JPH06103393A - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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Publication number
JPH06103393A
JPH06103393A JP4192004A JP19200492A JPH06103393A JP H06103393 A JPH06103393 A JP H06103393A JP 4192004 A JP4192004 A JP 4192004A JP 19200492 A JP19200492 A JP 19200492A JP H06103393 A JPH06103393 A JP H06103393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
light
bar code
irradiation
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP4192004A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Okamoto
炳人 岡本
Koji Inada
宏治 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
Priority to JP4192004A priority Critical patent/JPH06103393A/ja
Publication of JPH06103393A publication Critical patent/JPH06103393A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読み取り可能な範囲を拡大し、汎用性の高い
バーコードリーダーを提供することを目的とする。 【構成】 ポリゴンミラー2は矢印90方向に回転し、
各反射面2Mでレーザ光を反射する。反射したレーザ光
はバーコード10上に照射され、反射面2Mの角度変化
に従って矢印91方向に走査される。半導体レーザ2
1、22は、高周波信号に基づいて、各々異なる焦点距
離のレーザ光L1、L2を照射する。つまり、照射スポ
ットS21、S22が交互に照射されながら、バーコー
ド10上の走査を繰り返す。このように、異なる焦点距
離のレーザ光が、交互に照射されるので、読み取り可能
な範囲がH25にまで拡大されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード読取装置の構
造に関し、特にバーコードの読み取り範囲を拡大する構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコード読取装置の概略を図6
に基づいて説明する。バーコードは図6Bに示すよう
に、太さの異なるバーとスペースによって構成されてお
り、これらの組合わせに応じて所定のバーコードデータ
が表わされている。
【0003】一方、図6Aに示すバーコードリーダー
は、バーコード10に対してレーザ光L8を照射し、こ
のレーザ光L8を走査ラインR8上で走査させる。そし
て、レーザ光L8の反射光に基づいてバーコード10の
データを読み取る。すなわち、バーコード10のうち、
バーの黒い部分は受けた光を吸収し、スペースの白い部
分は光を乱反射する。このため、バーコード10に対応
した強弱で反射光が生じ、この反射光を受光することに
よってバーコードデータを認識することができる。
【0004】バーコード10上でレーザ光L8を走査さ
せるために、ポリゴンミラー2が用いられている。図に
示すポリゴンミラー2は、6つの反射面2Mを備えた六
面体であり、中心軸2Jを中心として矢印90方向に高
速回転するようになっている。半導体レーザ20が発光
したレーザ光L8は、コリメータレンズ30を介してこ
の反射面2Mに入射する。そして、反射面2Mで反射し
たレーザ光L8は、バーコード10上に焦点を結ぶよう
になっており、まず照射位置P1に照射スポットを形成
する。
【0005】ここで、上述のようにポリゴンミラー2は
中心軸2Jを中心に矢印90方向に回転しており、これ
にともなって反射面2Mの角度が変化する。この角度変
化に応じてバーコード10上のレーザ光L8の照射スポ
ットは、照射位置P1からP2に向って矢印91方向に
移動、走査される。そして、バーコード10からの反射
光は集光レンズ51を通じて受光部52に取り込まれ、
電気的に処理されてバーコードデータの認識が行われ
る。
【0006】引き続きポリゴンミラー2が回転すること
により、レーザ光L8は次の反射面2Mに入射する。こ
の場合、照射スポットは再び照射位置P1に形成され、
反射面2Mの角度変化に応じて、再度、照射位置P2に
向って走査することになる。こうして、レーザ光L8の
照射スポットはポリゴンミラー2の回転に従い、各反射
面2Mごとに、バーコード10上を繰り返し走査する。
【0007】以上のような動作を経て、バーコード10
のデータが読み取られる。なお、レーザ光L8を繰り返
し走査させるのは、バーコード10のデータを確実に読
み取るためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバーコード
読取装置には次のような問題があった。バーコードリー
ダーはバーコード10からの反射光を受光し、この反射
光の強弱に基づいてバーおよびスペースを判別してバー
コードデータの認識を行う。このため、バーコード10
上には、レーザ光L8の照射スポットが的確な大きさに
絞り込まれて形成される必要がある。
【0009】例えば、レーザ光L8の焦点距離にバーコ
ード10が適正に位置する場合、図6Bに示すような照
射スポットS1が形成され、この照射スポットS1が矢
印91方向(図6A)に走査することによってバーコー
ドデータを正確に読み取ることができる。
【0010】これに対して、バーコード10が、レーザ
光L8の焦点距離から大きくずれた状態で位置すると、
図6Bの照射スポットS2のように、スポットの範囲が
大きくなってしまう。このような照射スポットS2で
は、個々のバーやスペースを正確に判別することができ
ず、適正な読み取りを行うことができない。
【0011】このため、レーザ光L8の焦点距離によっ
てバーコードリーダーには読み取り可能な一定の範囲が
あり、この範囲内にバーコード10を位置させ、読み取
りを行わなければならない。ところが、バーコードリー
ダーは、例えば工場の搬送ライン上の製品の識別などに
も用いられ、この場合は一般に据え置きタイプのバーコ
ードリーダーが設置される。したがって、設置場所との
関係上、読み取り可能な範囲にバーコードを位置させる
ことができない場合がある。このために、焦点距離の異
なる複数のバーコードリーダーを用意し、使用状況に応
じて装置を選択する必要がある。すなわち、バーコード
リーダーの汎用性が低いという問題があった。
【0012】そこで本発明は、読み取り可能な範囲を拡
大し、汎用性の高いバーコードリーダーを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るバーコー
ド読取装置は、バーコードに対し、第一焦点距離を有す
る第一照射光を照射する第一発光部、バーコードに対
し、前記第一焦点距離と異なる第二焦点距離を有する第
二照射光を照射する第二発光部、高周波信号を発生する
高周波信号発生手段、前記高周波信号を取り込み、高周
波信号に基づいて、第一発光部および第二発光部から、
第一照射光および第二照射光を交互に照射させる制御手
段、バーコードからの反射光を受光し、電気信号に変換
する受光部、前記高周波信号を取り込み、高周波信号に
同期させて、電気信号を第一電気信号と第二電気信号と
に分解する分解手段、前記第一電気信号および第二電気
信号を取り込み、比較的、振幅の大きな電気信号に基づ
いてバーコードデータを出力する読み取り部、を備えた
ことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1に係るバーコード読取装置において
は、第一照射光の第一焦点距離と、第二照射光の第二焦
点距離とは、異なる焦点距離である。そして、制御手段
は、高周波信号発生手段からの高周波信号を取り込み、
第一発光部および第二発光部から、第一照射光および第
二照射光を交互に照射させる。
【0015】したがって、異なる焦点距離の照射光を、
バーコードに対して交互に照射させることができる。
【0016】また、分解手段は高周波信号を取り込み、
高周波信号に同期させて、受光部からの電気信号を第一
電気信号と第二電気信号とに分解する。そして、読み取
り部は、これら第一電気信号および第二電気信号を取り
込み、比較的、振幅の大きな電気信号に基づいてバーコ
ードデータを出力する。
【0017】したがって、第一照射光に基づく第一電気
信号、または第二照射光に基づく第二電気信号のうち、
信号変化の度合いが明確な電気信号を選択することがで
き、正確なバーコードの読み取りを行うことができる。
【0018】
【実施例】本発明に係るバーコード読取装置の一実施例
であるバーコードリーダーを図面に基づいて説明する。
まず、図1Aにバーコードリーダーの構成の概略を示
す。ポリゴンミラー2は、中心軸2Jを中心として矢印
90方向に回転する六面体であり、受けたレーザ光をそ
の反射面2Mで反射するようになっている。この反射し
たレーザ光はバーコード10(図1B)に照射され、バ
ーコード10上に照射スポットを形成する。
【0019】バーコード10上の照射スポットは、まず
照射位置P1に形成され、ポリゴンミラー2の回転にし
たがって照射位置P2に向って矢印91方向に走査され
る(図1B参照)。すなわち、反射面2Mの角度変化に
よって、照射スポットが照射位置P1からP2に移動す
る。
【0020】さらにポリゴンミラー2が回転することに
よって、レーザ光は次の反射面2Mに入射する。この時
点で照射スポットは再び照射位置P1に形成され、続い
て、反射面2Mの角度変化に応じて、再度、照射位置P
2までの走査を行う。こうして、照射スポットはポリゴ
ンミラー2の回転に従い、各反射面2Mごとに、バーコ
ード10上を繰り返し走査される。
【0021】バーコード10からの反射光は受光部にお
いて受光され、受光信号として出力される。この受光信
号の波形を図3Aに示す。図に示すように、ポリゴンミ
ラー2の各反射面2Mに対応して受光信号が出力され、
波形が繰り返して取り出される。波形中、検出波形部N
1がバーコード10を読み取った部分である。なお、図
1Aにおいては、集光レンズ51や受光部52は省略さ
れている(図6参照)。
【0022】本実施例においては、図1Aに示すよう
に、第一発光部として第一半導体レーザ21が設けら
れ、第二発光部として第二半導体レーザ22が設けられ
ている。そして、第一半導体レーザ21および第二半導
体レーザ22からは、それぞれレーザ光L1、L2が照
射され、コリメータレンズ31、32を透過するように
なっている。この後、レーザ光L1はさらにハーフミラ
ー4を透過し、レーザ光L2はハーフミラー4を反射し
て、各々同一光路上を通ってポリゴンミラー2の反射面
2Mに入射する。
【0023】ここで、レーザ光L1、レーザ光L2の焦
点距離は、それぞれ異なるものとして設定されており、
レーザ光L1の焦点位置はG21、レーザ光L2の焦点
位置はG22に調整されている。焦点距離の調整は、半
導体レーザとコリメータレンズの組み合わせによって行
われる。なお、焦点位置G21、G22には、各々その
前後に読み取り処理の限界として読み取り範囲H21、
H22がある。つまり、バーコード10に形成される照
射スポットとの関係上、この読み取り範囲内であればバ
ーコードを正確に読み取ることができる。
【0024】第一半導体レーザ21および第二半導体レ
ーザ22は、高周波信号に基づいて、交互にレーザ光L
1、L2を照射する。この具体的な回路構成を図2に示
す。高周波発生回路73は、高周波信号をフリップフロ
ップ63のC入力に向けて出力している。フリップフロ
ップ63は、この高周波信号を受けてQ、QB出力から
交互に発光信号を出力する。そして、発光信号は第一ド
ライバ61、第二ドライバ62を介して第一半導体レー
ザ21、第二半導体レーザ22に取り込まれ、レーザ光
L1、L2が交互に照射される。高周波信号、第一半導
体レーザまたは第二半導体レーザの発光タイミングの関
係を、図3C、D、Eのタイミングチャートに示す。
【0025】今、仮に図1Aにおいて、読み取り位置5
0にバーコードが位置しているとする。上述のように、
レーザ光L1、L2は交互に照射されるので、このバー
コード10にも、図1Bに示すような照射スポットS2
1、S22が交互に形成される。すなわち、バーコード
10が位置する読み取り位置50は、レーザ光L1の読
み取り範囲H21内であるため、レーザ光L1の照射ス
ポットS21はバーコードを読み取るに適した大きさに
絞られて形成される。これに対して、位置する読み取り
位置50は読み取り範囲H22の範囲外であるため、レ
ーザ光L2の照射スポットS22は焦点ずれによって大
きく形成される。
【0026】このような照射スポットS21、S22
は、バーコード10上で繰り返し交互に形成されなが
ら、ポリゴンミラー2の回転に従って、照射位置P1か
らP2まで走査される。そして、ポリゴンミラー2の次
の反射面2Mにレーザ光が入射すると、照射スポットは
再び照射位置P1に戻り、再度、照射位置P2まで走査
される。以上のように、照射スポットS21、S22が
バーコード10上で交互に形成されながら、照射位置P
1からP2までの走査が繰り返し行われる。
【0027】バーコード10からのレーザ光の反射光
は、上述のように、受光部52に取り込まれ、その光量
変化が波形として取り出される。この受光機構の回路構
成の詳細を図2に基づいて説明する。バーコード10か
らの反射光は、集光レンズを経て受光部52に取り込ま
れる(図6参照)。そして、受光部52は反射光を受光
信号に変換し、この受光信号を増幅回路65を介して第
一同期検波回路71および第二同期検波回路72に向け
て出力する。
【0028】第一同期検波回路71、第二同期検波回路
72に与えられる受光信号の波形を図4Cに示す。この
図4Cは、図3Aの受光信号のうち、検出波形部N1の
拡大波形図である。バーコード10には、高周波信号に
基づいて照射スポットS21、S22が交互に照射され
ているため、受光信号もこれに対応して交互の波形を形
成する。つまり、絞り込まれた照射スポットS21に対
応する部分は、反射光の強弱がバーコード10に応じて
明瞭に現れるのに対し、焦点のずれた照射スポットS2
2については波形の振幅が小さくなる。
【0029】このような受光信号を取り込んだ第一同期
検波回路71および第二同期検波回路72は、それぞれ
照射スポットS21に対応する第一分解信号と、照射ス
ポットS22に対応する第二分解信号とに分解する。
【0030】この分解処理は次のようにして行われる。
第一同期検波回路71はフリップフロップ63のQ出力
から信号を取り込み、第二同期検波回路72は反転回路
70を介してQ出力から信号を取り込む。そして、双方
ともこの信号が与えられている間のみ、受けた受光信号
をそれぞれ第一分解信号、第二分解信号として切換回路
68に出力する。
【0031】すなわち、レーザ光L1の照射に同期して
第一同期検波回路71は第一分解信号の出力を行い、レ
ーザ光L2の照射に同期して第二同期検波回路72は第
二分解信号の出力を行う。こうして受光信号は、図4D
に示す第一分解信号と、図4Eに示す第二分解信号とに
分解される。図に示すように、レーザ光L1の受光信号
に対応する第一分解信号は、光量変化が明確な波形とし
て表われる。これに対して、レーザ光L2の受光信号に
対応する第二分解信号は不明確な波形として取り出され
る。
【0032】次に、切換回路68は、これら第一分解信
号、第二分解信号を選択的に二値化回路66に出力す
る。切換回路68における、第一分解信号、第二分解信
号の選択は、フリップフロップ69のQ出力からの切換
信号に基づいて行われる。このフリップフロップ69に
は、ポリゴンミラー駆動モータ64から回転同期信号が
与えられている。
【0033】ポリゴンミラー駆動モータ64は、ポリゴ
ンミラー2の各反射面2Mごとの回転に応じて回転同期
信号を出力している。そして、フリップフロップ69
は、この回転同期信号にしたがって、切換信号のON、
OFFを繰り返している。つまり、ポリゴンミラー2の
各反射面2Mごとの回転に応じて交互に切換信号が出力
され、切換回路68はこの切換信号に同期して第一分解
信号、第二分解信号を選択的に出力する。切換信号と受
光信号との関係を図3A、Bに示す。
【0034】切換回路68から、交互に出力される第一
分解信号、第二分解信号は、二値化回路66に取り込ま
れ、ここで二値化処理される。そして、二値化されたデ
ータは、さらにデコード回路67に取り込まれる。デコ
ード回路67は、振幅が小さい第二分解信号のデータを
除外し、第一分解信号のデータのみを適正なバーコード
データとして出力する。なお、第一分解信号、第二分解
信号に対し、所定のしきい値を設けて振幅の大きい波形
のみを選択し、これを二値化回路66に与えるようにし
てもよい。
【0035】このように、異なる焦点距離のレーザ光L
1、L2が、高周波信号にしたがって交互に照射され、
かつ振幅が比較的、大きい受光信号に基づいてバーコー
ドデータの認識が行われる。このため、図1Aに示すよ
うに読み取り可能な範囲がH25まで拡大され、装置の
汎用性を高めることができる。
【0036】なお、他の実施例として、図1Aに示すハ
ーフミラー4の代わりに偏向ビームスプリッターを設け
てもよい(図示せず)。この場合、例えば縦波を透過
し、横波を反射する偏向ビームスプリッターを設ける。
そして、第一半導体レーザ21から縦波のレーザ光L1
を照射し、第二半導体レーザL2から横波のレーザ光L
2を照射する。この偏向ビームスプリッターは、ハーフ
ミラーに比べて、光の透過もしくは光の反射の効率が良
いため、照射するレーザ光を有効に用いることが可能で
ある。
【0037】さらに他の実施例を図5に示す。この実施
例では、ハーフミラー4(図1A)の代わりに反射ミラ
ー5を設けている。この反射ミラー5は、レーザ光L1
の光路近傍に設けられており、第二半導体レーザ22か
らのレーザ光L2を反射している。このように反射ミラ
ー5をレーザ光L1の光路に近接して位置させること
で、レーザ光L1とL2との光軸のずれを小さくするこ
とができる。
【0038】なお、上記実施例では発光部として半導体
レーザを設けたが、LED等を用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係るバーコード読取装置にお
いては、第一照射光の第一焦点距離と、第二照射光の第
二焦点距離とは、異なる焦点距離である。そして、制御
手段は、高周波信号発生手段からの高周波信号を取り込
み、第一発光部および第二発光部から、第一照射光およ
び第二照射光を交互に照射させる。すなわち、異なる焦
点距離の照射光を、バーコードに対して交互に照射させ
ることができる。
【0040】また、分解手段は高周波信号を取り込み、
高周波信号に同期させて、受光部からの電気信号を第一
電気信号と第二電気信号とに分解する。そして、読み取
り部は、これら第一電気信号および第二電気信号を取り
込み、比較的、振幅の大きな電気信号に基づいてバーコ
ードデータを出力する。すなわち、第一照射光に基づく
第一電気信号、または第二照射光に基づく第二電気信号
のうち、信号変化の度合いが明確な電気信号を選択する
ことができ、正確なバーコードの読み取りを行うことが
できる。
【0041】したがって、第一焦点距離および第二焦点
距離の双方の距離範囲でバーコードを読み取ることが可
能であり、バーコードリーダーの読み取り範囲を拡大し
て装置の汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーコード読取装置の一実施例を
示しており、Aはバーコードリーダーの概略図、Bはバ
ーコード上の照射スポットを示す図である。
【図2】図1に示すバーコードリーダーのブロック図で
ある。
【図3】高周波信号、第一半導体レーザまたは第二半導
体レーザの発光タイミング、回転同期信号の関係を示す
タイミングチャートである。
【図4】受光信号、第一分解信号、第二分解信号等の波
形を示す図である。
【図5】本発明に係るバーコード読取装置の他の実施例
を示すバーコードリーダーの概略図である。
【図6】従来のバーコードリーダーを示す図である。
【符号の説明】
2・・・・・ポリゴンミラー 10・・・・・バーコード 2M・・・・・反射面 21・・・・・第一半導体レーザ 22・・・・・第二半導体レーザ 71・・・・・第一同期検波回路 72・・・・・第二同期検波回路 73・・・・・高周波発生回路 G21、G22・・・・・焦点位置 L1、L2・・・・・レーザ光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードに対し、第一焦点距離を有する
    第一照射光を照射する第一発光部、 バーコードに対し、前記第一焦点距離と異なる第二焦点
    距離を有する第二照射光を照射する第二発光部、 高周波信号を発生する高周波信号発生手段、 前記高周波信号を取り込み、高周波信号に基づいて、第
    一発光部および第二発光部から、第一照射光および第二
    照射光を交互に照射させる制御手段、 バーコードからの反射光を受光し、電気信号に変換する
    受光部、 前記高周波信号を取り込み、高周波信号に同期させて、
    電気信号を第一電気信号と第二電気信号とに分解する分
    解手段、 前記第一電気信号および第二電気信号を取り込み、比較
    的、振幅の大きな電気信号に基づいてバーコードデータ
    を出力する読み取り部、 を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
JP4192004A 1992-07-20 1992-07-20 バーコード読取装置 Pending JPH06103393A (ja)

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