JPH06110663A - ネットワーク統合構築システム、ネットワーク接続機器のインストール方法及びネットワークパラメータ設定方法 - Google Patents

ネットワーク統合構築システム、ネットワーク接続機器のインストール方法及びネットワークパラメータ設定方法

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JPH06110663A
JPH06110663A JP5085192A JP8519293A JPH06110663A JP H06110663 A JPH06110663 A JP H06110663A JP 5085192 A JP5085192 A JP 5085192A JP 8519293 A JP8519293 A JP 8519293A JP H06110663 A JPH06110663 A JP H06110663A
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JP5085192A
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Satoru Tezuka
悟 手塚
Hiromichi Ito
浩道 伊藤
Keiichi Nakane
啓一 中根
Hiroshi Furukawa
博 古川
Kenichi Kihara
健一 木原
Hideaki Ishida
秀昭 石田
Shigeru Miyake
滋 三宅
Toru Horimoto
徹 堀本
Naomichi Nonaka
尚道 野中
Satoru Matsumura
悟 松村
Reiko Iwasaki
礼子 岩崎
Koichi Kimura
光一 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク構築において、インストールのパ
ラメータ設定を容易にし、その作業を自動的に行えるよ
うにする。 【構成】ネットワークに接続するための機器2003
1,2,3の種類、ネットワークへの接続形態、ネット
ワークシステムでの動作形態を記述したパラメータファ
イル20020を作成し、該ファイル20020を上記
機器で参照することによって、ネットワークの構築を自
動的に行うネットワーク統合構築システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの統合的
な構築を支援するシステムであって、ネットワークの構
築を容易にするために用いるシステムに関する。特に、
ネットワークを構築する際のインストールを自動化した
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークで相互に接続された複数の
ネットワーク機器の接続形態、ネットワークでの動作形
態などのパラメータを設定して、ネットワークシステム
を構築するには、オペレータが、該複数のネットワーク
機器にそれぞれ出向き、当該ネットワーク機器上で該パ
ラメータの設定作業及びシステムの登録作業を行い、イ
ンストールを行う必要があった。このような現状につい
ては、日経バイト、1991,10月号「挑戦!パソコ
ンLAN」(日経BP社)等に記載されている。従っ
て、ネットワークシステムのインストールを行うには、
多くの人員と時間を要することになる。例えば、ファイ
ルサーバ1台、プリントサーバ1台、及びクライアント
10台からなるネットワークシステムのインストールを
行う場合、平均的なオペレータで3日、熟練したオペレ
ータでも1日半もの作業時間を要するのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の第1
の目的は、ネットワーク構築において、インストールの
パラメータ設定を容易にし、その作業を自動的に行うこ
とにある。
【0004】さらに、本発明の第2の目的は、複数のネ
ットワーク機器のインストールのパラメータ設定をでき
るだけ簡略化して行うことにある。
【0005】さらに、本発明の第3の目的は、インスト
ール作業を行うオペレータの現場での作業時間を短縮す
ることにある。
【0006】さらに、本発明の第4の目的は、ネットワ
ーク機器のインストールのパラメータ設定を該ネットワ
ーク機器とは別の機器上で設定するための手段を提供す
ることにある。
【0007】さらに、本発明の第5の目的は、前記第1
乃至第4の目的を統合的に達成するネットワーク統合構
築システムを提供することにある。
【0008】さらに、本発明の第6の目的は、前記パラ
メータ設定を行う機器上で、オペレータの負担を軽減
し、作業を容易にする操作画面を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、インストールに係るネットワーク機
とは別に、独立した作業用機器を設け、そこでオペレー
タが集中的に複数のネットワーク機器のパラメータの設
定作業を行えるようにした。
【0010】上記第2の目的を達成するため、本発明
は、ネットワーク機器のインストールのパラメータを記
録媒体に記録し、この記録媒体を用いてネットワーク機
器のインストールを行う。
【0011】上記第3の目的を達成するため、本発明
は、ネットワーク機器のインストールのパラメータの設
定とインストールの作業を、時間的にも、空間的にも、
別に行う。
【0012】上記第4の目的を達成するため、本発明
は、ネットワーク機器のインストールのパラメータを可
搬な記録媒体に記録したパラメータファイルを設けた。
【0013】上記第5の目的を達成するため、本発明
は、ネットワークに接続するための機器の種類、ネット
ワークへの接続形態、ネットワークシステムでの動作形
態を記述したパラメータファイルを作成し、該ファイル
を上記機器で参照することによって、ネットワークの構
築を自動的に行うネットワーク統合構築システムを提供
する。
【0014】上記第6の目的を達成するため、GUIを
利用して、ネットワーク機器のインストールのパラメー
タの設定作業に最適な操作画面を提供する。
【0015】
【作用】上記第1の目的を達成するための手段により、
パラメータの設定作業は、1個所で集中的に行われ、ま
た、ネットワーク機器の設置状態に関わらず、パラメー
タの設定作業を先行して行われる。
【0016】上記第2の目的を達成するための手段によ
り、パラメータの設定作業は、ネットワーク機器を離れ
て行われ、設定されたパラメータは、同様な構成を持つ
他のネットワークのネットワーク機器のインストールに
も用いられる。
【0017】上記第3の目的を達成するための手段によ
り、パラメータの設定を事前に行い、ネットワーク機器
の設置場所での操作者の作業時間が短縮される。
【0018】上記第4の目的を達成するための手段によ
り、パラメータの修正変更が容易となり、ネットワーク
構成の情報管理が容易となる。
【0019】上記第5の目的を達成するための手段によ
り、ネットワークを統合的に管理、運用され、ネットワ
ーク構築の際は、インストールのパラメータ設定を容易
にでき、各ネットワーク機器でのインストール作業は自
動化される。また、運用管理の際には、ユーザ登録、デ
ィレクトリ設定等の個々の設定要素を、ユーザ環境の中
で、関連づけて統合管理される。また、保守管理の際に
は、障害の発生に基づいてそれを通知し、その対策まで
を自動的に行われる。
【0020】上記第6の目的を達成するための手段によ
りパラメータ設定の際の操作者による誤入力を低減し、
操作時間を短縮される。
【0021】
【実施例】PC−LANの普及により、ネットワーク構
築の機会が増大してきた。これに伴い、SE(Serv
ice Engineer)の作業工数が増大し、更
に、ネットワークOS(Operating Syst
em)のインストールの難しさが指摘されている。
【0022】そこで、これらSE工数の増大とネットワ
ークOSのインストールの難しさを解決するために、ネ
ットワーク統合構築システム(以下、システムマネージ
ャと呼ぶ)を開発した。以下、図面を用いて本発明の実
施例を説明する。
【0023】図1は、システムマネージャの概念とイー
ジー・インストーラの位置付けを示したものである。
【0024】10100はシステムマネージャであり、
このシステムマネージャ10100はネットワークシス
テム構築支援10110と交わるネットワークシステム
運用管理10120の一部とネットワークシステム保守
管理10130の一部を含むものである。更に、本発明
の一実施例であるイージー・インストーラ10111
は、ネットワークシステム構築支援10110の範囲に
入るものである。
【0025】図2は、ネットワークシステム構築支援の
概要を示したものである。
【0026】ネットワークシステム構築支援を解析した
ところ、図のような3フェーズに分けることができる。
12010は机上設計フェーズ、12020は顧客管理
フェーズ、12030は現地作業フェーズである。
【0027】机上設計フェーズ12010は、ネットワ
ーク構成、ユーザ設定、ファイル構成等を設計検討する
ものであり、これらに対するニーズとして、12040
の設計作業の効率化、マニュアルレス化、SE教育の効
率化がある。
【0028】顧客管理フェーズ12020は、インスト
ール情報、機器構成情報、update情報等を管理す
るものであり、これらに対するニーズとして、1205
0のインストール情報管理の容易化、管理情報の再利用
によるN倍化がある。
【0029】現地作業フェーズ12030は、インスト
ール作業、作業報告書作成、保守診断等を実施するもの
であり、これらに対するニーズとして、12060の作
業時間の短縮、ユーザサービスの質の向上である。
【0030】以上のニーズを全てツール化12100す
る。
【0031】机上設計フェーズ12010のツール化
は、12070の使い勝手の良いユーザインタフェース
の提供を目標とし、これを実現するために12071の
GUI(Graphical User Interf
ace)の利用を行う。上記GUIの実行環境は、ネッ
トワークシステムのオンライン、またはオフラインで稼
働する情報処理装置である。顧客管理フェーズ1202
0のツール化は、12080の顧客管理を目標とし、こ
れを実現するために12081の情報のファイル化を行
う。現地作業フェーズ12030のツール化は、120
90の作業の効率化を目標とし、これを実現するために
12091の自動化を行う。
【0032】図3は、NetWare(NetWare
は(米)Novell社の登録商標です)インストール
の概要を示したものである。
【0033】まず、図3のネットワーク構成を説明する
と、14010はファイルサーバとなるマシンであり、
14020はディスクである。14030はプリントサ
ーバであり、14040はプリンタである。14050
から14080はメ−カ−Aからメ−カ−Dの各社のマ
シンであり、これらをクライアントとしてネットワーク
14100に接続する。これにより、図14はマルチベ
ンダ環境となる。
【0034】このネットワーク環境において、ファイル
サーバ、プリントサーバ、クライアントのインストール
を行うのに、14090の作業者が実際にインストール
を行うマシンのところまで出向いていき、そこで全ての
作業を行わなければならなかった。
【0035】図4は、図3のネットワーク環境を構築す
るためのNetWareインストール手順を示したもの
である。
【0036】インストール手順は、16010のファイ
ルサーバ、16030のクライアント、16050のプ
リントサーバの順にインストールを行う。
【0037】ファイルサーバ16010では、1602
0のファイルサーバ処理を行う。まず、サーバディスク
の設定を行い、次に参照ファイルの作成と起動ファイル
の作成を行い、NetWareシステムファイルの登録
を行い、インストールを完了する。
【0038】クライアント16030では、16040
のクライアント処理を行う。まず、LANボードドライ
バの設定を行い、次にシェルファイルの登録を行い起動
ファイルお設定を行い、インストールを完了する。
【0039】最後に、プリントサーバ16050では、
16060のプリントサーバ処理を行う。まず、プリン
トキューの設定を行い、次にプリントサ−バシステムの
設定を行い、その次にプリンタの設定を行い、最後にキ
ューとプリンタの接続の設定を行いインストールを完了
する。
【0040】図5は、ファイルサーバにおけるインスト
ール画面の一部を示したものである。
【0041】18010は、NetWareのファイル
サーバインストール画面の一部を示したものである。
【0042】18020から18060までは、インス
トール作業者がマニュアル等を調べながら、画面の指示
に従って設定パラメータをキー入力するものである。
【0043】上記より、NetWareインストールの
問題点を以下にまとめる。
【0044】NetWareのインストール方法は、キ
ーボード入力インタフェースのみであり、コマンド文入
力形式であるので、マニュアルレスは不可能である。従
って、ユーザ操作性が非常に悪いと言える。
【0045】更に、デフォルトによる設定省略が不可能
であり、全てのパラメータの入力が必要である。その
上、設定パラメータ間の関連知識が必要であり、やはり
マニュアルレスが不可能である。従って、設定パラメー
タ数が非常に多いと言える。
【0046】その結果、インストールに時間がかかり、
インストールが難しくなる。
【0047】図6は、本発明の一実施例を示したシステ
ム構成である。
【0048】全体構成は、20010のGUI部、20
020のパラメータファイル、20030の自動実行部
から成る。
【0049】GUI部20010は、ファイルサーバイ
ンストーラ用GUI20011、プリントサーバインス
トーラ用GUI20012、クライアントインストーラ
用GUI20013からなる。パラメータファイル20
020は、ファイルサーバインストーラ用パラメータフ
ァイル20021、プリントサーバインストーラ用パラ
メータファイル20022、クライアントインストーラ
用パラメータファイル20023から成る。自動実行部
は、図14で示したネットワーク構成に対して、ファイ
ルサーバ用自動実行プログラム20031、プリントサ
ーバ用自動実行プログラム20032、クライアント用
自動実行プログラム20033から成る。
【0050】ここで、本開発によるファイルサーバイン
ストーラのインストール方式を示す。
【0051】まず、ネットワークに対しオンラインもし
くはオフラインで接続されている機器上で起動する、フ
ァイルサーバインストーラ用GUI20011を起動
し、ファイルサーバのインストールに必要なパラメータ
を使い勝手の良いGUIに従いながら、設定する。作業
者によって設定されたパラメータをファイルサーバイン
ストーラ用パラメータファイル20021に格納する。
格納されたファイルサーバインストーラ用パラメータフ
ァイル20021を、実際にインストールを行うファイ
ルサーバ20031に持っていき、本発明によるファイ
ルサーバ用自動実行プログラム20031でファイルサ
ーバインストーラ用パラメータファイル20021に格
納された設定パラメータをもとに、インストールを行
う。
【0052】以下、プリントサーバインストーラ、クラ
イアントインストーラも同様である。
【0053】このようなシステム構成を採ることによ
り、以下のような効果を得る。
【0054】パラメータファイル20020をGUI部
20010と自動実行部20030のインタフェースと
することにより、GUI部20010のパラメータ設定
作業を現地で行う必要がなくなり、オフィスなどの機器
でネットワーク構成機器に基づく情報を集中的に設定す
ることとなり、現地作業時間の短縮が図れる。これは、
つまりネットワークに依存するパラメータを、ネットワ
ークと分離した場所で設定可能なことと、そのネットワ
ーク上の機器のハードウェアが実際に存在しなくても設
定可能なことを意味する。
【0055】更に、パラメータファイルを、構築したシ
ステム対応または顧客対応等に管理して、データベース
化等を行うことができ、システムの再利用、保守、運用
管理等にも柔軟に対応できる。
【0056】以下、図7を用いて下記の項目について詳
細を述べる。
【0057】後述する3つのインストーラーを統合し
て、ユーザに提供する、インストールマネージャの内
容。
【0058】上記インストールマネージャー、及び上
記各インストーラーが提供するユーザインターフェース
の概要。
【0059】上記ユーザインターフェースの構築時に
用いた、イージーセッティングのコンセプト。
【0060】図7は、MS−Windows(MS−W
indowsは(米)Microsoft社の登録商標
です)のプログラムマネージャーのグループ化機能を用
いて実現したインストールマネージャーの一例である。
【0061】81001は、グループ化機能によりグル
ープ化されたインストールマネージャーのウィンドウで
ある。本例では、プログラムマネージャーの機能を利用
しているが、インストールマネージャーを単独のプログ
ラムとして、メニュー形式で提供することももちろん可
能である。さらに、上位の概念を持つプログラムから、
自動的に選択、起動し、ユーザの操作性を向上すること
も可能である。
【0062】81002、81003、81004は、
後述する各インストーラの起動を行うためのスイッチの
機能を持つ、アイコンである。
【0063】81002は、ファイルサーバインストー
ラーに対応し、81003は、クライアントインストー
ラーに対応し、81004は、プリントサーバインスト
ーラに対応している。
【0064】インストールマネージャー、及び各インス
トーラは、グラフィカルユーザインターフェースを活用
した、ユーザフレンドリな操作環境を提供することを目
的としている。上記目的を達成するために提供する、設
定コントロールは、以下のような種類がある。
【0065】キーボードから文字列を入力するための
ボックス。
【0066】ボタンを押すことにより、選択可能な項
目のリストが現れるコンボボックス。
【0067】数値を設定するボックスと、その数値を
増加、減少させるための各1個のボタン。
【0068】押すことにより、割り付けられた機能を
選択するプッシュボタン。
【0069】複数のボタンから1つだけを押した状態
にして、選択状態を表示する、多者択一のボタン。
【0070】設定状況の一覧を表示する、リストボッ
クス。
【0071】上記リストボックスが複数連動した複数
項目対応のリストボックス。
【0072】上記リストボックスの表示内容が、一時
に表示できない場合に、表示内容をスクロールさせるス
クロールバー。
【0073】クリックするたびに、機能が切り替わる
トグル式のスイッチボタン。
【0074】これらの設定コントロールを、設定するパ
ラメーターの内容に応じて提供することにより、効率よ
くパラメータの設定操作を行う環境を提供することがで
きる。また、ユーザフレンドリな環境を実現するため
に、実際の設定操作を行う個々のウィンドウの設計は、
以下に述べるイージーセッティングのコンセプトに従
い、行った。
【0075】イージーセッティングのコンセプトは、7
つの項目から成る。
【0076】GUIを活用した視覚的な設定環境の提
供。
【0077】マウスなどのポインティングデバイスを
用いた、入力操作環境の提供。
【0078】パラメータ等の選択可能な項目をボタン
に割り付ける、機能のボタン化。
【0079】グラフィックイメージをボタンに割り付
け、機能を視覚的に把握できるボタン。
【0080】複数ウィンドウで共通な機能を持つコン
トロールの、ウィンドウ内での相対位置の共通化。
【0081】操作環境の充実を目指し、各ウィンドウ
に配置したオンラインヘルプ呼出しボタンと、デフォル
トパラメータ設定ボタンの配置。
【0082】想定した標準的なパラメータ設定操作フ
ローに従い、ウィンドウ内を左上から右下に向かい流れ
るように、各コントロールを配置した、ウィンドウ内の
レイアウト。
【0083】上記7項目につき、順に、コンセプト設定
の理由と、その効果について述べる。
【0084】のコンセプトは、GUIを用いることに
より、従来のシーケンシャルな設定操作を、設定対象機
器などのグループわけと合わせることにより、その設定
グループ内で、設定値を相互に参照および変更を行うこ
とのできる、ランダムアクセス的な操作環境へと進歩さ
せることができる。特に、パラメータの相互関連がある
ような局面では、この方式は、非常に効果的である。
【0085】のコンセプトは、GUIを有効に利用す
るために必要となるコンセプトである。例えば、マウス
のボタンを押すという操作に対応して、画面上のボタン
も押されたような表示となることにより、直間的に判り
易いGUIを実現できることとなる。
【0086】のコンセプトも、GUIを有効に利用す
るためのコンセプトである。選択項目の数が数個と少な
い場合、パラメータを数値や文字列で表すのではなく、
視覚的なボタンに割り付けることにより、数の大小や、
選択状態が直感的に判り易いユーザインターフェースと
なる。
【0087】のコンセプトは、のコンセプトを更に
進めたものであり、ボタンに設定パラメータの視覚的な
特徴を示すイメージパターンを表示することにより、文
字による説明を最小限に押さえ、直感的な理解によりユ
ーザの設定作業の負担を減少させることができる。
【0088】のコンセプトは、複数ウィンドウでの操
作性をできるだけ統一するためのコンセプトである。マ
ウスなどのポインティングデバイスを用いる場合、ウィ
ンドウ内のボタンの相対位置を統一することによりユー
ザが操作の上で感じる負担を軽減し、操作上でのミスを
低減すると共に操作時間の短縮を実現することができ
る。
【0089】のコンセプトも、ユーザの負担をできる
だけ軽減するために設定したコンセプトである。オンラ
インヘルプ機能を積極的にGUIの画面に組み込んだ例
は少なく、従来は付加的な機能として位置付けられてい
たのに対し、本例では、画面の機能の一部として積極的
にオンラインヘルプ機能を全ウィンドウに配置してい
る。また、標準的な設定をモデルとして示すデフォルト
設定のボタンを設置することにより、ユーザの手で設定
を行う部分を最小限にすることができる。
【0090】は、ユーザが行う処理の流れを想定し、
配置することにより、自然な設定処理の流れを誘導する
ことができる。また、重要度の高いパラメータを左上に
配置することとなるため、視覚的にも判り易いものとな
る。
【0091】以上のコンセプトを実現した例として、図
21、22、24を用いて述べる。なお、この2枚の図
面の詳細な説明は後述することとし、ここでは、上記コ
ンセプトとの関連のみを述べる。図21の122001
6のボタンは、120017と形状が異なっており、ボ
タンが押された状態に見えるようなデザインとなってい
る。このようなボタンの表現は、コンセプトのに基
づくものである。また、前述の2つのボタンは、それぞ
れ、NetWareおよびDOSというパラメータ文字
列に対応するボタンとなっており、コンセプトに基づ
いていることがわかる。同じくのコンセプトに基
づき122001から122008の8個のボタン、1
22012から122015までの4個のボタンも作成
されている。のコンセプトは、図21の121001
から121004の4個のボタンで代表される。このよ
うな外見上の特徴をボタン上に表現することにより、操
作性が向上する。のコンセプトは、図21、22、
24の右の部分に現れる。122020と12301
3、122021と123014、122022と12
3015、122023と123016は、それぞれ対
応し、ほぼ同様の機能が割り付けられている。特に、1
22020と123013はオンラインヘルプ呼出し機
能、122021と123014はデフォルト設定機能
を割り付けられている。のコンセプトは、図11と図
22のフローを対応させることで理解できる。
【0092】以上、イージーセッティングの7つのコン
セプトは、ユーザ操作性向上に有効な手段であることが
わかる。
【0093】以下図8を用いて下記の項目について詳細
を述べる。
【0094】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面の関連 メニューから起動できるイベント駆動的な処理方法 インストール処理に占める重要度に基づく分類によ
る、上位パラメ−タと下位パラメ−タの概念 上記パラメ−タの分類にしたがい、設定パラメ−タを
階層的に割り当てる方式図8はファイルサーバーインス
トーラー(GUI部)が提供する、主なパラメ−タ設定
ウィンドウの関連を示した図である。図102に示すと
おり、ファイルサーバーインストーラー(GUI部)に
は1021から1028までの8枚のパラメ−タ設定ウ
ィンドウがあり、各ウィンドウの関連は、図102に示
すような木構造である。
【0095】1021は起動設定ウィンドウであり、イ
ンストール対象の機種、ハードディスク台数、LANボ
ード枚数の3つのパラメ−タを設定することができる。
これら3つのパラメ−タは、インストール処理の上で、
基本的な機器構成を示す最も重要なパラメ−タである。
【0096】1022はメニューウィンドウであり、イ
ンストール対象の機種、ハードディスク台数、LANボ
ード枚数の3つのパラメ−タの設定と、以前に設定を行
ったパラメ−タの内容のファイルサーバーインストーラ
ーへの読み込みと、各パラメ−タ内容を設定することの
できる、3つの別のウィンドウの呼び出しを行うことが
できる。
【0097】1023はハードディスクに関連するパラ
メ−タのうち、ハードディスクのタイプ、全ハードディ
スク容量、ハードディスクのソフトウェア的な分割によ
る領域で用いるオペレーティングシステムの種類、上記
オペレーティングシステムがハードディスク上に占める
容量という、上位パラメ−タの設定と、上記ハードディ
スク上の領域で未設定となっている容量の表示と、ハー
ドディスクに関連する下位のパラメ−タの設定を行うこ
とのできる、ハードウェアウィンドウ1026の呼び出
しを行うことができる、ウィンドウである。上位のパラ
メ−タとは、インストール対象マシンに接続された要素
機器の、製品名称および、基本仕様を表すパラメ−タと
して、設定が不可欠なパラメ−タである。これに対し
て、下位のパラメ−タとは、通常の機器構成では設定値
の変更を行う必要は生じないが、特殊な機器構成をとる
場合に、該当要素機器を個別の使用に適合させるために
設定を変更する必要が生じるパラメ−タである。
【0098】1024はLANボードに関連するパラメ
−タのうち、LANボードの識別用の名称、LANボー
ドのタイプ、LAN接続に用いるケーブルの形状とい
う、上位のパラメ−タの設定と、LANボードに関連す
る別のパラメ−タの設定を行うことのできる2つのウィ
ンドウの呼び出しを行うことができるウィンドウであ
る。
【0099】1025はNetWareのネットワーク
システム構築に不可欠な、ファイルサーバー名、IPX
内部ネットワーク番号、ネットワーク番号の3つのパラ
メ−タを設定するウィンドウである。
【0100】1026は、ハードディスク関連のパラメ
−タのうち、特殊な機器構成をとる場合に必要となる、
I/Oポート番号、割り込み番号、メモリアドレス、挿
入スロット番号の、4つの下位パラメ−タの設定を行う
ウィンドウである。
【0101】1027は、LANボード関連のパラメ−
タのうち、特殊な機器構成をとる場合に必要となる、I
/Oポート番号、割り込み番号、メモリアドレス、DM
Aチャネル番号、挿入スロット番号の、5つの下位パラ
メ−タの設定を行うウィンドウである。
【0102】1028は、LANボード関連のパラメ−
タのうち、特殊な機器構成をとる場合に必要となる、フ
レームタイプ、エラーリトライ回数、ノード番号と、T
oken Ring用のパラメ−タである、リンクステ
ーション番号、SAPステーション番号、バッファカウ
ント、バッファサイズの7つの下位パラメ−タの設定を
行うウィンドウである。
【0103】図8の画面構成をとり、メニューウィンド
ウを設けたことにより、従来、単一の順序で行っていた
各パラメ−タの設定方法が、各パラメ−タの関連を参照
しながら、設定を行うことができ、設定作業が容易とな
る。
【0104】また、前述の、上位パラメ−タと下位パラ
メ−タというパラメ−タの分類と、画面の木構造を対応
させることにより、下位パラメータに上位パラメータの
情報を反映するというような、設定パラメ−タを階層的
に設定することのできるインストールパラメ−タ設定環
境を提供でき、設定者の作業工数を削減し、設定時間の
短縮が可能である。
【0105】以下図9を用いて下記の項目について詳細
を述べる。
【0106】ファイルサーバインストーラ(GUI
部)全体の操作フローの一例。
【0107】パラメ−タ設定操作における、パラメ−
タの設定順序の一例。
【0108】図9に示したフロー図は、ファイルサーバ
インストーラ(GUI部)でユーザが行う操作フローの
一例を示した図である。
【0109】図9の103001から103009まで
のボックスのそれぞれは、ファイルサーバインストーラ
(GUI部)プログラムで現れるそれぞれのウィンドウ
に対応している。これらのウィンドウのうち、1030
10を除く9個のウィンドウは、図8の木構造を構成す
るウィンドウとして説明済みである。それぞれのウィン
ドウの構成、機能等の詳細な説明は後述する。
【0110】ファイルサーバインストーラのプログラム
が自動的にたどる処理は、103001、10300
2、103003、103010という4つのボックス
であり、自動的な処理は、この順に行う。すなわち、最
も簡略化されたフローでは、この3つのボックスを順に
流れるフローとなる。
【0111】ここで、103001は、起動設定処理で
ある。インストール対象マシンの基本的な機器構成を表
すパラメ−タを設定する。
【0112】103002は、既登録のパラメ−タのセ
ットを後述のパラメ−タディスクから読み出す処理であ
る。
【0113】103003は、メニュー処理である。1
03004、103006、103009の3つの処理
を呼び出す処理を行う。
【0114】103010は、パラメ−タ保存処理であ
る。後述のパラメ−タディスクへパラメ−タを保存する
処理を行う。
【0115】103004、103006、10300
9の3つの処理は、103003のメニュー処理内で、
ユーザが各ウィンドウで設定するパラメータを意識した
上で選択し、設定を行う場合の処理を示す。起動設定1
03001、パラメ−タ読み出しのみでパラメ−タの設
定を終了する場合には、これらの処理は呼び出されない
ことがある。これらの3つの処理で設定されるパラメ−
タは、前述の図8の説明で定義した、上位パラメ−タに
相当するものである。
【0116】103004は、ハードディスク装置に関
連した上位パラメ−タを設定する処理である。1030
04では、装置の名称などの設定を行う。
【0117】103006は、LANボード装置に関連
した上位パラメ−タを設定する処理である。10300
6では、装置の名称などの設定を行う。
【0118】103009は、ネットワークシステムで
用いるパラメ−タを設定する処理である。103006
では、ファイルサーバ名称などの設定を行う。
【0119】103005、103007、10300
8の3つの処理は、上記の3つの処理のうち、ハードデ
ィスク設定103004及び、103006から呼び出
される、さらに詳細なパラメ−タ設定を行う処理であ
る。これらのパラメ−タは、図8の説明で定義した下位
パラメターに相当するものである。
【0120】103005は、ハードディスク装置に関
連した下位のパラメ−タを設定する処理である。103
005では、ハードディスク装置のI/Oポート番号な
どの設定を行う。
【0121】103007は、LANボード装置のハー
ドウェアに関連した下位のパラメ−タを設定する処理で
ある。103007では、LANボード装置のI/Oポ
ート番号などの設定を行う。
【0122】103008は、LANボード装置のソフ
トウェアに関連した下位のパラメ−タを設定する処理で
ある。103008では、LANボードドライブプログ
ラムで用いるフレームタイプなどの設定を行う。
【0123】以下図10を用いて下記の項目について詳
細を述べる。
【0124】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の操作のうち、プログラム起動からメニューウィ
ンドウに至るまでのフローの一例。
【0125】上記フローと、図8に示したウィンドウ
のうち、102001から102002に至る、遷移の
様子。
【0126】操作手順と操作回数に制限がなく、相互
に参照しながらパラメータの設定をできるパラメータの
設定方式104001と104002は、それぞれ、図
8の102001と102002に対応する。図10で
は、図9の103001から103002までのフロー
に対応する詳細な操作フローの一例を説明する。
【0127】プログラムを起動すると、直後に起動設定
ウィンドウ104001が現れる。このウィンドウの中
で、機種設定104003、ハードディスク台数設定1
04004、LANボード枚数設定104005の操作
を行う。設定終了104006の操作を行うと、起動設
定ウィンドウ104001は消えて、メニューウィンド
ウ104002が現れる。各操作方法の詳細は、後述の
図20を用いて、後で説明する。
【0128】機種設定104003では、インストール
対象となる機種を設定する。このパラメータは、他のす
べてのパラメータの基本となるパラメータである。
【0129】ハードディスク台数設定104004で
は、インストール対象のマシンに接続されているハード
ディスクの台数を設定する。このパラメータは、ハード
ディスク関連のパラメータの中で、最も基本となるパラ
メータである。
【0130】LANボード枚数設定104005では、
インストール対象のマシンに接続されているLANボー
ドの枚数を設定する。このパラメータは、LANボード
関連のパラメータの中で、最も基本となるパラメータで
ある。
【0131】設定終了選択104006により、設定を
終了し、メニューウィンドウ104002へと遷移す
る。このメニューウィンドウ104002の中では、以
後の設定操作を行うウィンドウを選択することができ
る。
【0132】図10に示した操作フローは、操作の一例
であり、104003、104004、104005の
3つの操作には、操作の順序による設定内容の差異は生
じず、また、前述の3つの操作は、設定内容を変更する
ために何度でも設定をやり直すことが可能である。すな
わち、前述の3つの操作は、操作の順序、操作回数によ
る制限はなく、設定終了選択104006の操作を行う
まで、自由に操作でき、設定終了選択104006の操
作を行ったときの内容が、以後、パラメータの設定内容
として扱われる。
【0133】以下図11、12、13を用いて下記の項
目について詳細を述べる。
【0134】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の操作のうち、メニューウィンドウから起動する
ハードディスク設定のフローの一例。
【0135】上記フローと、図8に示したウィンドウ
のうち、102003から102006に至る、遷移の
様子。
【0136】操作手順と操作回数に制限がなく、相互
に参照しながらパラメータの設定をできるパラメータの
設定方式 105001、106001、107001は図8の1
02002に、105002、106002、1070
02は、図8の102003に、105003、106
003、107003は、図8の102006に、それ
ぞれ対応する。図11、図12、図13の3枚の図面で
は、図9の103003、103004、103005
のフローに対応する詳細な操作フローの一例を説明す
る。すなわち、図11では、メニューウィンドウ102
002からハードディスク設定ウィンドウ102003
への遷移を、図12では、ハードディスク設定ウィンド
ウ102003とハードウェア設定ウィンドウ1020
06の間の遷移を、図13では、ハードウェア設定ウィ
ンドウ102006からメニューウィンドウ10200
2へ戻る遷移の間に、ユーザーが行う処理手順の一例を
示す。
【0137】以下、図11を用いて、ハードディスク装
置のインストールに関連する上位パラメータの設定操作
について、詳細を述べる。
【0138】図11は、図9のフロー図の103003
から103004で示される部分の操作フローの詳細の
前半部である。
【0139】メニューウィンドウ105001で、ハー
ドディスク設定ウィンドウ105002を呼び出す操作
を行うと、ハードディスク設定ウィンドウ105002
が現れる。
【0140】前述の図10のハードディスク台数設定1
04003でハードディスク台数を2以上に設定した場
合には、まず、パラメータ設定を行うハードディスクの
番号を選ぶ(105004)。この番号は、任意の順序
で、ユーザーが各ハードディスク装置につける整理番号
である。その後、ハードディスク装置のタイプ設定10
5005、ハードディスク装置の全容量の設定1050
06を行う。ハードディスク装置のタイプ設定1050
05では、ハードディスク装置の仕様を表す名称を設定
する。このハードディスクタイプ設定のパラメータの値
に応じて、ハードウェア設定ウィンドウ105003で
行うパラメータの設定の項目、および、それらのパラメ
ータの初期値が変化する。ハードディスク装置の全容量
設定105006では、ハードディスク装置の全記憶容
量を設定する。
【0141】105007、105008、10500
9、105010の一連の操作では、各ハードディスク
装置のソフトウェア管理できる複数の記憶領域を設定す
る。まず、分割する領域の番号の設定105007を行
う。この番号は、ユーザが設定を行う際に用いる整理番
号であり、また、ハードディスク装置を管理するオペレ
ーティングシステム(OS)の管理番号とも対応してい
る。分割する領域の番号の設定105007を行った後
に、指定した分割領域の容量の設定105008、およ
び領域を管理するOSの設定105009を行う。複数
の分割領域を設定する場合には、上記105007、1
05008、105009を該当回数だけ行う。
【0142】ハードウェア設定ウィンドウ呼び出し10
5011では、タイプの設定105005で設定したハ
ードディスクの仕様に従い、下位パラメータの設定を行
う。
【0143】以下、図12を用いて、上記の下位パラメ
ータの設定操作について詳細を述べる。
【0144】図12は、図9のフロー図の103004
から103005で示される部分の操作フローの詳細で
ある。
【0145】ハードディスク設定ウィンドウ10600
2でハードウェア設定処理の開始を選択すると、ハード
ウェア設定ウィンドウ106003が現れる。
【0146】ハードウェア設定ウィンドウ106003
では、図11で説明した場合と同様にハードディスク番
号選択106004を行い、以後設定するディスク装置
を特定する。
【0147】その後、ハードディスク装置が占有するI
/Oポート番号(106005)、割込み番号(106
006)ディスク装置に対応するボードを挿入するスロ
ット番号(106007)を設定する。この3つの設定
操作は、順不同である。また、図10の104005で
設定されたハードディスク装置のタイプによっては、3
つのパラメータのうち、いくつかのパラメータが設定操
作を必要としない場合もある。
【0148】106008で、すべてのハードディスク
装置についての設定操作が終わった場合には、1060
09で設定終了を選択することにより、106003を
終了し、106002へ戻る。
【0149】以下、図13を用いて、ハードディスク設
定ウィンドウでの残りの操作を説明する。
【0150】図13は、図9のフロー図の103003
から103004で示される部分の操作フローの詳細の
後半部分である。
【0151】106009で設定終了が選択されると、
図13のフローに従い、図11で説明した操作の続きを
行うこととなる。107004で、全てのハードディス
ク装置について設定操作が終わった場合には、1070
05の設定終了を選択することにより、ハードディスク
設定ウィンドウ107002が終了し、メニューウィン
ドウ107001へ戻る。
【0152】この図11、12、13の3つの図面で示
した処理をまとめて、ハードディスク設定処理と総称す
る。
【0153】以下図14、15、16、17、18を用
いて下記の項目について詳細を述べる。
【0154】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の操作のうち、メニューウィンドウから起動する
LANボード設定のフローの一例。
【0155】上記フローと、図8に示したウィンドウ
のうち、102004から102007、102008
に至る、遷移の様子。
【0156】操作手順と操作回数に制限がなく、相互
に参照しながらパラメータの設定をできるパラメータの
設定方式 108001、109001、110001、1110
01、112001は図8の102002に、1080
02、109002、110002、111002、1
12001は、図8の102004に、108003、
109003は、図8の102007に、11000
3、111003、112003は、図8の10200
8に、それぞれ対応する。図14、図15の2枚の図面
では、図9の103003、103006、10300
7のフローに対応する詳細な操作フローの一例を、図1
6、図17、図18の3枚の図面では、図9の1030
03、103006、103008のフローに対応する
詳細な操作フローの一例を、説明する。すなわち、図1
4では、メニューウィンドウ102002からLANボ
ード設定ウィンドウ102004への遷移を、図15で
は、LANボード設定ウィンドウ102004とハード
ウェア設定ウィンドウ102007の間の遷移を、図1
6、図17では、LANボード設定ウィンドウ1020
04と通信方式設定ウィンドウ102008の間の遷移
を、図18では、LANボード設定ウィンドウ1020
04からメニューウィンドウ102002へ戻る遷移の
間に、ユーザーが行う処理手順の一例を示す。
【0157】以下、図14を用いて、LANボード装置
のインストールに関連する上位パラメータの設定操作に
ついて、詳細を述べる。
【0158】図14は、図9のフロー図の103003
から103005で示される部分の操作フローの詳細の
前半部である。
【0159】メニューウィンドウ108001で、LA
Nボード設定ウィンドウ108002を呼び出す操作を
行うと、LANボード設定ウィンドウ108002が現
れる。
【0160】前述の図10のLANボード枚数設定10
4005でLANボード枚数を2以上に設定した場合に
は、まず、パラメータ設定を行うLANボードの番号を
選ぶ(108004)。この番号は、任意の順序で、ユ
ーザーが各LANボード装置につける整理番号である。
【0161】その後、LANボード装置のタイプ設定1
08005、LANボード装置が複数枚ある場合の識別
のための名称設定108006、LANボードに接続す
るケーブルの形状の設定108007を行う。LANボ
ード装置のタイプ設定108005では、LANボード
装置の仕様を表す名称を設定する。このLANボードタ
イプ設定のパラメータの値に応じて、ハードウェア設定
ウィンドウ108003で行うパラメータの設定の項
目、および、それらのパラメータの初期値が変化する。
LANボード装置の識別名設定108006では、LA
Nボード装置の名称として、一部記号を除く任意の英数
字による名称を47文字まで設定することができる。ケ
ーブル形状設定108007では、あらかじめ用意され
たケーブル形状から該当するものを選択する。
【0162】ハードウェア設定ウィンドウ呼び出し10
8008では、タイプの設定108005で設定したL
ANボードの仕様に従い、下位パラメータのうち、ハー
ドウェアに関連したパラメータの設定を行う。
【0163】以下、図15を用いて、上記のハードウェ
ア関連の下位パラメータの設定操作について詳細を述べ
る。
【0164】図15は、図9のフロー図の103006
から103007で示される部分の操作フローの詳細で
ある。
【0165】LANボード設定ウィンドウ109002
でハードウェア設定処理の開始を選択すると、ハードウ
ェア設定ウィンドウ109003が現れる。
【0166】ハードウェア設定ウィンドウ109003
では、図14で説明した場合と同様にLANボード番号
選択109004を行い、以後設定するLANボード装
置を特定する。
【0167】その後、LANボード装置が占有するI/
Oポート番号(106005)、割込み番号(1060
06)、ディスク装置に対応するボードを挿入するスロ
ット番号(106007)、メモリアドレス(1090
08)を設定する。この4つの設定操作は、順不同であ
る。また、図14の108005で設定されたLANボ
ード装置のタイプによっては、3つのパラメータのう
ち、いくつかのパラメータが設定操作を必要としない場
合もある。
【0168】109009で、すべてのLANボード装
置についての設定操作が終わった場合には、10901
0で設定終了を選択することにより、109003を終
了し、109002へ戻る。図14のフローに一旦戻
り、その続きとして図16に示すフローへと移行する。
【0169】以下、図16を用いて、通信方式設定の呼
出しから、LANボード設定終了に至るフローについて
説明する。
【0170】110004は、LANボードに関連した
下位パラメータのうち、通信方式に関連したパラメータ
の設定を行う通信方式設定ウィンドウを呼び出す処理で
ある。この通信方式設定ウィンドウの操作フローは、後
述する。
【0171】通信方式設定ウィンドウ110003から
処理が戻った後、設定が行われていないLANボードが
なければ(110005)、設定終了選択110006
によりLANボード設定処理を終了し、メニューウィン
ドウ110001へ戻る。
【0172】以下、図17、18を用いて、上記の通信
方式関連の下位パラメータの設定操作について詳細を述
べる。
【0173】図17、18は、図9のフロー図の103
006から103008で示される部分の操作フローの
詳細である。
【0174】LANボード設定ウィンドウ111002
で通信方式設定処理の開始を選択すると、通信方式設定
ウィンドウ111003が現れる。
【0175】通信方式設定ウィンドウ111003で
は、図14で説明した場合と同様にLANボード番号選
択111004を行い、以後設定するLANボード装置
を特定する。
【0176】その後、LANボードドライバソフトウェ
アが使用するフレームタイプ(111005)、パケッ
ト送受信エラーが起こった場合に再送を行う回数(11
1006)、同一ネットワーク内に複数ファイルサーバ
がある場合に用いるノードアドレス(111007)、
Token−Ringネットワークで用いるリンクステ
ーションのアドレス(111008)、サービスアクセ
スポイント(SAP)ステーションのアドレス(111
009)、パケット送受信時に用いるバッファの個数
(111010)、パケット送受信時に用いるバッファ
のサイズ(111011)を設定する。この7つの設定
操作は、順不同である。また、図14の108005で
設定されたLANボード装置のタイプによっては、7つ
のパラメータのうち、いくつかのパラメータが設定操作
を必要としない場合もある。
【0177】112004で、すべてのLANボード装
置についての設定操作が終わった場合には、10905
で設定終了を選択することにより、109003を終了
し、109002へ戻る。図16のフローに戻り、前述
したように、LANボード設定処理を終了する。
【0178】この図14、15、16、17、18の5
つの図面で示した処理をまとめて、LANボード設定処
理と総称する。
【0179】以下図19を用いて下記の項目について詳
細を述べる。
【0180】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の操作のうち、メニューからシステム設定までの
フローの一例。
【0181】上記フローと、図8に示したウィンドウ
のうち、102002から102005に至る、遷移の
様子。
【0182】操作手順と操作回数に制限がなく、相互
に参照しながらパラメータの設定をできるパラメータの
設定方式 113001と113002は、それぞれ、図8の10
2002と102005に対応する。図19では、図9
の103003から103009までのフローに対応す
る詳細な操作フローの一例を説明する。
【0183】113001のメニューからシステム設定
処理を選択すると、113002のシステム起動画面が
現れる。このウィンドウの中で、ファイルサーバ名設定
113003、IPX内部ネットワーク番号11300
4、ネットワーク番号113005の操作を行う。設定
終了113006の操作を行うと、システム設定ウィン
ドウ113002は終了し、メニューウィンドウ113
001に戻る。
【0184】ファイルサーバ名設定113003では、
インストール後のファイルサーバの識別用の名称を設定
する。
【0185】IPX内部ネットワーク番号設定1130
4では、ファイルサーバがIPXプロトコルのために占
有するネットワーク番号を設定する。
【0186】ネットワーク番号設定113005では、
ファイルサーバが接続されるネットワーク番号を設定す
る。
【0187】設定終了選択113006により、設定を
終了し、メニューウィンドウ113002へ処理を戻
す。
【0188】図19に示した操作フローは、操作の一例
であり、113003、113004、113005の
3つの操作には、操作の順序による設定内容の差異は生
じず、また、前述の3つの操作は、設定内容を変更する
ために何度でも設定をやり直すことが可能である。すな
わち、前述の3つの操作は、操作の順序、操作回数によ
る制限はなく、設定終了選択113006の操作を行う
まで、自由に操作でき、設定終了選択113006の操
作を行ったときの内容が、以後、パラメータの設定内容
として扱われる。
【0189】以下、図20を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0190】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、プログラム起動時に設定する項
目。
【0191】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0192】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0193】図20はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、起動設定を行う画面であ
る。上記画面に対応する操作のフローは、既に図10に
おいて述べている。
【0194】図10の説明でもあげたように、図20の
画面では、インストール対称の機種、接続したハードデ
ィスク装置の台数、取り付けたLANボードの枚数の3
つのパラメータを設定する。
【0195】120001および120002の組をコ
ンボボックスという。120001は、インストール対
称機種を設定するためのボックスであり、設定された機
種の値が文字列として表示される。ボタン120002
は、ボックス120001に設定可能なパラメータの一
覧を表示するボックスを出現させる。この機種設定を行
う処理部分でコンボボックスを採用した理由は、ボック
ス120001に設定可能なパラメータが数個の文字列
であるので、一覧からの選択形式が有効であるからであ
る。
【0196】120003、120004、12000
5はひと組で、一つの入力を行う。120003は、ハ
ードディスク台数の数値を設定するボックスであり、数
値が表示される。ここに入力可能な数値は1から8まで
の整数値であり、それ以外の値を設定することはできな
い。120003の数値の変更は、直接このボックス内
に数値をキーボードから入力するか、下記の加減ボタン
を用いる。120004は、120003の数値を増加
させるボタンである。120004を1回クリックする
ごとに、120003に設定される数値が1ずつ増加す
る。また、このボタンは、リピート機能を有し、数秒間
クリックしたままの状態を保っていると、自動的にリピ
ート機能が働き、連続的に数値が増加する。いずれの場
合も、120003に設定可能な数値に制限があるた
め、その数値を超えて増加することがないよう、120
003の数値が上限となった場合には、120004の
ボタンは無効なボタンとなり、機能しなくなる。120
005は、120003の数値を減少させるボタンであ
る。120005を1回クリックするごとに、1200
03に設定される数値が1ずつ減少する。120005
は、120004と同様なリピート機能を有し、数秒間
クリックした状態を保っていると、連続的に数値が減少
する。いずれの場合も、120003の数値が下限とな
った場合には、120005のボタンは無効なボタンと
なる。この数値を設定する部分で、上記の加減ボタン付
きボックスを採用した理由は、数値を設定する際に、キ
ーボードによる入力以外に、連続的な数値の変更を用い
ることで、ユーザの操作性が向上すると考えられるから
である。
【0197】120006、120007、12000
8のひと組も、上記と同様の機能を持つ。120006
は、LANボード枚数を設定するボックスであり、1か
ら6までの整数値が入力可能である。120007は、
120004と同様の機能を有し、120006の数値
を増加させる。120008は、120005と同様の
機能を有し、120006の数値を減少させる。
【0198】120009は、設定終了を選択するため
のボタンである。このボタンをクリックすると、図20
のウィンドウを終了し、後述の図21に示すウィンドウ
が現れる。
【0199】以下、図21を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0200】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、メニューウィンドウで設定および
選択する項目。
【0201】メニューウィンドウのみで提供する、パ
ラメータファイル関連の機能。
【0202】上記項目を設定するために提供す
る、入力インターフェースの形態。
【0203】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0204】図21はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、プログラム全体の中心とな
るメニュー機能と、パラメータファイル入出力関連の機
能を提供するウィンドウである。このメニューウィンド
ウでは、各パラメータの詳細な設定を行う各設定ウィン
ドウの呼出し、図20の起動設定ウィンドウで設定した
各パラメータの変更、設定済みのパラメータファイルか
らの入力、設定終了したパラメータのディスクへの登
録、以上の各機能を提供する。
【0205】121001は、図22で説明するハード
ディスク関連の設定ウィンドウを呼び出すボタンであ
る。このボタンをクリックすることにより、図22のハ
ードディスク設定ウィンドウが、図21のメニューウィ
ンドウの上にポップアップ形式で現れる。
【0206】121002は、図24で説明するLAN
ボード関連の設定ウィンドウを呼び出すボタンである。
このボタンをクリックすることにより、図24のLAN
ボード設定ウィンドウが、図21のメニューウィンドウ
の上にポップアップ形式で現れる。
【0207】121003は、図27で説明するネット
ワークシステム関連の設定ウィンドウを呼び出すボタン
である。このボタンをクリックすることにより、図27
のシステム設定ウィンドウが、図21のメニューウィン
ドウの上にポップアップ形式で現れる。
【0208】121004は、現状では機能を割り付け
られていないが、今後の拡張でオプションの機能をサポ
ートする場合に、121001などと同様に、ポップア
ップ形式でオプション設定のウィンドウを呼び出す機能
を割り付ける予定のボタンである。
【0209】121005は、オンラインヘルプ呼出し
用のボタンである。現状では、オンラインヘルプシステ
ム、及び、ヘルプ用のドキュメントが整備されていない
ため、機能しないボタンとなっているが、今後の拡張で
は、オンラインヘルプシステムとドキュメントの開発を
計画している。現段階で、技術的な問題点はないため、
実現は容易である。
【0210】121007は、図20の120001、
121002の組で示したコンボボックスとまったく同
じパラメータである、インストール対象となる機種を設
定できる。これは、図20の起動設定ウィンドウへ戻る
ことができないため、起動設定ウィンドウで設定した内
容の修正を行うことができるように設けたものである。
【0211】121008は、既存のパラメータの読み
込み、以前作成したパラメータの読み込みを指示するコ
ンボボックスである。コンボボックスのファイルサーバ
ー名のリストからひとつのファイルサーバ名を選択する
と、そのファイルサーバ名に対応するパラメータのセッ
トがパラメータファイルから読み込まれる。また、コン
ボボックスには、基本値と言う項目もあり、これを選択
すると、プログラム内に組み込まれているデフォルトの
パラメータのセットが設定される。121008のコン
トロールの形態をコンボボックスにした理由は、登録さ
れたパラメータのセットが何個登録されているか不明で
あり、複数個登録されていた場合にもリスト形式での選
択が可能となるためである。なお、パラメータの読み込
みに関する詳しい説明は、図30の説明の際に述べる。
【0212】121009は、図20の120003、
121004、120005の組で示したボックスとま
ったく同じパラメータである、インストール対象となる
マシンに接続されたハードディスクの台数を設定でき
る。これは、図20の起動設定ウィンドウへ戻ることが
できないため、起動設定ウィンドウで設定した内容の修
正を行うことができるように設けたものである。
【0213】121010は、図20の120006、
121007、120008の組で示したボックスとま
ったく同じパラメータである、インストール対象となる
マシンに接続されたLANボードの枚数を設定できる。
これは、図20の起動設定ウィンドウへ戻ることができ
ないため、起動設定ウィンドウで設定した内容の修正を
行うことができるように設けたものである。
【0214】121011は、ファイルサーバインスト
ール用の全てのパラメータの設定終了を選択するための
ボタンである。このボタンを選択すると、メモリ上に設
定されているパラメータをパラメータファイルに登録す
るため、図32に示す設定終了確認のウィンドウがポッ
プアップ式に図21のウィンドウの上に現れる。パラメ
ータの登録に関する詳細は後述する。設定終了ウィンド
ウでパラメータ登録を指示し、パラメータ登録が正常終
了すると、メニューウィンドウに制御が戻り、その後、
メニューウィンドウも終了し、ファイルサーバインスト
ーラが終了する。
【0215】121012は、ファイルサーバインスト
ール用の全てのパラメータの設定を中断し、ファイリサ
ーバインストーラ(GUI部)の終了を選択するための
ボタンである。このボタンを選択すると、図29に示す
設定中止確認のウィンドウがポップアップ式に図21の
ウィンドウの上に現れる。設定中止ウィンドウで設定中
止を指示すると、一旦、メニューウィンドウに制御が戻
り、その後、メニューウィンドウも終了し、ファイルサ
ーバインストーラが終了する。
【0216】上記各コントロールのうち、12100
5、121011、121012は、前述のイージーセ
ッティングのコンセプトのうち、のコンセプトに基
づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じになるよう配置
している。また、イージーセッティングのコンセプトの
に従い、121001、121002、121003
のボタン配置は、開発時に想定した標準的な操作フロー
に基づく順序で左から順に配置した。121006から
121010の4つのコントロールについては、補助的
な設定を行うためものと考え、この配置の基準から除外
した。
【0217】以下、図22を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0218】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、ハードディスク設定ウィンドウで
設定および選択する項目。
【0219】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0220】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0221】図22はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、ハードディスクの上位パラ
メータの設定を行うウィンドウである。このハードディ
スク設定ウィンドウでは、上位パラメータの設定と、下
位パラメータの詳細な設定を行う設定ウィンドウの呼出
しの機能を提供する。前述の操作フローのうち、図1
1、13で説明した部分に対応するウィンドウである。
【0222】122001から122008の8個のボ
タンは、図11の105004で説明した、設定操作を
行うハードディスク装置の番号を指定するためのボタン
である。このボタンは、120003で設定した、ハー
ドディスク台数のパラメータに関連している。各ボタン
には、ハードディスク装置の番号に対応する数字が表示
されており、いずれかのボタンをクリックすることによ
り、以下の各設定について、該当の数字のハードディス
ク装置のパラメータの設定を行うことができる。この8
個のボタンは、常にいずれか一つだけが選択された状態
となっている。図22は、120003で設定した数値
が3の場合の例であり、122001、122002、
122003の3つのボタンだけが有効になり、このう
ち、1の表示のある122001が選択された状態にな
っていることから、各設定用のコントロールで表示され
ている設定パラメータは、ハードディスク装置1に対応
するものであることがわかる。このように、選択可能な
パラメータに対応するボタンのみが有効となるため、視
覚的に判り易い設定環境が提供できる。
【0223】122009は、122001から122
008のうち、選択状態になる番号に対応する、ハード
ディスク装置のハードウェア仕様を示すタイプを設定す
るためのコンボボックスである。ここでは、12000
1で設定した機種のパラメータに関連して、設定可能な
項目から、該当するハードディスク装置のタイプを、ユ
ーザが選択することができる。また、サポート可能なハ
ードディスクのタイプが追加された場合を想定して、
「See Vendor」という、「その他」に相当す
るタイプを選択することもできる。122009でハー
ドディスクのタイプの設定を変更した場合には、その他
の設定値は、設定したタイプに対応するデフォルトパラ
メータに設定する。
【0224】122010は、該当ハードディスク装置
の全物理容量をメガバイト(MB)単位で設定するため
のコンボボックスである。この設定をコンボボックスと
した理由は、ハードディスク装置の物理容量は、ある程
度離散的であるのが一般的で、数値が連続的に変化する
のは適当でないと判断したからである。
【0225】122011は、ハードディスクの下位パ
ラメータである、ハードディスク関連のハードウェア設
定を行う、図23のウィンドウを呼び出すためのボタン
である。
【0226】122012から122015は、122
010で設定したハードディスク装置の全物理容量を、
ソフトウェア的に分割する設定を行うためのボタンであ
る。4つのボタンは、すべて有効なボタンであり、いず
れか一つのボタンが常に選択された状態になっている。
ファイルサーバインストール時に、ハードディスクは、
4つまでの領域に分割可能であり、各領域に対して、領
域管理オペレーティングシステム、および、割り当て容
量を設定する必要がある。このため、122012から
122015の4つのボタンで、設定を行う管理領域の
番号を指定する。
【0227】122016、122017は、ハードデ
ィスク装置の分割した領域の管理を行うオペレーティン
グシステムの設定するためのボタンである。NetWa
re、MS−DOS(MS−DOSは(米)Micro
soft社の登録商標です)のつのオペレーティングシ
ステムをサポートしている。この二つのボタンは、12
2018で設定する分割領域が占める容量に応じて、有
効になる。122016のボタンは、122018の設
定が30以上で有効となり、122017のボタンは、
122018の設定が4以上で有効となる。
【0228】122018は、分割した領域が占める容
量の設定を行う、増減ボタン付きのボックスである。ボ
ックス内に数値を直接入力するか、増減を行うボタンを
用いて数値を設定する。数値の単位はメガバイト(M
B)である。ここで設定できる数値の範囲は、0から、
全ディスク容量の数値と、他の分割領域用に既に設定済
みの容量の合計との差として計算できる、設定可能な上
限の容量までである。
【0229】122019は、まだ分割領域用として設
定されていないディスク容量を表示するボックスであ
る。ここでは、数値の入力は行えない。ここに表示され
る数値は、全ディスク容量の数値と、分割領域用に既に
設定済みの容量の合計との差として計算される値であ
る。
【0230】122020は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0231】122021は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、122009、1
22010、122016、122017、12201
8の各設定値を、想定した標準の機器構成に基づいたパ
ラメータに設定する。また、122011で呼び出すウ
ィンドウ内で設定する下位パラメータの値も、同時にデ
フォルトパラメータに設定する。
【0232】122022は、ハードディスク設定ウィ
ンドウでの設定操作の終了を選択するためのボタンであ
る。このボタンを選択すると、設定した各パラメータを
メモリ上に保持したまま、ハードディスク設定ウィンド
ウを終了して、メニューウィンドウに戻る。
【0233】122023は、ハードディスク用のパラ
メータの設定を中断し、メニューウィンドウに戻るため
のボタンである。このボタンを選択すると、図29に示
す設定中止確認のウィンドウがポップアップ式に図22
のウィンドウの上に現れる。設定中止ウィンドウで了解
を指示すると、メニューウィンドウに制御が戻り、取消
しを指示すると、ハードディスク設定のウィンドウに戻
る。
【0234】上記各コントロールのうち、12202
0、122021、122022、122023は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0235】以下、図23を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0236】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、ハードディスク用ハードウェア設
定ウィンドウで設定および選択する項目。
【0237】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0238】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0239】図23はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、ハードディスクの下位パラ
メータの設定を行うウィンドウである。このハードディ
スク設定ウィンドウでは、下位パラメータの設定の機能
を提供する。前述の操作フローのうち、図12で説明し
た部分に対応するウィンドウである。
【0240】123001から123008の8個のボ
タンは、図12の106004で説明した、設定操作を
行うハードディスク装置の番号を指定するためのボタン
である。このボタンは、120003で設定した、ハー
ドディスク台数のパラメータに関連している。各ボタン
には、ハードディスク装置の番号に対応する数字が表示
されており、いずれかのボタンをクリックすることによ
り、以下の各設定について、該当の数字のハードディス
ク装置のパラメータの設定を行うことができる。この8
個のボタンは、常にいずれか一つだけが選択された状態
となっている。図23は、120003で設定した数値
が2の場合の例であり、123001、123002、
123003の3つのボタンだけが有効になり、このう
ち、1の表示のある123001が選択された状態にな
っていることから、各設定用のコントロールで表示され
ている設定パラメータは、ハードディスク装置1に対応
するものであることがわかる。このように、選択可能な
パラメータに対応するボタンのみが有効となるため、視
覚的に判り易い設定環境が提供できる。
【0241】123009は、123001から123
008のうち、選択状態になる番号に対応する、ハード
ディスク装置のハードウェア仕様を示すタイプを表示す
るためのボックスである。ここでは、タイプのパラメー
タの設定、変更は行うことができない。
【0242】123010は、該ハードディスク装置が
占有するポート番号を設定するためのコンボボックスで
ある。選択項目としてリストに表示する値は、1230
09の表示のハードディスクのタイプに対応する、設定
可能な値のみである。ディスクのタイプによっては、こ
のパラメータを設定することが不要な場合には、設定不
要と表示し、無効なコントロールとなる。
【0243】123011は、該ハードディスク装置が
占有するハードウェア割込み番号を設定するためのコン
ボボックスである。選択項目としてリストに表示する値
は、123009の表示のハードディスクのタイプに対
応する、設定可能な値のみである。ディスクのタイプに
よっては、このパラメータを設定することが不要な場合
には、設定不要と表示し、無効なコントロールとなる。
【0244】123012は、該ハードディスク装置が
占有する拡張ボード挿入用スロットの番号を設定するた
めのコンボボックスである。選択項目としてリストに表
示する値は、123009の表示のハードディスクのタ
イプに対応する、設定可能な値のみである。ディスクの
タイプによっては、このパラメータを設定することが不
要な場合には、設定不要と表示し、無効なコントロール
となる。図23の例では、設定が不要な場合を示した。
【0245】123013は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0246】123014は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、123010、1
23011、123012の各設定値を、123009
の表示のハードディスクのタイプに対応したデフォルト
のパラメータに設定する。
【0247】123015は、ハードディスク用ハード
ウェア設定ウィンドウでの設定操作の終了を選択するた
めのボタンである。このボタンを選択すると、設定した
各パラメータをメモリ上に保持したまま、ハードディス
ク用ハードウェア設定ウィンドウを終了して、ハードデ
ィスク設定ウィンドウに戻る。
【0248】123016は、ハードディスク用ハード
ウェアのパラメータの設定を中断し、ハードディスク設
定ウィンドウに戻るためのボタンである。このボタンを
選択すると、図29に示す設定中止確認のウィンドウが
ポップアップ式に図23のウィンドウの上に現れる。設
定中止ウィンドウで了解を指示すると、ハードディスク
設定ウィンドウに制御が戻り、取消しを指示すると、ハ
ードディスク用ハードウェア設定のウィンドウに戻る。
【0249】上記各コントロールのうち、12301
3、123014、123015、123016は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0250】以下、図24を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0251】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、LANボード設定ウィンドウで設
定および選択する項目。
【0252】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0253】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0254】図24はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、LANボードの上位パラメ
ータの設定を行うウィンドウである。このLANボード
設定ウィンドウでは、上位パラメータの設定と、下位パ
ラメータの詳細な設定を行う設定ウィンドウの呼出しの
機能を提供する。前述の操作フローのうち、図14、1
6で説明した部分に対応するウィンドウである。
【0255】124001から124006の6個のボ
タンは、図14の108004で説明した、設定操作を
行うLANボード装置の番号を指定するためのボタンで
ある。このボタンは、120006で設定した、LAN
ボード枚数のパラメータに関連している。各ボタンに
は、LANボード装置の番号に対応する数字が表示され
ており、いずれかのボタンをクリックすることにより、
以下の各設定について、該当の数字のLANボード装置
のパラメータの設定を行うことができる。この6個のボ
タンは、常にいずれか一つだけが選択された状態となっ
ている。図24は、120003で設定した数値が3の
場合の例であり、124001、124002、124
003の3つのボタンだけが有効になり、このうち、1
の表示のある124001が選択された状態になってい
ることから、各設定用のコントロールで表示されている
設定パラメータは、LANボード装置1に対応するもの
であることがわかる。このように、選択可能なパラメー
タに対応するボタンのみが有効となるため、視覚的に判
り易い設定環境が提供できる。
【0256】124007は、複数のLANボード装置
がある場合に、それぞれのボードを識別するためにつけ
る、47文字以内の任意の英数字からなるボード名称で
ある。
【0257】124008は、124001から124
006のうち、選択状態になる番号に対応する、LAN
ボード装置のハードウェア仕様を示すタイプを設定する
ためのコンボボックスである。ここでは、120001
で設定した機種のパラメータに関連して、設定可能な項
目から、該当するLANボード装置のタイプを、ユーザ
が選択することができる。また、サポート可能なLAN
ボードのタイプが追加された場合を想定して、「See
Vendor」という、「その他」に相当するタイプ
を選択することもできる。124008でLANボード
のタイプの設定を変更した場合には、その他の設定値
は、設定したタイプに対応するデフォルトパラメータに
設定する。
【0258】124009、124010は、該当LA
Nボード装置をネットワークに接続する際に用いるケー
ブルの仕様を選択する二者択一のボタンである。2つの
ボタンのうち、いずれか一方だけが押された状態にな
る。また、124008のタイプのパラメータによって
は、ケーブルの形状が一意に決定するものもあり、その
場合には、両ボタンは無効なボタンとなる。
【0259】124011は、LANボードの下位パラ
メータである、LANボード関連のハードウェア設定を
行う、図24のウィンドウを呼び出すためのボタンであ
る。
【0260】124012は、LANボードの下位パラ
メータである、LANボード関連の通信方式設定を行
う、図25のウィンドウを呼び出すためのボタンであ
る。
【0261】124013は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0262】124014は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、124007、1
24008、124009、124010の各設定値
を、想定した標準の機器構成に基づいたパラメータに設
定する。また、124011で呼び出すウィンドウ内で
設定する下位パラメータの値も、同時にデフォルトパラ
メータに設定する。
【0263】124015は、LANボード設定ウィン
ドウでの設定操作の終了を選択するためのボタンであ
る。このボタンを選択すると、設定した各パラメータを
メモリ上に保持したまま、LANボード設定ウィンドウ
を終了して、メニューウィンドウに戻る。
【0264】124016は、LANボード用のパラメ
ータの設定を中断し、メニューウィンドウに戻るための
ボタンである。このボタンを選択すると、図29に示す
設定中止確認のウィンドウがポップアップ式に図24の
ウィンドウの上に現れる。設定中止ウィンドウで了解を
指示すると、メニューウィンドウに制御が戻り、取消し
を指示すると、LANボード設定のウィンドウに戻る。
【0265】上記各コントロールのうち、12401
3、124014、124015、124016は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0266】以下、図25を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0267】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、LANボード用ハードウェア設定
ウィンドウで設定および選択する項目。
【0268】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0269】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0270】図25はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、LANボードのハードウェ
ア関連の下位パラメータの設定を行うウィンドウであ
る。このLANボード設定ウィンドウでは、下位パラメ
ータの設定の機能を提供する。前述の操作フローのう
ち、図15で説明した部分に対応するウィンドウであ
る。
【0271】125001から125006の6個のボ
タンは、図15の109004で説明した、設定操作を
行うLANボード装置の番号を指定するためのボタンで
ある。このボタンは、120006で設定した、LAN
ボード枚数のパラメータに関連している。各ボタンに
は、LANボード装置の番号に対応する数字が表示され
ており、いずれかのボタンをクリックすることにより、
以下の各設定について、該当の数字のLANボード装置
のパラメータの設定を行うことができる。この6個のボ
タンは、常にいずれか一つだけが選択された状態となっ
ている。図25は、120003で設定した数値が2の
場合の例であり、125001、125002の2つの
ボタンだけが有効になり、このうち、1の表示のある1
25001が選択された状態になっていることから、各
設定用のコントロールで表示されている設定パラメータ
は、LANボード装置1に対応するものであることがわ
かる。このように、選択可能なパラメータに対応するボ
タンのみが有効となるため、視覚的に判り易い設定環境
が提供できる。
【0272】125007は、125001から125
006のうち、選択状態になる番号に対応する、LAN
ボード装置のハードウェア仕様を示すタイプを表示する
ためのボックスである。ここでは、タイプのパラメータ
の設定、変更は行うことができない。
【0273】125008は、該LANボード装置が占
有するポート番号を設定するためのコンボボックスであ
る。選択項目としてリストに表示する値は、12500
7の表示のLANボードのタイプに対応する、設定可能
な値のみである。LANボードのタイプによっては、こ
のパラメータを設定することが不要な場合には、設定不
要と表示し、無効なコントロールとなる。
【0274】125009は、該LANボード装置が占
有するハードウェア割込み番号を設定するためのコンボ
ボックスである。選択項目としてリストに表示する値
は、125007の表示のLANボードのタイプに対応
する、設定可能な値のみである。LANボードのタイプ
によっては、このパラメータを設定することが不要な場
合には、設定不要と表示し、無効なコントロールとな
る。
【0275】125010は、該LANボード装置が占
有するメモリアドレスを設定するためのコンボボックス
である。選択項目としてリストに表示する値は、125
007の表示のLANボードのタイプに対応する、設定
可能な値のみである。LANボードのタイプによって
は、このパラメータを設定することが不要な場合には、
設定不要と表示し、無効なコントロールとなる。
【0276】125011は、該LANボード装置が占
有するDMAチャネルの番号を設定するためのコンボボ
ックスである。選択項目としてリストに表示する値は、
125007の表示のLANボードのタイプに対応す
る、設定可能な値のみである。LANボードのタイプに
よっては、このパラメータを設定することが不要な場合
には、設定不要と表示し、無効なコントロールとなる。
図25の例では、設定が不要な場合を示した。
【0277】125012は、該LANボード装置が占
有するLANボードを挿入する拡張スロットの番号を設
定するためのコンボボックスである。選択項目としてリ
ストに表示する値は、125007の表示のLANボー
ドのタイプに対応する、設定可能な値のみである。LA
Nボードのタイプによっては、このパラメータを設定す
ることが不要な場合には、設定不要と表示し、無効なコ
ントロールとなる。図25の例では、設定が不要な場合
を示した。
【0278】125013は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0279】125014は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、125010、1
25011、125012の各設定値を、125009
の表示のLANボードのタイプに対応したデフォルトの
パラメータに設定する。
【0280】125015は、LANボード用ハードウ
ェア設定ウィンドウでの設定操作の終了を選択するため
のボタンである。このボタンを選択すると、設定した各
パラメータをメモリ上に保持したまま、LANボード用
ハードウェア設定ウィンドウを終了して、LANボード
設定ウィンドウに戻る。
【0281】125016は、LANボード用ハードウ
ェアのパラメータの設定を中断し、LANボード設定ウ
ィンドウに戻るためのボタンである。このボタンを選択
すると、図29に示す設定中止確認のウィンドウがポッ
プアップ式に図25のウィンドウの上に現れる。設定中
止ウィンドウで了解を指示すると、LANボード設定ウ
ィンドウに制御が戻り、取消しを指示すると、LANボ
ード用ハードウェア設定のウィンドウに戻る。
【0282】上記各コントロールのうち、12501
3、125014、125015、125016は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0283】以下、図26を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0284】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、LANボード通信方式設定ウィン
ドウで設定および選択する項目。
【0285】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0286】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0287】図26はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、LANボードの通信方式関
連の下位パラメータの設定を行うウィンドウである。こ
のLANボード設定ウィンドウでは、下位パラメータの
設定の機能を提供する。前述の操作フローのうち、図1
7、18で説明した部分に対応するウィンドウである。
【0288】126001から126006の6個のボ
タンは、図17の111004で説明した、設定操作を
行うLANボード装置の番号を指定するためのボタンで
ある。このボタンは、120006で設定した、LAN
ボード枚数のパラメータに関連している。各ボタンに
は、LANボード装置の番号に対応する数字が表示され
ており、いずれかのボタンをクリックすることにより、
以下の各設定について、該当の数字のLANボード装置
のパラメータの設定を行うことができる。この6個のボ
タンは、常にいずれか一つだけが選択された状態となっ
ている。図26は、120003で設定した数値が2の
場合の例であり、126001、126002の2つの
ボタンだけが有効になり、このうち、1の表示のある1
26001が選択された状態になっていることから、各
設定用のコントロールで表示されている設定パラメータ
は、LANボード装置1に対応するものであることがわ
かる。このように、選択可能なパラメータに対応するボ
タンのみが有効となるため、視覚的に判り易い設定環境
が提供できる。
【0289】126007は、126001から126
006のうち、選択状態になる番号に対応する、LAN
ボード装置の仕様を示すタイプを表示するためのボック
スである。ここでは、タイプのパラメータの設定、変更
は行うことができない。
【0290】126008は、該LANボード装置がパ
ケット通信で用いる、パケットヘッダの方式を設定する
ためのコンボボックスである。選択項目としてリストに
表示する値は、126007の表示のLANボードのタ
イプに対応する、設定可能な値のみである。
【0291】126009は、該LANボード装置が通
信を行う際に、パケットの送受信エラーが起こった場
合、再送プロセスを何回繰り返すかを指定する、加減算
ボタン付きのボックスである。設定できる値は、16進
数の00からFFまでである。
【0292】LANボードのタイプによっては、このパ
ラメータを設定することが不要な場合には、設定不要と
表示し、無効なコントロールとなる。
【0293】126010は、該LANボードがネット
ワークに接続され、同一ネットワーク番号を持っている
場合に、そのLANボードが接続されているネットワー
クノードを識別する、ネットワークノードアドレスを設
定するための加減算ボタンつきボックスである。設定で
きる値は、12桁の16進数である。LANボードのタ
イプによっては、このパラメータを設定することが不要
な場合には、設定不要と表示し、無効なコントロールと
なる。
【0294】126011は、該LANボード装置をT
oken−Ringに接続する場合に、リンクステーシ
ョンのアドレスを設定するための加減算ボタンつきボッ
クスである。設定できる値は、16進数の00からFF
までである。LANボードのタイプによっては、このパ
ラメータを設定することが不要な場合には、設定不要と
表示し、無効なコントロールとなる。図26の例では、
設定が不要な場合を示した。
【0295】126012は、該LANボード装置をT
oken−Ringに接続する場合に、サービスアクセ
スポイント(SAP)ステーションのアドレスを設定す
るための加減算ボタンつきボックスである。設定できる
値は、16進数の00からFFまでである。LANボー
ドのタイプによっては、このパラメータを設定すること
が不要な場合には、設定不要と表示し、無効なコントロ
ールとなる。図26の例では、設定が不要な場合を示し
た。
【0296】126013は、該LANボード装置をT
oken−Ringに接続する場合に、パケット送受信
用のバッファカウントを設定するための加減算ボタンつ
きボックスである。設定できる値は、00から02まで
である。LANボードのタイプによっては、このパラメ
ータを設定することが不要な場合には、設定不要と表示
し、無効なコントロールとなる。図26の例では、設定
が不要な場合を示した。
【0297】126014は、該LANボード装置をT
oken−Ringに接続する場合に、パケット送受信
用のバッファのサイズを設定するための加減算ボタンつ
きボックスである。設定できる値は、16進数の から
までである。LANボードのタイプによっては、この
パラメータを設定することが不要な場合には、設定不要
と表示し、無効なコントロールとなる。図26の例で
は、設定が不要な場合を示した。
【0298】126015は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0299】126016は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、126008、1
26009、126010、126011、12601
2、126013、126014の各設定値を、126
009の表示のLANボードのタイプに対応したデフォ
ルトのパラメータに設定する。
【0300】126017は、LANボード用通信方式
設定ウィンドウでの設定操作の終了を選択するためのボ
タンである。このボタンを選択すると、設定した各パラ
メータをメモリ上に保持したまま、LANボード用通信
方式設定ウィンドウを終了して、LANボード設定ウィ
ンドウに戻る。
【0301】126018は、LANボード用通信方式
のパラメータの設定を中断し、LANボード設定ウィン
ドウに戻るためのボタンである。このボタンを選択する
と、図29に示す設定中止確認のウィンドウがポップア
ップ式に図26のウィンドウの上に現れる。設定中止ウ
ィンドウで了解を指示すると、LANボード設定ウィン
ドウに制御が戻り、取消しを指示すると、LANボード
用通信方式設定のウィンドウに戻る。
【0302】上記各コントロールのうち、12601
5、126016、126017、126018は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0303】以下、図27を用いて、下記の項目につい
て詳細に述べる。
【0304】ファイルサーバーインストーラー(GU
I部)の画面のうち、システム設定ウィンドウで設定お
よび選択する項目。
【0305】上記項目を設定するために提供する、入
力インターフェースの形態。
【0306】上記インターフェースを提供する際に、
インターフェースの形態を決定するに至った根拠。
【0307】図27はファイルサーバーインストーラー
(GUI部)の画面のうち、ネットワークシステム関連
のパラメータの設定を行うウィンドウである。前述の操
作フローのうち、図19で説明した部分に対応するウィ
ンドウである。
【0308】127001は、ネットワークシステム内
でファイルサーバを特定するためのファイルサーバ名を
設定するためのボックスである。キーボードから47文
字以内の英数字を用いて設定することができる。このウ
ィンドウが最初に呼び出されたときには、デフォルトの
ファイルサーバ名が設定されているが、ユーザがすぐに
任意の名前を入力可能なように、このボックス内の文字
入力待ち状態で、このウィンドウが起動する。
【0309】127002は、ファイルサーバが占有す
るネットワーク番号を、IPX内部ネットワーク番号と
して設定するための加減算ボタンつきボックスである。
設定できる値は、8桁の16進数である。初期値は80
000001で、127003のネットワーク番号と重
複しないように設定してある。
【0310】127003は、ファイルサーバが接続さ
れるネットワーク番号を設定するための加減算ボタンつ
きボックスである。設定できる値は、8桁の16進数で
ある。初期値は00000001で、127002のI
PX内部ネットワーク番号と重複しないように設定して
ある。
【0311】127004は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したヘルプシステム呼出し用
のボタンである。
【0312】127005は、イージーセッティングの
コンセプトに基づいて配置したデフォルト設定ボタンで
ある。このボタンをクリックすると、127001、1
27002、127003の各設定値を、システムのデ
フォルトのパラメータに設定する。
【0313】127006は、システム設定ウィンドウ
での設定操作の終了を選択するためのボタンである。こ
のボタンを選択すると、設定した各パラメータをメモリ
上に保持したまま、システム設定ウィンドウを終了し
て、図21のメニューウィンドウに戻る。
【0314】127007は、システムパラメータの設
定を中断し、メニューウィンドウに戻るためのボタンで
ある。このボタンを選択すると、図29に示す設定中止
確認のウィンドウがポップアップ式に図27のウィンド
ウの上に現れる。設定中止ウィンドウで了解を指示する
と、システム設定ウィンドウに制御が戻り、取消しを指
示すると、図21のメニューウィンドウに戻る。
【0315】上記各コントロールのうち、12700
4、127005、127006、127007は、前
述のイージーセッティングのコンセプトのうち、の
コンセプトに基づき、各ウィンドウ内の相対位置を同じ
になるよう配置している。また、イージーセッティング
のコンセプトのに従い、各コントロールの配置は、開
発時に想定した標準的な操作フローに基づく順序で左か
ら順に配置した。
【0316】以下、図28を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0317】パラメータディスクの交換を求める確認
ウィンドウ 図28は、ファイルサーバインストーラ(GUI部)が
パラメータファイルをアクセスしようとする際に、パラ
メータ専用のフロッピーディスクが(以下、パラメータ
ディスク)、フロッピーディスクドライブ装置(以下、
ドライブ装置)に挿入されていない場合に、ユーザにパ
ラメータディスクをドライブ装置に挿入することを要求
するウィンドウである。
【0318】本ウィンドウは、ファイルサーバインスト
ーラ(GUI部)だけでなく、後述のクライアントイン
ストーラ(GUI部)、プリントサーバインストーラ
(GUI部)についても、全く同様の動作を行い、全く
同様のメッセージを表示する。
【0319】本ウィンドウが出現するのは、以下のいず
れかの状況にあったときである。
【0320】ファイルサーバインストーラ(GUI
部)で、図20の起動設定ウィンドウから図21のメニ
ューウィンドウへ遷移する際に、ディスク装置にパラメ
ータディスクを挿入していない場合。
【0321】クライアントインストーラ(GUI部)
で、図66の起動設定ウィンドウから図67のメニュー
ウィンドウへ遷移する際に、ディスク装置にパラメータ
ディスクを挿入していない場合。
【0322】プリントサーバインストーラ(GUI
部)で、プログラム起動時に、ディスク装置にパラメー
タディスクを挿入していない場合。
【0323】各インストーラのメニューウィンドウか
ら、設定読み込みを選択した際に、ディスク装置にパラ
メータディスクを挿入していない場合。
【0324】各インストーラのメニューウィンドウか
ら、設定終了を選択し、呼応術の方法でパラメータの書
き込みを指示した際に、ディスク装置にパラメータディ
スクを挿入していない場合。
【0325】その他、ユーザがパラメータディスクを
挿入する必要がある場合。
【0326】以下、図29を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0327】設定中止を選択した際に現れる設定中止
確認ウィンドウのレイアウト 上記ウィンドウの出現タイミングの設計によるユーザ
操作性の向上 図29は、前述の図21、22、23、24、25、2
6、27の各ウィンドウで設けられた、設定中止ボタン
を選択すると現れる設定中止確認ウィンドウである。
【0328】131001は、設定中止処理により、設
定された内容がすべて無効になるということを知らせる
ためのメッセージである。131002は、処理を続行
し、設定中止の処理を行うことをユーザが選択するため
のボタンである。131003は、設定中止の選択その
ものを取消し、設定中止を選択する前の状態に戻るため
のボタンである。
【0329】設定中止の処理を選択した際に、上記の確
認ウィンドウが現れることにより、ユーザが行ったパラ
メータ設定作業を、誤った設定中止処理の選択により消
去されることを防止することができる。
【0330】こうした、ユーザの操作誤りによる誤動作
を防止することを目的としする場合、2種類の確認ウィ
ンドウのレベルを設けることが有効である。第一は、明
らかなユーザの操作誤り、すなわち、仕様に反した操作
に対する警告である。例えば、パラメータディスクを挿
入せずに、パラメータディスクへ保存を行おうとした場
合などである。第二は、仕様上は問題が無くとも、その
処理を行うことにより、元の状態への回復が困難な操作
に対する警告である。例えば、図29にあげた設定中止
処理の確認の場合である。この設定中止処理の場合に
は、複数の関連したパラメータが消去され、消去された
パラメータ情報は失われ、消去前の状態へ戻ろうとする
と、消去前に行った操作を、ユーザ自身が、再び行う必
要がある。このように、その処理終了後に、処理前の状
態を自動的には回復できない操作には、設定中止確認の
ような警告ウィンドウを設けることが有効である。
【0331】以下、図30を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0332】図20から27の各ウィンドウを用いて
設定したパラメータのセットをファイルから読み込む方
式。
【0333】パラメータ読み込み時に現れる確認ウィ
ンドウの詳細。
【0334】上記ウィンドウの出現タイミングの設計
によるユーザ操作性の向上。
【0335】図30は、前述の図21で121008の
設定読み込みコンボボックスで、ファイルサーバ名によ
り、パラメータのセットを指定した場合に、パラメータ
の読み込みを確認するために設けたウィンドウである。
【0336】132001は、パラメータを読み込み、
各設定ウィンドウの該当コントロールに対応する設定を
行うことを指示するボタンである。
【0337】132002は、パラメータ読み込みを中
止し、図21のメニューウィンドウへ戻ることを指示す
るボタンである。
【0338】132003は、121008の設定読み
込みで指定したファイルサーバ名を表示し、ユーザの選
択が正しいかどうかの確認を求めるためのメッセージで
ある。
【0339】132004は、121008で指定した
ファイルサーバ名のパラメータが最後に更新された日付
及び時間を表示し、ユーザの選択が正しいかどうかの確
認を求めるためのメッセージである。
【0340】以下、パラメータ読み込みの動作フローに
ついて概要を述べる。
【0341】ユーザが指定したパラメータは、パラメー
タを格納する専用フロッピーディスクから、ファイルサ
ーバ名によって、後述のインデックス情報ファイルから
検索を行い、該当するMS−DOS管理のファイル名を
取り出し、該当ファイルをオープン、ロードの処理を行
う。この際、パラメータファイルの書式を、ファイルサ
ーバインストーラ(GUI部)のプログラム内部表現に
変換する。この変換処理により、パラメータファイルの
可読性と保守の容易さが保証される。
【0342】なお、後述のクライアントインストーラ、
プリントサーバインストーラについても、メニューウィ
ンドウから設定読み込みの操作を行うと、本図同様のパ
ラメータ読み込み確認のウィンドウが現れ、指定パラメ
ータの確認を行う。
【0343】以下、図31を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0344】パラメータ読み込み時に現れる確認ウィ
ンドウの詳細。
【0345】上記ウィンドウの出現タイミングの設計
によるユーザ操作性の向上。
【0346】図31は、前述の図30でパラメータの読
み込みを指定した場合、パラメータが正常に読み込みを
完了した場合に現れるウィンドウである。
【0347】133001は、パラメータの読み込みが
終了したことを示すメッセージを、ユーザが確認したこ
とをプログラムに知らせるためのボタンである。
【0348】133002は、読み込んだパラメータを
示すファイルサーバ名を表示するメッセージである。
【0349】133003は、ロード終了確認ウィンド
ウである。
【0350】以下、図32を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0351】メニューウィンドウ終了時の、パラメー
タ登録時に現れる確認ウィンドウの詳細。
【0352】上記ウィンドウの出現タイミングの設計
によるユーザ操作性の向上。
【0353】図32は、前述の図21のメニューウィン
ドウで、設定終了を選択し、パラメータの登録を指定し
た場合に現れるウィンドウである。
【0354】134001は、パラメータの登録を行う
ことを指示するためのボタンである。
【0355】134002は、パラメータの登録の指示
を取消し、図21のメニューウィンドウに戻ることを指
示するためのボタンである。
【0356】134003は、登録するパラメータのフ
ァイルサーバ名を表示し、登録対象となるパラメータが
正しいかどうかを確認するためのメッセージである。
【0357】134004は、設定終了確認ウィンドウ
である。
【0358】以下、図33を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0359】図20から27の各ウィンドウを用いて
設定したパラメータのセットをファイルへ書き込む方
式。
【0360】パラメータ書き込み時に現れる確認ウィ
ンドウの詳細。
【0361】上記ウィンドウの出現タイミングの設計
によるユーザ操作性の向上。
【0362】図33は、前述の図21で121011の
設定終了ボタンを選択した場合に、図21の終了前に行
われるパラメータファイルのファイルへの登録、書き込
み時に、既に同一ファイルサーバ名のパラメータが存在
する場合の、ファイルへの上書きを許可するかどうかを
ユーザに確認するためのウィンドウである。
【0363】135001は、各設定ウィンドウの該当
コントロールで設定したパラメータの内容を、既存のフ
ァイルの内容と置き換えることを指示するためのボタン
である。
【0364】135002は、パラメータの既存ファイ
ルへの書き込みを取消し、図21のメニューウィンドウ
へ戻るためのボタンである。
【0365】135003は、パラメータとしてファイ
ルに登録するファイルサーバ名を表示し、ユーザの選択
が正しいかどうかの確認を求めるためのメッセージであ
る。
【0366】135004は、指定のファイルサーバ名
に対応する、既存のパラメータが最後に更新された日付
及び時間を表示し、ユーザの選択が正しいかどうかの確
認を求めるためのメッセージである。
【0367】以下、図34を用いて、以下の項目につい
て詳細に述べる。
【0368】パラメータ書き込み終了時に現れる確認
ウィンドウの詳細。
【0369】上記ウィンドウの出現タイミングの設計
によるユーザ操作性の向上。
【0370】図34は、前述の図32、または、図33
でパラメータの書き込みをを指定し、正常に書き込み処
理を完了した場合に現れるウィンドウである。
【0371】136001は、パラメータの書き込みが
終了したことを示すメッセージを、ユーザが確認したこ
とをプログラムに知らせるためのボタンである。このボ
タンを押すと、一旦、図21のメニューウィンドウに戻
ったのち、プログラムが終了する。
【0372】136002は、書き込んだパラメータを
示すファイルサーバ名を表示するメッセージである。
【0373】136003は、セーブ終了確認ウィンド
ウである。
【0374】ファイルサーバインストーラGUIプログ
ラムについて説明する。
【0375】図35に示すように、ファイルサーバイン
ストーラGUIプログラム150000はメニューウイ
ンドウプログラム191000、起動設定ウインドウプ
ログラム190000、ハードディスク設定ウインドウ
プログラム192000、ハードディスク用ハードウエ
ア設定ウインドウプログラム193000、LANボー
ド設定ウインドウプログラム194000、LANボー
ド用ハードウェア設定ウインドウプログラム19500
0、LANボード通信方式設定ウインドウプログラム1
96000、システム設定ウインドウプログラム197
000、共有リソース152000、共通プログラム1
53000、共有データ151000から成っている。
【0376】図35で外を囲む8つのプログラムはそれ
ぞれGUI画面の一つのウインドウと1対1に対応して
いる。メニューウインドウプログラム191000はメ
ニューウインドウ(図21)に、起動設定ウインドウプ
ログラム190000は起動設定ウインドウ(図20)
に、ハードディスク設定ウインドウプログラム1920
00はハードディスク設定ウインドウ(図22)に、ハ
ードディスク用ハードウェア設定プログラム19300
0はハードディスク用ハードウェア設定(図23)に、
LANボード設定ウインドウプログラム194000は
LANボード設定ウインドウ(図24)、LANボード
用ハードウェア設定ウインドウプログラム195000
はLANボード用ハードウェア設定ウインドウ(図2
5)に、LANボード通信方式設定ウインドウプログラ
ム196000はLANボード通信方式設定ウインドウ
(図26)に、システム設定ウインドウプログラム19
7000はシステム設定ウインドウ(図27)に。
【0377】次に各ブロック間の呼び出し関係について
説明する。図35中の細い矢印が呼び出しを示してい
る。メニューウインドウプログラム191000からハ
ードディスク設定ウインドウプログラム192000と
起動設定ウインドウプログラム190000およびLA
Nボード設定ウインドウプログラム194000そして
システム設定ウインドウプログラム197000が呼び
出される。また、ハードディスク設定ウインドウプログ
ラム192000からはハードディスク用ハードウェア
設定ウインドウプログラム193000が呼び出され
る。そして、LANボード設定ウインドウプログラム1
94000からLANボード用ハードウェア設定ウイン
ドウプログラム195000とLANボード通信方式ウ
インドウプログラム196000が呼び出される。
【0378】なお、共有リソース152000、共通プ
ログラム153000、共有データ151000の三つ
は他のウインドウ別プログラム(メニューウインドウプ
ログム191000、起動設定ウインドウプログラム1
90000、ハードディスク設定ウインドウプログラム
192000、ハードディスク用ハードウェア設定ウイ
ンドウプログラム193000、LANボード設定ウイ
ンドウプログラム194000、LANボード用ハード
ウェア設定ウインドウプログラム195000、LAN
ボード通信方式設定ウインドウプログラム19600
0、システム設定ウインドウプログラム197000)
によって共有され、使用される。
【0379】次に各ブロックについて説明する。
【0380】図36に共有データ151000の内容を
示す。共有データ151000は大きく分けて7つのデ
ータ(のかたまり)に分かれている。ディスク情報15
1001、LANボード情報151002、システム情
報151003、機種151034、選択中のドライブ
番号151035、選択中の領域番号151036、選
択中のLANボード番号151037である。
【0381】ディスク情報151001はハードディス
ク関連の設定項目であるドライブ(#1〜#8)情報1
51004およびドライブ台数151005をまとめた
もである。ドライブ情報(#1〜#8)151004は
それぞれディスクタイプ151006、全ディスク容量
151007、I/Oポート番号151008、割り込
み番号151009、スロット番号151010、領域
情報(#1〜#4)151011をまとめたものであ
る。さらに領域情報(#1〜#4)151011は、そ
れぞれOS151012と確保容量151013をまと
めたものである。
【0382】LANボード情報151002はLANボ
ード関連の設定項目であるLANボード情報(#1〜#
6)151014およびLANボード枚数151015
をまとめたものである。LANボード(#1〜#6)情
報151014はそれぞれ、識別名151016、タイ
プ151017、ケーブル形状151018、I/Oポ
ート番号151019、割込み番号151020、メモ
リアドレス151021、DMAチャネル番号1510
22、スロット番号151023、フレームタイプ15
1024、エラーリトライ回数151025、ノード番
号151026、リンクステーション151027、S
APステーション151028、バッファカウント15
1029、バッファサイズ151030をまとめたもの
である。
【0383】システム情報151003はシステム設定
項目であるサーバ名151031、IPX番号1510
32、ネットワーク番号151033をまとめたもので
ある。
【0384】次に共有リソース152000について説
明する。共有リソースとはプログラムで使用するビット
マップ、アイコン、ダイアログボックス画面データなど
をまとめたものである。図37にファイルサーバGUI
の実現のために必要となるリソースの一覧を示した。番
号選択ボタン用ビットマップ152001はいくつかの
番号の中から一つの番号を選択するボタンに張り付けら
れている絵であり、例えば図22中の122001〜1
22008などで使用されている。ボタンは入力フォ−
カスの有無など5種類の状態が存在する(ボタン用ビッ
トマップの説明参照)ので、それに合わせて5枚のビッ
トマップを8組(数字の1から8まで)計40枚用意す
る。なお、今回すべてのビットマップをそれぞれ個別の
リソースとした形で説明するが、複数のビットマップを
一枚のビットマップにまとめ、表示する際に必要な部分
のみを切り出して使用するようにしても良い。こうして
リソースの個数を減らせば、リソース固有の属性情報の
個数も減るため、メモリの使用効率を高めることができ
る。
【0385】OS選択ボタン用ビットマップも番号選択
ボタン用ビットマップと同様である。複数のOSの中か
ら一つを選択するボタンを実現する際に使用する。図2
2中のNetWare122016とDOS12201
7がそれである。先ほどの例と同様に2組で10枚のビ
ットマップが必要となる。
【0386】加減算ボタン用ビットマップ152003
も同様である。例えば、図20中のハードディスク台数
設定のところの上向き(120004)と下向き(12
0005)の二種類の三角マークのビットマップが必要
となる。そのため、2組10枚のビットマップが必要と
なる。
【0387】ケーブル形状選択ボタン用ビットマップ1
52004も同様で、図24中のBNC124009、
DIX124010などで用いられる。別画面呼び出し
ボタン用ビットマップ152005、各ウインドウ共通
機能呼び出しボタン用ビットマップ152006につい
ても同様である。
【0388】ファイルサーバインストーラGUI部アイ
コン152007はプログラムが実行中に最小化された
時などに表示される画像データである。ダイアログボッ
クス画面データ152008は起動設定ウインドウプロ
グラム190000、ハードディスク設定ウインドウプ
ログラム192000、ハードディスク用ハードウエア
設定ウインドウプログラム193000、LANボード
設定ウインドウプログラム194000、LANボード
用ハードウェア設定ウインドウプログラム19500
0、LANボード通信方式設定ウインドウプログラム1
96000、システム設定ウインドウプログラム197
000の画面構成を定義したリソースである。各ウイン
ドウが開かれる時にそれぞれ使用される。
【0389】次に共通プログラムについて説明する。図
38にファイルサーバ/クライアントGUI共通プログ
ラム153000の内容についてまとめた。5種類の処
理プログラムについて順に説明する。
【0390】絵付きボタン処理16000はボタンの表
面にビットマップ(絵)が張られたプッシュボタンに関
する処理プログラムである。この絵付きボタンは例えば
図21のディスクボタン121001などで使用されて
いる。
【0391】多者択一ボタン処理161000は複数の
中の一つの項目を選択する時に用いられるボタンの処理
を行う。この多者択一ボタンは例えば図22中のディス
ク番号12201から12208などで用いられてい
る。
【0392】加減算ボタン処理は、押下することによっ
てエディットフィールドの中の数値を加減するボタンの
処理を行う。例えば図20中のハードディスク台数加算
ボタン120004、減算ボタン120005などで用
いられている。
【0393】加減算ボタン付きエディット処理は横に加
減算ボタンが付けられたエディットフィールドの処理で
ある。例えば、図20の120003がそれである。
【0394】その他153001は、前に挙げた4つの
プログラム以外で各ウインドウで共通に使用されるプロ
グラムである。ここには例えば、データの変換や共有デ
ータ151000の初期化を行うプログラムが含まれ
る。
【0395】次に、共通プログラム153000の各処
理プログラムの内容について順に説明する。
【0396】図39に絵付きボタンの処理の流れ図、1
60000を示した。
【0397】この処理は、絵付きボタンに対するイベン
トが発生した時に実行される。
【0398】まず、イベントの内容が「ボタンが離され
た」かどうか判定する(160001)。「離された」
なら押されていないボタンの絵を描画し(16000
4)終了する。そうでないなら、イベントが「ボタンが
入力フォーカスを得た」かどうかを判定し(16000
2)、「得た」なら押されていないボタンの絵を描画し
(160004)終了する。そうでないなら、イベント
が「ボタンに再描画が必要となった」かどうかを判定し
(160003)、「必要」だったら押されていないボ
タンの絵を描画して(160004)終了する。そうで
ないなら、イベントが「ボタンが押された」かどうかを
判定し(160005)、「押された」なら押されたボ
タンの絵を描画し(160006)、終了する。そうで
ないなら、イベントが「ボタンの無効化」かどうか判定
し(160007)、「無効化」なら無効化されたボタ
ンの絵を描画して(160008)終了する。そうでな
い場合は何もせず終了する。
【0399】図40に多者択一ボタンの処理16100
0を示す。この処理は多者択一ボタンに対するイベント
が発生したときに実行される。まず、イベントの内容が
「ボタンが押された」かどうかを判定する(16100
0)。「押された」なら多者択一ボタン押下処理162
000を行った後、終了する。そうではなく、イベント
が「ボタンが離された」もしくは「ボタンに再描画が必
要になった」もしくは「ボタンが入力フォーカスを得
た」なら、多者択一ボタン再描画処理163000を行
い、終了する。そうではなく、イベントが「ボタンが無
効化された」なら、無効化されたボタンの絵を描画して
終了する。イベントが以上のいずれでもない場合は、何
もせず終了する。
【0400】図41に多者択一ボタンの押下処理162
000を示す。この処理は多者択一ボタンを構成するそ
れぞれのボタンに対してイベントが発生した時に実行さ
れる。処理内容は、ボタンが既に押されているかどうか
を判定して(162001)、押されているなら何もも
せずに終了する。押されていない場合はさらに選択され
ている番号(の範囲)が正しいかどうかを判定(162
000)する。正しくないなら何もせずに終了する。正
しいなら、今まで押されていたボタンの表示を「押され
ていない」状態のものにして、新しく押されたボタンの
表示を「押されている」状態のものにした後、対応する
変数を更新して終了する。
【0401】図42に多者択一ボタン再描画処理163
000を示す。まずボタンが有効か判定し(16300
1)、無効ならボタンが無効になっている絵を描画して
終了する。有効なら、さらにそのボタンが選択されてい
る状態かどうかを判定(160003)し、選択されて
いるなら押されている状態のボタンの絵を描画する。選
択されていないなら、押されていない状態のボタンの絵
を描画する。
【0402】図43に加算ボタン処理164000のフ
ローチャートを示した。この処理は、加算ボタンに対す
るイベントが発生したときに実行される。なお減算ボタ
ンに関しても同様である。処理内容は、まずイベントが
「ボタンに対する再描画」であるかどうかを判定(16
4001)し、「再描画」なら加算ボタン再描画処理1
65000を実行して終了する。「再描画」でないな
ら、イベントが「ボタンが押された」かどうか判定す
る。「ボタンが押された」なら加算ボタン押下処理16
6000を実行した後終了する。「押された」でないな
ら、さらにイベントが「ボタンが離された」かどうか判
定し、「離された」なら押されていない状態のボタンを
描画して終了する。「離された」でないなら、次にイベ
ントが「ボタンが無効化された」かどうか判定し、「無
効化された」なら無効化されたボタンの絵を描画して終
了する。「無効化された」でないなら、イベントが「ボ
タンが押し続けられている」かを判定し、そうなら加算
ボタンリピート処理167000を実行した後終了す
る。そうでないなら、イベントが「ボタンが入力フォー
カスを取得した」かどうか判定し、「取得した」なら加
算ボタンフォーカス取得処理168000を実行して終
了する。それ以外は何もせずに終了する。
【0403】図44に加算ボタン再描画処理16500
0を示した。まず設定値が最大値かどうか判定(165
001)する。最大値なら、加算ボタンに入力フォーカ
スがあるかどうか判定(165002)し、あれば減算
ボタンに入力フォーカスを移して(165003)終了
する。なければ無効化されたボタンの絵を描画(165
004)して終了する。最大値でなければ、ボタンが押
されているかどうかを判定(165005)し、押され
ているなら押されているボタンの絵を描画(16500
6)して終了する。押されていなければ押されていない
ボタンの絵を描画(165007)して終了する。
【0404】図45に加算ボタン押下処理166000
を示した。まず設定値が最大値未満かどうかを判定(1
66001)する。最大値以上なら加算する必要は無い
ので、何もせずに終了する。最大値未満なら、加算ボタ
ンが既に押されているかどうかを判定(166002)
する。押されていないなら設定値を1加算し、その設定
値をエディットフィールドに登録して終了する。押され
ていれば何もせず終了する。この「既に押されていれば
何もしない」という処理は、ボタン上でボタンを押した
ままマウスカーソルを動かした時に発行される多数の押
下イベントにより、急激な加算が発生する現象を避ける
ためにある。
【0405】図46に加算ボタンリピート処理1670
00について示した。最初に設定値が最大値未満かどう
かを判定(167001)する。最大値以上なら加算す
る必要は無いので、何もせずに終了する。最大値未満な
ら、設定値を1加算(167002)した後、その値を
エディットフィールドに登録(167003)して終了
する。
【0406】図47に加算ボタンフォーカス取得処理1
68000を示した。ここでの処理は無効な状態のコン
トロールに入力フォーカスを与えないことが中心とな
る。まず最初に入力フォーカスを得る加算ボタンが有効
かどうかを調べるために、設定値が最大値以上かどうか
を判定(168001)する。最大値未満なら有効なの
で、再描画処理165000を行った後終了する。最大
値以上なら加算ボタンは無効なので、入力フォーカスを
得ることはできない。そこで、入力フォーカスを加算ボ
タンから減算ボタンに移すことを試みる。減算ボタンが
有効であるかどうかを知るために、設定値が最小値を越
えているかどうかを判定(168002)する。越えて
いるなら有効なので、減算ボタンに入力フォーカスを移
して(168006)終了する。越えていないなら無効
であるので、今度はエディットフィールドに入力フォー
カスを移すことを考える。そのためエディットフィール
ドが有効な状態かどうかを判定(168003)する。
有効ならエディットフィールドに入力フォーカスを移し
て(168004)終了する。無効なら、親ウインドウ
に入力フォーカスを移して(168005)終了する。
【0407】図48に加減算ボタン付きエディット処理
169000を示した。この処理は、加減算ボタン付き
エディットに対するイベントが発生したときに実行され
る。まず、発行されたイベントが「設定内容が変更され
た」かどうかを判定(169001)する。「変更され
た」なら、加減算エディット内容変更処理170000
を行い、終了する。そうではない場合には、イベントが
「入力フォーカスを失った」かどうかを判定(1690
02)する。もし、「失った」なら加減算エディットロ
ストフォーカス処理171000を行って終了する。そ
れ以外の場合には何もせず終了する。
【0408】図49に加減算エディット内容変更処理1
70000を示した。最初にエディットフィールドに設
定されている値を取得し、変数の値を更新する。続いて
加算ボタンの再描画処理165000と減算ボタンの再
描画処理165000’を行って終了する。
【0409】図50に加減算エディットロストフォーカ
ス処理171000を示した。ここでは設定されている
値を決められた最小値と最大値の間に納める処理を行っ
ている。最初にエディットフィールドに設定されている
値を取得(171001)する。そしてその設定値が最
小値以下かどうかを判定(171002)する。最小値
以下なら、さらに設定値が最小値と等しいか比較(17
1003)する。等しいなら、設定値を補正する必要は
無いので、何もせずに終了する。等しくないなら、最小
値をエディットフィールドに再設定(171006)し
て、終了する。設定値が最小値を越えていたら、今度は
設定値が最大値以上かどうかを判定(171004)す
る。設定値が最大値未満なら値を補正する必要が無いの
で、何もせずに終了する。設定値が最大値以上なら、さ
らに設定値が最大値と等しいかを判定(171005)
する。等しいなら値を補正する必要が無いので何もせず
に終了する。等しくなければエディットフィールドに最
大値を再設定して終了する。
【0410】次に、各ウインドウ別プログラムについて
順に説明する。
【0411】図51にファイルサーバGUIプログラム
起動設定ウインドウ処理を示した。最初に初期処理(1
90001)を行う。ここでは、図20で示した起動設
定ウインドウの表示、機種選択コンボボックス1200
01への機種名の登録および初期選択項目の設定、ハー
ドディスク台数120003への初期値の設定、LAN
ボード枚数120006への初期値の設定を行ってい
る。初期処理が終わると入力待ち(190002)とな
り、ユーザからの操作を待つ。ユーザからなんらかの操
作が行われると、まず機種が変更されたかどうかを判定
(190004)する。もし機種が変更されたのなら、
機種を示す変数(図36中の機種151034)の値を
更新して入力190002に戻る。そうでない場合に
は、次にハードディスク台数が変更されたかどうかを判
定(190005)する。台数が変更されたのなら、ハ
ードディスク台数を示す変数(図36中のドライブ台数
151005)の値を更新(190006)して入力1
90002に戻る。そうでない場合には、さらにLAN
ボード枚数が変更されたかどうかを判定(19000
7)する。枚数が変更されたのなら、LANボード枚数
を示す変数(図151中のLANボード枚数15101
5)を更新(190008)して入力190002に戻
る。そうでない場合には、さらに設定終了ボタンが押さ
れたかどうかを判定(190009)する。押されてい
なかったら何もせずに入力に戻る。押されていたら、本
当に設定終了するかどうかをユーザに確認(19001
1)をとる。ユーザが了解したら、画面終了処理(19
0012)を行う。画面終了処理では起動設定ウインド
ウを画面から取り除いている。
【0412】図52にファイルサーバGUIプログラム
メニューウインドウ処理を示した。このメニューウイン
ドウ処理191000はファイルサーバインストーラG
UIプログラムを起動した時、一番に実行される。処理
内容は、最初に起動設定ウインドウ初期処理(1900
00)を行う。これによって、起動設定ウインドウ(図
20)が開かれ、ユーザによって起動設定が行われる。
そのウインドウが閉じられたら、メニューウインドウの
初期処理(191001)が行われる。初期処理の内容
は、メニューウインドウ(図21)の表示、機種選択コ
ンボボックス121007への機種名の登録および初期
選択項目の設定、設定読み込みコンボボックス1210
08への識別名の登録および初期選択項目の設定、ディ
スク台数エディットフィールド121009への初期値
の設定、ボード枚数エディットフィールドへの初期値の
設定を行っている。それらが終わると入力待ち(191
002)となり、ユーザからの操作を待つ。ディスクボ
タンが押されたら(191003)、ハードディスク設
定ウインドウ処理プログラム192000を呼び出す。
そのウインドウが閉じられたときに入力191002に
戻る。ボードボタンが押されたら(191004)、L
ANボード設定ウインドウ処理プログラム194000
を呼び出す。そのウインドウが閉じられたときに入力1
91002に戻る。システムボタンが押されたら(19
1005)、システム設定ウインドウ処理プログラム1
97000を呼び出す。そのウインドウが閉じられたと
きに入力191002に戻る。機種が変更されたら(1
91006)、機種121006(図21)の値を更新
し(191007)、入力191002に戻る。設定読
み込みの項目が選択されたら(191008)、パラメ
ータの読み込み191009を行った後、入力1910
02に戻る。ディスク台数が変更されたら(19101
0)ディスク台数121008(図21)の値を更新し
(191011)、入力191002に戻る。ボード枚
数が変更されたら(191012)LANボード枚数1
21009(図21)の値を更新し(191013)、
入力191002に戻る。設定終了ボタンが押されたら
(191014)、設定値を保存して終了するかどうか
をユーザに確認する(191016)。ユーザが了解し
たら、パラメータを保存(191018)した後に画面
終了処理(191021)を行って終了する。設定中止
ボタンが押されたら(191015)、設定内容を破棄
するかどうかをユーザに確認する(191019)。ユ
ーザが了解したら、パラメータを保存(191018)
した後に画面終了処理(191021)を行って終了す
る。
【0413】図53にファイルサーバGUIプログラム
ハードディスク設定ウインドウ処理を示した。処理の流
れを説明する。最初に初期処理(192001)が行わ
れる。ここでは、ハードディスク設定ウインドウ(図2
2)の表示、ディスクタイプ選択コンボボックス122
009へのディスクタイプ名の登録および初期選択項目
の設定、全ディスク容量選択コンボボックス12201
0へのディスク容量の設定および初期選択項目の設定、
その他のコントロールの初期表示、ディスク情報151
001(図36)の内容の一時待避を行っている。待避
された変数の内容は、設定中止時の設定内容の回復の際
に用いられる。それらの処理が終わると入力待ち(19
2002)となり、ユーザからの操作を待つ。そして、
ユーザによってデフォルトボタンが押されたなら(19
2003)、ディスク情報151001(図36)の内
容を初期化(192004)して、ウインドウ内の各項
目を表示しなおして入力192002に戻る。ディスク
番号が変更されたなら(192005)、選択中のドラ
イブ番号151035の内容を更新した後、ドライブ番
号の変更によって表示内容に影響が出る設定項目(タイ
プ、全ディスク容量、OS、容量フリー容量)を新しい
ドライブ番号に合わせて表示しなおし、入力19200
2に戻る。タイプが変更されたら(192007)、デ
ィスクタイプ151006(図36)の値を更新(19
2008)して入力192002に戻る。全ディスク容
量が変更されたら(192009)、全ディスク容量1
51007(図36)の値を更新(192010)し、
必要なら容量122018の値を設定可能範囲に補正し
再表示し、フリー容量122019の値を計算しなおし
て再表示した後、入力192002に戻る。ハードウェ
ア設定ボタンが押されたら(192011)、ハードデ
ィスク用ハードウェア設定ウインドウ処理193000
を呼び出して、入力192002に戻る。領域分割番号
が変更されたなら(192012)、選択中の領域番号
151036(図36)の値を更新(192013)し
て、領域番号の変更によって表示内容を変更しなければ
ならない設定項目(OS、容量)を表示しなおし、入力
192002に戻る。OSが変更されたら(19201
4)、OS151012(図36)を更新(19201
5)した後、入力192002に戻る。容量が変更され
たら(192016)、確保容量151013(図3
6)を更新した後、その値がNetWareとDOSそ
れぞれに定められた最低確保容量以上かどうかを判断
し、それ未満ならそのOS選択ボタンを無効にすると共
に、すでにそのOSが選択されている状態であれば選択
状態を解除して、入力192002に戻る。逆に最低確
保容量以上ならOS選択ボタンを有効にした後、入力1
92002に戻る。設定終了ボタンが押されたら(19
2018)本当に設定終了するかどうかをユーザに確認
(192020)し、設定終了が指示されたら、画面終
了処理を実行して(192025)、終了する。設定中
止ボタンが押されたら(192019)、ユーザに本当
に設定中止するかどうかを確認する(192022)。
設定中止なら、一時待避していた設定値をディスク情報
151001(図36)に戻し(192024)、画面
終了処理を行う(192025)。
【0414】図54にファイルサーバGUIプログラム
のハードディスク用ハードウェア設定ウインドウ処理の
フローチャートを示した。これはハードディスク用ハー
ドウェア設定ウインドウ処理(図53)と同様であるた
め説明は省略する。
【0415】図55にファイルサーバGUIプログラム
のLANボード設定ウインドウ処理のフローチャートを
示した。これもハードディスク用ハードウェア設定ウイ
ンドウ処理(図53)と同様である。
【0416】図56にファイルサーバGUIプログラム
のLANボード用ハードウェア設定ウインドウ処理のフ
ローチャートを示した。これもハードディスク用ハード
ウェア設定ウインドウ処理(図53)と同様である。
【0417】図57にファイルサーバGUIプログラム
のLANボード通信方式設定ウインドウ処理のフローチ
ャートを示した。これもハードディスク用ハードウェア
設定ウインドウ処理(図53)と同様である。
【0418】図58にファイルサーバGUIプログラム
のシステム設定ウインドウ処理のフローチャートを示し
た。これもハードディスク用ハードウェア設定ウインド
ウ処理(図53)と同様である。
【0419】クライアントインストーラのGUI部に関
して説明を行う。
【0420】図59にクライアントインストーラ(GU
I部)の全画面関連ブロック図を示す。クライアントイ
ンストーラ(GUI部)はパラメータを設定する画面と
しては6個の画面から成る。まずクライアントインスト
ーラを起動すると起動設定画面(201001)が表示
され、この画面ではクライアントマシンの機種、LAN
ボード枚数などクライアントマシンのインストールに際
して最低限必要な情報をあらかじめ設定する。この画面
の設定が終了するとメニュー画面(201002)が表
示される。メニュー画面においてはクライアントマシン
のシステム設定、LANボード設定などの設定項目の選
択を行い、システム設定画面(201003)、および
LANボード設定画面(201004)をオープンする
ことが可能である。また、以前にインストールしたクラ
イアントマシンに関する各種設定情報をパラメータファ
イルとして読み出すこともできる。システム設定画面に
おいてはクライアントマシンに関する各種システム環境
の設定を行う。LANボード設定画面においてはLAN
ボードに関する各種パラメータの設定を行う。LANボ
ード設定画面からはLANボード用ハードウェア設定画
面(201005)、およびLANボード用通信方式設
定画面(201006)をオープンすることが可能であ
る。LANボード用ハードウェア設定画面においてはI
/Oポート番号、割り込み番号などのLANボードに関
する各種ハードウェアパラメータを設定する。LANボ
ード用通信方式設定画面においてはフレームタイプなど
の通信方式に関するパラメータを設定する。
【0421】これらの画面において起動設定画面、メニ
ュー画面以外の画面はオープンするか否かをユーザが任
意に選択することができる。クライアントインストーラ
起動時は起動設定画面が表示され、インストーラの終了
はメニュー画面からでないとできない。
【0422】この実施例ではこれらの個々の画面をMS
−Windowsのウィンドウを用いて実現した例を示
したので、今後はこれらの画面をウィンドウと表現する
ことにする。これらの画面の実現法としてはもちろんM
S−Windowsのウィンドウ以外の方法を用いるこ
とも可能である。
【0423】図60は起動設定処理フロー図を示したも
のである。インストーラプログラムを起動すると起動設
定ウィンドウ(201001)がオープンされる。この
ウィンドウにおいて、まずクライアントマシンの機種の
設定(202001)、LANボード枚数の設定を行っ
た後(202002)、設定終了を選択する(2020
03)。すると自動的にメニューウィンドウ(2010
02)がオープンされる。メニューウィンドウではメニ
ュー選択処理を行った後(202004)、インストー
ラプログラムを終了する。メニューウィンドウの操作フ
ローについては図61に示す。
【0424】図61にメニュー選択処理フロー図を示
す。起動設定ウィンドウ(201001)において設定
終了を選択するとメニューウィンドウ(201002)
がオープンされる。このウィンドウにおいてシステム設
定ボタン操作(203002)を行うことにより、シス
テム設定ウィンドウにおいてシステム設定処理(203
003)を行うことができる。また、LANボード設定
ボタン操作(203004)を行うことにより、LAN
ボード設定ウィンドウにおいてLANボード設定処理
(203005)を行うことができる。さらに起動設定
ウィンドウで設定したクライアントマシンの機種、およ
びLANボード枚数をこのメニュー画面において再度設
定することができる(203006、203007)。
また、以前にこのクライアントインストーラを用いてク
ライアントマシンのインストールを行った際の設定パラ
メータを、パラメータファイルからクライアント名を指
定することにより読み込むことが可能である(2030
08)。そして設定終了を選択することにより(203
009)、メニュー選択処理を終了する。ここでシステ
ム設定処理(203003)、LANボード設定処理
(203005)の操作フローについてはそれぞれ図6
2、図63に示す。
【0425】ここで以前にインストールしたクライアン
トの設定パラメータを読み込ませる処理を付加している
のは、現在インストールしようとしているクライアント
に関する設定パラメータが以前にインストールしたもの
と同じかまたはほとんど同じであった場合に、その設定
パラメータをファイルとして読み込むことにより、再度
同様なパラメータの設定を行うことを回避するためであ
る。次に起動設定ウィンドウで設定した機種、およびL
ANボード枚数をメニューウィンドウでさらに設定可能
にしている理由を説明する。クライアントインストーラ
では設定可能なパラメータをウィンドウ画面を用いてユ
ーザに提示し、特に設定が必要なパラメータに関しては
ユーザに明示的に設定させ、ユーザが特に設定しなかっ
たパラメータに関してはデフォルト値を設定するものと
している。しかしクライアントマシンの機種名、および
LANボード枚数はクライアントのインストールに際し
てユーザによる明示的な設定が必要不可欠なパラメータ
であり、この2つのパラメータだけはインストーラ起動
時に起動設定ウィンドウにおいてユーザに設定させるよ
うにしている。そして起動設定ウィンドウからメニュー
ウィンドウに遷移すると再び起動設定ウィンドウに戻る
ことはないため、起動設定ウィンドウにおいて設定した
機種、LANボード枚数を後で変更する必要が生じた場
合にはメニューウィンドウにおいてそれらのパラメータ
の変更を行わせる。
【0426】図62はシステム設定処理フロー図を示し
たものである。メニューウィンドウ(201002)に
おいてシステム設定ボタンを操作することによりシステ
ム設定ウィンドウ(201003)がオープンされる。
このウィンドウではクライアントインストーラ起動前に
既にクライアントマシン上にインストールされているべ
きOSの指定(204001)、拡張メモリの使用法の
指定(204002)、クライアント名の設定(204
003)、およびハードディスク上にインストールする
かフロッピーディスク上にインストールするかのインス
トール先の設定(204004)を行う。これらのパラ
メータの設定が終了すると、設定終了を選択することに
より(204005)システム設定処理を終了し、元の
メニューウィンドウに戻る。
【0427】図63はLANボード設定処理フロー図を
示したものである。メニューウィンドウ(20100
2)においてLANボード設定ボタンを操作することに
より、LANボード設定ウィンドウ(201004)を
オープンすることができる。このウィンドウにおいて
は、設定を行うLANボードの番号(LANボードが接
続されているスロット番号に従い一意に定められる。)
の選択(205002)、LANボードのタイプ(種
別)の設定(205003)、ケーブル形状(同軸、ツ
イストペアなど)の設定(205004)などを行う。
また、ハードウェア設定ボタンを操作することにより
(205005)、ハードウェア設定ウィンドウをオー
プンしてハードウェア設定処理(205006)を行
い、通信方式設定ボタンを操作することにより(205
007)、通信方式設定ウィンドウをオープンして通信
方式設定処理(205008)を行うことができる。ハ
ードウェア設定処理および通信方式設定処理の操作フロ
ーはそれぞれ図64、65において示す。また、202
002または203007において設定したLANボー
ド枚数分の全ての設定が終了せず、未設定のLANボー
ドが存在する場合には(205009)、LANボード
番号の選択(205002)からこれらの処理を繰り返
し行うことになる。
【0428】図64はLANボード用ハードウェア設定
処理フロー図を示す。LANボード設定ウィンドウ(2
01004)においてハードウェア設定ボタンを操作す
ることにより、ハードウェア設定ウィンドウ(2010
05)がオープンされる。ここで設定を行うLANボー
ド番号を選択し(206001)、各種ハードウェアパ
ラメータの設定値の組み合わせを持つデフォルト番号を
設定する(206002)。この設定処理を、指定した
全てのLANボードに関して行う(206003)。設
定終了を選択(206004)すると、ハードウェア設
定処理を終了する。
【0429】図65はLANボード用通信方式設定処理
フロー図を示す。LANボード設定処理ウィンドウ(2
01004)において通信方式設定ボタンを操作するこ
とにより通信方式設定ウィンドウ(201006)がオ
ープンされる。このウィンドウでは設定を行うLANボ
ードの番号を選択(207001)した後、フレームタ
イプの設定(207002)、ノード番号の設定(20
7003)を行う。これらの設定を指定した全てのLA
Nボードに関して行う(207004)。設定終了を選
択(207005)すると、通信方式設定処理を終了す
る。
【0430】次に各ウィンドウの画面構成図を示す。
【0431】図66は起動設定ウィンドウ(20100
1)の画面を示す。ここでクライアントマシンの機種と
しては220001の矩形領域中に示されているものが
デフォルト値となる。機種を矩形領域中に示されている
ものとは別のものに変更したい場合には220002の
ボタンを押下する。すると220001の下にプルダウ
ンメニューがオープンされ、ユーザはそのメニューの中
からインストールするクライアントマシンの機種を選択
することができる。このインターフェースは例えばMS
−Windowsのコンボボックスを使用することによ
り実現可能である。またLANボード枚数の設定は22
0003の矩形領域中にキーボードから直接数値を入力
するか、220004、または220005のボタンを
押下することにより220003中において示されてい
る数値を1ずつ増減させることにより設定可能である。
また220004、または220005のボタンを押し
続けることにより、220003中に示されている値を
自動的に連続して増減させることも可能である。このイ
ンターフェースは例えばMS_Windowsのエディ
ットコントロール、およびプッシュボタンを使用するこ
とにより実現可能である。また設定終了ボタン(220
006)を押下することにより起動設定ウィンドウを閉
じ、メニューウィンドウ(201002)をオープンす
る。このウィンドウにおいて220001、22000
3、220006へのフォーカス移動操作またはプッシ
ュボタン押下操作は通常これらのコントロールまたはボ
タン上にマウスカーソルを移動させ、マウスの右、また
は場合によっては左ボタンをクリックすることによって
行うが、キーボードの操作によりこれと同様のインター
フェースを実現することも可能である。この画面では”
機種(M)”、”LANボード枚数(B)”、”設定終
了(X)”と表記されているため、キーボードの’M’
キー、’B’キーを押下することによりそれぞれ220
001、220003のコントロールへとフォーカスを
移動させ、’X’キーを押下することにより22000
6のボタンの押下操作と同様のインターフェースを実現
する。この、キーボードによるマウスインターフェース
の実現法は以降のウィンドウ画面においても同様である
ため、以降のウィンドウ画面においてはキーボード操作
に関する説明は省略する。ここでフォーカスを持ってい
るコントロールとはウィンドウ画面上のコントロールの
中で、マウスボタンのクリック操作、またはキーボード
の押下操作の入力を受け付けるようになっているコント
ロールを指す。
【0432】図66において設定終了ボタンを押下する
と図28に示すディスク交換確認ウィンドウがオープン
される。このウィンドウの意味はファイルサーバインス
トーラ、またはローダ・セーバ部の説明を参照された
い。このウィンドウから図67のメニューウィンドウが
オープンされる。
【0433】図67はメニューウィンドウ(20100
2)の画面を示す。システム設定ボタン(22100
1)を押下することによりシステム設定ウィンドウ(2
01003)をオープンすることができ、LANボード
設定ボタン(221002)を押下することにより、L
ANボード設定ウィンドウ(201004)をオープン
することができる。またこの実施例では詳細には述べな
いが、オプション設定ボタン(221003)を押下す
ることにより、オプション設定ウィンドウをオープンさ
せ、クライアントマシンの詳細な環境設定を行わせた
り、ヘルプボタン(221004)を押下することによ
り、このクライアントインストーラの各コントロールや
ボタンの意味、操作手順などを提示するようにしてもよ
い。機種(221005)、ボード枚数(22100
7)のコントロールでは起動設定ウィンドウ(2010
01)と同様にそれぞれクライアントマシンの機種、L
ANボード枚数を設定する。実現法も起動設定ウィンド
ウと同様である。設定読み込みのコントロール(221
006)は以前にこのクライアントインストーラを使用
してクライアントのインストールを行った際の設定パラ
メータをファイルから読み込ませるためのコントロール
である。これらの設定パラメータはそれぞれクライアン
ト名をファイル名として持つパラメータファイルとして
保存され、このコントロールにおいてプルダウンメニュ
ーの中から指定することにより読み込ませることができ
る。このコントロールは”機種”と同様にコンボボック
スを用いて実現可能である。このパラメータファイル読
み込み処理を行う際には、ファイルのロード確認のため
のウィンドウがオープンされる。これらのウィンドウに
ついてはローダ・セーバ部の説明を参照されたい。設定
終了ボタン(221008)、設定中止ボタン(221
009)はこのウィンドウを終了し、インストーラを終
了するためのボタンである。この2つのボタンの違い
は、設定終了ボタンを押下した場合はインストーラの各
ウィンドウにおいて設定したパラメータが、クライアン
ト名をファイル名として持つパラメータファイルとして
保存されるのに対して、設定中止ボタンを押下した場合
はパラメータは全て破棄され、パラメータファイルは作
成されないという点である。設定終了ボタンを押下した
際はパラメータファイルのセーブ確認のためのウィンド
ウがオープンされる。これらのウィンドウに関しては、
ローダ・セーバ部の説明を参照されたい。
【0434】設定中止ボタンを押下した場合は設定中止
ウィンドウ(図29)がオープンされる。このウィンド
ウにおいて了解ボタン(131002)を押下するとパ
ラメータは破棄されてクライアントインストーラは終了
する。取消ボタン(131003)を押下すると元のメ
ニューウィンドウに戻る。
【0435】図68はシステム設定ウィンドウ(201
003)の画面を示す。機種(222001)は図66
の起動設定ウィンドウ、または図67のメニューウィン
ドウにおいて設定された機種を表示するのみの矩形領域
であり、ユーザがこのウィンドウにおいて機種の変更は
できない。これは例えばMS_Windowsのスタテ
ィックコントロールを使用することにより実現すること
ができる。またOS(222002)はクライアントマ
シン上において既にインストールされているべきOSを
選択させるものであり、例えばコンボボックスを用いて
実現する。拡張メモリの使用法を選択させる3つのボタ
ン(222003、222004、222005)はそ
れぞれ拡張メモリなし、EMSメモリとして使用、XM
Sメモリとして使用する場合を示す。これらの3つのボ
タンはどれか1つのボタンが押下されてONの状態にな
った場合は自動的に他の2つのボタンはOFFの状態に
なる。これらのボタンは例えばプッシュボタンを用いて
実現する。クライアント名(222006)は現在設定
されているパラメータを保存するパラメータファイルに
付けられるファイル名を設定するものである。これは矩
形領域中にキーボードを用いて文字を入力する。これは
例えばMS_Windowsのエディットコントロール
により実現することができる。インストール先を指定す
る3つのボタン(222007、222008、222
009)はそれぞれクライアントの環境のインストール
先がFD、HD、FDとHDの両方の3つの場合を示
し、拡張メモリの使用法の設定の場合と同様に一度にO
Nにできるのは3つのボタンのうち1つのみである。ヘ
ルプボタン(222010)については図67と同様で
ある。デフォルトボタン(222011)はこのウィン
ドウ中に提示されている全ての設定パラメータに関して
デフォルト値を設定するボタンである。このウィンドウ
においては、機種の変更はできないため、デフォルトボ
タンを押した際にはOS、拡張メモリ、クライアント
名、インストール先の4つのパラメータのみデフォルト
値が設定される。設定終了ボタン(222012)を押
下すると現在ウィンドウ画面上に表示されているパラメ
ータを保存したまま、メニューウィンドウ(図67)へ
戻る。設定中止ボタンを押下した場合は設定中止ウィン
ドウ(図29)がオープンされる。この設定中止ウィン
ドウは基本的にあるウィンドウ中の設定中止ボタンを押
下した場合にオープンされるウィンドウであり、ここで
仮に設定中止ウィンドウの呼出元ウィンドウを前ウィン
ドウ、その前ウィンドウの呼出元ウィンドウを前々ウィ
ンドウと定義する。この設定中止ウィンドウ中の了解ボ
タンを押下した場合は前ウィンドウおよびその下の階層
のウィンドウのパラメータが破棄されて前々ウィンドウ
がオープンされる。設定中止ボタン中の取消ボタンを押
下した場合はパラメータは保存されたままで前ウィンド
ウがオープンされる。
【0436】図69はLANボード設定ウィンドウ(2
01004)の画面を示す。ボード番号(223001
−223004)において、有効表示されているボタン
がパラメータを設定可能なLANボード番号を示し、無
効表示されているボタンがパラメータを設定することが
不可能なLANボード番号を示す。また有効表示されて
いるボタンの内、特にフォーカスを持っているボタンが
現在パラメータを設定中のLANボード番号を示す。フ
ォーカスを持っているボタンはこれらの4個並んだボタ
ンの内、1個だけ存在する。タイプ(223005)に
おいてはLANボードのタイプ(種別)を選択する。こ
こでは例えばコンボボックスを用いて実現することがで
きる。ケーブル形状(223006ー223007)は
LANケーブルのケーブル形状を示す。ここではBNC
(10BASE−2)、DIX(10BASE−5)の
2つの場合を選択できるようにしている。必要であれば
さらにボタンの個数を増やして10BASE−Tなども
選択可能にすることもできる。ケーブル形状のパラメー
タが選択可能の場合は、2つまたはそれ以上のボタンに
おいてただ1つのボタンのみがONの状態にある。ケー
ブル形状のパラメータが選択不可能の場合は全てのボタ
ンは無効表示される。次にハードウェア設定ボタン(2
23008−223010)の操作法について述べる。
AUTOボタンが有効な時はこのボタンを押下すること
により、LANボードのハードウェアパラメータを、イ
ンストールしようとするクライアントマシンの環境に合
わせて自動的に設定することができる。MANUALボ
タンが有効な時はこのボタンを押下し、次にNEXTボ
タンを押下することにより、LANボード用ハードウェ
ア設定ウィンドウ(図70)をオープンし、このウィン
ドウにおいてLANボードに関する各種ハードウェアパ
ラメータを明示的に設定する。ここでAUTOボタンと
MANUALボタンは常に片方のボタンしかONするこ
とができない。またNEXTボタンはMANUALボタ
ンに従属するものであり、MANUALボタンがONの
状態の場合のみNEXTボタンを押下することができ
る。つまりAUTOボタンがONの状態でMANUAL
ボタンがOFFの状態ではNEXTボタンを押下するこ
とはできない。通信方式ボタン(223011)はLA
Nボード用通信方式設定ウィンドウ(図71)をオープ
ンし、通信方式に関する各種パラメータを設定するため
のボタンである。ヘルプボタン(223012)は図6
7のヘルプボタンと同様の機能を持つ。デフォルトボタ
ン(223013)、設定終了ボタン(22301
4)、設定中止ボタン(223015)はそれぞれ図6
8の対応するボタンと同様の機能を持つ。
【0437】図70はLANボード用ハードウェア設定
ウィンドウ(201005)の画面を示す。ここでボー
ド番号(224001−224004)は図69の22
3001−223004と同様の機能を持つ。タイプ
(224005)はLANボードのタイプを示し、図6
9のタイプ(223005)で選択されたものを表示す
るのみで、ユーザによる変更はできない。これは例えば
MS_Windowsのスタティックコントロールによ
り実現することができる。デフォルト番号(22400
6−224010)はLANボードのハードウェアに関
する各種パラメータの組み合わせを指定する番号であ
り、これらの5個のボタンのいずれかを押下することに
よりそれに応じてI/Oポート番号(224011)、
割り込み番号(224012)、メモリアドレス(22
4013)、DMAチャネル番号(224014)が変
化する。ユーザはデフォルト番号のいずれかのボタンを
押下することにより、LANボードのハードウェアパラ
メータにおいて自分の設定したい値が現れたデフォルト
番号を見つけ、その番号を設定すればよい。パラメータ
の値が自分の設定したい値と一致するデフォルト番号が
ない場合には、設定したい値に最も近い値を表示するデ
フォルト番号を設定する。このウィンドウにおいては各
パラメータがそれぞれ関連性を持っていて、各パラメー
タの設定を各設定値の組み合わせとして指定する場合を
示したが、それぞれのパラメータが全く独立に設定可能
である場合には例えばそれぞれのパラメータの値を個々
にコンボボックスを用いて選択させるなどの方法が考え
られる。ヘルプボタン(224015)は図67のヘル
プボタンと同様の機能を持つ。デフォルトボタン(22
4016)、設定終了ボタン(224017)、設定中
止ボタン(224018)はそれぞれ図68の対応する
ボタンと同様の機能を持つ。
【0438】図71はLANボード用通信方式設定ウィ
ンドウ(201006)の画面を示す。ここでボード番
号(225001−225004)は図69のものと同
様であり、LANボードのタイプ(225005)は図
70のものと同様である。フレームタイプ(22500
6)では通信の際のフレームタイプを選択し、例えばコ
ンボボックスを用いて実現する。ノード番号(2250
07)の設定は図66のLANボード枚数と同様の方法
で実現可能である。この場合クライアントマシンの機種
がノード番号の設定を必要としないものであった場合に
はこの矩形領域中には(設定不要)と表示される。ヘル
プボタン(225008)は図67のヘルプボタンと同
様の機能を持つ。デフォルトボタン(225009)、
設定終了ボタン(225010)、設定中止ボタン(2
25011)はそれぞれ図68の対応するボタンと同様
の機能を持つ。
【0439】クライアントインストーラGUIプログラ
ムについては、前述のファイルサーバインストーラGU
Iプログラムと同様な処理を行うので、ここでは説明を
省略する。
【0440】クライアントインストーラGUIプログラ
ムについて説明する。
【0441】図72に示すように、クライアントインス
トーラGUIプログラムはメニューウインドウプログラ
ム291000、起動設定ウインドウプログラム290
000、システム設定ウインドウプログラム29200
0、LANボード設定ウインドウプログラム29300
0、LANボード用ハードウェア設定ウインドウプログ
ラム294000、LANボード通信方式設定ウインド
ウプログラム295000、共有リソース25200
0、共通プログラム153000、共有データ2510
00から成っている。
【0442】はじめに挙げた6つのプログラムはそれぞ
れ一つのウインドウに対応している。
【0443】メニューウインドウプログラム29100
0はメニューウインドウ(図67)に、起動設定ウイン
ドウプログラム290000は起動設定ウインドウ(図
66)に、システム設定ウインドウプログラム2920
00はシステム設定ウインドウ(図68)、LANボー
ド設定ウインドウプログラム293000はLANボー
ド設定ウインドウ(図69)、LANボード用ハードウ
ェア設定ウインドウプログラム294000はLANボ
ード用ハードウェア設定ウインドウ(図70)に、LA
Nボード通信方式設定ウインドウプログラム29500
0はLANボード通信方式設定ウインドウ(図71)
に。
【0444】次に各ブロック間の呼び出し関係について
説明する。メニューウインドウプログラム291000
から起動設定ウインドウプログラム29000とシステ
ム設定ウインドウプログラム292000およびLAN
ボード設定ウインドウプログラム293000が呼び出
される。また、LANボード設定ウインドウ29300
0からLANボード用ハードウェア設定ウインドウプロ
グラム294000とLANボード用通信方式設定ウイ
ンドウプログラム295000が呼び出される。
【0445】なお、共有リソース252000、共通プ
ログラム153000、共有データ251000の三つ
は他のウインドウ別プログラム(メニューウインドウプ
ログラム291000、起動設定ウインドウプログラム
290000、システム設定ウインドウプログラム29
2000、LANボード設定ウインドウプログラム29
3000、LANボード用ハードウェア設定ウインドウ
プログラム294000、LANボード用通信方式設定
ウインドウプログラム295000)によって共有さ
れ、使用される。
【0446】次に各ブロックについて説明する。
【0447】図73に共有データ251000の内容を
示した。共有データ251000は大きく分けて2つの
データ(のかたまり)に分かれている。クライアント情
報251001と選択中のLANボード番号25101
4である。
【0448】クライアント情報251001は機種25
1002、OS251003、拡張メモリシステム25
1004、インストール先251005、クライアント
名251006、LANボード枚数251007、LA
Nボード情報(#1〜#4)251008をまとめたも
のである。選択中のLANボード番号251014はプ
ログラムの内部処理のために使われる。LANボード情
報(#1〜#4)2510081はさらにLANボード
の種類251009、ケーブル形状251010、デフ
ォルト設定番号251011、フレームタイプ2510
12、ノード番号251013から成っている。
【0449】図74にクライアントGUIの実現のため
に必要となるリソースを示した。共有リソースはプログ
ラムで使用するビットマップ、アイコン、ダイアログボ
ックス画面データなどをまとめたものである。2520
01〜252008はボタン用のビットマップであり、
ボタン一種類あたり、5種類の状態を示すビットマップ
を用意する。クライアントGUIプログラムアイコン2
52009は、プログラムが最小化されたときなどに表
示される画像データである。ダイアログボックス画面デ
ータは起動設定ウインドウプログラム290000、シ
ステム設定ウインドウプログラム292000、LAN
ボード設定ウインドウプログラム293000、LAN
ボード用ハードウェア設定ウインドウプログラム294
000、LANボード通信方式設定ウインドウプログラ
ム295000の画面構成を定義したものであり、各ウ
インドウが開かれる時に使用される。
【0450】共通プログラム153000はファイルサ
ーバGUIプログラムのものと同一のものを使用するの
で説明は省略する。
【0451】図75にクライアントGUIプログラム起
動設定ウインドウ処理290000を示した。最初に初
期処理(290001)を行う。ここでは、図66で示
した起動設定ウインドウの表示と、機種選択コンボボッ
クス220001への機種名の登録および初期選択項目
の設定、LANボード枚数220003への初期値の設
定を行っている。初期処理が終わると入力待ち(290
002)となり、ユーザからの操作を待つ。機種が変更
される(290003)と、機種251002(図7
3)の値を更新して入力290002に戻る。LANボ
ード枚数が変更される(290005)とLANボード
枚数251007をの値を更新(290006)して入
力290002に戻る。設定終了ボタンが押された(2
90007)ら、本当に設定終了するかどうかをユーザ
に確認(290008)をとる。ユーザが了解したら画
面終了処理を行って(290010)、このウインドウ
を閉じて終了する。
【0452】図76にクライアントGUIプログラムメ
ニューウインドウ処理291000を示した。このメニ
ューウインドウの処理291000はクライアントイン
ストーラGUIプログラムを起動した時、一番最初に実
行される。処理の流れを追うと、まず起動設定ウインド
ウ処理(290000)を行う。これによって、起動設
定ウインドウ(図66)が開かれ、設定が行われる。そ
のウインドウが閉じられたときに、メニューウインドウ
の初期処理(291001)が行われる。ここではメニ
ューウインドウ(図67)の表示、機種選択コンボボッ
クス221005への機種名の登録および初期選択項目
の設定、設定読み込みコンボボックス221006への
識別名の登録および初期選択項目の設定、ボード枚数エ
ディットフィールドへの初期値の設定を行っている。そ
れらが終わると入力待ち(291002)となり、ユー
ザからの操作を待つ。システムボタンが押されたら(2
91003)、システム設定ウインドウ処理プログラム
292000を呼び出す。そのウインドウが閉じられた
とき、入力291002に戻る。ボードボタンが押され
たら(291004)、LANボード設定ウインドウ処
理293000を呼び出す。そのウインドウが閉じられ
たときに入力291002に戻る。機種が変更されたら
(291005)、機種251002(図73)の値を
更新し、入力291002に戻る。設定読み込みの項目
が選択された(291006)ら、パラメータの読み込
みを行った後、入力291002に戻る。ボード枚数が
変更された(291007)らLANボード枚数251
007の値を更新(291008)し、入力29100
2に戻る。設定終了ボタンが押された(291009)
ら、設定値を保存して終了するかどうかをユーザに確認
(291011)する。ユーザが了解したら、パラメー
タを保存した後に画面終了処理(291015)を行っ
て終了する。設定中止ボタンが押された(29101
0)なら、本当に設定内容を破棄するかどうかをユーザ
に問い合わせる(291013)。ユーザが了解したら
画面終了処理291015を行い終了する。
【0453】図77にクライアントGUIプログラムシ
ステム設定ウインドウ処理292000を示した。処理
の流れを説明する。最初に初期処理(292001)を
行う。ここではOS選択コンボボックス222002へ
選択できるOSの登録および初期選択項目の設定、他の
コントロールの初期表示、それにシステム設定変数(O
S251003、拡張メモリシステム251004、ク
ライアント名251006、インストール先25100
5)の値の一時待避を行っている。待避された変数の内
容は、設定中止時の設定内容の回復の際に用いられる。
初期処理が終わると入力待ち(292002)となり、
ユーザからの操作を待つ。デフォルトボタンが押された
(292003)なら、システム設定変数(前述)の内
容を初期化(292004)して、ウインドウ内の各項
目の再表示を行った後、入力292002に戻る。OS
が変更されたら(292006)、OS251003の
内容を更新(292007)した後、入力292002
に戻る。拡張メモリシステムが変更された(29200
8)ら、拡張メモリシステム251004を更新(29
2009)し、入力292002に戻る。クライアント
名が変更された(292010)なら、クライアント名
251006を更新(292011)し、入力2920
02に戻る。インストール先が変更された(29201
2)ら、インストール先251005の値を更新(29
2013)し、入力292002に戻る。設定終了ボタ
ンが押された(292014)ら、本当に設定終了する
かどうかをユーザに確認(292016)し、了解した
ら、画面終了処理を実行(292021)して、終了す
る。設定中止ボタンが押されたら(292015)、ユ
ーザに本当に設定中止するかどうかを確認する(292
018)。ユーザが了解したら、一時待避していた値を
システム情報(前述)に戻し(292020)、画面終
了処理を行う(292021)。
【0454】図78にクライアントGUIプログラムL
ANボード設定ウインドウ処理293000のフローチ
ャートを示した。これはシステム設定ウインドウ処理2
92000と同様であるため説明は省略する。
【0455】図79にクライアントGUIプログラムL
ANボード用ハードウェア設定ウインドウ処理2940
00のフローチャートを示した。これもシステム設定ウ
インドウ処理292000と同様であるので、説明は省
略する。
【0456】図80にクライアントGUIプログラムL
ANボード用通信方式設定ウインドウ処理295000
のフローチャートを示した。これもシステム設定ウイン
ドウ処理292000と同様であるので、説明は省略す
る。
【0457】以下の図81を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0458】(1)NetWareプリントサーバイン
ストール時におけるパラメータ設定処理 (2)(1)のパラメータ設定処理における特徴 NetWareプリントサーバインストール時における
パラメータ設定処理は、以下の手順で処理を行う。30
1001で処理を開始すると、301002においてプ
リントキュー名等のプリントキュー関連のパラメータ設
定を行う。次に、301003においてプリントサーバ
名などのプリントサーバシステム関連のパラメータ設定
を行い、最後に301004においてプリンタ名などの
プリンタ関連のパラメータ設定を行う。そして3010
05においてパラメータ設定処理を終了する。
【0459】上記パラメータ設定処理における特徴は、
設定を301001から301005の順番にシーケン
シャルに行う。また、301002から301004の
どの設定項目もデフォルト値等を利用した設定の省略は
不可能である。さらに、301002、301004の
項目は複数設定可能であるが、その場合図81の破線で
示した経路で301002、301004の全パラメー
タの設定を設定回数回繰り返す。
【0460】以下の図82を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0461】(1)プリントサーバインストーラGUI
部のウィンドウ構成 (2)各ウィンドウと図81のパラメータ設定処理の関
係 プリントサーバインストーラGUI部では、図81のよ
うに行っているプリントサーバインストール時の設定処
理を、図82のような構成を有する302001から3
02007の7枚のウィンドウ画面により、使い勝手の
よいGUIを用い、対話形式で設定を行うこととした。
【0462】302001はメニューウィンドウであ
る。図81の301003、301004のようにシー
ケンシャルに設定処理を行っているプリントサーバシス
テム設定、プリンタ設定を同レベルで独立に配置し、こ
の302001メニューウィンドウからそれぞれの設定
処理へ制御を移す。なお、図81の301002プリン
トキュー設定はプリンタとの関係を1対1に対応させる
ことにより、設定プリンタ数分自動的にデフォルト値を
用いて設定を行うこととした。
【0463】302002はシステム設定ウィンドウ、
302003はパスワード設定ウィンドウである。この
2つのウィンドウでは、図81の301003で行って
いるプリントサーバシステムの設定処理を行う。
【0464】302004はプリンタ選択リストウィン
ドウ、302005はプリンタ名設定ウィンドウ、30
2006はプリンタ設定ウィンドウ、302007は送
信タイプ設定ウィンドウである。この4つのウィンドウ
では、図81の301004で行っているプリンタの設
定処理を行う。
【0465】以下の図83を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0466】(1)メニューウィンドウの設定処理内容 303001メニューウィンドウは303006プリン
トサーバシステム設定処理、303008プリンタ設定
処理の起動用メニューを提供するウィンドウである。イ
ンストールマネ−ジャでプリントサーバインストーラを
起動すると、303001メニューウィンドウが起動さ
れ、303004で設定処理を開始する。303005
でシステム設定ボタンを選択すると、303006プリ
ントサーバシステム設定処理へ制御が移り、30300
2システム設定ウィンドウが起動される。また3030
07でプリンタ設定ボタンを選択すると、303008
プリンタ設定処理へ制御が移り303003プリンタ選
択リストウィンドウが起動される。そして、30300
9で設定処理を終了する。
【0467】以下の図84を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0468】(1)プリントサーバシステム設定処理内
容 図83の303005のプリントサーバシステム設定処
理は以下のように行われる。メニューウィンドウでシス
テム設定ボタンを選択すると、304001システム設
定ウィンドウが起動され、304003で設定処理を開
始する。まず、304004でプリントサーバ名を設定
する。次に、304005でプリントサーバパスワード
を設定すると、304002パスワード設定ウィンドウ
が起動され、304006でパスワードの確認を行う。
そして304007でプリントサーバシステム設定処理
を終了する。
【0469】以下の図85を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0470】(1)プリンタ設定処理内容 図83の303008のプリンタ設定処理は以下のよう
に行われる。メニューウィンドウでプリンタ設定ボタン
を選択すると、305001プリンタ選択リストウィン
ドウが起動され、305004で設定処理を開始する。
まず、305001のプリンタ選択リストウィンドウ内
に表示しているプリンタリストが選択状態にあるかどう
かを305005で判別する。
【0471】選択しているプリンタが無いときは、新規
作成ボタンのみが選択可能状態となる。この状態で30
5006で新規作成ボタンが選択すると、305007
新規作成設定処理に制御が移り、305002プリンタ
名設定ウィンドウが起動される。
【0472】逆に選択しているプリンタがあるときは、
変更参照ボタン、名称変更ボタン、複製ボタン、削除ボ
タンが選択可能状態となる。この状態では以下の4つの
プリンタ設定処理を行う。305008で変更参照ボタ
ンが選択すると、305009変更参照設定処理に制御
が移り、305003プリンタ設定ウィンドウが起動さ
れる。305010で名称変更ボタンが選択すると、3
05011名称変更設定処理に制御が移り、30500
2プリンタ名設定ウィンドウが起動される。30501
2で複製ボタンが選択すると、305013複製設定処
理に制御が移り、305002プリンタ名設定ウィンド
ウが起動される。305014で削除ボタンが選択する
と、選択されているプリンタの設定を305015で削
除する。
【0473】各設定処理が終了すると、305016で
さらにプリンタ設定処理を継続するかどうかを判別す
る。継続する場合は、305005へ制御が戻り再び処
理を繰り返す。なお、プリントサーバ1台当たり設定可
能な最大プリンタ数は16台である。逆に継続しない場
合は、305017でプリンタの設定処理を終了する。
【0474】以下の図86を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0475】(1)新規作成設定処理内容 図85の305007の新規作成設定処理は以下のよう
に行われる。プリンタ選択リストウィンドウで新規作成
ボタンを選択すると、306001プリンタ名設定ウィ
ンドウが起動され、306004で新規作成設定処理を
開始する。まず、306005で新規プリンタ名を設定
する。
【0476】新規プリンタ名を設定すると、30600
2プリンタ設定ウィンドウが起動される。この3060
02プリンタ設定ウィンドウでは、プリンタ設定時に必
須設定となる以下のパラメータを設定する。それらは3
06006プリンタ機種名、306007用紙サイズ、
306008プリンタ接続先、306009ポートタイ
プ、306010ポート番号である。さらにプリンタ設
定時に詳細に設定したい場合は、306011で送信タ
イプボタンを選択する。このボタンを選択すると、30
6003送信タイプ設定ウィンドウが起動される。選択
しなかった場合は306019で新規作成設定処理を終
了する。
【0477】306003送信タイプ設定ウィンドウで
は、プリンタ設定時に選択設定となる以下のパラメータ
を設定する。それらは306012割り込みレベル、3
06013バッファサイズ、306014通信速度、3
06015データビット、306016ストップビッ
ト、306017パリティ、306018X制御の有無
である。そして306011で送信タイプ設定を選択し
なかった場合と同様に306019で新規作成設定処理
を終了する。
【0478】以下の図87を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0479】(1)変更参照設定処理内容 図85の305009の変更参照設定処理は以下のよう
に行われる。プリンタ選択リストウィンドウで変更参照
ボタンを選択すると、307001プリンタ設定ウィン
ドウが起動され、307003で変更参照設定処理を開
始する。
【0480】307001プリンタ設定ウィンドウで
は、プリンタ設定時に必須設定となる以下のパラメータ
を設定する。それらは307004プリンタ機種名、3
07005用紙サイズ、307006プリンタ接続先、
307007ポートタイプ、307008ポート番号で
ある。さらにプリンタ設定時に詳細に設定したい場合
は、306009で送信タイプボタンを選択する。この
ボタンを選択すると、307002送信タイプ設定ウィ
ンドウが起動される。選択しなかった場合は30701
7で変更参照設定処理を終了する。
【0481】307002送信タイプ設定ウィンドウで
は、プリンタ設定時に選択設定となる以下のパラメータ
を設定する。それらは307010割り込みレベル、3
07011バッファサイズ、307012通信速度、3
07013データビット、307014ストップビッ
ト、307015パリティ、307016X制御の有無
である。そして307009で送信タイプ設定を選択し
なかった場合と同様に306017で変更参照設定処理
を終了する。
【0482】以下の図88を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0483】(1)名称変更設定処理内容 図85の305011の名称変更設定処理は以下のよう
に行われる。プリンタ選択リストウィンドウで名称変更
ボタンを選択すると、308001プリンタ名設定ウィ
ンドウが起動され、308002で名称変更設定処理を
開始する。308003で変更プリンタ名を設定し、3
08004で名称変更設定処理を終了する。プリンタ選
択リストウィンドウに表示されている既存のプリンタ名
と同一名を変更プリンタ名として設定することはできな
い。もし同一名をつけた場合は、警告用のメッセージ用
ウィンドウが表示される。
【0484】以下の図89を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0485】(1)複製設定処理内容 図85の305013の複製設定処理は以下のように行
われる。プリンタ選択リストウィンドウで複製ボタンを
選択すると、309001プリンタ名設定ウィンドウが
起動され、309002で複製設定処理を開始する。3
09003で複製先プリンタ名を設定し、309004
で複製設定処理を終了する。プリンタ選択リストウィン
ドウに表示されている既存のプリンタ名と同一名を複製
プリンタ名として設定することはできない。もし同一名
をつけた場合は、警告用のメッセージ用ウィンドウが表
示される。
【0486】以下の図90を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0487】(1)メニューウィンドウ画面構成とその
機能 310001はメニューウィンドウである。このウィン
ドウはインストールマネ−ジャにおいて、プリントサー
バインストーラを起動することで起動される。
【0488】310002はシステムメニューを提供す
る。このシステムメニュー内にはプリントサーバインス
トーラのバージョン番号、著作権表示などのプロフィー
ルを表示する機能がある。
【0489】310003は、プリントサーバシステム
設定処理機能を提供するボタンである。このボタンを選
択すると、図91の311001システム設定ウィンド
ウが起動される。また、このボタンはビットマップによ
るグラフィック表現を利用し、操作性の向上を図ってい
る。
【0490】310004は、プリンタ設定処理機能を
提供するボタンである。このボタンを選択すると、図9
3の313001プリンタ選択リストウィンドウが起動
される。また、このボタンはビットマップによるグラフ
ィック表現を利用し、操作性の向上を図っている。
【0491】310005は、現在サポートしていない
複数プリントキュー設定処理やプリントサーバユーザ、
プリントサーバオペレータ設定処理などの付加機能を提
供するためのボタンである。また、このボタンはビット
マップによるグラフィック表現を利用し、操作性の向上
を図っている。
【0492】310006は、プリントサーバインスト
ーラの各ウィンドウの操作、設定手順、用語など説明を
行うウィンドウを起動するためのボタンである。また、
このボタンはビットマップによるグラフィック表現を利
用し、操作性の向上を図っている。
【0493】310007は、以前に設定したプリント
サーバの設定値を記録した、あるいは製品に同梱されて
いる参考設定値を記録した、パラメータファイルから設
定内容を読み込むためのコンボボックスである。設定の
変更はコンボボックス右側の矢印部分を選択することで
表示される、ポップアップ形式のリストからプリントサ
ーバ名を選択することによって行われる。プリントサー
バ名を選択すると、パラメータロードウィンドウが表示
され、パラメータの読み込み処理へ制御が移る。設定読
み込みを行わない場合は、ボックス内の表示が”基本
値”と表示される。この機能により設定内容が類似して
いる場合は、差分パラメータの変更を行うのみで簡単に
設定が可能である。
【0494】310008は、設定値をパラメータファ
イルに保存し、プリントサーバインストーラを終了する
機能を提供するボタンである。このボタンを選択する
と、設定終了ウィンドウが表示され、ファイルサーバと
同様にパラメータの登録処理へ制御が移る。もし、この
ボタンを選択したときプリンタが1台も設定されていな
いと警告として図107の327001設定終了警告ウ
ィンドウが表示される。
【0495】310009は、設定値を破棄し、プリン
トサーバインストーラを終了する機能を提供するボタン
である。このボタンを選択すると、ユーザに確認のため
図97の317001設定中止ウィンドウが表示され、
パラメータを破棄して処理を終了する。
【0496】以下の図91を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0497】(1)システム設定ウィンドウ画面構成と
その機能 311001はシステム設定ウィンドウである。このウ
ィンドウは図90の310001メニューウィンドウに
おいて、310003システムボタンを選択することで
起動される。
【0498】311002はプリントサーバ名を設定す
るためのエディットコントロールである。47文字以内
の英数を入力し、指定する。このエディットコントロー
ルには図90の310007で設定読み込みを行わなか
った場合、311001システム設定ウィンドウ起動時
にデフォルトプリントサーバ名として”NWPSV0
1”が設定されている。
【0499】311003はプリントサーバパスワード
を設定するためのエディットコントロールである。47
文字以内の英数を入力し、指定する。入力する文字に対
して、コントロールの表示は”*”文字が入力文字数分
表示される。入力が終わり、他のコントロールに制御を
移動しようとすると、パスワード確認のため図92の3
12001パスワード設定ウィンドウが起動される。
【0500】311004は、プリントサーバインスト
ーラの各ウィンドウの操作、設定手順、用語など説明を
行うウィンドウを起動するためのボタンである。また、
このボタンはビットマップによるグラフィック表現を利
用し、操作性の向上を図っている。
【0501】311005は、311002プリントサ
ーバ名、311003プリントサーバパスワードのデフ
ォルト値を設定し、表示する機能を提供するボタンであ
る。また、このボタンはビットマップによるグラフィッ
ク表現を利用し、操作性の向上を図っている。
【0502】311006は、設定値を保存したまま3
11001システム設定ウィンドウを閉じ、プリントサ
ーバシステム設定処理を終了する機能を提供するボタン
である。このボタンを選択すると、図90の31000
1メニューウィンドウへ制御が戻る。
【0503】311007は、設定値を破棄して311
001システム設定ウィンドウを閉じ、プリントサーバ
システム設定処理を終了する機能を提供するボタンであ
る。このボタンを選択すると、ユーザに確認を促すため
に図97の317001設定中止ウィンドウが表示され
る。
【0504】以下の図92を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0505】(1)パスワード設定ウィンドウ画面構成
とその機能 312001はパスワード設定ウィンドウである。この
ウィンドウは図91の311001プリンタ設定ウィン
ドウにおいて、311003パスワードを設定した後、
他のコントロールに制御が移動する時にパスワード確認
のため起動される。
【0506】312002はパスワードを確認するため
のエディットコントロールである。47文字以内の英数
を入力し、指定する。入力する文字に対して、コントロ
ールの表示は”*”文字が入力文字数分表示される。
【0507】312003は、パスワード確認を終了し
て312001パスワード設定ウィンドウを閉じる機能
を提供する。このボタンを選択し、312002で確認
したパスワードが図91の311003で入力したパス
ワードと同値であれば、パスワードの値を保存し、図9
1の311001システム設定ウィンドウへ制御を戻
す。逆にもしパスワードに異なる値を入力していれば、
図100の320001再入力誤りウィンドウを表示
し、パスワードの値を保存せずに、図91の31100
1システム設定ウィンドウへ制御を戻す。
【0508】312004は、設定値を破棄して312
001パスワード設定ウィンドウを閉じる機能を提供す
るボタンである。このボタンを選択すると、ユーザに確
認を促すために、まず図108の318001設定中止
ウィンドウが表示される。次に図100の320001
再入力誤りウィンドウが表示され、図91の31100
1システム設定ウィンドウへ制御を戻す。その際、31
1003に入力したパスワードは、入力前の表示状態に
戻る。
【0509】以下の図93を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0510】(1)プリンタ選択リストウィンドウ画面
構成とその機能 313001はプリンタ選択リストウィンドウである。
このウィンドウは図90の310001メニューウィン
ドウにおいて、310004プリンタボタンを選択する
ことで起動される。
【0511】313002はソート対象を選択するボタ
ンである。このボタンが選択されると、313005の
プリンタ名リストが313004のソート方向に従っ
て、ASCII文字列順に並べ換えられる。また313
006のプリンタ機種リストは313005のプリンタ
名に1対1で対応しているため、プリンタ名の並び換え
に従って並び換えられる。
【0512】313003はソート対象を選択するボタ
ンである。このボタンが選択されると、313006の
プリンタ機種リストが313004のソート方向に従っ
て、ASCII文字列順に並べ換えられる。もし並び換
えられたプリンタ機種が同一であるところがあれば、そ
の同一機種内でのソート順はプリンタ名で並び換える。
また313005のプリンタ名リストは313006の
プリンタ機種に1対1で対応しているため、プリンタ機
種の並び換えに従って並び換えられる。
【0513】313004はソート方向を選択するボタ
ンである。選択を行う度にボタン内に描かれている三角
形表示がトグルスイッチのように上下方向に向きを換え
る。上向き(313004と逆向き)は降順のソート
を、下向き(313004)は昇順のソートを表し、選
択される度に313005プリンタ名リスト、3130
06プリンタ機種リストの並べ換えが行われる。ソート
対象は上記で記述した、313002プリンタ名ボタ
ン、313003プリンタ機種ボタンの2つの内、31
3004を操作する前で最も最後に選択されたものを対
象とし、ソートを行う。
【0514】313005は設定済みプリンタのプリン
タ名一覧を表示するリストボックスである。表示可能な
プリンタ名の最大数は16台であり、1台のプリンタ名
は最大47文字まで表示可能である。リスト上に表示し
きれない文字については、313007水平スクロール
バーによりリストが横方向にスクロールし表示可能であ
る。また、もしこの横方向スクロールを行った際、31
3005プリンタ名リスト中に短いプリンタ名があった
場合は、最後の1文字を常にリスト中の左端に表示する
ことにより、リストの存在をユーザに気づかせるように
してある。さらにこのリストは選択可能で、選択された
プリンタ名は対応する313006プリンタ機種リスト
のプリンタ機種とともに反転表示される。また、このリ
ストには図90の310007で設定読み込みを行わな
かった場合、313001プリンタ選択リストウィンド
ウ起動時にデフォルトプリンタ名として”PRINTE
R01”が1つ表示されている。
【0515】313006は設定済みプリンタのプリン
タ機種一覧を表示するリストボックスである。表示可能
なプリンタ機種の最大数は16台であり、1台のプリン
タ機種は最大18文字まで表示可能である。またこのリ
ストは選択可能で、選択されたプリンタ機種は対応する
313005プリンタ名リストのプリンタ名とともに反
転表示される。また、このリストには図90の3100
07で設定読み込みを行わなかった場合、313001
プリンタ選択リスト起動時にデフォルトプリンタ機種が
1つ表示されている。
【0516】313007は、313005プリンタ名
リストに対応した水平スクロールバーである。3130
05プリンタ名リストのプリンタ名表示がウィンドウの
表示領域を超した場合に残りの部分の表示を確認するた
めに横方向にスクロールする。また上記のように、横方
向スクロールで313005プリンタ名リスト中に短い
プリンタ名があった場合は、最後の1文字を常にリスト
中の左端に表示することにより、リストの存在をユーザ
に気づかせるようにしてある。
【0517】313008は、プリンタ設定処理で新規
作成設定処理を行う機能を提供するボタンである。この
ボタンは313005プリンタ名リスト、313006
プリンタ機種リストが選択されているとき、もしくはプ
リンタが16台全て設定されているときはハーフトーン
の無効表示となり選択できない。つまり設定済みプリン
タ数が16台未満で313005プリンタ選択リスト、
313006プリンタ機種リストでプリンタが選択され
ていないとき、このボタンは有効となり選択可能とな
る。このボタンを選択すると、図94の314001プ
リンタ名設定ウィンドウが起動される。
【0518】313009は、プリンタ設定処理で変更
参照設定処理を行う機能を提供するボタンである。この
ボタンは313005プリンタ名リスト、313006
プリンタ機種リストが選択されているとき、このボタン
は有効となり選択可能となる。逆に313005プリン
タ名リスト、313006プリンタ機種リストが選択さ
れていないときは、このボタンはハーフトーンの無効表
示となり選択できない。このボタンを選択すると、図9
5の315001プリンタ設定ウィンドウが起動され
る。また、313005プリンタ名リスト、31300
6プリンタ機種リストで、複数のプリンタが選択されて
いると、リスト表示の上から順番に選択されているプリ
ンタ分変更参照設定処理を繰り返す。つまり1つの変更
参照設定処理が終了すると、次の変更参照設定処理へ制
御が移動することを選択プリンタ数分繰り返す。
【0519】313010は、プリンタ設定処理で複製
設定処理を行う機能を提供するボタンである。このボタ
ンは313005プリンタ名リスト、313006プリ
ンタ機種リストが選択されているとき、このボタンは有
効となり選択可能となる。逆に313005プリンタ名
リスト、313006プリンタ機種リストが選択されて
いないときは、このボタンはハーフトーンの無効表示と
なり選択できない。このボタンを選択すると、図94の
314001プリンタ名設定ウィンドウが起動される。
また、313005プリンタ名リスト、313006プ
リンタ機種リストで、複数のプリンタが選択されている
と、リスト表示の上から順番に選択されているプリンタ
分複製設定処理を繰り返す。つまり1つの複製設定処理
が終了すると、次の複製設定処理へ制御が移動すること
を選択プリンタ数分繰り返す。またプリンタは1台のプ
リントサーバで16台までしか設定できないため、16
台を超えるプリンタの複製設定処理を行おうとすると、
不正設定用のメッセージウィンドウ図104の3240
01複製不可能ウィンドウを表示し設定を中断する。複
数複製設定処理の途中で16台の枠を超える場合は、1
7台目の設定部分で不正設定用のウィンドウを表示し、
処理を中断する。
【0520】313011は、プリンタ設定処理で削除
を行う機能を提供するボタンである。このボタンは31
3005プリンタ名リスト、313006プリンタ機種
リストが選択されているとき、このボタンは有効となり
選択可能となる。逆に313005プリンタ名リスト、
313006プリンタ機種リストが選択されていないと
きは、このボタンはハーフトーンの無効表示となり選択
できない。このボタンを選択すると、削除用のメッセー
ジウィンドウ図105の325001プリンタ削除ウィ
ンドウが表示され、313005プリンタ名リスト、3
13006プリンタ機種リストで選択されているプリン
タの削除を行う。313005プリンタ名リスト、31
3006プリンタ機種リストで、複数のプリンタが選択
されていると、リスト表示の上から順番に選択されてい
るプリンタ分削除を繰り返す。つまり1つの削除の処理
が終了すると、次の削除の処理へ制御が移動することを
選択プリンタ数分繰り返す。
【0521】313012は、プリンタ設定処理で名称
変更設定処理を行う機能を提供するボタンである。この
ボタンは313005プリンタ名リスト、313006
プリンタ機種リストが選択されているとき、このボタン
は有効となり選択可能となる。逆に313005プリン
タ名リスト、313006プリンタ機種リストが選択さ
れていないときは、このボタンはハーフトーンの無効表
示となり選択できない。このボタンを選択すると、図9
4の314001プリンタ名設定ウィンドウが起動され
る。また、313005プリンタ名リスト、31300
6プリンタ機種リストで、複数のプリンタが選択されて
いると、リスト表示の上から順番に選択されているプリ
ンタ分名称変更設定処理を繰り返す。つまり1つの名称
変更設定処理が終了すると、次の名称変更設定処理へ制
御が移動することを選択プリンタ数分繰り返す。
【0522】313013は、プリントサーバインスト
ーラの各ウィンドウの操作、設定手順、用語など説明を
行うウィンドウを起動するためのボタンである。また、
このボタンはビットマップによるグラフィック表現を利
用し、操作性の向上を図っている。
【0523】313014は、設定値を保存したまま3
13001プリンタ選択リストウィンドウを閉じ、プリ
ンタ設定処理を終了する機能を提供するボタンである。
このボタンを選択すると、図90の310001メニュ
ーウィンドウへ制御が戻る。313015は、設定値を
破棄して313001プリンタ選択リストウィンドウを
閉じ、プリンタ設定処理を終了する機能を提供するボタ
ンである。このボタンを選択すると、ユーザに確認を促
すために図97の317001設定中止ウィンドウが表
示される。
【0524】以下の図94を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0525】(1)プリンタ名設定ウィンドウ画面構成
とその機能 314001はプリンタ名設定ウィンドウである。この
ウィンドウは図93の313001プリンタ選択リスト
ウィンドウにおいて、313008新規作成ボタン、3
13010複製ボタン、313012名称変更ボタンを
選択したときに新規プリンタ名、複製先プリンタ名、新
プリンタ名を設定するために起動される。
【0526】314002はデフォルトプリンタ名、複
製元プリンタ名、現在のプリンタ名を表示するためのス
タティックコントロールである。47文字以内の英数で
表示される。表示されるプリンタ名は以下のようにな
る。新規作成設定処理時は”PRINTERxx”で、
xxは01から16である。このxxの割当方法は、既
存設定で使用されていない、つまり図93の31300
5プリンタリストに存在しないものの中で最も小さい数
を割り当てる。複製設定処理、名称変更処理時は図93
の313005プリンタリストもしくは313006プ
リンタ機種リストで選択されたプリンタ名である。ま
た、314002のスタティックコントロールの上のキ
ャプション表示(図では”現在のプリンタ名”)は各設
定処理により以下のように異なる。新規作成設定処理時
は”デフォルト新規作成プリンタ名”、複製設定処理時
は”複製元プリンタ名”、名称変更設定処理時は”現在
のプリンタ名”と表示される。
【0527】314003は新規作成プリンタ名、複製
先プリンタ名、新プリンタ名を設定するためのエディッ
トコントロールである。入力する文字は47文字以内の
英数である。デフォルト値として表示されるプリンタ名
は”PRINTERxx”で、xxは01から16であ
る。このxxの割当方法は、既存設定で使用されていな
い、つまり図93の313005プリンタリストに存在
しないものの中で最も小さい数を割り当てる。また、3
14002のエディットコントロールの上のキャプショ
ン表示(図では”新プリンタ名”)は各設定処理により
以下のように異なる。新規作成設定処理時は”新規作成
プリンタ名”、複製設定処理時は”複製先プリンタ
名”、名称変更設定処理時は”新プリンタ名”と表示さ
れる。
【0528】314004は、プリンタ名設定終了して
314001プリンタ名設定ウィンドウを閉じる機能を
提供する。新規作成設定処理時であれば、このボタンを
選択するとプリンタ名の値を保存し、図95の3150
01プリンタ設定ウィンドウに制御を移す。複製設定処
理、名称変更設定処理時であれば次のように動作する。
図93の313005プリンタ名リストまたは3130
06プリンタ機種リストで複数のプリンタ選択をしてい
ないか、複数選択した場合でも選択したプリンタ内最後
の設定処理であれば、プリンタ名の値を保存し、図93
の313003プリンタ選択リストウィンドウに制御を
戻す。それ以外つまりプリンタを複数選択し、かつその
設定処理が最後の設定処理でない場合は、プリンタ名を
保存し、再び314001プリンタ名設定ウィンドウを
表示する。そして選択されたプリンタの内、次に行うべ
きプリンタの各設定処理を繰り返す。また、もし設定し
たプリンタ名が既存プリンタ名として設定されているも
のであったとしたら、各設定処理において以下の警告用
のメッセージウィンドウを表示してユーザに注意を促
す。まず新規作成設定処理では図101の321001
新規作成中止ウィンドウが表示され、複製設定処理では
図102の322001複製中止ウィンドウが表示さ
れ、名称変更設定処理では図103の323001名称
変更中止ウィンドウが表示される。これらの警告用のメ
ッセージウィンドウで各設定処理の中止を示す、”了
解”を選択すると各設定処理は中断され設定していたプ
リンタ名は破棄される。
【0529】314005は、設定値を破棄して314
001プリンタ名設定ウィンドウを閉じる機能を提供す
るボタンである。このボタンを選択すると、新規作成設
定処理時にはユーザに確認を促すために、まず図99の
319001設定中止ウィンドウが表示され、図93の
313001プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻
す。複製設定処理、名称変更設定処理時であれば次のよ
うに動作する。図93の313005プリンタ名リスト
または313006プリンタ機種リストで複数のプリン
タ選択をしていないか、複数選択した場合でも選択した
プリンタ内最後の設定処理であれば、プリンタ名の値を
破棄しユーザに確認を促すために図99の319001
設定中止ウィンドウが表示され、図93の313001
プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻す。それ以外
つまりプリンタを複数選択し、かつその設定処理が最後
の設定処理でない場合は、プリンタ名を破棄しユーザに
確認を促すために図99の319001設定中止ウィン
ドウが表示され、再び314001プリンタ名設定ウィ
ンドウを表示する。そして選択されたプリンタの内、次
に行うべきプリンタの各設定処理を繰り返す。
【0530】以下の図95を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0531】(1)プリンタ設定ウィンドウ画面構成と
その機能 315001はプリンタ設定ウィンドウである。このウ
ィンドウは次の場合に起動される。第1に図93の31
3001プリンタ選択リストウィンドウにおいて、31
3008新規作成ボタンを選択し、図94の31400
1プリンタ名設定ウィンドウにおいて314003エデ
ィットコントロールで既存プリンタ名以外を設定し、3
14004設定終了ボタンを選択したときにプリンタ名
以外のプリンタパラメータ設定するために起動される。
第2に図93の313001プリンタ選択リストウィン
ドウにおいて、313009変更参照ボタンを選択した
ときにプリンタ名以外のプリンタパラメータ設定するた
めに起動される。このウィンドウではプリンタ設定で必
要不可欠なパラメータを設定する。その他のパラメータ
は次階層である送信タイプ設定ウィンドウで設定を行
う。
【0532】315002は現在設定中のプリンタ名を
表示するためのスタティックコントロールである。
【0533】315003は現在設定中のプリンタ機種
を設定するためのコンボボックスである。設定の変更は
コンボボックス右側の矢印部分を選択することで表示さ
れる、ポップアップ形式のリストからプリンタ機種を選
択することによって行われる。現在、選択できるリスト
は全部で6種類である。このリストは今後増やすことも
可能である。コンボボックス内にはデフォルトプリンタ
機種が表示されている。
【0534】315004は現在設定中のプリンタの出
力用紙のサイズを設定するためのコンボボックスであ
る。設定の変更はコンボボックス右側の矢印部分を選択
することで表示される、ポップアップ形式のリストから
用紙サイズを選択することによって行われる。現在、選
択できるリスト”A4”、”B5”の2種類である。こ
のリストは今後増やすことも可能である。デフォルト用
紙サイズとしては”A4”が表示されている。
【0535】315005は現在設定中であるプリンタ
において、ネットワークでの接続先を設定するための多
者択一ボタンである。2つのボタンの内、片方が選択さ
れるとボタンが押されたON状態となり、他方がそれに
連動して押されていないOFF状態となる。選択できる
接続先としては、プリントサーバマシンに対し直接接続
される”ローカル”接続、クライアントマシンを介して
接続される”リモート”接続の2種類である。デフォル
ト接続先としては”ローカル”がON状態となってい
る。また、このボタンはビットマップによるグラフィッ
ク表現を利用し、操作性の向上を図っている。
【0536】315006は現在設定中であるプリンタ
の接続ケーブル形状、つまりポートタイプを設定するた
めの多者択一ボタンである。2つのボタンの内、片方が
選択されるとボタンが押されたON状態となり、他方が
それに連動して押されていないOFF状態となる。選択
できるポートタイプとしては、”パラレル”ポート、”
シリアル”ポートの2種類である。デフォルトポートタ
イプとしては”パラレル”がON状態となっている。ま
たこのポートタイプはプリンタ機種に依存するパラメー
タであるため、プリンタ機種の選択によっては”パラレ
ル”か”シリアル”か一意に決定している場合がある。
この場合ユーザに選択を行わす必要がないため2つのボ
タンは無効表示する。ちなみにデフォルトプリンタ機種
ではパラレルポートしか使用できないため2つのボタン
は無効表示されている。さらにプリンタ機種に依存する
パラメータであるため、315002でプリンタ機種が
変更されたとき、315010デフォルトボタンが押さ
れたときには、常に連動してプリンタ機種に対応するデ
フォルト値に変更される。また、このボタンはビットマ
ップによるグラフィック表現を利用し、操作性の向上を
図っている。
【0537】315007は現在設定中であるプリンタ
の接続ポートのスロット番号を設定するための多者択一
ボタンである。4つのボタンの内、1つが選択されると
ボタンが押されたON状態となり、その他がそれに連動
して押されていないOFF状態となる。選択できるスロ
ット番号としては、パラレルポートの場合”1”、”
2”、”3”の3種類、シリアルポートの場合”
1”、”2”、”3”、”4”の4種類である。デフォ
ルトスロット番号としては両ポートとも”1”がON状
態となっている。またこのスロット番号はポートタイプ
に依存するパラメータであるため、ポートタイプが”パ
ラレル”の場合は”4”ボタンは無効表示する。このこ
とに関連して、もしスロット番号が”4”に設定されて
いる状態でポートタイプを”シリアル”から”パラレ
ル”に変更した場合は、警告用にメッセージウィンドウ
として図106の326001不正設定ウィンドウを表
示する。さらにプリンタ機種に依存するパラメータであ
るため、315002でプリンタ機種が変更されたと
き、315010デフォルトボタンが押されたときに
は、常に連動してプリンタ機種に対応するデフォルト値
に変更される。また、このボタンはビットマップによる
グラフィック表現を利用し、操作性の向上を図ってい
る。
【0538】315008は、現在設定しているプリン
タのさらに詳細なパラメータを設定した場合に、次の階
層である送信タイプ設定ボタンである。このボタンを選
択すると、図96の316001送信タイプ設定ウィン
ドウが起動される。また、このボタンはビットマップに
よるグラフィック表現を利用し、操作性の向上を図って
いる。
【0539】315009は、プリントサーバインスト
ーラの各ウィンドウの操作、設定手順、用語など説明を
行うウィンドウを起動するためのボタンである。また、
このボタンはビットマップによるグラフィック表現を利
用し、操作性の向上を図っている。
【0540】315010は、315004用紙サイ
ズ、315005プリンタ接続先、315006ポート
タイプ、315008スロット番号、および図96の3
16001送信タイプ設定ウィンドウの各設定パラメー
タのデフォルト値を、315003プリンタ機種に対応
して設定する機能を提供するボタンである。また、この
ボタンはビットマップによるグラフィック表現を利用
し、操作性の向上を図っている。
【0541】315011は、新規作成設定処理、変更
参照設定処理を終了して314001プリンタ設定ウィ
ンドウを閉じる機能を提供する。新規作成設定処理時で
あれば、このボタンを選択すると各プリンタパラメータ
を保存し、図93の313001プリンタ選択リストウ
ィンドウに制御を戻す。変更参照設定処理時であれば次
のように動作する。図93の313005プリンタ名リ
ストまたは313006プリンタ機種リストで複数のプ
リンタ選択をしていないか、複数選択した場合でも選択
したプリンタ内最後の設定処理であれば、各プリンタパ
ラメータの値を保存し、図93の313003プリンタ
選択リストウィンドウに制御を戻す。それ以外つまりプ
リンタを複数選択し、かつその設定処理が最後の設定処
理でない場合は、各プリンタパラメータを保存し、再び
315001プリンタ設定ウィンドウを表示する。そし
て選択されたプリンタの内、次に行うべきプリンタの変
更参照設定処理を繰り返す。
【0542】315012は、設定値を破棄して315
001プリンタ設定ウィンドウを閉じる機能を提供する
ボタンである。このボタンを選択すると、新規作成設定
処理時にはユーザに確認を促すために、まず図97の3
17001設定中止ウィンドウが表示され、図93の3
13001プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻
す。変更参照設定処理時であれば次のように動作する。
図93の313005プリンタ名リストまたは3130
06プリンタ機種リストで複数のプリンタ選択をしてい
ないか、複数選択した場合でも選択したプリンタ内最後
の設定処理であれば、プリンタパラメータを破棄しユー
ザに確認を促すために図99の319001設定中止ウ
ィンドウが表示され、図93の313001プリンタ選
択リストウィンドウに制御を戻す。それ以外つまりプリ
ンタを複数選択し、かつその設定処理が最後の設定処理
でない場合は、プリンタ名を破棄しユーザに確認を促す
ために図97の317001設定中止ウィンドウが表示
され、再び315001プリンタ設定ウィンドウを表示
する。そして選択されたプリンタの内、次に行うべきプ
リンタの変更参照設定処理を繰り返す。
【0543】以下の図96を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0544】(1)送信タイプ設定ウィンドウ画面構成
とその機能 316001は送信タイプ設定ウィンドウである。この
ウィンドウは図95の315001プリンタ設定ウィン
ドウにおいて、315008送信タイプボタンを選択し
たときに起動される。このウィンドウではプリンタ設定
で必要不可欠なもの以外のパラメータを設定する。必要
不可欠なパラメータは前階層であるプリンタ設定ウィン
ドウで設定を行う。
【0545】316002は現在設定中のプリンタの論
理割り込みレベルを設定するためのエディットコントロ
ールである。値の設定は次の2通りの方法がある。右側
の三角形上下ボタンで上を選択すれば値が上がり、下を
選択すれば値が下がる。また、キーボードによりエディ
ットコントロール内に直接入力も可能である。デフォル
ト値は図95の315003プリンタ機種により異な
る。さらに機種によっては割り込みレベルが固定な値で
あるものもある。この場合、エディットコントロールは
無効表示されている。ちなみにプリンタ機種がデフォル
ト値の場合デフォルト割り込みレベルは”7”である。
【0546】316003は現在設定中のプリンタのプ
リントバッファサイズを設定するためのエディットコン
トロールである。値の設定は次の2通りの方法がある。
右側の三角形上下ボタンで上を選択すれば値が上がり、
下を選択すれば値が下がる。また、キーボードによりエ
ディットコントロール内に直接入力も可能である。デフ
ォルト値は図95の315003プリンタ機種により異
なる。ちなみにプリンタ機種がデフォルト値の場合デフ
ォルト割り込みレベルは”3”である。
【0547】316004は現在設定中のプリンタに図
95の315006で”シリアル”ポートを選択した場
合に、その通信速度を設定するためのコンボボックスで
ある。設定の変更はコンボボックス右側の矢印部分を選
択することで表示される、ポップアップ形式のリストか
ら通信速度を選択することによって行われる。選択でき
るリスト”9600”、”4800”、”240
0”、”1200”、”600”、”300”の6種類
である。図95の315006で”シリアル”ポートを
選択した場合、デフォルト通信速度は”9600”が表
示されている。また、もし図95の315006で”パ
ラレル”ポートが選択されていると、コンボボックス内
には”設定不要”と表示される。
【0548】316005は現在設定中のプリンタに図
95の315006で”シリアル”ポートを選択した場
合に、そのデータビットを設定するための多者択一ボタ
ンである。4つのボタンの内、1つが選択されるとボタ
ンが押されたON状態となり、その他がそれに連動して
押されていないOFF状態となる。選択できるデータビ
ット値としては、”8”、”7”、”6”、”5”の4
種類である。図95の315006で”シリアル”ポー
トを選択した場合、デフォルトデータビット値は”8”
が表示されている。また、もし図95の315006
で”パラレル”ポートが選択されていると、このボタン
はハーフトーンの無効表示となる。さらに、このボタン
はビットマップによるグラフィック表現を利用し、操作
性の向上を図っている。
【0549】316006は現在設定中のプリンタに図
95の315006で”シリアル”ポートを選択した場
合に、そのストップビットを設定するための多者択一ボ
タンである。3つのボタンの内、1つが選択されるとボ
タンが押されたON状態となり、その他がそれに連動し
て押されていないOFF状態となる。選択できるデータ
ビット値としては、”1”、”1.5”、”2”の3種
類である。図95の315006で”シリアル”ポート
を選択した場合、デフォルトストップビット値は”1”
が表示されている。また、もし図95の315006
で”パラレル”ポートが選択されていると、このボタン
はハーフトーンの無効表示となる。さらに、このボタン
はビットマップによるグラフィック表現を利用し、操作
性の向上を図っている。
【0550】316007は現在設定中のプリンタに図
95の315006で”シリアル”ポートを選択した場
合に、そのパリティを設定するための多者択一ボタンで
ある。3つのボタンの内、1つが選択されるとボタンが
押されたON状態となり、その他がそれに連動して押さ
れていないOFF状態となる。選択できるパリティ値と
しては、”NONE”、”EVEN”、”ODD”の3
種類である。図95の315006で”シリアル”ポー
トを選択した場合、デフォルトパリティ値は”NON
E”が表示されている。また、もし図95の31500
6で”パラレル”ポートが選択されていると、このボタ
ンはハーフトーンの無効表示となる。さらに、このボタ
ンはビットマップによるグラフィック表現を利用し、操
作性の向上を図っている。
【0551】316008は現在設定中のプリンタに図
95の315006で”シリアル”ポートを選択した場
合に、そのX制御を設定するための多者択一ボタンであ
る。2つのボタンの内、片方が選択されるとボタンが押
されたON状態となり、他方がそれに連動して押されて
いないOFF状態となる。選択できるX制御値として
は、”YES”、”NO”の2種類である。図95の3
15006で”シリアル”ポートを選択した場合、デフ
ォルトX−ON/X−OFF値は図95の315003
プリンタ機種によって異なる。また、もし図95の31
5006で”パラレル”ポートが選択されていると、こ
のボタンはハーフトーンの無効表示となる。さらに、こ
のボタンはビットマップによるグラフィック表現を利用
し、操作性の向上を図っている。
【0552】316009は、プリントサーバインスト
ーラの各ウィンドウの操作、設定手順、用語など説明を
行うウィンドウを起動するためのボタンである。また、
このボタンはビットマップによるグラフィック表現を利
用し、操作性の向上を図っている。
【0553】316010は、316002割り込みレ
ベル、316003バッファサイズ316004通信速
度、316005データビット、316006ストップ
ビット、316007パリティ、316008X−ON
/X−OFFのデフォルト値を、図95の315003
プリンタ機種、315006ポートタイプに対応して設
定する機能を提供するボタンである。また、このボタン
はビットマップによるグラフィック表現を利用し、操作
性の向上を図っている。
【0554】316011は、新規作成設定処理、変更
参照設定処理を終了して314001プリンタ設定ウィ
ンドウを閉じる機能を提供する。このボタンを選択する
と各プリンタパラメータを保存し、図95の31500
1プリンタ設定ウィンドウへ制御を戻す。
【0555】315012は、設定値を破棄して315
001プリンタ設定ウィンドウを閉じる機能を提供する
ボタンである。このボタンを選択するとユーザに確認を
促すために、まず図97の317001設定中止ウィン
ドウが表示され、図95の315001プリンタ設定ウ
ィンドウへ制御を戻す。
【0556】以下の図97を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0557】(1)設定中止ウィンドウ画面構成とその
機能 317001は設定中止ウィンドウである。このウィン
ドウは以下の場合に起動される (a)図90の310001メニューウィンドウにおい
て、310009設定中止ボタンを選択したとき (b)図91の311001システム設定ウィンドウに
おいて、311007設定中止ボタンを選択したとき (c)図93の313001プリンタ選択リストウィン
ドウにおいて、313015設定中止ボタンを選択した
とき (d)図95の315001プリンタ設定ウィンドウに
おいて、315012設定中止ボタンを選択したとき (e)図96の316001送信タイプ設定ウィンドウ
において、316012設定中止ボタンを選択したとき 上記のようにこのウィンドウは、各設定ウィンドウにお
いて設定中止ボタンが押されたときの確認用のメッセー
ジウィンドウである。
【0558】317002は確認を了解した場合に選択
するボタンである。このボタンを選択すると以下のよう
に動作する。
【0559】(f)(a)で起動された場合、設定して
いたプリントサーバの全ての設定を破棄してインストー
ルマネ−ジャに制御が戻る (g)(b)で起動された場合、設定していたプリント
サーバのシステム設定を破棄して図90の310001
メニューウィンドウに制御が戻る (h)(c)で起動された場合、設定していたプリント
サーバの全プリンタ設定を破棄して図90の31000
1メニューウィンドウに制御が戻る (i)(d)で起動された場合、現在設定している1台
のプリンタ設定を破棄して図90の310001プリン
タ選択リストウィンドウに制御が戻る (j)(e)で起動された場合、現在設定している1台
のプリンタ設定の送信タイプ設定を破棄して図90の3
10001プリンタ設定ウィンドウに制御が戻る 317003は確認し、設定内容破棄を中止したい場合
に選択するボタンである。このボタンを選択すると以下
のように動作する。
【0560】(k)(a)で起動された場合、設定して
いたプリントサーバの全ての設定を破棄せずに図90の
310001メニューウィンドウに制御が戻る (l)(b)で起動された場合、設定していたプリント
サーバのシステム設定を破棄せずに図91の31100
1システム設定ウィンドウに制御が戻る (m)(c)で起動された場合、設定していたプリント
サーバの全プリンタ設定を破棄せずに図93の3130
01プリンタ選択リストウィンドウに制御が戻る (n)(d)で起動された場合、現在設定している1台
のプリンタ設定を破棄せずに図95の315001プリ
ンタ設定ウィンドウに制御が戻る (o)(e)で起動された場合、現在設定している1台
のプリンタ設定の送信タイプ設定を破棄せずに図96の
316001送信タイプ設定ウィンドウに制御が戻る 以下の図98を用いて、下記の項目について詳細を述べ
る。
【0561】(1)パスワード設定中止ウィンドウ画面
構成とその機能 318001はパスワード設定中止ウィンドウである。
このウィンドウは図92の312001パスワード設定
ウィンドウにおいて、312004取消ボタンを選択し
たときに起動される確認用のメッセージウィンドウであ
る。
【0562】318002は確認を了解した場合に選択
するボタンである。このボタンを選択すると、設定して
いたプリントサーバのパスワード設定を破棄して図93
の311001システム設定ウィンドウに制御を戻す。
【0563】318003は確認し、設定したパスワー
ド破棄を中止したい場合に選択するボタンである。この
ボタンを選択すると、設定していたプリントサーバのパ
スワードの設定を破棄せずに、図92の312001パ
スワード設定ウィンドウに制御を戻す。
【0564】以下の図99を用いて、下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0565】(1)プリンタ名設定中止ウィンドウ画面
構成とその機能 319001はプリンタ名設定中止ウィンドウである。
このウィンドウは図94の314001プリンタ名設定
ウィンドウにおいて、314005取消ボタンを選択し
たときに起動される確認用のメッセージウィンドウであ
る。
【0566】319002は確認を了解した場合に選択
するボタンである。このボタンを選択すると、設定して
いたプリンタのプリンタ名設定を破棄し、以下のように
制御を移す。新規作成設定処理時には、図93の313
001プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻す。複
製設定処理、名称変更処理時であれば次のように動作す
る。図93の313005プリンタ名リストまたは31
3006プリンタ機種リストで複数のプリンタ選択をし
ていないか、複数選択した場合でも選択したプリンタ内
最後の設定処理であれば、図93の313001プリン
タ選択リストウィンドウに制御を戻す。それ以外つまり
プリンタを複数選択し、かつその設定処理が最後の設定
処理でない場合は、図94の314001プリンタ名設
定ウィンドウに制御を移す。
【0567】319003は確認し、設定したパスワー
ド破棄を中止したい場合に選択するボタンである。この
ボタンを選択すると、設定していたプリンタのプリンタ
名の設定を破棄せずに、図94の314001プリンタ
名設定ウィンドウに制御を戻す。
【0568】以下の図100を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0569】(1)再入力誤りウィンドウ画面構成とそ
の機能 320001は再入力誤りウィンドウである。このウィ
ンドウは以下の時起動される、パスワード入力誤りを告
げるための警告用メッセージウィンドウである。まず、
図92の312001パスワード設定ウィンドウにおい
て、312002に図91の311003で指定したパ
スワードと違う値を入力し、312003終了ボタンを
選択した場合。次に、図92の312001パスワード
設定ウィンドウにおいて312002取消ボタンを選択
し、続いて表示される図99の319001パスワード
設定中止ウィンドウにおいて319003取消ボタンを
選択した場合である。
【0570】320002は警告内容を了解した場合に
選択するボタンである。このボタンを選択すると、設定
していたプリンタのパスワード設定が破棄され、図91
の311001システム設定ウィンドウに制御が戻る。
【0571】以下の図101を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0572】(1)新規作成中止ウィンドウ画面構成と
その機能 321001は新規作成中止ウィンドウである。このウ
ィンドウは新規作成設定処理時に図94の314001
プリンタ名設定ウィンドウにおいて、314003に既
存プリンタ名と同一名を設定し、314004終了ボタ
ンを選択したときに起動される警告用メッセージウィン
ドウである。
【0573】321002は警告を確認し、新規作成設
定処理を中止する場合に選択するボタンである。このボ
タンを選択すると、設定していたプリンタのプリンタ名
設定を破棄し、図93の313001プリンタ選択リス
トウィンドウに制御を戻す。321003は警告を確認
し、再度プリンタ名を設定し直したい場合に選択するボ
タンである。このボタンを選択すると、設定していたプ
リンタのプリンタ名の設定を破棄せずに、図94の31
4001プリンタ名設定ウィンドウに制御を戻す。
【0574】以下の図102を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0575】(1)複製中止ウィンドウ画面構成とその
機能 322001は複製中止ウィンドウである。このウィン
ドウは複製設定処理時に図94の314001プリンタ
名設定ウィンドウにおいて、314003に既存プリン
タ名と同一名を設定し、314004終了ボタンを選択
したときに起動される警告用メッセージウィンドウであ
る。
【0576】322002は警告を確認し、複製設定処
理を中止する場合に選択するボタンである。このボタン
を選択すると設定していたプリンタのプリンタ名設定を
破棄し、以下のように制御を移す。図93の31300
5プリンタ名リストまたは313006プリンタ機種リ
ストで複数のプリンタ選択をしていないか、複数選択し
た場合でも選択したプリンタ内最後の設定処理であれ
ば、図93の313001プリンタ選択リストウィンド
ウに制御を戻す。それ以外つまりプリンタを複数選択
し、かつその設定処理が最後の設定処理でない場合は、
図94の314001プリンタ名設定ウィンドウに制御
を移し、次のプリンタの複製設定処理を行う。
【0577】322003は警告を確認し、再度プリン
タ名を設定し直したい場合に選択するボタンである。こ
のボタンを選択すると、設定していたプリンタのプリン
タ名の設定を破棄せずに、図94の314001プリン
タ名設定ウィンドウに制御を戻す。
【0578】以下の図103を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0579】(1)名称変更中止ウィンドウ画面構成と
その機能 323001は名称変更中止ウィンドウである。このウ
ィンドウは名称変更設定処理時に図94の314001
プリンタ名設定ウィンドウにおいて、314003に既
存プリンタ名と同一名を設定し、314004終了ボタ
ンを選択したときに起動される警告用メッセージウィン
ドウである。
【0580】323002は警告を確認し、複製設定処
理を中止する場合に選択するボタンである。このボタン
を選択すると設定していたプリンタのプリンタ名設定を
破棄し、以下のように制御を移す。図93の31300
5プリンタ名リストまたは313006プリンタ機種リ
ストで複数のプリンタ選択をしていないか、複数選択し
た場合でも選択したプリンタ内最後の設定処理であれ
ば、図93の313001プリンタ選択リストウィンド
ウに制御を戻す。それ以外つまりプリンタを複数選択
し、かつその設定処理が最後の設定処理でない場合は、
図94の314001プリンタ名設定ウィンドウに制御
を移し、次のプリンタの名称変更設定処理を行う。
【0581】323003は警告を確認し、再度プリン
タ名を設定し直したい場合に選択するボタンである。こ
のボタンを選択すると、設定していたプリンタのプリン
タ名の設定を破棄せずに、図94の314001プリン
タ名設定ウィンドウに制御を戻す。
【0582】以下の図104を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0583】(1)複製不可能ウィンドウ画面構成とそ
の機能 324001は複製不可能ウィンドウである。このウィ
ンドウは複製設定処理時に16台を超える複製処理を行
うとしたとき、つまり17台目のプリンタを複製しよう
としたときに、複製が不可能なことを告げるための警告
用メッセージウィンドウである。
【0584】324002は警告内容を了解した場合に
選択するボタンである。このボタンを選択すると、設定
しようとしたプリンタの複製処理が中断され、図93の
313001プリンタ選択リストウィンドウに制御が戻
る。
【0585】以下の図105を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0586】(1)プリンタ削除ウィンドウ画面構成と
その機能 325001はプリンタ削除ウィンドウである。このウ
ィンドウは図93の313001プリンタ選択リストウ
ィンドウにおいて、313011削除ボタンが選択され
たときに起動される確認用メッセージウィンドウであ
る。
【0587】325002はメッセージを確認し、メッ
セージに記述されているプリンタを削除する場合に選択
するボタンである。このボタンを選択するとメッセージ
に記述されているプリンタの設定内容を破棄し、以下の
ように制御を移す。図93の313005プリンタ名リ
ストまたは313006プリンタ機種リストで複数のプ
リンタ選択をしていないか、複数選択した場合でも選択
したプリンタ内最後の設定処理であれば、図93の31
3001プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻す。
それ以外つまりプリンタを複数選択し、かつその設定処
理が最後の設定処理でない場合は、325001プリン
タ削除ウィンドウに制御を移し、次のプリンタの削除処
理を行う。
【0588】325003はメッセージに記述されてい
るプリンタを削除を中止したい場合に選択するボタンで
ある。このボタンを選択するとメッセージに記述されて
いるプリンタの設定内容を破棄されず、以下のように制
御を移す。図93の313005プリンタ名リストまた
は313006プリンタ機種リストで複数のプリンタ選
択をしていないか、複数選択した場合でも選択したプリ
ンタ内最後の設定処理であれば、図93の313001
プリンタ選択リストウィンドウに制御を戻す。それ以外
つまりプリンタを複数選択し、かつその設定処理が最後
の設定処理でない場合は、325001プリンタ削除ウ
ィンドウに制御を移し、次のプリンタの削除処理を行
う。
【0589】以下の図106を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0590】(1)不正設定ウィンドウ画面構成とその
機能 326001は不正設定ウィンドウである。このウィン
ドウは図95の315001プリンタ設定ウィンドウに
おいて、315007のスロット番号が”4”に設定さ
れている状態で、313006のポートタイプを”シリ
アル”から”パラレル”に変更した場合に起動される、
警告用にメッセージウィンドウである。その理由は、パ
ラレルポートではスロット番号を”1”から”3”まで
の範囲で設定しなければならないからである。
【0591】326002はメッセージを確認し、制御
を図95の315001プリンタ設定ウィンドウに戻す
ためのボタンである。このボタンを選択して戻った31
5001プリンタ設定ウィンドウの315006ポート
タイプ、315007スロット番号の選択状態は、32
6001不正設定ウィンドウが起動される前の状態、つ
まりポートタイプ”シリアル”、スロット番号”4”に
戻る。
【0592】以下の図107を用いて、下記の項目につ
いて詳細を述べる。
【0593】(1)設定終了警告ウィンドウ画面構成と
その機能 327001は設定終了警告ウィンドウである。このウ
ィンドウは図90の310001メニューウィンドウに
おいて、310009設定終了ボタンを選択したとき、
プリンタの設定が1台もされていない場合起動される、
警告用にメッセージウィンドウである。
【0594】327002はメッセージを確認し、制御
を図90の310001メニューウィンドウに戻すため
のボタンである。
【0595】プリントサーバインストーラGUIプログ
ラムについては、前述のファイルサーバインストーラG
UIプログラムと同様な処理を行うので、ここでは説明
を省略する。
【0596】以下にシステム・マネージャ プリントサ
ーバインストーラの内部データ構造および動作フローに
ついて述べる。まず内部データ構造について述べる。
【0597】図108はプリントサーバGUIプログラ
ムのブロック図を示したものである。プリントサーバG
UIプログラムにはパラメータ設定用の画面としてプリ
ントサーバメニュー画面(351004)、システム設
定画面(361004)、パスワード設定画面(362
007)、プリンタ選択リスト画面(361006)、
プリンタ名新規作成画面(370002)、プリンタ複
製画面(370006)、プリンタ名名称変更画面(3
70010)、プリンタ設定画面(371012)、送
信タイプ設定画面(375008)の9画面が存在し、
これらの画面が共有している共有リソース(35100
1)、共通プログラム(351002)、共有データ
(351003)にアクセスする。共有リソースとはビ
ットマップデータなどを指し、共通プログラムとは画面
上のボタン押下の際に使用されるプログラムなどを指
す。共有リソース、共通プログラムについてはファイル
サーバの内部データ構造の説明を参照されたい。図10
9から図112にプリントサーバ用の共有データ構造に
ついて示す。
【0598】図109はプリントサーバデータテーブル
の構造を示したものである。352001はプリントサ
ーバデータテーブル全体を示し、352002はプリン
トサーバ名、352003はプリントサーバパスワー
ド、352004はプリントサーバオペレータ名、35
2005にはプリントサーバユーザ名を保存する。ここ
でプリントサーバオペレータとはプリントサーバの管理
用コマンドを使用できる権限を持つ者であり、プリント
サーバユーザとは通常のプリントサーバの使用のみ許さ
れる者を示す。352006はこのプリントサーバに接
続されているプリンタ数を示す。352007および3
52008はそれぞれこのプリントサーバに接続されて
いるプリンタのインデックス番号およびプリンタ番号を
示す。プリンタインデックス番号は1から1台のプリン
トサーバに接続可能な最大プリンタ数まで最初の項目か
ら順に付けられる。そのそれぞれのプリンタインデック
ス番号に対して対応するプリンタ番号が設定される。プ
リンタ番号の意味については図110で、プリンタイン
デックス番号とプリンタ番号の関連については図111
において述べる。352009および352010はそ
れぞれキューインデックス番号およびキュー番号を示
し、それらの構造はプリンタインデックス番号とプリン
タ番号と同様であり、キュー番号の意味は図110で、
キューインデックス番号とキュー番号の関連は図111
で述べる。
【0599】図110はプリンタデータテーブルおよび
キューデータテーブルの構造を示す。図110(a)は
プリンタデータテーブルの構造を示す。353001は
プリンタデータテーブル、353002はプリンタ番号
を示す。プリンタ番号は1から接続可能な最大プリンタ
数まで最初の項目から順に付けられる。353003は
個々のプリンタに関連する各種データを持つプリンタデ
ータ構造体を示す。この構造体の各要素の内容を順次説
明する。353004はプリンタ機種名を示す。353
005はプリンタメーカ名を示す。353006はプリ
ンタ名を示し、これは個々のプリンタに対してユーザが
任意に設定可能である。353007はローカル接続か
リモート接続かのプリンタ接続先の種別を示す。353
008はパラレルかシルアルかのプリンタポートタイプ
の種別を示す。353009はプリンタポート番号を示
す。353010はプリンタの使用する割り込みベクタ
番号を示す。353011はプリンタバッファサイズを
示す。353012から353016までは35300
8のプリンタポートタイプがシリアルの場合にのみ意味
を持つデータであり、353012はBaud単位で示した
通信速度であり、353013はデータビット長、35
3014はストップビット長、353015はパリティ
種別(none,even,odd)、353016はX−ON/X
−OFF制御の有無を示す。353017はプリントジ
ョブがプリントアウトされる際にキューの変更に関して
用紙の変更をどのように行うかのプリントキューサービ
スモードを示したものであり、353018はプリント
アウトの際のプリントフォーム形式、353019はプ
リンタに関する環境変数名を示し、353020はプリ
ントサーバ上のプリントデータをプリンタに出力する際
にデータのコード変換を行うかどうかを指定するもので
あり、353021はA4サイズ、B5サイズなどの用
紙形式名を示し、353022は用紙長、353023
は用紙幅を示す。図111(b)はキューデータテーブ
ルの構造を示す。353024はキューデータテーブ
ル、353025はキュー番号を示す。キュー番号の設
定法はプリンタ番号の設定法と同様である。35302
6は個々のキューに関連する各種データを持つキューデ
ータ構造体を示す。この構造体の各要素の内容を順次説
明する。353027はキュー名であり、個々のユーザ
が任意に設定可能である。353028はキュー優先度
を示す。キュー優先度とはそのキュー中に存在するプリ
ントジョブの、他のキュー中のプリントジョブに対する
プリントアウトの際の優先度を示す。353029はキ
ューオペレータ名、353030はキューユーザ名を示
す。キューオペレータとはキューの管理用コマンドを使
用する権限を持つ者であり、キューユーザとは自分の持
つキューの操作のみ許される者のことである。
【0600】図111はプリンタ選択リスト画面におい
てプリンタ名に関して各種操作を行う際に使用される各
種テーブルの構造を示したものである。352001は
図109で示したプリントサーバデータテーブルであ
り、ここではプリンタインデックス番号およびプリンタ
番号の対応を示している。353001は図110で示
したプリンタデータテーブルである。354001はソ
ートテーブルであり、プリンタ選択リスト画面において
プリンタ名またはプリンタ機種名をキーにしてプリンタ
リストをソートする際に用いる。354002はプリン
タインデックス番号であり、1から接続可能最大プリン
タ数まで最初の項目から順に付けられる。354003
にはプリンタインデックス番号に対応するプリンタ名を
持つプリンタ番号を設定する。354004にはプリン
タインデックス番号に対応するプリンタ機種名を持つプ
リンタ番号を設定する。まずプリントサーバデータテー
ブル(352001)、プリンタデータテーブル(35
3001)、ソートテーブル(354001)の各テー
ブルの関連について述べる。プリンタ選択リスト画面に
おいてプリンタ変更参照処理(370004)またはプ
リンタ名名称変更処理(370010)が行われた場合
は指定されたプリンタ名に対応するプリンタ番号(35
3002)のプリンタデータ構造体(353001)の
データに関してのみ変更が加えられる。プリンタ選択リ
スト画面においてプリンタ名新規作成処理(37000
2)、プリンタ複製処理(370006)、プリンタ名
削除処理(370008)が行われた場合にはプリンタ
データ構造体(353003)そのものの新規作成、複
製、削除処理を伴う。この場合、新規作成、複製、削除
処理を行われたプリンタ構造体に対応するプリンタ番号
の管理を行う必要がある。このプリンタ番号の管理はま
ずソートテーブル(354001)で行われれる。ソー
トテーブルのプリンタ名、プリンタ機種名に対応するプ
リンタ番号(354003、354004)はあらかじ
め−1で初期化され、プリンタが新規作成されるごとに
対応するプリンタ番号を登録し、それぞれプリンタイン
デックス番号に対して昇順にソートされた状態で保存さ
れている。プリンタが新規作成、または複製されるごと
に有効なプリンタ番号の項目が1個ずつ増加し、削除さ
れるごとに1個ずつ項目が減少するが、項目が削除され
た場合にはその項目よりインデックス番号が下位(数字
の値が大)の項目を上位に移動し、有効な項目は常に上
位から詰めた状態で保存されるものとする。このように
ソートテーブル(354001)の要素の値を管理する
ことにより、プリンタ選択リスト画面においてプリンタ
のリストをプリンタ名またはプリンタ機種名でソートし
た状態で表示する場合にはこのソートテーブル中のプリ
ンタ名またはプリンタ機種名の列をプリンタインデック
ス番号順に従ってアクセスすればよい。この場合ソート
順が昇順の場合はインデックス番号を昇順にアクセス
し、ソート順が降順の場合はインデックス番号を降順に
アクセスすることになる。
【0601】次にプリントサーバデータテーブル(35
2001)におけるプリンタインデックス番号に対応す
るプリンタ番号は、ソートテーブル(354001)の
プリンタ名に関する列のプリンタ番号の値を、有効なプ
リンタ番号の項目数分そのままコピーする。ここでプリ
ントサーバデータテーブルのプリンタ番号の列(352
008)において無効な項目には−1を設定する。図1
11ではプリントサーバデータテーブルのプリンタ番号
の列およびソートテーブルのプリンタ名に対応するプリ
ンタ番号の列には共に5、4、6、2、1という順でプ
リンタ番号が設定されている。ここではプリンタ番号3
がこれらのテーブル中に含まれてはいないが、これはプ
リンタデータテーブル(353001)のプリンタ番号
3に対応するプリンタデータ構造体が実際には使用され
ていないことを示す。
【0602】また、項目選択テーブル(354005)
においては各プリンタ番号(354006)に対して、
そのプリンタ番号に対応するプリンタ名およびプリンタ
機種名の項目が選択されているか否かの情報を「選択の
有無」(354007)として保存する。例えば選択さ
れている場合には1を、選択されていない場合には0を
設定すればよい。ソートテーブル(354001)中に
記されていないプリンタ番号に関する「選択の有無」の
項目の値は無効となる。
【0603】このようにプリンタ番号を管理することに
より、プリンタが新規作成、複製、削除された場合にも
プリンタデータ構造体のデータ全体をコピーする必要が
なく、プリンタ番号の書き換え処理のみですむため処理
を軽減することができる。またここではプリンタに関す
るテーブルのみ示したがキューに関するテーブルも同様
に実現することができる。
【0604】図112はプリントサーバインストーラ用
パラメータ保存テーブルの一例としてプリンタ機種別使
用可能ポートタイプ表(355001)のデータ構造を
示したものである。ここではプリンタ機種番号(355
002)、プリンタ機種名(355003)、ポートタ
イプ(355004)の3個の項目が存在する。おのお
ののプリンタ機種番号(355002)にはそれぞれ唯
一のプリンタ機種名(355003)、およびポートタ
イプ(355004)が対応する。ここでポートタイプ
のデータの下位から1ビット目、2ビット目はそれぞれ
パラレルポート、シリアルポートをサポートしているか
否かを示す。例えば1ビット目が1の場合はパラレルポ
ートサポート有り、0の場合はサポート無しを示し、2
ビット目が1の場合はシリアルポートサポート有り、0
の場合はサポート無しを示す。
【0605】このようなデータ構造を持つことにより、
プリンタ設定画面においてプリンタ機種を一意に指定す
れば、そのプリンタ機種において使用可能なポートタイ
プを一意に定めることができる。そして指定された機種
において使用可能なポートタイプがパラレルポートのみ
であったならば、プリンタ設定画面においてパラレルま
たはシリアルのポートタイプ選択ボタンを無効表示し、
内部データとしてはポートタイプがパラレルであるとい
う情報を持つことにより、ユーザに対して画面上でポー
トタイプを選択するという無駄な処理を削除することが
できる。
【0606】このように、プリンタ機種またはその他の
パラメータに依存して各種パラメータの設定の不可、ま
たは設定範囲の変化が生じる場合にはそれらのデータの
関連をデータテーブルとして持つことにより、ユーザの
設定が必要な項目のみ設定可能とすることで、ユーザが
設定不要な項目を設定したり、また設定可能な範囲外の
値を設定したりすることを回避することができる。ま
た、プリンタ機種またはその他のパラメータの変化によ
り変化するパラメータのデフォルト値をあらかじめテー
ブル上に保存しておき、プリンタ機種などのパラメータ
の変更により自動的にデフォルト値を設定し直すという
処理を付け加えることにより、ユーザが画面上でパラメ
ータの設定を全く行わない場合にも、現在設定されてい
るパラメータの状況下において最も望ましいパラメータ
を設定することが可能となる。
【0607】次にプリントサーバインストーラの動作フ
ローの実施例を述べる。
【0608】以下の動作フローについてはMS−Win
dowsを用いた、ビットマップが添付されたプッシュ
ボタンの処理や複数のプッシュボタンのうちから1つの
ボタンの操作のみ有効にする多者択一ボタン処理、エデ
ィットコントロールに関する処理についてはすでにファ
イルサーバインストーラの動作フローの説明で述べてい
るため省略する。詳細はファイルサーバの動作フローの
説明を参照されたい。
【0609】図113はプリントサーバインストーラメ
ニュー画面の動作フローを示したものである。プリント
サーバインストーラメニュー画面がオープンされる場合
にはまず画面表示などの初期処理が行われ(36100
1)、次にユーザ入力待ちの状態となる(36100
2)。もしシステムボタンが押された場合には(361
003)、システム設定画面がオープンされる(361
004)。ここでボタンおよび設定画面の実現方法とし
ては例えばそれぞれMS−Windowsのプッシュボ
タンおよびダイアログボックスを用いて実現する。36
1004の詳細な動作フローは図114で説明する。も
しプリンタボタンが押された場合(361005)には
プリンタ選択リスト画面がオープンされる(36100
6)。361006の詳細な動作フローは図116で説
明する。設定読み込みの項目が選択された場合(361
007)には設定値をパラメータファイルからロードす
る(361008)。設定読み込みの項目の選択処理は
例えばMS−Windowsのコンボボックスを用いて
実現する。
【0610】設定終了ボタンが押された場合(3610
09)にはユーザに対してこの画面の設定を終了するか
どうかを再度確認させ(361010)、その上でユー
ザが終了すると答えた場合(361011)には画面終
了処理を行った(361016)後、終了する。設定を
終了するかどうか再度確認した場合においてユーザが終
了しないと答えた場合はユーザ入力待ちの状態(361
002)に戻る。ユーザ入力待ちの状態で設定中止ボタ
ンが押された場合(361012)には設定を中止する
かどうか再度確認し(361013)、ユーザが設定を
中止すると答えた場合(361014)には設定値の変
更が行われる前の設定値を復元し(361015)、画
面終了処理(361016)を行う。ユーザが設定を中
止しないと答えた場合は元のユーザ入力待ちの状態(3
61002)に戻る。
【0611】図114は図113のシステム設定画面
(361004)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まず画面表示などの初期処理が行われ(36200
1)、ユーザ入力待ちの状態(362002)になる。
もしプリントサーバ名の入力がある場合(36200
3)にはプリントサーバ名を更新する(36200
4)。またパスワード入力用のコントロールにおいてパ
スワードの変更があり(362005)、かつこのコン
トロールがフォーカスを失った場合(362006)に
はパスワード設定画面がオープンされる(36200
7)。パスワード設定画面の詳細な動作フローは図11
5に示す。このパスワード入力用のコントロールは例え
ばMS−Windowsのエディットコントロールを用
いて実現する。またデフォルトボタンが押された場合
(362008)には各項目にデフォルト値を設定する
(362009)。設定中止ボタンが押された場合の動
作については図113の361012ー361016の
動作と同様である。設定終了ボタンが押された場合(3
62015)は画面終了処理を行い(362014)、
処理を終了する。
【0612】図115は図114のパスワード設定画面
(362007)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まず初期処理を行い(363001)、ユーザ入力
待ちの状態に入る(363002)。ここでパスワード
の再入力がある場合(363003)には再入力された
パスワードを記憶する(363004)。「取消」ボタ
ンが押された場合(363005)にはパスワード設定
中止画面を表示する(363006)。パスワード設定
中止画面中には「取消」、「了解」の2つのボタンが存
在する。ここで「取消」ボタンが押された場合(363
007)にはユーザ入力待ちの状態(363002)に
戻り、「了解」ボタンが押された場合(363008)
にはパスワード設定中止画面を消去し、新たに再入力誤
り画面を表示する(363009)。再入力誤り画面に
は「了解」ボタンのみ存在する。ここで「了解」ボタン
が押された場合(363010)には、パスワードの再
入力が行われる以前の古いパスワードを、パスワードと
して再設定する(363011)。
【0613】ユーザ入力待ちの状態(363002)に
おいて終了ボタンが押された場合(363012)には
この画面において再入力されたパスワードと、図114
のシステム設定画面において設定されていたパスワード
が同一かどうか比較し(363013)、同一であった
場合には再入力されたパスワードを正式なパスワードと
して再設定する(363014)。再入力パスワードが
以前のパスワードと異なっていた場合には再入力誤り画
面を表示する(363009)。以後の動作はパスワー
ド設定中止画面において「了解」ボタンが押された場合
(363008)の後の動作と同様である。
【0614】図116は図113のプリンタ選択リスト
画面(361006)の詳細な動作フローを示したもの
である。まず初期処理を行い(364001)、ユーザ
入力待ちの状態になる(364002)。この画面にお
いてはプリンタ名およびそれに対応するプリンタ機種の
リストを表示する。ここでは例えばMS−Window
sのリストボックスを用いてこれらのリストを表示する
ことができる。ここでソート順選択ボタンが押された場
合(364003)にはその時点のソート順が昇順であ
った場合には降順に、降順であった場合には昇順へとプ
リンタ名またはプリンタ機種のソート順を逆転させる
(364004)。このソート順逆転処理の詳細につい
ては図117で示す。もしプリンタ名ソートボタンが押
された場合(364005)にはソートキーをプリンタ
名にし(364006)、各プリンタ名文字列の昇降順
によってプリンタリストをソートする。プリンタ機種ソ
ートボタンが押された場合(364007)にはソート
キーをプリンタ機種にし(364008)各プリンタ機
種名文字列の昇降順によってプリンタリストをソートす
る。またリストボックス中の項目がクリックされた場合
(364009)にはリストボックスクリック処理を行
う(364010)。このリストボックスクリック処理
の詳細については図119に示す。
【0615】プリンタ各種設定ボタンのいずれか(「新
規設定」、「変更参照」、「複製」、「削除」、「名称
変更」の5個のボタンが存在する。)が押された場合
(364011)にはプリンタ各種設定ボタンに関する
処理を行う(364012)。この処理の詳細について
は図122で示す。またプリンタ名リストボックスを水
平方向に移動させるための水平スクロールバーが操作さ
れた場合(364013)には水平スクロールバー処理
(364014)を行う。ここではMS-Windowsの水平ス
クロールバーを用いて実現した例を示す。この処理の詳
細は図120に示す。ユーザ入力待ちの状態においてこ
れらの操作が行われ、リストボックスの内容に関して変
更が行われるとリストボックスの再描画処理(3640
15)が行われる。この処理の詳細は図118で示す。
設定中止、設定終了ボタンが押された場合の操作は図1
14の362010−362015の動作フローと同様
である。
【0616】図117に図116のソート順逆転処理
(364004)の詳細な動作フローを示す。まずソー
ト順記憶フラグが昇順と記録されていた場合には降順に
変更して記録し、降順と記録されていた場合には昇順へ
とフラグを反転させて記録する(365001)。次に
ソート順選択ボタンを再描画する(365002)。こ
の際、ソート順が昇順であるならばソート順選択ボタン
の三角マークは下向きに描画され、ソート順が降順の場
合は三角マークは上向きに描画される。次にリストボッ
クス再描画処理が行われる(364015)。この処理
の詳細は図118に示す。
【0617】図118に、図116またはその他の図で
使用されているリストボックス再描画処理(36401
5)の詳細な動作フローを示す。プリンタ選択リスト画
面においては、プリンタ名、プリンタ機種のそれぞれの
リストを、例としてMS-Windowsのリストボックスを用い
て実現している。ここでまずプリンタ名、プリンタ機種
の各リストボックスの内容をリセットし、登録されてい
る項目があれば破棄する(366001)。次にソート
順の昇降順、およびソートキーがプリンタ名かプリンタ
機種かに従いソートテーブルからプリンタ番号を取得す
る(366002)。ここでソートテーブルとは図11
1の354001で示したテーブルである。そして取得
したプリンタ番号に対応するプリンタ名、プリンタ機種
をそれぞれ対応するリストボックスに登録する(366
003)。この際取得したプリンタ番号に対応する項目
が「選択状態」と指定されていた場合には(36600
4)、プリンタ名、プリンタ機種の両方のリストボック
スにおいて、取得したプリンタ番号に対応する項目を選
択状態にする(366005)。これはソートテーブル
(354001)から取得したプリンタ番号が選択状態
にあるかどうかの情報を項目選択テーブル(35400
5)を参照することにより取得し、それに従いこの操作
を行う。366002−366005の処理はソートテ
ーブル中に存在する全ての有効なプリンタ番号に関して
行う(366006)。
【0618】そしてリストボックス中において選択され
ている項目が存在しない場合には(366007)プリ
ンタ選択リスト画面中の「新規作成」ボタンのみ有効に
し、他の「変更参照」、「複製」、「削除」、「名称変
更」の4個のボタンは無効にする(366008)。リ
ストボックス中に選択されている項目が存在する場合に
は逆に「新規作成」ボタンを無効にし、他の4個のボタ
ンを有効にする(366009)。
【0619】図119に図116のリストボックスクリ
ック処理(364010)の詳細な動作フロ−を示す。
まずソートテーブル(354001)から有効なプリン
タ番号を取得する。そしてこのプリンタ番号に対応する
項目がリストボックス中において選択されているかどう
か調べ、もし選択されている場合(367002)には
項目選択テーブル(354005)の選択の有無を示す
エントリ(354007)に「選択」という情報(35
4005に示した例では1)を記録し(36700
3)、プリンタ番号が選択されていない場合にはこのエ
ントリに「非選択」という情報(354005に示した
例では0)を記録する(367004)。この処理をソ
ートテーブル中の全てのプリンタ番号に関して行う(3
67005)。その後、リストボックス再描画処理(3
64015)を行う。ここで367002においてプリ
ンタ番号に対応する項目がリストボックス中において選
択されているかどうか調べる場合には、クリックされた
のがプリンタ名のリストボックスかプリンタ機種のリス
トボックスかを検出し、クリックされた方のリストボッ
クスに関して選択状態を検査する必要がある。またこの
場合、変化した方の選択状態の情報が即座に項目選択テ
ーブルに記録され、次にリストボックスが再描画される
場合にはプリンタ名、プリンタ機種の両方のリストボッ
クスが、項目選択テーブルに記録されているプリンタ番
号の選択状態の情報にもとづいて描画される。このため
プリンタ名、プリンタ機種のリストボックスのうち片方
のリストボックスにおいて任意の項目をクリックすれば
他方のリストボックスのその項目に対応する項目も、そ
の項目の選択状態の変化に従い自動的に選択状態が更新
される。
【0620】図120、121に図116の水平スクロ
ールバー処理(364014)の詳細な動作フローを示
す。まず水平スクロールバーにおいて右端ボタンとサム
(スクロールバー中に表示される矩形)の中間領域がク
リックされた場合(368001)にはスクロールバー
の位置を5文字分右へ移動する(368002)。また
右端ボタンがクリックされた場合(368003)には
スクロールバーの位置を1文字分右へ移動する(368
004)。これらの処理を行うことによって(スクロー
ルバーの位置)を示す値が((最大文字列長)−(スク
ロールバーの長さ))より大きくなった場合には(スク
ロールバーの位置)を示す値に((最大文字列長)−
(スクロールバーの長さ))を設定する。(36800
5、368006)ここでボタンとサムとの中間領域、
またはサムをクリックした場合に移動させる(スクロー
ルバーの位置)の文字間隔はこの値が絶対的なものでは
なく、文字列長、またはリストボックスの長さなどに応
じて最も使い勝手のよい値を任意に設定すれば良い。
【0621】また、ここでいう(スクロールバーの位
置)とはリストボックスが保存することのできる文字列
に対して、画面上に表示されるリストボックスの最左端
の文字の位置を示すものである。ここでスクロールバー
をより右へ移動させようとした場合に上限値を((最大
文字列長)−(スクロールバーの長さ))に設定してい
るのは、ここまで(スクロールバーの位置)を右へ移動
させれば、リストボックス中の文字列の最右端まで表示
させることが可能だからである。
【0622】また水平スクロールバーの左端ボタンとサ
ムの中間領域がクリックされた場合、または左ボタンが
クリックされた場合においても同様な処理を行う。(3
68007−368010、369001−36900
2)。ここでは(スクロールバ−の位置)の下限値を0
に設定している。これは上限値を設定した理由と同様、
下限値を0に設定すればリストボックスの文字列の最左
端まで表示させることが可能だからである。またサムが
ドラッグ(マウスカーソルがサム上にある状態でマウス
ボタンを押下し、そのままマウスを移動させる。)され
た(369003)場合には、プログラム中から返され
た値をそのまま(スクロールバーの位置)に設定する
(369004)。このようにして得られた(スクロー
ルバーの位置)の値を水平スクロールバーの位置として
設定する(369005)。この後、リストボックスの
再描画処理(364015)を行う。この処理の動作フ
ローは図118に示してある。
【0623】図122に図116のプリンタ各種設定ボ
タンに関する処理(364012)の詳細な動作フロー
を示す。ここで図118の366007−366009
に示したように、画面上のリストボックスにおいて選択
されている項目が存在する場合にはプリンタ各種設定ボ
タンのうち「変更参照」、「複製」、「削除」、「名称
変更」のボタンが有効にされ、「新規設定」ボタンを無
効にされている。選択されている項目が存在しない場合
には逆に「新規設定」ボタンのみ有効となり、他の4個
のボタンは無効になっている。図122で示すボタン押
下の操作は有効であるボタンに関してのみ認識され、無
効であるボタンに関しては認識されない。
【0624】「新規作成」ボタンが押された場合(37
0001)にはプリンタ名新規作成処理が行われ(37
0002)、この処理の詳細な動作フローは図123に
示す。「変更参照」ボタンが押された場合(37000
3)にはプリンタ変更参照処理が行われ(37000
4)、この処理の詳細な動作フローは図124に示す。
「複製」ボタンが押された場合(370005)にはプ
リンタ複製処理が行われ(370006)、この処理の
詳細な動作フローは図125に示す。「削除」ボタンが
押された場合(370007)にはプリンタ名削除処理
が行われ(370008)、この詳細な動作フローは図
126に示す。「名称変更」ボタンが押された場合(3
70009)にはプリンタ名名称変更処理が行われ(3
70010)、この処理の詳細な動作フローは図125
とほぼ同様であり、図125との詳細な違いについては
図125の説明の際に合わせて述べる。
【0625】図123は図122のプリンタ名新規作成
画面(370002)の詳細な動作フローを示したもの
である。まず初期処理が行われ(371001)、ユー
ザ入力待ちの状態になる(371002)。新規作成プ
リンタ名が変更された場合(371003)には新規作
成プリンタ名を変更し(371004)、入力待ちの状
態に戻る。取消ボタンが押された場合(371005)
にはプリンタ名設定中止画面を表示する(37100
6)。プリンタ名設定中止画面には「了解」、「取消」
の2個のボタンが存在する。「了解」ボタンが押された
場合(371008)にはそのまま終了し、「取消」ボ
タンが押された場合(371007)にはユーザ入力待
ちの状態に戻る。ユーザ入力待ちの状態(37100
2)において終了ボタンが押された場合(37100
9)は既に設定されているプリンタ名の中に新規作成プ
リンタ名と同一のプリンタ名が存在するかどうか調べ
(371010)、存在しない場合には新規作成プリン
タ名を登録し(371011)、プリンタ設定画面を表
示し(371012)、終了する。新規作成プリンタ名
と同一のプリンタ名が存在する場合はプリンタ名新規作
成中止画面を表示する(371013)。プリンタ名新
規作成中止画面には「了解」、「取消」の2個のボタン
が存在し、「了解」ボタンを押した場合(37101
5)にはそのまま終了し、「取消」ボタンを押した場合
(371014)にはユーザ入力待ちの状態に戻る。ま
たプリンタ設定画面の詳細な動作フローは図127に示
す。
【0626】図124は図122のプリンタ変更参照処
理(370004)の詳細な動作フローを示したもので
ある。プリンタ選択リスト画面において選択されている
各々のプリンタ名において順次プリンタ設定画面(37
1012)を表示し、選択された全てのプリンタに関す
るプリンタ設定処理が終了すると(372001)、プ
リンタ変更参照処理を終了する。
【0627】図125は図122のプリンタ複製画面
(370006)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まず初期処理を行い(373001)、ユーザ入力
待ちの状態になる(373002)。もし複製先プリン
タ名が変更された場合(373003)には、変更され
た複製先プリンタ名を再設定する(373004)。プ
リンタ名の複製処理を行うプリンタ名設定画面において
「取消」ボタンが押された場合(373005)にはプ
リンタ名設定中止画面を表示する(373006)。こ
のプリンタ名設定中止画面においては「了解」、「取
消」の2個のボタンが存在する。「了解」ボタンが押さ
れた場合(373008)には、選択された全てのプリ
ンタに関する処理が終了したかをチェックし(3730
15)、選択されたプリンタ全てに関しての処理が終了
していない場合には新しく画面をオープンするため、画
面の初期処理(373001)から処理を再開する。プ
リンタ全てに関しての処理が終了した場合はそのままこ
の処理を終了する。「取消」ボタンが押された場合(3
73007)はユーザ入力待ちの状態に戻る。プリンタ
名設定画面において「終了」ボタンが押された場合(3
73009)には既にプリンタリスト中に存在するプリ
ンタ名の中に複製先プリンタ名と同一のものがないかチ
ェックし(373010)、同一のものが存在しない場
合には複製先プリンタ名を登録し(373011)、全
てのプリンタに関する処理が終了したかのチェックを行
う(373015)。もし同一のプリンタ名が存在する
場合にはプリンタ名複製中止画面を表示する(3730
12)。この画面には「了解」、「取消」の2個のボタ
ンが存在する。「了解」ボタンが押された場合(373
014)は選択された全てのプリンタ名に関する処理が
終了したかのチェックを行い、「取消」ボタンが押され
た場合(373013)はユーザ入力待ちの状態に戻
る。
【0628】図122のプリンタ名名称変更画面(37
0010)の詳細な動作フローは図125とほぼ同様で
ある。異なる点は373003、373004の複製先
プリンタ名に関する操作が名称変更後のプリンタ名の操
作になること、また373010の同一プリンタ名のチ
ェックが名称変更後のプリンタ名に関するチェックにな
る。この場合、名称変更後のプリンタ名が名称変更前の
プリンタ名と同一になった場合には既に同一プリンタ名
が設定されているとは判断しない。また、373011
の複製先プリンタ名の登録、373012のプリンタ名
複製中止画面の表示がそれぞれ新プリンタ名の登録、プ
リンタ名変更中止画面の表示になる。
【0629】図126は図122のプリンタ名削除処理
(370008)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まずプリンタ削除画面を表示する(37400
1)。この画面には「はい」、「いいえ」ボタンの2個
のボタンが存在する。「はい」ボタンが押された場合
(374002)には指定プリンタ名を削除し(374
003)、「いいえ」ボタンが押された場合(3740
04)は何もしない。選択された全てのプリンタに対し
てこの処理が終了すると(374005)、全体の処理
を終了する。
【0630】図127は図123のプリンタ設定画面
(371012)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まず初期処理を行い(375001)、ユーザ入力
待ちの状態に入る(375002)。ここでプリンタ機
種コンボボックスにおいて項目が変更された場合(37
5003)にはプリンタ機種を再設定する(37500
4)。また用紙サイズコンボボックスにおいて項目が変
更された場合(375005)には用紙サイズを再設定
する(375006)。「送信タイプ」ボタンが押され
た場合(375007)には送信タイプ設定画面をオー
プンする(375008)。この送信タイプ設定処理の
詳細な動作フローは図128において説明する。プリン
タ接続先のいずれかのボタンが押された場合(3750
09)にはプリンタ接続先を再設定する(37501
0)。ポートタイプのいずれかのボタンが押された場合
(375011)はポートタイプを再設定する(375
012)。スロット番号のいずれかのボタンが押された
場合(375013)にはスロット番号を再設定する
(375014)。デフォルトボタンが押された場合
(375015)には画面上の全項目についてデフォル
ト値を設定する(375016)。設定中止、設定終了
ボタンが押された場合以降の動作については図114の
362010−362015の処理と同様である。
【0631】図128は図127の送信タイプ設定画面
(375008)の詳細な動作フローを示したものであ
る。まず初期処理を行い(376001)ユーザ入力待
ちの状態に入る(376002)。ここで割り込みレベ
ルに関して入力があった場合(376003)には割り
込みレベルを再設定する(376004)。割り込みレ
ベルの入力処理の実現法としては例としてMS−Win
dowsのエディットコントロールとボタンを用い、エ
ディットコントロールには割り込みレベルの値を直接入
力できるユーザインターフェースを実現し、エディット
コントロールの右上と右下にエディットコントロール中
に示される値を増減させるための増加ボタンと減少ボタ
ンを設け、ボタンを押下することによってもエディット
コントロール中に示される値を増減させるインターフェ
ースを提供する方法が考えられる。このインターフェー
スの実現法はファイルサーバインストーラの動作フロー
の対応するものを参照されたい。ユーザ入力待ちの状態
においてバッファサイズに関して入力があった場合(3
76005)にはバッファサイズを再設定する(376
006)。この場合も割り込みレベルの設定と同様の方
式を用いてバッファサイズの値の設定を実現する。通信
速度コンボボックスにおいて項目が変更された場合(3
76007)には通信速度を再設定する(37600
8)。データビットのいずれかのボタンが押された場合
(376009)にはデータビットを再設定する(37
6010)。ここで例としてデータビットの設定値とし
て5、6、7、8ビットの4種類があった場合には画面
上に4個のボタンを設けその内の1個のボタンが常にO
Nであるようなユーザインタフェースを提供する。つま
りユーザがこれらのボタンの内の1個のボタンを押せば
それ以外のボタンは自動的にOFFになる処理を付け加
えなければならない。この動作フローに関してもファイ
ルサーバインストーラの説明を参照されたい。また、ス
トップビットのいずれかのボタンが押された場合(37
6011)はストップビットの値を再設定する(376
012)。また、パリティのいずれかのボタンが押され
た場合(376013)にはパリティを再設定する(3
76014)。X−ON/X−OFFのいずれかのボタ
ンが押された場合(376015)にはX−ON/X−
OFF制御を再設定する(376016)。デフォルト
ボタンが押された場合(376017)は画面上の全て
の項目についてデフォルト値を設定する(37601
8)。これらのストップビット、パリティ、X−ON/
X−OFFのボタンに関してもデータビットと同様な関
連ボタン相互の排他制御処理を持つことが必要である。
設定中止、設定終了ボタンに関する操作については図1
14の362010−362015の操作と同様であ
る。
【0632】ボタン用ビットマップについて システムマネージャGUI部のウィンドウを作成する際
に、ボタン用にビットマップのイメージを使用した。以
下ではボタン用ビットマップ状態変化と機能別分類につ
いて作成方法について述べる。図22のハードディスク
設定ウィンドウの図を例にビットマップについて説明す
る。ユーザボタンに文字や絵のビットマップを貼り付け
使用しているボタンは、図22のディスク番号(N)12
2001,122002,122003,12200
4,122005,122006,122007,12
2008,ハードウェア(O)122011,領域分割(P)
122013,122014,122015,OS(S)
122016,122017,容量(C)122018,
ヘルプ(H)122020,デフォルト(D)122021の
ボタンである。これに対して、設定終了(X)12202
2,設定中止(A)122023は、プッシュボタンとい
う。まず、ボタン用ビットマップを作成した理由とし
て、ビットマップ付きのユーザボタンとプシュボタンと
の違いを述べる。プッシュボタンでは、文字の表示のみ
であり、色や字体にも制限がある。また、ボタンを押さ
れたままの状態に表示しておくことができない。よっ
て、いくつかのボタンの中から1つを選択した後、どれ
が選択されているか見るのは困難である。このように、
2つ以上の項目から選択設定するのには敵していない。
これに対してビットマップ付きユーザボタンは自由な大
きさや色で文字や絵を表示することができる。よって、
122011,122016,122017,1220
18,122020,122021のように特別なボタ
ンや絵を表示したり、122001,122002,1
22003,122004,122005,12200
6,122007,122008や、122012,1
22013,122014,122015や、1220
16,122017のように幾つかのボタンから1つを
選択するボタンを作成することができる。またビットマ
ップを使用することにより、文字の色や絵を付けること
ができユーザにとって操作性がよくなる。以下これらの
ユーザボタンに使用されたビットマップの作成方法につ
いて述べる。
【0633】以下、図129を用いて下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0634】ボタン用ビットマップリソース名の状態部
一覧 ボタンに使用するビットマップは、図129に示す様に
ボタン1つあたり5枚のビットマップが必要となる。こ
の5つの状態の分類は<ボタンの状態>と<選択待ち状
態>によって分類される。<ボタンの状態>には、「押
されている」と「押されていない」と「無効」がある。
「押されている」はボタンが押されてへこんでいる様に
見える状態であり、現在選択されていることをしめす。
「押されていない」ボタンはボタンがでている状態のこ
とで選択可能であることをしめす。「無効」は無効なボ
タンであり平面的になっておりボタンの機能を持たな
い。選択不可能であることを示す。<選択待ち状態>は
「有」と「無」がありキー操作する際にそのボタンが設
定可能であるかどうかをしめす。「有」は現在選択待ち
状態にあり、決定キーによって設定可能である。以下こ
の状態のことを「入力フォーカス有」という。「無」は
キー操作する場合は、選択キーまたは移動キーによって
選択したいボタンへ<選択待ち状態>を移動しリターン
キーによって決定する。以下この状態を「入力フォーカ
ス無」という。マウスで操作する場合は入力フォーカス
の有無は関係なしに選択することができる。無効のボタ
ンについては常に「入力フォーカス無」の状態である。
状態1は押されていないボタンで入力フォーカス無の状
態である。この状態の名前を「of]と定義する。状態
2は押されていないボタンで入力フォーカス有の状態で
ある。この状態の名前を以下「off]と定義する。状
態3は押されているボタンで入力フォーカス無の状態で
ある。この状態の名前を以下「on]と定義する。状態
4は押されているボタンで入力フォーカス有の状態であ
る。この状態の名前を以下「onf]と定義する。状態
5は無効のボタンであり名前を「dis」と定義する。
ボタンの状態は、必ずこの5つの状態のどれかにあては
まる。実際に、それぞれのボタンがどのような図である
かは、以下図130、図131、図132、図133、
図134、図135で説明する。また図132と図13
5の416001、図131と図135の41600
2、図132と図135の416003、図133と図
135の416004、図134と図135の4160
05は同じものである。
【0635】以下、図130のボタン状態1を用いて下
記の項目について詳細を述べる。
【0636】名前of(入力フォーカス無、押されていな
いボタン)の定義 図130は入力フォーカス無、押されていないボタンの
全体図を示す。411001はビットマップの大きさを
示す線である。入力フォーカス無の時は、411002
に示す一番外側の1ドットラインを白にする。入力フォ
ーカスの内側に411003に示す1ドット幅の黒の枠
を付ける。これが、実際にはボタンの大きさに見える。
押されていないボタンは、411004に示す入力フォ
ーカスの内側の2ドット幅のライン上の上と左に白い影
を付ける。押されていないボタンは、411005に示
す入力フォーカスの内側の2ドット幅のライン上の下と
右に濃いグレーの影を付ける。411004と4110
05によってボタンが押されていない様に見える。41
1006に示すバックの色は、薄グレーに統一する。こ
れは、ボタンの一貫性のためと、見やすくするためであ
る。411007はボタンのなかに描かれている文字や
絵を示す。
【0637】以下、図131のボタンの状態2を用いて
下記の項目について詳細を述べる。
【0638】名前off(入力フォーカス有、押されてい
ないボタン)の定義 図131は入力フォーカス有、押されていないボタンの
全体図を示す。412001はビットマップの大きさを
示す線である。入力フォーカス有の時は、412002
に示す一番外側の1ドットラインを濃いグレーにする。
入力フォーカスの内側に412003に示す1ドット幅
の黒の枠を付ける。これが、実際にはボタンの大きさに
見える。押されていないボタンは、412004に示す
入力フォーカスの内側の2ドット幅のライン上の上と左
に白い影を付ける。押されていないボタンは、4120
05に示す入力フォーカスの内側の2ドット幅のライン
上の下と右に濃いグレーの影を付ける。412004と
412005によってボタンが押されていない様に見え
る。412006に示すバックの色は、薄グレーに統一
する。これは、ボタンの一貫性のためと、見やすくする
ためである。412007はボタンのなかに描かれてい
る文字や絵を示す。
【0639】以下、図132のボタンの状態3を用いて
下記の項目について詳細を述べる。
【0640】名前on(入力フォーカス無、押されている
ボタン)の定義 図132は入力フォーカス無、押されているボタンの全
体図を示す。413001はビットマップの大きさを示
す線である。入力フォーカス無の時は、413002に
示す一番外側の1ドットラインを白にする。入力フォー
カスの内側に413003に示す1ドット幅の黒の枠を
付ける。これが、実際にはボタンの大きさに見える。押
されているボタンは、413004に示す入力フォーカ
スの内側の2ドット幅のライン上の上と左に濃いグレー
の影を付ける。413004によってボタンが押されて
いる様に見える。413005に示すバックの色は、薄
グレーに統一する。これは、ボタンの一貫性のためと、
見やすくするためである。413006はボタンのなか
に描かれている文字や絵を示す。押されているボタンの
文字や絵(413006)は、押されていないボタンの
文字や絵(411007、412007)を右と下に1
ビットずつずらす。これによってボタンが移動したよう
に見える。
【0641】以下、図133のボタンの状態4を用いて
下記の項目について詳細を述べる。
【0642】名前onf(入力フォーカス有、押されてい
るボタン)の定義 図133は入力フォーカス有、押されているボタンの全
体図を示す。414001はビットマップの大きさを示
す線である。入力フォーカス有の時は、414002に
示す一番外側の1ドットラインを濃いグレーにする。入
力フォーカスの内側に414003に示す1ドット幅の
黒の枠を付ける。これが、実際にはボタンの大きさに見
える。押されているボタンは、414004に示す入力
フォーカスの内側の2ドット幅のライン上の上と左に濃
いグレーの影を付ける。414004によってボタンが
押されている様に見える。414005に示すバックの
色は、薄グレーに統一する。これは、ボタンの一貫性の
ためと、見やすくするためである。414006はボタ
ンのなかに描かれている文字や絵を示す。押されている
ボタンの文字や絵(414006)は、押されていない
ボタンの文字や絵(41007、412007)を右と
下に1ビットずつずらす。これによってボタンが移動し
たように見える。
【0643】以下、図134のボタンの状態5を用いて
下記の項目について詳細を述べる。
【0644】名前dis(無効なボタン)の定義 図134は無効なボタンの全体図を示す。415001
はビットマップの大きさを示す線である。415002
に示す一番外側の1ドットラインを白にする。入力フォ
ーカスの内側に414003に示す1ドット幅の濃いグ
レーの枠を付ける。これが、実際にはボタンの大きさに
見える。無効のボタンは影をつけない。このことによっ
て、平面的に見え使用不可能であることがわかる。41
5004に示すバックの色は、薄グレーに統一する。こ
れは、ボタンの一貫性のためと、見やすくするためであ
る。415005はボタンのなかに描かれている文字や
絵を示す。無効なボタンの文字や絵(415005)
は、押されていないボタンの文字や絵(411007、
412007)を右と下に1ビットずつずらす。無効の
ボタンはモノトーンにし、使用不可能であることを分か
りやすくする。
【0645】以下、図135を用いて下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0646】ボタン状態変化一覧 以上の定義をもとに図135に示すような、5つのビッ
トマップによってそのボタンの状態を判断することがで
きる。名前との対応は、図129に示す通りである。of
(入力フォーカス無、押されていないボタン)は416
001、off(入力フォーカス有、押されていないボタ
ン)は416002、on(入力フォーカス無、押されて
いるボタン)は416003、onf(入力フォーカス
有、押されているボタン)は416004、dis(無効
なボタン)は416005である。ボタンは以上の5つ
のどれかに当てはまる。影の付け方は、左上から光があ
てられている状態でつけている。これは一般的に、右手
でペンを持ち机の左前に光源を置くことをもとにして作
成した。この状態で影を付けると最も自然にみえる。押
されていないボタン416001 416002は、入
力フォーカスの内側の上と左に白い影、下と右に濃いグ
レーの影を付ける。これによって、ボタンが押されてい
ない様に見える。押されているボタン416003 4
16004は、入力フォーカスの内側の上と左に濃いグ
レーの影を付ける。これによって、ボタンが押されてい
るように見える。無効のボタン416005は影を付け
ない。このことによって平面的に見え、無効であること
がわかりやすくなっている。
【0647】以下、図136を用いて下記の項目につい
て詳細を述べる。
【0648】図136はボタンが押された時、文字や絵
を右と下に1ビットずらしていることを、説明してい
る。417001は入力フォーカスなし押されていない
ボタンであり、417002、417003は入力フォ
ーカス無押されているボタンである。417002と4
17003のボタンは、全く同じである。これは上下左
右のずれを説明するためである。以下の説明について
は、入力フォーカス有の場合も同様とする。41700
4は押されていないボタンに書かれている文字や絵とす
る。417005と417006は押されているボタン
の文字や絵とする。
【0649】ここでは例として、文字「I」として、説
明する。417007で示すように、417005は4
17004より下にずれていることが分かる。この幅を
aとする。同様に417008に示すように41700
6は417004より右にずれていることがわかる。こ
の幅もaとなる。実際には、a=1ビットとしてあるの
で、文字や絵は下と右へ1ビットずらすことになる。つ
ぎに417009と417010は4aとなる。これら
の内訳は417011と417012の入力フォーカス
がaで、417013と417014のボタンの枠の幅
がaで、417015と417016のボタンの影の部
分が2aである。これらも実際にはa=1ビットとして
あるので、入力フォーカス1ビット、ボタンの枠の幅が
1ビット、影の部分が2ビットである。以上で述べた値
に関しては、比率は常に一定である。aを変数とする
と、417007と417008はa、417009と
417010は4a、417011と417012は
a、417013と417014はa、417015と
417016は2aという値をとる。
【0650】以下、図137を用いてボタンの断面図を
説明する。418001は入力フォーカスなし押されて
いないボタン、418002は入力フォーカス無押され
ているボタンである。418001の断面図は4180
03である。418006の入力フォーカスと4180
07ボタンの枠線の部分は水平でありこれより、ボタン
の文字や絵がかかれている418010の面は上にあ
る。よって418009の影の部分は斜めになってい
る。418002の断面図は418004である。41
8012の入力フォーカスと418013ボタンの枠線
の部分は水平でありこれより、ボタンの文字や絵がかか
れている418015の面は下にある。よって4180
014の影の部分は斜めになっている。上記の図136
で述べたように、418014をaとすると、4180
13と418005と418011は4a、41800
6と418007と418012と418013はa、
418009と418014は2aという比になる。
【0651】つぎに、図138について、説明する。4
19001は押されていないボタンであり、図137で
説明した通りである。419002は無効のボタンであ
り、断面図は419004である。ボタンは、入力フォ
ーカスの高さに平らになっている。無効のボタンの文字
や絵の位置は押されたボタンの文字や絵の位置と同じな
ので、419012をaとすると、419010と41
9011は4a、419007と419008と419
009は2a、419005と419006はaという
比になる。
【0652】図139を用いて、押されているボタンが
押されていないボタンよりaだけ右と下にずらした理由
について説明する。図137で述べたように、4190
02は押されていないボタンの断面図であり、4190
03は押されているボタンの断面図である。42000
4を視点の位置とすると、ボタンが押されている様に見
えるには420005のずれが生じる。これは視覚的な
もので、左上から光をあてていることからも、右下に4
20005だけずらすのが最も自然に見える。ボタンの
真上から見ると過程すると、このずれは全く生じなくな
るがそれでは、ボタンが押されているということを判断
しずらくなる。次に420005の幅であるが、検討の
結果420007のボタンの影の幅の半分が適当であ
る。よって420005をaとすると、420008の
入力フォーカスの幅もa、420009のボタンの枠の
幅もaとなる。また、420007の影の部分は2aと
なる。実際にはa=1ビットで作成しているので、押さ
れているボタンの文字や絵は押されていないボタンの文
字や絵を1ビット右と下にずらしている。
【0653】図140、図141はボタンの大きさをも
とに、機能別に分類した図である。使用個所のFWPの
分類については、Fはファイルサーバであり、Wはワー
クステーションであり、Pはプリントサーバで使用され
ているものである。備考欄には使用画面と使用目的をあ
げてある。この図により、ボタンの機能によって、大き
さや種類が異なることがわかる。
【0654】ボタン用ビットマップ作成時における注意
事項。
【0655】ボタン作成時において、全てのボタンに一
貫性を持たせることが、必要である。よって全てのボタ
ンに統一している注意事項を以下に個条書で述べる。
【0656】(1)ボタンそれ自体で機能を表すようにす
る。
【0657】(2)ボタンの下にタイトルがつく場合は、
ボタンの中に字を書く必要はない。
【0658】(3)文字の書体や絵や色など、一貫性を持
たせる。明らかに一貫性を欠くものは、 ユーザに対
してマイナスの印象を与える。
【0659】(4)ボタンの外側4ビットは一貫性を持っ
ており、必ず、白、グレー、黒の影をおとしてある。
【0660】(5)ボタンのサイズは、図140 図141
に示す通り種類と使用目的によって一貫性を持たせる。
【0661】ビットマップの文字や絵についての注意事
項 ビットマップは図140、図141に示すように下記の
3つに分類される。
【0662】1. 文字のみのビットマップ(無印) 2. 絵のみのビットマップ(○) 3. 絵と文字のビットマップ(●) それぞれのボタン用ビットマップ作成時における注意事
項を個条書で述べる。
【0663】1. 文字のみのビットマップ(無印) (1) フォントは基本的に Helvetica が読みやすい。
【0664】(2) 押されていないボタンの文字の色は黒
にする。
【0665】(3) 押されているボタンの文字の色は明る
い緑にする。これによって選択されているボタンが分か
りやすくなっている。
【0666】(4) 無効のボタンの文字の色は濃いグレー
にする。
【0667】(5) バックの色は薄いグレーに統一する。
【0668】(6) 押されているボタンと無効なボタンの
文字は、押されていないボタンの文字を右と下に1ビッ
トずつずらす。
【0669】2. 絵のみのビットマップ(○) (1) 押されているボタンの絵は押されていないボタンの
絵を右と下に1ビットずつずらす。この時、色は全く同
じである。これによってボタンを押したように見える。
【0670】(2) 無効のボタンは押されているボタンの
絵の色をモノトーンにする。これによって使用不可能な
ボタンであることが分かり易くなっている。
【0671】(3) ビットッマップを少しでもリアルに見
せたければ、多少なりとも蔭が必要である。絵の場合は
この陰が重要な役割をする。
【0672】(4) 基本的に16色で作成するので、濃い目
の色を蔭に、薄めの色を地の色にすれば一応蔭になる。
【0673】(5) グレー系の場合は、白、薄いグレー、
濃いグレー、黒という 4段階の蔭がつけられる。
【0674】(6) コントラストを強くすると、メタリッ
クな感じになる。コントラストを強くするためには、白
の部分を多めにする。
【0675】(7) 金色っぽく見せるには、白、黄色、濃
い黄色、黒などうまく使用する。
【0676】(8) うまくタイルパターンを使うと中間色
がでる。タイルパターンの使い方のよりその色の濃さを
調節できる。
【0677】(9) 赤や緑を使うのは、ユーザの注意を引
くため視野の周辺部分ではなく中央部分にするべきであ
る。
【0678】(10)視野の周辺部分では青、黒、白、黄色
を使う。網膜は、外縁部分でもこれらの色に対して敏感
である。
【0679】(11)青は大きな領域のために使うべきで、
テキスト タイプ、細い線、小さな形で使わないように
する。網膜の中の色彩感覚器官の数は青に敏感なものが
最も少なく、網膜の中央部には特に少ない。青は背景色
に適している。
【0680】(12)色の持つ意味を使う時は、十分な注意
が必要である。特に文化が異なる場合はその色の持つ意
味が異なる。
【0681】3. 絵と文字のビットマップ(●) (1) ボタンの下にタイトルがない場合、ボタンそれ自体
で機能を示す様にする。ユーザが分かりやすいボタンを
作成するために絵と文字のビットマップが必要となる。
【0682】(2) 上記の 1 文字のみのビットマップ
(無印)と 2 絵のみのビットマップ(○)の注意事項
をもとにして作成する。ボタンの種類によって文字と絵
のバランスを統一する。
【0683】図142を用いて、サイズの異なるボタン
の作成方法についてのべる。
【0684】433001と433002と43300
3と433004はそれぞれサイズの異なるボタンであ
る。それぞれのサイズは、横×縦(ドット)が43300
1は16×12、433002は24×24、4330
03は32×32、433004は44×24である。
ところがボタンの周りの部分はボタンのサイズに関係な
く統一している。これについてはサイズが40×40、
48×40、48×48、80×40についても同等で
ある。それぞれのボタンの入力フォーカスの部分433
005、433006、433007、433008、
433009がaとすると、ボタンの枠の幅43301
0、433011、433012、433013、43
3014がaとなり、ボタンの影の部分433015、
433016、433017、433018、4330
19が2aという比率になっている。これはボタンのサ
イズが異なってもボタンの高さを全て統一するためであ
る。極端に大きなボタンや小さなボタンを作成する時
は、影の幅を変更したほうがよい場合もある。
【0685】図143を用いて、曲線の表示について述
べる。
【0686】以下例として「8」という文字で説明する
が、絵の場合も曲線の表示の場合は同様である。ビット
マップで「8」という文字を表示する場合、押されてい
ないボタンは黒で表示すると定義した。その通りに表示
すると434001となる。ところが、特に小さなボタ
ンについては、曲線の部分を黒の矩形の組合せで表示す
るのは困難である。そこで文字の色とバックの色の中間
色を使用する。ここでは、文字の色が黒で、バックの色
が薄いグレーなので、濃いグレーを使用することにす
る。これを434004とし、黒い矩形を434003
とする。434002は特に曲線の丸みのある部分を濃
いグレーにする。これらの作業によって、より自然な曲
線を得ることができる。
【0687】図144を用いて中間色の表示について説
明する。
【0688】中間色は2色の色を自然に変化させ、絵を
よりリアルに見せるために使用する。図144では白4
35001と黒435005を例に説明する。立体的な
物をビットマップで表示するときその面によって、多少
の明暗をつけたい時がある。ところが、使用できる色は
16色なので、中間色をだすのは困難である。よって、
435002、435003、435004、という様
に表示することによって中間色を作る。このようにする
と、2色の色を自然に変化することができる。
【0689】以下図145、図146、図147、図1
48を用いて下記の項目について、詳細を述べる。
【0690】鮮やかな色の文字の影の付け方 上記で述べた様にボタン上に文字が書かれている時の文
字の色は、押されていないボタンの文字の色は黒であ
り、押されているボタンの文字の色は鮮やかな緑であ
り、無効のボタンの文字の色はグレーにしてある。これ
は、選択可能なボタンと現在選択されているボタンと無
効なボタンの区別をしやすくするためである。押されて
いるボタンを鮮やかな緑にしたのは、使用できる16色
のなかで、文字の色に敵しているカラー色はユーザの注
意を引く赤や緑であり、赤はユーザにとってマイナスの
イメージがあるので、緑にした。しかし、鮮やかな色の
文字や線を表示すると、図145、図146に示す様に
にじんで見えにくくなる。図145は文字が鮮やかな色
の場合の影なしボタンのフォーカスなしであり、図14
6は文字が鮮やかな色の場合の影なしボタンのフォーカ
スありである。そのために鮮やかな色の文字を使用する
場合は、黒や濃いグレーの影が必要である。そこで、文
字の色が鮮やかな時は、文字を見やすくするために、特
別な作業が必要である。図147は on フォーカス無押
されているボタンであり、図148は onfフォーカス有
押されているボタンである。ボタンに文字が書かれてい
るとき、押されているボタンでは文字の色は明るい緑で
ある。例として、「I」という文字の場合について述べ
る。図147、図148の443001、444001
の部分である。まず、文字の右と下に1ビットの黒の線
を付ける。443002、443003、443004
と444002、444003、444004である。
つぎに、鮮やかな緑の文字と黒い影のまわり全体に1ビ
ットの濃いグレーの影をつける。443004と444
004である。これらの影によって、図147、図14
8は全く影を付けない場合の図145と図146より文
字が読みやすくなる。
【0691】以上述べてきたようなボタンを使用するこ
とで以下のような効果が望める。
【0692】ボタンに影を付け、画面上のボタンを疑似
立体的に見せることで表示上での現実性を表現し、ボタ
ン操作者に疑似立体感覚を提供する。
【0693】ボタン表示を状態変化に合わせて変更する
ことにより、実際に操作者がボタンを操作している感覚
を疑似的に提供すると共に、現在の選択状態、項目を一
目で認識可能にする。
【0694】ファイルサーバインストーラ(AUTO
部)(以下FS_AUTOと記述する)は、ファイルサ
ーバインストーラ(GUI部)により作成されたパラメ
ータファイルの内容に従い、NetWareのインスト
ールを自動実行する。
【0695】以上のような処理を、以下図149、図1
50、図151、図152、図153、図154を用い
て、下記の項目について詳細を述べる。
【0696】1.FS_AUTO自動実行処理 FS_AUTOの起動は、501001に示すように、
まず対象機器をMS-DOS環境で立ち上げる。次に、ドライ
ブAにSYSMAN_AUTOディスクをセットし、キ
ーボードよりコマンド”FSINST”を入力する。
【0697】501001の方法による起動により、画
面に501002を表示する。この時、SYSMAN_
AUTOディスクにFS_AUTOの起動に必要なファ
イルが揃っていない場合は、画面に501005のよう
な不足ファイルのメッセージを表示し、オペレータから
の終了確認を待つメッセージ501006を表示し、オ
ペレータの確認を待つ。オペレータが終了を確認し、`
確認`を入力するとFS_AUTOは終了する。
【0698】501002を表示し、FS_AUTOが
正常に起動すると、画面に初期画面501003のメッ
セージを表示する。この際、501004によりオペレ
ータに指示を促す。インストールの続行を指示する場合
は、ドライブAにSYSMAN_PARディスクをセッ
トして、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0699】501004により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSMAN_PARディ
スクでない場合は、メッセージ501007を表示し、
ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは50
1008に従い、インストールを続行する場合は、ドラ
イブAにSYSMAN_PARディスクをセットして、
`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`キャン
セル`を入力する。
【0700】ドライブAにセットされたSYSMAN_
PARディスクにパラメータファイルがない場合は、メ
ッセージ501009を表示し、ディスクの交換をオペ
レータに促す。オペレータは501010に従い、イン
ストールを続行する場合は、ドライブAにSYSMAN
_PARディスクをセットして、`続行`を入力する。
終了を指示する場合は、`キャンセル`を入力する。
【0701】501004を表示後、正常にSYSMA
N_PARディスクがセットされると、501011の
ファイルサーバ一覧を表示する。この際、表示するファ
イルサーバが一つしかない場合は、501011を表示
せず、501013を表示する。
【0702】501011を表示後、501012を表
示し、オペレータにファイルサーバの選択を促す。オペ
レータはインストールするファイルサーバを選択し、`
選択`を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセ
ル`を入力する。
【0703】FS_AUTOはオペレータにファイルサ
ーバを選択されると、パラメータファイルの内容を確認
する。内容に不備がある場合は、メッセージ50101
5を表示し、オペレータに確認を指示する。オペレータ
は確認したなら、`確認`を入力する。FS_AUTO
は初期画面である501003を表示し、以下、上記処
理に戻る。
【0704】ファイルサーバを選択またはパラメータフ
ァイル内にファイルサーバが一つしかない場合は501
013を表示し、パラメータの確認をオペレータに促
す。オペレータは内容を確認し、インストールを続行す
る場合は、`YES`を入力する。選択したファイルサ
ーバをインストールしたくない場合は、`NO`を入力
すると、FS_AUTOは初期画面である501003
を表示し、以下、上記処理に戻る。
【0705】FS_AUTOは、オペレータに`YES
`を入力されたなら、メッセージ502001を表示
し、パラメータファイル使用を記録するために、SYS
MAN_PARディスクに書き込みを行う。この際、S
YSMAN_PARディスクがライトプロテクトされて
いると、メッセージ502003を表示し、オペレータ
に注意を促す。オペレータは、502004に従い、イ
ンストールを続行する場合は、ライトプロテクトをはず
し、`続行`を入力する。初期画面50103に戻る場
合は、`キャンセル`を入力する。
【0706】FS_AUTOは、パラメータファイル使
用の記録を終了したなら、メッセージ502002を表
示する。
【0707】502002表示後、ハードディスクにす
でにDOS領域が存在する場合は、502005を表示
し、ハードディスクのバックアップをオペレータに促
す。オペレータは502006に従い、バックアップを
行う場合は、`する`を入力する。また、バックアップ
を行わない場合は、`しない`を入力する。
【0708】502006で`する`を選択し、バック
アップするDOS領域が複数ある場合は、502007
を表示し、バックアップするディレクトリィの選択をオ
ペレータに促す。オペレータは502008に従い、バ
ックアップするディレクトリィを選択し、`選択`を入
力する。バックアップを行わず、インストールに戻る場
合は、`終了`を入力する。
【0709】502006で`する`を選択し、バック
アップするDOS領域が一つの場合は、502007を
表示せず、メッセージ502009を表示する。
【0710】502007でバックアップするディレク
トリィを選択、もしくはDOS領域が一つの場合は、メ
ッセージ502009を表示後、502010を表示
し、オペレータに指示を促す。オペレータは50101
0に従い、バックアップを続行する場合は、`続行`を
入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`を入
力する。
【0711】FS_AUTOは、DOS領域のバックア
ップをMS−DOSのコマンドを用いて行っているの
で、ドライブAにSYSMAN_AUTOディスクがセ
ットされていないと、メッセージ502011を表示
し、オペレータに指示を促す。オペレータは50101
2に従い、バックアップを続行する場合は、ドライブA
にSYSMAN_AUTOディスクをセットし、`続行
`を入力する。バックアップの中止を指示する場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0712】502010、502012でバックアッ
プを指示すると、502013に示すようにMS−DO
Sのバックアップ用コマンドが起動し、DOS領域のバ
ックアップを行う。
【0713】バックアップを終了もしくはバックアップ
を行わなかった場合は、メッセージ503001を表示
し、オペレータに指示を促す。オペレータは50300
2に従い、インストールの続行を指示する場合は、ドラ
イブAにSYSMAN_AUTOディスクをセットし
て、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`キ
ャンセル`を入力する。
【0714】503002により`キャンセル`を指示
されると、FS_AUTOはメッセージ503005を
表示し、オペレータに指示を促す。オペレータは503
006に従い、インストールを終了する場合は、`DOS
へ`を入力する。初期画面501003に戻る場合は、
`始めへ`を入力する。
【0715】FS_AUTOは、503002でオペレ
ータにインストールの続行を指示されたなら、パラメー
タファイルの内容を一時保存するために、SYSMAN
_AUTOディスクに書き込みを行う。この際、SYS
MAN_AUTOディスクがライトプロテクトされてい
ると、メッセージ503007を表示し、オペレータに
注意を促す。オペレータは、503008に従い、イン
ストールを続行する場合は、ライトプロテクトをはず
し、`続行`を入力する。503005に戻る場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0716】また、この際ドライブAにSYSMAN_
AUTOディスクがセットされていない場合は、メッセ
ージ503009を表示し、オペレータに指示を促す。
オペレータは、503010に従い、インストールを続
行する場合は、ドライブAにSYSMAN_AUTOデ
ィスクをセットし、`続行`を入力する。503005
に戻る場合は、`キャンセル`を入力する。
【0717】503002を表示後、正常にSYSMA
N_AUTOディスクがセットされると、50300
3、503004を表示し、オペレータに処理中、処理
終了を報告する。
【0718】503004を表示後、FS_AUTOは
メッセージ503011を表示し、パラメータファイル
で指示された内容でハードディスクを初期化する。
【0719】ハードディスクの初期化を図154を用い
て説明する。
【0720】506001では、マスタブートレコード
(512バイト)を内部ブートワークエリアにリードす
る。このとき502002において最終4バイトコード
が(55aa)HEXならば、マスターブートレコード
は初期化データが存在していると判断して、50600
4へ移行する。しかし、(55aa)HEXが認められ
ない場合は、マスタブートは初期設定されていないと判
断し、506003においてパラメータファイルより指
定された機種のマスタブートデータで内部ブートワーク
エリアを初期化する。次にマスタブートレコードのパー
ティション情報1〜4をクリアし、パラメータファイル
より指定されたパーティションの番号と各々パーティシ
ョン容量とをもとに、開始ヘッド番号、開始セクタ番
号、開始シリンダ番号、終了ヘッド番号、終了セクタ番
号、終了シリンダ番号、開始論理セクタ番号、及びセク
タ数を算出し、内部ブートワークエリアに設定する。次
に506006において、マスタブートに作成した内部
ブートワークエリアのデータをライトする。以上の処理
を指定ハードディスク台数分繰り返し行うことによっ
て、ハードディスクの初期化を行うことが出来る。
【0721】ハードディスクを初期化が正常に終了する
と、503012で示すように、リブートを行う。
【0722】リブートが終了したなら、FS_AUTO
は、メッセージ503013、503014を表示し、
ハードディスクのパーテーションを初期化する。
【0723】パーテーションの初期化が終了したなら、
504001を表示し、オペレータに指示を促す。オペ
レータは、504002に従い、インストールを続行す
る場合は、ドライブAにDOSのシステムディスクをセ
ットし、`続行`を入力する。終了する場合は、`キャ
ンセル`を入力する。
【0724】504002により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがDOSのシステムディスク
でない場合は、メッセージ504005を表示し、ディ
スクの交換をオペレータに促す。オペレータは5040
06に従い、インストールを続行する場合は、ドライブ
AにDOSのシステムディスクをセットして、`続行`
を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`を
入力する。
【0725】504002を表示後、正常にDOSのシ
ステムディスクがセットされると、504003、50
4004を表示し、オペレータに処理中、処理終了を報
告する。
【0726】DOS領域の作成が終了したなら、504
007を表示し、オペレータに指示を促す。オペレータ
は、504008に従い、インストールを続行する場合
は、ドライブAにNetWareのシステムディスクの
1つ(SYSTEM−1ディスク)をセットし、`続行
`を入力する。終了する場合は、`キャンセル`を入力
する。
【0727】504008により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSTEM−1ディスク
でない場合は、メッセージ504011を表示し、ディ
スクの交換をオペレータに促す。オペレータは5040
12に従い、インストールを続行する場合は、ドライブ
AにSYSTEM−1ディスクをセットして、`続行`
を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`を
入力する。
【0728】504008を表示後、正常にSYSTE
M−1ディスクがセットされると、504009、50
4010を表示し、オペレータに処理中、処理終了を報
告する。
【0729】SYSTEM−1のコピーが終了したな
ら、504013を表示し、オペレータに指示を促す。
オペレータは、504014に従い、インストールを続
行する場合は、ドライブAにNetWareのシステム
ディスクの1つ(SYSTEM−2ディスク)をセット
し、`続行`を入力する。終了する場合は、`キャンセ
ル`を入力する。
【0730】504014により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSTEM−2ディスク
でない場合は、メッセージ504017を表示し、ディ
スクの交換をオペレータに促す。オペレータは5040
18に従い、インストールを続行する場合は、ドライブ
AにSYSTEM−2ディスクをセットして、`続行`
を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`を
入力する。
【0731】504014を表示後、正常にSYSTE
M−2ディスクがセットされると、504015、50
4016を表示し、オペレータに処理中、処理終了を報
告する。
【0732】SYSTEM−2のコピーが終了したな
ら、505001を表示し、オペレータに指示を促す。
オペレータは、505002に従い、インストールを続
行する場合は、ドライブAにLANドライバ用ディスク
の1つ(LAN_DRV_908ディスク)をセット
し、`続行`を入力する。終了する場合は、`キャンセ
ル`を入力する。
【0733】505002により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがLAN_DRV_908デ
ィスクでない場合は、メッセージ505005を表示
し、ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは
505006に従い、インストールを続行する場合は、
ドライブAにLAN_DRV_908ディスクをセット
して、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`
キャンセル`を入力する。
【0734】505002を表示後、正常にLAN_D
RV_908ディスクがセットされると、50500
3、505004を表示し、オペレータに処理中、処理
終了を報告する。
【0735】LAN_DRV_908のコピーが終了し
たなら、505007を表示し、オペレータに指示を促
す。オペレータは、505008に従い、インストール
を続行する場合は、ドライブAにSYSMAN_AUT
Oディスクをセットし、`続行`を入力する。終了する
場合は、`キャンセル`を入力する。
【0736】505008により`続行`を指示される
と、FS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSMAN_AUTOデ
ィスクでない場合は、メッセージ505013を表示
し、ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは
505014に従い、インストールを続行する場合は、
ドライブAにSYSMAN_AUTOディスクをセット
して、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`
キャンセル`を入力する。
【0737】505008を表示後、正常にSYSMA
N_AUTOディスクがセットされると、50500
9、505010を表示し、オペレータに処理中、処理
終了を報告する。
【0738】FS_AUTOは、505008でオペレ
ータにインストールの続行を指示`されたなら、参照フ
ァイル(AUTOEXEC.NCF及びFILEDAT
A.DATファイルなど)を更新するために、SYSM
AN_AUTOディスクに書き込みを行う。この際、S
YSMAN_AUTOディスクがライトプロテクトされ
ていると、メッセージ505011を表示し、オペレー
タに注意を促す。オペレータは、505012に従い、
インストールを続行する場合は、ライトプロテクトをは
ずし、`続行`を入力する。終了する場合は、`キャン
セル`を入力する。
【0739】また、この際ドライブAにSYSMAN_
AUTOディスクがセットされていない場合は、メッセ
ージ505013を表示し、オペレータに指示を促す。
オペレータは、505014に従い、インストールを続
行する場合は、ドライブAにSYSMAN_AUTOデ
ィスクをセットし、`続行`を入力する。終了する場合
は、`キャンセル`を入力する。
【0740】SYSMAN_AUTOの更新終了後、メ
ッセージ505015を表示し、オペレータに指示を促
す。オペレータは、505016に従い、NetWar
eサ−バ起動コマンド(SERVER)の説明を受けた
い場合は、`YES`を入力する。必要ない場合は、`
NO`を入力する。
【0741】505016で`YES`を選択すると、
メッセージ505017を表示し、続いて505018
を表示して、オペレータに指示を促す。オペレータは、
説明終了後、SERVERコマンド実行に移りたいとき
は、`終了`を入力する。
【0742】SERVERコマンドの説明終了もしくは
505016で`NO`を指示すると、505019に
示すようにSERVERコマンドが起動し、FS_AU
TOが終了する。
【0743】以上の結果、FS_AUTO自動実行処理
が出来る。
【0744】クライアントインストーラ(AUTO部)
(以下WS_AUTOと記述する)は、クライアントイ
ンストーラ(GUI部)により作成されたパラメータフ
ァイルの内容に従い、NetWareのインストールを
自動実行する。
【0745】以上のような処理を、以下図155、図1
56、図157を用いて、下記の項目について詳細を述
べる。
【0746】1.WS_AUTO自動実行処理 WS_AUTOの起動は、601001に示すように、
まず対象機器をMS−DOS環境で立ち上げる。次に、
ドライブAにSYSMAN_AUTOディスクをセット
し、キーボードよりコマンド”WSINST”を入力す
る。
【0747】601001の方法による起動により、画
面に601002を表示する。この時、SYSMAN_
AUTOディスクにWS_AUTOの起動に必要なファ
イルが揃っていない場合は、画面に601005のよう
な不足ファイルのメッセージを表示し、オペレータから
の終了確認を待つメッセージ601006を表示し、オ
ペレータの確認を待つ。オペレータが終了を確認し、確
認指示を行うとWS_AUTOは終了する。
【0748】601002を表示し、WS_AUTOが
正常に起動すると、画面に初期画面601003のメッ
セージを表示する。この際、601004によりオペレ
ータに指示を促す。インストールの続行を指示する場合
は、ドライブAにSYSMAN_PARディスクをセッ
トして、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0749】601004により`続行`を指示される
と、WS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSMAN_PARディ
スクでない場合は、メッセージ601007を表示し、
ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは60
1008に従い、インストールを続行する場合は、ドラ
イブAにSYSMAN_PARディスクをセットして、
`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`キャン
セル`を入力する。
【0750】ドライブAにセットされたSYSMAN_
PARディスクにパラメータファイルがない場合は、メ
ッセージ601009を表示し、ディスクの交換をオペ
レータに促す。オペレータは601010に従い、イン
ストールを続行する場合は、ドライブAにSYSMAN
_PARディスクをセットして、`続行`を入力する。
終了を指示する場合は、`キャンセル`を入力する。
【0751】601004を表示後、正常にSYSMA
N_PARディスクがセットされると、601011の
クライアント一覧を表示する。この際、表示するクライ
アントが一つしかない場合は、601011を表示せ
ず、601013を表示する。
【0752】601011を表示後、601012を表
示し、オペレータにクライアントの選択を促す。オペレ
ータはインストールするクライアントを選択し、`選択
`を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`
を入力する。
【0753】WS_AUTOはオペレータにクライアン
トを選択されると、パラメータファイルの内容を確認す
る。内容に不備がある場合は、メッセージ601015
を表示し、オペレータに確認を指示する。オペレータは
確認したなら、`確認`を入力する。WS_AUTOは
初期画面である601003を表示し、以下、上記処理
に戻る。
【0754】クライアントを選択またはパラメータファ
イル内にクライアントが一つしかない場合は60101
3を表示し、パラメータの確認をオペレータに促す。オ
ペレータは内容を確認し、インストールを続行する場合
は、`YES`を入力する。選択したクライアントをイ
ンストールしたくない場合は、`NO`を入力すると、
WS_AUTOは初期画面である601003を表示
し、以下、上記処理に戻る。
【0755】WS_AUTOは、オペレータに`YES
`を入力されたなら、メッセージ602001を表示
し、パラメータファイル使用を記録するために、SYS
MAN_PARディスクに書き込みを行う。この際、S
YSMAN_PARディスクがライトプロテクトされて
いると、メッセージ602002を表示し、オペレータ
に注意を促す。オペレータは、602003に従い、イ
ンストールを続行する場合は、ライトプロテクトをはず
し、`続行`を入力する。初期画面60103に戻る場
合は、`キャンセル`を入力する。
【0756】WS_AUTOは、パラメータファイル使
用の記録を終了したなら、メッセージ602004を表
示し、602005のインストールするドライブ一覧を
表示する。この際、表示するドライブが一つしかない場
合は、602005を表示せず、602007を表示す
る。
【0757】602005を表示後、602006を表
示し、インストールするドライブの選択をオペレータに
促す。オペレータはインストールするドライブを選択
し、`選択`を入力する。終了を指示する場合は、`キ
ャンセル`を入力する。
【0758】ドライブを選択またはドライブが一つしか
ない場合は602007を表示し、LAN_DRV_9
08ディスクのセットを602008によりオペレータ
に指示を促す。インストールの続行を指示する場合は、
ドライブAにLAN_DRV_908ディスクをセット
して、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`
キャンセル`を入力する。
【0759】602006により`続行`を指示される
と、WS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがLAN_DRV_908デ
ィスクでない場合は、メッセージ602009を表示
し、ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは
602010に従い、インストールを続行する場合は、
ドライブAにLAN_DRV_908ディスクをセット
して、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`
キャンセル`を入力する。
【0760】602008を表示後、正常にLAN_D
RV_908ディスクがセットされると、60201
1、602012を表示し、オペレータに処理中、処理
終了を報告する。
【0761】602012を表示後、602013を表
示し、NetWareシステムディスクの1つ(SHG
ENディスク)のセットを602014によりオペレー
タに指示を促す。インストールの続行を指示する場合
は、ドライブAにSHGENディスクをセットして、`
続行`を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセ
ル`を入力する。
【0762】602014により`続行`を指示される
と、WS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSHGENディスクでない
場合は、メッセージ603003を表示し、ディスクの
交換をオペレータに促す。オペレータは603004に
従い、インストールを続行する場合は、ドライブAにS
HGENディスクをセットして、`続行`を入力する。
終了を指示する場合は、`キャンセル`を入力する。
【0763】602014を表示後、正常にSHGEN
ディスクがセットされると、603001、60300
2を表示し、オペレータに処理中、処理終了を報告す
る。
【0764】603002を表示後、すべてのインスト
ールが正常に終了すると、メッセージ603007を表
示し、インストールを終了する。
【0765】以上の結果、WS_AUTO自動実行処理
が出来る。
【0766】プリントサーバインストーラ(AUTO
部)(以下PS_AUTOと記述する)は、プリントサ
ーバインストーラ(GUI部)により作成されたパラメ
ータファイルの内容に従い、NetWareのインスト
ールを自動実行する。
【0767】以上のような処理を、以下図158、図1
59、図160、図161、図162を用いて、下記の
項目について詳細を述べる。
【0768】1.PS_AUTO自動実行処理 PS_AUTOの起動は、701001に示すように、
まず対象機器をMS−DOS環境で立ち上げる。次に、
ドライブAにSYSMAN_AUTOディスクをセット
し、キーボードよりコマンド”PSINST”を入力す
る。
【0769】701001の方法による起動により、画
面に701002を表示する。この時、SYSMAN_
AUTOディスクにPS_AUTOの起動に必要なファ
イルが揃っていない場合は、画面に701005のよう
な不足ファイルのメッセージを表示し、オペレータから
の終了確認を待つメッセージ701006を表示し、オ
ペレータの確認を待つ。オペレータが終了を確認し、`
確認`を入力するとPS_AUTOは終了する。
【0770】701002を表示し、PS_AUTOが
正常に起動すると、画面に初期画面701003のメッ
セージを表示する。この際、701004によりオペレ
ータに指示を促す。インストールの続行を指示する場合
は、ドライブAにSYSMAN_PARディスクをセッ
トして、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0771】701004により`続行`を指示される
と、PS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSMAN_PARディ
スクでない場合は、メッセージ701007を表示し、
ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは70
1008に従い、インストールを続行する場合は、ドラ
イブAにSYSMAN_PARディスクをセットして、
`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`キャン
セル`を入力する。
【0772】ドライブAにセットされたSYSMAN_
PARディスクにパラメータファイルがない場合は、メ
ッセージ701009を表示し、ディスクの交換をオペ
レータに促す。オペレータは701010に従い、イン
ストールを続行する場合は、ドライブAにSYSMAN
_PARディスクをセットして、`続行`を入力する。
終了を指示する場合は、`キャンセル`を入力する。
【0773】701004を表示後、正常にSYSMA
N_PARディスクがセットされると、701011の
プリントサーバ一覧を表示する。この際、表示するプリ
ントサーバが一つしかない場合は、701011を表示
せず、701013を表示する。
【0774】701011を表示後、701012を表
示し、オペレータにプリントサーバの選択を促す。オペ
レータはインストールするプリントサーバを選択し、`
選択`を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセ
ル`を入力する。
【0775】PS_AUTOはオペレータにプリントサ
ーバを選択されると、パラメータファイルの内容を確認
する。内容に不備がある場合は、メッセージ70101
5を表示し、オペレータに確認を指示する。オペレータ
は確認したなら、`確認`を入力する。PS_AUTO
は初期画面である701003を表示し、以下、上記処
理に戻る。
【0776】プリントサーバを選択またはパラメータフ
ァイル内にプリントサーバが一つしかない場合は701
013を表示し、パラメータの確認をオペレータに促
す。オペレータは内容を確認し、インストールを続行す
る場合は、`YES`を入力する。選択したプリントサ
ーバをインストールしたくない場合は、`NO`を入力
すると、PS_AUTOは初期画面である701003
を表示し、以下、上記処理に戻る。 PS_AUTO
は、オペレータに`YES`を入力されたなら、メッセ
ージ702001を表示し、パラメータファイル使用を
記録するために、SYSMAN_PARディスクに書き
込みを行う。この際、SYSMAN_PARディスクが
ライトプロテクトされていると、メッセージ70200
2を表示し、オペレータに注意を促す。オペレータは、
702003に従い、インストールを続行する場合は、
ライトプロテクトをはずし、`続行`を入力する。初期
画面70103に戻る場合は、`キャンセル`を入力す
る。
【0777】PS_AUTOは、パラメータファイル使
用の記録を終了したなら、メッセージ702004を表
示し、702005のインストールするファイルサーバ
一覧を表示する。この際、ファイルサーバが接続されて
いない場合は、メッセージ702007を表示し、オペ
レータの確認を待つ。オペレータが終了を確認し、`確
認`を入力するとPS_AUTOは終了する。
【0778】702004表示後、ファイルサーバが正
常に接続されており、かつ表示するファイルサーバが一
つしかない場合は、702005を表示せず、7020
09を表示する。
【0779】702005を表示後、702006を表
示し、インストールするファイルサーバの選択をオペレ
ータに促す。オペレータはインストールするファイルサ
ーバを選択し、`選択`を入力する。終了を指示する場
合は、`キャンセル`を入力する。 PS_AUTO
は、オペレータに選択されたファイルサーバに接続を行
う。しかし、接続できなかった場合は、メッセージ70
2011を表示し、オペレータの確認を待つ。オペレー
タが終了を確認し、`確認`を入力するとPS_AUT
Oは終了する。
【0780】正常にファイルサーバに接続すると、70
2009を表示し、SYSMAN_AUTOディスクの
セットを702010によりオペレータに指示を促す。
インストールの続行を指示する場合は、ドライブAにS
YSMAN_AUTOディスクをセットして、`続行`
を入力する。終了を指示する場合は、`キャンセル`を
入力する。
【0781】702010により`続行`を指示される
と、PS_AUTOはドライブAのディスクを確認す
る。セットされたディスクがSYSMAN_AUTOデ
ィスクでない場合は、メッセージ702014を表示
し、ディスクの交換をオペレータに促す。オペレータは
702015に従い、インストールを続行する場合は、
ドライブAにSYSMAN_AUTOディスクをセット
して、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、`
キャンセル`を入力する。
【0782】PS_AUTOは、オペレータに`続行`
を入力されたなら、パラメータファイルの内容を一時保
存するために、SYSMAN_AUTOディスクに書き
込みを行う。この際、SYSMAN_AUTOディスク
がライトプロテクトされていると、メッセージ7020
16を表示し、オペレータに注意を促す。オペレータ
は、702017に従い、インストールを続行する場合
は、ライトプロテクトをはずし、`続行`を入力する。
初期画面70103に戻る場合は、`キャンセル`を入
力する。
【0783】702009を表示後、正常にSYSMA
N_AUTOディスクがセットされると、70201
3、702018を表示し、オペレータに処理中、処理
終了を報告する。
【0784】702018を表示後、703001を表
示し、NetWareプリントサ−バ設定用ユーティリ
ティPconsole処理の操作説明を行う。その後、
703002を表示し、オペレータに指示を促す。オペ
レータは703002に従い、インストールを続行する
場合は、`続行`を入力する。終了を指示する場合は、
`キャンセル`を入力する。
【0785】703002を表示後、703003に示
すように、Pconsoleが実行される。ここでオペ
レータは、Pconsole処理のプリントサーバ名の
登録処理を行うのみである。
【0786】Pconsoleのプリントサーバ名の登
録の実行が正常終了後、PS_AUTOはプリントサーバのイ
ンストールの実処理にはいる。
【0787】図161にプリントサーバインストールの
処理内容を示す。ここではNetWareの提供するユ
ーティリティの中で、Pconsole、Printd
ef、及びPrintocon相当の処理をプログラム
で実現し、自動実行化した。
【0788】704001のAPI機能を用いたプリン
トキューの登録の詳細を図162に示す。
【0789】704002のPRINT.xxxは、P
console処理のプリンタ構成設定処理時に作成さ
れるコンフィグレーションファイルである。(xxxは
内部プリンタ番号で、最大16台:000〜015まで
設定可能)。ここではPRINT.xxxファイルをP
S_AUTOで自動作成する。
【0790】704003のQUEUE.xxxは、P
console処理のプリンタに定義するキューの設定
処理時に作成されるコンフィグレーションファイルであ
る。(xxxはPRINT.xxxと同様)。ここでは
QUEUE.xxxファイルをPS_AUTOで自動作
成する。
【0791】704004のPRINTCON.DAT
は、Printcon処理時に作成されるバイナリファ
イルである。ここではPRINTCON.DATファイ
ルをPS_AUTOで自動作成する。
【0792】704005のNET$PRN.DAT
は、Printdef処理時に作成されるバイナリファ
イルである。ここではPrintdef処理であらかじ
め作成し、保存しておいたNET$PRN.DATファ
イルをコピーする。
【0793】すべてのインストールが正常に終了する
と、メッセージ703004を表示し、インストールを
終了する。
【0794】以上の結果、PS_AUTO自動実行処理
が出来る。
【0795】図163、164および165を用いてパ
ラメータファイルの構造について述べる。各パラメータ
はネットワーク構成情報に基づき、機器の種類、接続形
態、動作形態二分けられ可搬なパラメータファイル中に
記憶されている。パラメータファイルは、視覚的効果の
高いテキスト形式のファイルであり、パラメータの種類
を特定する識別番号(801001)、任意の内容の見
出し部(801002)、および実データ部(8010
03)を持ち、1件のパラメータ条件を記述するパラメ
ータレコード(801004)と、識別番号を持たず、
任意の内容のコメントレコード(801005)で構成
される。両レコードとも1レコードの長さは一般的なパ
ソコンのディスプレイにおいて改行なしに表示できる範
囲の可変長であり、レコード数およびレコードの並び順
は可変である。
【0796】図163は実際にファイルサーバインスト
ーラがNetWareのインストールに使用するパラメ
ータファイルの例である。801010から80101
3は本パラメータファイル自体の管理に用いるパラメー
タである。801010は本パラメータファイルが使用
された回数のカウンタであり、本パラメータファイルの
設定に基いてインストールが行われる度に値が更新され
る。801011はファイルサーバとしてインストール
する機種名、801012はNetWareのバージョ
ン番号、801013は本パラメータファイルを作成し
たファイルサーバインストーラのGUI部のバージョン
番号である。801020から801022はファイル
サーバのシステム管理情報を設定するパラメータであ
る。801020はファイルサーバ名称、801021
はIPX内部ネットワーク番号、801022はネット
ワーク番号である。801030から8010039は
ハードディスクドライブ(以下HDDと略す)情報を設
定するパラメータである。801030は使用するHD
Dの台数である。以下の801031から801039
は各HDDの条件であり、HDD台数組の異なった条件
の設定が可能である。801031は1台目のHDDの
ドライバプログラム名、801032は割込ベクタ番
号、801033はポートアドレス、801034は全
メモリ容量である。801035はHDDをいくつのパ
ーティションに分割して使用するかの個数である。以下
の801036および801037は各パーティション
の条件であり、パーティション数組の異なった条件の設
定が可能である。801036は1個目のパーティショ
ンを管理するOSの種類、801037はそのパーティ
ションに割り当てるメモリ容量、同様に801038は
2個目のパーティションを管理するOSの種類、801
039はそのメモリ容量である。801050から80
1059は通信環境を設定するパラメータである。80
1050はファイルサーバに搭載する通信用ボードの枚
数である。以下の801051から801059は各通
信用ボードの条件であり、通信用ボード毎に異なった条
件の設定が可能である。801051はドライバプログ
ラム名、801052は割込ベクタ番号、801053
はポートアドレス、801054はスロット番号、80
1055はフレームメモリアドレス、801056はケ
ーブルタイプ、801057はパケットフレームタイ
プ、801058はリトライ回数、801059はノー
ド番号である。ファイルサーバインストーラAUTO部
は以上のようなパラメータファイルをもとにシステム、
HDDおよび通信環境を設定し、ファイルサーバのイン
ストールを実現した。
【0797】図164は実際にクライアントインストー
ラがNetWareのインストールに使用するパラメー
タファイルの例である。802010から802013
は本パラメータファイル自体の管理に用いるパラメータ
である。802010は本パラメータファイルが使用さ
れた回数のカウンタ、802011はクライアントとし
てインストールする機種名、802012はNetWa
reのバージョン番号、802013は本パラメータフ
ァイルを作成したクライアントインストーラのGUI部
のバージョン番号である。802020から80202
3はクライアントのシステム管理情報を設定するパラメ
ータである。802020はクライアント名称、802
021はインストールに使用するドライブの種別、80
2022は拡張メモリの有無、802023はインスト
ール対象機を管理するOSの種類である。802030
から802033は通信用ボード環境を設定するパラメ
ータである。802030は通信用ボードの枚数であ
る。以下の802031から802033は各通信用ボ
ードの条件であり、通信用ボード毎に異なった条件の設
定が可能である。802031はドライバプログラム
名、801032はケーブルタイプ、802033は通
信用ボードの設定番号である。クライアントインストー
ラAUTO部は以上のようなパラメータファイルをもと
にシステムおよび通信環境を設定し、クライアントのイ
ンストールを実現した。
【0798】図165は実際にプリントサーバインスト
ーラがNetWareのインストールに使用するパラメ
ータファイルの例である。803010から80301
2は本パラメータファイル自体の管理に用いるパラメー
タである。803010は本パラメータファイルが使用
された回数のカウンタ、803011はNetWare
のバージョン番号、803012は本パラメータファイ
ルを作成したプリントサーバインストーラのGUI部の
バージョン番号である。803020から803026
はプリントサーバのシステム管理情報を設定するパラメ
ータである。803020はプリントサーバを接続する
ファイルサーバの名称、803021はプリントサーバ
の名称、803022はパスワードの前半部、8030
23は中央部、803024は後半部、803025は
オペレータ名称、803026はユーザ名称である。8
03030から803047はプリンタの設定条件に関
するパラメータである。803030はプリントサーバ
が制御するプリンタの台数である。以下の803031
から803047は各プリンタの条件であり、プリンタ
台数組の異なった条件の設定が可能である。80303
1は機種名称、803032はメーカーの識別名称、8
03033は呼称、803034は接続形態、8030
35はポートタイプ、803036はポート番号、80
3037はタイプ番号、803038は割込ベクタの有
無、803039は割込ベクタ番号、803040はバ
ッファサイズ、803041はサービス条件、8030
42は用紙のタイプ番号、803043はプリントジョ
ブ環境名、803044は文字コード変換の有無、80
3045は用紙名、803046は用紙の行数、803
047は文字数である。803050から803053
は各プリントキューの条件であり、プリントキュー毎に
異なった条件の設定が可能である。803050はプリ
ントキュー名称、803051は優先度、803052
はオペレータ名称、803053はユーザ名称である。
プリントサーバインストーラAUTO部は以上のような
パラメータファイルをもとにシステム、プリンタおよび
プリントキューを設定し、プリントサーバのインストー
ルを実現した。
【0799】図166および167を用いてパラメータ
ファイルの管理方法について述べる。
【0800】図166はパラメータファイルを格納する
専用FD(以下パラメータディスクと称す)のディレク
トリ構造の図である。パラメータディスクには固有のボ
リューム名(804001)をつける。ボリューム名
は、パラメータディスクであることを識別するための固
定部と管理番号などに用いる可変部から成る。パラメー
タディスクのルートディレクトリにインストーラの種類
ごとに固有のサブディレクトリを設ける。804010
はファイルサーバインストーラ用サブディレクトリ、8
04011はクライアントインストーラ用サブディレク
トリ、804012はプリントサーバインストーラ用サ
ブディレクトリである。それらのサブディレクトリの下
にパラメータファイルを分類して格納する。80402
0はファイルサーバインストーラ用パラメータファイ
ル、804021はクライアントインストーラ用パラメ
ータファイル、804022はプリントサーバインスト
ーラ用パラメータファイルである。各サブディレクトリ
のインデックス情報ファイルをと、パラメータディスク
の取扱上の注意や著作権を定めた注意書き文書ファイル
をルートディレクトリに格納する。804030はファ
イルサーバインストーラ用インデックス情報ファイル、
804031はクライアントインストーラ用インデック
ス情報ファイル、804032はプリントサーバインス
トーラ用インデックス情報ファイル、804040は注
意書き文書ファイルである。注意書き文書ファイルを除
くすべてのディレクトリおよびファイルはリードオンリ
ーの隠しファイル属性にし、ユーザが直接パラメータフ
ァイルにアクセスすることを防ぐ。
【0801】図167はファイルサーバインストーラ用
インデックス情報ファイルの例である。インデックス情
報ファイルは対応するサブディレクトリ内のパラメータ
ファイルの数と同数のファイル情報レコードから成るテ
キスト形式のファイルで、GUI部がパラメータファイ
ルを作成、更新するのと同時に内容を更新する。各レコ
ードにはパラメータファイルの名称と、その設定内容の
うちでも特にユーザがなじみやすいものを数種類格納す
る。805001はパラメータファイルの名称、805
002はパラメータファイルの内容と等しいファイルサ
ーバ名、805003はIPX内部ネットワーク番号、
805004はネットワーク番号である。本インデック
ス情報ファイルの採用により、ユーザはファイルの存在
を意識することなく必要なパラメータを使用することが
出来る。例えば、ファイルサーバインストーラAUTO
部ではパラメータファイルが複数存在する場合には、フ
ァイルサーバ名を一覧表示し、その中からユーザに選択
を求めることができる。
【0802】図168を用いてパラメータファイルの使
用例について述べる。A(806001)、B(806
002)およびC(806003)という3つのクライ
アント機が接続されている通信環境において、AとBは
全く同じ条件で動作し、CはA、Bと搭載する通信ボー
ドのタイプだけが異なる場合を考える。一旦、Aのイン
ストールのためにパラメータファイル(806004)
を作成すれば、Bはそのファイルをそのまま用いること
が出来る。また、Cの場合にはA、Bで用いたファイル
を再利用し、GUI部で通信ボードタイプのみを806
006から806007のように変更することによって
容易にパラメータファイル(806005)を作成する
ことが出来る。
【0803】以下図169を用いて書きの項目について
詳細を述べる。
【0804】GUI部と自動実行部のパラメータ受渡
しの手段 既存のマシンのパラメータファイルを作成することに
より、稼働中の各マシンの情報を得る方法 パラメータファイルを利用し、システム運用中にユー
ザ環境を整備する方法。
【0805】図169は、ファイルサーバ1台(810
001)、プリントサーバ1台(810002)、クラ
イアント2台(810003および810004)で構
成したLANの例である。このLANに、クライアント
B(810005)を公衆回線(810007)を介し
て接続し、見かけ上、LANに直結しているクライアン
トB’(810004)として動作させることができ
る。パラメータの受渡しは、パラメータディスク(81
0008)を用いたオフラインでの受渡しの形態を取る
ことも可能であるし、公衆回線(810007)等を利
用したオンラインの受渡しの形態を取ることも可能であ
る。810007のオンライン接続のための通信経路
は、公衆回線に限らず、無線を用いるもの、専用通信線
を用いるものなど、一般の通信手段でよいことは、もち
ろんである。
【0806】インストール、保守などの作業を行うオペ
レータ(810006)は、クライアントBを操作し、
あたかも、LANに直結したクライアントB’を操作す
る場合と同様にファイルサーバとのパラメータの授受
(810009)、プリントサーバとのパラメータの授
受(810010)、クライアントAとのパラメータの
授受(810011)が可能となる。この方法により、
作業者(810006)は、実際にLANのある場所に
行かなくとも、遠隔操作でパラメータの授受や保守など
の作業を行うことがでいる。
【0807】また、810009、810010、81
0011に示す通り、各パラメータの流れは双方向であ
り、パラメータを送信して各種環境の整備を行い、パラ
メータを受信して各システムの情報を収集することがで
きる。インストール時にパラメータファイルを用いない
で設定作業を行ったマシンであっても、現状の設定から
パラメータファイルを作成するツールを提供するため、
ネットワークシステム全体および、各構成要素のマシン
すべてについて、パラメータファイルによって一括管理
を行うことができ、保守および運用の管理への適用が可
能である。
【0808】さらに、ネットワークシステム構成要素の
個々のマシンだけでなく、ディレクトリ構成、ユーザ登
録情報などのネットワークシステムのユーザ環境を示す
パラメータファイルも作成するため、これらのユーザ環
境についても、一括管理、保守が可能となる。こうした
パラメータは、リアルタイムで設定、収集が可能である
ので、LAN運用中でのユーザ環境の整備やネットワー
クシステム全体の運用管理及び、保守管理を行うことが
できる。
【0809】Auto部を日立パーソナルステーション
FLORA3010(パーソナルステ−ションFLOR
A3010は日立製作所の登録商標です。)上で動作し
た際のユーザインタフェースについて述べる。Auto
部は多様な機種上で動作することを考慮し、機器の違い
による影響を受けない標準的な制御方法を採用した。画
面表示はすべてテキストデータの出力とし、色の変更や
カーソル移動などにはエスケープシーケンスを用いた。
キーボードおよびマウスからの入力の検知にはAX標準
のBIOSコールを用いた。
【0810】図170はファイルサーバインストーラA
uto部の起動後の初期画面である。Auto部動作中
の画面には常にベースパターンと疑似ウインドウ(90
1010)を表示する。ベースパターンはヘッダ部(9
01001)、ベース部(901002)および著作権
表示部(901003)より成る。ヘッダ部にはAut
o部プログラムの名称とバージョン番号を表示する。ベ
ース部は背景となる部分であり、プログラムの種類によ
って異なるベース色で塗りつぶす。本実施例において
は、ファイルサーバインストーラには赤、ワークステー
ションインストーラには青、プリントサーバインストー
ラには黄色を用いた。ヘッダ表示に加えてこのベース色
を採用することにより、ユーザは瞬時に動作中のプログ
ラムの種類を確認することが出来る。著作権表示部に
は、Auto部の著作権を常に表示する。疑似ウインド
ウ(以下ウインドウ称す)はベース色とは異なる色で塗
りつぶした矩形の中にユーザに対するメッセージや、ユ
ーザの動作選択を受け付けるための疑似スイッチ(以下
スイッチと称す)を表示するものである。Auto部は
その時々の内部動作に応じて、様々な大きさ、内容のウ
インドウを表示してユーザにインストール作業の進行状
況を報告し、ユーザの動作を喚起する。
【0811】図171から図208はファイルサーバイ
ンストーラで使用したウインドウである。
【0812】図171はAuto部起動語にプログラム
システムディスク(以下SYSMAN_AUTOと称
す)中にプログラム実行に必要なすべてのファイルが揃
っていなかった場合のエラーメッセージである。902
001は不足ファイルの名称である。902002は確
認を求めるスイッチである。このスイッチパターン上を
マウスでクリックするかまたはリターンキーを押下する
ことでメッセージが確認されたものとし、メッセージの
内容通りにインストールを中断する。
【0813】図172はパラメータディスク(以下SY
SMAN_PARと称す)をドライブAにセットするこ
とを要求するウインドウである。903001は処理の
継続または中断の選択を求めるスイッチである。2つの
スイッチの上段の方の表示色が反転しており、実行モー
ドであることを表している。実行モードスイッチは上カ
ーソルキーまたは下カーソルキーを押下するか、または
マウスで他方をクリックすることにより自由に切り替え
ることが出来る。リターンキーを押下すると、その時点
での実行モードスイッチが選択される。または実行モー
ドスイッチを更にマウスでクリックすることによりその
スイッチが選択される。メッセージに従ってディスクを
セットし、「続行」を選択すると処理を続行する。「キ
ャンセル」を選択すると処理を中断する。
【0814】図173は図172で「続行」を選択した
際にSYSMAN_PARが正しくセットされていなか
った場合のエラーメッセージである。904001は処
理の継続または中断の選択を求めるスイッチである。
【0815】図174はSYSMAN_PAR中にパラ
メータファイルが存在しなかった場合のエラーメッセー
ジである。905001は処理の継続または中断の選択
を求めるスイッチである。
【0816】図175はSYSMAN_PAR中に複数
のパラメータファイルが存在した場合にファイルの選択
を求めるウインドウである。906001はパラメータ
ファイルに対応するファイルサーバ名スイッチ、906
002は未表示データがある場合にのみ表示する「MO
RE」スイッチ、906003は中断用スイッチであ
る。最上段のファイルサーバ名スイッチの表示色が反転
しており、実行モードであることを表している。実行モ
ードスイッチは上カーソルキーまたは下カーソルキーの
押下によってファイルサーバ名、「MORE」、「キャ
ンセル」に順次移動する。またはマウスでクリックする
ことによりそのスイッチが実行モードになる。リターン
キーを押下すると、その時点での実行モードスイッチが
選択される。または実行モードスイッチを更にマウスで
クリックすることによりそのスイッチが選択される。メ
ッセージに従ってファイルサーバ名を選択すると、処理
を続行する。「キャンセル」を選択すると処理を中断す
る。「MORE」を選択すると未表示分のファイルサー
バ名を表示する。
【0817】図176は図175で選択されたパラメー
タファイルの内容を表示し、確認を求めるウインドウで
ある。907001はファイルサーバ名である。907
002はHDDのタイプである。最大8台のHDDが接
続可能なシステムにおいて2台分のパラメータのみが設
定されていた場合は残りの6台には「なし」と表示す
る。907003は通信ボードのタイプである。最大6
枚のHDDが接続可能なシステムにおいて2枚分のパラ
メータのみが設定されていた場合は残りの4枚には「な
し」と表示する。907004はこれらのパラメータ内
容の可否の選択を求めるスイッチである。
【0818】図177は図176で確認したパラメータ
ファイル中に不適な設定があったことを報告するエラー
メッセージである。908001はメッセージの確認ス
イッチである。
【0819】図178はパラメータファイル中のカウン
タ値を更新するためにファイルをSYSMAN_PAR
にリライトした際にディスクがライトプロテクトされて
いた場合のエラーメッセージである。909001は処
理の継続または中断の選択を求めるスイッチである。
【0820】図179はSYSMAN_PARにパラメ
ータファイルをリライトしている間に表示する状態報告
であり、図180はその完了報告である。
【0821】図181はDOSのディレクトリをバック
アップするか否かの選択を求めるウインドウである。9
12001は可否の選択を求めるスイッチである。
【0822】図182は図181でバックアップの実行
を選択した際にHDD中に複数のDOSディレクトリが
存在した場合にディレクトリの選択を求めるウインドウ
である。913001はディレクトリ名スイッチ、91
3002は未表示データがある場合にのみ表示する「M
ORE」スイッチ、913003は中断用スイッチであ
る。
【0823】図183はバックアップを実行する前にB
ACKUPコマンドプログラムの入ったSYSMAN_
AUTOをドライブにセットすることを要求するウイン
ドウである。914001は処理の継続または中断の選
択を求めるスイッチである。
【0824】図184は図183で「続行」を選択した
際にSYSMAN_AUTOが正しくセットされていな
かった場合のエラーメッセージである。915001は
処理の継続または中断の選択を求めるスイッチである。
【0825】図185はリブートを実行する前にパラメ
ータファイルのコピーを作成するためにとSYSMAN
_AUTOをドライブにセットすることを要求するウイ
ンドウである。916001は処理の継続または中断の
選択を求めるスイッチである。
【0826】図186は図185で「キャンセル」が選
択された場合にインストールの中止を報告するウインド
ウである。917001は次に移る状態の選択を求める
スイッチである。
【0827】図187はSYSMAN_AUTOに書き
込みを行っている間の状態報告であり、図188はその
完了報告である。
【0828】図189はリブート実行前、図190はリ
ブート実行後のパーティション初期化中の指示表示であ
り、図191はその完了報告である。
【0829】図192はDOSパーティション作成前に
DOSのシステムディスクをドライブにセットすること
を要求するウインドウである。923001は処理の継
続または中断の選択を求めるスイッチである。
【0830】図193は図192で「続行」を選択した
際にDOSのシステムディスクが正しくセットされてい
なかった場合のエラーメッセージである。924001
は処理の継続または中断の選択を求めるスイッチであ
る。
【0831】図194はOSパーティション作成中の状
態報告であり、図195はその完了報告である。
【0832】図196はSYSTEM−1ディスクをド
ライブにセットすることを要求するウインドウである。
927001は処理の継続または中断の選択を求めるス
イッチである。
【0833】図197は図198で「続行」を選択した
際にSYSTEM−1ディスクをが正しくセットされて
いなかった場合のエラーメッセージである。92800
1は処理の継続または中断の選択を求めるスイッチであ
る。
【0834】図198はSYSTEM−1ディスクの内
容をパーティションにコピーする間の状態報告であり、
図199はその完了報告である。
【0835】図200はSYSTEM−2ディスクをド
ライブにセットすることを要求するウインドウである。
931001は処理の継続または中断の選択を求めるス
イッチである。
【0836】図201は図200で「続行」を選択した
際にSYSTEM−2ディスクをが正しくセットされて
いなかった場合のエラーメッセージである。93200
1は処理の継続または中断の選択を求めるスイッチであ
る。
【0837】図202はSYSTEM−2ディスクの内
容をパーティションにコピーする間の状態報告であり、
図203はその完了報告である。
【0838】図204は通信ボードにMICRONET
を指定した場合にMICRONETドライバファイルを
含むLAN_DRV_908ディスクをドライブにセッ
トすることを要求するウインドウである。935001
は処理の継続または中断の選択を求めるスイッチであ
る。
【0839】図205は図204で「続行」を選択した
際にLAN_DRV_908ディスクをが正しくセット
されていなかった場合のエラーメッセージである。93
6001は処理の継続または中断の選択を求めるスイッ
チである。
【0840】図206はMICRONETドライバファ
イルをパーティションにコピーする間の状態報告であ
り、図207はその完了報告である。
【0841】図208はAUTO部プログラムの最後に
続いて実行されるSERVERプログラムのでの処理を
説明するウインドウである。939001はメッセージ
の確認スイッチである。
【0842】図209から図216はクライアントイン
ストーラで使用したウインドウである。
【0843】図209はSYSMAN_PAR中に複数
のパラメータファイルが存在した場合にファイルの選択
を求めるウインドウである。940001はパラメータ
ファイルに対応するクライアント名スイッチ、9400
02は未表示データがある場合にのみ表示する「MOR
E」スイッチ、940003は中断用スイッチである。
【0844】図210は図209で選択されたパラメー
タファイルの内容を表示し、確認を求めるウインドウで
ある。941001はクライアント名である。9410
02はインストール対象の機種名である。941003
はインストール対象ドライブの種類である。94100
4は通信ボードのタイプである。最大4枚のHDDが接
続可能なシステムにおいて1枚分のパラメータのみが設
定されていた場合は残りの3枚には「なし」と表示す
る。941005はこれらのパラメータ内容の可否の選
択を求めるスイッチである。
【0845】図211はインストール対象になりうるド
ライブが複数存在する場合にドライブの選択を求めるウ
インドウである。942001はドライブ名スイッチ、
942002は未表示データがある場合にのみ表示する
「MORE」スイッチ、942003は選択の終了用ス
イッチである。
【0846】図212はSHGENディスクをドライブ
にセットすることを要求するウインドウである。943
001は処理の継続または中断の選択を求めるスイッチ
である。
【0847】図213は図212で「続行」を選択した
際にSHGENディスクが正しくセットされていなかっ
た場合のエラーメッセージである。944001は処理
の継続または中断の選択を求めるスイッチである。
【0848】図214はSHGENディスクの内容をコ
ピーする間の状態報告であり、図215はその完了報告
である。
【0849】図216はインストール処理の完了報告で
ある。946001はメッセージの確認スイッチであ
る。
【0850】図217から図221はプリントサーバイ
ンストーラで使用したウインドウである。
【0851】図217はSYSMAN_PAR中に複数
のパラメータファイルが存在した場合にファイルの選択
を求めるウインドウである。950001はパラメータ
ファイルに対応するプリントサーバ名スイッチ、950
002は未表示データがある場合にのみ表示する「MO
RE」スイッチ、950003は中断用スイッチであ
る。
【0852】図218は図217で選択されたパラメー
タファイルの内容を表示し、確認を求めるウインドウで
ある。951001はプリントサーバ名である。951
002は接続するプリンタの機種名である。最大16台
のプリンタが接続可能なシステムにおいて1台分のパラ
メータのみが設定されていた場合は残りの15台には
「なし」と表示する。951003はこれらのパラメー
タ内容の可否の選択を求めるスイッチである。
【0853】図219はプリントサーバをインストール
する環境上にファイサーバが接続されていなかった場合
のエラーメッセージである。952001はメッセージ
の確認スイッチである。
【0854】図220はユーザに選択されたファイサー
バにログイン出来なかったを試みて失敗した場合のエラ
ーメッセージである。953001はメッセージの確認
スイッチである。
【0855】図221はAUTO部の最後に続いて実行
されるPconsoleプログラムでの処理を説明する
ウインドウである。954001はこの処理で設定すべ
きプリントサーバ名である。954002はメッセージ
の確認スイッチである。
【0856】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明
する。図227は、本発明の一実施に於けるシステム構
成を示す図である。1はサーバ、2a、2b、2cはク
ライアントであり、LAN600によって接続されてい
る。本発明による構築作業を主に行うクライアント2a
を作業用クライアントと以下呼ぶが、作業用として特別
なハードウェアを具備する必要はない。サーバ1、クラ
イアント2はパソコン或はワークステーションと呼ばれ
る情報処理装置であり、その構成図を図230に示す。
901はCPU、902はCPU1のプログラム、デー
タを一時的に格納し、CPU1から読み書きするメモ
リ、903はキーボード910のからのキー入力を制御
するキーボードコントローラ、904はLAN600を
介して他のサーバ1あるいは他のクライアント2と通信
を行うLANコントローラ、905はHD3、908へ
のデータ読み書きを制御するHDコントローラ、906
はFDドライブ909に装着されるFDへの読み書きを
制御するFDコントローラ、907はディスプレイ91
1にデータを表示するための表示コントローラ、950
はCPU901とメモリ901、各コントローラ間の信
号の伝送を行うバスである。本発明に於けるプログラ
ム、データ等のファイルは、HD3、908、あるいは
FDD909にセットされるFDに格納されている。H
Dコントローラ905、FDコントローラ907を用い
て前記ファイルの情報を読み出しメモリ902に転送す
る、メモリ902上の情報を前記ファイルに書き込むと
いった操作を行う。
【0857】まず、概要について説明する。図222
は、本発明を用いたNOS構築方法のシステム構成の概
要を示す図である。1はサーバ、2はクライアント、2
aは作業用クライアント、3はサーバHD、101はパ
ラメータ入力プログラム、102はサーバ構築FD、1
03はクライアント構築FD作成プログラム、104は
サーバ構築ツール、105は運用監視ツールインストー
ルプログラム、106はアプリケーションインストール
プログラム、107は構築ツールFD、108はHD・
ネットワークドライバFD。109はNOSシステムF
D。110はサーバ構築FD、111はクライアント構
築FD、112は運用監視ツールFD、113はアプリ
ケーションFD、114はクライアント構築ツール、1
16はグラフィカルユーザインタフェース(以下、GU
Iと記す)プログラムFD、115はGUIプログラム
インストールプログラムである。以下、本実施例に於け
るシステム構築方法の手順の概要を説明する。
【0858】システム構築時には、まず、作業用クライ
アント2aにおいて、構築ツールFD107に格納して
あるパラメータ入力プログラム101を作業用クライア
ント2aのOSから起動させる。前記パラメータ入力プ
ログラム101は、デフォルト値およびユーザ入力を用
いて構築に必要な情報を取得する。前記ユーザ入力で
は、グラフィカルユーザインタフェースを用いてユーザ
が容易に入力でき、しかもデフォルト値の採用によっ
て、できるだけ前記入力の項目数が減るようになってい
る。この点が本発明の特徴の一つであり、これによって
従来は構築の課程でプログラムが必要となる都度ユーザ
が入力していたパラメータを、一括して、しかも容易に
入力ができるようになる。
【0859】サーバ構築FD作成プログラム102は、
前記パラメータ入力プログラム101で取得した情報を
もとに、サーバ構築FD110を作成する。同様に、ク
ライアント構築FD作成プログラム103は、前記パラ
メータ入力プログラム101で取得した情報をもとに、
クライアント構築FD111を作成する。
【0860】サーバ構築FD110をサーバ1にセット
し、サーバ1をリセットすると、サーバ構築ツール10
4が自動的に動作し、サーバを自動的に構築する。この
サーバ構築ツールは、自動実行実行ファイルと構築のた
めの複数のプログラムから構成される。またこの際、必
要に応じて、NOSシステムFD109からNOSプロ
グラムをサーバHD3にコピーする。同様に、クライア
ント構築FD111をクライアント2にセットし、クラ
イアント2をリセットすると、クライアント構築ツール
114が動作し、クライアントの構築を自動的に行う。
【0861】上記動作によって、サーバ1、クライアン
ト2の設定が終了後、運用監視ツールインストールプロ
グラム105が動作し、運用監視ツールFD112内の
プログラムを、LAN600経由でサーバHD3にイン
ストールする。また、アプリケーションインストールプ
ログラム106によって、アプリケーションFD113
内のアプリケーションプログラムをLAN600経由で
サーバHD3にインストールする。
【0862】次に、本実施例に於ける構築手順と処理プ
ログラムの内容について、以下詳しく説明する。
【0863】図248に、構築ツールFD107、運用
監視ツールFD112、HDネットワークドライバFD
108、NOSシステムFD109に格納されているプ
ログラムおよびデータファイルを示す。図223、図2
24、図225は、実際の構築操作の手順を示すフロー
チャートである。いずれの図も向かって左側がユーザの
操作、右側がプログラムの動作を示す。図223は、作
業用クライアント2a、図224はファイルサーバ1、
図225はその他のクライアント2での操作手順を示し
ている。図248に、前記構築操作で使用する、構築ツ
ールFD107、運用監視ツールFD112、HDネッ
トワークドライバFD108、NOSシステムFD10
9に格納されているプログラムおよびデータファイルを
示す。
【0864】まず、ステップ201で構築ツールFD1
07を作業用クライアント2aにセットし、ステップ2
02でユーザが構築自動実行ファイルを起動する。構築
自動実行ファイルは、まず、ステップ203で構築ツー
ルを作業用クライアント2aのHDにインストールす
る。次に、ステップ204でパラメータ入力プログラム
101を起動する。
【0865】構築自動実行ファイルの一例を図228、
図229に示す。前記ステップ202では、まず、図2
28に示す構築自動実行ファイル700が起動される。
ライン701でHD908に構築ツール用のディレクト
リを作成、ライン702でディレクトリポインタを前記
構築ツール用ディレクトリに移動、ライン703で構築
ツールFD107内の全てのファイルをHD908の前
記構築ツール用ディレクトリにコピーする。前記コピー
によって、図229に示す構築自動実行ファイル800
もHD908にコピーされる。ライン704では、前記
構築自動実行ファイル800を起動し、構築自動実行フ
ァイル700を終了する。上記ステップ204でのパラ
メータ入力プログラム101の起動は、図229のライ
ン801で実行される。以下同様に、図229の構築自
動実行ファイル800のライン802〜815を順次実
行することによって、図223で示した各処理が実行さ
れていく。
【0866】パラメータ入力プログラム101はステッ
プ205でユーザから構築に必要な情報、例えば図22
6に示すような表示画面をディスプレイ911に表示す
ることによって、サーバ1、クライアント2のハード構
成をインタラクティブに取得する。ステップ206で
は、パラメータファイルを作成し、前記取得パラメータ
を格納する。前記ステップ204〜206の動作を、図
233、234、235を用いて以下詳しく説明する。
図235はパラメータ入力プログラム101のフローチ
ャートを示す図である。ステップ1401で、図233
に示すデフォルト値ファイル1200を読み出す。前記
デフォルト値ファイル1200には、サーバ1、クライ
アント2のハードウェア構成デフォルト値、選択可能値
が書かれている。ステップ1402で、図226のサー
バ1入力画面501をディスプレイ911に表示する。
この時点でカーソルはサーバ機種の選択ラインにあり、
ステップ1403で、ユーザの入力に従い、まず機種名
が選択される。機種によってデフォルト値、選択可能値
が異なるため、上記ステップ1401で読み出した各機
種のデフォルト値、選択可能値を用い、ステップ140
4で、図226のサーバ1入力画面501に示す各ハー
ドウェアパラメータのデフォルト値、選択可能値を表示
する。ステップ1405で、前記パラメータのユーザに
よる確認或いは設定入力を行った後、ステップ1406
ではユーザの指定によって別のサーバの設定を行うか、
サーバの設定を終了するかを判断する。前記判断の結
果、別のサーバの設定を行う場合には、ステップ140
2へ戻り、サーバの設定を終了する場合には、クライア
ントの設定を行うためステップ1407へ進む。ステッ
プ1407からステップ1411は、サーバがクライア
ントに替わる他は、ステップ1402からステップ14
06と同じ動作を行う。全てのサーバ、クライアントの
パラメータ入力が終了した後、ステップ1450で前記
入力値を記録するパラメータファイル1300を作成す
る。パラメータファイル1300の一例を図234に示
す。ここでは、全てのパラメータ入力終了後パラメータ
ファイル1300を作成する例を示したが、各入力毎に
パラメータファイル1300を作成、変更してもよい。
また、以上述べたパラメータ入力プログラムでは、1パ
ターンのデフォルト値を使用する例を示したが、複数の
デフォルトパターンの中から選択することによって、種
々のシステム構成でのユーザによるパラメータ入力をさ
らに減らすこともできる。図252は複数のデフォルト
パターンに対応したパラメータ入力プログラムの一例、
図253は複数パタンに対応したデフォルト値ファイル
3200の一例である。ステップ3101で前記デフォ
ルト値ファイル3200を読み出し、該デフォルト値フ
ァイル3200に登録されている構成パタンをステップ
3102で画面表示する。該表示画面の一例を図254
に示す。ステップ3103においてユーザは、どの構成
パタンをデフォルト値として用いるかを選択する。以後
ステップ3150までは、図235で示した第1のパラ
メータ入力プログラム例と全く同じ動作を行う。ステッ
プ3151では、ユーザがデフォルト値を基として入力
したパラメータを新規パターンあるいは登録済みパタン
の置き換えとしてデフォルト値ファイル3200に登録
を行う。これによって、デフォルト値の複数パタン登録
を容易に行うことができる。
【0867】次に、図223のステップ207でHD・
ネットワークドライバFD108をユーザがセットする
と、ステップ208で必要なドライバプログラムを作業
用クライアント2a内のHDに一時保管する。
【0868】次に、ステップ210でサーバ構築FD作
成プログラム102が動作する。図236を用いて、サ
ーバ構築FD作成プログラム102の動作を以下説明す
る。まず、ステップ1501で、サーバ構築FD110
を作業用クライアント2aのFDD909にユーザがセ
ットするように、指示を作業用クライアント2aのディ
スプレイ911に表示する。前記サーバ構築FD110
のセット確認後、1502で上記パラメータファイル1
300を読み出す。ステップ1503では、前記パラメ
ータファイル1300の内容を基に、必要なHDドライ
バ、ネットワークドライバファイルを前記サーバ構築F
D110上にコピーする。ステップ1504で図231
にその一例を示すリセット時自動実行ファイル1000
を前記サーバ構築FD110上に作成する。次に、ステ
ップ1505で図232にその一例を示すNOS立ち上
げ時自動実行ファイル1100を、ステップ1506で
図246にその一例を示すNOS立ち上げ時参照ファイ
ル2500を、前記サーバ構築FD110上に作成し、
サーバ構築FD作成プログラム102を終了する。以上
の処理によってサーバ構築FD110に作成されるファ
イルを図249に示す。
【0869】その後、ステップ211で、このあとユー
ザがサーバ1で作業する内容と手順を作業用クライアン
ト2aのディスプレイ装置の画面に表示する。図237
は、ガイダンス表示プログラム1600のフローチャー
トである。ステップ1601でテキスト、或いはグラフ
ィックデータとして格納されたガイダンスデータファイ
ルを読み出し、ステップ1602で前記ガイダンスデー
タを表示する。ガイダンス表示画面の一例を図238に
示す。
【0870】一方、ユーザは前記ガイダンスに従い図2
23のステップ212でサーバ構築FD110を作業用
クライアント2aから抜き取り、サーバ1に移動し、ス
テップ300のサーバ構築処理を行う。前記サーバ構築
処理は、図224を用いて以下説明する。ユーザは、ス
テップ301で、サーバ構築FD110をサーバ1にセ
ットし、ステップ302でサーバ1をリセットまたは電
源投入を行う。前記リセットによって、ステップ303
で図231で示したリセット時自動実行ファイル100
0が実行される。前記実行では、ライン1001の実行
によって、まずステップ304のサーバHD初期化を行
い、ライン1002、1003の実行によって、ステッ
プ305のNOS立ち上げ時自動実行ファイル、ステッ
プ306のNOS立ち上げ時参照ファイルをサーバ構築
FD110からサーバHD3にコピーする。次に、ライ
ン1004の実行によって、ユーザにNOSシステムF
D109をセットするようにメッセージを表示し、ステ
ップ307でユーザが、NOSシステムFD109をセ
ットしたことを検出すると、次にライン1005の実行
によって、ステップ308でNOSのシステムファイル
がサーバHD3にコピーされる。次に、ライン1006
の実行により、ステップ309のNOSの立ち上げが行
われ、NOSはNOS立ち上げ時参照ファイル2500
を参照して立ち上がり、NOS立ち上げ時自動実行ファ
イル1100を実行する。前記立ち上げによって、HD
ドライバ、ネットワークドライバ等が組み込まれる。こ
こで、サーバHD3のうち、NOSが制御する領域を初
期化する。以上の処理の後、ステップ350でユーザは
作業用クライアント2aに戻り、図223のステップ2
30において、ユーザがサーバ1での処理を終えたこと
を作業用クライアント2aで実行中のガイダンス表示プ
ログラム1600に通知すると、図237ステップ16
03でこれを検出し、ガイダンス表示プログラムを終了
する。以上の処理によって、サーバHD3には図251
に示すファイルが作成される。
【0871】次に、ステップ231でクライアントシェ
ルを作業用クライアントのHD上に生成する。ここで用
いるクライアントシェル生成プログラムのフローチャー
トを図239に示す。ステップ1801でパラメータフ
ァイル1300を読み出し、クライアント2aの使用L
ANボード名、プロトコルを得る。次に、ステップ18
02で、図240に一例を示すLANドライバ対応ファ
イル1900を参照することによって、前記LANボー
ド名に対応するLANドライバファイル名を得る。ステ
ップ1804では、前記LANドライバファイルを読み
出し、ステップ1804でクライアントシェルプログラ
ムを生成する。
【0872】さらに、図223のステップ232で前記
クライアントシェルプログラムを実行し、サーバ1との
ネットワークを介した通信を可能とする。次にステップ
233で、サーバ1への特権ユーザでのログインが行わ
れる。ステップ234、ステップ235では、サーバ1
のサーバHD3にあるログイン時実行ファイルおよびプ
リンタ設定ファイルを作成する。続いてステップ237
ではGUIプログラムインストールプログラム115を
用いてGUIプログラムFD116からGUIプログラ
ムをサーバHD3にインストールする。次に、ステップ
239で、運用ツールインストールプログラム105を
用いて、運用ツールFD112に格納された運用ツール
を、前記GUIプログラム上で使用できるように、サー
バHD3上にインストールする。次に運用ツールを起動
しその中の各プログラムを用いて、ステップ241のユ
ーザ登録を行う。
【0873】次に、ステップ244でファイル構築プロ
グラム2000を実行する。以下、図241に示した前
記ファイル構築プログラム2000のフローチャートを
用いてファイル構築動作を説明する。まず、ステップ2
001で、図242に一例を示すデフォルトディレクト
リ構成ファイル2100を読み出す。デフォルトディレ
クトリ構成ファイル2100には、ディレクトリ名、階
層構成、各ディレクトリのアトリビュート、各ディレク
トリ内ファイルのアトリビュートのデフォルト値が記載
してある。図242に示した例では、アトリビュートの
一例として「Sy:システム」「Ro:読み出し専用」
「Rw:読み書き可能」「Fi:検索可能」「Sh:共
有可能」の各フラグを示した。前記デフォルトディレク
トリ構成ファイル2100の情報をもとに、ステップ2
002でディレクトリ図を表示する。図247に前記デ
ィレクトリ図の表示画面の一例を示す。ステップ200
3では、ユーザがディレクトリ構成、アトリビュートを
前記表示画面上で必要に応じて追加、変更入力する。以
上のようにして決定したディレクトリ構成を、ステップ
2004でディレクトリ構成ファイルに記録し、また、
前記ディレクトリ構成をもとにステップ2005でファ
イル、ディレクトリを作成し、ステップ2006でアト
リビュートを設定する。
【0874】上記ファイル構築終了後、図223のステ
ップ246のAPインストールプログラム106が実行
される。以下、図243、図244のフローチャートを
用いて、APインストールプログラム106の動作を説
明する。APインストールプログラム106が起動され
ると、ステップ2201でまず、システムコール割り込
みベクトルを変更し、APからシステムコールが発行さ
れると、APインストールプログラム割り込み処理ルー
チン2300に処理が移行するようにする。次にステッ
プ2202で子プロセスとして、OSのコマンドインタ
プリタを起動する。ステップ245で、ユーザは所望の
APのインストールプログラムを実行させる、或いはO
Sのコマンドを用いてAPをインストールする。この
時、前記APのインストールプログラム、或いは前記O
Sのコマンドからシステムコールが発行されると、上記
ステップ2201のシステムコール割り込みベクトル変
更によって処理が図244のAPインストールプログラ
ム割り込み処理ルーチン2300に移行する。ステップ
2301では前記システムコールがファイルサーバへの
ファイル作成かどうかを判定し、ファイルサーバへのフ
ァイル作成であった場合には、ステップ2302で上記
ディレクトリ構成ファイルを読み出し、ステップ230
3において前記ファイルで指定されたアトリビュート
で、ファイルを作成する。これによって、従来APのイ
ンストール後に別途手動による作業が必要であったファ
イルアトリビュートの設定を自動的に行えるという効果
がある。一方、ステップ2301でファイルサーバへの
ファイル作成でないと判断した場合には、ステップ23
50で変更前のシステムコール割り込みベクトルへジャ
ンプし、従来通りの処理を行う。
【0875】ユーザによるAPインストールが終了する
までは、図243のステップ245が繰り返し実行され
るが、APインストールが終了した場合には、ステップ
2251で子プロセスを終了し、ステップ2252でシ
ステムコール割り込みベクトルを復元し、APインスト
ールプログラム106を終了する。
【0876】次に、図223のステップ248で、クラ
イアント構築FD作成プログラム103が起動される。
図245に前記クライアント構築FD作成プログラム1
03のフローチャートを示す。まず、ステップ2401
でパラメータファイル1300を読み出す。ステップ2
402でクライアントn構築FD111をセットするよ
うユーザへの指示をディスプレイ911に表示する。ス
テップ2403では、図240に示したLANドライバ
対応ファイル1900を用いて、前記パラメータファイ
ル1300に記載されているクライアントnのLANボ
ード名に対応するLANドライバファイル名を得る。ス
テップ2404では、前記LANドライバファイルをク
ライアントn構築FD111にコピーする。ステップ2
405ではクライアントシェルを、ステップ2406で
はサーバ接続テストプログラムを、ステップ2407で
はクライアント構築バッチファイルを、クライアントn
構築FD111にコピーする。以上の操作を、全クライ
アント分繰り返した後、クライアント構築FD作成プロ
グラム103は終了する。
【0877】以上のようにして作成したクライアント構
築FD111には、図250に示すファイルが含まれ、
各クライアント2で以下に述べるように使用する。
【0878】各クライアント2での動作は、図225に
示すように、クライアント2に、クライアント構築FD
111をセットし、ステップ401でクライアント構築
自動実行ファイルを実行すると、ステップ402でクラ
イアントシェルを、ステップ403でLANドライバフ
ァイルを、ステップ450でサーバ接続テストプログラ
ムをそれぞれHDにコピーする。さらに、ステップ40
4でクライアントシェルを実行し、405でサーバ1と
の通信テストを行い、クライアント2の構築を終了す
る。
【0879】上述のように、本実施例では、サーバへの
NOSのインストールに留まらず、ユーザ登録、ファイ
ル構築、GUIプログラムインストール、アプリケーシ
ョンインストール、クライアントへのシェルのインスト
ールを一つの連続した処理で実行できる。
【0880】
【発明の効果】本発明のように構成することによって、
ネットワークを統合的に管理、運用することができ、ネ
ットワーク構築の際は、インストールのパラメータ設定
を容易にでき、その作業を自動化でき、運用管理の際に
は、ユーザ登録、ディレクトリ設定等の個々の設定要素
を、ユーザ環境の中で、関連づけて統合管理を行え、保
守管理の際には、障害の発生に基づいてそれを通知し、
その対策までを自動的に行うことができるという格別な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムマネージャの概念とイージー
・インストーラの位置付けを示す図である。
【図2】本発明のネットワークシステム構築支援の概要
図である。
【図3】NetWareインストールの概要図である。
【図4】従来インストール手順を示すフロー図である。
【図5】ファイルサーバの従来インストール画面(一
部)を示す図である。
【図6】本発明のイージー・インストーラの構成図であ
る。
【図7】インストールマネジャーの一例を示す図であ
る。
【図8】ファイルサ−バインスト−ラ(GUI部)の全
画面関連ブロック図である。
【図9】ファイルサ−バインスト−ラ(GUI部)処理
概略フロー図である。
【図10】起動設定処理フロー図である。
【図11】ハ−ドディスク設定処理フロー図である。
【図12】ハ−ドディスク用ハ−ドウェア設定処理フロ
ー図である。
【図13】ハ−ドディスク設定処理フロー図である。
【図14】LANボ−ド設定処理フロー図である。
【図15】LANボ−ド用ハ−ドウェア設定処理フロー
図である。
【図16】LANボ−ド設定処理フロー図である。
【図17】LANボ−ド通信方式設定処理フロー図であ
る。
【図18】LANボ−ド通信方式設定処理フロー図であ
る。
【図19】システム設定処理フロー図である。
【図20】起動設定ウィンドウの図である。
【図21】メニュ−ウィンドウの図である。
【図22】ハ−ドディスク設定ウィンドウの図である。
【図23】ハ−ドディスク用ハ−ドウェア設定ウィンド
ウの図である。
【図24】LANボ−ド設定ウィンドウの図である。
【図25】LANボ−ド用ハ−ドウェア設定ウィンドウ
の図である。
【図26】LANボ−ド通信方式設定ウィンドウの図で
ある。
【図27】システム設定ウィンドウの図である。
【図28】ディスク交換確認ウィンドウの図である。
【図29】設定中止ウィンドウの図である。
【図30】パラメータロ−ドウィンドウの図である。
【図31】ロ−ド終了ウィンドウの図である。
【図32】設定終了ウィンドウの図である。
【図33】オ−バ−ライト確認ウィンドウの図である。
【図34】セ−ブ終了ウィンドウの図である。
【図35】ファイルサ−バGUIプログラムブロック図
である。
【図36】ファイルサ−バGUIプログラム共有デ−タ
図である。
【図37】ファイルサ−バGUIプログラム共有リソ−
ス図である。
【図38】ファイルサ−バ/クライアントGUI共通プ
ログラム図である。
【図39】絵付きボタンの処理図である。
【図40】多者択一ボタンの処理図である。
【図41】多者択一ボタン押下処理図である。
【図42】多者択一ボタン再描画処理図である。
【図43】加算ボタン処理図である。
【図44】加算ボタン再描画処理図である。
【図45】加算ボタン押下処理図である。
【図46】加算ボタンリピ−ト処理図である。
【図47】加算ボタンフォ−カス取得処理図である。
【図48】加減算ボタン付きエディット処理図である。
【図49】加減算ボタンエディット内容変更処理図であ
る。
【図50】加減算ボタンエディットロストフォ−カス処
理図である。
【図51】ファイルサ−バGUIプログラム起動設定ウ
ィンドウ処理図である。
【図52】ファイルサ−バGUIプログラムメニュ−ウ
ィンドウ処理図である。
【図53】ファイルサ−バGUIプログラムハ−ドディ
スク設定ウィンドウ処理図である。
【図54】ファイルサ−バGUIプログラムハ−ドディ
スク用ハ−ドウェア設定ウィンドウ処理図である。
【図55】ファイルサ−バGUIプログラムLANボ−
ド設定ウィンドウ処理図である。
【図56】ファイルサ−バGUIプログラムLANボ−
ド用ハ−ドウェア設定ウィンドウ処理図である。
【図57】ファイルサ−バGUIプログラムLANボ−
ド通信方式設定ウィンドウ処理図である。
【図58】ファイルサ−バGUIプログラムシステム設
定ウィンドウ処理図である。
【図59】クライアントインスト−ラ(GUI部)の全
画面関連ブロック図である。
【図60】起動設定処理フロ−図である。
【図61】メニュ−選択処理フロ−図である。
【図62】システム設定処理フロ−図である。
【図63】LANボ−ド設定処理フロ−図である。
【図64】LANボ−ド用ハ−ドウェア設定処理フロ−
図である。
【図65】LANボ−ド用通信方式設定処理フロ−図で
ある。
【図66】起動設定ウィンドウの図である。
【図67】メニューウィンドウの図である。
【図68】システム設定ウィンドウの図である。
【図69】LANボ−ド設定ウィンドウの図である。
【図70】LANボ−ド用ハ−ドウェア設定ウィンドウ
の図である。
【図71】LANボ−ド用通信方式設定ウィンドウの図
である。
【図72】クライアントGUIプログラムブロック図で
ある。
【図73】クライアントGUIプログラム共有デ−タ図
である。
【図74】クライアントGUIプログラム共有リソ−ス
図である。
【図75】クライアントGUI起動設定ウィンドウプロ
グラム図である。
【図76】クライアントGUIメニュ−ウィンドウプロ
グラム図である。
【図77】クライアントGUIシステム設定ウィンドウ
プログラム図である。
【図78】クライアントGUILANボ−ド設定ウィン
ドウプログラム図である。
【図79】クライアントGUILANボ−ド用ハ−ドウ
エア設定ウィンドウプログラム図である。
【図80】クライアントGUILANボ−ド用通信方式
ウィンドウプログラム図である。
【図81】プリントサ−バ設定処理図である。
【図82】プリントサ−バインスト−ラウィンドウ構成
図である。
【図83】プリントサ−バインスト−ラ設定処理図であ
る。
【図84】システム設定処理図である。
【図85】プリンタ設定処理図である。
【図86】新規作成設定処理図である。
【図87】変更参照設定処理図である。
【図88】名称変更設定処理図である。
【図89】複製設定処理図である。
【図90】メニュ−ウィンドウ図である。
【図91】システム設定ウィンドウ図である。
【図92】パスワ−ド設定ウィンドウ図である。
【図93】プリンタ選択リストウィンドウ図である。
【図94】プリンタ名設定ウィンドウ図である。
【図95】プリンタ設定ウィンドウ図である。
【図96】送信タイプ設定ウィンドウ図である。
【図97】設定中止ウィンドウ図である。
【図98】パスワ−ド設定中止ウィンドウ図である。
【図99】プリンタ名設定中止ウィンドウ図である。
【図100】再入力誤りウィンドウ図である。
【図101】新規作成中止ウィンドウ図である。
【図102】複製中止ウィンドウ図である。
【図103】プリンタ名変更中止ウィンドウ図である。
【図104】複製不可能ウィンドウ図である。
【図105】プリンタ削除ウィンドウ図である。
【図106】不正設定ウィンドウ図である。
【図107】設定終了警告ウィンドウ図である。
【図108】プリントサ−バGUIプログラムブロック
図である。
【図109】プリントサ−バデ−タテ−ブル構造図であ
る。
【図110】プリンタデ−タテ−ブル及びキュ−デ−タ
テ−ブル構造図である。
【図111】プリンタ選択リスト画面用各種テ−ブル図
である。
【図112】プリントサ−バインスト−ラ用パラメ−タ
保存テ−ブルの一例図である。
【図113】メニュ−画面の動作フロ−図である。
【図114】システム設定画面の動作フロ−図である。
【図115】パスワ−ド設定画面の動作フロ−図であ
る。
【図116】プリンタ選択リスト画面の動作フロ−図で
ある。
【図117】ソ−ト順逆転処理動作フロ−図である。
【図118】リストボックス再描画処理動作フロ−図で
ある。
【図119】リストボックスクリック処理動作フロ−図
である。
【図120】水平スクロ−ルバ−処理動作フロ−図
(1)である。
【図121】水平スクロ−ルバ−処理動作フロ−図
(2)である。
【図122】プリンタ各種設定ボタンに関する処理の動
作フロ−図(2)である。
【図123】プリンタ名新規作成画面の動作フロ−図で
ある。
【図124】プリンタ変更参照処理の動作フロ−図であ
る。
【図125】プリンタ複製画面の動作フロ−図である。
【図126】プリンタ名削除画面の動作フロ−図であ
る。
【図127】プリンタ設定画面の動作フロ−図である。
【図128】送信タイプ設定画面の動作フロ−図であ
る。
【図129】ビットマップ状態変化名一覧表の図であ
る。
【図130】ボタン状態1の図である。
【図131】ボタン状態2の図である。
【図132】ボタン状態3の図である。
【図133】ボタン状態4の図である。
【図134】ボタン状態5の図である。
【図135】ボタン状態変化一覧の図である。
【図136】第1の状態変化説明図である。
【図137】第2の状態変化説明図である。
【図138】第3の状態変化説明図である。
【図139】第4の状態変化説明図である。
【図140】第1のビットマップ機能分類図である。
【図141】第2のビットマップ機能分類図である。
【図142】ボタンのサイズ比較を示す図である。
【図143】曲線の表示を示す図である。
【図144】中間色の表示を示す図である。
【図145】on文字が鮮やかな色の場合の影無しボタ
ンを示す図である。
【図146】onf文字が鮮やかな色の場合の影無しボ
タンを示す図である。
【図147】on文字が鮮やかな色の場合の影有りボタ
ンを示す図である。
【図148】onf文字が鮮やかな色の場合の影有りボ
タンを示す図である。
【図149】FS_AUTOの操作フローその1の図で
ある。
【図150】FS_AUTOの操作フローその2の図で
ある。
【図151】FS_AUTOの操作フローその3の図で
ある。
【図152】FS_AUTOの操作フローその4の図で
ある。
【図153】FS_AUTOの操作フローその5の図で
ある。
【図154】ハードデイスクの初期化手順の図である。
【図155】WS_AUTOの操作フローその1の図で
ある。
【図156】WS_AUTOの操作フローその2の図で
ある。
【図157】WS_AUTOの操作フローその3の図で
ある。
【図158】PS_AUTOの操作フローその1の図で
ある。
【図159】PS_AUTOの操作フローその2の図で
ある。
【図160】PS_AUTOの操作フローその3の図で
ある。
【図161】PS_AUTOの処理フローの図である。
【図162】API機能を用いたプリントキュ−登録手
順の図である。
【図163】ファイルサ−バインスト−ル用パラメータ
ファイルの図である。
【図164】クライアントインスト−ル用パラメータフ
ァイルの図である。
【図165】プリントサ−バインスト−ル用パラメータ
ファイルの図である。
【図166】パラメータディスクのディレクトリ構造の
図である。
【図167】ファイルサ−バインスト−ル用インデック
ス情報ファイルの図である。
【図168】パラメータファイル化方式の図である。
【図169】パラメータの受渡し手段説明の図である。
【図170】FS_AUTOの初期画面の図である。
【図171】FS_AUTOのウィンドウ1の図であ
る。
【図172】FS_AUTOのウィンドウ2の図であ
る。
【図173】FS_AUTOのウィンドウ3の図であ
る。
【図174】FS_AUTOのウィンドウ4の図であ
る。
【図175】FS_AUTOのウィンドウ5の図であ
る。
【図176】FS_AUTOのウィンドウ6の図であ
る。
【図177】FS_AUTOのウィンドウ7の図であ
る。
【図178】FS_AUTOのウィンドウ8の図であ
る。
【図179】FS_AUTOのウィンドウ9の図であ
る。
【図180】FS_AUTOのウィンドウ10の図であ
る。
【図181】FS_AUTOのウィンドウ11の図であ
る。
【図182】FS_AUTOのウィンドウ12の図であ
る。
【図183】FS_AUTOのウィンドウ13の図であ
る。
【図184】FS_AUTOのウィンドウ14の図であ
る。
【図185】FS_AUTOのウィンドウ15の図であ
る。
【図186】FS_AUTOのウィンドウ16の図であ
る。
【図187】FS_AUTOのウィンドウ17の図であ
る。
【図188】FS_AUTOのウィンドウ18の図であ
る。
【図189】FS_AUTOのウィンドウ19の図であ
る。
【図190】FS_AUTOのウィンドウ20の図であ
る。
【図191】FS_AUTOのウィンドウ21の図であ
る。
【図192】FS_AUTOのウィンドウ22の図であ
る。
【図193】FS_AUTOのウィンドウ23の図であ
る。
【図194】FS_AUTOのウィンドウ24の図であ
る。
【図195】FS_AUTOのウィンドウ25の図であ
る。
【図196】FS_AUTOのウィンドウ26の図であ
る。
【図197】FS_AUTOのウィンドウ27の図であ
る。
【図198】FS_AUTOのウィンドウ28の図であ
る。
【図199】FS_AUTOのウィンドウ29の図であ
る。
【図200】FS_AUTOのウィンドウ30の図であ
る。
【図201】FS_AUTOのウィンドウ31の図であ
る。
【図202】FS_AUTOのウィンドウ32の図であ
る。
【図203】FS_AUTOのウィンドウ33の図であ
る。
【図204】FS_AUTOのウィンドウ34の図であ
る。
【図205】FS_AUTOのウィンドウ35の図であ
る。
【図206】FS_AUTOのウィンドウ36の図であ
る。
【図207】FS_AUTOのウィンドウ37の図であ
る。
【図208】FS_AUTOのウィンドウ38の図であ
る。
【図209】WS_AUTOのウィンドウ1の図であ
る。
【図210】WS_AUTOのウィンドウ2の図であ
る。
【図211】WS_AUTOのウィンドウ3の図であ
る。
【図212】WS_AUTOのウィンドウ4の図であ
る。
【図213】WS_AUTOのウィンドウ5の図であ
る。
【図214】WS_AUTOのウィンドウ6の図であ
る。
【図215】WS_AUTOのウィンドウ7の図であ
る。
【図216】WS_AUTOのウィンドウ8の図であ
る。
【図217】PS_AUTOのウィンドウ1の図であ
る。
【図218】PS_AUTOのウィンドウ2の図であ
る。
【図219】PS_AUTOのウィンドウ3の図であ
る。
【図220】PS_AUTOのウィンドウ4の図であ
る。
【図221】PS_AUTOのウィンドウ5の図であ
る。
【図222】システム構築方式の概要図である。
【図223】作業用クライアントの構築操作手順フロー
を示すフロー図である。
【図224】サーバの構築操作手順フローを示すフロー
図である。
【図225】クライアントの構築操作手順フローを示す
フロー図である。
【図226】パラメータ入力画面の一例を示す図であ
る。
【図227】全体システム構成の一例を示す図である。
【図228】作業用クライアントで構築開始の際に使用
する第1の構築自動実行ファイルの一例を示す図であ
る。
【図229】作業用クライアントで構築開始の際に使用
する第1の構築自動実行ファイルから起動される第2の
構築自動実行ファイルの一例を示す図である。
【図230】情報処理装置の内部ハードウェア構成例を
示す図である。
【図231】リセットによってサーバ構築を自動的に実
行するために、サーバ構築FD上に置くリセット時自動
実行ファイルの一例を示す図である。
【図232】NOS立ち上げ時実行ファイルの一例を示
す図である。
【図233】パラメータ入力プログラムが使用するデフ
ォルト値が書き込まれたデフォルト値ファイルの一例を
示す図である。
【図234】パラメータ入力プログラムが、デフォルト
値ユーザ入力を基に決定したネットワークシステムの各
種パラメータ値が書き込まれたパラメータファイルの一
例を示す図である。
【図235】パラメータ入力プログラムのフローチャー
トの一例を示すフロー図である。
【図236】サーバ構築FD作成プログラムのフローチ
ャートの一例を示すフロー図である。
【図237】ガイダンス表示プログラムのフローチャー
トの一例を示すフロー図である。
【図238】ガイダンス表示画面の一例を示す図であ
る。
【図239】クライアントシェル生成プログラムのフロ
ーチャートの一例を示す図である。
【図240】使用するLANボード名とLANドライバ
ファイル名との対応を示すLANドライバ対応ファイル
の一例を示す図である。
【図241】サーバHDのディレクトリ作成を行うファ
イル構築プログラムの一例を示す図である。
【図242】ファイル構築プログラムが使用するでフォ
ルト値が書き込まれたデフォルトディレクトリ構成ファ
イルの一例を示す図である。
【図243】APインストールプログラムの一例を示す
図である。
【図244】APインストールプログラムの割り込み処
理ルーチンの一例を示す図である。
【図245】クライアント構築FD作成プログラム一例
を示す図である。
【図246】NOS立ち上げ時に必要なパラメータが書
き込まれたNOS立ち上げ時参照ファイルの一例を示す
図である。
【図247】ファイル構築プログラムが表示するディレ
クトリ図表示画面の一例を示す図である。
【図248】本実施例で使用するプログラム、データが
書き込まれた構築ツールFD、運用監視ツールFD、H
DネットワークドライバFD、NOSシステムFDの内
容の一例を示す図である。
【図249】構築ツールによって作成されるサーバ構築
FDの内容の一例を示す図である。
【図250】構築ツールによって作成されるクライアン
ト構築FDの内容の一例を示す図である。
【図251】サーバ構築FDによって、サーバHD内に
作成されるファイルの一例を示す図である。
【図252】複数のデフォルトパタンに対応したパラメ
ータ入力プログラムのフローチャートの一例を示す図で
ある。
【図253】複数のデフォルトパタンに対応したパラメ
ータ入力プログラムが使用する複数のパタンのデフォル
ト値が書き込まれたデフォルト値ファイルの一例を示す
図である。
【図254】複数のデフォルトパタンに対応したパラメ
ータ入力プログラムがパタン選択のために表示する画面
の一例を示す図である。
【符号の説明】
20010…GUI部、20011…ファイルサーバイ
ンストーラ用GUI、20012…プリントサーバイン
ストーラ用GUI、20013…クライアントインスト
ーラ用GUI、20020…パラメータファイル、20
021…ファイルサーバインストーラ用パラメータファ
イル、20022…プリントサーバインストーラ用パラ
メータファイル、20023…クライアントインストー
ラ用パラメータファイル、20030…自動実行部、2
0031…ファイルサーバインストーラ用自動実行プロ
グラム、20032…プリントサーバインストーラ用自
動実行プログラム、20033…クライアントインスト
ーラ用自動実行プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 啓一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 古川 博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 木原 健一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 石田 秀昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 三宅 滋 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 堀本 徹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 野中 尚道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 松村 悟 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 岩崎 礼子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 木村 光一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (122)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互にネットワークで接続され、通信を行
    う複数のネットワーク機器各々のネットワークオペレー
    ティングシステムを構築するためのネットワーク統合構
    築システムであって、 ネットワークに接続するための機器の種類、ネットワー
    クへの接続形態、ネットワークシステムでの動作形態な
    どのパラメータを設定するパラメータ設定部、上記パラ
    メータをファイル化したパラメータファイルを作成する
    ファイル作成部を備えた情報処理装置、並びに該ファイ
    ルを参照することによって自動的に前記ネットワークオ
    ペレーティングシステムの立ち上げを行なうネットワー
    ク構築部を備えた前記複数のネットワーク機器を有する
    ことを特徴とするネットワーク統合構築システム。
  2. 【請求項2】前記パラメータ設定部、前記ファイル作成
    部及び前記ファイル作成部の関連を記述するインタフェ
    ース仕様を有することを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワーク統合構築システム。
  3. 【請求項3】前記パラメータ設定部は、GUI(Graphic
    al User Interface)を利用してパラメータの設定を行な
    うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク統合構
    築システム。
  4. 【請求項4】前記パラメータ設定部は、階層的にパラメ
    ータの設定を行なうことを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワーク統合構築システム。
  5. 【請求項5】前記パラメータ設定部には、最適な設定基
    準を考慮してパラメータが設定できるように、各設定項
    目が配置されていることを特徴とする請求項1記載のネ
    ットワーク統合構築システム。
  6. 【請求項6】前記パラメータ設定部は、複数ネットワー
    クシステム、および複数のネットワーク機器に対するパ
    ラメータ設定を、一括して行うことを特徴とする請求項
    1記載のネットワーク統合構築システム。
  7. 【請求項7】前記パラメータ設定部は、デフォルト値を
    利用してパラメータの設定を行なうことを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク統合構築システム。
  8. 【請求項8】前記パラメータ設定部は、1つのキーとな
    るパラメータを設定することで、関連するパラメータが
    自動的に変更、更新することを特徴とする請求項1記載
    のネットワーク統合構築システム。
  9. 【請求項9】前記パラメータ設定部は、オンラインヘル
    プによりマニュアルによる設定と有機的に結合されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク統合構築シ
    ステム。
  10. 【請求項10】前記パラメータ設定部は、ボタンまたは
    リストを用いた選択方式を利用してパラメータを設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワーク統合構
    築システム。
  11. 【請求項11】前記ボタンは、同じ機能を提供するボタ
    ンが統一して配置されることを特徴とする請求項10記
    載のネットワーク統合構築システム。
  12. 【請求項12】前記ボタンは、ビットマップによる視覚
    表現を利用し、パラメータの選択状態及び機能の可否を
    視覚表現することを特徴とする請求項10記載のネット
    ワーク統合構築システム。
  13. 【請求項13】前記パラメータファイルは、同様なネッ
    トワークシステム、およびその構成要素の同様な機能に
    対する設定において、そのパラメータが再利用されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク統合構築シ
    ステム。
  14. 【請求項14】前記パラメータ設定部は、前記再利用時
    に、変更部分及び不一致部分のみが変更、削除、追加す
    ることにより、パラメータを設定することを特徴とする
    請求項13記載のネットワーク統合構築システム。
  15. 【請求項15】前記パラメータファイルは、設定パラメ
    ータをファイル化、データベース化により、一元管理す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワーク統合構
    築システム。
  16. 【請求項16】前記パラメータファイルは、記録媒体に
    記録されることを特徴とする請求項1記載のネットワー
    ク統合構築システム。
  17. 【請求項17】さらに、前記各パラメータファイルが格
    納されたディレクトリと前記機器の名称とを対応付ける
    ファイルを記憶するエリアを有し、 ユーザは、前記機器の名称を指定することによりインス
    トールを行うことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク統合構築システム。
  18. 【請求項18】前記情報処理装置は、前記複数のネット
    ワーク機器の1つであり、前記パラメータファイルは、
    前記ネットワークを介して前記情報処理装置から他のネ
    ットワーク機器へ伝送されることを特徴とする請求項1
    記載のネットワーク統合構築システム。
  19. 【請求項19】前記パラメータファイルは、運用管理、
    保守管理時に利用されることを特徴とする請求項1記載
    のネットワーク統合構築システム。
  20. 【請求項20】請求項1のネットワーク構築部におい
    て、パラメータ設定操作を常には行わず、自動的にネッ
    トワーク構築を行うことを特徴としたネットワーク統合
    構築システムことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク統合構築システム。
  21. 【請求項21】前記ネットワーク構築部は、その構築手
    順を順次ガイダンスで表示し、手順ごとにその選択項目
    を表示することを特徴とする請求項1記載のネットワー
    ク統合構築システム。
  22. 【請求項22】前記ネットワーク構築部は、複数種の構
    築対象に対してそれぞれ一括登録したパラメータ情報を
    選択する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    ネットワーク統合構築システム。
  23. 【請求項23】ネットワークで接続された複数のネット
    ワーク機器のインストールを行うための当該ネットワー
    ク機器固有のパラメータを設定するネットワーク構築の
    ためのパラメータ設定方法であって、 第1のネットワーク機器に係るパラメータの設定を、該
    第1のネットワーク機器とは別の作業用機器で独立に行
    い、 上記第1のネットワーク機器に係るパラメータとは異な
    るパラメータであって、第2のネットワーク機器に係る
    パラメータの設定を、該第2のネットワーク機器とは別
    の上記作業用機器で独立に行うことを特徴とするパラメ
    ータ設定方法。
  24. 【請求項24】上記設定されるパラメータは、ファイル
    化されたパラメータファイルであることを特徴とする請
    求項23記載のパラメータ設定方法。
  25. 【請求項25】上記パラメータは、記録媒体を介してに
    設定されることを特徴とする請求項23記載のパラメー
    タ設定方法。
  26. 【請求項26】上記パラメータは、上記ネットワークを
    介してに設定されることを特徴とする請求項23記載の
    パラメータ設定方法。
  27. 【請求項27】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、上記パラメータファイルを参照することにより自動
    的に行われることを特徴とする請求項24記載のパラメ
    ータ設定方法。
  28. 【請求項28】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、GUI(Graphical User Interface)を利用して行わ
    れることを特徴とする請求項23記載のパラメータ設定
    方法。
  29. 【請求項29】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、予め定められた階層ごとに行われることを特徴とす
    る請求項23記載のパラメータ設定方法。
  30. 【請求項30】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、上記第1、第2のネットワーク機器に対して一括し
    て行われることを特徴とする請求項23記載のパラメー
    タ設定方法。
  31. 【請求項31】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、複数のネットワークシステムに係る他のネットワー
    ク機器に対して一括して行われることを特徴とする請求
    項30記載のパラメータ設定方法。
  32. 【請求項32】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、予め設定されたデフォルト値を利用して行われるこ
    とを特徴とする請求項23記載のパラメータ設定方法。
  33. 【請求項33】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、1つのキーとなるパラメータを設定することで、関
    連するパラメータを自動的に変更、更新することにより
    行われることを特徴とする請求項32記載のパラメータ
    設定方法。
  34. 【請求項34】上記作業用機器でのパラメータの設定
    は、同様なネットワークシステムおよびその構成要素の
    同様な機能に対して既に設定された、パラメータを再利
    用して行われることを特徴とする請求項23記載のパラ
    メータ設定方法。
  35. 【請求項35】上記再利用時に変更部分、不一致部分の
    みを変更、削除、追加することにより、パラメータを設
    定することを特徴とする請求項34記載のパラメータ設
    定方法。
  36. 【請求項36】上記設定したパラメータを、運用管理、
    保守管理時に利用することを特徴とする請求項23記載
    のパラメータ設定方法。
  37. 【請求項37】上記第1、第2の機器でのインストール
    は、自動的にを行われることを特徴とする請求項23記
    載のパラメータ設定方法。
  38. 【請求項38】上記第1、第2の機器でのインストール
    は、その設定手順を順次ガイダンスで表示し、確認等の
    選択項目ごとにその選択項目等を表示することにより行
    われることを特徴とする請求項23記載のパラメータ設
    定方法。
  39. 【請求項39】複数のネットワーク接続機器に各ネット
    ワーク接続機器固有の情報を示すパラメータをそれぞれ
    設定することにより各該複数のネットワーク接続機器の
    インストールを行うネットワーク接続機器のインストー
    ル方法であって、 上記パラメータを媒体上に予め設定し、 上記各ネットワーク接続機器上で設定された上記パラメ
    ータを読み出し、 読み出された上記パラメータに基づいて上記各ネットワ
    ーク接続機器のインストールを行なうことを特徴とする
    ネットワーク接続機器のインストール方法。
  40. 【請求項40】上記パラメータは、予めファイル化した
    パラメータファイルとして上記媒体に設定されることを
    特徴とする請求項39記載のネットワーク接続機器のイ
    ンストール方法。
  41. 【請求項41】前記媒体は可搬な記録媒体であることを
    特徴とする請求項39記載のネットワーク接続機器のイ
    ンストール方法。
  42. 【請求項42】さらに、前記各パラメータファイルが格
    納されたディレクトリと前記ネットワーク接続機器の名
    称とを対応付けるファイルを前記可搬記録媒体に記憶
    し、ユーザにより指定された前記名称により該当するパ
    ラメータファイルを用いてインストールを行うことを特
    徴とする請求項41記載のネットワーク接続機器のイン
    ストール方法。
  43. 【請求項43】前記媒体へのパラメータの設定は、前記
    複数のネットワーク接続機器の1つである機器により行
    われ、前記ネットワークを前記媒体として、前記パラメ
    ータを前記ネットワークを介して前記機器からインスト
    ールに係る機器へ伝送されることを特徴とする請求項3
    9記載のネットワーク接続機器のインストール方法。
  44. 【請求項44】上記媒体は、磁気ディスクであることを
    特徴とする請求項39記載のネットワーク接続機器のイ
    ンストール方法。
  45. 【請求項45】上記パラメータは、他のネットワーク接
    続機器のものとともに一括して設定されることを特徴と
    する請求項39記載のネットワーク接続機器のインスト
    ール方法。
  46. 【請求項46】上記パラメータは、他のネットワークシ
    ステムに係る機器のものとともに一括して設定されるこ
    とを特徴とする請求項39記載のネットワーク接続機器
    のインストール方法。
  47. 【請求項47】さらに、上記パラメータを、運用管理、
    保守管理時に利用することを特徴とする請求項39記載
    のネットワーク接続機器のインストール方法。
  48. 【請求項48】相互に通信を行う複数のネットワーク機
    器が接続されたネットワークのネットワークオペレーテ
    ィングシステム構築方法であって、 前記ネットワークオペレーティングシステムのインスト
    ールに必要な上記複数の機器各々に固有のパラメータの
    設定を、作業用の機器により一括して行い、 インストールに係る上記複数の機器上で、設定された上
    記パラメータに基づいてインストールを行なうことを特
    徴とするネットワークオペレーティングシステム構築方
    法。
  49. 【請求項49】さらに、前記作業用の機器は、上記パラ
    メータをファイル化されたパラメータファイルとして媒
    体上に記録し、 上記複数の機器は、上記パラメータファイルを読み出す
    ことを特徴とする請求項48記載のネットワークオペレ
    ーティングシステム構築方法。
  50. 【請求項50】上記媒体は、可搬な記録媒体あることを
    特徴とする請求項49記載のネットワークオペレーティ
    ングシステム構築方法。
  51. 【請求項51】さらに、前記各パラメータファイルが格
    納されたディレクトリと前記機器の名称とを対応付ける
    ファイルを前記可搬記録媒体に記憶し、ユーザにより指
    定された前記名称により該当するパラメータファイルを
    用いてインストールを行うことを特徴とする請求項50
    記載のネットワークオペレーティングシステム構築方
    法。
  52. 【請求項52】前記作業用の機器は、前記複数のネット
    ワーク機器の1つであることを特徴とする請求項50記
    載のネットワークオペレーティングシステム構築方法。
  53. 【請求項53】前記作業用の機器は、前記パラメータ
    は、前記ネットワークを媒体として前記作業用の機器か
    ら前記インストールに係る機器へ伝送されることを特徴
    とする請求項52記載のネットワークオペレーティング
    システム構築方法。
  54. 【請求項54】前記パラメータファイルは、自動実行フ
    ァイル及び立ち上げ時参照ファイルからなり、前記ネッ
    トワーク機器は、、前記立ち上げ時参照ファイルを用い
    て前記自動実行ファイルを実行することを特徴とする請
    求項49記載のネットワークオペレーティングシステム
    構築方法。
  55. 【請求項55】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、GUI(Graphical User Interface)を利用して行わ
    れることを特徴とする請求項48記載のネットワークオ
    ペレーティングシステム構築方法。
  56. 【請求項56】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、予め定められた階層ごとに行われることを特徴とす
    る請求項48記載のネットワークオペレーティングシス
    テム構築方法。
  57. 【請求項57】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、上記インストールに係る複数の機器に対して一括し
    て行われることを特徴とする請求項48記載のネットワ
    ークオペレーティングシステム構築方法。
  58. 【請求項58】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、複数のネットワークシステムに係る機器に対して一
    括して行われることを特徴とする請求項48記載のネッ
    トワークオペレーティングシステム構築方法。
  59. 【請求項59】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、予め設定されたデフォルト値を利用して行われるこ
    とを特徴とする請求項48記載のネットワークオペレー
    ティングシステム構築方法。
  60. 【請求項60】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、1つのキーとなるパラメータを設定することで、関
    連するパラメータを自動的に変更、更新することにより
    行われることを特徴とする請求項48記載のネットワー
    クオペレーティングシステム構築方法。
  61. 【請求項61】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、同様ネットワークシステムおよび構成要素の同様機
    能に対して既に設定された、パラメータを再利用して行
    われることを特徴とする請求項48記載のネットワーク
    オペレーティングシステム構築方法。
  62. 【請求項62】上記再利用は、変更部分、不一致部分の
    みを変更、削除、追加することにより、パラメータを設
    定することにより行われることを特徴とする請求項61
    記載のネットワークオペレーティングシステム構築方
    法。
  63. 【請求項63】さらに、運用管理、保守管理時に、設定
    されたパラメータを利用することを特徴とする請求項4
    8記載のネットワークオペレーティングシステム構築方
    法。
  64. 【請求項64】上記作業用の機器でのパラメータの設定
    は、その設定手順を順次ガイダンスで表示し、確認等の
    選択項目ごとにその選択項目等を表示して行われること
    を特徴とする請求項48記載のネットワークオペレーテ
    ィングシステム構築方法。
  65. 【請求項65】前記インストールを行うステップにおい
    て、当該ネットワークに接続された機器のアプリケーシ
    ョンプログラムの導入を同時に行うことを特徴とする請
    求項48記載のネットワークオペレーティングシステム
    構築方法。
  66. 【請求項66】前記インストールを行うステップにおい
    て、ユーザ登録を同時に行うことを特徴とする請求項4
    8記載のネットワークオペレーティングシステム構築方
    法。
  67. 【請求項67】ネットワークのネットワークオペレーテ
    ィングシステムをインストールをするネットワーク統合
    構築システムであって、 情報を媒介する媒体を受入れるインタフェース手段、上
    記媒体に設定されたパラメータを入力する入力手段、並
    びに上記入力手段により入力されたパラメータを参照し
    てインストールを行なう構築手段を持ち、前記ネットワ
    ークに物理的に接続された複数のネットワーク機器、及
    び前記媒体を受入れるインタフェース手段、及び前記ネ
    ットワーク機器を前記ネットワークに論理的に接続する
    ために必要な各ネットワーク機器固有のパラメータを前
    記媒体上に設定する設定手段を持つ1または複数の作業
    用機器を有することを特徴とするネットワーク統合構築
    システム。
  68. 【請求項68】上記設定されたパラメータは、ファイル
    化されたパラメータファイルであることを特徴とする請
    求項67記載のネットワーク統合構築システム。
  69. 【請求項69】上記媒体は、可搬な記録媒体あることを
    特徴とする請求項67記載のネットワーク統合構築シス
    テム。
  70. 【請求項70】さらに、前記各パラメータファイルが格
    納されたディレクトリと前記ネットワーク機器の名称と
    を対応付ける前記可搬記録媒体上のファイルを有し、 前記構築手段は、ユーザにより指定された前記名称に該
    当するパラメータファイルを用いてインストールを行う
    ことを特徴とする請求項68記載のネットワーク統合構
    築システム。
  71. 【請求項71】前記複数のネットワーク機器の1つであ
    る前記作業用機器は、前記媒体である前記ネットワーク
    に接続され、前記パラメータは、前記ネットワークを介
    して前記作業用機器から前記インストールに係るネット
    ワーク機器へ伝送されることを特徴とする請求項67記
    載のネットワーク統合構築システム。
  72. 【請求項72】上記設定手段は、GUI(Graphical Use
    r Interface)を利用してパラメータの設定を行なうこと
    を特徴とする請求項67記載のネットワーク統合構築シ
    ステム。
  73. 【請求項73】上記設定手段は、予め定められた階層ご
    とにパラメータの設定を行なうことを特徴とする請求項
    67記載のネットワーク統合構築システム。
  74. 【請求項74】上記設定手段は、複数ネットワークシス
    テム、および複数のネットワーク機器に対するパラメー
    タ設定を一括して行なうことを特徴とする請求項67記
    載のネットワーク統合構築システム。
  75. 【請求項75】上記設定手段は、予め定められたデフォ
    ルト値を利用してパラメータの設定を行なうことを特徴
    とする請求項67記載のネットワーク統合構築システ
    ム。
  76. 【請求項76】上記設定手段は、1つのキーとなるパラ
    メータを設定することで、関連するパラメータが自動的
    に変更、更新することを特徴とする請求項67記載のネ
    ットワーク統合構築システム。
  77. 【請求項77】マニュアルにより上記パラメータを設定
    するマニュアル設定手段、 wherein 該マニュアル手段と上記設定手段が、オンライ
    ンヘルプにより結合されることを特徴とする請求項67
    記載のネットワーク統合構築システム。
  78. 【請求項78】ネットワークオペレーティングシステム
    に関する情報を記録した可搬な記録媒体であって、ネッ
    トワークに接続する機器のネットワークでの動作及びイ
    ンストールに必要な当該機器固有の情報を予め定められ
    たフォーマットで記録するエリアを有することを特徴と
    する記録媒体。
  79. 【請求項79】前記フォーマットは、 ネットワークに接続する機器の種類に関する情報を記録
    するエリア、 前記機器の接続形態に関する情報を記録するエリア、及
    び前記機器の動作形態に関する情報を記録するエリアを
    含むことを特徴とする請求項78記載の記録媒体。
  80. 【請求項80】前記機器の種類に関する情報は、サー
    バ、ワークステーション、プリントサーバまたはプリン
    タの機種名であることを特徴とする請求項79記載の記
    録媒体。
  81. 【請求項81】前記機器の接続形態に関する情報は、L
    ANボードに関する情報を含むことを特徴とする請求項
    79記載の記録媒体。
  82. 【請求項82】前記機器の動作形態に関する情報は、前
    記機器の周辺機器に関する情報であることを特徴とする
    請求項79記載の記録媒体。
  83. 【請求項83】前記周辺機器に関する情報は、ディスク
    ドライブに関する情報を含むことを特徴とする請求項8
    2記載の記録媒体。
  84. 【請求項84】さらに、ネットワークオペレーティング
    システムを自動的に立ち上げるための情報を予め定めら
    れたフォーマットで記録したエリアを有することを特徴
    とする請求項78記載の記録媒体。
  85. 【請求項85】前記各エリアに記憶される情報は、前記
    機器ごとにパラメータファイルとして格納されることを
    特徴とする請求項78記載の記録媒体。
  86. 【請求項86】さらに、前記各パラメータファイルが格
    納されたディレクトリと前記機器の名称とを対応付ける
    ファイルを有することを特徴とする請求項85記載の記
    録媒体。
  87. 【請求項87】前記エリアは、他の情報を記録するエリ
    アと相互に混在して形成されることを特徴とする請求項
    78記載の記録媒体。
  88. 【請求項88】相互にネットワークで接続される複数の
    ネットワーク機器により通信を行うためのネットワーク
    オペレーティングシステムの導入を支援する情報処理装
    置であって、 前記ネットワークオペレーティングシステムの動作に必
    要な設定値を入力する手段、および前記ネットワーク機
    器での前記ネットワークオペレーティングシステムの立
    ち上げに必要な情報を記載したファイルを前記入力され
    た設定値に従って作成する手段を有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  89. 【請求項89】前記作成手段は、前記ファイルを可搬記
    憶媒体に作成することを特徴とする請求項88記載の情
    報処理装置。
  90. 【請求項90】さらに、前記ネットワーク機器での前記
    ネットワークオペレーティングシステムの導入の手順を
    表示する手段を有することを特徴とする請求項88記載
    の情報処理装置。
  91. 【請求項91】前記作成手段が作成するファイルは、前
    記ネットワークオペレーティングシステムの立ち上げに
    必要な情報とともに、前記ネットワーク機器のアプリケ
    ーションプログラムの導入に必要な情報を記載したファ
    イルであることを特徴とする請求項88記載の情報処理
    装置。
  92. 【請求項92】前記作成手段が作成するファイルは、前
    記ネットワークオペレーティングシステムの立ち上げに
    必要な情報とともに、ユーザ登録に必要な情報を記載さ
    れたファイルであることを特徴とする請求項88記載の
    情報処理装置。
  93. 【請求項93】当該情報処理装置は、前記複数のネット
    ワーク機器の1つであることを特徴とする請求項88記
    載の情報処理装置。
  94. 【請求項94】前記作成手段が作成するファイルは、自
    動実行ファイルおよび立ち上げ時参照ファイルからなる
    ことを特徴とする請求項88記載の情報処理装置。
  95. 【請求項95】複数の他のネットワーク機器とネットワ
    ークで接続され、該複数の他のネットワーク機器との間
    で通信を行うネットワーク機器であって、 予め、前記ネットワークで通信を行うためのネットワー
    クオペレーティングシステムの立ち上げに必要な当該ネ
    ットワーク機器特有の情報を記載したファイルを読み取
    る手段、 前記読み取ったファイルに記載された情報に従って、自
    動的に前記ネットワークオペレーティングシステムの立
    ち上げを行なう手段を有することを特徴とするネットワ
    ーク機器。
  96. 【請求項96】前記ファイルは、可搬記憶媒体に作成さ
    れたものであることを特徴とする請求項95記載のネッ
    トワーク機器。
  97. 【請求項97】前記ファイルは、当該ネットワーク機器
    のアプリケーションプログラムも組み込まれたものであ
    り、 前記立ち上げ手段は、前記ネットワークオペレーティン
    グシステムの立ち上げと同時に、当該ネットワーク機器
    のアプリケーションプログラムの導入も行うことを特徴
    とする請求項95記載のネットワーク機器。
  98. 【請求項98】前記ファイルは、ユーザ登録に必要な情
    報も組み込まれたものであり、 前記立ち上げ手段は、前記ネットワークオペレーティン
    グシステムの立ち上げと同時に、前記ユーザ登録も行う
    ことを特徴とする請求項95記載のネットワーク機器。
  99. 【請求項99】前記ファイルは、自動実行ファイルおよ
    び立ち上げ時参照ファイルからなることを特徴とする請
    求項95記載のネットワーク機器。
  100. 【請求項100】複数の利用者からのアクセスが可能な
    プログラムまたはデータと、前記プログラムまたはデー
    タに対する各利用者のアクセス権を示すアトリビュート
    とを少なくとも有するファイルを格納するファイル記憶
    装置を備えた情報処理システムであって、 前記ファイルを作成するための要求を発生するファイル
    作成要求手段、 外部より指示されたアトリビュートを入力するアトリビ
    ュート入力手段、 前記入力手段により入力されたアトリビュートを記憶す
    る、アトリビュート記憶手段、及び前記ファイル作成要
    求手段によってファイル作成要求が発生すると、前記記
    憶手段に記憶されたアトリビュートを付加して、前記要
    求されたファイルの作成を行うファイル作成手段を有す
    ることを特徴とする情報処理システム。
  101. 【請求項101】前記アトリビュートは、前記ファイル
    作成要求の発生に先だって入力されることを特徴とする
    請求項100記載の情報処理システム。
  102. 【請求項102】データの入出力を行なうクライアント
    端末と、前記クライアントが共有するファイルやアプリ
    ケーションを有するサーバ装置とを、ネットワーク回線
    で結んだ情報処理システムであって、 複数の利用者からのアクセスが可能なプログラムまたは
    データと、前記プログラムまたはデータに対する各利用
    者のアクセス権を示すアトリビュートとを少なくとも有
    するファイルを格納する第1のファイル記憶装置と、 前記第1のファイル記憶装置に格納すべきファイルを作
    成するための要求を発生する第1のファイル作成要求手
    段と、 前記第1のファイル作成要求手段によってファイル作成
    要求が発生すると、指定されたアトリビュートを付加し
    て、前記要求されたファイルの作成を行う第1のファイ
    ル作成手段と、を備えたサーバ、及び外部より指示され
    たアトリビュートを入力するアトリビュート入力手段
    と、 前記入力手段により入力されたアトリビュートを記憶す
    る、アトリビュート記憶手段と、 前記第1のファイル記憶装置に格納すべきファイルを作
    成するための要求を発生する第2のファイル作成要求手
    段と、 前記第2のファイル作成要求が発生すると、前記記憶さ
    れたアトリビュートを付加して、前記第1のファイル作
    成手段を起動させる起動手段と、 を備えたクライアントを有することを特徴とする情報処
    理システム。
  103. 【請求項103】さらに、前記第2のファイル作成要求
    手段が発生すると割込みを発生する手段を有し、前記割
    込みにおいて前記第1のファイル作成手段の起動を行な
    うことを特徴とする請求項102記載の情報処理システ
    ム。
  104. 【請求項104】さらに、システムコールの割込みベク
    トル番地を変更する手段を有し、前記起動手段は、前記
    変更されたベクトル番地を用いて、前記第1のファイル
    作成手段の起動を行なうことを特徴とする請求項102
    記載の情報処理システム。
  105. 【請求項105】さらに、前記起動された第1のファイ
    ル作成手段によるファイルの作成が終了すると、前記変
    更されたシステムコールの割込みベクトル番地を、変更
    前の番地に復元する手段を有することを特徴とする請求
    項104記載の情報処理システム。
  106. 【請求項106】前記クライアントは、 複数の利用者からのアクセスが可能なプログラムまたは
    データと、前記プログラムまたはデータに対する各利用
    者のアクセス権を示すアトリビュートとを少なくとも有
    するファイルを格納する第2のファイル記憶装置をさら
    に備え、 前記第2のファイル作成要求手段は、 前記第2のファイル記憶装置に格納すべきファイルを作
    成するための要求をさらに発生し、前記第2のファイル
    作成要求手段が発生すると、前記第1のファイル記憶装
    置に格納すべきファイルを作成するための要求である
    か、前記第2のファイル記憶装置に格納すべきファイル
    を作成するための要求であるかを判別する判別手段と、 前記判別手段によって、前記第2のファイル記憶装置に
    格納すべきファイルを作成するための要求であると判別
    された場合には、前記記憶されたアトリビュートを付加
    して、前記要求されたファイルを前記第2のファイル記
    憶装置に作成する第2のファイル作成手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項102記載の情報処理システ
    ム。
  107. 【請求項107】さらに、前記第2のファイル作成要求
    手段が発生すると割込みを発生する手段を有し、前記割
    込みにおいて、前記判別、および、前記第2のファイル
    作成手段によるファイルの作成または前記第1のファイ
    ル作成手段の起動、が行われることを特徴とする請求項
    106記載の情報処理システム。
  108. 【請求項108】ネットワークで接続された複数のネッ
    トワーク機器のインストールを行うために必要な各該ネ
    ットワーク機器固有のパラメータを設定するネットワー
    クパラメータ設定方法であって、 階層化された前記パラメータを設定するための複数の画
    面のうち、前記パラメータ設定で必須な情報を設定する
    ための上位階層の画面を表示し、 予め定められた条件及び前記上位階層での前記パラメー
    タの設定状況に従って、前記パラメータ設定における選
    択的な情報を設定する下位階層の画面を表示し、 操作者は、前記各階層での表示に従って、GUI(Grap
    hical User Interface)を利用した前記パラメータの設
    定を行うことを特徴とするネットワークパラメータ設定
    方法。
  109. 【請求項109】前記複数の画面は、少なくともシステ
    ム関連パラメータ、LANボード関連パラメータ、ディ
    スク関連パラメータ、プリンタ関連パラメータごとにそ
    れぞれ木構造形式に階層化されることを特徴とする請求
    項108記載のネットワークパラメータ設定方法。
  110. 【請求項110】前記複数の画面のうち少なくとも1つ
    に、予め設定されたデフォルト値が使用されることを特
    徴とする請求項108記載のネットワークパラメータ設
    定方法。
  111. 【請求項111】前記下位階層の画面の選択可能な情報
    に前記デフォルト値を使用され、前記上位階層の画面の
    必須な情報のみ操作者により設定されることを特徴とす
    る請求項110記載のネットワークパラメータ設定方
    法。
  112. 【請求項112】前記複数の画面により操作者に提供す
    る情報は、上位階層の画面から下位階層の画面にいくに
    従ってより深い内容となることを特徴とする請求項10
    8記載のネットワークパラメータ設定方法。
  113. 【請求項113】前記複数の画面のうち前記上位階層の
    画面で設定されたネットワークパラメータの設定値が、
    前記下位階層の画面に反映されることを特徴とする請求
    項108記載のネットワークパラメータ設定方法。
  114. 【請求項114】前記上位階層の画面で設定されたネッ
    トワークパラメータの設定値により、前記下位階層で設
    定できるネットワークパラメータの設定範囲に制限を付
    けることを特徴とする請求項113記載のネットワーク
    パラメータ設定方法。
  115. 【請求項115】前記複数の画面は、前記各階層で予め
    定められた条件に従って位置に表示され、前記パラメー
    タを設定する画面操作を行うパラメータ設定エリアと、
    前記各階層を通じて同じ位置に表示され、少なくとも設
    定終了ボタンを含む画面操作を行う共通操作エリアとを
    含むことを特徴とする請求項108記載のネットワーク
    パラメータ設定方法。
  116. 【請求項116】前記各複数の画面上で、前記共通操作
    エリアは、前記パラメータ設定エリアの右側に配置され
    ることを特徴とする請求項115記載のネットワークパ
    ラメータ設定方法。
  117. 【請求項117】前記複数の画面を通じて、前記共通操
    作エリアの幅は一定であることを特徴とする請求項11
    5記載のネットワークパラメータ設定方法。
  118. 【請求項118】前記複数の画面は、前記パラメータの
    選択状態により変化し、該選択状態を操作者が認識可能
    なボタン形式のネットワークパラメータ選択用制御部含
    むことを特徴とする請求項108記載のネットワークパ
    ラメータ設定方法。
  119. 【請求項119】前記選択用制御部は、状態変化に合わ
    せて色、位置、形、及び疑似的な影が変化することを特
    徴とする請求項118記載のネットワークパラメータ設
    定方法。
  120. 【請求項120】前記選択用制御部は、操作者によって
    新たに操作されるまで、前記状態変化を保持することを
    特徴とする請求項118記載のネットワークパラメータ
    設定方法。
  121. 【請求項121】前記選択用制御部の状態変化は、該選
    択用制御部上に5パタンのビットマップで表示されるこ
    とを特徴とする請求項118記載のネットワークパラメ
    ータ設定方法。
  122. 【請求項122】前記選択用制御部のフォーカス有無の
    状態変化は、該選択用制御部上にボタン押下及び未押下
    状態ごとに2パタン、計4パタンのビットマップで表示
    されることを特徴とする請求項121記載のネットワー
    クパラメータ設定方法。
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