JPH06104925A - 交換機を介して信号を導く方法および交換ノード - Google Patents

交換機を介して信号を導く方法および交換ノード

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JPH06104925A
JPH06104925A JP8935693A JP8935693A JPH06104925A JP H06104925 A JPH06104925 A JP H06104925A JP 8935693 A JP8935693 A JP 8935693A JP 8935693 A JP8935693 A JP 8935693A JP H06104925 A JPH06104925 A JP H06104925A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 交換ノードの集団11における各ノードを通
る信号を最小限のネットワーク資源によって動的に導く
ことができるようにする。 【構成】 データパケットはノード12の集団11を介
して終端ユニット18,20,22に伝達される。各パ
ケットはルーティングコードを含む。あるノードがパケ
ットを受信すると、ルーティングコードを調べてそのノ
ードが前記パケットのターミナルノードであるかを判定
する。ルーティングコードをルーティングテーブルへの
インデクスとしてテーブルルックアップ操作を行なう。
前記テーブルはパケットを前記ノードから近隣ノードに
導くためのリンク16を識別する。ノードがパケットに
対するターミナルノードであり得ると決定した場合、チ
ャネル識別子を評価してパケットが向けられているパー
ティに現在サービスしているかを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には通信ネットワ
ークに関する。より特定的には、本発明はスイッチング
または交換ノードのネットワークを通って通信を伝達す
るための経路を選択することに関する。
【0002】
【従来の技術】電話通信を伝達するために、コンピュー
タを相互接続するために、かつその他のために使用され
るもののような、通信ネットワークは任意の数のノード
(node)を含むことができる。該ネットワークは該
ネットワーク内のノードからノードへと通信を導くこと
により2つのポイントの間で電子的通信を伝達すること
ができる。ネットワークにおけるノードの数が増大する
に応じてかつ各ネットワークのノードに利用できる通信
経路の数が増大するに応じて、いずれかの単一の通信を
伝達するために利用できる可能性のある経路の数が同様
に増大する。従って、該ネットワークを通して適切な経
路を選択する問題が発生する。典型的には、ネットワー
クは遅延を最小化し、最少量のネットワーク資源を消費
し、かつ通信を伝達する上での信頼性を最大にするため
に最も短い可能な経路を選択しようと試みる。同時に、
ネットワークはこのような事項を通信トラフィックのボ
トルネックを防止する必要性および通信がその意図する
行き先に伝達される最も高い可能な確率を達成する必要
性とバランスさせることが必要である。
【0003】伝統的には、通信を実際に伝達する前にネ
ットワークを通る静的(スタティック:static)
通信伝達経路が確立される。言い換えれば、静的伝達経
路は、通信が始まる前に発生する呼セットアップモード
の間にクリアされる。ある量のネットワーク資源が呼セ
ットアップの間に静的経路をクリアするために専用され
る(dedicated)。しかしながら、いったん該
静的経路がクリアされると、それは呼が終了するまでや
がてくる呼に割当てられたままになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この伝統的なスタティ
ック信号ルーティング技術はスタティックな環境の必要
性にとっては適切に役立つが、それは動的(dynam
ic)な環境の必要性に合致しない。特に、ネットワー
クが該ネットワークに対して移動する2つのポイントの
間の通信を伝達する場合には、移動に対して補償するた
めに動的な経路の規定が必要である。例えば、呼セット
アップにおいてある2つのポイント間で信号を導く上で
の有利な選択である、物理的な資産、またはスイッチン
グノード、は呼が進行するに応じて移動のため不利な選
択になる。
【0005】従って、通信信号を動的に導くネットワー
クを提供するのが本発明の利点でありかつ目的である。
【0006】本発明のさらに他の利点でありかつ目的で
あるものは、通信信号を導くために専用されるネットワ
ーク資源が最少化されることである。
【0007】本発明のさらに他の利点でありかつ目的と
することころは、ルーティングの判断をネットワークノ
ードの間で分散することである。
【0008】本発明のさらに他の利点でありかつ目的と
するところは、ネットワークの入力および出力点の間で
通信信号を伝達する上での遅延を最小化することであ
る。
【0009】本発明のさらに他の利点でありかつ目的と
するところは、通信トラフィックの渋滞を補償すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の上記
および他の利点は、1つの形態では、スイッチングノー
ドの集団(constellation)における1つ
のノードとして作用するスイッチを通して信号を導く方
法によって実現される。本方法はその中にルーティング
用コードを有するデータパケットを受信することを必要
とする。該データパケットは導かれる信号の少なくとも
一部を表す。前記データパケットに含まれるルーティン
グ用コードに応じてリンク識別子(link iden
tifier)が得られる。このリンク識別子はデータ
パケットをスイッチから導く上で前記スイッチにおいて
使用可能な複数の通信リンクの1つを特定する。前記デ
ータパケットは次にこの1つの通信リンクによって前記
スイッチから送信される。
【0011】
【実施例】本発明のより完全な理解は添付の図面と共に
以下の詳細な説明および請求の範囲を参照することによ
り得ることができ、図面においては同じ参照数字は各図
を通して同じ項目に言及している。
【0012】図1は、衛星をベースとした通信ネットワ
ーク10を示している。ネットワーク10は地球の回り
に分散されたスイッチングノード12の集団(cons
tellation)11を含む。好ましい実施例にお
いては、ノード12は軌道を周回する衛星である。衛星
12は極、低高度地球軌道14を占有する。特に、ネッ
トワーク10の好ましい実施例は7つの極軌道を使用
し、各軌道は11の衛星12を保持している。明瞭化の
ため、図1はこれらの衛星12の内のほんの数個のみを
示している。
【0013】軌道14および衛星12は地球の回りに分
散されている。各軌道14は地球を765kmの付近の
高度で囲んでいる。これらの低高度地球軌道14のた
め、衛星12は地球に関しておよそ25,000km/
hrで進行しかつおよそ100分で周回を完了する。一
緒になって、各衛星12はお互いに関し衛星の集団11
内で相対的に静止した状態になっており例外として極領
域においてはこれらの軌道は収束しかつ互いに交差して
いる。
【0014】図2は、数個の衛星(SV)12の相対的
な方位(orientation)の例示的な静的かつ
2次元的「スナップショット」マップを示す。図1〜図
2を参照すると、任意の与えられた瞬間に、偶数軌道面
14aにある衛星12は一般にほぼ同じ緯度にある。同
様に、衛星12は典型的にはすべての奇数面14bに対
し同じ緯度にある。しかしながら、奇数面の衛星12は
偶数面の衛星12と位相がずれて位置している。任意の
与えられた瞬間に、奇数面の衛星12の緯度はほぼ近く
の偶数面の衛星12の緯度の間のほぼ真ん中にある。
【0015】各々の衛星12と同じ面14の前部(fo
re)および後部(aft)の衛星12との間および隣
接面の前部および後部の衛星12との間に視線(lin
eof sight)が存在する。図1を参照すると、
視線はまた軌道が極領域近くで収束するに応じて隣接し
ない軌道面14の衛星間にも存在する。好ましい実施例
は各衛星12と「近隣の」衛星12との間で通信リンク
16を確立するために、好ましくは20〜30GHzの
範囲の、RF通信を使用する。リンク16はここではク
ロスリンクと称されてそれらを衛星の集団11に入力し
かつそこから出力するための信号によって使用されるリ
ンクと区別する。図2を参照すると、各衛星に対して6
個までの視線、双方向性、RF通信用クロスリンク16
がサポートされている。前部および後部クロスリンク1
6aおよび16bは、衛星12xと同じ面14内で周回
する、それぞれ、先行するかつ後続する衛星12aおよ
び12b(すなわち、同一面衛星)の間に存在する。前
部右および後部右クロスリンク16cおよび16dは衛
星12xと右側に隣接する面14で周回する、それぞ
れ、先行および後続衛星12cおよび12d(すなわ
ち、交差面衛星)の間に存在する。同様に、前部左およ
び後部左クロスリンク16eおよび16fは衛星12x
と左側の隣接面14で周回する、それぞれ、先行および
後続衛星12eおよび12fの間に存在する。
【0016】本発明の目的のため、衛星12a−12f
は衛星12xに対し近隣衛星(neighbor sa
tellites)と称される。特に、近隣衛星のノー
ドはいずれかの他のノードを通ってメッセージを受け渡
す必要性なしにそこにメッセージが送信できかつそこか
らメッセージが受信できる集団のノードである。この定
義は隣接軌道面にないかも知れないがそれにもかかわら
ず極領域における軌道面14の収束のため視線内にある
ノードを含む。図1〜図2に示された本発明の実施例に
おいては、通信は近隣のノードに対してのみ伝達するこ
とができる。各衛星は同様の組のクロスリンク16およ
び近隣ノードをサポートする。
【0017】図1〜図2および上に示された説明はネッ
トワーク10のための好ましい軌道形式を述べている
が、当業者は各衛星12が提供する交換ノードは必ずし
もここに説明したように配置する必要がないことを理解
するであろう。例えば、そのようなノードは地球面上に
配置することができあるいはここに説明したもの以外の
軌道に配置することができる。同様に、交換ノードの正
確な数はネットワークからネットワークへと変えること
ができ、各ノードによってサポートされるクロスリンク
16の数はネットワークによって変えることができ、か
つ各ノードが直接通信することができる交換ノードの数
も物理的に近くのノードに限定する必要はない。
【0018】図1に戻ると、衛星12は、図1では1つ
だけ示された、数多くの中央交換局(CSO)18、図
1では1つだけ示された、数個の地上制御ステーション
(GCS)20、および、図1ではその内の1つが示さ
れた、任意の数の、多数となり得る、無線通信加入者ユ
ニット22を介して地上の装置と通信する。加入者ユニ
ット22は地球表面上の任意の所に配置できる。CSO
18は好ましくは地勢学的境界に従って地球表面上に分
散される。好ましい実施例においては、各衛星12は任
意の瞬間に、4つまでのCSO18とかつ1000個以
上の加入者ユニット22と通信することができる。GC
S20は好ましくは北部のまたは南部の緯度に位置し、
そこでは軌道14の収束のためより多くの数の衛星12
がより赤道に近い緯度に関して地球面上の単一の点の直
接的な視界線内にくる。好ましくは、2〜4個付近のG
CS20が使用されて前記衛星集団のすべての衛星12
がそれらの軌道14のある点においてそれらに割当てら
れたGCS20の直接の視界内にくるようにされる。
【0019】CSO18およびGCS20が一緒に地上
に配置されることも可能である。しかしながら、CSO
18はGCS20のものとは異なる機能を果たす。GC
S20は好ましくは衛星12の集団のためのテレメト
リ、追跡、および制御(TT&C)機能を達成する。
【0020】好ましくは、CSO18はネットワーク1
0における通信ノードとして動作する。国家公共交換電
気通信ネットワーク(national public
switched telecommunicati
ons networks)(図示せず)のような、種
々の地上をベースとした通信システムもCSO18を介
してネットワーク10にアクセスすることができる。衛
星12の集団の構成のため、少なくとも1つの衛星12
は常に地球表面上の各点の視界内にある。
【0021】本発明の目的のためには、通信の各端部は
ターミナルノードを有するものと見ることができる。タ
ーミナルノードの役割は、通信を集団11から地球に向
けて導く該集団11における1つの衛星によって行われ
る。該ターミナルノードは通信をCSO18、GCS2
0、または加入者ユニット22に伝達することができ
る。
【0022】従って、ネットワーク10は任意の2つの
加入者ユニット22の間で、任意の加入者ユニット22
と任意のCSO18との間で、または任意の2つのCS
O18の間で衛星12の集団11を介して双方向性通信
回路または2つの単一方向性回路を確立することができ
る。しかしながら、これらの通信回路は通信を伝達する
ために時間により集団11の異なるノードを使用する。
該ノードは地球に関する集団11の移動に応じて変化す
る。
【0023】衛星12とクロスリンク16との間の上に
述べた関係に加えて、図2は衛星12に関係する2つの
管轄パターンを示す。図2は、各衛星12が円24の中
心に位置し、図2の各点が少なくとも1つの円24内に
あり、かつ円24の間で最少量のオーバラップが生じる
ように配列された円24のパータンを示す。円24はお
おざっぱに各々の対応する衛星12から地球の表面への
RF通信の送信に対する等しい信号強度のラインを示
す。従って、円24はおおざっぱに各衛星12の地球上
の地理的管轄を規定する。言い換えれば、CSO18、
GCS20、または加入者ユニット22は衛星12とそ
の管轄内にある場合に通信できる。衛星12は地球に対
して移動するから、円24も同様に移動する。当業者は
各衛星12に割当てられた周波数スペクトルの地理的再
使用を改善するために円24のさらに小さなセルラパタ
ーンへの分割も可能であることを理解するであろう。さ
らに、当業者は円24によって示される境界は実際上の
精度で規定されていないことを認識するであろう。
【0024】図2は、さらにスペース領域(space
regions)26のパータンを示す。各々のスペ
ース領域26は独自の静止した六角形によって表され
る。領域26は静止しているが、それはこれらが地球に
関して移動しないからである。従って、衛星12および
円24は衛星12の移動に従って領域26に入りかつ領
域26から退出する。図2は、スペース領域26が円2
4の直径とほぼ等しい直径を有する同じ大きさの六角形
であるとして示されている。従って、領域26の間に何
らの大きなオーバラップも発生せず、かつ領域26は集
合的に地球の全表面をカバーする。しかしながら、当業
者は任意の数の領域26を規定することができ、他の形
状も適用でき、すべての領域26は同じ形状または大き
さを持つ必要がなく、かつ領域26と円24との間に何
らの設定された地理的関係が必要ないことを理解するで
あろう。例えば、スペース領域26および円24は共に
極領域近くでは大きさが小さくなり軌道の収束を補償す
ることができる。
【0025】本発明の好ましい実施例においては、およ
そ77のスペース領域26が規定されている。もちろ
ん、この数は本発明の好ましい実施例における衛星12
の数に対し望ましい1対1の対応を行うが、それは非常
に重要な特徴ではない。これに対し、77の可能な空間
領域の内の独自の1つは7ビットの数によって特定で
き、これは全世界の地理的データを通信する上で使用す
るためには比較的少量のデータである。さらに、77の
スペース領域を円24とほぼ同じ大きさとすることによ
り、各スペース領域26が衛星12の特定の1つおよび
この1つの衛星12に対して近隣の衛星の集合的な管轄
内に適合する。
【0026】円形パータン24およびスペース領域26
は有用であり、それはこれらが本発発明によって考えら
れている2つの別種のルーティングの実施例を示すから
である。双方の実施例において、信号はデジタルデータ
パケットとして符号化され、かつ各々のパケットはルー
ティング用コードを含む。さらに、このルーティング用
コードは、7または8ビットのような、比較的少量のデ
ータを使用して好適に通信される。各々の呼に対して、
集団(constellation)11(図1を参
照)は数千のそのようなデータパケットを伝達すること
ができる。従って、各データパケットにおいてたった数
個のルーティング用ビットを使用することはより複雑な
ルーティング用コードを必要とする構成と比較してネッ
トワーク資源を節約する。
【0027】以下においてはスペース領域実施例と称さ
れる、本発明の1つの実施例においては、ルーティング
用コードはそこにデータパケットが向けられるスペース
領域26を識別する。このスペース領域実施例において
は、すべてのノード12はデータパケットを識別された
スペース領域26にサービスするノード12に導くのに
十分な知能を有している。いったんデータパケットが示
された衛星またはノード12に到達すると、該データパ
ケットは、このノード12によってまたは近隣のノード
12によって、地球に受け渡される。呼を設定しかつそ
の呼に関与する実体(entities)はデータパケ
ットを伝達する上で使用されるノード12を正確に知る
必要はなくあるいは呼の過程においてこれらのノード1
2の身元(identities)の変化に気付く必要
はない。
【0028】以下においては物理ノード実施例と称され
る、本発明の別の実施例においては、ルーティング用コ
ードは呼によって通信されるデータパケットに対するタ
ーミナルノードとして作用する特定のスイッチングノー
ドまたは衛星12を識別する。この物理ノード実施例に
おいては、すべてのノード12はデータパケットをこの
ターミナルノードに導くのに十分な知能を含んでいる。
ノード12は互いに関して大きく移動しないから、最小
量のインテリジェンスのみが必要とされる。これに対
し、ターミナルノードが呼の過程で変化すると、該ター
ミナルノードの身元の変化が前記データパケットを発信
したパーティに通信し戻される。この物理ノード実施例
は円24によって示される衛星の管轄に排他的に依存し
かつスペース領域26を使用しない。
【0029】図3は、集団11(図1を参照)によって
使用される、スイッチングノード、例えば衛星12、の
ブロック図を示す。本発明の好ましい実施例において
は、すべてのノード12は同様の構造を有する。ノード
12は任意の数の送受信機を含む。例えば、各々のクロ
スリンク16(図2を参照)に対し1つの送受信機28
を含めることができる。さらに、ノード12は任意の数
の地球リンク送受信機30を含むことができ、この場合
各々の地球リンク送受信機30は単一のCSO18また
はGCS20(図1を参照)にサービスする。ノード1
2はさらに加入者ユニット送受信機32を含むことがで
きる。ノード12は、送受信機32を介して、任意の数
の加入者ユニット22(図1を参照)と通信し、任意の
与えられた瞬間に数千の加入者ユニット22と通信が可
能である。送受信機28−32の各々は、それぞれ、対
応するアンテナ34−38と結合している。
【0030】各送受信機28−32は、クロスリンク送
受信機28aおよび加入者ユニット送受信機32と接続
して示される、技術的に知られた種々のサブコンポーネ
ントを含むことができる。例えば、送受信機28−32
の各々は受信機40および送信機42を含むことができ
る。各受信機40は入力バッファ44に結合され、該入
力バッファ44へはノード12において受信されかつ復
調された後にデータが入力される。加入者送受信機32
に対しては、入力バッファ44は個々のサブバッファが
送受信機32によってサービスを受ける数多くのチャネ
ルの各々に対して与えられるように分割できる。各送信
機42は出力バッファ46に結合され、該出力バッファ
46から変調およびノード12からの放射または送信の
ためにデータが得られる。加入者送受信機32に対して
は、出力バッファ46は個々のサブバッファが送受信機
32によってサービスを受ける数多くのチャネルの各々
に対して与えられるように分割できる。
【0031】送受信機28−32は、種々のメモリ要素
およびタイマ48と共に、プロセッサ50に結合する。
プロセッサ50は単一のプロセッサまたは並列アーキテ
クチャにおいて動作する複数のプロセッサを用いて実施
できる。一般に、プロセッサ50は送受信機28を調整
しかつ制御し、それによってノード12がクロスリンク
16からデータ通信を受信し、受信した通信を出力バッ
ファ46の間で適切に分配し、かつ該通信をクロスリン
ク16に送信し戻すようにする。データ通信はまた送受
信機30−32を介して地表から受信されかつ地表へ送
信される。タイマ48が使用されてプロセッサ50およ
びノード12をネットワーク10(図1を参照)によっ
て課されるタイミングの制約と同期させる。
【0032】ノード12のメモリ要素は論理チャネル識
別(LCID)テーブル52を含むよう構成される。テ
ーブル52は、以下に説明する、LCID値を1対1の
対応で送受信機32の出力バッファアドレスに関連させ
る。テーブル52に含まれるアドレスは直接加入者ユニ
ット22に通信を送信するために使用されるチャネルに
対応する。言い換えれば、LCIDテーブル52におけ
るアドレスによって特定される位置において送受信機3
2の出力バッファ46にデータを書込むことにより、特
定の加入者ユニット22に割当てられた特定のトラフィ
ックチャネルが選択される。
【0033】前記メモリ要素はさらにルーティング用ル
ックアップテーブル(RLUT)54、近隣サービスマ
ップまたはリスト56、ルーティング用コードテーブル
57、そして他のメモリ58を含むよう構成される。一
般に、RLUT54はノード12においてデータパケッ
トにおいて受信できる各々の可能なルーティング用コー
ドに対する1つのデータ要素を含む。データパケットの
ルーティング用コードに関連するデータ要素はノード1
2から前記データパケットをその目的とする位置に導く
上でどのクロスリンク16(図2を参照)を使用すべき
かを識別する。あるいは、該データエレメントはノード
12に対しデータパケットがその目的とする行き先に到
達したことを通知することができる。
【0034】近隣サービスマップ56は近隣ノード12
がそれに対して新しいターミナルノードとなる呼に割当
てられたLCID値、これらのノードに対するクロスリ
ンク16のトラフィック伝達容量を特徴付けるステータ
スデータ、およびこれらのノードによってどのCSO1
8およびGCS20(図1を参照)がサービスを受けて
いるかを記録する。新しいターミナルノードはそれに対
して本発明の物理ノード実施例においてデータパケット
が手渡されるノードである。RLUT54およびマップ
56は後により詳細に説明する。
【0035】ルーティング用コードテーブル57はLC
ID値、ルーティング用コード、およびマルチチャネル
送受信機32に対する入力バッファ44のアドレスを1
対1の対応で関連付ける。テーブル57に含まれるアド
レスは直接データパケットをノード12にアップリンク
する上で使用される特定のチャネルに対応する。ノード
12はデータパケットに対して該パケットをネットワー
ク10の他の実体に転送する前にLCID値およびルー
ティング用コードを付加する。ルーティング用コードお
よびLCID値は始めは、好ましくはCSO18(図1
を参照)によって、呼のセットフアップの間に決定さ
れ、かつネットワーク制御メッセージにおいてノード1
2に送信される。本発明の物理ノード実施例によれば、
ルーティング用コードはその呼の反対端部を取り扱って
いるノードから受信したネットワーク制御メッセージに
従って呼の進行中に反復的に更新される。
【0036】他のメモリ58は、プロセッサ50への命
令として作用しかつ、プロセッサ50により実行された
時、ノード12が後に説明する手順を実行するようにさ
せるデータを含む。メモリ58はまたノード12の動作
によって操作される他の変数、テーブル、およびデータ
ベースを含む。
【0037】図4は、バックグラウンド手順60のフロ
ーチャートを示し、該バックグラウンド手順60はノー
ド12によって実行されて任意の入力バッファ44から
適切な出力バッファ46(図3を参照)へのデータパケ
ットの交換(swiching)をサポートする。本発
明の好ましい実施例においては、すべてのノード12は
実質的に同じ手順を行う。バックグラウンド手順60は
ノード12が同時に他の活動に従事している間に連続的
に実行されているものと見ることができる。一般に、手
順60はある必要が生じたか否かを判定し、かつ次にそ
の必要が検出された場合に適切な行動を取る。
【0038】図4のフローチャートは主として本発明
の、上に述べた、スペース領域実施例の見地から構成さ
れている。図4に示された数多くのタスクは本発明の物
理ノード実施例については省略できる。これに対し、ス
ペース領域実施例に対して省略できる幾つかのタスクは
図4においては2重線のボックスで示されている。
【0039】手順60は1つまたはそれ以上の新しいR
LUT54(図3を参照)がノード12によって使用す
る為に発生する必要があるか否かを判定する為の問い合
わせタスク62を実行する。本発明のスペース領域実施
例はスペース領域26(図2を参照)にわたりノード1
2の移動を追跡する為に異なるRLUT54を利用す
る。
【0040】従って、数多くの、例えば10〜100
の、異なるRLUT54が各軌道で使用され、かつ各々
の軌道のRLUT54の組は前の軌道において使用され
る組と異なる。使用されていないRLUT54を記憶す
る多量のメモリを消費するよりはむしろ、本発明はそれ
らが必要とされる前にRLUT54を発生する。もはや
必要でないRLUT54はノード12のメモリにおいて
オーバライトされる。従って、タスク62は新しいRL
UT54を発生する必要が存在する時を決定する。新し
いRLUTを発生する必要性は種々の要因に従って決定
できる。例えば、タスク62は前記新しいテーブルがノ
ード12によって使用される所定時間前に発生される必
要があることを決定することができる。或いは、タスク
62は現存するRLUT54の備蓄が所定の大きさより
低下した場合に新しいRLUT54の発生の順番待ちを
する(queue)ことができる。或いは、タスク62
はやがて来る軌道において使用されるべき全てのRLU
T54が、通信トラフィックが低くかつノード12が容
易にRLUT54発生の為の処理電力を使用することが
できる地球の極領域の上にノードがある場合に発生する
必要があるものと決定することができる。ノード12の
効率的な動作に関連するこれらおよび他の考察事項はタ
スク62において用いられ1つまたはそれ以上の新しい
RLUT54を発生する必要が存在する場合を決定する
ことができる。
【0041】タスク62が1つまたはそれ以上のRLU
T54を発生する必要性を検出した時、タスク64はそ
の1つまたはそれ以上のRLUT54を発生しかつそれ
らをノード12のメモリに保存する。タスク64はタス
ク62の直後に行うこともでき、或いはタスク62によ
ってキューイングされている別のプロセスにおいて後に
行うこともできる。各々の単一のRLUT54は数ビッ
トのデータを各々の可能なスペース領域26(図2を参
照)と関連させる。RLUT54に保存されたデータは
リンク識別子(ID)を表す。リンクIDはクロスリン
ク16(図2を参照)の内のどれをルーティング用コー
ドによって識別されるスペース領域にデータパケットを
導く上で使用すべきかを特定する。或いは、リンクID
はノード12にデータパケットがその行き先スペース領
域に到達しかつ何等のクロスリンク16もデータパケッ
トをノード12から転送する為に使用されるべきできな
いことを通知することができる。
【0042】RLUT54を発生する為に使用される精
密なアルゴリズムは本発明の動作にとって重要ではな
い。例えば、ノード12は発生されているRLUT54
に対し時間的に代表的なポイントにおいて全てのスペー
ス領域26(図2を参照)に関しそれ自身および集団1
1におけるその近隣のノードの位置をシミュレートする
ことができる。次に、ノード12は、全ての可能なスペ
ース領域に導かれるシミュレートされたデータパケット
に対し、そのシミュレートされた位置から最も短いか或
いは最も直接的な経路を決定することができる。或い
は、ノード12は1つまたはそれ以上のRLUT54を
発生する為に拡張できる、GCS20(図1を参照)の
ような、制御ステーションからデータを受信することが
できる。更に、前記発生アルゴリズムが特別の場合のル
ールを導入することも可能である。例えば、ルーティン
グ用アルゴリズムは交差面(cross−plane)
ルーティングに対して同一面(in−plane)ルー
ティングをやや好むように構成でき、かつこのバイアス
をより赤道に近い緯度と比較した場合に極移動において
異なるように同一面ルーティングを好む方法で重み付け
ることもできる。
【0043】バックグラウンド手順60は現在使用され
ているRLUT54から新しいRLUT54へ切り換え
る必要性が存在するか否かを決定する為にタスク66を
実行する。好ましくは、単一のRLUT54が、例え
ば、1〜10分の所定の時間の間アクティベイトされ
る。タスク66はこの所定の時間が経過した時を判定す
ることが望ましい。タスク66がRLUT54の間で切
り換える必要性を検出した時、タスク68は変数をノー
ド12のメモリに保存し、これは次に予定されたRLU
T54がアクティベイトされたRLUT54になるよう
にする。
【0044】本発明のスペース領域実施例に対しては、
適切なRLUT54が規則的な間隔でアクティベイトさ
れる。RLUT54はあらかじめ発生されかつそれらが
必要な場合にアクティベイトされる用意ができておりか
つアクティベイトされることを待機している。RLUT
54の連続的な流れはノード12の移動を追跡する。タ
スク62〜66は、必ずしもそうである必要はないが、
本発明の物理ノード実施例に関しては省略できる。物理
ノード実施例はデータパケットを特定された物理ノード
12に導く。ノード12の相対的な方向は静止したまま
である。その結果、RLUT54は本発明の物理ノード
実施例に関して通常動作の間に最小限の変更を必要とす
るのみである。物理ノード実施例においては、RLUT
54は、例えば、オフラインで発生されかつGCS20
(図1を参照)を介してノード12に通信することがで
きる。
【0045】バックグラウンド手順60はハンドオフ指
令(hand−off directive)を処理す
る必要性が存在するか否かを判定する為にタスク70を
実行する。ハンドオフ指令は近隣のノード12から受信
されたメッセージを表す。該メッセージはノード12に
対しメッセージを送信している近隣のノードが前記指令
によって識別される1つまたはそれ以上の呼に対するタ
ーミナルノードであることを通知する。ターミナルノー
ドとして、近隣のノードはその1つまたはそれ以上の呼
に関連するデータパケットを、加入者ユニット22、C
SO18、その他のような、地球上の或いは地球に近い
1つまたはそれ以上の終端ユニットに導いている。前記
ハンドオフ指令はまた該指令を受信しているノード12
に近隣のノードが前記終端ユニットに対する範囲以外に
移動しておりかつ前記指令を受信しているノード12
が、時間的にある近くの点で、1つまたはそれ以上の呼
に対する終端ノードとして作用していることを通知す
る。
【0046】タスク70がハンドオフ指令を処理する必
要性を検出した時、タスク72は適切な応答行動を行
う。タスク72はタスク70の直後に或いはタスク70
によってキューイングされている別の処理において後に
行うことができる。加入者ユニット22(図1を参照)
に関連する呼がハンドフオフされるべき場合は、タスク
72は論理チャネル識別子(LCID)値をLCIDテ
ーブル52およびルーティング用コードテーブル57
(図3を参照)に格納することができる。LCID値は
呼の各データパケットがその呼を独自的に識別する為
に、データパケットが向けられている加入者ユニット2
2を識別する為に、かつその呼に関して何らかの接続を
有するCSO18(図1を参照)を識別する為に持って
いるタグである。LCID値は後により詳細に説明す
る。LCID値をLCIDテーブル52および呼ルーテ
ィング用テーブル57に保存することにより、ノード1
2はチャネルをそのLCID値に割り当てる。
【0047】CSO18(図1を参照)に関連する呼が
ハンドオフされている時、タスク72は該CSOのアイ
ディンティティを近隣のサービスマップ56に記憶させ
ることができる。これらのCSO IDをマップ56に
保存することによりノード12はそのバルクメッセージ
を新しいターミナルノードに送信することができ、該新
しいターミナルノードは特定の地球リンク送受信機33
(図3を参照)をハンドオフされたCSOとの通信に割
り当てることになる。
【0048】タスク72によって行われる応答行動は更
にハンドオフされている加入者ユニット22(図1を参
照)の呼の為に近隣のノードに新しいチャネル割り当て
を通知する為その近隣のノードにメッセージを通信し戻
すことを含む。この近隣のノードは次に終端ユニットに
新しいチャネル割り当ておよび新しいノード12へのハ
ンドオフの為の予定された時間を通知することができ
る。ハンドオフは本発明のスペース領域実施例および物
理ノード実施例の双方に対してデータパケットを導くこ
とに関連しているが、それは、後に述べるように、ルー
ティング手順は呼に対するターミナルノードとして作用
するノード12にデータパケットを伝達する上でのハン
ドオフを補償するからである。
【0049】バックグラウンド手順60は1つまたはそ
れ以上の近隣サービス更新メッセージを処理する必要性
が存在するか否かを判定する為にタスク74を実行す
る。近隣サービス更新メッセージは前記近隣ノードが新
しいターミナルノードとして作用する呼のLCID値を
伝達する。サービス更新メッセージはノード12に近隣
のチャネルの新しい獲得または前にアクティブであった
チャネルの解放を通知することができる。チャネルは、
例えば、呼が最近セットアップされまたは終了したか、
或いは呼がハンドオフされた場合に獲得できる。
【0050】本発明のスペース領域または物理ノード実
施例のいずれにおいても、近隣のサービス更新メッセー
ジはリンクステータスデータを伝達する。該リンクステ
ータスデータは共通のクロスリンク16(図2を参照)
によって受信したトラフィックデータを処理する為に近
隣のノードの能力を特徴づける。該ステータスデータは
クロスリンク16が不首尾になったこと、近隣のノード
が例外的に重いデータトラフィックを受けておりかつ新
しいデータトラフィックを処理する為に低下した能力を
有すること、或いは通常の通信を行うことができること
を表示することができる。これらのステータスデータは
本発明においては対応するクロスリンクに対しデータパ
ケットのトラフィックを優先づける為に使用される。近
隣のステータス更新メッセージは近隣のノードの間で規
則的に交換できる。
【0051】タスク74が1つまたはそれ以上の近隣サ
ービス更新メッセージを処理する必要性を検出した時、
タスク76は近隣サービスマップ56(図3を参照)に
前記メッセージの内容を保存する。タスク76はタスク
74の直後に行うこともでき、或いはタスク74によっ
てキューイングされた別個のプロセスにおいて後に行う
こともできる。本発明のスペース領域実施例において
は、LCID値は好ましくはそれらが迅速にセーブされ
しかもいずれかの将来の時間にLCID値が与えられれ
ば迅速にアクセスできるように保存される。ノード12
は更にテーブル56にステータスデータを保存する。も
ちろん、ノード12は、近隣サービス更新メッセージを
受信するのを待機することなく、クロスリンク16(図
2を参照)がそれ自身において不首尾であったことを検
出し、この情報をテーブル56の適切なステータス変数
に保存することができる。
【0052】バックグラウンド手順60はタスク78を
実行していずれかの呼が最近ノード12において開始さ
れたか或いは終了したかを判定する。そのような呼のス
テータス変化が検出された時、ノード12はタスク78
の直後に或いはタスク78によってキューイングされる
別個のプロセスで、タスク80を行うことができる。タ
スク80は、上に述べた、近隣サービス更新メッセージ
をフォーマットしかつ送信する。該更新メッセージは全
ての近隣ノードに送信されて該近隣ノードに呼のステー
タスの変化を通知する。
【0053】バックグラウンド手順60は1つまたはそ
れ以上の進行中の呼を近隣ノードにハンドオフする必要
性が存在するか否かを判定する為にタスク82を行う。
いつ呼をハンドオフするかを判定する為に使用される精
密な技術は本発明にとって重要ではない。ノード12
は、例えば、ドップラ特性、タイミング事項、信号強
度、およびその他に基づいてハンドオフ決定を行うこと
ができる。当業者はそのような要因は、加入者ユニット
(図1を参照)のような、通信をしている実体がノード
12からしきい値の距離に到達しかつ後退している時を
示す為に使用できることを理解するであろう。
【0054】タスク82がハンドオフが必要であると判
定した時、タクス82の直後に或いはタスク82によっ
てキューイングされた別個のプロセスにおいて後に行っ
てもよい、タスク84が行われる。タスク84はハンド
オフされた呼を受信している近隣ノードに対しハンドオ
フ指令をフォーマットしかつ送信する。タスク84に続
き、タスク86が実行されて近隣ノードにハンドオフに
よって生じる呼のステータスの変化を通知することがで
きる。
【0055】タスク88は物理ノード実施例に対して行
われるがスペース領域実施例に対しては省略できる。タ
スク88はハンドオフされている呼の反対端部に対し新
しい行き先指令をフォーマットしかつ送信する。新しい
行き先指令は、CSO18、GCS20、またはそこを
通って加入者ユニット22が直接通信している他のノー
ド12(図1を参照)のような、呼の反対端部を制御し
ているネットワーク10のノードに送られる。このネッ
トワーク10のノードはそれに対してノード12がター
ミナルノードであったデータパケットを発信したもので
ある。この新しい行き先指令はこの終端ノードにそれが
データパケットに含むルーティングコードを変更してハ
ンドオフされた呼を受信している近隣ノードを識別す
る。この終端ノードが新しい行き先指令を受信しかつそ
れに応答した後、集団11(図1を参照)はその呼のデ
ータパケットを受信近隣ノードに導き始めることにな
る。
【0056】ノード12は加入者ユニット22から直接
受信しかつ集団11の他のモードに転送されたデータパ
ケット(即ち、加入者ユニット22から集団11に入る
データパケット)に関しそのような新しい行き先指令を
受信する。新しく受信したルーティング用コードはルー
ティング用コードテーブル57(図3を参照)内の適切
な位置に記憶される。この適切な位置は前記指令に含ま
れるLCID値を保持するテーブル57のエントリをル
ックアップすることにより決定できる。テーブル57を
改訂した後、ノード12は新しいルーティング用コード
をそれらを集団11内に送信する前に加入者ユニット2
2から受信した呼データパケットに加える。CSO18
およびGCS20は新しい行き先指令の受信に応じて同
様の手順を行うことができる。従って、公共交換電気通
信ネットワークその他から発信しかつCSO18または
GCS20を介して集団11に送信されている呼データ
はルーティングコードの変化を追跡することができる。
【0057】タスク88の後、タスク90は前記呼のお
よび近隣のサービスマップ56(図3を参照)において
前記呼を受信している近隣ノードのアイデンティティを
保存する。呼のハンドオフの記録を保存することによ
り、ノード12はデータパケットをハンドオフが生じた
後にそれらの正しいターミナルノードに導くことがで
き、これはたとえ該データパケットが古いルーティング
用コードを含んでいても可能である。
【0058】図4に示されるように、バックグラウンド
手順60の為のプログラム制御はタスク62〜90の内
の選択されたものを行った後継続的に反復する。従っ
て、RLUT54、LCIDテーブル52、および近隣
サービスマップ56はノード12のメモリにおいて現在
の状態を保つ。もちろん、当業者はタスク62〜90の
内の多くは同時に行うことができるか、或いは図4に示
されたもの以外の順序で行うことができることを理解す
るであろう。更に、当業者はノード12はバックグラウ
ンド手順60におけるルーティングに関係しない更に他
のタスクを行うことが可能なことも理解するであろう。
【0059】図5は、通信のルーティグをサポートする
為に集団11(図1を参照)において単一のノード12
によって達成される交換手順92のフローチャートを示
す。本発明の好ましい実施例においては、全てのノード
12は実質的に同じ手順を行う。手順92によって行わ
れるタスク94はデータパケットを得る。該データパケ
ットは入力バッファ44(図3を参照)の内の任意のも
のから得ることができる。手順94は全ての入力バッフ
ァ44にサービスする単一のプロセッサによって、或い
はそれら自身の入力バッファ44にサービスするのに専
用の複数のプロセッサによって同時に複数回行うことが
できる。従って、タスク94において得られた特定のデ
ータパケットは、近隣ノード12、CSO18(図1を
参照)、加入者ユニット22、またはその他のような、
任意のソースからノード12において受信された任意の
データパケットに過ぎない。
【0060】近隣ノード12、CSO18、またはGC
S20(図1を参照)から受信したデータパケットはル
ーティング用コードおよびLCID値を含む。これに対
しマルチチャネル送受信機32の入力バッファ44を介
して加入者ユニット22(図1を参照)から直接受信し
たデータパケットはそのようなルーティング用コードま
たはLCID値を持たなくてもよい。従って、そのよう
なデータパケットに対しては、タスク95はそこからデ
ータパケットが得られた送受信機32の入力バッファ4
4のアドレスを読み取りかつこのアドレスをキーとして
用いることによりルーティング用コードテーブル57を
アクセスする。テーブル57に格納されたルーティング
用コードおよびLCID値はこのアドレスに関連して得
られかつ受信されたデータパケットに加えられ或いはタ
グ付けされる。タスク95の後、全てのデータパケット
はルーティング用コードをおよびLCID値を含むこと
になる。
【0061】本発明は集団11を通って種々のデータパ
ケットのフォーマットを伝達可能にする。図6および図
7は集団11(図1を参照)を介して伝達されるデータ
パケット96の2つの説明的な例のデータフォーマット
図を示す。図6は、2つの独立のデータパケット96を
示し、かつ図7は単一のデータパケット96を示す。図
6および図7の双方のデータパケット96の実施例は各
々のデータパケット96に対して単一のヘッダ98およ
び単一のルーティング用コード100を含む。ヘッダ9
8はデータパケット96に関連されるべき形式特徴、パ
ケット96に関連されるべき長さ、およびデータパケッ
トのヘッダに伝統的に含まれる任意の他の情報を識別す
るデータを含む。
【0062】形式特徴(type character
ization)は、例えば、データパケット96が生
のデータまたは音声データを伝達することを表示するこ
とができる。当業者は音声データおよび生のデータは互
いに、音声データのパケット96は生のデータパケット
96よりもその伝達においてより低い確実性に耐え得る
点で、異なることを理解するであろう。更に、形式特徴
はルーティングの履歴データを伝達する為に使用でき
る。集団11は次にすでにルーティングの問題を経験し
ているデータパケット96を未だそのような問題を経験
していないパケット96よりも高い優先度で取り扱うこ
とができる。
【0063】ルーティング用コード100は比較的短い
コードであり、例えば4〜12ビットであり好ましくは
7〜8ビットである。集団(Constllatio
n)11はパケット96をそのパケット96に対するタ
ーミナルノードに迅速に伝達する為にルーティング用コ
ード100を使用する。ルーティング用コード100の
為のデータフォーマット図が図8に示されている。ルー
ティング用コード100は好ましくは2つのセグメント
からなる。終端(termination)セグメント
101は集団11のターミナルノードを識別する。本発
明の物理ノード実施例においては、セグメント101は
ターミナルノードとしてサービスを行うノード12を直
接識別する。スペース領域実施例においては、セグメン
ト101はスペース領域を識別する。ダウンリンクタイ
プセグメント103はデータパケット96を地球に導く
為に使用する為のチャネルの形式(type)を識別す
る。例えば、データパケットはマルチチャネル送受信機
32(図3を参照)を介して加入者ユニット22(図1
を参照)に、或いは地球リンク送受信機30(図3を参
照)を介してCSO18またはGCS20(図1を参
照)に導くことができる。当業者はノード12はそれが
データパケット96に対するターミナルノードであるこ
とを最初に決定しない限りタイプセグメント103を調
べる必要がないことを理解するであろう。
【0064】図6に戻ると、図6の実施例においては、
各データパケット96はまた単一のLCID値102お
よび単一の組のペイロード(荷重:payload)デ
ータ104を含む。各ノード12は任意の数の終端ユニ
ットの間に分散される必要がある数千の独立の通信に対
するターミナルノードとして動作することができる。各
々の独立の通信は任意の数、しばしば数千、のデータパ
ケット96によって伝達され、かつ各々の通信のデータ
パケットは比較的任意の順序でターミナルノードにおい
て受信される。LCID値102はそこにデータパケッ
ト96が導かれるべきである特定の終端ユニットを識別
する。
【0065】図9はLCID値102の例示的なデータ
フォーマット図を示す。図8にも示されるように、LC
ID値102はシーケンス番号要素106およびCSO
ID要素108を含むことができる。CSO ID1
08はLCID値102を生成しかつその通信において
管理上の利害を有するCSO18(図1を参照)を独自
的に識別する。シーケンス番号106は特定の呼または
そのCSO18に関連する登録された加入者ユニット2
2を識別する。各CSO18はそれが2つの同じシーケ
ンス値を同時にアクティベイトしないことを補償するこ
とが好ましい。従って、シーケンス番号106を備えた
CSO ID108を得ることにより、LCID値10
2はデータパケット96が送信されている終端ユニット
を独自的に識別する。
【0066】図6に戻ると、ヘッダ96、ルーティング
コード100、LCID値102は一緒に各パケット9
6に含まれるオーバヘッドデータを表す。一般にデータ
パケット96は該オーバヘッドデータの通信以外の何ら
かの目的の為集団11を介して伝達される。オーバヘッ
ドデータは主として制御の目的で含まれる。これに対
し、ペイロードデータ104の通信は主な目的としてパ
ケット96を集団11を介して伝達する働きを成す。ペ
イロードデータ104は形式的には制限されずかつデジ
タル化音声データ、生のコンピュータデータ、ビデオデ
ータその他を表わすことができる。
【0067】データパケット96の図7に示される実施
例は図6の実施例と、図7の実施例が任意の数のサブパ
ケット110を含むことができる点において相違する。
各々のサブパケット110は関連するサブパケット11
0の長さを特徴付ける為にそれ自身のヘッダ112を含
むことができる。各サブパケット110はそれ自身のL
CID値102およびペイロードデータ104を含むこ
とができる。図7の実施例によれば、各データパケット
96は異なる終端ユニットへ伝達されるべき複数の独立
の通信を含むことができる。これらの複数の通信の内の
各々はそれ自身のLCID値102およびペイロードデ
ータ104を有する。しかしながら、これらの通信の全
ては共通のルーティングコード100と関連している。
ターミナルノードでない集団11におけるノード12は
複数の独立のサブパケット110を導く為に単一のルー
ティングコード100のみを処理する。
【0068】図5に戻ると、タスク94が出力バッファ
44(図3を参照)からパケット96を得かつタスク9
5が必要な場合にルーティングコードおよびLCID値
を加えた後、パケット96が図6または図7の実施例或
いはその他のものに従ってフォーマットされていてもあ
るいはそうでなくても、タスク114はパケット96か
らのルーティングコード100をテーブルインデックス
として使用してRLUTテーブル54(図3を参照)に
対してテーブルルックアップ動作を行う。当業者はテー
ブルルックアップ動作が行われる速度について理解する
であろう。従って、タスク114はタスク94において
上のようにして得られたパケット96に対しリンクID
を迅速に得る。
【0069】タスク114の後、問合わせタスク116
がパケット96をクロスリンク16(図2を参照)によ
って導くべきか或いはタスク116を行っているノード
12が該パケット96に対するターミナルノードである
かを判定する。もし該ノード12がターミナルノードで
あれば、パケット96はパケット96の目指す終端ユニ
ットに、送受信機32(図3を参照)を介して直接また
は送受信機30およびCSO18またはGCS20を介
して間接的に、導かれる。
【0070】本発明のスペース領域実施例に対しては、
タスク116はその判断を行う上でタスク114におい
て得られたリンクIDを評価するのが好ましい。これに
対し本発明の物理ノード実施例については、タスク11
6はルーティングコード100それ自身を評価すること
ができる。以下の説明から明らかになるように、タスク
116はこのポイントにおいてタスク116を行ってい
るノード12はパケット96に対するターミナルノード
であることを確実性を持って判定することはできない。
もしタスク116がノード12がデータパケット96に
対するターミナルノードであるかもしれないことを判定
した時、プログラム制御は、後に図10を参照して説明
する、ターミナルノード手順118に進む。
【0071】タスク116がタスク116を行っている
ノード12がターミナルノードでないことを判定すれ
ば、手順92はタスク114において上で得られたリン
クIDを認証し、適切にパケット96を処分し、かつ次
に他のパケット96を処理するためにループを進む。特
に、問合わせタスク120は該パケット96のヘッダ9
8(図6ないし図7を参照)に含まれる、パケット形式
がタスク114において上で得られたリンクIDのステ
ータスと両立するか否かを判定する。この両立性は比較
動作によって解決できる。リンクのステータスは近隣サ
ービスマップ56(図3を参照)から得られる。バック
グラウンド手順60に関して上で説明したように、この
ステータスはリンクIDによって識別されるクロスリン
ク16(図2を参照)の品質を示し、トラフィックの渋
滞によるパケット96の処理の為の受け入れ近隣ノード
12の能力を示し、かつバックグラウンド手順60によ
り現在の状態に保たれる。ほとんど大部分の場合に、パ
ケット96はリンクIDによって示されるクロスリンク
16のステータスと両立するであろう。
【0072】タスク120が両立性を検出した時、タス
ク122は該パケット96をリンクIDによって示され
る送受信機28(図3を参照)と関連する出力バッファ
46に移動させる。パケット96は自動的に通常通り対
応する近隣ノード12に送信されることになる。タスク
122の後、プログラム制御はタスク94にループバッ
クして他のパケット96の処理を開始する。
【0073】これに対し、いくつかの状況では、タスク
120は非両立性を発見するかもしれない。この非両立
性はクロスリンク16の不首尾から、近隣ノード12に
おける過剰なトラフィックの渋滞から、あるいはその他
から生じる。非両立性が発見された時、問合わせタスク
124は他のクロスリンク16が利用可能であるか否か
を判定する。もし、例えば、各ノード12が6個のクロ
スリンク16(図2を参照)をサポートすれば、4つま
たは5つの代わりのクロスリンク16の内の任意のもの
を利用して、タスク114からのリンクIDによって示
される好ましいクロスリンクの選択が利用可能でない場
合に、パケット96を処分することができる。手順92
はこれらの別のクロスリンク16を調べるためにループ
を進み、かつタスク124は該ループを切るか否かを決
定する。
【0074】他のクロスリンク16が利用可能である場
合は、タスク126はそのリンクIDを前記代わりのク
ロスリンク選択の1つに対応するものに変更する。タス
ク126は残りのクロスリンク16の内のどれが好まし
いかを選択する上で所定のアルゴリズムを使用すること
ができる。例えば、タスク126は前に調べた選択に対
してすぐ時計回りのクロスリンク16を選択することが
できる。或いは、RLUT54(図3を参照)は交替の
リンクIDを好ましい優先順序に掲げるセグメント12
8を含むことができる。更に、タスク126は、前に該
ループにおいて変更されていなければ、ヘッダ98に含
まれるタイプデータを変更しパケット96が再ルーティ
ングされていることを示すことが望ましい。
【0075】タスク126の後、プログラム制御はタス
ク120にループバックして選択された代わりのクロス
リンク16の両立性を試験する。プログラム制御は両立
性あるクロスリンク16が検出されるまであるいは全て
のクロスリンク16が調べられかつ両立性がないことが
検出されるまでタスク120,124および126のル
ープに留まる。両立性あるクロスリンク16が検出され
るや否や、タスク122は該パケット96をそのクロス
リンクに対する出力バッファ46(図3を参照)に移動
させる。何らの両立性あるリンク16も検出されない場
合は、タスク124はプログラム制御をタスク130に
切り換える。タスク130は該パケット96をドロップ
し、かつ手順92は次にタスク94にループバックして
他のパケット96を処理する。パケット96をドロップ
することにより、該パケット96はノード12より先に
送信されずかつその目的とする行き先に到達しないこと
になる。しかしながら、パケット96をドロップする上
で、タスク130はドロップされたパケット96の数に
関する統計データを保持することが望ましい。パケット
96のドロップは極めて希に発生しかつより低い優先度
のデータパケットのタイプに関連してのみ発生すること
が望ましい。
【0076】当業者は手順92に関して上に述べたルー
ティング手順はリンクの不首尾を補償しかつ過剰なデー
タトラフィックの渋滞を補償することを理解することで
あろう。集団11における全てのノード12がそれら自
身のバージョンの手順92を行う時、データパケット9
6はリンクの不首尾および渋滞を補償するための必要性
に従って自動的に再ルーティングされる。
【0077】図10はターミナルノード手順118のフ
ローチャートを示す。手順92のタスク116(図5を
参照)に関して説明したように、手順118はタスク1
16が手順92を行っているノード12が現在処理され
ているデータパケット96に対するターミナルノードで
あるかもしれないことを判定した場合に行われる。手順
118はノード12が実際に該データパケット96に対
するターミナルノードであるか否かを解決しかつパケッ
ト96を、その中のいずれかのサブパケット110(図
7を参照)を含めて、適切に配置する。
【0078】手順118はルーティングコード100の
ダウンリンクのタイプセグメント103を得かつ保存す
る為にタスク131を行う。ダウンリンクのタイプはパ
ケット96が、この場合は送受信機32(図3を参照)
を介して伝達できる、加入者ユニット22に対するもの
か、あるいは送受信機30(図3を参照)の1つを介し
て伝達できる、CSO18またはGCS20に対するも
のであるかを特定する。タスク131の後、手順118
はタスク132を行ってパケット96からLCID値1
02(図6〜図8を参照)を得る。パケット96の図6
の実施例に関しては、得られる唯一のLCID値102
がある。しかしながら、パケット96の図7の実施例に
おいては、各サブパケット110はそれ自身のLCID
値102を有し、タスク132はこれらのLCID値1
02の内の1つを得る。
【0079】タスク132の後に、問合わせタスク13
4はLCID値102を決定して(evaluate)
このLCID値102によって識別されるチャネルが現
在手順118を行なっているノード12によってサービ
スを受けているか否かを判定する。タスク131におい
て上のように保存されたダウンリンクのタイプがパケッ
ト96が加入者ユニット22に伝達されるべきであるこ
とを示しておれば、この決定(evaluation)
を該LCID値102がそこに掲げられているか否かを
判定するためにLCIDテーブル52(図3を参照)を
アクセスすることによって達成できる。もし該LCID
値102がテーブル52に掲げられておれば、該LCI
D値102によって識別されるチャネルがこのノード1
2によってサービスを受ける。言い換えれば、このノー
ド12はLCID値102が関連するデータパケット9
6またはサブパケット110に対するターミナルノード
であり、かつこのノードは実際に該パケット96または
サブパケット110に対するターミナルノードである。
これに対して、タスク131において上のようにして保
存されたダウンリンクのタイプがCSO18またはGC
S20への伝達を示しておれば、タスク134はLCI
D値102のCSO ID部分108(図9を参照)を
調べるのみでよい。もしこのノード12がデータパケッ
ト96またはサブパケット110のターミナルノードで
あれば、前記部分108は送受信機30(図3を参照)
の1つに対応する。
【0080】LCID値102によって示されるチャネ
ルまたはリンクがこのノード12によってサービスを受
けている場合には、タスク136は該LCID値102
に関連するパケット96またはサブパケット110を送
受信機30または32(図3を参照)の適切な出力バッ
ファ46に移動させる。パケット96またはサブパケッ
ト110は自動的に通常通り示された行き先に導かれ
る。
【0081】タスク136の後、問合わせタスク138
がパケット96の終りに遭遇したか否かを判定する。タ
スク138はパケット96の図6の実施例よりも図7の
実施例により関連しているが、それは図6の実施例は1
つのLCID値のみが各パケット96に関連することを
可能にするからである。それにもかかわらず、パケット
96の図7の実施例において可能であるように、パケッ
ト96全体がいまだ処分されていない場合に、プログラ
ム制御はタスク132にループバックしてパケット96
からの次のLCID値102を処理する。パケット全体
が処分された場合、プログラム制御はタスク138から
手順118を退出しかつ手順92(図5を参照)に戻
り、そこでノード12は他のパケット96を処理する。
【0082】タスク134がこのノード12がLCID
値102によって示されるチャネルまたはリンクにサー
ビスしていることを判定しなかった場合、タスク140
は近隣サービスマップ54(図3を参照)を評価して前
記近隣ノードの内のどれがそのLCIDまたはCSO
ID部分にサービスしているかを識別する。このノード
12は呼が近隣ノードにハンドオフされデータパケット
96を送信する終端ユニットがいまだ新しい行き先指令
に応答していない場合には、上にタスク88(図4を参
照)に関して述べたように、サービスを行なっているノ
ードでないかもしれない。あるいは、本発明のスペース
領域実施例においては、いくつかのノード12が共通の
スペース領域26(図2を参照)にサービスすることが
できる。
【0083】好ましくは、タスク140はLCID値1
02またはCSO ID108をキーとして用いてマッ
プ54にアクセスする。マップ54をアクセスすること
により、タスク140は該LCID値102にサービス
している近隣ノードのアイデンティティを迅速に決定す
る。本発明のスペース領域実施例に関しては、近隣サー
ビスマップ54は、バックグラウンド手順60(図4を
参照)に関して上に述べた、近隣サービス更新メッセー
ジの通信により現在の状態に保たれる。本発明の物理ノ
ード実施例に関しては、近隣サービスマップ54は、タ
スク90(図4を参照)に関して上に述べたように、ハ
ンドオフデータの記録によって現在の状態に保たれる。
【0084】タスク140の後、問合わせタスク42は
サービスを行なっている近隣ノードが検出されたか否か
を判定する。もしLCID値102にサービスしている
近隣ノードが検出されなければ、タスク144は該パケ
ット96またはサブパケット110をドロップし、かつ
プログラム制御はタスク138に進み次のサブパケット
110またはパケット96を処理する。パケット96ま
たはサブパケット110をドロップする上でタスク14
4はドロップされたパケット96およびサブパケット1
10に関する統計データを維持すると好都合であろう。
【0085】タスク142がサービスを行なっている近
隣ノードが検出されたことを判定した場合、タスク14
6はこの近隣ノードを示すためにルーティングコードを
変更する。タスク146は本発明のスペース領域実施例
に対しては任意選択的なものであるが、それは前記近隣
ノードは多分共通のスペース領域26(図2を参照)の
サービスを、手順118を行なっているノード12と共
用するからである。これに対し、本発明の物理ノード実
施例においては、タスク146は近隣ノードにそれがデ
ータパケット96またはサブパケット110に対するタ
ーミナルノードであり得ることを判定させることにな
る。
【0086】タスク146の後、タスク148はパケッ
ト96またはサブパケット110を示されたサービスを
行なっている近隣ノードへのクロスリンク16(図2を
参照)に関連する出力バッファ46へ移動させる。タス
ク148はサブパケット110をそれを出力バッファ4
6に入れる前にパケット96へ再フォーマットすると好
都合である。パケット96は通常通り適切な近隣ノード
へと自動的に送信される。タスク148の後、プログラ
ム制御はタスク138に進み次のサブパケット110ま
たはパケット96を処理する。
【0087】
【発明の効果】以上要するに、本発明は動的に通信信号
を導く。本発明の動的な性質は通信信号が導かれる物理
ノードが呼の進行中に変更できるようにする。最少量の
ネットワーク資源が通信信号をルーティングする上で専
用される。比較的小さいルーティングコードがノードの
集団を介して伝達される各データパケットに含まれ、か
つルーティングは、少なくとも部分的に、比較的少量の
メモリのみを利用するテーブルルックアップ動作に基づ
き行われる。さらに、本発明はルーティングの決断をネ
ットワークノードの間に分散する。その結果、データト
ラフィックの渋滞およびリンクの障害に瞬時的にかつ自
動的に応答することができ、かつ自動的に誤ったルーテ
ィングの決定を正す。さらに、本発明はネットワークの
入口および出口ポイントの間で通信信号を伝達する上で
の遅延を最少化するためにデータパケットを迅速に処分
する。
【0088】本発明が上において好ましい実施例に関し
て説明された。しかしながら、当業者は本発明の範囲か
ら離れることなくこれらの好ましい実施例において変更
および修正を行うことが可能なことを認識するであろ
う。例えば、当業者はここに説明された特定のタスクは
説明されたのと異なるように順序付けることが可能であ
ることを理解するであろう。さらに、ここに述べられた
精密なタイミング、軌道周回形状、ネットワークのトポ
ロジー、データコード長、およびその他のパラメータは
説明のための例として与えられておりかつ本発明の範囲
を制限するものと見るべきではない。当業者に明らかな
これらおよび他の変更および修正は本発明の範囲内に含
まれるものと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例が用いられる環境を示す配置
図である。
【図2】通信ネットワークにおけるスイッチングノー
ド、該スイッチングノードに対応する管轄、および該ス
イッチングノードの間の通信リンクを示す配置図であ
る。
【図3】図2の通信ネットワークの単一のスイッチング
ノード、またはスイッチ、を示すブロック図である。
【図4】図2の通信ネットワークのスイッチングノード
により行なわれるバックグラウンド手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】図2の通信ネットワークのスイッチングノード
により行なわれる交換手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】データを通信するために本発明の第1の実施例
において使用されるデータフォーマットを示す説明図で
ある。
【図7】データを通信するために本発明の第2の実施例
において使用されるデータフォーマットを示す説明図で
ある。
【図8】ルーティングコードを伝達するために使用され
るデータフォーマットを示す説明図である。
【図9】論理チャネル識別(LCID)値を伝達するた
めに使用されるデータフォーマットの説明図である。
【図10】前記通信ネットワークのスイッチングノード
により行なわれるターミナルノード手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 ノードの集団 12 ノード 16 リンク 18,20,22 終端ユニット 54 ルーティング用テーブル 96 データパケット 100 ルーティングコード 102 チャネル識別子
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8732−5K H04L 11/00 (72)発明者 レイモンド・ジェイ・レオポルド アメリカ合衆国コロラド州80918、コロラ ド・スプリングス、ワイルドウッド・ドラ イブ 1991

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチングノードの集団(11)にお
    ける1つのノード(12)として動作する交換機を介し
    て信号を導く方法であって、 その中にルーティングコード(100)を有するデータ
    パケット(96)を受信する段階であって、該データパ
    ケットは前記信号の少なくとも一部を表すもの、 前記ルーティングコードに応答してリンク識別子(1
    6)を得る段階であって、該リンク識別子は前記データ
    パケットを前記交換機から導く上で前記交換機において
    利用可能な複数の通信リンクの内の1つを特定するも
    の、そして前記データパケットを前記1つの通信リンク
    を介して前記交換機から送信する段階、 を具備することを特徴とするスイッチングノードの集団
    (11)における1つのノード(12)として動作する
    交換機を介して信号を導く方法。
  2. 【請求項2】 スイッチングノード(12)の集団(1
    1)を介して信号を導く方法であって、前記信号は前記
    集団に関して移動する2つのポイント間で伝達され、前
    記方法は、 前記集団の第1のノードにおいてデータパケット(9
    6)を受信する段階であって、該データパケットはその
    中にルーティングコード(100)および論理チャネル
    識別(LCID)値(102)を有し、かつ前記データ
    パケットは前記信号の少なくとも一部を表すもの、 前記データパケットを前記集団の第2のノードに送信す
    る段階であって、前記第2のノードは前記ルーティング
    コードに応じて識別されるもの、 前記第2のノードにおいて、前記第2のノードが前記デ
    ータパケットのためのターミナルノードであり得るか否
    かを判定する段階(116)であって、該判定段階は前
    記ルーティングコードに応答するもの、 前記判定段階が前記第2のノードが前記ターミナルノー
    ドとなり得ることを判定した場合、前記LCID値を評
    価して前記LCID値によって識別される論理チャネル
    が前記第2のノードによってサービスを受けるか否かを
    判定する段階(134)、そして前記第2のノードが前
    記LCID値にサービスしない場合、前記LCID値に
    応じて決定される第2の通信リンクによって前記データ
    パケットを前記第2のノードから近隣ノードへと送信す
    る段階(148)、 を具備することを特徴とする特徴とするスイッチングノ
    ード(12)の集団(11)を介して信号を導く方法。
  3. 【請求項3】 スイッチングノード(12)の集団(1
    1)内で信号を導くためのデータパケット交換ノードで
    あって、 その中にルーティングコード(100)を有するデータ
    パケットを受信するよう構成された受信機(40)であ
    って、前記データパケットは前記信号の少なくとも一部
    を表すもの、 前記受信機に結合され、前記ルーティングコードに応答
    してリンク識別子(102)を得るための手段であっ
    て、該リンク識別子は前記スイッチングノードから前記
    データパケットを導く上で前記スイッチングノードにお
    いて使用可能な複数の通信リンクの1つを特定するも
    の、そして前記リンク識別子を得るための前記手段に結
    合され、前記1つの通信リンクによって前記スイッチン
    グノードから前記データパケットを送信するための送信
    機(42)、 を具備することを特徴とするスイッチングノード(1
    2)の集団(11)内で信号を導くためのデータパケッ
    ト交換ノード。
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