JPH06103747A - Dramカード制御方式 - Google Patents

Dramカード制御方式

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JPH06103747A
JPH06103747A JP4248356A JP24835692A JPH06103747A JP H06103747 A JPH06103747 A JP H06103747A JP 4248356 A JP4248356 A JP 4248356A JP 24835692 A JP24835692 A JP 24835692A JP H06103747 A JPH06103747 A JP H06103747A
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JP
Japan
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dram
power supply
card
pin
supply voltage
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JP4248356A
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Inventor
Makoto Sakai
誠 酒井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Priority to EP93113168A priority patent/EP0588084A3/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カード構成情報を格納したシリアルEEPRO
MなどのROMを実装したDRAMカードが、このRO
MとDRAMの動作電圧が異なっていても支障なく使用
できるようにする。 【構成】DRAM231の動作電圧情報を含むカード構
成情報を格納したEEPROM232をDRAMカード
23に実装し、同カード23がカードスロット24に装
着された状態では、DRAM231にはDRAMVCC
241から、EEPROM232にはEEPROMVC
C243から、それぞれ独立に電源電圧が供給可能な構
成とし、システム立ち上げ時に、PDピン線群244中
のPD8−PD6を出力モードに切り替えると共に、P
D5を入力モードとし、DRAM231のSO端子から
出力されるカード構成情報をPD5より読み込み、同情
報中の動作電圧情報の示す電源電圧をDRAMVCC2
41に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等における拡張メモリに利用されるDRAMカードの
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータの拡張メ
モリは各社が独自に開発してきたが、近年、業界の標準
化への期待を受けて、JEIDAにおいてDRAMカー
ドの標準化が行われ、ガイドラインVer.1.0が発
行されるに至っている。また米国では、本ガイドライン
と同一のDRAMカード仕様がJEDECで承認されて
いる。
【0003】こうして標準化されたVer.1.0仕様
のDRAMカード(以下、単にDRAMカードと記す)
には、カードの構成をシステムで識別するためのPD
(Presence Detect )ピンが定義されている。
【0004】PDピンはPD8−PD1の8本(8ビッ
ト)存在し、各ピンにそれぞれ固有の意味が割り当てら
れている。まずPD8はDRAMのリフレッシュタイプ
を、PD7−PD6はカードとしてのアクセスタイム
を、それぞれ表す。またPD5はバンク数を、PD4−
PD1はDRAMのロー/カラムアドレスの組み合わ
せ、およびデバイス種別(デバイス構成)を、それぞれ
表す。
【0005】ところが、これらのカード構成情報だけで
は表現できないDRAMカードが出現する可能性があ
る。そこで将来の拡張のために、PD4−PD1に「E
XPANSION」として拡張PDピンが予約されてい
るが、使用方法は規定されていない。
【0006】さて、上記定義されたカード構成情報だけ
では表現できないDRAMカードに対処するために、拡
張されたカード構成情報をも格納したシリアルEEPR
OMを同カードに実装し、上記の拡張PDピンとして、
シリアルEEPROMをPDピンに割り当てることが考
えられる。具体的には、PD4−PD1が「EXPAN
SION」を示すとき、PD8−PD5をシステム側と
シリアルEEPROMとの間の通信に用いることが考え
られる。
【0007】ところで、主にバッテリで動作するシステ
ムでは、消費電力の低減のために、DRAMを低電圧
(3.3V)で動作させることが要求される。しかし、
I/O(I/Oポート)については互換性の関係で、高
電圧(5V)動作となることがある。PDピンインター
フェースはI/O(I/Oポート)につながるため、上
記のようにシリアルEEPROMをDRAMカードに実
装した場合には、同EEPROMをDRAMの動作電圧
とは別の電圧で動作させる必要がある。しかしDRAM
カードの現状の規定では、実現できない。
【0008】また、DRAMカードに3.3V動作のD
RAMを適用する場合には、その電源を、DRAMカー
ドの3.3V用として規定されている電源ピンからとる
ことが考えられる。しかし、そのカードを5V単一シス
テム(3.3V用電源には何もつながっていないシステ
ム)に挿すと、DRAMの電源(3.3V用電源)がフ
ローティングのまま、5Vレベルの信号のみがDRAM
に加わることになり、誤動作や破壊の原因となる。逆に
DRAMカードに5V動作のDRAMを適用し、その電
源を、DRAMカードの5V用として規定されている電
源ピンからとり、そのカードを3.3V単一システムに
挿した場合も同様である。更に、3〜5Vまで動作可能
なワイドレンジのDRAMを使用する場合にも、5V用
の電源ピンと3.3V用の電源ピンとが分かれているた
め不便である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
DRAMカード制御方式では、電源ピンが、規定される
電源電圧単位で分かれているため、カード構成情報を格
納したシリアルEEPROMなどのROMを実装するに
は、このROMの動作電圧とDRAMの動作電圧を一致
させなければならず、低電圧動作のDRAMを使用でき
ないという問題があった。同様の理由により、そのカー
ドがDRAMの動作電圧に一致しない単一電源電圧のシ
ステムに挿されると、誤動作や破壊の原因となる虞もあ
った。また、ワイドレンジのDRAMを使用する場合に
も、電源ピンが、規定される電源電圧単位で分かれてい
るため不便であった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
その目的は、DRAMとは別に、カード構成情報を格納
したシリアルEEPROMなどのROMを実装したDR
AMカードが、このROMとDRAMの動作電圧が異な
っていたとしても、支障なく使用できるDRAMカード
制御方式を提供することにある。本発明の他の目的は、
ワイドレンジのDRAMが簡単に利用できる、DRAM
カード制御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、DRAMカー
ドに、DRAMとは別に、カード構成情報を格納したシ
リアルEEPROMなどのROMを実装し、第1の電源
電圧用として規定されている複数の第1の電源ピンにD
RAMの電源を、第2の電源電圧用として規定されてい
る複数の第2の電源ピンにROMの電源を、それぞれ割
り当て、第1の電源ピンにはDRAMの動作に必要な第
3の電源電圧を、第2の電源ピンにはシリアルEEPR
OMの動作に必要な第4の電源電圧を、それぞれ独立に
供給するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、カード構成情報の格納にシ
リアルEEPROMを使用したDRAMカードのカード
構成識別用の複数のピン(PDピン)の一部を、シリア
ルEEPROMとシステム側との間の通信用に割り当て
るようにしたことも特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成においては、DRAMカードの第1
の電源電圧用として規定されている複数の第1の電源ピ
ンがDRAM用の電源ピンとなり、第2の電源電圧用と
して規定されている複数の第2の電源ピンがROM(シ
リアルEEPROM)用の電源ピンとなる。即ち電源ピ
ンが、従来のように電源電圧単位でなくて、その電源ピ
ンを介して電源電圧が供給される素子の種類毎に分けら
れ、DRAM用の電源ピン(第1の電源ピン)とROM
(シリアルEEPROM)用の電源ピン(第2の電源ピ
ン)に分離される。
【0014】そして、第1の電源ピンには、その電源ピ
ンに規定された電源電圧(第1の電源電圧)によらな
い、DRAMの動作電圧(第3の電源電圧)が供給され
る。また、第2の電源ピンには、その電源ピンに規定さ
れた電源電圧(第2の電源電圧)によらない、ROM
(シリアルEEPROM)の動作電圧(第4の電源電
圧)が供給される。
【0015】このように、DRAMカードに実装された
DRAMとROM(シリアルEEPROM)とを、それ
ぞれ独立した電源電圧で動作させることにより、それぞ
れの動作電圧が異なっていても、DRAMカードを支障
なく使用することができ、電源ピンに規定された電源電
圧より更に低電圧で動作するDRAMが出現した場合で
も対応可能となる。
【0016】また、ROMにシリアルEEPROMを用
い、識別用ピン(PDピン)の一部をシステム側との通
信用に用いて拡張することにより、特別の入出力ピンを
持たずに、システム側との間でカード構成情報の入出力
が行える。
【0017】ここで、カード構成情報中にDRAMの動
作に必要な電源電圧(第3の電源電圧)を示す動作電圧
情報を持たせ、上記識別用ピンの一部を介してシリアル
EEPROMからカード構成情報を読出した際に、同構
成情報中の動作電圧情報の示す第3の電源電圧を第1の
電源ピンを介してDRAMに供給することにより、この
DRAMを誤動作や破壊を招くことなく動作させること
ができる。この場合、シリアルEEPROMとして、広
範囲の電源電圧で動作するワイドレンジのシリアルEE
PROMを使用することにより、同EEPROMからの
構成情報の読み込みが確実に行えるようになる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係わるパーソ
ナルコンピュータのシステム構成が示されている。
【0019】このパーソナルコンピュータは、ラップト
ップタイプまたはノートブックタイプのポータブルパー
ソナルコンピュータであり、ISA(Industry Stand
ardArchitecture )仕様のシステムバス(ISA−B
US)11、高速グラフィック転送用の周辺インターフ
ェースバス(PI−BUS;Peripheral InterfaceB
US)12、キーボードインターフェースバス(KBC
−BUS)13、および電源インターフェースバス(P
SC−BUS)14を備えている。
【0020】システムバス(ISA−BUS)11に
は、CPU20、およびI/Oコントローラ21が接続
されている。CPU20およびI/Oコントローラ21
としては、米インテル社により製造販売されているマイ
クロプロセッサ80386SL、およびそのファミリー
チップである82360SLがそれぞれ使用される。C
PU20は、システム全体の制御を司るためのものであ
り、システムメモリ22に格納された処理対象のプログ
ラムを実行する。
【0021】I/Oコントローラ21は、CPUおよび
メモリサポート機能を実現するための専用ロジックであ
り、シリアルポート41に接続されるI/O機器等の制
御、およびプリンタポート(EPP;Enhanced Print
er Port )43に接続される外部プリンタの制御を行
う。また、このI/Oコントローラ21には、ダイレク
トメモリアクセス制御のためのDMAコントローラが2
個、割り込みコントローラ(PIC;Programmable
Interrupt Controller )が2個、タイマ(PIT;
Programmable Interval Timer )が2個、シリアル
I/Oコントローラ(SIO;Serial Input/Outpu
t Controller )が2個、リアルタイムクロック(RT
C;Real Time Clock)が1個内蔵されている。リア
ルタイムクロックは、独自の動作用電池を持つ時計モジ
ュールであり、その電池から常時電源が供給されるCM
OS構成のスタティクRAM(以下、CMOSメモリと
称する)を有している。こCMOSメモリは、システム
構成を示すセットアップ情報の格納等に利用される。
【0022】CPU20およびI/Oコントローラ21
間の通信は、システムバス(ISA−BUS)11、ま
たはCPU20とI/Oコントローラ21間に設けられ
た専用のインターフェース線を介して実行される。
【0023】CPU20のローカルバスには、システム
メモリ22が接続される。このシステムメモリ22は、
本システム(パーソナルコンピュータシステム)のメイ
ンメモリとして利用されるものであり、処理対象となる
プログラムおよびデータ等が格納される。システムメモ
リ22は、標準で4Mバイトの記憶容量を有している。
【0024】CPU20のローカルバスには、例えばJ
EIDA規格のオプションのDRAMカード23が、コ
ンピュータ本体に設けられた88ピンの専用カードスロ
ット24を介してオプション接続される。DRAMカー
ド23は、本システムの拡張メモリとして使用されるも
のであり、2Mバイト、4Mバイト、8Mバイト、16
Mバイト等の多数の種類がある。このDRAMカード2
3およびその周辺の構成については、図2を参照して後
述する。
【0025】また、システムバス(ISA−BUS)1
1には、BIOS−ROM25が接続されている。この
BIOS−ROM25は、基本入出力プログラム(BI
OS;Basic I/O System )を記憶するためのも
のであり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシ
ュメモリ(FLASH MEM)によって構成されてい
る。基本入出力プログラムには、電源投入時の初期化処
理のためのプログラムや、各種入出力装置を制御するた
めのドライバプログラム等が含まれている。
【0026】システムバス(ISA−BUS)11に
は、さらに、ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26、フロッピーディスクコントローラ
(FDC)27、PCMCIAゲートアレイ(PCMC
IA GA)28、キーボードコントローラ(KBC)
30、拡張ユニット(Desk Station)が装着可能な
拡張コネクタ31、およびハードディスクドライブ(H
DD)42が接続されている。
【0027】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26は、ステータスLCD44の表示制
御、キーボードコントローラ(KBC)30との通信、
および電源コントローラ(PSC)46との通信を行
う。ステータスLCD44の表示制御においては、ステ
ータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)2
6は、バッテリ動作残り時間や、各種動作環境状態等を
ステータスLCD44に表示する。この場合、バッテリ
動作残り時間は数字によって表示され、他の動作環境状
態はアイコンによって表示される。
【0028】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26とキーボードコントローラ(KB
C)30間の通信は、CPU20とキーボードコントロ
ーラ(KBC)30間の各種制御情報の転送を高速実行
するために行われるものであり、その通信には専用のキ
ーボードインターフェースバス(KBC−BUS)13
が利用される。ステータスLCD制御ゲートアレイ(S
LCDC GA)26は、CPU20とキーボードコン
トローラ(KBC)30間で授受される制御情報を保持
するI/Oレジスタ群を有している。キーボードコント
ローラ(KBC)30はキーボードインターフェースバ
ス(KBC−BUS)13を介し、CPU21はシステ
ムバス11を介して、これらレジスタ群をリード/ライ
トする。
【0029】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26と電源コントローラ(PSC)46
との通信は、CPU20と電源コントローラ(PSC)
46間の各種制御情報の転送を高速実行するために行わ
れるものであり、その通信には専用の電源インターフェ
ースバス(PSC−BUS)14が利用される。ステー
タスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)26
は、CPU20と電源コントローラ(PSC)46間で
授受される制御情報を保持するI/Oレジスタ群を有し
ている。電源コントローラ(PSC)46は電源インタ
ーフェースバス(PSC−BUS)14を介し、CPU
20はシステムバス11を介して、これらレジスタ群を
リード/ライトする。
【0030】フロッピーディスクコントローラ(FD
C)27は、3.5インチ、750K/1.44Mバイ
トの2モードのフロッピーディスクドライブ(FDD)
45を制御するためのものであり、可変周波数発振器
(VFO)を内蔵している。
【0031】PCMCIAゲートアレイ(PCMCIA
GA)28は、PCMCIAスロット48a,48b
にオプション装着される68ピンのPCMCIA(Per
sonal Computer Memory Card International Ass
ociatuon)カードのリード/ライト制御、およびキーボ
ードコントローラ(KBC)30との通信を行う。ま
た、このPCMCIAゲートアレイ(PCMCIA G
A)28には、EEPROM29とのインターフェース
ロジック、およびセキュリティ機能を実現するためのロ
ジックも含まれている。
【0032】2つのPCMCIAスロット48a,48
bの内、スロット48aは、全タイプのカード、即ち1
8mm厚のThickタイプ、10.5mm厚のタイプ
3、5.0mm厚のタイプ2、及び3.3mm厚のタイ
プ1の4種類のPCMCIAカードをサポートし、スロ
ット48bは、5.0mm厚または3.3mm厚のタイ
プ2、タイプ1の2種類のPCMCIAカードをサポー
トする。ここで、サイズの小さい5.0mm厚または
3.3mm厚のPCMCIAカードは、セキュリティカ
ードとして使用される。PCMCIAゲートアレイ(P
CMCIA GA)28のセキュリティ機能は、セキュ
リティカードからリードした暗証番号とEEPROM2
9の暗証番号の検証等を行い、一致した場合のみシステ
ムの起動を許可するといった処理を行う。
【0033】キーボードコントローラ(KBC)30
は、コンピュータ本体に組み込まれている標準装備の内
蔵キーボード51を制御するためのものであり、内蔵キ
ーボード51のキーマトリクスをスキャンして押下キー
に対応する信号を受けとり、それを所定のキーコードに
変換する。このキーコードは、通常はシステムバス(I
SA−BUS)11を介して、ハンドシェイク方式のシ
リアル通信によってCPU20に送信され、特別のキー
コードの場合には、キーボードインターフェースバス
(KBC BUS)13を介してステータスLCD制御
ゲートアレイ(SLDC GA)26に送信される。こ
の通常のキーコードと特別のキーコードの具体例につい
ては、本発明に直接関係しないため説明を省略する。キ
ーボードコントローラ(KBC)30は、オプション接
続されるマウス42、外部キーボード53を制御する機
能も有している。
【0034】拡張コネクタ31には、拡張ユニット(D
esk Station)が接続可能であり、拡張ユニットに各種
拡張ボードを装着することによって、機能拡張すること
ができる。
【0035】ハードディスクドライブ(HDD)42
は、IDE(Integrated Drive Electronics)イン
ターフェースを有し、CPU20によって直接的にアク
セス制御される。このハードディスクドライブ(HD
D)42は、2.5インチ、120M/200Mバイト
の記憶容量を持つ。
【0036】周辺インターフェースバス(PI−BU
S)12には、VGA(Video Graphics Array)仕
様に準拠した表示コントローラ(以下、VGAコントロ
ーラと称する)32が接続されている。このVGAコン
トローラ32は、標準装備されているモノクロ階調表示
またはカラー表示のバックライト付きLCDパネル4
9、およびオプション接続されるカラーCRT50を表
示制御するためのものであり、周辺インターフェースバ
ス(PI−BUS)12を介してCPU20から画像デ
ータを受けとり、それを画像メモリ(VRAM)33に
描画する。この場合、システムバス(ISA−BUS)
11は使用されないので、画像データの転送によってシ
ステム性能が低下することはない。
【0037】さらに、このシステムには、電源コントロ
ーラ(PSC)46、および電源回路(PS)47が設
けられている。電源コントローラ(PSC)46は、C
PU20からの指示に応じて電源回路47から各ユニッ
トへの電源電圧供給を制御するためのものであり、CP
U20との通信は、電源インターフェースバス(PSC
−BUS)14、およびステータスLCD制御ゲートア
レイ(SLCDC GA)26のレジスタを介して行わ
れる。電源コントローラ(PSC)46は、電源オフ時
には、CPU20、I/Oコントローラ21、システム
メモリ22、DRAMカード23などの各ユニットに、
電源回路47からバックアップ電源電圧BKを供給す
る。図2は、図1に示すDRAMカード23およびその
周辺の構成を示す。
【0038】まずDRAMカード23は、JEIDA規
格に準拠した仕様を持ち、且つ同規格に従う「EXPA
NSION」が定義された新規なDRAMカードであ
る。このDRAMカード23には、図1に示すシステム
メモリ22の拡張メモリとなるDRAM231とは別
に、カード構成情報が格納されているEEPROM(シ
リアルEEPROM)232が実装されている。
【0039】EEPROM232は、例えば3〜5Vの
電源電圧の範囲で動作可能なワイドレンジのシリアルE
EPROMであり、VCC(電源)端子、CS(チップ
セレクト)端子、CK(クロック)端子、SI(シリア
ル入力データ)端子、およびSO(シリアル出力デー
タ)端子を持つ。
【0040】EEPROM232に格納されているカー
ド構成情報は、JEIDA規格の8本のPDピン(PD
8−PD1)に割り当てられる標準のカード構成情報の
他、標準カード構成情報では表現できない拡張されたカ
ード構成情報、およびDRAM231の動作に必要な最
適電源電圧を示す動作電圧情報を含んでいる。
【0041】DRAMカード23にはまた、EEPRO
M232のCS入力を反転するための、EEPROM2
32と同一電源で動作するインバータ233と、プルア
ップ抵抗234とが実装されている。このプルアップ抵
抗234は、インバータ233の入力をハイレベル(高
レベル)に保つのに用いられる。
【0042】DRAMカード23が装着されるカードス
ロット24には、DRAM231に電源を供給するため
のDRAM用電源線(DRAMVCC)241と、DR
AM231との間のインターフェース信号の転送に供さ
れるインターフェース信号線群242と、EEPROM
232に電源を供給するためのEEPROM用電源線
(EEPROMVCC)243とが接続されている。D
RAMVCC241およびEEPROMVCC243
は、それぞれ複数(ここでは4本)設けられている(図
では省略)。またインターフェース信号線群242は、
DRAMVCC241と同じ電圧レベルで動作する。
【0043】カードスロット24にはまた、システム
(パーソナルコンピュータ本体)側からカード構成情報
を読み出したり、EEPROM232をアクセスするた
めに用いられる8本の信号線からなるPDピン線群24
4と、全体に共通なグランド線(GND)245とが接
続されている。PDピン線群244は、EEPROMV
CC243と同じ電圧レベルで動作する。EEPROM
VCC243とPDピン線群244を構成する8本の信
号線との間には、同信号線をハイレベルに保つためのプ
ルアップ抵抗246がそれぞれ接続されている。
【0044】上記のDRAMカード23およびその周辺
の構成を、(A)システム側から見た場合、(B)DR
AMカード23側から見た場合、(C)カードスロット
24の信号一覧に分けて、詳細に説明する。 (A)システム側から見た場合
【0045】まずPDピン線群244を構成する8本の
信号線はJEIDA規格の8本のPDピン(PD8−P
D1)に対応しており、それぞれ独立のプルアップ抵抗
246によりプルアップされ、システム(パーソナルコ
ンピュータ本体)のI/Oポートに接続されている。こ
のI/Oポートは、通常は全て入力モードとなってお
り、システム側(の図1に示すCPU20)はカードス
ロット24のPDピンの状態を監視する。
【0046】カードスロット24にDRAMカード23
が装着されていないときは、PDピン線群244の各信
号線(PDピン)は全てオープン(NC;No Connect)
であるため、各プルアップ抵抗246により全てハイレ
ベル(H)となる。この場合、システム側では、図3に
示すよう「カードなし」と判断される。
【0047】一方、カードスロット24にEEPROM
232が実装されたDRAMカード23が装着された状
態では、PDピン線群244は、PD4がGND245
に接続されてローレベル(L)となり、PD3−PD1
が全てオープン(NC)のままで、プルアップ抵抗24
6によりハイレベル(H)に保たれる。このPD4−P
D1の状態(LHHH)により、システム側では、図3
に示すように「EXPANSION」と判断される。
【0048】このとき、PD8がインバータ233を介
してEEPROM232のCS端子に、PD7が同じE
EPROM232のCK端子に、PD6がSI端子に、
PD5がSO端子に、それぞれ接続される。このため、
システム側では、EXPANSIONモードにおいて
は、PD8がCS(チップセレクト)、PD7がCK
(クロック)、PD6がSI(シリアル入力データ)、
として出力モードに切り替わる。またPD5がSO(シ
リアル出力データ)として入力モードで用いられる。こ
れらCS,CK,SI,SOの各信号は、例えば93C
56などの、一般的なEEPROMインターフェース信
号である。
【0049】また、DRAMVCC241はDRAM2
31のVCC端子に、EEPROMVCC243はEE
PROM232のVCC端子に、それぞれ接続される。
これにより、DRAM231にはDRAMVCC241
から電源が供給され、EEPROM232にはEEPR
OMVCC243から電源が供給される。
【0050】したがって、DRAMVCC241が例え
ば3.3Vの場合には、DRAM231とのインターフ
ェース信号も3.3Vレベルで与えられる。またEEP
ROMVCC243が例えば5Vの場合には、PDピン
線群244の各信号線(PDピン)の信号レベルも5V
となる。このときEEPROM232とのインターフェ
ース信号も5Vで与えられる。 (B)DRAMカード23側から見た場合
【0051】カードスロット24にDRAMカード23
が装着された状態では、同カード23内のEEPROM
232のCS端子には、PD8をインバータ233によ
りレベル反転したものが入力される。この状態では、シ
ステム(CPU20)が、EXPANSION仕様のD
RAMカード23を認識し、EXPANSIONモード
としてPD8−PD6を(出力ピンとして扱う)出力モ
ードに替えるまでの間、PD8は(PDピンを監視する
ための標準の入力モードのために)ハイレベとなってい
る。そこで本実施例では、このPD8の信号レベル(ハ
イレベル)を上記のようにインバータ233により反転
させて、EEPROM232のCS入力をローレベルと
することで、チップセレクトされないようにしている。
なお、インバータ233の入力側のプルアップ抵抗23
4は、システム側のPDピンのプルアップ抵抗246が
期待できない場合に備えての保護用であり、必ずしも必
要ではない。 (C)カードスロット24の信号一覧
【0052】図4および図5にカードスロット24の信
号一覧を、ピン番号およびJEIDA規格の信号名と対
応させて示す。ここでRFUは将来の拡張用に予約され
ているピンである。
【0053】図に示すように、本実施例では、JEID
A規格で5V用電源ピンVCC(5V)として規定され
ているピン(ピン番号9,15,27,37)に、DR
AMVCC241を接続する。またJEIDA規格で
3.3V用電源ピンVCC(3.3V)として規定され
ているピン(ピン番号11,17,25,35)に、D
RAMVCC241を接続する。
【0054】DRAM231とのインターフェース信号
(MA13−MA0,MD35−MD0,RAS3#−
RAS0#,CAS3#−CAS0#,WE#)の転送
路となるインターフェース信号線群242は、DRAM
VCC241の電圧レベルで動作する。また、PDピン
線群244に対応するPDピン群(PD8−PD1)
は、EEPROMVCC243の電圧レベルで動作す
る。
【0055】そこで、DRAM231に3.3V動作品
を用い、EEPROM232およびI/Oポートが5V
動作の場合には、DRAMVCC241に3.3Vを供
給し、EEPROMVCC243に5Vを供給する。
【0056】また、DRAM231に3.3V動作品を
用い、EEPROM232およびI/Oポートも3.3
V動作の場合には、DRAMVCC241およびEEP
ROMVCC243共に3.3Vを供給する。
【0057】また、DRAM231に5V動作品を用
い、EEPROM232およびI/Oポートも5V動作
の場合には、DRAMVCC241およびEEPROM
VCC243共に5Vを供給する。
【0058】また、本実施例のように、EEPROM2
32として3〜5Vで動作するワイドレンジEEPRO
Mを使用し、入力ポートが3〜5Vの範囲内のいずれか
の電圧VR で動作する場合には、EEPROMVCC2
43にはVR を供給する。これらの電源電圧供給は、図
1に示す電源回路(PS)47から行われる。次に、シ
ステム立ち上げ時における上記構成のDRAMカード2
3の制御について、図6のフローチャートを参照して説
明する。
【0059】まずCPU20は、システム立ち上げ時に
は、システムバス(ISA−BUS)11、ステータス
LCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)26、電
源インターフェースバス(PSC−BUS)14を介し
て電源コントローラ(PSC)46に制御情報を転送
し、同コントローラ(PSC)46の制御により、電源
回路(PS)47から図2に示すDRAMVCC241
に供給される電源をオフさせると共に、EEPROMV
CC243にEEPROM232の動作に必要な電源電
圧VR (3V≦VR ≦5V)を供給させる(ステップS
1)。同時にCPU20は、DRAM231へのインタ
ーフェース信号線群242を全てオフする。
【0060】次にCPU20は、入力モードとなってい
るPDピン線群244の状態(8ビット)を読み込み、
下位4ビット(PD4−PD1)の状態をチェックする
(ステップS2)。ここでPD4−PD1の状態が“1
111”であれば(ステップS3)、CPU20は、図
3から明らかなように「カードなし」を判断し、システ
ムメモリ22だけを主記憶として扱ってシステム立ち上
げを行う。
【0061】これに対して、EXPANSION仕様の
DRAMカード23がカードスロット24に装着されて
いる本実施例のように、PD4−PD1の状態が“01
11”であれば(ステップS4)、CPU20は、図3
から明らかなように「EXPANSIONモード」を判
断し、PD8,PD7,PD6を(出力ピンとして扱
う)出力モードに切り替えると共に、PD5を(入力ピ
ンとして扱う)入力モードとし、DRAMカード23上
のEEPROM232からカード構成情報を読み込む
(ステップS5)。即ちCPU20は、PD8をローレ
ベルにしてEEPROM232のCS端子をハイレベル
とし、PD7からCK端子にクロックを入力すると共
に、PD6からSI端子にアドレス、リード/ライトの
種別等を示したシリアル出力データを入力し、これに応
じてEEPROM232のSO端子からシリアル出力さ
れるカード構成情報をPD5を介して読み込む。
【0062】このようにして、EEPROM232から
カード構成情報を読み込むと、CPU20は、同情報の
示すカード構成から、該当するDRAMカード(23)
が本システムで使用可能か否かを判断する(ステップS
6)。もし、使用可能であれば、上記読み込んだカード
構成情報中に記述されている動作電圧情報の示すDRA
M(231)の電源電圧が、本システムでサポートされ
ているか否か(即ち、電源回路(PS)47から供給可
能であるか否か)をチェックして、該当するDRAMカ
ード(23)が本システムで使用可能か否かを判断する
(ステップS7,S8)。
【0063】ここで、電源電圧の点でも使用可能であれ
ば、CPU20は、システムバス(ISA−BUS)1
1、ステータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC
GA)26、電源インターフェースバス(PSC−BU
S)14を介して電源コントローラ(PSC)46に制
御情報を転送し、同コントローラ(PSC)46の制御
により、電源回路(PS)47から図2に示すDRAM
VCC241に上記動作電圧情報の示すDRAM(23
1)の電源電圧を供給させる(ステップS9)。これに
よりDRAMカード23上のDRAM231の電源電圧
は、システム立ち上げ時に最適電源電圧に調整される。
同時にCPU20は、DRAM231へのインターフェ
ース信号線群242を全てアクティブとする。
【0064】この状態でCPU20は、カードスロット
24に装着されているDRAMカード23(上のDRA
M231)をシステムメモリ22の拡張メモリとして、
システム立ち上げを行う。
【0065】一方、PD4−PD1の状態が“011
1”でなければ、即ち「EXPANSIONモード」で
なければ、CPU20は、カードスロット24にはEX
PANSION仕様ではなく完全に標準仕様のDRAM
カードが装着されているものと判断する。この場合、C
PU20はPDピン線群244の入力モードを継続し、
PD8−PD1の定義する標準のカード構成情報をPD
ピン線群244を介して読み込む(ステップS4,S1
0)。
【0066】次にCPU20は、読み込んだ標準のカー
ド構成情報の示すカード構成から、該当するDRAMカ
ードが本システムで使用可能か否かを判断する(ステッ
プS11)。もし、使用可能であれば、CPU20は、
システムバス(ISA−BUS)11、ステータスLC
D制御ゲートアレイ(SLCDC GA)26、電源イ
ンターフェースバス(PSC−BUS)14を介して電
源コントローラ(PSC)46に制御情報を転送し、同
コントローラ(PSC)46の制御により、電源回路
(PS)47から図2に示すDRAMVCC241にシ
ステムの電源電圧を供給させる(ステップS12)。同
時にCPU20は、DRAMカード上のDRAMへのイ
ンターフェース信号線群242を全てアクティブとす
る。
【0067】この状態でCPU20は、カードスロット
24に装着されているDRAMカード(上のDRAM)
をシステムメモリ22の拡張メモリとして、システム立
ち上げを行う。
【0068】なお、DRAMカード23上のEEPRO
M232からカード構成情報を読む必要があるのは、シ
ステムが立ち上がるときのみである。したがって、EE
PROM232から読み込んだカード構成情報に従うシ
ステム立ち上げ(初期化)終了後は、EEPROMVC
C243への電源電圧(EEPROM電源電圧)の供給
を遮断(オフ)するようにしてもよい。この場合、バッ
テリで動作するシステムでは、無駄な電力消費を減らす
ことができる。
【0069】また、メモリの内容を保持したまま(即ち
DRAMVCC241にバックアップ電源電圧BKを供
給したまま)電源を切り(サスペンド)、電源の再投入
時に、電源を切る直前の状態に戻す(レジューム)よう
なシステムの場合には、サスペンド中はEEPROMV
CC243に電源電圧を供給する必要はない。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、D
RAMカードに、DRAMとは別に、カード構成情報を
格納したシリアルEEPROMなどのROMを実装し、
第1の電源電圧用として規定されている複数の第1の電
源ピンにDRAMの電源を、第2の電源電圧用として規
定されている複数の第2の電源ピンにROMの電源を、
それぞれ割り当て、第1の電源ピンにはDRAMの動作
に必要な第3の電源電圧を、第2の電源ピンにはROM
の動作に必要な第4の電源電圧を、それぞれ独立に供給
するようにしたので、それぞれの動作電圧が異なってい
ても、DRAMカードを支障なく使用でき、将来、電源
ピンに規定された電源電圧より更に低電圧で動作するD
RAMが出現した場合でも対応することができる。
【0071】また、上記のように、電源ピンを、その電
源ピンを介して電源電圧が供給される素子の種類毎に分
けたことにより、即ちDRAM用の電源ピン(第1の電
源ピン)とROM(シリアルEEPROM)用の電源ピ
ン(第2の電源ピン)に分離したことにより、ワイドレ
ンジDRAMおよびワイドレンジROM(ワイドレンジ
EEPROM)を簡単に利用することができる。
【0072】また、ROM(シリアルEEPROM)に
格納されるカード構成情報中にDRAMの動作に必要な
電源電圧(第3の電源電圧)を示す動作電圧情報を持た
せ、このROM(シリアルEEPROM)からカード構
成情報を読出し、同構成情報中の動作電圧情報の示す第
3の電源電圧を第1の電源ピンを介してDRAMに供給
する構成をとることにより、DRAMに最適な電源電圧
を供給することができる。
【0073】更に、ROMにシリアルEEPROMを用
い、識別用ピン(PDピン)の一部をシステム側との通
信用に用いて拡張することにより、特別の入出力ピンを
持たずに、システム側との間でカード構成情報の入出力
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるパーソナルコンピュ
ータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるDRAMカード23およびそ
の周辺の構成を示す図。
【図3】同実施例におけるPDピンの状態とその定義内
容の関係を示す図。
【図4】同実施例におけるカードスロット24の信号一
覧を示す図。
【図5】同実施例におけるカードスロット24の信号一
覧を示す図。
【図6】同実施例におけるDRAMカード制御手順を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】 11…システムバス(ISA−BUS)、14…電源イ
ンターフェースバス(PSC−BUS)、20…CP
U、21…I/Oコントローラ、22…システムメモ
リ、23…DRAMカード、24…カードスロット、2
6…ステータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC
GA)、46…電源コントローラ(PSC)、47…電
源回路(PS)、231…DRAM、232…EEPR
OM(シリアルEEPROM)、233…インバータ、
241…DRAMVCC(DRAM用電源線)、242
…インターフェース信号線群、243…EEPROMV
CC(EEPROM用電源線)、244…PDピン線
群。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICメモリカードの形状内にシステムメ
    モリとして用いるDRAMと該当するカード構成情報を
    格納したROMとを実装したDRAMカードが装着され
    るカードスロットを有するパーソナルコンピュータにお
    けるDRAMカード制御方式であって、 前記カードスロットでの電源ピンを前記DRAM用と前
    記ROM用それぞれ別に持つと共に、前記カード構成情
    報のデータ入出力ピンを、前記DRAMのデータ入出力
    ピンとは別に持ち、前記DRAMと前記ROMとを独立
    の電源電圧で動作させるようにしたことを特徴とするD
    RAMカード制御方式。
  2. 【請求項2】 前記カード構成情報には、前記DRAM
    の電源電圧を示す動作電圧情報が含まれており、同構成
    情報を前記データ出力ピンを介して前記パーソナルコン
    ピュータ本体側に読み込み、同構成情報中の動作電圧情
    報の示す電源電圧を前記DRAM用電源ピンに供給する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のDRAMカ
    ード制御方式。
  3. 【請求項3】 前記ROMが広範囲の電源電圧で動作可
    能なワイドレンジROMであることを特徴とする請求項
    2記載のDRAMカード制御方式。
  4. 【請求項4】システムメモリ用のDRAMが実装され、
    第1の電源電圧用として規定されている複数の第1の電
    源ピン、前記第1の電源電圧とは異なる第2の電源電圧
    用として規定されている複数の第2の電源ピン、および
    カード構成をシステム側で識別するための複数の識別用
    ピンを含むピン群を有する、標準のカード仕様に準拠し
    たDRAMカードの制御方式において、 前記DRAMカードに、前記DRAMとは別に、カード
    構成情報を格納したシリアルEEPROM(電気的消去
    可能なプログラマブルROM)を実装し、前記複数の識
    別用ピンの一部を前記シリアルEEPROMとシステム
    側との間の通信用に割り当てると共に、前記第1の電源
    ピンに前記DRAMの電源を、前記第2の電源ピンに前
    記シリアルEEPROMの電源を、それぞれ割り当て、
    前記第1の電源ピンには前記DRAMの動作に必要な第
    3の電源電圧を、前記第2の電源ピンには前記シリアル
    EEPROMの動作に必要な第4の電源電圧を、それぞ
    れ独立に供給するようにしたことを特徴とするDRAM
    カード制御方式。
  5. 【請求項5】 前記カード構成情報には、前記第3の電
    源電圧を示す動作電圧情報が含まれており、同構成情報
    を前記識別用ピンの一部を介して前記シリアルEEPR
    OMから読み込み、同構成情報中の動作電圧情報の示す
    前記第3の電源電圧を前記第1の電源ピンに供給するよ
    うにしたことを特徴とする請求項4記載のDRAMカー
    ド制御方式。
  6. 【請求項6】 前記シリアルEEPROMが広範囲の電
    源電圧で動作可能なワイドレンジシリアルEEPROM
    であることを特徴とする請求項5記載のDRAMカード
    制御方式。
JP4248356A 1992-09-17 1992-09-17 Dramカード制御方式 Pending JPH06103747A (ja)

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EP02019011A EP1262863B1 (en) 1992-09-17 1993-08-17 Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller
DE1993632813 DE69332813T2 (de) 1992-09-17 1993-08-17 Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung
DE1993634089 DE69334089T2 (de) 1992-09-17 1993-08-17 Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung
DE1993633717 DE69333717T2 (de) 1992-09-17 1993-08-17 Tragbarer Rechner mit zugeordneter Registergruppe und Peripheriesteuerbus zwischen Systembus und Peripheriesteuerung
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EP99116638A EP0973087B1 (en) 1992-09-17 1993-08-17 Portable computer having dedicated register group and peripheral controller bus between system bus and peripheral controller
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324393A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置

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