JPH061036Y2 - 採尿容器 - Google Patents
採尿容器Info
- Publication number
- JPH061036Y2 JPH061036Y2 JP1986105542U JP10554286U JPH061036Y2 JP H061036 Y2 JPH061036 Y2 JP H061036Y2 JP 1986105542 U JP1986105542 U JP 1986105542U JP 10554286 U JP10554286 U JP 10554286U JP H061036 Y2 JPH061036 Y2 JP H061036Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- synthetic resin
- urine collection
- urine
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は使用法が容易で衛生的であり、収納に嵩ばら
ず、携帯にも便利な採尿容器に関するものである。
ず、携帯にも便利な採尿容器に関するものである。
［従来の技術］ 従来、採尿容器として紙コップやガラスコップなどが用
いられているが、これらは採尿のために考慮された形状
のものとは云い難く、携帯に供するにも不向きであっ
た。
いられているが、これらは採尿のために考慮された形状
のものとは云い難く、携帯に供するにも不向きであっ
た。
［考案が解決しようとする問題点］ 本考案は採尿容器として、人体の構造を考慮して採尿し
易い形状のものとし、かつ衛生的であり、収納が容易な
ものを提供せんとするものである。
易い形状のものとし、かつ衛生的であり、収納が容易な
ものを提供せんとするものである。
［問題点を解決するための手段］ ここにおいて本考案者は、以上の問題点を解決する採尿
容器として、軟質の合成樹脂低発泡シートからなり開口
部が船形をしており、一端部が舳先状になっていて他端
部より高く形成され、さらに対称をなす両側面の上縁が
下方に湾曲している漏斗状の口部と、内側に合成樹脂薄
層を被覆した紙質からなる容器本体とからなり、容器本
体の入口附近内周に合成樹脂製チャックを設け、容器本
体の下部に底部を設け、容器本体の底部より下方をフラ
ンジ部としたものを考案するに至った。
容器として、軟質の合成樹脂低発泡シートからなり開口
部が船形をしており、一端部が舳先状になっていて他端
部より高く形成され、さらに対称をなす両側面の上縁が
下方に湾曲している漏斗状の口部と、内側に合成樹脂薄
層を被覆した紙質からなる容器本体とからなり、容器本
体の入口附近内周に合成樹脂製チャックを設け、容器本
体の下部に底部を設け、容器本体の底部より下方をフラ
ンジ部としたものを考案するに至った。
採尿容器の口部をかような形とした漏斗状としたのは、
開口部をとくに女性の局部に密着可能とし、集尿し易い
形状としたためであり、その材質を軟質の合成樹脂低発
泡シートとしたのは、軟質と適度の弾性が密着性をよく
し、断熱性が寒冷時などの肌ざわりをよくするためであ
る。
開口部をとくに女性の局部に密着可能とし、集尿し易い
形状としたためであり、その材質を軟質の合成樹脂低発
泡シートとしたのは、軟質と適度の弾性が密着性をよく
し、断熱性が寒冷時などの肌ざわりをよくするためであ
る。
容器本体は耐水性と軽量性から、内該に合成樹脂の薄層
を被覆した紙質を用い、とくに紙質は手の感触が親しみ
易く、摩擦抵抗が大で手から滑りにくいという利点があ
る。
を被覆した紙質を用い、とくに紙質は手の感触が親しみ
易く、摩擦抵抗が大で手から滑りにくいという利点があ
る。
容器本体の入口附近の内周に合成樹脂製のチャックを設
け、採尿後閉鎖して、採尿の溢出を防止し衛生を保つ。
け、採尿後閉鎖して、採尿の溢出を防止し衛生を保つ。
容器本体の下部に底部を設け、容器本体の底部より下方
をフランジ部としたことにより、採尿後、尿の重みで底
部が膨出し、容器本体が自ら起立するようにして、それ
を置き易くする。したがって、フランジ部には帯状に溶
融接着部分などを設け、必要な機械的強度を賦与してあ
る。
をフランジ部としたことにより、採尿後、尿の重みで底
部が膨出し、容器本体が自ら起立するようにして、それ
を置き易くする。したがって、フランジ部には帯状に溶
融接着部分などを設け、必要な機械的強度を賦与してあ
る。
［実施例］ 以下、実施例の図面にもとづき、本考案をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
本考案の採尿容器は第１図に示すごとく、口部１と、底
部４を有する容器本体２とフランジ部５とからなり、容
器本体２にはチャック３が設けてある。
部４を有する容器本体２とフランジ部５とからなり、容
器本体２にはチャック３が設けてある。
口部１は開口部が船形をしており、一端部８が舳先状に
なっていて他端部９より高く形成され、さらに対称をな
す両側面１０，１１の上縁が下方に湾曲し漏斗状になっ
ている。
なっていて他端部９より高く形成され、さらに対称をな
す両側面１０，１１の上縁が下方に湾曲し漏斗状になっ
ている。
材質として低発泡のポリエチレンを使用し、厚さ約３mm
としてある。
としてある。
容器本体２はポリ塩化ビニールの薄層を紙質に溶融被覆
したものを用いており、また底部４はポリ塩化ビニール
のフィルムからなる木の葉型の形状の容器の底であっ
て、その周囲は容器本体２より下方のフランジ部５の部
分に溶融接合している。第２図に示すごとく、容器本体
２は折りたたんだ際長方形をなし、底部４は容器本体２
を折りたたんだ際二つ折りになって上方にたたまれ、採
尿した際は尿の重みで曲面を形成して下方に膨出する
が、フランジ部５の縁部７より下方に膨出しない。尚そ
の折り部６および折り返し縁部７に沿い帯状に溶融接着
を行ない、フランジ部５に機械的強度を賦与してある。
チャック３は凹部と凸部が帯状に対向している合成樹脂
製のもので、容器本体３の内面に溶融接着により固定し
てあり、開放、閉鎖は手で行なう。
したものを用いており、また底部４はポリ塩化ビニール
のフィルムからなる木の葉型の形状の容器の底であっ
て、その周囲は容器本体２より下方のフランジ部５の部
分に溶融接合している。第２図に示すごとく、容器本体
２は折りたたんだ際長方形をなし、底部４は容器本体２
を折りたたんだ際二つ折りになって上方にたたまれ、採
尿した際は尿の重みで曲面を形成して下方に膨出する
が、フランジ部５の縁部７より下方に膨出しない。尚そ
の折り部６および折り返し縁部７に沿い帯状に溶融接着
を行ない、フランジ部５に機械的強度を賦与してある。
チャック３は凹部と凸部が帯状に対向している合成樹脂
製のもので、容器本体３の内面に溶融接着により固定し
てあり、開放、閉鎖は手で行なう。
容器本体２は開口部１に溶融接着してあり、採尿容器と
して約６００ccの容量を有する。
して約６００ccの容量を有する。
採尿容器を使用する際は、口部１を排尿局部に接近させ
るか、または密着して行なう。
るか、または密着して行なう。
［考案の効果］ 本考案の採尿容器は制作費が安く、特に女性用に好適な
ものであるが、男性用にも好適である。採尿に便利なだ
けでなく、検尿容器として今後ますます利用される傾向
にある。
ものであるが、男性用にも好適である。採尿に便利なだ
けでなく、検尿容器として今後ますます利用される傾向
にある。
採尿に際し、予めポリアクリル酸ナトリウム架橋対など
の固形化剤を入れておき、尿の採取により尿を固形化さ
せ、消臭効果を与えてもよい。チャックの使用により手
で容器本体内の空気部分を除去すれば、採尿容器の自立
の安定を増すこともできる。本考案の採尿容器は不使用
時に折りたたみ収納することができるので、嵩ばらず便
利であり、携帯にも便利であるので、自動車、和船内な
どでも緊急時に使用することができる。
の固形化剤を入れておき、尿の採取により尿を固形化さ
せ、消臭効果を与えてもよい。チャックの使用により手
で容器本体内の空気部分を除去すれば、採尿容器の自立
の安定を増すこともできる。本考案の採尿容器は不使用
時に折りたたみ収納することができるので、嵩ばらず便
利であり、携帯にも便利であるので、自動車、和船内な
どでも緊急時に使用することができる。
第１図は本考案の実施例による採尿容器の概略説明図、
第２図はそれを折りたたんだ際の外観図である。 １……口部 ２……容器本体 ３……チャック ４……底部 ５……フランジ部 ６…折り部 ７……縁部 ８……一端部 ９……他端部 １０，１１……側面
第２図はそれを折りたたんだ際の外観図である。 １……口部 ２……容器本体 ３……チャック ４……底部 ５……フランジ部 ６…折り部 ７……縁部 ８……一端部 ９……他端部 １０，１１……側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｎ 33/48 Ｆ 7055−2Ｊ
Claims (1)
- 【請求項１】軟質の合成樹脂低発泡シートからなり開口
部が船形をしており、一端部８が舳先状になっていて他
端部９より高く形成され、さらに対称をなす両側面１
０，１１の上縁が下方に湾曲している漏斗状の口部１
と、内側に合成樹脂薄層を被覆した紙質からなる容器本
体２とからなり、容器本体２の入口附近内周に合成樹脂
製チャック３を設け、容器本体２の下部に底部４を設
け、容器本体２の底部４より下方をフランジ部５とした
ことを特徴とする採尿容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986105542U JPH061036Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 採尿容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986105542U JPH061036Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 採尿容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6313095U JPS6313095U (ja) | 1988-01-28 |
| JPH061036Y2 true JPH061036Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=30980072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986105542U Expired - Lifetime JPH061036Y2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 採尿容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061036Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015167681A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 明和ベンディクス株式会社 | 非常時用汚物収容処理具 |
| JP3193813U (ja) * | 2014-08-05 | 2014-10-23 | 裕代 鳥谷部 | 携帯尿器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5432996U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-03 | ||
| JPS59128299U (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-29 | 青戸製袋工業株式会社 | 簡易便器 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP1986105542U patent/JPH061036Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6313095U (ja) | 1988-01-28 |
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