JPH06110087A - Ecd駆動方法およびecd駆動回路 - Google Patents

Ecd駆動方法およびecd駆動回路

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JPH06110087A
JPH06110087A JP19721191A JP19721191A JPH06110087A JP H06110087 A JPH06110087 A JP H06110087A JP 19721191 A JP19721191 A JP 19721191A JP 19721191 A JP19721191 A JP 19721191A JP H06110087 A JPH06110087 A JP H06110087A
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JP
Japan
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ecd
capacitor
switch
charging
zero
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JP19721191A
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English (en)
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Takaaki Ikeda
貴昭 池田
Toshihiko Suga
敏彦 須賀
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DAICHI KK
NIPPON BEAM DENSHI KK
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DAICHI KK
NIPPON BEAM DENSHI KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/46Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with organic materials
    • C04B41/48Macromolecular compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ECDの消発色の書替の際、書込深度や消去
深度を容易に制御でき、ECDの二重書込や二重消去を
有効に防止でき、特にメモリー状態におけるECDの自
然放電(自然消色、自然発色)を補償する補償書込や補
償消去を容易に制御できるECD駆動方法を提供する。 【構成】 コンデンサCと、このコンデンサCの放電用
スウィッチSRとを有するコンデンサタイマーCDTを
設け、このコンデンサCの充放電によりECDの消発色
の書替を制御する。この場合、ゼロクロススウィッチP
SC1を有する充電経路と、ツェナーダイオードTD+
またはボルテェッジディテクターを有する分岐充電経路
を設け、補償書込を間欠的に行なう。同時に、ゼロクロ
ススウィッチPSC2を有する充電経路と、ツェナーダ
イオードTD−を有する分岐充電経路を設け、補償消去
を間欠的に行なう。そしてこのようにして補償書込消去
時間を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレクトロクロミック素
子、エレクトロクロミック表示パネル(以下これらを総
称してECDという)等を消発色させるためのECD駆
動方法と、ECD駆動回路とに関する。
【0002】
【従来の技術】ECDは酸化還元反応によるエレクトロ
クロミック活物質の光吸収スペクトルの変化を利用した
表示方法であり、消色状態、発色状態の2つの光学的も
しくは色彩的ステートを有する。しかし電気的駆動方式
から見ると、書込状態、消去状態、メモリー状態という
3つのステートを有するため3つのステートの切替が必
要である。
【0003】また、ECDの書替は酸化還元反応により
行われるから、通常直流駆動であり、また基本的に化学
反応であるから書替には時間を要する。
【0004】このようなECDの書替駆動に際しては、
消発色の電荷量のバランスをとってやることが必要であ
り、このバランスがくずれると消色と、発色ないし着色
とをくり返すうちに、消色したはずのものが消色してな
かったり発色したはずのものが発色してなかったりす
る。また、書替くり返し寿命との関係においても1回当
りの酸化還元の程度はある一定限度内におさえてやるこ
とが必要である。この場合、書替時のECDの電荷量な
いし書替時の書込、消去深度は、温度が一定ならば書替
時間に依存する。従って、書替時間を相当厳密に、かつ
温度補正をして制御しなければならない。
【0005】もう1つECDにはメモリー状態ないしメ
モリー維持状態というステートがあるが、ECDは例え
ば発色して保持(メモリー)しておいても、時間がたつ
につれてだんだん消色してくる。また、消色して保持
(メモリー)しておいても、時間がたつにつれてだんだ
ん発色してくる。これは電池の自己放電と似た現象であ
る。
【0006】従って、ECDの消発色状態を一定に保つ
には、ECDの前記自然消発色による電荷量の変化を補
うため、メモリー状態において補償書込や補償消去をす
る必要がある。
【0007】また、発色状態においてさらに発色操作
(書込)をしてしまうと、書込深度がますます深くなっ
ていくため、電荷量のバランスがくずれてしまい、次に
消色操作(消去)をしても規定の消去時間では消色しな
くなってしまう。消色状態においても同様である。従っ
て、ECDのドライブに当っては、2重書込や2重消去
を防ぐいわばフールプルーフを講じることが必要であ
る。
【0008】以上、ECDのドライブ上の問題点を整理
すると下記のとおりである。
【0009】(1)ECDは消発色の書替時において、
その書込深度や消去深度を書替時間によって制御しなけ
ればならない。
【0010】(2)書替時間は温度補正が必要である。
【0011】(3)メモリー状態における自然放電(自
然消色、自然発色)を補償する補償書込や補償消去を行
なわなければならない。
【0012】(4)補償消発色操作の補償書込消去時間
は温度補正が必要である。
【0013】(5)二重書込、二重消去を防止するフー
ルプルーフを講じなければならない。 ECDは単一セルのドライブにおいても以上のように多
くの要因を加味したドライブ制御が必要であり、しかも
セルの大きさが異なると当然回路パラメータが変化す
る。このため、多くの場合機種毎に専用のマイクロコン
ピュータチップを設計し、作製して、ドライブ制御をす
ることになるが、同一規格の多量ニーズがなければこの
ような制御方式は経済的に成り立たない。
【0014】このような事情から、ECDドライブに
は、セルの特性に合わせて回路定数(回路パラメータ)
を設定することにより簡易に上記の条件を踏まえてドラ
イブできるドライブ制御方式が必要である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のECD駆動上の条件を満足し、良好にECDを消発色
できるECD駆動方法と、ECD駆動回路とを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0017】(1) コンデンサと、このコンデンサの
放電用スウィッチとを有するコンデンサタイマー回路の
前記コンデンサの充放電により、ECDの消発色の書替
および/または消発色の補償を制御することを特徴とす
るECD駆動方法。
【0018】(2) 前記放電用スウィッチがゼロクロ
ススウィッチである上記(1)に記載のECD駆動方
法。
【0019】(3) 前記コンデンサタイマー回路への
充電経路にゼロクロススウィッチを設け、このゼロクロ
ススウィッチの作用により前記コンデンサへの充電およ
び/または補償充電を制御する上記(1)または(2)
に記載のECD駆動方法。
【0020】(4) 前記コンデンサタイマー回路への
充電経路に、前記ゼロクロススウィッチと並列に分岐充
電経路を設け、前記分岐充電経路にツェナーダイオード
または電圧検出器による電流制御機構を挿入し、前記ゼ
ロクロススウィッチおよび前記ツェナーダイオードまた
は電流制御機構の作用により、前記コンデンサへの補償
充電を間欠的に行なう上記(3)に記載のECD駆動方
法。
【0021】(5) 前記分岐充電経路にスウィッチを
設け、このスウィッチを前記コンデンサの電位により制
御する上記(4)に記載のECD駆動方法。
【0022】(6) 前記放電用スウィッチの開閉成
と、前記充電経路への電源電圧の印加との切替をトライ
ステートスウィッチにて行なう上記(1)ないし(5)
のいずれかに記載のECD駆動方法。
【0023】(7) 前記充電経路と並列に、前記充電
経路をバイパスし、充電用ゼロクロススウィッチを有す
るバイパス経路を設け、前記充電用ゼロクロススウィッ
チおよび前記放電用スウィッチのそれぞれをデュアルモ
ード信号で制御する上記(2)ないし(5)のいずれか
に記載のECD駆動方法。
【0024】(8) 前記コンデンサタイマー回路への
充電経路にゼロクロススウィッチを設け、前記ゼロクロ
ススウィッチおよび前記放電用スウィッチのそれぞれを
デュアルモード信号で制御する上記(2)に記載のEC
D駆動方法。
【0025】(9) 前記コンデンサタイマー回路への
充電経路にスウィッチを設け、充電用ゼロクロススウィ
ッチを有し、前記スウィッチをバイパスするバイパス経
路を設け、前記充電用ゼロクロススウィッチおよび前記
放電用ゼロクロススウィッチのそれぞれをデュアルモー
ド信号で制御し、前記スウィッチを前記コンデンサの電
位により制御して前記コンデンサへの補償充電を行なう
上記(2)に記載のECD駆動方法。
【0026】(10) コンデンサおよびこのコンデン
サの放電用スウィッチを有するコンデンサタイマー回路
と、このコンデンサタイマー回路への充電経路と、EC
Dと、ECD駆動用スウィッチとを有し、前記コンデン
サの充放電に伴う充電電流により前記ECD駆動用スウ
ィッチを開閉成し、ECDの消発色の書替および/また
は消発色の補償を制御するように構成したことを特徴と
するECD駆動回路。
【作用】本発明では、コンデンサタイマー回路のコンデ
ンサの充放電を利用し、このコンデンサへの充電電流に
よりECDの消発色の書替やメモリー状態におけるEC
Dの消発色の補償を制御する。この場合、回路走数を所
定値に設定するだけでよいため、セルの特性等が異なる
多種類の回路についても回路毎に容易にECD駆動回路
が実現する。
【0027】
【実施例】以下、図1〜図12に本発明のECD駆動回
路の好適実施例を挙げ、図示例に従って本発明を詳細に
説明する。
【0028】ECDは、通常ECD表示パネル等として
用いられるものであるが、図1に示される回路は、EC
Dゼクメント1つを駆動する場合の本発明のECD駆動
回路の単位基本回路の1例である。
【0029】この回路は、ECDと、一対のECD駆動
用スウィッチFT3、FT4とを有する。スウィッチF
T3は、書込用、FT4は消去用であり、図示例ではそ
れぞれFETで構成されているが、この他例えばトラン
ジスタや、これらを用いた回路で構成してもよい。
【0030】ECDの駆動には通常±1.5〜±2.0
ボルト程度のデュアルモード直流電源が必要である。こ
のため、図示例では+Eボルトの単一モード電源から、
ECD駆動用の±eボルトのデュアルモード直流電源を
得るため、DC−DCコンバータDCCを設けている。
この場合、接地電位端子G1、G2は分離型が好まし
い。
【0031】また、ECD回路内には、コンデンサタイ
マーCDTを構成するコンデンサタイマー回路が設けら
れる。コンデンサタイマー回路は、コンデンサCと、コ
ンデンサCの放電用スウィッチSRとを有し、コンデン
サCの充放電によりタイマーとして機能し、ECDの消
発色書替時間等を制御する。放電用スウィッチSRは、
ゼロクロススウィッチであることが好ましく、図示例で
はサイリスタが用いられているが、この他例えばトライ
アック、ホトサイリスカプラ、ホトトライアックカプラ
やこれらを用いた回路で構成してもよい。
【0032】CDTには、スウィッチFT13の開閉、
すなわちECDの書き込みを制御する充電経路と、スウ
ィッチFT4の開閉、すなわちECDの消去を制御する
充電経路とが接続されており、それぞれの充電経路には
ゼロクロススウィッチが挿入されている。また、この一
方の充電経路には、前記ゼロクロススウィッチと並列
に、ツェナーダイオードTD+を有する分岐充電経路が
設けられ、他方の充電経路にも同様にTD−を有する分
岐充電経路が設けられている。なお、ツェナーダイオー
ドのかわりにボルテェッジディテクター(電圧検出器)
を用いた電流制御機構を用いてもよい。しきい電圧精度
が高くなる。ゼロクロススウィッチとしては、図示例で
はホトサイリスタカプラPSC1、PSC2が設けられ
ているが、この他例えばホトトライアックカプラ、サイ
リスタ、トライアックやこれらを用いた回路で構成して
もよい。
【0033】また、この回路には、FT3制御用の充電
経路が接続している端子ε+、FT4制御用の充電経路
が接続しているε−、コンデンサCの放電スウィッチS
Rに接続している端子εOの3端子と、+Eの電源を前
記3端子のいずれかに切替えるためのトライステートス
ウィッチTSSとが設けられている。この場合、信号入
力端子SSSからの入力信号によりTSSを所望の端子
に切替えることができる。
【0034】次にこの回路の動作を説明する。
【0035】まず、コンデンサCが空の状態にあるとす
る。トライステートスウィッチTSSをε+に切替える
と、ε+からR4、ホトサイリスターカプラPSC1、
ツェナーダイオードTD+、および抵抗R1を通じてC
に電荷が充電され、PSC1が導通状態となる。PSC
1が導通状態となると、今度はε+から抵抗Rb+PS
C1、抵抗RC+および抵抗R1を通じてCへの充電が
始まる。この際、抵抗Rb+によって発生する電位差に
よりFETスウィッチFT3が導通状態となり、+eボ
ルトの電源からECDを経てG2に電流が流れECDの
は書込(発色)が始まる。
【0036】Cの電位がツェナーダイオードTD+によ
って決まる電位V1まで上昇すると(V1<E)、PS
C1の発光ダイオードには電流は流れなくなるが、サイ
リスタは一旦導通状態になるとサイリスタを流れる電流
値が零になるまで導通状態を維持し電流値が零になると
自動的にオフ状態となるゼロクロススウィッチであるの
で、PSC1のサイリスタにはなお電流が流れ続ける。
この場合、Cの電位が満充電電位V2(V1<V2<
E)となるまでPSC1のサイリスタには電流が流れ
る。そして、Cの電位がV2となったところで、PSC
1のゼロクロススウィッチ機能が動作し、PSC1のサ
イリスタはオフ状態となる。この結果、Rb+両端の電
位差は零となり、FT3はオフ状態となり、ECDへの
書込(発色)は完了する。この書込時間は、抵抗Rb
+、Rc+、R1、R2、コンデンサC等の値の関係に
よって決まるが、Rb++Rc++R1<<R2であれ
ばR2の影響を無視してもよい。
【0037】書込が完了すると、TSSをε+に保持し
ておいても回路には電流は流れない。また、TSSをε
+から急にε−に切替えてもCの電位がすでにV2とな
っているため、ECDの消去(消色)書替は始まらな
い。すなわちいずれの場合もECDは発色状態に維持さ
れたままである。この場合、発色状態のECDはメモリ
ー状態に維持しておくと自然放電により、だんだん色が
うすくなってくるが、TSSをそのままε+に保持して
おくと、ECDの補償書込(発色)が行なわれ、発色状
態を実質的に一定に保つことができる。その動作を説明
すると、Cに帯電している電荷はR2を経て放電される
ため、Cの電位は徐々に下がってくるが、Cの電位がツ
エナーダイオードTD+によって規定される電位V1以
下になるとTD+が導通し、ほぼ同時にPSC1のサイ
リスタが再び導通状態となる。この結果、Cへの再充電
が開始され、FT3が再び導通状態となり、ECDへの
再書込ないし補償書込が開始される。この再書込は、前
記の動作原理から判かるようにCの電位がV1からV2
になるまで行なわれ、V2となったところで、PSC1
のサイリスタによるゼロクロススウィッチ機能によりP
SC1はオフ状態となり、ECDへの再書込が完了す
る。
【0038】このように本発明のECD駆動回路では間
欠的に補償書込ができ、コンデンサータイマーCDT、
ツエナーダイオード等における回路定数の組み合わせに
より、書込時間、補償書込までの保持時間、補償書込時
間等を自由に設定することができる。
【0039】ECDを発色状態から、消色状態に書替え
るには、まずTSSをε0に切り換えてリセットする。
ε0に切り換えるとサイリスタSRが導通し、Cの電荷
が抵抗R3を経て放電され、Cは空の状態となる。
【0040】次いで、この状態からTSSをε−に切り
替えると、今度は前記と同様にPSC2が導通し、コン
デンサCへの充電が始まり、FT4が導通してECDの
消色状態への書替え(消去)が行なわれる。この場合も
消去時間、補償消去までの保持時間、補償消去時間等を
自由に設定できる。なお書込時間と消去時間とを違えた
ければ、例えば(Rb++Rc+)の抵抗値と(Rb−
+Rc−)の抵抗値とをちがえればよい。
【0041】なお、図1には、コンデンサタイマーCD
Tを、書込用と消去用とで共用する例が示されるが、そ
れぞれに専用のCDTを設けてもよい。
【0042】また図2には、図1においてホトサイリス
タカプラPSC1、PSC2のかわりに通常のサイリス
タSR1、SR2を用いた例が示される。動作原理は図
1に示される回路と同様である。
【0043】また、図3には、図1に示される回路から
ツエナーダイオードTD+、TD−を除去した回路例が
示される。
【0044】両者の動作上の違いは書込(発色)あるい
は(消色)後の保持状態における補充書込、補充消去に
ある。図3の回路では、Cからの自然放電電流に相当す
る電流がホトサイリスタカプラPSC1、PSC2を通
じて常に流れ、Cはほぼ連続的に補償充電されているた
め、ホトサイリスタカプラのサイリスタの導通状態が維
持される。このためRb+、Rc−には微弱電流が流
れ、FT3、FT4は不飽和領域で導通状態が維持され
る。この結果、ECDには常に微弱電流が流れ、メモリ
ー状態が一定に保持される。
【0045】しかしこの方式は、図1に示される方式に
比べて、CDT内部のみならず、あらゆる機能部品の定
数を整合性よく合わせる必要があり部品選定が困難であ
る。なおこの方式の場合も、PSC1、PSC2として
このほか、サイリスタ、トライアック、ホトトライアッ
クカプラやこれらを用いた回路を設けてもよい。
【0046】また、図4には、図1に示される回路から
ツエナーダイオードTD+、TD−、ホトサイリスタカ
プラPSC1、PSC2を除去した回路例が示される。
これはFETFT3、FT4を直接駆動する方式である
が回路動作は、基本的に図3に示される回路と同様であ
る。
【0047】以上はいずれもコンデンサタイマーCDT
を用いてECDの書換時間、補償書換時間、補償書換ま
での保持時間等を制御するものであるが、ECDは、通
常温度が上昇すると自然放電や書換に要する時間が短く
なり、温度が低下すると長くなるため、抵抗R1、R2
として温度特性について互いに正の相関特性を有するも
の、例えばR1、R2とも温度上昇にともない抵抗値が
減少するものを用いることが好ましい。このような抵抗
R1、R2を用いることにより書換時間、保持時間の温
度補正を容易に行なうことができる。また、コンデンサ
Cについても温度上昇にともないキャパシタンスが減少
するものを用いることが好ましい。これにより温度補正
はより一層容易となる。
【0048】次に、トライステートスウィッチTSSを
用いず、デュアルモード信号、例えば、デュアルモード
の発信パルスを用い、これによりECDの書込状態と、
消去状態とを切り換える方式を説明する。
【0049】図5に示される回路は、ECDセル1ユニ
ットの基本駆動回路の1例であり、この回路の場合、±
Eボルトのデュアルモード電源(ドライブ用)、±eボ
ルトのデュアルモード電源(書換用)およびデュアルモ
ードの発信パルス(制御用)の3つのデュアルモード電
源を用いている。コンデンサタイマーは、書込制御用す
なわちプラス側のCDT+と消去制御用すなわちマイナ
ス側のCDT−に分けられて居り、ECDが発色状態、
消色状態のうちいずれか一方のステートにある場合、一
方のコンデンサタイマーのコンデンサは帯電している
が、コンデンサタイマーのコンデンサーは常に空であ
る。
【0050】この場合、コンデンサCの放電用スウィッ
チには、ゼロクロススウィッチを用いる。図示例ではゼ
ロクロススウィッチとしてホトサイリスタカプラPSC
3、PSC4が用いられているが、この他例えばサイリ
スタ、トライアック、ホトトライアックカプラやこれら
を用いた回路で構成してもよい。
【0051】また、コンデンサCへの一対の充電経路に
は、それぞれゼロクロススウィッチが設けられている。
図示例の場合、ゼロクロススウィッチとしてホトサイリ
スタカプラPSC1、PSC2が用いられているが、こ
の他例えばサイリスタ、トライアック、ホトトライアッ
クカプラやこれらを用いた回路で構成してもよい。
【0052】前記ホトサイリスタカプラPSC1、PS
C2、PSC3およびPSC4はそれぞれ、デュアルモ
ードの発信パルスで駆動される。
【0053】例えば信号入力端子SSからプラスのパル
スf+を入力すると、ホトサイリスタカプラPSC1、
PSC4が導通するため、CDT+が充電作動を始め、
これとほぼ同時にCDT−のコンデンサC−に帯電して
いた電荷が放電される。C−の電荷が放電し終るとPS
C4はサイリスタのゼロクロス機能によりオフ状態とな
り、CDT−はC−が空の状態で回路から電気的に遮断
される。C+への充電が終わるとPSC1がオフ状態と
なり、そのまま維持される。
【0054】この間、すなわちC+の充電中はFT3が
導通状態にあるため、FT3を通じてECDに電流が流
れ、ECDへの書込が行なわれる。
【0055】次に、SSからマイナスのパルスf−を入
力すると、ホトサイリスタカプラPSC2、PSC3が
導通し、同様にして、FT4を通じてECDに電流が流
れ、ECDへの消去が行なわれる。
【0056】なお、FT3やFT4としてFETを用い
ているが、この他例えばトランジスタ等を用いてもよ
い。
【0057】また、この回路では、ECDの自己放電の
補償書込や補償消去を行なうことはできない。
【0058】図6に示される回路は、ECDの自己放電
の補償書込、補償消去をほぼ連続的に行なう機能をもた
せたものであり、コンデンサC+への充電経路にツェナ
ーダイオードTD+と、スウィッチFT5とが設けら
れ、コンデンサC−への充電経路にツェナーダイオード
TD−と、スウィッチFT6とが設けられ、ゼロクロス
スウィッチPSC1を有しFT5をバイパスするバイパ
ス経路と、ゼロクロススウィッチPSC2を有しFT6
をバイパスするバイパス経路とが設けられている。な
お、図示はしてないが、各ツェナーダイオードのかわり
に、それぞれボルテェッジディテクターによる電流制御
機構を用いてもよい。この場合、FT5、FT6は、そ
れぞれコンデンサC+、C−の電位により制御され、図
示例ではそれぞれFETが用いられているが、この他例
えばトランジスタ等を用いてもよい。また、PSC1、
PSC2にはホトサイリスタカプラ、FT3、FT4に
はTETが用いられているが、前記図5の回路と同様こ
の他のものを用いてもよい。なお、FT3〜FT6のう
ちFT6のみチャネルの異なるものを用いる。
【0059】ECDへの補充書込、消去機能について説
明すると、例えばC+が充電状態にある限りPチャネル
のFETFT5は導通状態にある。このため、C+の電
位がTD+によって決まるある一定電位以下になるとツ
ェナーダイオードTD+を通じて充電補充され、ECD
にもそれにともなってほぼ連続的に書込補充される。次
いでPSC2、PSC3が導通すると、C+の電荷が放
電され、FT5はオフ状態となり、CDT+は完全に回
路から遮断される。そして、今度はCDT−において前
記と同様C−が充電補充され、これにともなってECD
にはほぼ連続的に消去補充される。
【0060】なお、この回路の場合、ツェナーダイオー
ドTD+、TD−をあえて設ける必要がなく、TD+T
D−を設けないときは、C+やC−の電位が満充電電位
を保つように、補償充電が行なわれる。
【0061】図7に示される回路は、ECDの自己放電
の補償書込み、補償消去を間欠的に行なう機能を持たせ
たものであり、コンデンサタイマー回路を用いて、書込
や消去の書替時間、補償書込時間や補償消去時間、補償
書込や補償消去までの保存時間等を自動的に設定できる
回路である。
【0062】この回路は、ゼロクロススウィッチが設け
られたコンデンサタイマーCD+への充電経路を有し、
この充電経路には、ゼロクロススウィッチと並列に分岐
充電経路が設けられている。この場合、図示例ではゼロ
クロススウィチとしてホトサイリスタカプラPSC5が
用いられているが、この他例えばホトトライアックカプ
ラ、サイリスタ、トライアックやこれらを用いた回路等
で構成してもよい。また、前記分岐充電経路にはツェナ
ーダイオードTD+が挿入され、さらにスウィッチFT
1が設けられている。なお、ツェナーダイオードのかわ
りにボルテェッジディテクターによる電流制御機構を用
いてもよい。スウィッチFT1は、コンデンサCの電位
により制御され、図示例ではFETを用いているが、こ
の他例えばトランジスタ等を用いてもよい。また、この
回路には前記充電経路と並列に、前記充電経路および前
記分岐充電経路をバイパスし、充電用ゼロクロススウィ
ッチPSC1を有するバイパス経路が設けられている。
この場合充電用ゼロクロススウィッチにはホトサイリス
タカプラが用いられており、ECD駆動用スウィッチF
T3にはFETが用いられているが、前記図5、図6の
回路と同様この他のものを用いてもよい。また、コンデ
ンサタイマーCDT−側も同様に構成されるが、FT1
〜FT4のうちFT1のみチャネルの異なるものを用い
る。なお、この回路ではコンデンサCをCDT+とCD
T−とで共用しているが、図5、図6に示されるように
CDT+、CDT−のそれぞれにコンデンサを設けても
よく、逆に図5、図6に示される回路において、図7に
示されるようにCを共用してもよい。そしていずれの場
合もR2+とR2−の抵抗値、R3+とR3−の抵抗
値、さらにはC+とC−のキャパシタンスを同一にして
も違えてもよく、これらの値により書込み時のCの充放
電時間や消去時のCの充放電時間等を自由に設定でき
る。
【0063】次に図7に示される回路の動作を説明す
る。
【0064】例えば、コンデンサCの電源側がマイナス
に帯電している状態でプラスのパルス信号f+を信号入
力端子SSに入力すると、ホトサイリスターカプラPS
1、PSC4が導通する。PSC4が導通するとコンデ
ンサCの電荷が抵抗R3−を通じて放電され、放電が完
了するとゼロクロススウィッチ機能によりPSC4はオ
フする。PSC1が導通することによりR2+を通じて
プラスの電荷がコンデンサーCに充電され、Cの電源側
がプラスに帯電するため、PチャネルのFETFT1が
導通し、この結果ホトサイリスターカプラPSC5が導
通する。なお、FT1はCがプラスに帯電している限り
導通状態を保持する。PSC5が導通するとNチャネル
のFETFT3が導通し、ECDはプラスに書込まれて
行く。そして、Cがプラスに満充電されるとPSC1お
よびPSC5のゼロクロススウィッチが作用し、PSC
1及びPSC5はオフ状態となり、この結果、FT3が
オフ状態となるためECDへのプラスの書込みが完了す
る。
【0065】この書込み時間は前記のトライステートス
ウィッチを用いたときに説明したようにコンデンサタイ
マーCDT+等の回路定数例えば、キャパシタンスC、
抵抗Ro、Rb+、R2+により決まるため、回路定数
を適宜設定することにより所望の書込み時間を設定でき
る。
【0066】以降Cの電荷は抵抗R2+を通じて放電さ
れ、(放電の時定数はCとR2+の値により決まる)C
の電位がツェナーダイオードTD+もしくはボルテェッ
ジディテクターによって定まる一定レベル以下になると
TD+もしくは電流制御機構が導通するため、PSC5
が再び導通し、Cが再び満充電されるまでオン状態を保
持し、その間FT3が再び導通してECDへの補償書込
みが行なわれる。
【0067】このようにしていったんプラスのパルスf
+を印加するとCはある一定以上のプラス電位を維持
し、TD+による定数電位と、満充電電位間にて放電と
充電を繰り返し、ECDへの自動的補償書込みが行なわ
れる。
【0068】次に、信号入力端子SSにマイナスのパル
ス信号f−を入力すると、今度はホトサイリスタカプラ
PSC3、PSC2が導通し、Cの電荷は抵抗R3+を
通じて放電される。放電が完了するとPSC3がオフ
し、コンデンサCの電源側がマイナスに帯電されてい
く。この場合、NチャンネルのFETFT2は、Cの電
源側がプラスに帯電しているときは導通しないが、C放
電が終わりCの電源側が抵抗R1−を通じてマイナスに
帯電されていくと、FT2が導通し、ホトサイリスタカ
プラRSC6が導通し、この結果Cは抵抗R1−、RO
を通じてマイナスに帯電されていく。なお、Cの放電が
終了した時点でFT1はオフし、以降オフ状態を保持す
るため、プラス側は回路から遮断される。
【0069】Cがマイナスに満充電されるまでの間、F
T4は導通状態にあるため、この間ECDは、マイナス
に書き込まれていく、すなわち消去されていく。以降、
書込時と同様に、Cがマイナスに満充電されると充電電
流は止まりPSC2、PSC6はオフ状態となる。そし
て、CがR2−を通じて放電されて行きCの電位がツェ
ナーダイオードTD−もしくはボルテェッジディテクタ
ーによって定まる一定レベル以下になるとTD−もしく
は電流制御機構が導通するため、PSC6が再び導通
し、Cが再びマイナスに満充電される。なお、FT1、
FT2としては、エンハンスメントモードのFETでも
ディスプレッヨンモードのFETでもどちらを使用して
もよい。
【0070】以上詳述したとおり図5〜図7に示される
ECD駆動回路ではECDの消発色ステートの切替をト
ライステートの信号ではなく、デュテルステートのパル
ス信号で制御することが可能である。なお、図5〜図7
に示される回路に於いて接地電位端子G1とG2とは分
離する必要があるが、G3はG1とG2のいずれか一方
と共通でもよい。
【0071】次に、他の好適例として、図7に示される
回路において、コンデンサCの放電用ゼロクロススウィ
ッチをホトサイリスタカプラPSC3、PSC4に換え
て1つのトライアックTRやホトトライアックカプラP
TCで構成した回路を図8〜図12に示す。これらの回
路の基本動作は図7に示される回路と実質的に同じであ
る。
【0072】図8および図9に示される回路は、放電用
ゼロクロススウィッチとしてトライアックTRを用いた
回路であり、充電用ゼロクロススウィッチとして、図8
ではサイリスタSR1、SR2を用い、図9ではホトサ
イリスタカプラPSC1、PSC2を用いている。この
場合、信号系の接地電位端子と駆動系の接地電位端子と
はG1を共用する形にしている。
【0073】また、図10および図11に示される回路
は、放電用ゼロクロススウィッチとしてホトトライアッ
クカプラPCTを用いた回路である。この場合、ホトト
ライアックカプラにより信号系の接地電位端子G3と駆
動系の接地電位端子G1とを分離させている。
【0074】また、図8〜図10に示される回路は、コ
ンデンサタイマーCDTの抵抗として、書込用、消去用
とも同一の抵抗R2、R3を使用しているので、書込時
と消去時の時定数は双方同一となる。これに対し、図1
1に示される回路はCDTの抵抗をダイオードを挿入し
て書込用と消去用とに分けており、書込用をR2+、R
3+、消去用をR2−、R3−としている。このため、
書込時と消去時のとき定数をそれぞれ変えることができ
る。
【0075】この場合、R2、R3のうちいずれか一方
のみを書込時と消去時で共用する形にしてもよい。ま
た、このような抵抗R2、R3の分離ないし分割は図8
や図9の回路に適用することもできる。
【0076】
【発明の効果】本発明のECD駆動方法では、ECDの
消発色の書替の際、書込深度や消去深度をコンデンサC
の充電時間によって制御でき、しかもCの充電時間の温
度補正を容易に行なうことができる。
【0077】また、メモリー状態におけるECDの自然
放電(自然消色、自然発色)を補償する補償書込や補償
消去を、コンデンサCの充放電を利用して行なうことが
でき、しかもこの際の温度補正も容易に行なうことがで
きる。
【0078】また、ECDの二重書込や二重消去を有効
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のECD駆動回路の1例が示される回路
図である。
【図2】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図3】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図4】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図5】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図6】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図7】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図8】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図9】本発明のECD駆動回路の他の例が示される回
路図である。
【図10】本発明のECD駆動回路の他の例が示される
回路図である。
【図11】本発明のECD駆動回路の他の例が示される
回路図である。
【符号の説明】
ECD ECD FT1〜FT6 FET TD+、TD− ツェナーダイオード C、C+、C− コンデンサ CDT、CDT+、CDT− コンデンサタイマー PSC1〜PSC8 ホトサイリスタカプラ PTC ホトトライアックカプラ SR、SR1、SR2 サイリスタ TSS トライステートスウィッチ DCC DC−DCコンバータ SS、SSS 信号入力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月17日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】(10) コンデンサおよびこのコンデン
サの放電用スウィッチを有するコンデンサタイマー回路
と、このコンデンサタイマー回路への充電経路と、EC
Dと、ECD駆動用スウィッチとを有し、前記コンデン
サの充放電に伴う充電電流により前記ECD駆動用スウ
ィッチを開閉成し、ECDの消発色の書替および/また
は消発色の補償を制御するように構成したことを特徴と
するECD駆動回路。
【作用】本発明では、コンデンサタイマー回路のコンデ
ンサの充放電を利用し、このコンデンサへの充電電流に
よりECDの消発色の書替やメモリー状態におけるEC
Dの消発色の補償を制御する。この場合、回路定数を所
定値に設定するだけでよいため、セルの特性等が異なる
多種類の回路についても回路毎に容易にECD駆動回路
が実現する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例】以下、図1〜図11に本発明のECD駆動回
路の好適実施例を挙げ、図示例に従って本発明を詳細に
説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】図5に示される回路は、ECDセル1ユニ
ットの基本駆動回路の1例であり、この回路の場合、±
Eボルトのデュアルモード電源(ドライブ用)、±eボ
ルトのデュアルモード電源(書換用)およびデュアルモ
ードの発信パルス(制御用)の3つのデュアルモード電
源を用いている。コンデンサタイマーは、書込制御用す
なわちプラス側のCDT+と消去制御用すなわちマイナ
ス側のCDT−に分けられて居り、ECDが発色状態、
消色状態のうちいずれか一方のステートにある場合、一
方のコンデンサタイマーのコンデンサは帯電している
が、他方のコンデンサタイマーのコンデンサーは常に空
である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】以上詳述したとおり図5〜図7に示される
ECD駆動回路ではECDの消発色ステートの切替をト
ライステートの信号ではなく、デュルステートのパル
ス信号で制御することが可能である。なお、図5〜図7
に示される回路に於いて接地電位端子G1とG2とは分
離する必要があるが、G3はG1とG2のいずれか一方
と共通でもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 貴昭 埼玉県深谷市大字上野台2352番地ダイアパ レスBW深谷1118号 (72)発明者 須賀 敏彦 神奈川県川崎市高津区下作延1892

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサと、このコンデンサの放電用
    スウィッチとを有するコンデンサタイマー回路の前記コ
    ンデンサの充放電により、ECDの消発色の書替および
    /または消発色の補償を制御することを特徴とするEC
    D駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記放電用スウィッチがゼロクロススウ
    ィッチである請求項1に記載のECD駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサタイマー回路への充電経
    路にゼロクロススウィッチを設け、このゼロクロススウ
    ィッチの作用により前記コンデンサへの充電および/ま
    たは補償充電を制御する請求項1または2に記載のEC
    D駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサタイマー回路への充電経
    路に、前記ゼロクロススウィッチと並列に分岐充電経路
    を設け、前記分岐充電経路にツェナーダイオードまたは
    電圧検出器による電流制御機構を挿入し、前記ゼロクロ
    ススウィッチおよび前記ツェナーダイオードまたは電流
    制御機構の作用により、前記コンデンサへの補償充電を
    間欠的に行なう請求項3に記載のECD駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記分岐充電経路にスウィッチを設け、
    このスウィッチを前記コンデンサの電位により制御する
    請求項4に記載のECD駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記放電用スウィッチの開閉成と、前記
    充電経路への電源電圧の印加との切替をトライステート
    スウィッチにて行なう請求項1ないし5のいずれかに記
    載のECD駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記充電経路と並列に、前記充電経路を
    バイパスし、充電用ゼロクロススウィッチを有するバイ
    パス経路を設け、前記充電用ゼロクロススウィッチおよ
    び前記放電用スウィッチのそれぞれをデュアルモード信
    号で制御する請求項2ないし5のいずれかに記載のEC
    D駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記コンデンサタイマー回路への充電経
    路にゼロクロススウィッチを設け、前記ゼロクロススウ
    ィッチおよび前記放電用スウィッチのそれぞれをデュア
    ルモード信号で制御する請求項2に記載のECD駆動方
    法。
  9. 【請求項9】 前記コンデンサタイマー回路への充電経
    路にスウィッチを設け、充電用ゼロクロススウィッチを
    有し、前記スウィッチをバイパスするバイパス経路を設
    け、前記充電用ゼロクロススウィッチおよび前記放電用
    ゼロクロススウィッチのそれぞれをデュアルモード信号
    で制御し、前記スウィッチを前記コンデンサの電位によ
    り制御して前記コンデンサへの補償充電を行なう請求項
    2に記載のECD駆動方法。
  10. 【請求項10】 コンデンサおよびこのコンデンサの放
    電用スウィッチを有するコンデンサタイマー回路と、こ
    のコンデンサタイマー回路への充電経路と、ECDと、
    ECD駆動用スウィッチとを有し、前記コンデンサの充
    放電に伴う充電電流により前記ECD駆動用スウィッチ
    を開閉成し、ECDの消発色の書替および/または消発
    色の補償を制御するように構成したことを特徴とするE
    CD駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718667A1 (fr) * 1994-12-23 1996-06-26 Saint-Gobain Vitrage Procédé d'alimentation électrique d'un vitrage électrocommandable

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718667A1 (fr) * 1994-12-23 1996-06-26 Saint-Gobain Vitrage Procédé d'alimentation électrique d'un vitrage électrocommandable
FR2728696A1 (fr) * 1994-12-23 1996-06-28 Saint Gobain Vitrage Procede d'alimentation electrique d'un vitrage electrocommandable

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