路7の出力データがビ
ットストリームに変換され、さらに記録アンプ8を介し
て回転ヘッドHに供給され、記録データが磁気テープT
上に斜めのトラックとして記録される。通常、複数の回
転ヘッドが使用されるが、簡単のために、一つのヘッド
のみが図示されている。
【0013】磁気テープTから回転ヘッドHにより取り
出された再生データは、再生アンプ11を介してチャン
ネル復号回路12に供給され、チャンネル符号化の復号
がなされる。チャンネル復号回路12の出力データがフ
レーム分解回路13に供給され、記録データからの各種
のデータの分離とエラー訂正がなされる。フレーム分解
回路13から発生する出力データには、再生データの他
にエラー訂正した後のエラーの有無を示すエラーフラグ
が含まれる。
【0014】フレーム分解回路13の出力データが重要
語訂正回路14に供給される。重要語訂正回路14は、
エラーフラグによって、エラーであることが示される重
要語(すなわち、ブロック毎のダイナミックレンジDR
および最小値MIN)を訂正するものである。重要語訂
正回路14の出力データがブロック復号回路15に供給
される。この復号回路15は、エラーでない重要語を使
用してADRC復号を行い、また、重要語がエラーのブ
ロックに関しては、重要語訂正回路14において、訂正
された重要語を使用してADRCの復号を行う。重要語
訂正回路14は、エラーを訂正できない場合に、重要語
を推定する機能を有しているのが好ましい。
【0015】ブロック復号回路15では、例えばADR
C復号の場合、量子化コードのビット数を4ビットとす
る時に、各画素の復号値Liを発生する。この復号値L
iは次式で表される。 Li=〔(DR/24 )×xi+MIN+0.5〕 =〔Δ×xi+MIN+0.5〕
【0016】但し、xiはコード信号の値、Δは量子化
ステップ、〔 〕はガウス記号である。上式の〔 〕内
の演算を例えばROMで実現し、最小値MINの加算を
行う構成をブロック復号回路15が有している。
【0017】ブロック復号回路15の復号データ、すな
わち、各画素と対応する復元データがディシャフリング
回路16に供給される。この回路16は、記録側のシャ
フリング回路4と相補的なもので、ブロックの空間的な
位置を元の位置に戻す処理を行う。ディシャフリング回
路16の出力データがブロック分解回路17に供給され
る。ブロック分解回路17によって、データの順序がブ
ロックの順序からラスター走査の順序へ戻される。ブロ
ック分解回路17の出力データがエラー補間回路18に
供給される。エラー補間回路18は、画素単位でエラー
であるデータを周辺の画素データで補間する。エラー補
間回路18の出力データがD/A変換器19に供給さ
れ、出力端子20には、各画素と対応し、ラスター走査
の順序の復元データが得られる。
【0018】エラー補間回路18に対してこの発明が適
用される。図2は、この発明によるエラー補間回路18
の一例である。21で示す入力端子から再生データが供
給され、これがデータメモリ23に蓄えられる。22で
示す入力端子から再生データに付随するエラーフラグが
供給され、これがエラーフラグメモリ24に蓄えられ
る。
【0019】データメモリ23は、補間対象画素を中心
とする(5×5)画素のブロックの画素データを同時に
発生する。図3において、BLK1は、一つのブロック
を示す。黒いドットで示す補間対象画素Xを中心とする
(5×5)のブロックが構成される。この25個の画素
の中で、A〜Pの16個の画素が補間演算に使用され
る。補間演算は、下記のように、種々の補間方向に関し
ての補間値IP1〜IP8を形成するものである。この
中で、最適補間データで指定される演算のみが実際にさ
れ、結果としての補間値がエラーデータに代えて出力さ
れる。
【0020】 IP1=(A+B)/2 IP2=(C+D)/2 IP3=(E+F)/2 IP4=(G+H)/2 IP5=(I+J)/2 IP6=(K+L)/2 IP7=(M+N)/2 IP8=(O+P)/2
【0021】データメモリ23から出力されるブロック
の画素データA〜Pと補間対象画素Xとは、順次ブロッ
クに含まれる。図3に示すように、データメモリ23の
読出しは、ブロックBLK1を形成すると、次にブロッ
クBLK2を形成するようになされる。すなわち、水平
方向に1画素ずつずれたブロックを順次形成する。重複
したブロックの形成のために、データメモリ23が設け
られている。また、1ライン期間にわたってブロックの
形成を終了して、その下に、新たなブロックを形成する
時には、1ラインずれたブロックを形成する。エラーフ
ラグメモリ24からのエラーフラグも、各データと同期
して出力される1ビットのフラグである。
【0022】データメモリ23からの画素A〜PがAD
RC符号化回路25および演算回路26に供給される。
補間対象画素Xが遅延回路27を介してセレクタ28に
供給される。演算回路26は、最適補間と指定された演
算式に応じて、補間値IP1〜IP8の何れかを出力す
る。この例では、最適補間のための演算式を指定する情
報(データS)がマッピングテーブル30から演算回路
26に供給され、演算回路26がこの指定された演算式
で補間値を生成する。演算回路26の出力がその一方の
入力としてセレクタ28に供給される。セレクタ28の
他方の入力として遅延回路27の出力が供給される。
【0023】遅延回路31を介されたエラーフラグがセ
レクタ28に対して、制御信号として供給される。補間
対象画素がエラーであることがエラーフラグで示される
時には、セレクタ28が演算回路26からの補間値を選
択し、この補間値が出力端子32に発生する。補間対象
画素がエラーでない時には、遅延回路27からの実際の
画素データが選択的に出力端子32に取り出される。
【0024】ADRC符号化回路25は、25画素のブ
ロック毎に画素値の最大値MAX、最小値MIN、MA
XとMINの差であるダイナミックレンジDRを検出
し、このダイナミックレンジDRに適応して画素値をn
ビットに再量子化する。但し、画素値が8ビットの時に
は、(7≧n≧1)であり、データが圧縮される。
【0025】ADRC符号化回路25の一例を図4に示
す。図4において、入力端子41からのデータに関し
て、検出回路42がブロック毎に最大値MAX、最小値
MINを検出する。減算回路43に対してMAXおよび
MINが供給され、その出力にダイナミックレンジDR
が発生する。遅延回路44を介された入力データおよび
MINが減算回路45に供給され、減算回路45から最
小値が除去されることで、正規化された画素データが発
生する。ダイナミックレンジDRが量子化回路46に供
給され、正規化された画素データがダイナミックレンジ
DRで割算され、出力端子47にnビットの量子化デー
タが取り出される。
【0026】図2に戻って説明すると、上述のnビット
ADRC符号化回路25の出力データが同時化回路29
に供給される。同時化回路29は、上述のように、中央
位置の補間対象画素Xを除くそのブロックの16画素A
〜Pの量子化データを同時化する。この同時化回路29
の出力データ(データM)がマッピングテーブル30に
読出しアドレス信号として供給される。従って、アドレ
スは、(2n*16)個存在する。
【0027】このマッピングテーブル30は、メモリに
より構成され、後述のように予めトレーニングにより形
成された最適補間を規定するデータSが格納されてい
る。同時化回路29から周辺画素情報のデータMが与え
られることによって、マッピングテーブル30からは、
データMに応じて最適な補間を行うのに使用すべき、演
算式を特定するためのデータSが読出される。この読出
されたデータSが演算回路26に供給され、演算回路2
6は、指定された演算式によって補間値を発生する。
【0028】図5は、マッピングテーブル30を形成す
るためのトレーニング時の構成を示す。図5において、
51には、ディジタルビデオ信号が供給され、これがデ
ータメモリ52に供給される。データメモリ52からの
順次ブロックの出力がADRC符号化回路53および最
適補間決定回路54に供給される。ADRC符号化回路
53および決定回路54の出力が同時化回路55に供給
され、同時化回路55からメモリ56に対するアドレス
(データMおよびS)が発生する。
【0029】これらのデータメモリ52、ADRC符号
化回路53、同時化回路55は、上述した補間回路18
のデータメモリ23、ADRC符号化回路25、同時化
回路29と同様のものである。但し、入力データは、ト
レーニングのための標準的なビデオデータであるのが好
ましく、例えば種々の絵柄の静止画像からなる信号を採
用できる。
【0030】決定回路54は、周辺画素A〜Pを使用し
て前述の8種類の補間値IP1〜IP8を発生し、真値
である補間対象画素Xと各補間値IP1〜IP8との差
分の絶対値を生成し、この値が最小のものを最適補間と
決定する。補間演算が8種類存在するので、決定回路5
4からのデータSは、3ビットである。一方、ADRC
符号化回路53が出力するデータMは、16×nビット
である。同時化回路55で発生した(M+S=16×n
+3)ビットがメモリ56のアドレスとされる。
【0031】図6Aは、メモリ56のメモリ領域を表し
ている。ADRC符号化回路53で発生したデータMで
規定される(2n*16)個のアドレスによってメモリ領域
の縦方向が規定され、横方向が最適補間の種類と対応す
る23 個のアドレス(データS)で規定される。メモリ
56は、指定されたアドレス(データMおよびS)に関
して、読出し動作および書込み動作を1サイクル期間に
行う。メモリ56の読出し出力が加算回路56に供給さ
れ、加算回路56によって+1された値がメモリ56の
同一アドレスに再び書込まれる。
【0032】種々の絵柄の静止画像信号の供給が終了す
ると、すなわち、トレーニングが終了すると、メモリ5
6には、度数分布表が蓄えられる。図6Aにおいて矢印
で示すように、縦方向のあるアドレスについて見ると、
図6Bに示すように、8個のアドレスのそれぞれの度数
のデータが存在する。
【0033】メモリ56の読出しアドレスは、アドレス
カウンタ(図示しない)で形成され、入力端子58に与
えられる。トレーニングが終了すると、この読出しアド
レスによって、メモリ56の各アドレスのデータが読出
される。読出しアドレスは、0〜2n*16まで、インクリ
メントする。読出されたデータが検出回路59に供給さ
れる。検出回路59は、データMの各アドレスの度数分
布(図6B)の中の最大度数のアドレスを検出する。
【0034】検出回路59の検出信号がメモリ60に対
して、データ入力として供給され、入力端子58からの
アドレスに従って書込まれる。このようにして、トレー
ニングを行った結果、メモリ60には、5×5の領域に
おいて、補間に使用する16画素のADRC符号化デー
タで規定されるアドレスと、そのアドレスの最適補間デ
ータが格納される。このメモリ60に格納されたテーブ
ルが上述のように、補間回路18において使用されるマ
ッピングテーブルである。
【0035】なお、補間回路18において、補間対象画
素Xと近接する画素A〜Pのいずれかにエラーが存在す
る時には、演算回路26は、マッピングテーブル30か
らのデータSを使用せずに、A〜Pの中でエラーでない
画素を使用した補間演算を行うようにしても良い。この
場合には、遅延回路31を介されたエラーフラグを演算
回路26に供給することが必要である。
【0036】なお、上述の実施例と異なり、補間に使用
する複数画素のデータ量を圧縮するために、複数画素の
平均値を演算し、この平均値に対する各画素値の差をベ
クトル量子化するようにしても良い。また、補間方法と
しては、空間的補間のみならず、時間方向の補間をも最
適補間の候補の一つとして採用しても良い。さらに、ブ
ロック符号化回路5がDCTであっても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は、周辺画素の値に応じた最適
な補間を予めトレーニングによって求めているので、単
に2画素の差の絶対値の大小に基づいて最適な補間を決
定するのと比較して、より精度を高くできる。さらに、
最適な補間を決定するための減算回路、比較回路を必要
とせず、ハードウエアを簡単とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるディジタルV
TRの記録/再生回路のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例におけるエラー補間回路の
一例の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例におけるブロックの構成の
一例を示す略線図である。
【図4】この発明の一実施例におけるADRC符号化回
路のブロック図である。
【図5】この発明の一実施例におけるマッピングテーブ
ルを作成するためのトレーニング時の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】マッピングテーブルを作成する時の説明のため
の略線図である。
【符号の説明】
18 エラー補間回路 25 ADRC符号化回路 26 補間演算回路 28 セレクタ 30 マッピングテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信または再生されたディジタル画像信
    号中でエラーの画素データを補間するようにしたディジ
    タル画像信号の受信/再生装置において、 補間対象画素に対して近接する複数の画素データを圧縮
    符号化するための符号化手段と、 トレーニングによって予め用意された、上記複数の画素
    データの圧縮符号化出力と上記補間対象画素の最適補間
    との関係を示すテーブルが格納されたメモリ手段と、 上記符号化手段の出力をアドレス情報として上記メモリ
    手段の対応する最適補間データを読出すための読出し手
    段と、 上記読出し手段の出力によって、上記補間対象画素を上
    記最適補間データにより指示されるように補間するため
    の補間手段とからなることを特徴とするディジタル画像
    信号の受信/再生装置。
  2. 【請求項2】 圧縮符号化手段は、ブロック毎のダイナ
    ミックレンジおよび最小値を検出し、最小値が除去され
    た画素データを上記ダイナミックレンジに応じて再量子
    化するADRC符号化手段であることを特徴とする請求
    項1記載のディジタル画像信号の受信/再生装置。
  3. 【請求項3】 圧縮符号化手段は、ブロック毎に平均値
    を検出し、上記平均値に対する上記ブロック内の画素デ
    ータの差分値をベクトル量子化する符号化手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディジタル画像信号の受
    信/再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115514949A (zh) * 2021-06-23 2022-12-23 中强光电股份有限公司 数据串流方法及系统

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CN115514949A (zh) * 2021-06-23 2022-12-23 中强光电股份有限公司 数据串流方法及系统

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