JPH06111581A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06111581A
JPH06111581A JP4261727A JP26172792A JPH06111581A JP H06111581 A JPH06111581 A JP H06111581A JP 4261727 A JP4261727 A JP 4261727A JP 26172792 A JP26172792 A JP 26172792A JP H06111581 A JPH06111581 A JP H06111581A
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JP
Japan
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memory cell
cell array
blocks
semiconductor memory
data
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JP4261727A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kokubo
信幸 小久保
Hideyoshi Kawamura
栄喜 川村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一チップで、データ出力構成の異なる半導
体記憶装置を得る。 【構成】 メモリセル・アレイ7を複数のブロック7A
〜7Pに分割した半導体記憶装置において、メモリセル
・アレイ・ブロックの選択数を変えるデコーダ手段52
Aを設けることによりデータ出力構成が異なる半導体記
憶装置を同一チップで製造することを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置の回
路設計技術に関するものである。特に、データ出力構成
が異なる半導体記憶装置を同一チップ上に製造すること
を可能にする回路設計技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のスタチック型半導体記憶装
置の一例を示すブロック図である。図において、1は行
アドレス・データが入力される複数個の入力端子、2は
これら入力端子1に接続され、入力された行アドレス・
データを増幅または反転するための行アドレス・バッフ
ァ、3はこの行アドレス・バッファ2の出力側に接続さ
れ、増幅または反転された行アドレス・データを復号化
するための行アドレス・デコーダ、4は列アドレス・デ
ータが入力される複数個の入力端子、5はこれら入力端
子4に接続され、入力された列アドレス・データを増幅
または反転するための列アドレス・バッファ、6はこの
列アドレス・バッファ5の出力側に接続され、増幅また
は反転された列アドレス・データを復号化するための列
アドレス・デコーダである。
【0003】7は行アドレス・デコーダ3の出力側に接
続されると共にマルチプレクサ8を介して列アドレス・
デコーダ6の出力側にも接続され、読み出し/書き込み
データを記憶する多数のメモリセル(図示しない)がマ
トリクス状に配列されたメモリセル・アレイ、9はマル
チプレクサ8に接続され、小振幅の読み出し電圧を感知
増幅するためのセンスアンプ、10はこのセンスアンプ
9に接続され、その出力を、半導体記憶装置の外部に取
り出すレベルにまで更に増幅するための出力データ・バ
ッファ、11はこの出力データ・バッファ10に接続さ
れた読み出しデータ出力端子、12は書き込みデータが
入力される入力端子、13はこの入力端子12に入力さ
れた書き込みデータを増幅するための入力データ・バッ
ファ、33はこの入力データ・バッファ13によって増
幅された書き込みデータを、メモリセル・アレイ7中の
メモリセルに書き込むデータに変換するための書き込み
データ・バッファである。
【0004】14はチップ選択入力端子、15は読み出
し/書き込み制御入力端子、16は入力端子14におけ
るチップ選択/非選択と入力端子15におけるデータ読
み出し/書き込みモードとに応じてセンスアンプ9、出
力データ・バッファ10、入力データ・バッファ13、
書き込みデータ・バッファ33を制御する読み出し/書
き込み制御回路、17はメモリセル・アレイ7に接続さ
れたビット線負荷群である。
【0005】図8は図7の半導体記憶装置のメモリセル
・アレイおよびその周辺部を示す回路図である。ここで
は簡単のためメモリセルを2行2列に構成したメモリセ
ル・アレイを示す。図8において、20a,20bと2
1a,21bはそれぞれ対応するビット線対であり、2
2と23は行アレイ・デコーダ3の出力点に接続された
ワード線、24a〜24dはワード線22,23とビッ
ト線対20a,20bと21a,21bとの交点に配置
されたメモリセル、25a,25bと26a,26bは
一端が電源18に他端がビット線20a,20bと21
a,21bにそれぞれ接続されたビット線負荷である。
【0006】27a,27bと28a,28bは図7の
列アドレス・デコーダ6の出力信号がゲートに入力さ
れ、ドレインまたはソースがそれぞれビット線20a,
20bと21a,21bに接続され、ソースまたはドレ
インが入/出力線(以後I/O線という)対29a,2
9bに共通に接続され、図7のマルチプレクサ8を構成
するトランスファ・ゲートである。I/O線対29a,
29bには、またセンスアンプ9の入力側および書き込
みデコーダ・バッファ33の出力側が接続されている。
【0007】図8のメモリセル24には、例えば図9
(a)に示す高抵抗負荷型NMOSメモリセルや図9
(b)に示すCMOS型メモリセルが用いられる。図9
において、41a,41bはドレインを記憶ノード45
a,45bに、ゲートを互いに他方のドレインに、ソー
スを接地19に接続したNチャネルのドライバ・トラン
ジスタ、42a,42bはドレインまたはソースを記憶
ノード45a,45bに、ゲートをワード線22または
23に、ソースまたはドレインをビット線20または2
1に接続したNチャネルのアクセス・トランジスタ、4
3a,43bは一端を電源18に他端を記憶ノード45
a,45bに接続した負荷抵抗、そして44a,44b
はドレインを記憶ノード45a,45bに、ゲートを互
いに他方のドレインに、ソースを電源18に接続したP
チャネル・トランジスタである。
【0008】図7および図8に示した半導体記憶装置の
動作を、図10の動作タイミング図を参照して説明す
る。図10において、Ainはアドレス入力、Aoutはア
ドレス・バッファ出力、WLはワード線、I/OはI/
O線、SAoutはセンスアンプ出力、そしてDoutはデー
タ出力である。メモリセル24aを選択する場合には、
選択すべきメモリセル24aが位置する行に対応した行
アドレス・データが時点toで入力端子1に入力される
と、メモリセル24aが接続されたワード線22が時点
2で選択レベル例えばハイ(High)レベルになり、他
のワード線23は非選択レベル例えばロー(Low)レベ
ルになる。
【0009】ビット線の選択も同様に行われる。即ち、
選択すべきメモリセル24aとこれが接続されたビット
線対20a,20bが位置する列に対応した列アドレス
・データが入力端子4に入力されると、ビット線対20
a,20bにそれぞれ接続されたトランスファ・ゲート
27a,27bのみが導通するので、選択されたビット
線20a,20bのみ時点t3でI/O線29a,29
bに接続され、他のビット線21a,21bは非選択と
なってI/O線29a,29bから切り離される。
【0010】このようにして選択されたメモリセル24
aの読み出し動作について説明する。いまメモリセル2
4aの記憶ノード45aがハイレベルであり、記憶ノー
ド45bがローレベルであるとする。この時、メモリセ
ル24aの一方のドライバ・トランジスタ41aは非導
通状態にあり、他方のドライバ・トランジスタ41bは
導通状態にある。ワード線22がハイレベルで選択され
た状態にあるから、メモリセル24aのアクセス・トラ
ンジスタ42a,42bは共に導通状態にある。
【0011】従って、電源Vcc18→ビット線負荷25
b→ビット線20b→アクセス・トランジスタ42b→
ドライバ・トランジスタ41b→接地19の経路に直流
電流が発生し、これをカラム電流と呼ぶ。しかし、もう
一方の経路、即ち電源Vcc18→ビット線負荷25a→
ビット線20a→アクセス・トランジスタ42a→ドラ
イバ・トランジスタ41a→接地19の経路ではドライ
バ・トランジスタ41aが非導通であるので直流電流は
流れない。この時直流電流の流れない方のビット線20
aの電位は、ビット線負荷25a,25b,26a,2
6bのしきい値電圧をVthとすると、“電源電位−Vt
h”となる。
【0012】また、直流電流の流れる方のビット線20
bの電位は、ドライバ・トランジスタ41b、アクセス
・トランジスタ42bとビット線負荷25bとの導通抵
抗で抵抗分割されて、“電源電位−Vth”から△Vだけ
電位が低下し、“電源電位−Vth−△V”になる。ここ
で△Vは、ビット線振幅と呼ばれ、通常50mV〜50
0mV程度であり、ビット線負荷25a,25b,26
a,26bの大きさにより調節される。このビット線振
幅はトランスファ・ゲート27a,27bを介してI/
O線29a,29bに現れ、これをセンスアンプ9によ
り時点t4で増幅し、さらに出力データ・バッファ10
で増幅し、時点t5でデータ出力として出力端子11か
ら読み出される。なお、読み出しの場合には入力データ
・バッファ13および書き込みデータ・バッファ33は
読み出し/書き込み制御回路16によりI/O線29
a,29bを駆動しないようにしている。
【0013】書き込みの場合には、ローデータを書き込
む側のビット線の電位を強制的に低電位に引き下げ、他
方のビット線の電位を高電位に引き上げることにより書
き込みを行う。例えば、メモリセル24aに反転データ
を書き込むには、書き込みデータ・バッファ33により
一方のI/O線29aをローレベルに、他方のI/O線
29bをハイレベルにし、一方のビット線20aをロー
レベルに、他方のビット20bをハイレベルにすること
により書き込み動作を行う。
【0014】また最近では、メモリセル・アレイをワー
ド線方向に複数個のブロックに分割し、データ出力に必
要な1個のメモリセル・アレイ・ブロックをブロックセ
レクタ詳しくはブロックアドレス・デコーダで選択する
ことにより1本のワード線で選択されるカラム数ひいて
はカラム電流を減少させ、メモリセル・アレイ内の消費
電流を低減させている。そして、これは後述するように
メモリセル・アレイ・ブロックごとにデータ出力線の数
だけセンスアンプを持つことを特徴とする。このような
方式はブロック分割方式と呼ばれ、1個のメモリセル・
アレイを例えばP個のブロックに分割した回路例を図1
1に示す。図11において50はブロックアドレス・デ
ータの入力端子、51は入力されたブロックアドレス・
データを増幅または反転するためのブロックアドレス・
バッファ、52は増幅または反転されたブロックアドレ
ス・データを複号化するためのブロックアドレス・デコ
ーダ、53A〜53Pはそれぞれ行アドレス・デコーダ
3A〜3Pおよびブロックアドレス・デコーダ52の出
力側とメモリセル・アレイ・ブロック7A〜7Pの入力
側との間に在って、行アドレス・データによって選択さ
れた1本のワード線のうち、ブロックアドレス・データ
によって選択されたメモリセル・アレイ・ブロックのワ
ード線部分を選択するローカル行アドレス・デコーダ、
54はセンスアンプ9A〜9Pの出力側のスイッチング
トランジスタ55A〜55Pを制御する制御回路であ
る。図11に示すようにブロックアドレス・デコーダ5
2の出力でローカル行アドレス・デコーダ53A〜53
Pの出力とセンスアンプ9A〜9Pの出力とを制御し、
選択しないメモリセル・アレイ・ブロック及びその関連
センスアンプ等を流れる電流を低減している。
【0015】以上のように構成されている半導体記憶装
置において、半導体の製造に使用される記憶装置回路を
焼き付けた10数枚のガラスマスクのうち最終工程近く
で使用され、回路装置の配線に使用される金属配線層を
形成するガラスマスクを1枚変更することによってデー
タ出力構成が異なる半導体記憶装置を同一チップ上に製
造することを可能にするマスタスライスとよばれる回路
設計技術が採用されている。この回路設計技術を用いる
ことによってXI構成とX4構成が得られる。これらの
構成例としてX1構成を図11に、X4構成を図12に
それぞれ示し、図11、図12の相違する特徴部をそれ
ぞれ図13、図14に示す。まず、X1構成では、X4
構成の場合よりアドレス空間が4倍に広がるためアドレ
ス入力が2本多くなる。これら2本のアドレス入力を制
御回路54によりデコードし、4本のデコード信号を発
生させ、これらデコード信号によりスイッチングトラン
ジスタ55a〜55dを制御して1つのスイッチングト
ランジスタ例えば55aだけをオンにし、且つ残りのス
イッチングトランジスタ55b〜55dをオフにして、
4つのセンスアンプ9Pのうちの1つの出力だけをデー
タバスに出力している。一方、X4構成ではマスタスラ
イス技術を用いてスイッチングトランジスタ55a〜5
5dを常にオンにするように配線を変更し、メモリセル
・アレイ・ブロック例えば7Pから読み出された4つの
データが、4つのセンスアンプ9Pにより別々に増幅さ
れ、4つのデータバスに送られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置の多ビ
ット化が進み、より多いビット構成になると、1個のメ
モリセル・アレイ・ブロックに多数のセンスアンプを配
置する必要があり、レイアウトが困難になってくる。ま
た、従来技術でより多いビット構成品を作り、それより
少ないビット構成品(例えば、x32に対してx8やx
16など)を作ろうとすると、1個のメモリセル・アレ
イ・ブロック内のカラム数が増大してカラム電流が増
え、その為に消費電流が増えるという問題点があった。
【0017】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、レイアウトが容易で、消費電流
の少ない半導体記憶装置を得ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体記憶装置は、データ出力構成が異なる半導体記
憶装置を同一チップ上に製造する回路設計技術を用いる
ことにより、複数個に分割されたメモリセル・アレイ・
ブロックを選択するデータに基づいて前記メモリセル・
アレイ・ブロックの選択数を変えるデコーダ手段を備え
たものである。
【0019】この発明の請求項2に係りメモリセル・ア
レイをk個のブロックに分割し、分割された各メモリセ
ル・アレイ・ブロックの出力側にそれぞれm個のセンス
アンプを接続した半導体記憶装置は、データ出力構成に
必要な全データバスの半数をビット線の一方の延長方向
に配置し且つ残り半分のデータバスをビット線の反対の
延長方向に配置し、m×n個のデータ出力構成にするた
めにn個のメモリセル・アレイ・ブロックを同時に選択
するデコーダ手段によって選択されるn/2個のメモリ
セル・アレイ・ブロックのセンスアンプと、選択された
残りのn/2個のメモリセル・アレイ・ブロックのセン
スアンプとを互いに逆に配置した(但し、k,m,nは
自然数であって、n≦kであるが、n=1のとき、選択
されるメモリセル・アレイ・ブロックは1個であり、こ
のメモリセル・アレイ・ブロックに接続されるセンスア
ンプの向きは全て同じである。)ものである。
【0020】この発明の請求項3に係りメモリセル・ア
レイを複数個のブロックに分割し、分割された各メモリ
セル・アレイ・ブロックの出力側にそれぞれ複数個のセ
ンスアンプを接続した半導体記憶装置は、アドレス・デ
ータの変化を検知し、この変化に同期してアドレス・レ
コーダの出力を制御する制御信号及びこの制御信号に基
づいて形成される他の制御信号を発生する検知手段と、
この検知手段からの前記他の制御信号によって制御さ
れ、1回のアドレスサイクル内での複数回の読み出し動
作によって読み出されたデータを記憶し、出力する複数
個の出力記憶回路とを備えたものである。
【0021】
【作用】請求項1又は2の発明では、デコーダ手段がメ
モリセル・アレイ・ブロックの選択数を1個から例えば
2個などに変えることによりX8構成をX16構成にす
ることができる。
【0022】請求項3の発明では、1回のアドレスサイ
クル内の複数回の読み出し動作の回数を変えることによ
りX8構成やX16構成にすることができる。
【0023】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の実施例1を図1、図2に示
した回路図を用いて説明する。例として、メモリセル・
アレイを16個に分割し、1個のメモリセル・アレイ・
ブロックにセンスアンプが8個あるものについて考え
る。図1、2はともにブロックアドレス・データ
0in,Z1in,Z2in,Z3inをデコードするブロックア
ドレス・デコーダ52A,52Bの論理回路図であり、
図1はX8構成、図2はX16構成についてのものであ
る。
【0024】通常のX8構成時には、メモリセル・アレ
イ・ブロック7A〜7Pを選択するためのブロックアド
レス・データZ0in〜Z3inは4個の入力端子501〜5
4を通してそれぞれブロックアドレス・バッファ511
〜514に入力される。その結果、これらブロックアド
レス・バッファ511〜514はそれぞれ増幅信号Z0
3及び反転増幅信号IZ0〜IZ3を、8個のノアゲー
トNOR1〜NOR8及び16個のナンドゲートNAN
D1〜NAND16から成るブロックアドレス・デコー
ダ52Aへ供給する。その結果、ナンドゲートNAND
1〜NAND16から出力された16のデコード信号は
それぞれ16個のメモリセル・アレイ・ブロック7A〜
7Pに入力される。X8構成時には、常に1個のメモリ
セル・アレイ・ブロックが活性化され、例えばZ0in
3inが今それぞれH(ハイ),H,L(ロー),Lで
あるとすれば、IZ0=L及びIZ1=LによってNOR
1がHを出力し且つZ2=L及びZ3=LによってNOR
8がHを出力するので、NAND1はLを出力し、これ
によりメモリセル・アレイ・ブロック7Aのみを活性化
する。その為、このメモリセル・アレイ・ブロック7A
に接続された8個のセンスアンプ9Aからデータが出力
される。
【0025】x16構成の半導体記憶装置を同一チップ
上に製造する場合には、ブロックアドレス・バッファ5
1〜514から延び出る8本の信号線のうちの2本の信
号線が常に活性化されているようにするために、マスタ
スライス回路設計技術を用いて回路装置の配線に使用さ
れる金属配線層を形成するガラスマスクを変更し、例え
ばZ3とIZ3をGNDレベルに固定することにより、常
に16個のナンドゲートNAND1〜NAND16のう
ち2個のナンドゲートが活性化され、ひいては2個のメ
モリセル・アレイ・ブロックが活性化される。ちなみ
に、上述したようにZ0in〜Z3inがそれぞれH,H,
L,Lであれば、NAND1従ってメモリセル・アレイ
・ブロック7Aが活性化されることに加えて、NOR1
がHを出力し且つZ2=L及びIZ3=LによってNOR
7がHを出力するので、NAND2はLを出力し、これ
によりメモリセル・アレイ・ブロック7Bを活性化す
る。その為これらメモリセル・アレイ・ブロック7A及
び7Bに接続された合計16個のセンスアンプ9A及び
9Bからデータが出力される。このように実施例1によ
れば、メモリセル・アレイ・ブロック7A〜7Pを選択
する数を1に固定することなく変えることができる。
【0026】実施例2.図3はこの発明の実施例2を示
すブロック図であり、この場合もメモリセル・アレイ
(図7の7)をk=16個のブロックに分割し、分割さ
れたメモリセル・アレイ・ブロック7A〜7Pの各々の
出力側にそれぞれm=8個のセンスアンプ9A,9B・
・・9O,9Pを接続した半導体記憶装置について説明
する。
【0027】出力データ・バッファ10及び出力端子1
1とデータバスの配置を容易にするためにデータ出力構
成例えばX8構成やX16構成に必要な全データバスの
半数をビット線の一方の延長方向に配置し且つ残りの半
分のデータバスをビット線の反対の延長方向に配置し、
m×nのデータ出力構成にするためにn個のメモリセル
・アレイ・ブロックを同時に選択するデコーダ手段例え
ば上述したブロック・アドレス・デコーダ52Aや52
Bによって選択されるn/2個のメモリセル・アレイ・
ブロックのセンスアンプと、選択された残りのn/2個
のメモリセル・アレイ・ブロックのセンスアンプとを互
いに逆に配置した。つまり、図3に示すように、センス
アンプ9A,・・・9Oと、センスアンプ9B,・・・
9Pとは互いに逆に配置されている。なお、上述した
k,m,nは自然数であって、n≦kであるが、n=1
のとき、選択されるメモリセル・アレイ・ブロックは1
個であり、このメモリセル・アレイ・ブロックに接続さ
れるセンスアンプの向きは全て同じである。
【0028】図3のようにレイアウトされた半導体記憶
装置において、実施例1について説明したようにブロッ
クアドレス・デコーダ52Bを用いて隣り合う2個のメ
モリセル・アレイ・ブロックを同時に選択することによ
ってX16構成が得られ、又マスタスライス回路設計技
術によりブロックアドレス・デコーダ52Aを用いて1
個のメモリセル・アレイ・ブロックのみを選択するよう
に配線を変更すれば、X8構成が得られる。
【0029】実施例3.図4はこの発明の実施例3を示
すブロック図であり、図5は実施例3のメモリセル及び
その周辺部を示す回路図である。そして図6は実施例3
の動作説明用タイミング図である。図4のメモリセル・
アレイ7を16個のブロックに分割し、図3のように各
メモリセル・アレイ・ブロックに8個のセンスアンプを
接続し、X16構成として動作させる場合について、こ
の発明の実施例3を説明する。図4のように、従来のス
タチック型半導体記憶装置に対し、行アドレス・バッフ
ァ2からの行アドレス・データ或は列アドレス・バッフ
ァ5からの列アドレス・データの変化を検知するアドレ
ス・データ変化検知回路60を設ける。このアドレス・
データ変化検知回路60は、上述したアドレス・データ
INの変化を検知したときに、列アドレス・デコーダ6
とマルチプレクサ8の間に挿入されたナンドゲート61
R,61Lを制御することにより列アドレス・デコーダ
6の出力をそれぞれ制御する制御信号YR,YLと、各制
御信号YR,YLの立上りに基づいて発生され且つ出力記
憶回路62L,62Rをそれぞれ制御する制御信号RD
L,RDLRとを発生し、もって列アドレス・デコーダ
6の出力と出力記憶回路62L,62Rとを制御する。
このことによりマルチプレクサ8には期間T1とT2で
は、異なった列アドレス・デコード信号が入力される事
になり、別のカラムが選択されることになる。
【0030】YR=H,YL=Lの期間T1にセンスアン
プ9が出力するデータを、制御信号RDLLがHの期間
に出力記憶回路62Lに記憶させる。その後、YR
L,YL=Hの期間T2にセンスアンプ9が出力するデ
ータを、制御信号RDLRがHの期間に出力記憶回路6
2Rに記憶させる。そして出力記憶回路62Rと62L
のデータを同時に半導体記憶装置の出力データとして半
導体記憶装置外部へ出力してやる。
【0031】このように、図6に示す1回のアドレスサ
イクル内に2回の読み出し動作を行う事により、選択さ
れた1個のメモリセル・アレイ・ブロックの8個のセン
スアンプを動作させるだけでX16構成としての動作が
可能になる。また、マスタスライス回路設計技術を用い
て回路装置の配線に使用される金属配線層を形成するガ
ラスマスクを変更し、制御信号YRとYLをGNDレベル
に固定し、従来のスタチック型半導体記憶装置の様に列
アドレス・デコード信号をそのままマルチプレクサ8に
入力するように配線を変更してやれば、X8構成として
動作させることも可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、請求項1
に係る発明は複数個に分割されたメモリセル・アレイ・
ブロックを選択するデータに基づいて前記メモリセル・
アレイ・ブロックの選択数を変えるデコーダ手段を備え
ているので、請求項2に係る発明はデータ出力構成に必
要な全データバスの半数をビット線の一方の延長方向に
配置し且つ残り半分のデータバスをビット線の反対の延
長方向に配置し、n個のメモリセル・アレイ・ブロック
を同時に選択するデコーダ手段によって選択されるn/
2個のメモリセル・アレイ・ブロックのセンスアンプ
と、選択された残りのn/2個のメモリセル・アレイ・
ブロックのセンスアンプとを互いに逆に配置したので、
請求項3に係る発明はアドレス・データの変化を検知
し、この変化に同期してアドレス・レコーダの出力を制
御する制御信号及びこの制御信号に基づいて形成される
他の制御信号を発生する検知手段と、この検知手段から
の前記他の制御信号によって制御され、1回のアドレス
サイクル内での複数回の読み出し動作によって読み出さ
れたデータを記憶し、出力する複数個の出力記憶回路と
を備えているので、データ出力構成が異なる半導体記憶
装置を同一チップ上に製造することができ、且つ、レイ
アウトが容易で消費電流の少ない半導体記憶装置が得ら
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるX8構成時のブロッ
クアドレス・デコーダを示す論理回路図である。
【図2】この発明の実施例1によるX16構成時のブロ
ックアドレス・デコーダを示す論理回路図である。
【図3】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図5】図4の半導体記憶装置のメモリセル及びその周
辺部を示す回路図である。
【図6】実施例3の動作説明用タイミング図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の一例を示すブロック図
である。
【図8】図7の半導体記憶装置のメモリセル及びその周
辺部を示す回路図である。
【図9】(a)は高抵抗負荷型NMOSメモリセルを示
す回路図であり、そして(b)はCMOS型メモリセル
を示す回路図である。
【図10】図7の従来の半導体記憶装置の動作タイミン
グ図である。
【図11】ブロック分割方式を用いた従来の半導体記憶
装置でX1構成とX4構成をマタスライス技術を用いて
同一チップで作り分ける場合のX1構成を示すブロック
図である。
【図12】ブロック分割方式を用いた従来の半導体記憶
装置でX1構成とX4構成をマタスライス技術を用いて
同一チップで作り分ける場合のX4構成を示すブロック
図である。
【図13】図11の一部の拡大図である。
【図14】図12の一部の拡大図である。
【符号の説明】
2 行アドレス・バッファ 5 列アドレス・バッファ 6 列アドレス・デコーダ 7 メモリセル・アレイ 7A〜7P メモリセル・アレイ・ブロック 9,9A〜9P センスアンプ 17,17A〜17P ビット線負荷群 50,501〜504 ブロックアドレスデータの入力
端子 52A,52B ブロックアドレス・デコーダ 60 アドレス・データ変化検知回路 62R,62L 出力記憶回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/82 7514−4M H01L 27/10 381 7377−4M 21/82 S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセル・アレイを複数個のブロック
    に分割した半導体記憶装置において、データ出力構成が
    異なる半導体記憶装置を同一チップ上に製造する回路設
    計技術を用いることにより、メモリセル・アレイ・ブロ
    ックを選択するデータに基づいて前記メモリセル・アレ
    イ・ブロックの選択数を変えるデコーダ手段を備えたこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 メモリセル・アレイをk個のブロックに
    分割し、分割された各メモリセル・アレイ・ブロックの
    出力側にそれぞれm個のセンスアンプを接続した半導体
    記憶装置において、データ出力構成に必要な全データバ
    スの半数をビット線の一方の延長方向に配置し且つ残り
    半分のデータバスをビット線の反対の延長方向に配置
    し、m×nのデータ出力構成にするためにn個のメモリ
    セル・アレイ・ブロックを同時に選択するデコーダ手段
    によって選択されるn/2個のメモリセル・アレイ・ブ
    ロックのセンスアンプと、選択された残りのn/2個の
    メモリセル・アレイ・ブロックのセンスアンプとを互い
    に逆に配置した(但し、k,m,nは自然数であって、
    n≦kであるが、n=1のとき、選択されるメモリセル
    ・アレイ・ブロックは1個であり、このメモリセル・ア
    レイ・ブロックに接続されるセンスアンプの向きは全て
    同じである。)ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 メモリセル・アレイを複数個のブロック
    に分割し、分割された各メモリセル・アレイ・ブロック
    の出力側に複数個のセンスアンプを接続した半導体記憶
    装置において、アドレス・データの変化を検知し、この
    変化に同期してアドレス・デコーダの出力を制御する制
    御信号及びこの制御信号に基づいて形成される他の制御
    信号を発生する検知手段と、この検知手段からの前記他
    の制御信号によって制御され、1回のアドレスサイクル
    内での複数回の読み出し動作によって読み出されたデー
    タを記憶し、出力する複数個の出力記憶回路とを備え、
    1回のアドレスサイクル内の複数回の読み出し動作の回
    数を変える事により、データ出力構成が異なる半導体記
    憶装置を同一チップ上に製造できることを特徴とする半
    導体記憶装置。
JP4261727A 1992-09-30 1992-09-30 半導体記憶装置 Pending JPH06111581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248267A (ja) * 2001-03-21 2012-12-13 Micron Technology Inc 多重プリフェッチi/o構成を備えるデータパスを有するメモリデバイスおよび方法

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JP2012248267A (ja) * 2001-03-21 2012-12-13 Micron Technology Inc 多重プリフェッチi/o構成を備えるデータパスを有するメモリデバイスおよび方法

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