JPH0610366B2 - クラゲ流入防止装置 - Google Patents
クラゲ流入防止装置Info
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- JPH0610366B2 JPH0610366B2 JP60092337A JP9233785A JPH0610366B2 JP H0610366 B2 JPH0610366 B2 JP H0610366B2 JP 60092337 A JP60092337 A JP 60092337A JP 9233785 A JP9233785 A JP 9233785A JP H0610366 B2 JPH0610366 B2 JP H0610366B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 一般に岸壁に設けた冷却水取水口の周囲に張設したクラ
ゲネットと称するものであって、該クラゲネットを傾斜
して張設し、かつ、該ネットに空気あるいは液体を噴き
つけることによってネットに張りついたか、または張り
付こうとするクラゲその他漂流物を払拭し以て取水口の
取水機能を円満ならしめる。
ゲネットと称するものであって、該クラゲネットを傾斜
して張設し、かつ、該ネットに空気あるいは液体を噴き
つけることによってネットに張りついたか、または張り
付こうとするクラゲその他漂流物を払拭し以て取水口の
取水機能を円満ならしめる。
本発明は発電所等のように多量の海水を冷却水として取
水している取水施設の取水口にクラゲその他漂流物が流
入することによって発電が停止する等の危険を未然に防
止する装置に関するものである。
水している取水施設の取水口にクラゲその他漂流物が流
入することによって発電が停止する等の危険を未然に防
止する装置に関するものである。
一般に取水施設の取水口にクラゲが流入するのを阻止す
る手段としては、第2図、第3図(a),(b)及び第
4図(a),(b)にて図示されるようなものがある。
即ち、第2図示のものは先端に取水孔2を穿設した取水
管1から成る取水装置3の周囲を囲撓するネット4が複
数のブイ5群に固定されて海底迄吊下され該ネット4に
よってクラゲ群の取水装置3に接近流入するのを防止す
る。又第3図a,bに図示のもの(図(a)は平面図、
図(b)は図(a)のC−C線の断面図)は護岸6に設
けた取水口7の周囲を略半円状にブイ8群によって海底
まで吊下されるネット9によって取水口7に接近流入す
るクラゲ群を阻止する。更に又、第4図(a),(b)
にて示すもの(図(a)は側面図、図(b)は平面図)
は、クラゲを取水装置に吸入しないように、取水装置の
取水口周囲に気泡を発生する如く気泡噴出孔を有する環
状管を装置したクラゲ吸入防止装置で、12は先端に取
水孔11を穿設した取水管10から成る取水装置で、1
3は取水管10の取水口部を囲撓するように設けられた
環状管であり、該環状管13の周面には透孔14が複数
個穿設されている。環状管13の一側には連通管15に
より図示しない空気送出ポンプに連通される、即ち連通
管15により送出された空気にて前記環状管13の透孔
14より気泡16を噴出させることによって取水装置1
2にクラゲが接近することなく取水口部にクラゲが吸入
されることがない。
る手段としては、第2図、第3図(a),(b)及び第
4図(a),(b)にて図示されるようなものがある。
即ち、第2図示のものは先端に取水孔2を穿設した取水
管1から成る取水装置3の周囲を囲撓するネット4が複
数のブイ5群に固定されて海底迄吊下され該ネット4に
よってクラゲ群の取水装置3に接近流入するのを防止す
る。又第3図a,bに図示のもの(図(a)は平面図、
図(b)は図(a)のC−C線の断面図)は護岸6に設
けた取水口7の周囲を略半円状にブイ8群によって海底
まで吊下されるネット9によって取水口7に接近流入す
るクラゲ群を阻止する。更に又、第4図(a),(b)
にて示すもの(図(a)は側面図、図(b)は平面図)
は、クラゲを取水装置に吸入しないように、取水装置の
取水口周囲に気泡を発生する如く気泡噴出孔を有する環
状管を装置したクラゲ吸入防止装置で、12は先端に取
水孔11を穿設した取水管10から成る取水装置で、1
3は取水管10の取水口部を囲撓するように設けられた
環状管であり、該環状管13の周面には透孔14が複数
個穿設されている。環状管13の一側には連通管15に
より図示しない空気送出ポンプに連通される、即ち連通
管15により送出された空気にて前記環状管13の透孔
14より気泡16を噴出させることによって取水装置1
2にクラゲが接近することなく取水口部にクラゲが吸入
されることがない。
しかしながら、クラゲなるものは一挙に大量に発生し、
殊に夏期末期においてはこれが一層甚だしく、第2図示
及び第3図示のネットを取水口の周囲を囲撓する場合、
該ネットに大量のクラゲ群が隙間なく密着して絡みつき
ネットが目詰まりして取水装置における取水能力が著し
く低下する。又第4図示の取水装置12の下方に設けた
環状管13の透孔14より気泡16を噴出させることに
よって取水装置12にクラゲが接近することを阻止する
方法もクラゲが大量に発生する場合噴出する気泡16だ
けでは取水装置12方向へ遊泳するクラゲ群の侵入する
のを阻止し切れずクラゲ群が取水口部に絡みつき取水装
置における取水能力が低下し延いては発電能力にも影響
して停電事態を招来するという危険があり、何等かの手
段でクラゲによる取水能力低下を排除する必要があっ
た。
殊に夏期末期においてはこれが一層甚だしく、第2図示
及び第3図示のネットを取水口の周囲を囲撓する場合、
該ネットに大量のクラゲ群が隙間なく密着して絡みつき
ネットが目詰まりして取水装置における取水能力が著し
く低下する。又第4図示の取水装置12の下方に設けた
環状管13の透孔14より気泡16を噴出させることに
よって取水装置12にクラゲが接近することを阻止する
方法もクラゲが大量に発生する場合噴出する気泡16だ
けでは取水装置12方向へ遊泳するクラゲ群の侵入する
のを阻止し切れずクラゲ群が取水口部に絡みつき取水装
置における取水能力が低下し延いては発電能力にも影響
して停電事態を招来するという危険があり、何等かの手
段でクラゲによる取水能力低下を排除する必要があっ
た。
そこで本発明は、上記の問題点を岸壁等に設ける取水管
を備えた取水装置において、該取水装置を囲撓するよう
に配設された空気その他の気体をポンプ手段で噴出する
噴出機構と、該取水装置と噴出機構とを内包しかつこれ
らを覆うようにしかも取水装置の上方から外側斜め下方
に傾斜して張設されるクラゲ流入防止ネットとによるク
ラゲ流入防止装置によって解決を図らんとするものであ
る。
を備えた取水装置において、該取水装置を囲撓するよう
に配設された空気その他の気体をポンプ手段で噴出する
噴出機構と、該取水装置と噴出機構とを内包しかつこれ
らを覆うようにしかも取水装置の上方から外側斜め下方
に傾斜して張設されるクラゲ流入防止ネットとによるク
ラゲ流入防止装置によって解決を図らんとするものであ
る。
上記手段の作用を説明すると、クラゲ流入防止ネットは
取水装置の上方より外側斜め下方に傾斜して張設されて
いるのでこれに張り付いているクラゲはポンプの作動に
より噴出機構から空気その他の気体の気泡が噴出する上
昇流をまともに受けて吹き飛ばされネットから離脱して
ネットに空隙が生じるので取水装置の取水活動は順調に
行われるようになる。
取水装置の上方より外側斜め下方に傾斜して張設されて
いるのでこれに張り付いているクラゲはポンプの作動に
より噴出機構から空気その他の気体の気泡が噴出する上
昇流をまともに受けて吹き飛ばされネットから離脱して
ネットに空隙が生じるので取水装置の取水活動は順調に
行われるようになる。
第1図(a)は本発明のクラゲ流入防止装置の要部側面
図及び第1図(b)はその平面図を示す。
図及び第1図(b)はその平面図を示す。
図において、21は先端に取水孔22を穿設した取水管
23から成る取水装置で、24は取水管23の取水口部
を水平に囲撓するように設置海底に設けられた環状管か
らなる噴出機構で、その周囲に複数個の透孔25が上方
に向けて穿設されており、該噴出機構24の一側には連
通管26により図示しない空気或いはその他の気体を送
出するポンプに連通される。即ちポンプより送出された
空気或いはその他の気体は連通管26を介して前記噴出
機構24の透孔25より気泡27を噴出する。28はク
ラゲ流入防止用のネットであって、その上方を取水装置
21の上部に設けたネット支持棒29に引っ掛け、取水
装置21及び噴出機構24を覆うように内包して外方斜
め下方に傾斜させて張設しその下端部は沈錘などで海底
に固定する。
23から成る取水装置で、24は取水管23の取水口部
を水平に囲撓するように設置海底に設けられた環状管か
らなる噴出機構で、その周囲に複数個の透孔25が上方
に向けて穿設されており、該噴出機構24の一側には連
通管26により図示しない空気或いはその他の気体を送
出するポンプに連通される。即ちポンプより送出された
空気或いはその他の気体は連通管26を介して前記噴出
機構24の透孔25より気泡27を噴出する。28はク
ラゲ流入防止用のネットであって、その上方を取水装置
21の上部に設けたネット支持棒29に引っ掛け、取水
装置21及び噴出機構24を覆うように内包して外方斜
め下方に傾斜させて張設しその下端部は沈錘などで海底
に固定する。
第5図は本発明に係る第二の実施例で、第5図(a)は
要部平面図、第5図(b)はそのD−D線における側面
図である。
要部平面図、第5図(b)はそのD−D線における側面
図である。
図において、31は岸壁30に設けられた取水装置(図
示しない)を備えた取水口部、32はクラゲ流入防止用
のネットで、該ネット32は前記取水口部31を覆うよ
うにブイ33によって吊架され斜め下方に傾斜して張設
されその下端部は沈錘34などで海底に固定されてい
る。24は取水口部31を囲撓するように配設された噴
出機構であり、その周面に複数個の透孔25が穿設され
ている。噴出機構はクラゲ流入防止用のネット32に内
包され、かつ、ネット32との間に適宜間隔を隔てるよ
うに位置し、連通管26により空気或いはその他の気体
を送出するポンプ(図示してない)に連通する。従って
ポンプより送出された空気或いはその他の気体は噴出機
構を通って噴出機構の周面に穿設された複数個の透孔2
5から噴出し気泡となってネット32に噴きつける。
示しない)を備えた取水口部、32はクラゲ流入防止用
のネットで、該ネット32は前記取水口部31を覆うよ
うにブイ33によって吊架され斜め下方に傾斜して張設
されその下端部は沈錘34などで海底に固定されてい
る。24は取水口部31を囲撓するように配設された噴
出機構であり、その周面に複数個の透孔25が穿設され
ている。噴出機構はクラゲ流入防止用のネット32に内
包され、かつ、ネット32との間に適宜間隔を隔てるよ
うに位置し、連通管26により空気或いはその他の気体
を送出するポンプ(図示してない)に連通する。従って
ポンプより送出された空気或いはその他の気体は噴出機
構を通って噴出機構の周面に穿設された複数個の透孔2
5から噴出し気泡となってネット32に噴きつける。
なお、本発明に係るクラゲ流入防止装置に提供される噴
出機構24は第1図に示す如く1個に限らず第6図に示
すように2個又はそれ以上設置してもよく連結管26は
それぞれの噴出機構24に連通するようになっている。
従って透孔25の数が増加するからクラゲの駆除能力が
強化される。又第7図に示すように噴出機構24の1個
を取水口部に接近して設置すると共に他の外側に設置さ
れる噴出機構24と連通する連接管37を内側の噴出機
構24から外側の噴出機構24に向けて放射状に設け該
連接管37にも透孔25を穿設すればクラゲの駆除能力
は更に一層強化される。
出機構24は第1図に示す如く1個に限らず第6図に示
すように2個又はそれ以上設置してもよく連結管26は
それぞれの噴出機構24に連通するようになっている。
従って透孔25の数が増加するからクラゲの駆除能力が
強化される。又第7図に示すように噴出機構24の1個
を取水口部に接近して設置すると共に他の外側に設置さ
れる噴出機構24と連通する連接管37を内側の噴出機
構24から外側の噴出機構24に向けて放射状に設け該
連接管37にも透孔25を穿設すればクラゲの駆除能力
は更に一層強化される。
更に噴出機構には第8図及び第9図に示すものを用いる
ことができる。即ちこれらノズルの形状は、第8図にあ
っては第8図(a)はノズル38の平面図、第8図
(b)はその側断面図で噴出機構24には一定間隔毎に
ノズル取付口39が設けられその先端にはノズル38が
固着される。ノズル38は中間円筒体40、支持腕4
1、遮流体42及び底面43から成り、中間円筒体40
の先端開孔44に支持腕41を介して遮流体42が懸垂
され他端の底面43により外部と遮断され、遮流体42
は円錐状に形成されその頂点45はノズル取付口39に
対向するように構成される、そして第9図にあっては第
9図(a)はノズル46の平面図、第9図(b)はその
側断面図で噴出機構24には一定間隔毎にノズル取付口
39が設けられその先端にはノズル46が固着される。
ノズル46は止め帯47、支持腕48及び遮流体49か
ら成り、止め帯47に傘開状に穿設した複数本の支持腕
48先端に凸状面を有する遮流体49が固定懸架されこ
の際凸面状をノズル取付口39に対向するように構成さ
れる。第8図示のノズル38、第9図示のノズル46は
何れもその開口は上方に向けて設けられる。
ことができる。即ちこれらノズルの形状は、第8図にあ
っては第8図(a)はノズル38の平面図、第8図
(b)はその側断面図で噴出機構24には一定間隔毎に
ノズル取付口39が設けられその先端にはノズル38が
固着される。ノズル38は中間円筒体40、支持腕4
1、遮流体42及び底面43から成り、中間円筒体40
の先端開孔44に支持腕41を介して遮流体42が懸垂
され他端の底面43により外部と遮断され、遮流体42
は円錐状に形成されその頂点45はノズル取付口39に
対向するように構成される、そして第9図にあっては第
9図(a)はノズル46の平面図、第9図(b)はその
側断面図で噴出機構24には一定間隔毎にノズル取付口
39が設けられその先端にはノズル46が固着される。
ノズル46は止め帯47、支持腕48及び遮流体49か
ら成り、止め帯47に傘開状に穿設した複数本の支持腕
48先端に凸状面を有する遮流体49が固定懸架されこ
の際凸面状をノズル取付口39に対向するように構成さ
れる。第8図示のノズル38、第9図示のノズル46は
何れもその開口は上方に向けて設けられる。
又、噴出機構に突設されるノズルは、首振り装置を備え
てノズル自体が回転するようにしても良い。
てノズル自体が回転するようにしても良い。
以上述べたように、本発明に係るクラゲ流入防止装置は
従来の如くクラゲ流入防止用のネットを垂直状に張設す
ることなく、取水口部の上方より外側斜め下方に向けて
傾斜させて張設し、該ネットの内側に該ネットで覆われ
るように配設された噴出機構の透孔或いはノズルから気
体を噴出し上昇流となってネットに吹き付けるのでネッ
トに付着したクラゲは吹き飛ばされたり、あるいは、気
泡がクラゲの傘の中に進入して浮力によりクラゲを強制
的に浮上され、ネットはクラゲによる目詰まりは解消さ
れネットに多数の空隙部が生じ従って海水はこれを容易
に通過することができ取水装置における取水能力に何ら
の支障を起こさせない。しかも、気泡は、ネットから適
宜間隔隔てた部位から噴出され、かつ、ネット内方に向
かう取水流の流速が遅い部位に選択的に向かい、しか
も、ネット上にクラゲが付着した部位のネット内方に向
かう取水流は未付着部位に比して流速が落ちるために、
気泡は自動的にクラゲ付着部位に向けて選択的に移動す
ることとなり、クラゲがネット上留まることを完全に防
止することができる。
従来の如くクラゲ流入防止用のネットを垂直状に張設す
ることなく、取水口部の上方より外側斜め下方に向けて
傾斜させて張設し、該ネットの内側に該ネットで覆われ
るように配設された噴出機構の透孔或いはノズルから気
体を噴出し上昇流となってネットに吹き付けるのでネッ
トに付着したクラゲは吹き飛ばされたり、あるいは、気
泡がクラゲの傘の中に進入して浮力によりクラゲを強制
的に浮上され、ネットはクラゲによる目詰まりは解消さ
れネットに多数の空隙部が生じ従って海水はこれを容易
に通過することができ取水装置における取水能力に何ら
の支障を起こさせない。しかも、気泡は、ネットから適
宜間隔隔てた部位から噴出され、かつ、ネット内方に向
かう取水流の流速が遅い部位に選択的に向かい、しか
も、ネット上にクラゲが付着した部位のネット内方に向
かう取水流は未付着部位に比して流速が落ちるために、
気泡は自動的にクラゲ付着部位に向けて選択的に移動す
ることとなり、クラゲがネット上留まることを完全に防
止することができる。
また、ポンプから送出される気体は噴出機構から噴出す
るのであるが、その噴出手段として透孔ばかりでなく前
記各種の例えば第8図や第9図で述べたノズル、首振り
装置を備えたノズルを用いるとクラゲの駆除力は一層強
化され、又第6図や第7図で説明したように噴出機構を
1個のみならず複数個にするとか、内側の噴出機構と外
側の噴出機構とを連通する連接管を設けこれにも透孔や
ノズルを設置するとクラゲの排除は更に増強する。
るのであるが、その噴出手段として透孔ばかりでなく前
記各種の例えば第8図や第9図で述べたノズル、首振り
装置を備えたノズルを用いるとクラゲの駆除力は一層強
化され、又第6図や第7図で説明したように噴出機構を
1個のみならず複数個にするとか、内側の噴出機構と外
側の噴出機構とを連通する連接管を設けこれにも透孔や
ノズルを設置するとクラゲの排除は更に増強する。
かくて駆除されたクラゲは排除され従ってネット面は空
隙となりネットを通過する海水は取水装置に自由に吸収
され、従来の如きクラゲの張り付きによるネットの目詰
まりによる取水不能のため発電所等の発電が停止する等
の憂慮は全く解消するという効果があるのである。
隙となりネットを通過する海水は取水装置に自由に吸収
され、従来の如きクラゲの張り付きによるネットの目詰
まりによる取水不能のため発電所等の発電が停止する等
の憂慮は全く解消するという効果があるのである。
第1図(a)は本発明のクラゲ流入防止装置の要部側面
図、第1図(b)はその平面図、第2図、第3図
(a),(b)及び第4図(a),(b)は従来例を示
す側面図或いは平面図、第5図(a)は本発明に係る他
の実施例を示す要部平面図、第5図(b)はその側面
図、第6図及び第7図は同じく本発明に提供される噴出
機構の他の実施例を示す平面図であり、そして第8図
(a),(b)及び第9図(a),(b)は噴出機構に
設けられる第5図(b)に示すノズルの他の例を示した
もので第8図(a)、第9図(a)はそれぞれそれらの
正面図、第8図(b)、第9図(b)はその側断面図で
ある。 24……噴出機構、 25……透孔、 26……連結管、 28,32……クラゲ流入防止用ネット、 30……護岸、 31……取水口部、 33……ブイ、 34……沈錘、 35……ノズル
図、第1図(b)はその平面図、第2図、第3図
(a),(b)及び第4図(a),(b)は従来例を示
す側面図或いは平面図、第5図(a)は本発明に係る他
の実施例を示す要部平面図、第5図(b)はその側面
図、第6図及び第7図は同じく本発明に提供される噴出
機構の他の実施例を示す平面図であり、そして第8図
(a),(b)及び第9図(a),(b)は噴出機構に
設けられる第5図(b)に示すノズルの他の例を示した
もので第8図(a)、第9図(a)はそれぞれそれらの
正面図、第8図(b)、第9図(b)はその側断面図で
ある。 24……噴出機構、 25……透孔、 26……連結管、 28,32……クラゲ流入防止用ネット、 30……護岸、 31……取水口部、 33……ブイ、 34……沈錘、 35……ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】取水口を上方に開口させた取水装置の側方
を略水平に囲繞し、垂直上方に向けて開設された複数の
透孔から気泡を噴出させる噴出機構と、 前記取水口と噴出機構とを内包し、かつ前記取水口の上
部から取水装置の設置面に至るまでを覆うように張設さ
れたクラゲ流入防止用のネットと、から成り、 前記ネットは前記取水装置の上方から外側斜め下方に傾
斜し、かつ、前記噴出機構と適宜間隔を隔てて張設した
ことを特徴とするクラゲ流入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60092337A JPH0610366B2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | クラゲ流入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60092337A JPH0610366B2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | クラゲ流入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254712A JPS61254712A (ja) | 1986-11-12 |
JPH0610366B2 true JPH0610366B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=14051578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60092337A Expired - Fee Related JPH0610366B2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | クラゲ流入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610366B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02136128U (ja) * | 1989-04-14 | 1990-11-13 | ||
JP2510358Y2 (ja) * | 1990-02-05 | 1996-09-11 | 東京電力株式会社 | 取水口のクラゲ排除装置 |
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1985
- 1985-05-01 JP JP60092337A patent/JPH0610366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61254712A (ja) | 1986-11-12 |
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