JPH0610596Y2 - 液冷式投写ユニット - Google Patents
液冷式投写ユニットInfo
- Publication number
- JPH0610596Y2 JPH0610596Y2 JP4491588U JP4491588U JPH0610596Y2 JP H0610596 Y2 JPH0610596 Y2 JP H0610596Y2 JP 4491588 U JP4491588 U JP 4491588U JP 4491588 U JP4491588 U JP 4491588U JP H0610596 Y2 JPH0610596 Y2 JP H0610596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- molded product
- rubber molded
- replenisher
- projection unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ビデオプロジェクターの液冷式投写ユニッ
トに関し、特に液体の膨張や収縮を吸収する補助タンク
に係るものである。
トに関し、特に液体の膨張や収縮を吸収する補助タンク
に係るものである。
第3図は従来の液冷投写光学系の断面図を示すもので、
図において、1はブラウン管10とレンズ11を連結し
ている連結器、2は液体補充器であり、万一、ブラウン
管10とレンズ11との間の液体が減少しても映像に影
響を及ぼさないためのもので、また、ブラウン管10の
発熱により温度が上昇した液体の熱を逃がす放熱板の役
割も兼ねている。3は第4図にも示すようなブロー成形
品からなるプラスチック製の圧力吸収器で、その内部の
体積が変化することでブラウン管の放熱で熱せられた液
体の膨張や寒冷地での液体の収縮を吸収し、内部の圧力
を一定に保つ作用をする。12は液体補給器2と圧力吸収
器3間に充填した冷却液で、ブラウン管10の表面を冷
却すると共に、ブラウン管10とレンズ11を光学的に
結合させる作用も兼ねている。5および6は圧力吸収器
3を結合器7に結合させるための接続部材であって、結
合器7に接続部材5を結合させることで、接続部材6が
圧力吸収器3を締付けて結合器7に結合させる。この結
合器7の内部は中空となっていて外気と連がっているの
で、圧力吸収器3を結合器7に連結することで、吸収器
3の内部は外気に開放されている。なお、8,9は液体
の漏れを防止しているOリングである。
図において、1はブラウン管10とレンズ11を連結し
ている連結器、2は液体補充器であり、万一、ブラウン
管10とレンズ11との間の液体が減少しても映像に影
響を及ぼさないためのもので、また、ブラウン管10の
発熱により温度が上昇した液体の熱を逃がす放熱板の役
割も兼ねている。3は第4図にも示すようなブロー成形
品からなるプラスチック製の圧力吸収器で、その内部の
体積が変化することでブラウン管の放熱で熱せられた液
体の膨張や寒冷地での液体の収縮を吸収し、内部の圧力
を一定に保つ作用をする。12は液体補給器2と圧力吸収
器3間に充填した冷却液で、ブラウン管10の表面を冷
却すると共に、ブラウン管10とレンズ11を光学的に
結合させる作用も兼ねている。5および6は圧力吸収器
3を結合器7に結合させるための接続部材であって、結
合器7に接続部材5を結合させることで、接続部材6が
圧力吸収器3を締付けて結合器7に結合させる。この結
合器7の内部は中空となっていて外気と連がっているの
で、圧力吸収器3を結合器7に連結することで、吸収器
3の内部は外気に開放されている。なお、8,9は液体
の漏れを防止しているOリングである。
従来の液冷投写光学系は以上のように構成されているの
で、圧力吸収器3を取付けるために接続部材5,6、結
合器7およびOリング8,9が必要で、このため部品点
数が多いので高コストとなり、かつ組立て作業に多くの
時間を要する。また、圧力吸収器3はブロー成形によっ
て作られ、しかも結合器7に連結するための開口部14
を広げる必要があり、このため加工技術が難しく、かつ
ブロー成形によって形成するため、肉厚の管理が技術的
に難しいという問題があった。
で、圧力吸収器3を取付けるために接続部材5,6、結
合器7およびOリング8,9が必要で、このため部品点
数が多いので高コストとなり、かつ組立て作業に多くの
時間を要する。また、圧力吸収器3はブロー成形によっ
て作られ、しかも結合器7に連結するための開口部14
を広げる必要があり、このため加工技術が難しく、かつ
ブロー成形によって形成するため、肉厚の管理が技術的
に難しいという問題があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされた
もので、部品点数を大幅に少なくして低コスト化が図
れ、かつ組立て作業の簡略化が図れると共に信頼性の向
上できる液冷式投写ユニットを得ることを目的とする。
もので、部品点数を大幅に少なくして低コスト化が図
れ、かつ組立て作業の簡略化が図れると共に信頼性の向
上できる液冷式投写ユニットを得ることを目的とする。
この考案に係る液冷式投写ユニットは、ブラウン管とレ
ンズとを対向的に連結した連結器に液体補充器を一体成
形し、この液体補充器とこの中に収容した袋状のゴム成
形品間に液体を充填し、ゴム成形品の開口部を外部に開
放したものである。
ンズとを対向的に連結した連結器に液体補充器を一体成
形し、この液体補充器とこの中に収容した袋状のゴム成
形品間に液体を充填し、ゴム成形品の開口部を外部に開
放したものである。
この考案においては、ブラウン管の発熱による液体の膨
張した体積分だけゴム成形品の体積が減少し液体補充器
で液の膨張分を吸収できる。また、寒冷地において液体
の体積が減少するとその体積分だけゴム成形品の体積が
増加し液体補充器で液の収縮分を吸収することができ
る。
張した体積分だけゴム成形品の体積が減少し液体補充器
で液の膨張分を吸収できる。また、寒冷地において液体
の体積が減少するとその体積分だけゴム成形品の体積が
増加し液体補充器で液の収縮分を吸収することができ
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図はこの考案による液冷式投写ユニットの断面図を示
し、ブラウン管10とレンズ11とを対向的に連結して
いる連結器1と液体補充器2とは一体成形されている。
4は液体補充器2内に収容している袋状のゴム成形品
で、第2図に示すようにこのゴム成形品4の開口部の裏
面に備えたOリング15を連結器1にシールして、上記
液体補充器2とゴム成形品4間に液体12を充填してい
る。13はゴム成形品4の開口部に取付けた封止板で、
この板13の中心に空気抜き孔16があいている。
図はこの考案による液冷式投写ユニットの断面図を示
し、ブラウン管10とレンズ11とを対向的に連結して
いる連結器1と液体補充器2とは一体成形されている。
4は液体補充器2内に収容している袋状のゴム成形品
で、第2図に示すようにこのゴム成形品4の開口部の裏
面に備えたOリング15を連結器1にシールして、上記
液体補充器2とゴム成形品4間に液体12を充填してい
る。13はゴム成形品4の開口部に取付けた封止板で、
この板13の中心に空気抜き孔16があいている。
上記のように構成した液冷式投写ユニットは、ブラウン
管10の発熱により温度の上昇した液体12は膨張し、
膨張した体積分だけゴム成形品4内の体積が減少し、液
体補充器2で液の膨張分を吸収する。また、寒冷地では
液体12は減少するが、減少した体積分だけゴム成形品
4の内部の体積が増し、液体補充器2で液の収縮分を吸
収することができる。ゴム成形品4の外側へ液体12を
充填していることで、ゴム成形品4内に液体を充填すれ
ば放熱効果が高まり、ブラウン管表面をより一層冷却す
ることができる。
管10の発熱により温度の上昇した液体12は膨張し、
膨張した体積分だけゴム成形品4内の体積が減少し、液
体補充器2で液の膨張分を吸収する。また、寒冷地では
液体12は減少するが、減少した体積分だけゴム成形品
4の内部の体積が増し、液体補充器2で液の収縮分を吸
収することができる。ゴム成形品4の外側へ液体12を
充填していることで、ゴム成形品4内に液体を充填すれ
ば放熱効果が高まり、ブラウン管表面をより一層冷却す
ることができる。
以上のようにこの考案によれば、液体補充器内へ収容し
たゴム成形品の開口部裏面に備えたOリングで該液体補
充器とのシールを行ない、ゴム成形品の開口部を外部に
開放するようにしたので、部品点数を大幅に少なくして
装置の低コスト化が図れる。また、組立て作業の簡略化
が図れ、信頼性の高い液冷式投写ユニットが得られる。
たゴム成形品の開口部裏面に備えたOリングで該液体補
充器とのシールを行ない、ゴム成形品の開口部を外部に
開放するようにしたので、部品点数を大幅に少なくして
装置の低コスト化が図れる。また、組立て作業の簡略化
が図れ、信頼性の高い液冷式投写ユニットが得られる。
第1図はこの考案の一実施例による液冷式投写ユニット
の断面図、第2図はこの考案によるゴム成形品の斜視
図、第3図は従来の液冷式投写ユニットの断面図、第4
図は従来の圧力吸収器の斜視図である。 1……連結器、2……液体補充器、4……ゴム成形品、
10……ブラウン管、11……レンズ、12……液体、
15……Oリング。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
の断面図、第2図はこの考案によるゴム成形品の斜視
図、第3図は従来の液冷式投写ユニットの断面図、第4
図は従来の圧力吸収器の斜視図である。 1……連結器、2……液体補充器、4……ゴム成形品、
10……ブラウン管、11……レンズ、12……液体、
15……Oリング。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】投写形ブラウン管と投写レンズを連結器に
より対向配置することで生じた空間部に液体を充填し、
かつ上記連結器に液体補充器を設け、この液体補充器内
に収容した袋状のゴム成形品の開口部に設けたOリング
を連結器とシールして液体補充器とゴム成形品間に液体
を充填し、ゴム成形品の開口部を外部に開放したことを
特徴とする液冷式投写ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4491588U JPH0610596Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 液冷式投写ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4491588U JPH0610596Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 液冷式投写ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148653U JPH01148653U (ja) | 1989-10-16 |
JPH0610596Y2 true JPH0610596Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31271250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4491588U Expired - Lifetime JPH0610596Y2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 液冷式投写ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610596Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP4491588U patent/JPH0610596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148653U (ja) | 1989-10-16 |
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