JPH06109552A - 温度測定装置 - Google Patents
温度測定装置Info
- Publication number
- JPH06109552A JPH06109552A JP4283859A JP28385992A JPH06109552A JP H06109552 A JPH06109552 A JP H06109552A JP 4283859 A JP4283859 A JP 4283859A JP 28385992 A JP28385992 A JP 28385992A JP H06109552 A JPH06109552 A JP H06109552A
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- Japan
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- temperature
- optical fiber
- thermometer
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- Pending
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Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】悪環境雰囲気であっても安定的に測温を可能と
した温度測定装置を提供する。 【構成】光ファイバ１のような温度計の先端部１Ａにカ
ーボンのような還元剤４が封入された保護管３を設け
る。この保護管３を測定雰囲気中に設けると保護管３に
放射エネルギーが照射され光ファイバ１を介して測定部
２で測温できる。このとき、還元剤４が存在するので保
護管３等から発生するガスは吸収され、光ファイバ１等
の温度計に悪影響を与えるおそれがない。
した温度測定装置を提供する。 【構成】光ファイバ１のような温度計の先端部１Ａにカ
ーボンのような還元剤４が封入された保護管３を設け
る。この保護管３を測定雰囲気中に設けると保護管３に
放射エネルギーが照射され光ファイバ１を介して測定部
２で測温できる。このとき、還元剤４が存在するので保
護管３等から発生するガスは吸収され、光ファイバ１等
の温度計に悪影響を与えるおそれがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、温度を測定する温度
測定装置に関するものである。
測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高温雰囲気等の悪環境でで測温を行う場
合、光ファイバで放射エネルギーを集光して測定を行う
光ファイバ温度計やシース熱電対等が用いられる。
合、光ファイバで放射エネルギーを集光して測定を行う
光ファイバ温度計やシース熱電対等が用いられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
温度計は、雰囲気ガスの影響を受け、高温雰囲気等の悪
環境での測温が困難な面があった。
温度計は、雰囲気ガスの影響を受け、高温雰囲気等の悪
環境での測温が困難な面があった。
【０００４】この発明の目的は、以上の点に鑑み、悪環
境雰囲気であっても安定的に測温を可能とした温度測定
装置を提供することである。
境雰囲気であっても安定的に測温を可能とした温度測定
装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、先端部に保
護管が設けられ金属管で被覆された温度計と、前記保護
管内に設けられた還元剤または酸化剤と、温度計の他端
部に接続し温度を測定する測定する測定部とを備えた温
度測定装置であり、また、溶融金属等の媒体内に先端部
が設けられた金属管で被覆された温度計と、この温度計
の他端部に接続し温度を測定する測定部を備えるように
した温度測定装置である。
護管が設けられ金属管で被覆された温度計と、前記保護
管内に設けられた還元剤または酸化剤と、温度計の他端
部に接続し温度を測定する測定する測定部とを備えた温
度測定装置であり、また、溶融金属等の媒体内に先端部
が設けられた金属管で被覆された温度計と、この温度計
の他端部に接続し温度を測定する測定部を備えるように
した温度測定装置である。
【０００６】
【実施例】図１は、この発明の一実施例を示す構成説明
図である。
図である。
【０００７】図において、１は光ファイバで、その先端
部１Ａには金属またはアルミナ等の磁性管からなる保護
管３が設けられ、他端部１Ｂは、検出器、演算手段等を
含む測定部２に接続されている。光ファイバ１が挿入さ
れる底部を有する円筒状の保護管３の内部にはカーボン
（炭素）等の還元剤４が封入されて設けられているてい
る。
部１Ａには金属またはアルミナ等の磁性管からなる保護
管３が設けられ、他端部１Ｂは、検出器、演算手段等を
含む測定部２に接続されている。光ファイバ１が挿入さ
れる底部を有する円筒状の保護管３の内部にはカーボン
（炭素）等の還元剤４が封入されて設けられているてい
る。
【０００８】この保護管３が設けられた光ファイバ１を
測定雰囲気中に設けると、保護管３、光ファイバ１の先
端部１Ａは放射エネルギーが照射されることにより雰囲
気温度に等しくなり、この温度に相当する放射エネルギ
ーが光ファイバ１を介して測定部２に導かれ、温度測定
が行われる。このとき、保護管３等が高温雰囲気にさら
されると各種ガスを発生し、また、雰囲気中の酸素が保
護管３を介して侵入し、光ファイバ１の図２で示す金属
管の被覆を損傷するおそれがあるが、これらガスは保護
管３内に設けられた還元剤４に吸収され、光ファイバ１
に悪影響を与えることがない。また、光ファイバ１に代
え、シース熱電対等の温度計を用いた場合、その金属被
覆は同様にして保護される。なお、カーボン等の還元剤
４の他に保護管３の材質に応じた適当なゲッター剤を用
いてもよく、また、還元雰囲気では、還元剤に代え酸化
剤を用いればよい。
測定雰囲気中に設けると、保護管３、光ファイバ１の先
端部１Ａは放射エネルギーが照射されることにより雰囲
気温度に等しくなり、この温度に相当する放射エネルギ
ーが光ファイバ１を介して測定部２に導かれ、温度測定
が行われる。このとき、保護管３等が高温雰囲気にさら
されると各種ガスを発生し、また、雰囲気中の酸素が保
護管３を介して侵入し、光ファイバ１の図２で示す金属
管の被覆を損傷するおそれがあるが、これらガスは保護
管３内に設けられた還元剤４に吸収され、光ファイバ１
に悪影響を与えることがない。また、光ファイバ１に代
え、シース熱電対等の温度計を用いた場合、その金属被
覆は同様にして保護される。なお、カーボン等の還元剤
４の他に保護管３の材質に応じた適当なゲッター剤を用
いてもよく、また、還元雰囲気では、還元剤に代え酸化
剤を用いればよい。
【０００９】また、光ファイバ１の構造は、図２で示す
ように、中心に光ファイバ本体１０、その外周に若干の
空間Ｒをもたせて金属管１１が被覆されているようなも
ので、また、シース熱電対等は、熱電対線を絶縁剤を介
して金属管に封入したようなもので、外径数ｍｍ以下の
細いものがある。
ように、中心に光ファイバ本体１０、その外周に若干の
空間Ｒをもたせて金属管１１が被覆されているようなも
ので、また、シース熱電対等は、熱電対線を絶縁剤を介
して金属管に封入したようなもので、外径数ｍｍ以下の
細いものがある。
【００１０】図３は、この発明の他の一実施例を示し、
図１のようなカーボンのような還元剤４が内部に設けら
れた保護管３の底部の先端から金属被覆された光ファイ
バ１の先端１Ａが突出し、たとえば測定物体としてのア
ルミニウム、真ちゅう等の溶融金属のような媒体５内に
設けられている。光ファイバ１の先端部１Ａは、媒体５
と等温となるのでこの温度に対応した放射エネルギーが
光ファイバ１に入射し、図示しない測定部２で測温する
ことができる。また、保護管３内にはカーボンのような
還元剤４が封入されているので、保護管３等が発生する
ガスを吸収し、安定的な測温ができ、耐熱性にもすぐれ
ている。また、溶融金属のような媒体５は、空気と接す
る部位で激しく反応し保護菅３を浸食する傾向がある
が、溶融金属ののような媒体５、５´のレベル変動範囲
に対応できる長さと太さの保護菅３を用いてるようにし
ているので、安全で高信頼性の測温ができる。
図１のようなカーボンのような還元剤４が内部に設けら
れた保護管３の底部の先端から金属被覆された光ファイ
バ１の先端１Ａが突出し、たとえば測定物体としてのア
ルミニウム、真ちゅう等の溶融金属のような媒体５内に
設けられている。光ファイバ１の先端部１Ａは、媒体５
と等温となるのでこの温度に対応した放射エネルギーが
光ファイバ１に入射し、図示しない測定部２で測温する
ことができる。また、保護管３内にはカーボンのような
還元剤４が封入されているので、保護管３等が発生する
ガスを吸収し、安定的な測温ができ、耐熱性にもすぐれ
ている。また、溶融金属のような媒体５は、空気と接す
る部位で激しく反応し保護菅３を浸食する傾向がある
が、溶融金属ののような媒体５、５´のレベル変動範囲
に対応できる長さと太さの保護菅３を用いてるようにし
ているので、安全で高信頼性の測温ができる。
【００１１】図４は、この発明の他の一実施例を示し容
器６に収容された溶融金属のような媒体５中に光ファイ
バ１の先端部１Ａを容器６の底部から突出させて設けて
いる。このように光ファイバ１の先端部１Ａは溶融金属
５と等温となり、この温度に対応した放射エネルギーが
光ファイバに入射し、図示しない測定部２で、測温をす
ることができ、各種特性測定に適用できる。なお、保護
管３は必要に応じて設けるようにすればよい。
器６に収容された溶融金属のような媒体５中に光ファイ
バ１の先端部１Ａを容器６の底部から突出させて設けて
いる。このように光ファイバ１の先端部１Ａは溶融金属
５と等温となり、この温度に対応した放射エネルギーが
光ファイバに入射し、図示しない測定部２で、測温をす
ることができ、各種特性測定に適用できる。なお、保護
管３は必要に応じて設けるようにすればよい。
【００１２】なお、以上の例では、光ファイバ温度計に
ついて主に説明したが、シース熱電対、シース抵抗対等
の温度計でも同様である。
ついて主に説明したが、シース熱電対、シース抵抗対等
の温度計でも同様である。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、金属被
覆の温度計の先端部にカーボン等の還元剤または酸化剤
を封入した保護管を用いて測温するようにしたので、保
護管により耐熱性をもたせるとともに、不要なガスは還
元剤で吸収されるので、光ファイバの金属被覆、シース
熱電対、シース抵抗対等の金属管を浸食せず、安定的な
測定ができる。また、溶融金属等の媒体には、直接また
は保護管に介して金属被覆の温度計の先端部を位置させ
て測温するので、先端部は媒体と容易に等温となり、高
精度に温度を測定することができる。
覆の温度計の先端部にカーボン等の還元剤または酸化剤
を封入した保護管を用いて測温するようにしたので、保
護管により耐熱性をもたせるとともに、不要なガスは還
元剤で吸収されるので、光ファイバの金属被覆、シース
熱電対、シース抵抗対等の金属管を浸食せず、安定的な
測定ができる。また、溶融金属等の媒体には、直接また
は保護管に介して金属被覆の温度計の先端部を位置させ
て測温するので、先端部は媒体と容易に等温となり、高
精度に温度を測定することができる。
【図１】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】この発明の光ファイバの一実施例を示す構成説
明図である。
明図である。
【図３】この発明の他の一実施例を示す構成説明図であ
る。
る。
【図４】この発明の他の一実施例を示す構成説明図であ
る。
る。
１ 光ファイバ ２ 測定部 ３ 保護管 ４ 還元剤（カーボン） ５ 媒体（溶融金属） ６ 容器
Claims (4)
- 【請求項１】先端部に保護管が設けられ金属管で被覆さ
れた温度計と、前記保護管内に設けられた還元剤または
酸化剤と、温度計の他端部に接続し温度を測定する測定
する測定部とを備えた温度測定装置。 - 【請求項２】前記保護管を溶融金属等の媒体内に位置さ
せて媒体の測温を行うことを特徴とする請求項１記載の
温度測定装置。 - 【請求項３】媒体内に先端部が設けられ金属管で被覆さ
れた温度計と、この温度計の他端部に接続し温度を測定
する測定部とを備えた温度測定装置。 - 【請求項４】容器内の媒体内に温度計の先端部を突出さ
せて設けたことを特徴とする請求項３記載の温度測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4283859A JPH06109552A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4283859A JPH06109552A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 温度測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109552A true JPH06109552A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17671099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4283859A Pending JPH06109552A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 温度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06109552A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1095007C (zh) * | 1998-08-07 | 2002-11-27 | 飞马缝纫机制造株式会社 | 缝纫机的润滑油回收装置 |
| JP4567131B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2010-10-20 | 川惣電機工業株式会社 | 連続測温装置 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4283859A patent/JPH06109552A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1095007C (zh) * | 1998-08-07 | 2002-11-27 | 飞马缝纫机制造株式会社 | 缝纫机的润滑油回收装置 |
| JP4567131B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2010-10-20 | 川惣電機工業株式会社 | 連続測温装置 |
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