JPH06113183A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH06113183A
JPH06113183A JP4260036A JP26003692A JPH06113183A JP H06113183 A JPH06113183 A JP H06113183A JP 4260036 A JP4260036 A JP 4260036A JP 26003692 A JP26003692 A JP 26003692A JP H06113183 A JPH06113183 A JP H06113183A
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Yasuhiro Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチルカメラ又はビデオカメラ等の撮像装置
でのスチル撮影又は動画撮影に於いて、所定状態で取り
込んだ画像に対しピントを遠近にずらせて取り込んだ画
像を用いて合焦点状態の計算を行ない、その情報を色に
対応させて表示装置に表示してピント状態を確認し易く
する。 【構成】 被写体1の画像をカメラ部18で複数画像枚
取り込んで画像メモリ11に格納し、画像メモリ11に
格納した画像からフォーカスの合焦点状態をCPU13
で計算し、その計算結果に基づいて複数の色に分けてビ
ューファインダ等の表示部16に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチルカメラ、ビデオカ
メラ或はカメラ一体型VTR等に用いて好適な撮像装置
に係わり、特にこれら撮像装置で撮像した合焦点画像を
ビューファインダ上に色に対応させて表示して合焦点状
態を把握し易くした撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラ或はスチルカメラ等
では撮像素子としてCCDを用いる様に成り、撮像画像
のデータをその場で操作することが出来る様になって来
ているが、どこにピントが合っているかを撮影者が確認
するにはビューファインダに撮像画像をそのまま表示さ
せ、その画像を視て撮像した画像のチェック、ピント合
わせ、構図の決定等を行っていた。
【0003】更に上述の様な手動でのピント合わせに対
し、ビデオカメラ等でのピント合わせはオートフォーカ
ス機構を用いて自動化されている。この様なオートフォ
ーカス機構は種々の方式が開発されているが、CCD等
の撮像素子から取り出した撮像信号をマイクロコンピュ
ータ(以下CPUと記す)で処理し、ピントの合い具合
を調べ、そのデータに基づいてレンズ系を調整してピン
トを自動的に合わせるTTL(Through The
Lens)方式が良く知られている。
【0004】これらTTL方式にも種々の方式が提案さ
れているが一般にはデジタル積分方式が広く利用されて
いる。これは撮像した画像信号に含まれる高域成分をデ
ジタル信号に変換して積分して、その最大値に合わせて
レンズを移動させ合焦点位置を得るもので比較的ピント
の合う精度の高いオートフォーカス方式である。
【0005】このオートフォーカス方式はCCD等から
取り出された画像信号を帯域通過濾波器(以下BPFと
記す)に通して高域成分を抽出し、この高域成分を増幅
器及び検波器に供給し、増幅、検波した後にBPFで帯
域制限を行った後にアナログ−デジタル変換器(以下A
/Dと記す)でデジタル信号に変換する。BPFは例え
ば帯域を20kHz〜2.4MHz程度に帯域制限さ
れ、その1フィールド分が積分されて各フィールドの終
わりにピント評価値がCPUに送られ、CPUはレンズ
位置情報を演算してフォーカスモータの「オン」「オ
フ」制御、フロントレンズの回転方向の選択、回転速度
の制御等が成され、合焦点調整が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した手動に依るピント合わせの場合はビューファインダ
に入力された撮像画像を撮影者が視ながらピントの具合
を調整するしかなく、この様に撮像画像を視ながら手動
でピント合わせを行う為には熟練が必要であり、自動的
にピントを合わせる場合であっても、例えば通常のオー
トフォーカスカメラ装置ではビューファインダに映出さ
れる撮像画像の略々中央位置にピント合わせが行なわれ
るために撮像画像周辺部にピントを合わせることが大変
難しかった。更にオートフォーカスカメラ装置の種類に
よってはピント合わせ位置を複数個所に選択するものも
あるが撮影者としてはどこにピントが合っているかを正
確に確認出来ない問題があった。
【0007】本発明は叙上の問題を解消するために成さ
れたもので、その目的とするところは撮像装置のビュー
ファインダ等の表示部に表示された撮像画像を視てピン
トの合焦状態が簡単に且つ正確に確認可能な撮像装置を
提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置はその
例が図1に示されている様に、被写体1の画像を撮像す
る撮像手段18と、この撮像手段18で撮像した画像を
表示する表示手段16とを有する撮像装置19に於い
て、撮像手段18で取り込んだ所定の撮像画像に対しフ
ォーカス位置をずらせた状態で取り込んだ複数の画像を
格納する記憶手段11と、フォーカス位置をずらせて取
り込んだ複数の画像と所定の撮像画像からフォーカスの
合った合焦点画像を生成する制御手段13とを具備し、
上記制御手段13で生成した合焦点画像を複数に色分け
して表示手段16に表示させる様にして成るものであ
る。
【0009】
【作用】本発明の撮像装置は所定の状態で撮像した撮像
画像と、この撮像画像からピントを遠近方向にずらせて
取り込んだ撮像画像を用いて、各領域毎にどの画像に最
もピントが合っているかをCPUで計算し、ビューファ
インダにその計算データを色に対応して表示させる様に
なされているので瞬間瞬間にビューファインダの画枠内
でどの部分にピントが合っているかを知ることが出来る
ので撮像したい被写体にピントを合わす為にはピントを
遠近方向のどちら側にずらせば良いのかを容易に確認す
ることが出来るので撮影者が熟練した技術が無くてもビ
ューファインダを確認することで、容易に、手動で、ピ
ントを合わせることの出来るものが得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の撮像装置の全体的な構成を図
1によって説明する。本例の撮像装置としては通常のス
チルカメラ、ビデオカメラ或はカメラ一体型VTR等で
あってもよい。
【0011】図1で撮像装置19は被写体1の像を撮像
するためのカメラ部等の撮像手段18と、電気的な信号
処理部10〜17より構成されている。
【0012】カメラ部18は撮像レンズ系で、レンズ群
2とこのレンズ群2を駆動制御するレンズ駆動装置3
と、絞り機構4と、この絞り機構4を駆動制御する絞り
駆動装置5と、シャッタ機構6とこのシャッタ機構6を
駆動制御するシャッタ駆動装置7と、単板或は複数板の
CCD8とこのCCD8を駆動制御するCCD駆動装置
9とより構成され、これらレンズ駆動装置3、絞り駆動
装置5、シャッタ駆動装置7並にCCD駆動装置9は後
述するコンピュータの如き制御装置(即ち、CPU)1
3によって駆動制御される。
【0013】CCD8から出力されたアナログ的な撮像
出力信号はA/D変換器10に供給される。
【0014】A/D変換器10でデジタル変換された撮
像信号はフレームメモリ等の画像メモリ11、切換スイ
ッチ12並にCPU13に供給される。
【0015】画像メモリ11はA/D変換器10から出
力されるデジタルデータの速度に合わせて記憶可能な半
導体メモリで、静止画像又はビデオ画像の1画面分以上
の複数枚の画面分のデータを記憶すると共にCPU13
で制御される。
【0016】切換スイッチ12の固定接点b及びcに
は、A/D変換器10や、画像メモリ11から出力され
るデジタルデータを受け入れ、CPU13からの制御に
より、表示部16の画面内でこれら出力のいずれかを選
択することができる。
【0017】切換スイッチ12の可動接点aからの出力
はCRT或はLCDの如きビューファインダから成る表
示部16に表示される。
【0018】画像メモリ11の出力は画像記録装置14
に記録される、勿論、逆に画像記録装置14からのデジ
タルデータ等は画像メモリ11内に取り込むことも出来
る。画像記録装置14は画像データを複数枚記憶可能な
磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、或はデー
タ保持の出来る半導体メモリ等であり、一般的にはこれ
らメディアを取り外して再生出来る様に成されている。
【0019】ユーザインターフェース15内の機能選択
部17はユーザが操作するためのシャッタ釦、ズーム釦
等のスイッチ類であり、CPU13を制御するコントロ
ーラや、更に本例の要旨となるビューファインダに映出
されるピント状態の色を指定或は選択するキー群を有す
ると共にこの様な状態を選択する合焦点状態を色分け表
示するモードと通常の撮像モード(スルモード)とを切
換えるスイッチ等をも有する。
【0020】上述の構成に於ける本例の撮像装置に於い
て合焦状態を色表示するための機能動作を図2以下に説
明する。
【0021】先ずユーザインターフェース部15の機能
選択部17内の色分け表示モードかスルモードかを選択
する操作キーを動作させて色分け表示モードに選択す
る。次に表示部16に表示する合焦点状態の色、合焦点
状態より手前の色並に合焦点状態より遠方の色を撮影者
の好みに応じて色指定キーで選択する。勿論、この色選
択は予め撮像装置で合焦点状態が例えば「白」手前が
「赤」遠方が「青」の様に定めておいてもよい。この場
合は色指定キーを操作する必要はない。
【0022】図2のフローチャートのスタートはこの様
に色分け表示モードに選択され、且つ各色指定が成され
た状態であり、第1ステップST1では撮像手段のカメ
ラ部5で撮像した被写体よりの画像An ,‥‥A2 ,A
1 ,B,C1 ,C2 ‥‥Cmのn+m+1枚を入力す
る。
【0023】この画像の入力手順としては、フォーカス
がユーザによる手動操作か自動操作かに関わらず、最初
に、CCDカメラ部18に被写体1の像が写っている
時、その条件の下において画像を入力し(画像B)、次
に焦点位置のみを近距離にずらしながら画像を複数枚n
枚連続して入力し(画像A1 ,A2 ,‥‥,An )、さ
らにピントのみを画像A撮影時よりも遠距離方向にずら
しながら画像を複数枚m枚連続して入力する(画像
1 ,C2 ,‥‥,Cm )。画像の入力手順としては、
最初に画像Bを入力し、次にA1 ,A2 ,‥‥,A n
して、C1 ,C2 ,‥‥,Cm という順であるが、リア
ルタイムに処理することを考慮すると、次の2方式を交
互に行うことにより焦点位置を移動させるためのサーボ
機構を効率的に利用することができる。 (a) An ,‥‥A2 ,A1 ,B,C1 ,C2 ,‥
‥,Cm の順に画像を入力し、(1+n+m)枚の画像
による合成画像をビューファインダに表示する。 (b) Cm ,‥‥,C2 ,C1 ,B,A1 ,A2 ,‥
‥,An の順に画像を入力し、(1+m+n)枚の画像
による合成画像をビューファインダに表示する。
【0024】以下第1ステップST1の画像の入力を行
う際の機構制御の手順のフローチャートを図3に示す。
【0025】図3で第1ステップSTEP1では始めに
焦点をずらす方向を上述の(a)方式にするか(b)方
式にするか定めておき撮像する枚数iを(T=1+n+
m枚とする)i=1とおき第2ステップSTEP2で上
記した様に最初の画像取り込み位置からレンズを移動さ
せ、例えば上述の(a)方式で示す様にAn 位置にレン
ズ群2中のフォーカスレンズをレンズ駆動装置3に基づ
いて移動させる。勿論この際の駆動位置はCPU13か
ら指示される。
【0026】次の第3ステップSTEP3でカメラ部1
8は被写体1の画像をCCD8に撮像しこの画像を画像
用のフレームメモリ11内に取り込む、第4ステップS
TEP4でi=Tか否かをみるi=T=(1+n+m)
であれば或はi>Tであればエンドに到るがi<Tであ
れば第5ステップSTEP5でi=i+1となして第2
ステップSTEP2に進めて同様の操作をi=T或はi
>Tと成るまで繰り返すことに成る。
【0027】次に図2に戻って第2ステップST2では
入力した複数の各画像間の相対的な画枠のずれを計算し
て補正する。この画像間のずれは撮影時の手ぶれ等で生
ずるものでこの画枠ずれとしては左右上下の位置ずれ、
傾きの角度ずれ、画枠の大きさのずれ等がある。
【0028】この各画像間のずれを計算する方法として
は例えば2画像間のずれを求めるには基準と成る画像を
G1とし、各画像Giに対して、左右上下に移動させ、
傾きを変え、画像を拡大、縮小させて、基準画像G1と
画像Gi間で対応する点毎に輝度の差の絶対値を計算
し、その絶対値の総和を求める様にする。
【0029】そして、この様な輝度差の絶対値計算を移
動量、回転角度、拡大率を出来得る限りさまざまに変え
て行ない、それらの中で求めた総和が最も小さくなった
時の移動量、回転角度、拡大率が基準画像G1と画像G
iのずれ量とすればよい。
【0030】更に各画像間のずれを補正するには例え
ば、上述の様に基準画像G1と他の画像Giのずれを求
めて、各画像Giを基準画像G1に合わせて補正すれば
よい。
【0031】また、露出や明るさの変化によって輝度な
ども入力した複数の画像間で異なる場合があり、その補
正はたとえば画像Giの輝度の平均値がEYiであると
き、各画像の輝度の平均値が等しくなるように各画像G
iの輝度をEY1/EYi(EY1は基準輝度)倍する
ことにより補正すればよい。
【0032】次の第3ステップST3では合焦状態の判
断(計算)が行なわれる。即ち、画枠内の各ブロックに
対し、入力した各画枠のうちどの画枠が最もピントが合
っているかを求める(フォーカス情報)。この様などの
画像にピントが合っているかを判断する場合、CCD8
の画素単位ではなく、近くにある画素を数個まとめて一
つのブロックとして判断しても、撮影者が撮影するため
に必要な情報としては充分である。したがって、例え
ば、図4の様に横にX画素、縦にY画素の画像のデータ
がCCD8から得られる時、横にX/3画素、縦にY/
3画素を一つのブロック20としてまとめて扱うことが
できる。つまり、画像全体を合計(X/3)・(Y/
3)個に分割し、分割したブロック20単位でどの画像
で最もピントが合っているのかを判断すればよい。
【0033】実際に、各ブロック20に対して、1枚の
画像のうち、どの画像に最もより良くピントが合ってい
るかを判断する方法は例えばブロック(A,B‥‥N.
O)20内のエッジの大きさの和が最も大きい画像をピ
ントが合っていると判断する方法や、本出願人が先に提
案した特願平4−101797号のマルチフォーカス画
像生成方式を用いた画像処理装置であってもよい。この
画像処理装置は焦点距離を順次切り換えた複数枚の原画
像を入力する画像入力手段と、複数枚の原画像につい
て、例えば画素毎に画像データの変化量Ei(x,y)
を検出する変化量検出手段と、変化量Ei(x,y)を
基準にして複数枚の原画像の中から、フォーカスの合っ
た画像データを選択する画像選択手段と、この画像選択
手段で選択した画像データを用いて画面全体としてフォ
ーカスの合った合成画像を生成する画像合成手段とを備
えて成るものである。
【0034】次の第4ステップST4では上述の処理に
依って得られた結果を夫々の色に対応させてビューファ
インダに表示する。即ち、画枠内の各ブロック毎に求め
たどの画像にピントが合っているかのフォーカス情報を
ユーザが指定した色に対応付けた色によって画像を合成
し、ファインダ用画像メモリ11に書き込んでビューフ
ァインダ16に表示する。
【0035】この様なフォーカス情報と色を対応ずける
方法は1枚の画像に対し、表示する色を予め定めて置く
か、ユーザが指示し、画像Xに対して決めた色をR,
G,B表示系でR〔X〕,G〔X〕,B〔X〕と表すと
すると、例えば、次のように焦点位置の近い画像は明る
い赤で、遠くなるにつれて徐々に暗くなり、画像Bに対
しては黒色になるようにし、また、焦点位置の遠い画像
は明るい青色で、近くなるにつれて徐々に暗くなり画像
Bに対しては黒色になるように画像と色との対応を行う
ようにするとピントが合った状態では図5に示す表示部
16の画枠21に表示される画像はピントの合った人2
3は黒となり、手前の波25は赤で表示され、後方の富
士山24は青で表示される様になる。
【0036】入力した複数の画像An ,An-1 ,‥‥,
2 ,A1 ,B,C1 ,C2 ,‥‥,Cm-1 ,Cm につ
いての色との対応の1例を以下の様に成すことが出来
る。
【0037】 An R〔An 〕=255 G〔An 〕=0 B〔An 〕=0 An-1 R〔An-1 〕=255×(n−1)/n G〔An-1 〕=0 B〔An-1 〕=0 A2 R〔A2 〕=255×2/n G〔A2 〕=0 B〔A2 〕=0 A1 R〔A1 〕=255/n G〔A1 〕=0 B〔A1 〕=0 B R〔B〕=0 G〔B〕=0 B〔B〕=0 C1 R〔C1 〕=0 G〔C1 〕=0 B〔C1 〕=255/m C2 R〔C2 〕=0 G〔C2 〕=0 B〔C2 〕=255×2/m Cm-1 R〔Cm-1 〕=0 G〔Cm-1 〕=0 B〔Cm-1 〕=255×(m−1)/m Cm R〔Cm 〕=0 G〔Cm 〕=0 B〔Cm 〕=255 上の様に画像と色との対応を決めて置くと画像An
赤、C1 =黒、Cm =青となり、その間の画像An-1
赤に近くA1 は黒に近い赤で、又画像C1 ,C 2 は黒に
近い青で、Cm-1 は青に近い色で表示される。
【0038】このように画像と色の対応を決めておけ
ば、上述の様にブロックiがどの画像に最もピントが合
っているかがselect〔i〕(もし、ブロックiが
画像A 1 に最もピントが合っているならselect
〔i〕=A1 )として得られたとするならば、ビューフ
ァインダに表示するブロックiの色(FR〔i〕,FG
〔i〕,FB〔i〕)は、次式によって決めることが出
来る。 FR〔i〕=R〔select〔i〕〕 FG〔i〕=G〔select〔i〕〕 FB〔i〕=B〔select〔i〕〕
【0039】この様な合焦点状態に応じて色分けした画
像をビューファインダに表示することによって、撮影の
瞬間時の画枠の中のどの部分にピントが合っているか或
は撮影したい被写体1にピントを合わすときに遠近のど
ちらにずらせばよいか等が容易に確認出来て熟練を要す
ることなくピント合わせを行うことが出来る。
【0040】上述の実施例では合焦点状態が黒と成る様
にした例を説明したが勿論、画像の合焦点状態を白と
し、手前及び後方の画像をR,G,Bのいずれかに選択
し得ることは明らかであり、撮像装置はスチルカメラ或
はビデオカメラ、カメラ一体型VTR等が用いられる。
【0041】又、ビデオ画像などの動画の撮影を行う場
合には、フォーカス位置を変える動作によって入力する
画像自体に影響を与えるため、フォーカス位置はできる
限り動きを小さくする方が良い。そのためには、基準の
位置の画像1枚と遠近それぞれ1枚ずつ画像を入力し、
その3枚の画像だけを用いて画像処理することにより、
フォーカス位置を変えることによって生じるボケの揺れ
を最小限に押えつつフォーカス情報を表示することがで
きる。即ち取り込み枚数を極力少なくすることが好まし
い。
【0042】
【発明の効果】本発明の撮像装置によれば、合焦状態に
より色分けした画像をビューファインダに表示すること
によって、その瞬間瞬間に画枠の中のどの部分にピント
が合っているかということや、撮影したい被写体にピン
トを合わすためにはピントを遠近のどちらにずらせば良
いかを容易に確認することができるため、熟練した技術
がなくても、ファインダを確認することによって容易に
手動でピントを合わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の一実施例を示す全体的構成
図である。
【図2】本発明の撮像装置の合焦点表示動作手順のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の撮像装置の複数画像取込み動作手順の
フローチャートである。
【図4】本発明の撮像装置のブロック画像の説明図であ
る。
【図5】本発明の撮像装置のビューファインダ画像の表
示例の説明図である。
【符号の説明】
11 画像メモリ 13 CPU 14 画像記録装置 16 表示部 17 機能選択部 18 カメラ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を撮像する撮像手段と、該
    撮像手段で撮像した画像を表示する表示手段とを有する
    撮像装置に於いて、 上記撮像手段で取り込んだ所定の撮像画像に対しフォー
    カス位置をずらせた状態で取り込んだ複数の画像を格納
    する記憶手段と、 上記フォーカス位置をずらせて取り込んだ複数の画像と
    上記所定の撮像画像からフォーカスの合った合焦点画像
    を生成する制御手段とを具備し、 上記制御手段で生成した合焦点画像を複数に色分けして
    上記表示手段に表示させる様にして成ることを特徴とす
    る撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段がビューファインダである
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に複数に色分けして表示さ
    せる色を選択可能な機能選択手段を有して成ることを特
    徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段に合焦点状態を色分け表示
    するモード及び通常の撮像モードを切換える切換手段を
    有して成ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が静止画用のスチルカメラ
    であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段が動画用のビデオカメラで
    あることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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