JPH06105853A - 歯科用ハンドピース - Google Patents
歯科用ハンドピースInfo
- Publication number
- JPH06105853A JPH06105853A JP8281392A JP8281392A JPH06105853A JP H06105853 A JPH06105853 A JP H06105853A JP 8281392 A JP8281392 A JP 8281392A JP 8281392 A JP8281392 A JP 8281392A JP H06105853 A JPH06105853 A JP H06105853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cover
- handpiece
- hand piece
- sterilization
- outside cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドピースを着脱可能な外側カバー部と内
部構成部とで構成する。外側カバー部をプラスチック成
形化して安価に製造し、ディスポーザブル化すること
で、滅菌消毒及びメンテナンス作業が不要な歯科用ハン
ドピースを得る。 【構成】 ハンドピース１は着脱可能な外側カバー部２
と内部構成部３とから構成されている。外側カバー部２
はヘッド部４とシャンク部５とから成り、プラスチック
で形成されている。
部構成部とで構成する。外側カバー部をプラスチック成
形化して安価に製造し、ディスポーザブル化すること
で、滅菌消毒及びメンテナンス作業が不要な歯科用ハン
ドピースを得る。 【構成】 ハンドピース１は着脱可能な外側カバー部２
と内部構成部３とから構成されている。外側カバー部２
はヘッド部４とシャンク部５とから成り、プラスチック
で形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、治療効率の上昇が図れ
るとともに、交叉感染を阻止できる歯科用ハンドピース
に関する。
るとともに、交叉感染を阻止できる歯科用ハンドピース
に関する。
【０００２】
【従来の技術】歯科用ハンドピースは患者の口腔内で使
用するものであり、病原体所有患者の治療に用いたハン
ドピースを他の健康体患者の治療に用いた場合、唾液や
血液等による病原菌感染の恐れが有り、１患者（１治
療）毎に滅菌消毒が必要である。
用するものであり、病原体所有患者の治療に用いたハン
ドピースを他の健康体患者の治療に用いた場合、唾液や
血液等による病原菌感染の恐れが有り、１患者（１治
療）毎に滅菌消毒が必要である。
【０００３】従来、歯科用ハンドピースは殆ど機械加工
された部品により構成されて高価であるため、ネジによ
るジョイントまたはワンタッチジョイント等により使用
の都度着脱し、滅菌消毒をして繰り返し使用している。
された部品により構成されて高価であるため、ネジによ
るジョイントまたはワンタッチジョイント等により使用
の都度着脱し、滅菌消毒をして繰り返し使用している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術には滅菌消毒の面で以下の様な欠点がある。すなわ
ち、オートクレーブおよびケミクレーブは滅菌消毒に長
時間を要し、専用液が必要である。また、ハンドピース
の材質も耐熱性を有するものでなければならない。さら
に、紫外線による滅菌消毒においては短時間で消毒が行
なえるものの、紫外線の当たらない部分や内部等の減消
毒は出来ない。
術には滅菌消毒の面で以下の様な欠点がある。すなわ
ち、オートクレーブおよびケミクレーブは滅菌消毒に長
時間を要し、専用液が必要である。また、ハンドピース
の材質も耐熱性を有するものでなければならない。さら
に、紫外線による滅菌消毒においては短時間で消毒が行
なえるものの、紫外線の当たらない部分や内部等の減消
毒は出来ない。
【０００５】因って、本発明は前記従来技術における欠
点に鑑みて開発されたもので、ハンドピースの外側カバ
ー部を交換可能とするとともに、外側カバー部をプラス
チック成形で安価に構成することにより、１患者（１治
療）毎に廃棄することが可能で滅菌消毒が不要な歯科用
ハンドピースの提供を目的とする。
点に鑑みて開発されたもので、ハンドピースの外側カバ
ー部を交換可能とするとともに、外側カバー部をプラス
チック成形で安価に構成することにより、１患者（１治
療）毎に廃棄することが可能で滅菌消毒が不要な歯科用
ハンドピースの提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸受により支
持されたロータを圧縮空気により回転させて切削治療す
る歯科用ハンドピースにおいて、該ハンドピースをプラ
スチックで形成した外側カバー部と内部構成部とから構
成し、前記外側カバー部を内部構成部へ着脱可能に構成
したものである。
持されたロータを圧縮空気により回転させて切削治療す
る歯科用ハンドピースにおいて、該ハンドピースをプラ
スチックで形成した外側カバー部と内部構成部とから構
成し、前記外側カバー部を内部構成部へ着脱可能に構成
したものである。
【０００７】
【作用】本発明では、ハンドピースの外側カバー部をプ
ラスチックで形成し、内部構成部へ着脱可能に構成した
ことにより、プラスチック成形品であるが故に安価に製
造することができ、１患者（１治療）毎に外側カバー部
のディスポーザブル化が図れ、滅菌消毒を不要とするこ
とができる。
ラスチックで形成し、内部構成部へ着脱可能に構成した
ことにより、プラスチック成形品であるが故に安価に製
造することができ、１患者（１治療）毎に外側カバー部
のディスポーザブル化が図れ、滅菌消毒を不要とするこ
とができる。
【０００８】
【実施例１】図１および図２は本実施例を示し、図１は
部分断面図、図２は図１を分解した状態の部分断面図で
ある。
部分断面図、図２は図１を分解した状態の部分断面図で
ある。
【０００９】１はハンドピースで、このハンドピース１
は外側カバー部２と内部構成部３とから構成されてい
る。外側カバー部２はヘッド部４とシャンク部５とから
成り、プラスチックで形成されている。ヘッド部４内に
は、駆動エアを受けて回転するロータ６と、該ロータ６
を軸支する軸受部７と、切削バー（図示省略）を固定し
てロータ６の回転を伝えるチャック８とが装着されてい
る。
は外側カバー部２と内部構成部３とから構成されてい
る。外側カバー部２はヘッド部４とシャンク部５とから
成り、プラスチックで形成されている。ヘッド部４内に
は、駆動エアを受けて回転するロータ６と、該ロータ６
を軸支する軸受部７と、切削バー（図示省略）を固定し
てロータ６の回転を伝えるチャック８とが装着されてい
る。
【００１０】内部構成部３は、空気回路および水回路が
一体に形成され、前記ヘッド部４とシャンク部５とへ差
し込み可能に構成されている。
一体に形成され、前記ヘッド部４とシャンク部５とへ差
し込み可能に構成されている。
【００１１】本実施例によれば、外側カバー部２と内部
構成部３との着脱が容易に行なえるとともに、外側カバ
ー部２を安価に製造することができる。
構成部３との着脱が容易に行なえるとともに、外側カバ
ー部２を安価に製造することができる。
【００１２】
【実施例２】図３は実施例２を示し、光導体を内設した
断面図である。本実施例におけるハンドピースの外側カ
バー部１１は、前記実施例１における外側カバー部２へ
光導体１２を内設した点が異なり、他の構成は同一な構
成部分から成るもので、同一構成部分には同一番号を付
し、構成・作用の説明を省略する。
断面図である。本実施例におけるハンドピースの外側カ
バー部１１は、前記実施例１における外側カバー部２へ
光導体１２を内設した点が異なり、他の構成は同一な構
成部分から成るもので、同一構成部分には同一番号を付
し、構成・作用の説明を省略する。
【００１３】本実施例によれば、前記実施例１と同様な
効果が得られる。
効果が得られる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る歯科用
ハンドピースによれば、ハンドピースの外側カバー部を
プラスチック成形化したことにより、外側カバー部のコ
ストダウンが図れ、ディスポーザルが可能である。従っ
て、１患者（１治療）毎に長時間を要していた滅菌消毒
作業やメンテナンス作業が不要となり、治療能率の向上
が図れる。また、汚染されたハンドピースを扱わずにす
み、患者および術者の衛生面が保たれる。
ハンドピースによれば、ハンドピースの外側カバー部を
プラスチック成形化したことにより、外側カバー部のコ
ストダウンが図れ、ディスポーザルが可能である。従っ
て、１患者（１治療）毎に長時間を要していた滅菌消毒
作業やメンテナンス作業が不要となり、治療能率の向上
が図れる。また、汚染されたハンドピースを扱わずにす
み、患者および術者の衛生面が保たれる。
【図１】実施例１を示す部分断面図である。
【図２】実施例１を示す分解した状態の部分断面図であ
る。
る。
【図３】実施例２を示す部分断面図である。
１ ハンドピース ２ 外側カバー部 ３ 内部構成部 ４ ヘッド部 ５ シャンク部 ６ ロータ ７ 軸受部 ８ チャック １１ 外側カバー部 １２ 光導体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年４月１４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
Claims (1)
- 【請求項１】 軸受により支持されたロータを圧縮空気
により回転させて切削治療する歯科用ハンドピースにお
いて、該ハンドピースをプラスチックで形成した外側カ
バー部と内部構成部とから構成し、前記外側カバー部を
内部構成部へ着脱可能に構成したことを特徴とする歯科
用ハンドピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08281392A JP3236969B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 歯科用ハンドピース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08281392A JP3236969B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 歯科用ハンドピース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105853A true JPH06105853A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3236969B2 JP3236969B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=13784852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08281392A Expired - Lifetime JP3236969B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 歯科用ハンドピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3236969B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5911577A (en) * | 1998-10-09 | 1999-06-15 | Team Technologies, Inc. | Disposable prophy angle |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021085949A1 (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 최규택 | 에어 구강 세정기 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP08281392A patent/JP3236969B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5911577A (en) * | 1998-10-09 | 1999-06-15 | Team Technologies, Inc. | Disposable prophy angle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3236969B2 (ja) | 2001-12-10 |
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