JPH06112037A - 永久磁石の固定方法 - Google Patents

永久磁石の固定方法

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JPH06112037A
JPH06112037A JP26176092A JP26176092A JPH06112037A JP H06112037 A JPH06112037 A JP H06112037A JP 26176092 A JP26176092 A JP 26176092A JP 26176092 A JP26176092 A JP 26176092A JP H06112037 A JPH06112037 A JP H06112037A
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JP
Japan
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magnet
fixing
permanent magnet
fixed
magnetic
Prior art date
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Application number
JP26176092A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kamimura
正 上村
Shigeo Takita
茂生 滝田
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削加工を行わず簡単な方法で、被固定部位
に永久磁石を固定することができる永久磁石の固定方法
を提供する。 【構成】 粉末冶金法により焼結成形した磁石材料1
に、これが破壊することなく且つこれに亀裂が生じる程
度の圧縮力Fを負荷し、亀裂Cの発生した磁石材料1を
被固定部位12a,22aに当接させた後、この磁石材
料1の亀裂に溶融させた固着材料13を注入して固化さ
せるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は永久磁石の固定方法に係
り、特に粉末冶金法により焼結成形した永久磁石の固定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石をその磁気を利用した搬
送用装置等に適用する場合、以下のような方法で装置に
固定していた。
【0003】まず、第1の固定方法としては、着磁前の
グリーンな状態の磁石用材料にドリル穿孔等の切削加工
により貫通孔を穿設し、加工後着磁して永久磁石を作製
した後、上記貫通孔にボルトを挿通させて当該永久磁石
を固定する装置にボルト締結していた。
【0004】また、第2の固定方法としては、永久磁石
とこれを固定する装置との間に所定の隙間を形成し、こ
の隙間に、例えば、半田等の低融点材料を流し込んで固
化させることにより当該永久磁石と装置とを固定してい
た。
【0005】さらに、第3の固定方法としては、永久磁
石を固定する装置側に鉄系の金属材料を設け、この固定
側金属材料に磁石自体の磁力によって永久磁石を固定し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の永久
磁石の固定方法には、以下のような問題があった。
【0007】まず、第1の固定方法にあっては、着磁前
の磁石用材料に切削加工を施している。しかし、永久磁
石がFe−Nd−B系やSm−Co系等の希土類元素を
含む高性能磁性材料からなる場合、非常に脆いため、そ
の切削加工性が極めて悪い。従って、このような材料の
切削加工を行う場合、特殊な工具や条件が必要になり、
加工コストが増大するという問題があった。
【0008】また、第2の固定方法にあっては、永久磁
石とこれを固定する装置との間に所定の隙間を形成して
いる。しかし、適切な隙間を設定するためには、治具が
必要になったり、又、永久磁石や装置の切削加工が必要
になる。このように切削加工が必要になると、上記第1
の固定方法と同様に、切削加工性の悪い材料の存在が問
題になり、特に、装置側の加工を行わなければならない
場合には大幅に加工コストが増大するという問題があっ
た。
【0009】さらに、第3の固定方法にあっては、固定
側金属材料に磁石自体の磁力によって永久磁石を固定し
ている。しかし、磁力による固定はその当接方向には強
い固着力を得ることができるが、その剪断方向には固着
力が弱く、容易に位置ずれを生じるという問題があっ
た。
【0010】上記課題に鑑み、本発明の目的は、切削加
工を行わず簡単な方法で、被固定部位に永久磁石を固定
することができる永久磁石の固定方法を提供するにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係る永久磁石の固定方法は、粉末冶金法により焼
結成形した磁石材料に、これが破壊することなく且つこ
れに亀裂が生じる程度の圧縮力を負荷し、亀裂の発生し
た磁石材料を被固定部位に当接させた後、この磁石材料
の亀裂に溶融させた固着材料を注入して固化させるよう
にしたものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、粉末冶金法により焼結成形
した磁石材料には、これが破壊することなく且つこれに
亀裂が生じる程度の圧縮力が負荷されている。この場
合、圧縮変形速度を制御しながら、均一に圧縮力を負荷
することが望ましい。このように上述した程度の圧縮力
が均一に負荷されると、上記磁石材料は普通鋼に似た挙
動を示し、その圧縮面には放射線状の亀裂が発生する。
【0013】そして、この放射線状の亀裂の発生した磁
石材料は、これを固定する装置の被固定部位に当接され
る。その後、この磁石材料の放射線状亀裂に、溶融させ
た固着材料が注入され、該固着材料が固化される。する
と、磁石材料は上記固定部位と一体化されることにな
る。このように固定する磁石材料に予め亀裂を発生させ
ることにより、切削加工を行う必要がなく、簡単な方法
で被固定部位に永久磁石が固定されるものである。尚、
この磁石材料への着磁は、上記固着材料の性質によって
適宜一体化の前あるいは後になされることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る永久磁石の固定方法の好
適一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0015】図1に示されているように、本実施例の磁
石材料1には、粉末冶金法により円柱状に焼結成形した
固形化品を使用する。例えば、粉末冶金法により焼結成
形して製造される異方性磁石を使用し、以下のように製
造される。
【0016】図2に示されているように、この異方性磁
石1の製造に使用される初期材料としてのカプセル粉末
2は、等方性磁性材料からなる親粒子3を、Cuあるい
は非磁性のCu合金からなる子粒子4で囲んで作製され
ている。上記親粒子3たる等方性磁性材料は、例えばF
e−Nd−B系磁磁性材料等からなり、等方性の急冷凝
固を含むアモルファス系素材の粉末にて形成されてい
る。また、上記Cuあるいは非磁性のCu合金からなる
子粒子4は、上記親粒子3よりも粒度の小さい粉末にて
形成され、2〜25重量%含有されている。
【0017】具体的には、等方性磁性材料からなる親粒
子3にCuあるいは非磁性のCu合金からなる子粒子4
を混合すると、子粒子4は親粒子3の表面に公知のファ
ンデルワールス力により付着する。例えば、子粒子4で
囲まれた親粒子3を、8,000〜16,000rpm
の回転翼を備えた容器(遠心転動装置−図示せず)の中
に投入し、1〜10分間、気流による衝撃力を与える
と、この衝撃力により上記子粒子4は親粒子3に強固に
付着する。
【0018】また、図3は本実施例の異方性磁石1の製
造に使用される焼結装置例を示すものである。図示され
ているように、この焼結装置5は、真空,不活性ガス雰
囲気を形成するチャンバ6と、このチャンバ6に収容さ
れる成形型7と、該成形型7に加圧力を負荷する加圧装
置8と、該加圧装置8の圧力や、電流,ガス雰囲気,温
度等を制御する制御装置9とから成っている。尚、この
焼結装置5は放電を含む通電焼結で粉末材料を固形化す
るように成っている。
【0019】このような焼結装置5を使用して、本実施
例の異方性磁石1は以下のような製造工程を経て製造さ
れる。まず、上記成形型7内に上記カプセル粉末2を収
容すると共に、上記チャンバ6内を真空排気後、Ar,
He,H2 ,N2 等の不活性ガス雰囲気で置換する。次
に、上記成形型7に加圧装置8で加圧力を負荷すると共
に、該成形型7内のカプセル粉末2に通電して焼結固形
化する。その際、上記制御装置9により圧力,、電流,
ガス雰囲気,温度等が適宜制御される。尚、上記チャン
バ6内の不活性ガスは、上述のようなガス単体でも良い
が加圧・加熱時にガスの種類を変えても良い。例えば、
加圧昇圧・加熱昇温時にAr,N2 を使用し、圧力保持
・減圧時,温度保持・冷却時にHe,H2 を使用する。
【0020】また、加圧方向は磁石に配向性を出したい
方向より加圧し、通電,放電させる。これは、配向性を
出したい方向にエネルギ差を与えることであり、圧力
的,温度(熱的),電気的エネルギの中で、熱的エネル
ギはベクトル処理がし難く、圧力的,電気的エネルギは
ベクトル処理がし易いからである。
【0021】次に、以上のようにして製造された円柱状
の磁石材料(異方性磁石)1に、図4(a)(b)に示
されているように、約600℃の温度下で、その長手方
向に沿って圧縮力Fを均一に負荷し、その圧縮面に亀裂
を発生させる。この圧縮は、ハンマープレスにより行う
よりも、圧縮変形速度を制御できる油圧プレスにより行
う方が良い。また、その圧縮力Fは、上記磁石材料1が
破壊することなく且つこれに亀裂が生じる程度に設定す
る。
【0022】具体的には、高さが10mmで径が1イン
チφの磁石材料1を加熱手段10を備えた万能試験機1
1で圧縮荷重を約3トンまで負荷したとき、図5に示さ
れているように、放射線状の亀裂Cが発生した。一方、
圧縮荷重を増加し約9トンまで負荷すると、この放射線
状の亀裂Cが発達し、破壊に至った。
【0023】そして、この放射線状の亀裂Cの発生した
磁石材料1を被固定部位に当接させる。本実施例は、例
えば、磁気浮上用シートや磁気浮上を利用した部品搬送
用トレイ等の永久磁石を組み込む装置に有用である。
【0024】従って、図6に示されているように、磁気
浮上用シート12の被固定部位12aに、放射線状亀裂
Cの発生した磁石材料1を当接させる。そして、この磁
石材料1の放射線状亀裂Cに、溶融させた固着材料を注
入して固化させる。この磁気浮上用シート12はプラス
チックにて形成されており、上記固着材料にも溶融させ
たプラスチックを使用する。すなわち、この溶融プラス
チックが固化することにより、磁石材料1と磁気浮上用
シート12とは一体化されるものである。尚、上記磁石
材料1の着磁は、溶融プラスチックを注入固化して該磁
石材料1と磁気浮上用シート12とを一体化させた後に
行う。
【0025】また、図7は、磁気浮上用シート22がス
チールによって形成されている場合を示すものである。
この場合には、固着材料13として半田やロー材等の低
融点金属材料を使用する。本実施例の磁石材料1はその
表面層がCuあるいは非磁性のCu合金のカプセル磁性
材料であるので、半田付けやロー付けが容易である。す
なわち、スチール製の磁気浮上用シート22の被固定部
位22aに、上記放射線状亀裂Cの発生した磁石材料1
を当接させ、この磁石材料1の放射線状亀裂Cに溶融さ
せた半田やロー材等の低融点金属材料を注入して固化さ
せる。この半田付けやロー付けにより、磁石材料1と磁
気浮上用シート22とは一体化されるものである。この
ように固着材料13として低融点金属材料を使用する場
合には、上記磁石材料1の着磁は、一体化の前後いずれ
においても行うことができる。
【0026】上記実施例における作用を述べる。
【0027】上述のように、上記磁石材料1(Cuある
いは非磁性のCu合金の表面層が形成されたカプセル磁
性材料)には、これが破壊することなく且つこれに亀裂
が生じる程度の圧縮力Fが圧縮変形速度を制御しながら
均一に負荷されている。このような圧縮力Fが均一に負
荷されると、上記磁石材料1は普通鋼に似た挙動を示
し、図5に示したようにその圧縮面に放射線状の亀裂C
が発生する。このように放射線状の亀裂Cを発生させる
のは、磁石材料1の固定面全体を均一に固定するためで
ある。
【0028】そして、この放射線状亀裂Cを発生させた
磁石材料1は、磁気浮上用シート12,22の被固定部
位12a,22aに当接され、該磁石材料1の放射線状
亀裂Cに、溶融させた固着材料13が注入され固化され
る。図6に示したように、磁気浮上用シート12がプラ
スチックにて形成されている場合には、上記固着材料と
して溶融させたプラスチックを使用する。一方、図7に
示したように、磁気浮上用シート22がスチールによっ
て形成されている場合には、固着材料13として半田や
ロー材等の低融点金属材料を使用する。
【0029】すると、磁石材料1は上記固定部位12
a,22aと一体化されることになるが、特に、磁気浮
上用シート12がプラスチックである場合には上記放射
線状亀裂Cがアンカー効果として働くことになる。ま
た、プラスチックの場合、通常は該プラスチックと磁石
材料1の濡れ性を改良し接着力を高めるために、該磁石
材料1の表面の脱脂等による清浄化が必要になる。しか
し、本実施例のように放射線状亀裂Cを利用すると、こ
の清浄化工程が不要になる。一方、磁気浮上用シート2
2がスチールである場合、上述したように本実施例の磁
石材料1がCuあるいは非磁性のCu合金の表面層を有
するカプセル磁性材料であるので、半田付けやロー付け
が容易である。
【0030】このように固定する磁石材料1に予め放射
線状亀裂Cを発生させることにより、切削加工を行う必
要がない。従って、磁石材料1が切削加工性が極めて悪
い、例えば、Fe−Nd−B系やSm−Co系等の希土
類元素を含む高性能磁性材料からなる場合に、極めて有
効な固定方法である。また、上述したような簡単な方法
で、磁気浮上用シート12,22の被固定部位12a,
22aに永久磁石としての磁石材料1が固定されるもの
である。尚、上記磁石材料1に放射線状亀裂Cを発生さ
せても、該放射線状亀裂Cに固着材料13が注入固化さ
れるので、通常の使用において磁石材料1の強度を低下
させることはない。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る永久磁
石の固定方法よれば、切削加工を行わず簡単な方法で、
被固定部位に永久磁石を固定することができ、特に、切
削加工の困難な希土類元素を含む高性能磁性材料からな
る永久磁石の固定に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る永久磁石の固定方法の一実施例に
使用する磁石材料を示す斜視図である。
【図2】本実施例に使用するカプセル粉末を示す概略図
である。
【図3】本実施例に使用する磁石材料の製造装置の一例
を示す概略図である。
【図4】本実施例における圧縮工程を示し、(a)は万
能試験機による圧縮前の状態の説明図、(b)は圧縮後
の状態の説明図である。
【図5】本実施例の圧縮工程により磁石材料に発生した
放射線状亀裂を示す斜視図である。
【図6】本実施例におけるプラスチック製磁気浮上用シ
ートへの固定状態を示す説明図である。
【図7】本実施例におけるプラスチック製磁気浮上用シ
ートへの固定状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 磁石材料 12a,22a 被固定部位 13 固着材料 C 亀裂 F 圧縮力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末冶金法により焼結成形した磁石材料
    に、これが破壊することなく且つこれに亀裂が生じる程
    度の圧縮力を負荷し、亀裂の発生した磁石材料を被固定
    部位に当接させた後、該磁石材料の亀裂に溶融させた固
    着材料を注入して固化させるようにしたことを特徴とす
    る永久磁石の固定方法。
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