JPH08293826A - 衛星通信における自動迂回方式 - Google Patents

衛星通信における自動迂回方式

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JPH08293826A
JPH08293826A JP9835295A JP9835295A JPH08293826A JP H08293826 A JPH08293826 A JP H08293826A JP 9835295 A JP9835295 A JP 9835295A JP 9835295 A JP9835295 A JP 9835295A JP H08293826 A JPH08293826 A JP H08293826A
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satellite
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communication
terminal
station
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JP9835295A
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Shuji Saito
修二 斉藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はホストが接続する衛星通信のハブ局及
びそれぞれの端末が接続する複数の衛星通信を行う衛星
局とで構成され,各衛星局はハブ局との間でだけ衛星回
線を介した通信を行うハブ局を中心とする衛星通信シス
テムにおける迂回方式に関し,多ホップ通信となるとき
には伝送遅延が問題とならない回線に迂回することを目
的とする。 【構成】各衛星局に迂回用の地上回線との接続路を設
け,端末と衛星通信装置との間に設けられた伝送装置に
衛星回線を介して接続する宛先のアドレスを格納するア
ドレスリストを設ける。伝送装置は,端末からの送信デ
ータの宛先アドレスを識別し,宛先アドレスをアドレス
リストのアドレスと比較し,一致しないと地上回線を介
して相手衛星局の端末と接続し,一致すると衛星回線を
介してハブ局のホストと接続する制御を行うよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星通信における自動迂
回方式に関する。近年,衛星を介して広域のネットワー
クを構築する例が増えている。その場合,衛星通信の設
備に接続するホストを本社に設け,他の各地域の衛星通
信の設備に支社の端末を設ける構成が取られ,各支社の
端末はホストと衛星を介して通信を行い,端末相互の通
信は一旦ハブ局に送信し,ハブ局で受信した内容は目的
の端末に対し衛星を介して送信することになる。しか
し,地球と衛星の間の通信を繰り返す多ホップ通信では
伝送時間が長くなるため,相手からの応答待ちの無駄な
時間がかかるためその改善が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の説明図である。図中,4
0は通信用の衛星,41は地上に設けられた衛星通信の
ハブ(HUBで表示)局,42,43は地上に設けられ
た衛星局である。ハブ局41にはアンテナ410,高周
波回路(RFで表示)411,中間周波回路(IFで表
示)412,ベースバンド回路(BBで表示)413が
順次接続され,ベースバンド回路413はLAN414
を介してホスト415と接続される。また,衛星局4
2,43はそれぞれアンテナ420,430,伝送装置
421,431,及び端末422,432とで構成さ
れ,各伝送装置421,431はそれぞれの端末42
2,432とLANにより接続される。なお,衛星局4
2,43内のアンテナ420,430には,ハブ局41
と同様の各回路411〜414が備えられているが図示
省略されている。
【0003】図4の構成では,ハブ局41を中心とする
システムであるため,端末422とホスト415間の通
信及び端末432とホスト415間の通信は衛星40を
介して双方向で行うことができるが,端末422と端末
432との間の通信,すなわち衛星局42と衛星局43
の間で直接通信することは設備の関係でできない。
【0004】そのため,端末422から端末432へ情
報を送信する場合,相手先(端末432)を指定して衛
星局42から衛星40を介してインルート(衛星局から
ハブ局への通信用に割当てられた周波数帯域)による
で示す経路で送信され,ベースバンド回路413で受信
される。更にベースバンド回路413で相手先を検出
し,再度各回路412,411を介してアンテナ410
から衛星40を介してアウトルート(ハブ局から端局へ
の通信用に割当てられた周波数帯域)によるで示す経
路で衛星局43へ送信され,その端末432で受信され
る。
【0005】この通信では,衛星局42から衛星40を
介するハブ局41への通信とハブ局から衛星局43への
通信とで2ホップ通信と呼ばれる。そして,往方向が2
ホップ通信となり,衛星局43の端末432から衛星局
42の端末422への復方向の通信も図4に点線で示す
,のルートを介する2ホップ通信となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式で
は,衛星局42と衛星局43の間で通信を行うと,ハブ
局を介する多ホップ通信となるため,衛星通信の短所で
ある伝送遅延の影響を増幅した形で受けてしまい,送信
に対し応答を受けることが規定されているようなプロト
コルでは相当の伝送遅延が発生して通信品質が低下する
という問題があった。
【0007】本発明はこのようなハブ局を中心とする衛
星通信システムにおいて,多ホップ通信となるときには
伝送遅延が問題とならない回線に迂回できる衛星通信に
おける自動迂回方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,10は通信用の衛星,11は
従来例の図4に示すハブ局41と同様の各部で構成され
るハブ局,110〜115は図4の各部410〜415
に対応し,110はアンテナ,111は高周波回路(R
F),112は中間周波回路(IF),113はベース
バンド回路(BB),114はLAN,115はホスト
415である。12,13は衛星局,120,130は
衛星通信用の高周波の送受信装置を含むアンテナ,12
1,131は伝送装置,122,132はアドレス比較
部,123,133はアドレスリスト,124,134
は端末,14は公衆網や専用線網等の地上回線で構成す
る地上網である。なお,図1には衛星局として2局だけ
示すが,実際には図示されない多数の局が存在する。ま
た,各局11〜13にはホスト,端末が一つだけ示され
ているが,それぞれの局に他の端末を接続することがで
きる。
【0009】本発明は衛星局の伝送装置に予め衛星を介
して通信を行う相手のアドレスを設定したアドレスリス
トを設け,衛星局の端末から通信を行う時に伝送装置で
その通信の宛先のアドレスをアドレスリストに設定され
ているか識別し,設定されていると衛星による通信を行
い,設定されていないと,地上のネットワークを介して
通信するものである。
【0010】
【作用】衛星局12,13の伝送装置121,131の
各アドレスリスト123,133にはそれぞれ,衛星1
0を介して通信を行う相手先としてハブ局のホスト11
3のアドレス(アドレス“3”とする)を設定してお
く。また,端末124のアドレスを“1”,端末134
のアドレスを“2”とする。ここで,衛星局12の端末
124から端末134に対し通信を行うため,宛先のア
ドレス“2”を付した情報を入力すると,伝送装置12
1のアドレス比較部122は宛先のアドレス“2”を取
り出し,そのアドレスをアドレスリスト123に格納さ
れたアドレスと比較する。この場合は一致しないので,
地上網14の経路を選択して,アドレス“2”の衛星局
13の端末134と地上網14を介して接続する。端末
124からホスト113のアドレス“3”を宛先として
通信を行うと,伝送装置121のアドレス比較部122
でアドレスリスト123に設定されているアドレスと一
致することが検出される。この場合,伝送装置121内
の衛星用の回路及びアンテナ120から衛星10を介し
てハブ局11のホスト113と通信する。衛星局13の
アドレスリスト133にもアドレス“3”が設定され,
端末134からの通信も上記した衛星局12の端末12
4と同様に伝送装置131において制御される。
【0011】上記の説明では,アドレスリスト123,
133に衛星通信を行うべき宛先のアドレスが設定され
ているが,地上網により通信を行うべき宛先のアドレス
を設定し,通信の宛先がアドレスリストのアドレスと一
致した時,地上網を介して接続するように制御すること
もできる。また,ハブ局11において,衛星通信を行う
より地上網を介する方が伝送時間がかからない相手衛星
局の端末が存在する場合には,同様の技術を適用でき
る。
【0012】
【実施例】図2は衛星局の要部の実施例の構成図であ
る。図2において,20は端末,21はLAN,22は
伝送装置,23は衛星送受信装置,24はアンテナであ
る。また,伝送装置22内の,220はLANインタフ
ェース,221は送信データについて2つの経路に分配
する分配部,222は送信データからアドレスを抽出す
るアドレス抽出部,223は送信データのアドレスとア
ドレスリスト224のアドレスを比較して比較結果によ
り後述するスイッチ225を制御する比較部(図1のア
ドレス比較部122,132に対応),224は衛星通
信を行う相手のアドレスが格納されるアドレスリスト,
225は衛星通信を行うか,地上網の公衆回線による通
信を行うかを切替えるスイッチ(SWで表示),226
は高周波回路とのインタフェース(RFI/Fで表
示),227は公衆回線と接続するためのシリアルイン
タフェースである。
【0013】端末20で宛先を含む送信データを作成し
てLAN21を介して伝送装置22のLANインタフェ
ース220へ入力する。LANインタフェース220で
受信したデータは分配部221で分配され,その一方は
アドレス抽出部222においてアドレスが抽出される。
抽出されたアドレスは比較部223において,アドレス
リスト224に予め設定されたアドレスと比較される。
アドレスリスト224には,衛星通信を宛先としてホス
トのアドレスや,ホストと同じハブ局に接続する端末の
アドレス等の複数のアドレスが設定される場合がある。
【0014】比較部223で一致が検出されると,その
一致出力によりスイッチ225は,分配部221の出力
をRFI/F226の側へ切替える。その後,送信デー
タはRFI/F226を介して衛星送受信装置23へ出
力され,ここで送信のための符号変換や高周波の変調を
受けてアンテナ24から衛星に向けて送信される。その
後,ハブ局からのデータの送信が行われるとそれを受信
する。
【0015】比較部223で一致が検出されないと,送
信データ(宛先を含む)は公衆回線(地上網の回線)を
介して送信するためシリアルインタフェース227へ入
力される。なお,公衆回線を介して宛先の衛星局の端末
と接続するため,シリアルインタフェース227では,
公衆回線に対し宛先を選択する番号(例えば電話番号)
を送出して,相手端末と接続されると送信データを送出
し,相手からの応答のデータを受信する。
【0016】図3は本発明による動作シーケンスの例で
あり,図3には,上記図1に示す衛星通信の局構成の例
が示され,ハブ局11と衛星局12,13が配置されて
いる。
【0017】上記図2に示す構成を備えた衛星局12の
端末124から宛先として衛星局13の端末134を宛
先とする送信を行う場合,端末124から宛先を含むデ
ータを入力すると(図3のa),伝送装置において宛先
のアドレスを上記図2に示す構成により識別し,アドレ
スリストと比較して一致しないので,衛星回線による通
信が禁止され,地上回線により相手の衛星局13の伝送
装置131と接続し(図3のb),相手端末134にデ
ータが送信される(図3のc)。この後,相手端末13
4から応答を行うと(図3のd),地上回線を逆の方向
で送られて送信側の端末124で受信される(図3の
e,f)。
【0018】また,端末124からハブ局11のホスト
113へ送信する場合は,送信データが衛星局12の伝
送装置121へ入力すると(図3のA),アドレスリス
トと比較されて一致が検出されるので,衛星回線により
ハブ局11へ送信され(図3のB),その伝送装置を介
してホストで受信される(図3のC)。ホストからの応
答は逆のルート,すなわち衛星回線を介して衛星局12
の端末へ送られる(図3のD,E,F)。
【0019】
【発明の効果】本発明によればハブ局以外の衛星局(ま
たは衛星地球局)間で通信を行う場合に,地上回線によ
り通信を行うため遅延時間による影響を受けることがな
く,送信に対し応答を受けるプロトコルの場合にも良好
な通信を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】衛星局の要部の実施例の構成図である。
【図3】本発明による動作シーケンスの例である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10 通信用の衛星 11 ハブ局 110 アンテナ 111 伝送装置 112 LAN 113 ホスト 12,13 衛星局 120,130 アンテナ 121,131 伝送装置 122,132 アドレス比較部 123,133 アドレスリスト 124,134 端末 14 地上網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストが接続する衛星通信のハブ局及び
    それぞれの端末が接続する複数の衛星通信を行う衛星局
    とで構成され,各端末に接続する衛星局は前記ホストと
    の間でだけ衛星回線を介する通信を行う通信システムに
    おいて,前記各衛星局に地上回線との接続路を設け,前
    記端末と衛星通信装置間に設けられた伝送装置に,衛星
    回線を介して接続する宛先のアドレスを格納するアドレ
    スリストを設け,前記伝送装置は,端末からの送信デー
    タの宛先アドレスを識別し,該宛先アドレスが前記アド
    レスリストに設定されているか判別し,設定されていな
    いと地上回線を介して相手衛星局の端末と接続し,設定
    されていると衛星回線を介してハブ局のホストと接続す
    る制御を行うことを特徴とする衛星通信における自動迂
    回方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記衛星局の伝送装
    置に設けられたアドレスリストに,地上回線を介して接
    続する相手衛星局の端末のアドレスを設定し,前記伝送
    装置は,端末からの送信データの宛先アドレスを識別
    し,該宛先アドレスが前記アドレスリストに設定されて
    いるか判別し,設定されていると地上回線を介して相手
    衛星局の端末と接続し,設定されていないと衛星回線を
    介してハブ局のホストと接続する制御を行うことを特徴
    とする衛星通信における自動迂回方式。
JP9835295A 1995-04-24 1995-04-24 衛星通信における自動迂回方式 Withdrawn JPH08293826A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999041937A1 (en) * 1998-02-13 1999-08-19 British Telecommunications Public Limited Company Method and system for establishing a virtual circuit through a packet switched network
JP2000307625A (ja) * 1999-02-18 2000-11-02 Sony Corp 通信方法及び通信装置

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