JPH06109260A - 電気ストーブ - Google Patents

電気ストーブ

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Publication number
JPH06109260A
JPH06109260A JP25484192A JP25484192A JPH06109260A JP H06109260 A JPH06109260 A JP H06109260A JP 25484192 A JP25484192 A JP 25484192A JP 25484192 A JP25484192 A JP 25484192A JP H06109260 A JPH06109260 A JP H06109260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
electric stove
upward
radiation distribution
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP25484192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Hayashi
良樹 林
Koji Takigawa
幸二 滝川
Hiroyuki Takimoto
浩之 瀧本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP25484192A priority Critical patent/JPH06109260A/ja
Publication of JPH06109260A publication Critical patent/JPH06109260A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この電気ストーブAは、ヒータ2の熱輻射分布
が広角となるように、ヒータ2上部が屈曲または湾曲し
ている。 【効果】電気ストーブの軽量小型化とコストダウンが可
能であると共に、有効な暖房の確保が可能である。電気
ストーブの移動性が向上する。電気ストーブの包装容積
を削減でき、物流効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーズヒータまたは
石英管ヒータを使用した電気ストーブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場等の立ち作業における暖房
の確保には、縦型のシーズヒータ等を使用した電気スト
ーブが使用されている。このような従来の電気ストーブ
を図6において簡単に説明する。電気ストーブBは、ケ
ーシング10と、ケーシング10内に取付けられるシー
ズヒータ20およびヒータの熱を前方に反射する反射板
40と、ケーシング10を支える脚30とから構成され
る。
【0003】シーズヒータ20は比較的細長いヒータ
(例えば、出力1キロワット、外径φ7〜φ8が一般
的)で、この反射板40に取り囲まれるように、ケーシ
ング10内に取付けられる。シーズヒータ20を比較的
細長くするのは、立ち作業における暖房の確保の為であ
り、足元の暖房の他に上半身の暖房をも確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シーズヒータ
20を比較的細長くすると、必然的に電気ストーブBも
背が高くなってしまい、作業時において電気ストーブB
の移動性が悪い。又、電気ストーブBを包装する際に包
装容積が大きくなり、物流効率が悪い。更に、電気スト
ーブBが大型化するので重量が重くなると共に、コスト
が高くつく。以上のような問題点を改善するためには、
電気ストーブBを軽量小型化すれば良い。
【0005】ところが、単に小型化して電気ストーブB
の背を低くした場合、シーズヒータ20の熱が上方まで
届かなくなり、熱輻射分布が狭くなってしまうため有効
な暖房の確保ができなくなる。ところで、ケーシング1
0を脚30に対して、上向きあるいは下向きに角度調整
自在に取付けて、シーズヒータ20の照射角度を調整す
る仰角調整機能付のものもある。この仰角調整機能付の
電気ストーブを小型化して背を低くした場合、上向きに
仰角を調整すれば上方の暖房を確保することができる一
方、足元側への熱の輻射ができなくなる。
【0006】そこで、この発明の目的は、軽量小型であ
って、しかもヒータの熱輻射分布が広角で有効な暖房の
確保ができる電気ストーブを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気ストー
ブは、上下方向に沿う管状ヒータの後方に反射板を配し
た電気ストーブにおいて、ヒータの少なくとも上部が上
向きに屈曲または湾曲され、反射板は、ヒータに沿わせ
て屈曲または湾曲されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明に係る電気ストーブによれば、ヒータの
少なくとも上部が上向きに屈曲または湾曲しているの
で、ヒータの熱輻射分布が少なくとも上部に広角とな
る。従って、電気ストーブを小型化しても、足元から頭
部まで広い範囲の暖房ができる。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例の一部断面概略側面
図である。電気ストーブAは、縦型の電気ストーブの背
を低くしたコンパクト型電気ストーブであって、ケーシ
ング1と、ケーシング1内に取付けられるシーズヒータ
又は石英管ヒータ(以下、「ヒータ」という。)2と、
ケーシング1を支える脚3とを備えている。
【0010】ケーシング1は、略直方体形状であって、
前面に長方形形状の開口部1aを有する。ヒータ2の作
動時の安全のため、上記前面には防護桟5が取付けられ
ている。ケーシング1内には、ヒータ2の後方および側
方に配置され、ケーシング1の開口部1aを通してヒー
タ2の熱を前方へ反射させる反射板4が設けられてい
る。この反射板4は、水平断面で略放物線状を呈してお
り、ヒータ2は、反射板4の焦点位置に配置されてい
る。
【0011】ヒータ2の両端は、反射板4の上下端縁に
沿う天板4bおよび底板4cに所定の取付部材を介して
取付けられている。ヒータ2としては、例えば、出力1
キロワット、外径はφ20のものを使用する。又、ヒー
タ2は、ケーシング1内の上部ヒータ取付部11側の一
端部21から所定距離離れた位置2aで上方に向かって
屈曲されている。この屈曲されたヒータ2の形状に沿っ
て、反射板4の裏面は上記ヒータの屈曲部2aに対応す
る位置4aで上方に向かって屈曲され、かつ上記反射板
4の上下端縁に沿う天板4bは上方に傾斜されている。
【0012】この実施例によれば、ヒータ2および反射
板4は、ヒータ2および反射板4の上部の上記所定位置
2a,4aにおいて上向きに屈曲されているので、上方
へのヒータ2の熱輻射分布が広角となる。従って、本実
施例の電気ストーブAは、小型で背を低くしても直管状
ヒータを用いた背の高い従来の電気ストーブと同様の熱
輻射分布を得ることができ、有効に暖房の確保ができ
る。又、小型化により持ち運びが便利になり、移動性が
向上する。
【0013】図2において、本実施例のコンパクト型電
気ストーブA(試験例)と、直管状ヒータを用いた背の
高い従来の電気ストーブ(比較例1)および直管状ヒー
タを用いた背の低い電気ストーブ(比較例2)との垂直
熱輻射分布特性の比較実験結果を示す。実験条件は、使
用するヒータの出力は全て1キロワットで、電気ストー
ブの前方の空間において温度が12℃以上上昇する領域
を測定した。
【0014】実線は、本実施例の電気ストーブA(試験
例)の垂直熱輻射分布特性であり、一点鎖線は、直管状
ヒータを用いた背の高い従来の電気ストーブ(比較例
1)の垂直熱輻射分布特性である。更に、破線は、直管
状ヒータを用いた背の低い電気ストーブ(比較例2)の
垂直熱輻射分布特性である。図2から、試験例の垂直熱
輻射分布は、ほぼ比較例1と同程度の垂直熱輻射分布を
有し、比較例2の垂直熱輻射分布に比べて著しく広い。
【0015】これにより、本実施例の電気ストーブA
は、小型軽量でありながら、直管状ヒータを用いた背の
高い従来の電気ストーブと同様の垂直熱輻射分布特性を
有することが実証された。なお、この発明は、上記実施
例に限られるものではなく、図3,図4および図5に他
の実施例を示す。
【0016】図3の実施例が図1の実施例と異なるの
は、図1に示す実施例においては、ヒータの上部のみを
上向きに屈曲させるたのに対し、図3の実施例において
は、ヒータ2bの下部から上部に行くにしたがって徐々
に湾曲させ、これに沿って反射板4eを湾曲させたこと
である。この実施例においても、図1の実施例と同様の
作用効果を奏する。
【0017】又、図4の実施例に示す電気ストーブは、
前方に向かって全体が凸状に湾曲されたヒータ2cと、
これに沿って湾曲させた反射板4fを使用している。且
つ反射板4fの上部4bは上方に傾斜され、反射板4f
の下部4cは下方に傾斜されている。従って、電気スト
ーブの上方および下方に熱輻射分布が広角となり、足元
から上部の相当広い範囲まで暖房が可能である。
【0018】更に、図5の実施例に示す電気ストーブ
は、前方に向かって凸状に湾曲されたヒータ2dと、こ
れに沿って湾曲させた反射板4gを使用し、更に全体が
湾曲したケーシング1dを使用している。又、ケーシン
グ1dは、仰角調整部1eを介して脚3に支持されてい
る。この仰角調整部1eは、脚3に取付けられケーシン
グ1dを回動可能に支持し、ケーシング1dの支持角度
を上向きあるいは下向きに調整するものである。この実
施例によれば、電気ストーブの前面の面積が広くなり、
一層上方および下方に熱輻射分布が広角となる。更に、
仰角調整部1eにより仰角を調整すれば、尚一層足元か
ら上部までの広範囲な暖房が可能である。
【0019】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
で種々の設計変更を施すことができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、ヒータの熱輻射分布
が広角となり、有効に暖房の確保ができるので、従来の
電気ストーブよりも軽量小型化できる。従って、電気ス
トーブの移動性が向上し、取扱いが容易になる。又、小
型化により、コストを低減できると共に、包装容積が削
減でき、物流効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気ストーブの一部断
面側面図である。
【図2】従来の電気ストーブと本発明の電気ストーブと
の比較熱輻射分布図である。
【図3】本発明の別実施例に係る電気ストーブの一部断
面側面図である。
【図4】本発明の別実施例に係る電気ストーブの一部断
面側面図である。
【図5】本発明の別実施例に係る電気ストーブの一部断
面側面図である。
【図6】従来の電気ストーブの一部断面側面図である。
【符号の説明】
A 電気ストーブ 1 ケーシング 2 ヒータ 4 反射板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に沿う管状ヒータの後方に反射板
    を配した電気ストーブにおいて、 ヒータの少なくとも上部が上向きに屈曲または湾曲さ
    れ、 反射板は、ヒータに沿わせて屈曲または湾曲されている
    ことを特徴とする電気ストーブ。
JP25484192A 1992-09-24 1992-09-24 電気ストーブ Pending JPH06109260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25484192A JPH06109260A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 電気ストーブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25484192A JPH06109260A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 電気ストーブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06109260A true JPH06109260A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17270602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25484192A Pending JPH06109260A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 電気ストーブ

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JP (1) JPH06109260A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101127231B1 (ko) * 2010-09-20 2012-04-02 한일전기엠엠씨 주식회사 벽걸이형 전기 스토브

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