JPH06106663A - 平面充填形独立凸部連続波付法 - Google Patents

平面充填形独立凸部連続波付法

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JPH06106663A
JPH06106663A JP36153791A JP36153791A JPH06106663A JP H06106663 A JPH06106663 A JP H06106663A JP 36153791 A JP36153791 A JP 36153791A JP 36153791 A JP36153791 A JP 36153791A JP H06106663 A JPH06106663 A JP H06106663A
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 波付けのどの切断位置によっても波形断面と
し,高い断面性能を備える。 [構成] 周期的平面充填形又はその合体形の隣接する
独立の凸部を相互の接続する辺が同一直線上にないよう
敷きつめる。

Description

【発明の詳細な説明】 [0001] [産業上の利用分野]本発明は、板材の独立凸部等によ
る波付方法に関するものである。 [0002] [従来の技術]従来、独立でない場合,波付断面は平行
一方向断面のみ波形であり,交差する他方向断面は直線
であった。又,独立凸部型の場合でも単独であり,多数
配置でも同軸配置であった。 [0003] [発明が解決しようとする課題]独立でない型では変形
による断面性能の低下を防ぐためと,他方向の断面性能
の補強のための下地骨を必要とした。独立凸部型では板
寸法が小さく限定された。同軸の多数配置では切断位置
によっては直線断面となった。 [0004]本発明はどの切断位置によっても,波付断
面となり,高い断面性能を備えうる波付方法を提供する
事を目的としている。 [0005] [課題を解決するための手段]上記目的を達成するた
め,本発明の波付方法においては,独立の凸部を連続配
置し,隣と配置をずらすとか,凸の方向をちがえるとか
複数の形を組み合せるとか,独立でない波の進行を上下
左右に振るとかして,谷を切断位置としても直線断面と
ならないようにしている。 [0006]また,単位面にさらに波付けしたり,断面
性能が小さい部分の厚さを割り増しする事も効果的であ
る。 [0007] [作用]独立の凸部を通る切断面は波形となる。 [0008]凸の方向を隣と逆にすると連続した谷がな
くなり,同軸配置においても,斜面上の一つの位置での
み直線断面となる。 [0009]合体形や複数種の形の組合せでは,原形で
は接続した谷が通ってしまうのが,直通しなくなり,ど
の断面も波形となる。 [0010]断面係数の小さい部分の波付けや厚さの割
り増しは,切断位置による断面係数のばらつきを小さく
する。 [0011] [実施例]実施例について、図面を参照して説明する
と、図1において、基本形である等角六角形(1−1)
を配置図兼切断位置案内平面図(以下案内図と記す)
(1−2)のごとく敷きつめた場合の,代表的断面図が
(1−3)(1−4)(1−5)(1−6)であり,い
ずれも波形である。図2において、基本形(2−1)は
(1−1)の3個合体形である。(2−2)は案内図,
(2−3)以下は断面図である。以下図11まで,枝番
号−1の基本形を枝番号−2のごとく敷きつめた場合の
代表的断面図が枝番号−3以下の各図に示されている。 [0012]図3において、基本形(3−1)は非等角
形の例として、角A角B角Cが120度かつ辺aと辺
b、辺cと辺d,辺eと辺fがそれぞれ等しい六角形の
3個の合体形である。図4において、基本形である正方
形(4−1)は,一方向のみはずらせてももう一方向は
同軸配置となり谷が直通するのを,案内図(4−2)の
ごとく凸の方向をちがえて,(4−4)以外では波形に
なるようしてある。図5において、基本形は正方形(5
−1−1)と同辺長の2等辺三角形2個の合体形(5−
1−2)と同辺長の2等辺三角形を角とする六角星形
(5−1−3)で,角の鋭さから山形の凸部としてあり
山も低くしてある。図6において、基本形は方形の合体
形(6−1)であり、案内図(6−2)のごとく2つの
向きで敷きつめてある。図7において、基本形は図6よ
り重なり部分を大きくした形で,一方向に敷きつめてあ
る。図8において、基本形は正方形を37パーセントば
かり切り欠いた物である。図9において、基本形は円形
で敷きつめ残し部分では谷幅が広い。図10において、
基本形は蛇行線で、線間が山頂、斜面、谷となる。図1
1において、基本形は方形で隣は斜度がちがう。図12
において、基本形は等角六角形(1−1)であるが,凸
部の平面上の角をまるめている。図13において、断面
上の角をまるめた例を示している。図14において,凸
部および谷の単位面を球曲面とする例を示している。図
15において,凸部の単位面をさらに波付けする例を示
している。図16において,補強のための板厚の割り増
しの例を示している。 [0013] [発明の効果]本発明は以上説明したように,図4を除
き切断面が直線とならない方法であり,又、独立の凸部
及びその類形を主体とするので以下の効果を奏する。 [0014]どの切断面でも波形を生じ,高い断面性能
を有する。 [0015]独立凸部は閉じられていて波形を保つ。 [0016]形状処理の工夫(図12,図13,図1
4,図15,図16)で加工性をよくし,又補強する。 [0017]
【図面の簡単な説明】 [図1]等角六角形に関する図である。 [図2]等角六角形3個の合体形に関する図である。 [図3]等角でない平面充填六角形3個の合体形に関す
る図である。 [図4]凸方向を隣とちがえる正方形に関する図であ
る。 [図5]正方形と同辺長の菱形と同辺長の六角星形に関
する図である。 [図6]方形の合体形に関する図である。 [図7]方形の重なりを大きくした合体形に関する図で
ある。 [図8]正方形の一角を切り欠いた形に関する図であ
る。 [図9]円形に関する図である。 [図10]蛇行線に関する図である。 [図11]たてよこの直線による斜度のちがう方形に関
する図である。 [図12]凸部の平面図上の角をまるめた図である。 [図13]断面上の角をまるめた図である。 [図14]単位面を球曲した図である。 [図15]単位面をさらに波付けした図である。 [図16]板厚の割り増しをした図である。 [線の説明] 実線 外形 破線 配置 一点鎖線 切断面位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成5年9月20日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図12】 【図13】 【図14】 【図15】 【図16】 【図1】 【図3】 【図2】 【図5】 【図4】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 隣接する周期的平面充填形又はその合体
    形の独立の凸部を相互の接続する辺が同一直線上にない
    ように敷きつめた波付法。 [請求項2] 隣接する独立の凸部の凸の方向を異にす
    る波付法。 [請求項3] 複数種の形の隣接する独立の凸部を相互
    の接続する辺が同一直線上にないように敷きつめた波付
    法。 [請求項4] 波付の細分単位面に波付する多重波付
    法。 [請求項5] 独立の凸部の各部分の応力に対応して板
    厚を変化させる波付法。 [請求項6] 独立でない波付の凹凸波形断面の交差方
    向への進行を蛇行させる波付法 [請求項7] 独立でない波付の凹凸波形断面の交差方
    向への進行に伴い,周期的に高低させる波付法。
JP36153791A 1991-12-20 1991-12-20 平面充填形独立凸部連続波付法 Expired - Fee Related JP3482563B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081474A (ja) * 2010-10-06 2012-04-26 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体
JP5868858B2 (ja) * 2010-09-08 2016-02-24 株式会社Uacj 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体

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JP5868858B2 (ja) * 2010-09-08 2016-02-24 株式会社Uacj 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体
JP2012081474A (ja) * 2010-10-06 2012-04-26 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 凹凸部を有する板材並びにこれを用いた車両パネル及び積層構造体

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