JPH0611150Y2 - 射出成形用金型装置 - Google Patents
射出成形用金型装置Info
- Publication number
- JPH0611150Y2 JPH0611150Y2 JP3806889U JP3806889U JPH0611150Y2 JP H0611150 Y2 JPH0611150 Y2 JP H0611150Y2 JP 3806889 U JP3806889 U JP 3806889U JP 3806889 U JP3806889 U JP 3806889U JP H0611150 Y2 JPH0611150 Y2 JP H0611150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- conical surface
- die
- middle mold
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、筒状金属の周囲にゴムを射出成形するため
の金型装置に関する。
の金型装置に関する。
内筒金具と外筒金具との間にゴムを一体に充填したブッ
シュ金具を製造する場合、第2図に示すように、下型2
の上に入子型6を置き、この上に外周が円筒状の中型13
を下型2に、入子型6を通してボルト17で固定し、中型
13の周囲に中上型3と中下型4とを配置して、内筒金具
10を中型13の外周に嵌合し、内筒金具10と間隔を隔てて
外筒金具11を中下型4と中上型3とで内筒金具10と同心
円状に保持し、内筒金具10と外筒金具11との間に形成し
たキヤビテイ12にゴムを注入している。
シュ金具を製造する場合、第2図に示すように、下型2
の上に入子型6を置き、この上に外周が円筒状の中型13
を下型2に、入子型6を通してボルト17で固定し、中型
13の周囲に中上型3と中下型4とを配置して、内筒金具
10を中型13の外周に嵌合し、内筒金具10と間隔を隔てて
外筒金具11を中下型4と中上型3とで内筒金具10と同心
円状に保持し、内筒金具10と外筒金具11との間に形成し
たキヤビテイ12にゴムを注入している。
この場合、内筒金具10は外筒金具11に対して正確に同心
円状に配置しなければならないので、円筒金具10を中型
13に動かないように緊密に嵌合することが要求される。
しかしこのような嵌合は自動供給装置では出来ないの
で、人手により内筒金具10を中型13に嵌合していた。
円状に配置しなければならないので、円筒金具10を中型
13に動かないように緊密に嵌合することが要求される。
しかしこのような嵌合は自動供給装置では出来ないの
で、人手により内筒金具10を中型13に嵌合していた。
本考案は、内筒金具を自動供給装置で中型の周囲に緊密
に嵌合することが可能な金型装置を提供することを課題
とするものである。
に嵌合することが可能な金型装置を提供することを課題
とするものである。
本考案による課題を解決するための手段は、外周に形成
した円錐面を有し該円錐面の小径側を下型側にして前記
円錐面の中心で下型に軸方向移動可能に取付けられた内
中型と、内周が該内中型の円錐面と同一の円錐面に形成
され外周が円筒面をなし前記円錐面の半径上で複数個に
分割され前記内中型の円錐面の外周に内周を接して配置
した外中型と、該外中型の外周に配置され該外中型の円
錐面を内中型の円錐面に圧着せしめる弾性リングと、下
型と内中型との間に内中型を下型から離間せしめるよう
に配置されたコイルバネとを備えている射出成形用金型
装置にある。
した円錐面を有し該円錐面の小径側を下型側にして前記
円錐面の中心で下型に軸方向移動可能に取付けられた内
中型と、内周が該内中型の円錐面と同一の円錐面に形成
され外周が円筒面をなし前記円錐面の半径上で複数個に
分割され前記内中型の円錐面の外周に内周を接して配置
した外中型と、該外中型の外周に配置され該外中型の円
錐面を内中型の円錐面に圧着せしめる弾性リングと、下
型と内中型との間に内中型を下型から離間せしめるよう
に配置されたコイルバネとを備えている射出成形用金型
装置にある。
第1図は本案装置の一実施例であつて、下型2の上には
入子型6が下型2と一体に配置されている。入子型6は
下型2の一部として下型2に形成しても良い。入子型6
の上面には円形凹部14が形成してある。外周が円錐面に
形成され円錐面の大径側端部に鍔部15が形成された内中
型5が小径側を下型2側にして、円形凹部14の中央に載
せてある。内中型5はボルト17により円錐面の中心で下
型2に、軸方向移動可能に、即ち入子型6の円形凹部14
に接したり離れたり出来るように取付けられている。下
型2と内中型5との間には、コイルバネ7が内中型5を
下型2から離す方向に作用するように挿入してある。内
中型5の周囲には、内中型5の円錐面と同形の円錐面に
内周が形成され、外周が円錐面と同軸の円筒面に形成さ
れ、円筒面及び円錐面の半径上で同一大きさに三つ割
り、又は四つ割りに分割され、鍔部15と、円形凹部14の
底と接する外中型8が配置してある。外中型8の周囲に
はリング状のガータースプリングの如き弾性リング9
が、外中型8を常に内中型5に圧着せしめるように施し
てある。外中型8の外周には、間隔を置いて外中型8と
同心円状に外筒金具11を保持する中上型3と、中下型4
が配置され、下型2に対して内中型5、外中型8、中上
型3、中下型4を型締めするランナー16を有する上型1
が配置してある。
入子型6が下型2と一体に配置されている。入子型6は
下型2の一部として下型2に形成しても良い。入子型6
の上面には円形凹部14が形成してある。外周が円錐面に
形成され円錐面の大径側端部に鍔部15が形成された内中
型5が小径側を下型2側にして、円形凹部14の中央に載
せてある。内中型5はボルト17により円錐面の中心で下
型2に、軸方向移動可能に、即ち入子型6の円形凹部14
に接したり離れたり出来るように取付けられている。下
型2と内中型5との間には、コイルバネ7が内中型5を
下型2から離す方向に作用するように挿入してある。内
中型5の周囲には、内中型5の円錐面と同形の円錐面に
内周が形成され、外周が円錐面と同軸の円筒面に形成さ
れ、円筒面及び円錐面の半径上で同一大きさに三つ割
り、又は四つ割りに分割され、鍔部15と、円形凹部14の
底と接する外中型8が配置してある。外中型8の周囲に
はリング状のガータースプリングの如き弾性リング9
が、外中型8を常に内中型5に圧着せしめるように施し
てある。外中型8の外周には、間隔を置いて外中型8と
同心円状に外筒金具11を保持する中上型3と、中下型4
が配置され、下型2に対して内中型5、外中型8、中上
型3、中下型4を型締めするランナー16を有する上型1
が配置してある。
上型1を中上型3から離れるように上昇させると、内中
型5はコイルバネ7によつて上昇する。内中型5が上昇
すると外周の円錐面は外中型の円錐面の大径側に移行す
ることになる。外中型8は弾性リング9により内中型5
に圧接しているので、外中型8は内中型5の円錐面を滑
りその小径側に移行し外径を縮小する。この縮径は円形
凹部14の底を滑つて行なわれる。
型5はコイルバネ7によつて上昇する。内中型5が上昇
すると外周の円錐面は外中型の円錐面の大径側に移行す
ることになる。外中型8は弾性リング9により内中型5
に圧接しているので、外中型8は内中型5の円錐面を滑
りその小径側に移行し外径を縮小する。この縮径は円形
凹部14の底を滑つて行なわれる。
逆に上型1を降下せしめて、内中型5を入子型6を介し
て下型2に押し付けると、外中型8は外周が所定の外径
に拡大される。
て下型2に押し付けると、外中型8は外周が所定の外径
に拡大される。
従つて、上型1が上昇しているときは、外中型8はその
外径を内筒金具10の内径との間に充分な間隙を形成しう
るように縮小するので、内筒金具10を落とし込みによつ
て外中型8の外周に自動供給装置を用いて供給でき、又
自動取出装置を用いて取り出すことが出来る。
外径を内筒金具10の内径との間に充分な間隙を形成しう
るように縮小するので、内筒金具10を落とし込みによつ
て外中型8の外周に自動供給装置を用いて供給でき、又
自動取出装置を用いて取り出すことが出来る。
尚、外筒金具11の部分を金型として構成しうることは勿
論である。
論である。
本考案によれば、自動装置による筒状部品の嵌め込み及
び取出しの可能な金型装置を提供出来る。
び取出しの可能な金型装置を提供出来る。
第1図は本考案による金型装置の一実施例の断面図、第
2図は従来の金型装置の断面図である。 1……上型、2……下型 3……中上型、4……中下型 5……内中型、6……入子型 7……コイルバネ、8……外中型 9……弾性リング、10……内筒金具 11……外筒金具、12……キヤビテイ 13……中型、14……円形凹部 15……鍔部、16……ランナー 17……ボルト
2図は従来の金型装置の断面図である。 1……上型、2……下型 3……中上型、4……中下型 5……内中型、6……入子型 7……コイルバネ、8……外中型 9……弾性リング、10……内筒金具 11……外筒金具、12……キヤビテイ 13……中型、14……円形凹部 15……鍔部、16……ランナー 17……ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:00 4F
Claims (1)
- 【請求項1】外周に形成した円錐面を有し該円錐面の小
径側を下型側にして前記円錐面の中心で下型に軸方向移
動可能に取付けられた内中型と、内周が該内中型の円錐
面と同一の円錐面に形成され外周が円筒面をなし前記円
錐面の半径上で複数個に分割され前記内中型の円錐面の
外周に内周を接して配置した外中型と、該外中型の外周
に配置され該外中型の円錐面を内中型の円錐面に圧着せ
しめる弾性リングと、下型と内中型との間に内中型を下
型から離間せしめるように配置されたコイルバネとを備
えている射出成形用金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3806889U JPH0611150Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 射出成形用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3806889U JPH0611150Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 射出成形用金型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127419U JPH02127419U (ja) | 1990-10-19 |
JPH0611150Y2 true JPH0611150Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31545742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3806889U Expired - Lifetime JPH0611150Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 射出成形用金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611150Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4745004B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-08-10 | 倉敷化工株式会社 | 成形型 |
JP6253191B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2017-12-27 | 内山工業株式会社 | 成形金型、複合品の製造方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3806889U patent/JPH0611150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127419U (ja) | 1990-10-19 |
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