JPH06103192B2 - ディジタル式調整動作をアナログ式にトリガする装置 - Google Patents
ディジタル式調整動作をアナログ式にトリガする装置Info
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- JPH06103192B2 JPH06103192B2 JP2513531A JP51353190A JPH06103192B2 JP H06103192 B2 JPH06103192 B2 JP H06103192B2 JP 2513531 A JP2513531 A JP 2513531A JP 51353190 A JP51353190 A JP 51353190A JP H06103192 B2 JPH06103192 B2 JP H06103192B2
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- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
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- H01H3/42—Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts using cam or eccentric
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- H—ELECTRICITY
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- H01H19/001—Thumb wheel switches
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- H01H9/04—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
- H01H9/042—Explosion-proof cases
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- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、マイクロプロセッサを装備した測定値受信器
の調整及び/校正のためのディジタル式調整動作をアナ
ログ式にトリガする装置であって、第1のアナログ式構
成エレメントと、該第1のアナログ式構成エレメントに
伝力接続している第2のディジタル式構成エレメントと
から成り、しかも前記アナログ式構成エレメントが、ケ
ーシング壁の外部で行なわれる該アナログ式構成エレメ
ントの回動によって、ケーシングの内部でプリント配線
板上に配置されている切換え揺動体として構成された前
記ディジタル式構成エレメントの傾動運動をトリガし、
かつ、少なくとも1つのプッシュボタン式スイッチの作
動によって前記測定値受信器の調整及び/又は校正用の
少なくとも1つの電流回路を開閉するように、前記ディ
ジタル式構成エレメントと伝力接続している形式のもの
に関する。
の調整及び/校正のためのディジタル式調整動作をアナ
ログ式にトリガする装置であって、第1のアナログ式構
成エレメントと、該第1のアナログ式構成エレメントに
伝力接続している第2のディジタル式構成エレメントと
から成り、しかも前記アナログ式構成エレメントが、ケ
ーシング壁の外部で行なわれる該アナログ式構成エレメ
ントの回動によって、ケーシングの内部でプリント配線
板上に配置されている切換え揺動体として構成された前
記ディジタル式構成エレメントの傾動運動をトリガし、
かつ、少なくとも1つのプッシュボタン式スイッチの作
動によって前記測定値受信器の調整及び/又は校正用の
少なくとも1つの電流回路を開閉するように、前記ディ
ジタル式構成エレメントと伝力接続している形式のもの
に関する。
このような調整動作は、或るプロセスの物理的及び/又
は化学的な値を検出して電気的信号に変換し、かつ評価
装置又は中央情報処理装置に伝送する役目を有する測定
値受信器において特に必要である。例えばこのような測
定値受信器は圧力、充填レベル、温度、湿度、流動する
ばら物質流又は液体、イオン平衡状態(レドックス電
位)又は或るプロセス中に発生する類似の物理量及び/
又は化学量を検出するために使用される。このために該
測定値受信器は導線と接続されており、該導線を介して
電気的信号が、評価装置又は中央情報処理装置へ伝送さ
れ、かつ又、測定値受信器を機能させるために必要な電
気的エネルギが前記評価装置又は中央情報処理装置から
前記測定値受信器に伝送される。
は化学的な値を検出して電気的信号に変換し、かつ評価
装置又は中央情報処理装置に伝送する役目を有する測定
値受信器において特に必要である。例えばこのような測
定値受信器は圧力、充填レベル、温度、湿度、流動する
ばら物質流又は液体、イオン平衡状態(レドックス電
位)又は或るプロセス中に発生する類似の物理量及び/
又は化学量を検出するために使用される。このために該
測定値受信器は導線と接続されており、該導線を介して
電気的信号が、評価装置又は中央情報処理装置へ伝送さ
れ、かつ又、測定値受信器を機能させるために必要な電
気的エネルギが前記評価装置又は中央情報処理装置から
前記測定値受信器に伝送される。
複雑なプロセス動作を監視するためにこの場合、評価装
置を、物理的及び/又は化学的値を監視せねばならない
プロセス装置の直ぐ近くに配置することが必要になるよ
うな頻度は極めて高い。この場合の欠点は、大抵は測定
媒体を取り囲む囲壁の外側に配置された測定値受信器の
電子部品並びに評価装置が、爆発性雰囲気又は侵食性雰
囲気又は前記機器の性能に作用するその他の雰囲気に曝
されていることである。
置を、物理的及び/又は化学的値を監視せねばならない
プロセス装置の直ぐ近くに配置することが必要になるよ
うな頻度は極めて高い。この場合の欠点は、大抵は測定
媒体を取り囲む囲壁の外側に配置された測定値受信器の
電子部品並びに評価装置が、爆発性雰囲気又は侵食性雰
囲気又は前記機器の性能に作用するその他の雰囲気に曝
されていることである。
それゆえに測定値受信器の電子部品並びに評価装置を、
前記爆発性又は侵食性雰囲気に対して遮蔽する囲壁によ
って取り囲むことが必要である。
前記爆発性又は侵食性雰囲気に対して遮蔽する囲壁によ
って取り囲むことが必要である。
また他面において使用現場において測定値受信器を、使
用条件に相応した測定範囲に調整並びに校正すること、
すなわち検査基準に相応して零点を設定することが必要
である。このために必要な調整装置は、測定値受信器の
電子部品に設けられている。従来この調整はアナログ式
に、大抵はスピンドル式抵抗又は回転抵抗の調節によっ
て行われていた。電子回路装置への最新のマイクロ技術
の採用に伴うマイクロプロセッサの適用によって、調整
及び校正を例えば計数パルスの変化によってディジタル
式に行うことが可能になる。
用条件に相応した測定範囲に調整並びに校正すること、
すなわち検査基準に相応して零点を設定することが必要
である。このために必要な調整装置は、測定値受信器の
電子部品に設けられている。従来この調整はアナログ式
に、大抵はスピンドル式抵抗又は回転抵抗の調節によっ
て行われていた。電子回路装置への最新のマイクロ技術
の採用に伴うマイクロプロセッサの適用によって、調整
及び校正を例えば計数パルスの変化によってディジタル
式に行うことが可能になる。
また、測定値受信器と評価装置との間で目下慣用されて
いる、電子的な通信によって測定値受信器の調整及び校
正を評価装置からも行うことが可能になっている。この
場合はこの調整及び校正のために必要な装置が評価装置
に内蔵されているのは勿論である。
いる、電子的な通信によって測定値受信器の調整及び校
正を評価装置からも行うことが可能になっている。この
場合はこの調整及び校正のために必要な装置が評価装置
に内蔵されているのは勿論である。
特に校正用調整装置をケーシングに内蔵した直接測定型
運転分析器のための測定値変換器が西独国特許第275885
6号明細書に基づいて公知であり、この場合、ケーシン
グ壁は非磁性材料から成り、調整装置と結合された永久
磁石が配置されており、外側の連行磁石として構成され
た外側永久磁石を有し、該外側永久磁石はケーシング壁
上に載設可能である。この場合連行系の回動が、内側の
磁石を連動し、それに伴ってアナログ式調整装置を作動
させるように成っているが、該公知技術では穴が非磁性
のケーシング壁を貫通することはない。
運転分析器のための測定値変換器が西独国特許第275885
6号明細書に基づいて公知であり、この場合、ケーシン
グ壁は非磁性材料から成り、調整装置と結合された永久
磁石が配置されており、外側の連行磁石として構成され
た外側永久磁石を有し、該外側永久磁石はケーシング壁
上に載設可能である。この場合連行系の回動が、内側の
磁石を連動し、それに伴ってアナログ式調整装置を作動
させるように成っているが、該公知技術では穴が非磁性
のケーシング壁を貫通することはない。
本発明の課題は、ディジタル式調整動作、特にマイクロ
プロセッサを装備した測定値受信機の調整動作をアナロ
グ式にトリガする装置を改良して、電気的/電子的調整
部品を爆発性又は侵食性雰囲気から仕切る囲壁を貫通す
る調整部材を外部から単に回動することによって調整動
作のトリガを行えるようにし、しかも当該装置をごく少
数の部品から構成し、プリント配線板の組付け及び交換
時に調整の必要がなく、かつパラメータの不慮の調節を
防止することである。
プロセッサを装備した測定値受信機の調整動作をアナロ
グ式にトリガする装置を改良して、電気的/電子的調整
部品を爆発性又は侵食性雰囲気から仕切る囲壁を貫通す
る調整部材を外部から単に回動することによって調整動
作のトリガを行えるようにし、しかも当該装置をごく少
数の部品から構成し、プリント配線板の組付け及び交換
時に調整の必要がなく、かつパラメータの不慮の調節を
防止することである。
前記課題を解決するための本発明の構成手段は、切換え
揺動体が傾動レバーと切換えレバーと戻しばねとから成
り、前記の傾動レバーと切換えレバーとが、ねじ継手と
して構成されたキー溝継手によって係合しかつ共通の旋
回支点を中心として傾動可能にプリント配線板に配置さ
れており、かつ、前記傾動レバーがパドルと傾動支承部
と円筒形中間部材と四角ピンから一体に構成されてお
り、前記円筒形中間部材が、プリント配線板の円筒孔を
貫通して、前記傾動支承部が戻しばねの作用に抗して、
プリント配線板に支持されている点にある。
揺動体が傾動レバーと切換えレバーと戻しばねとから成
り、前記の傾動レバーと切換えレバーとが、ねじ継手と
して構成されたキー溝継手によって係合しかつ共通の旋
回支点を中心として傾動可能にプリント配線板に配置さ
れており、かつ、前記傾動レバーがパドルと傾動支承部
と円筒形中間部材と四角ピンから一体に構成されてお
り、前記円筒形中間部材が、プリント配線板の円筒孔を
貫通して、前記傾動支承部が戻しばねの作用に抗して、
プリント配線板に支持されている点にある。
本発明の装置は更に、調整を委任された要員がアナログ
式作動によって通常のようにパラメータのディジタル式
調整をトリガできるという利点を有している。
式作動によって通常のようにパラメータのディジタル式
調整をトリガできるという利点を有している。
本発明の有利な構成は、請求項2以降に記載されてい
る。
る。
更に本発明のその他の利点は、図面に示した実施例の以
下の説明から明らかである。
下の説明から明らかである。
第1図は本発明による装置を組み込んだ状態で部分的に
断面して示した側面図、第2図は第1図に示した本発明
の装置の概略的な正面図である。
断面して示した側面図、第2図は第1図に示した本発明
の装置の概略的な正面図である。
第1図には、本発明の装置2によってパラメータを調整
かつ/又は校正しようとする測定値受信器1のケーシン
グの一部が示されている。調整及び校正を評価装置から
行いうるような場合は、図示のケーシング部分がこのよ
うな評価装置の部分であるのは勿論である。しかしなが
ら説明を判り易くするために以下に説明する例では、測
定値受信器の直接的な調整及び/又は直接的な校正から
出発することにする。
かつ/又は校正しようとする測定値受信器1のケーシン
グの一部が示されている。調整及び校正を評価装置から
行いうるような場合は、図示のケーシング部分がこのよ
うな評価装置の部分であるのは勿論である。しかしなが
ら説明を判り易くするために以下に説明する例では、測
定値受信器の直接的な調整及び/又は直接的な校正から
出発することにする。
装置2は、測定値受信器1の内室11に配置されており、
調整軸としての切換え軸3、切換え揺動体6並びにプッ
シュボタン式スイッチ91,92から成っている。測定値受
信器1の内室11はケーシング壁12によって囲まれてお
り、該ケーシング壁によって測定値受信器の電気部品及
び電子部品が爆発性又は侵食性雰囲気から隔離されてい
る。前記ケーシング壁12には、段階的に増厚した壁厚区
域13と軸受ブシュ14が一体成形されている。増厚した壁
厚区域13と軸受ブシュ14の内部では円筒孔15がケーシン
グ壁12を貫通している。該ケーシング壁12の外側寄りで
は、前記円筒孔15は拡径されて、比較的大きな直径の円
筒形開口16を形成している。該円筒形開口16は、円筒孔
15の軸方向に幾分延びておりかつ該円筒孔15に対して、
対称軸線が該円筒孔15の軸線と合致するような位置を占
めている。円筒孔15内には軸31が回転可能に支承されて
いる。軸31は切削法で金属、殊に耐酸性のステンレス鋼
から製作することができ。軸31はケーシング壁12内にお
いて、ケーシング外寄りの側でケーシング壁12の円筒形
開口16内へ僅かに突入するような位置を占めている。円
筒孔15と軸31との間の支承座は、両部分相互が軽い回転
嵌合座を形成するように構成されている。
調整軸としての切換え軸3、切換え揺動体6並びにプッ
シュボタン式スイッチ91,92から成っている。測定値受
信器1の内室11はケーシング壁12によって囲まれてお
り、該ケーシング壁によって測定値受信器の電気部品及
び電子部品が爆発性又は侵食性雰囲気から隔離されてい
る。前記ケーシング壁12には、段階的に増厚した壁厚区
域13と軸受ブシュ14が一体成形されている。増厚した壁
厚区域13と軸受ブシュ14の内部では円筒孔15がケーシン
グ壁12を貫通している。該ケーシング壁12の外側寄りで
は、前記円筒孔15は拡径されて、比較的大きな直径の円
筒形開口16を形成している。該円筒形開口16は、円筒孔
15の軸方向に幾分延びておりかつ該円筒孔15に対して、
対称軸線が該円筒孔15の軸線と合致するような位置を占
めている。円筒孔15内には軸31が回転可能に支承されて
いる。軸31は切削法で金属、殊に耐酸性のステンレス鋼
から製作することができ。軸31はケーシング壁12内にお
いて、ケーシング外寄りの側でケーシング壁12の円筒形
開口16内へ僅かに突入するような位置を占めている。円
筒孔15と軸31との間の支承座は、両部分相互が軽い回転
嵌合座を形成するように構成されている。
爆発性雰囲気中で電気機器を使用する場合、すべての導
電性部分を爆発性雰囲気に対して空間的に隔離すること
が必要である。隔壁を通る必要な通し部は、最小ギャッ
プ長12.5mm、最大ギャップ幅80μmを保証するように構
成されねばならない。ケーシング壁12の一体成形された
壁厚区域13は、更に一体成形された軸受ブシュ14と相俟
って、円筒孔15と軸31とによって形成される通し部のギ
ャップ長を12.5mmにし、かつ軽度の回転嵌合座は、許容
ギャップ幅80μmを下回るリング状ギャップを形成する
ので、装置2を装備した測定値受信器1は、爆発性雰囲
気中で問題無く使用することができる。ケーシング内室
11寄りの側で軸31にはカム車32がプレス嵌めによって伝
力結合されている。該カム車32は高強度、高剛性、高温
度安定性の熱可塑性プラスチックから、殊に有利には、
ポリオキシメチレンから射出成形法で製作されている。
前記軸31とカム車32とのプレス嵌め部は、射出成形時に
カム車32を軸31に一体成形するようにして製作すること
もできる。カム車32は、ハブ33と、半径方向に延びる複
数のカム34とから成っている。これらのカム34は、各カ
ムの対称軸線が前記ハブ33の外周面と合致する1つの円
の円周で等しい相互間隔を有しかつ夫々2つのカム34が
直径方向で対向するように、前記ハブ33の外周面に配置
されている(第2図)。カム34は、台形状横断面を有し
かつハブ33の外周面から離反する方向に一様に先細にな
っている。ハブ33とカム34は等しい幅を有している。カ
ム34の半径方向に延びる長さは、該カム34と切換え揺動
体6の傾動レバー61がカム34の長さの少なくとも3/4だ
けオーバーラップする位置を上縁37が占めるように選ば
れている。
電性部分を爆発性雰囲気に対して空間的に隔離すること
が必要である。隔壁を通る必要な通し部は、最小ギャッ
プ長12.5mm、最大ギャップ幅80μmを保証するように構
成されねばならない。ケーシング壁12の一体成形された
壁厚区域13は、更に一体成形された軸受ブシュ14と相俟
って、円筒孔15と軸31とによって形成される通し部のギ
ャップ長を12.5mmにし、かつ軽度の回転嵌合座は、許容
ギャップ幅80μmを下回るリング状ギャップを形成する
ので、装置2を装備した測定値受信器1は、爆発性雰囲
気中で問題無く使用することができる。ケーシング内室
11寄りの側で軸31にはカム車32がプレス嵌めによって伝
力結合されている。該カム車32は高強度、高剛性、高温
度安定性の熱可塑性プラスチックから、殊に有利には、
ポリオキシメチレンから射出成形法で製作されている。
前記軸31とカム車32とのプレス嵌め部は、射出成形時に
カム車32を軸31に一体成形するようにして製作すること
もできる。カム車32は、ハブ33と、半径方向に延びる複
数のカム34とから成っている。これらのカム34は、各カ
ムの対称軸線が前記ハブ33の外周面と合致する1つの円
の円周で等しい相互間隔を有しかつ夫々2つのカム34が
直径方向で対向するように、前記ハブ33の外周面に配置
されている(第2図)。カム34は、台形状横断面を有し
かつハブ33の外周面から離反する方向に一様に先細にな
っている。ハブ33とカム34は等しい幅を有している。カ
ム34の半径方向に延びる長さは、該カム34と切換え揺動
体6の傾動レバー61がカム34の長さの少なくとも3/4だ
けオーバーラップする位置を上縁37が占めるように選ば
れている。
切換え軸3は2つの等しい軸安全リング35,36を有し、
該軸安全リングは、軸31の両端で該軸周面に切り込まれ
た溝に装嵌されている。軸安全リング35,36は不慮の分
離を生ぜしめないようにケーシング壁12内での切換え軸
3の位置を確保する。ケーシング外寄りの側で軸31は、
軸端面に沿って直径方向に延びる溝38を有している。該
溝38は、ねじ回しのエッジを嵌合させるのに適するよう
に設計されている。溝38は、追って詳細に説明する調整
動作及び/又は校正動作を発動させるために役立つ。外
端部から短い間隔をおいて、軸31にはもう1つの溝39が
成形されており、該溝は、リング状のパッキン40を収容
するためのものである。該リング状パッキン40は市販の
Oリングから成っていてもよく、かつ周辺に対して測定
値受信器1のケーシングの内室11を付加的にシールす
る。
該軸安全リングは、軸31の両端で該軸周面に切り込まれ
た溝に装嵌されている。軸安全リング35,36は不慮の分
離を生ぜしめないようにケーシング壁12内での切換え軸
3の位置を確保する。ケーシング外寄りの側で軸31は、
軸端面に沿って直径方向に延びる溝38を有している。該
溝38は、ねじ回しのエッジを嵌合させるのに適するよう
に設計されている。溝38は、追って詳細に説明する調整
動作及び/又は校正動作を発動させるために役立つ。外
端部から短い間隔をおいて、軸31にはもう1つの溝39が
成形されており、該溝は、リング状のパッキン40を収容
するためのものである。該リング状パッキン40は市販の
Oリングから成っていてもよく、かつ周辺に対して測定
値受信器1のケーシングの内室11を付加的にシールす
る。
また測定値受信器1の内室11にはプリント配線板17が配
置されかつねじ継手18によってケーシング壁12に固定さ
れている。該プリント配線板17上には、図示は省いた
が、電子構成素子が固定されており、該電子構成素子
は、測定値受信器1の電気回路を形成している。電子構
成素子は、導電路(図示せず)を介して互いに電気的に
導通している。プリント配線板17上にはまたマイクロプ
ロセッサ(図示せず)が配置されており、該マイクロプ
ロセッサのプログラムを介して測定値受信器1はデジタ
ル式に調整かつ/又は校正される。なお前記プリント配
線板17上には、切換え揺動体6が配置されている。該切
換え揺動体6は、傾動レバー61、切換えレバー70並びに
ねじ71から成っている。傾動レバー61と切換えレバー70
は一体に製作されている。傾動レバー61にはパドル(橈
形部材)62が一体成形されている。プリント配線板17上
における切換え揺動体6の位置は、パドル62がいかなる
場合にもその幅に対して直角に、2つの隣接したカム34
間に在りかつ前記幅方向ではカム車32の幅を出ないよう
な位置を占め、かつカム32に平行に延びるように選ばれ
ている。
置されかつねじ継手18によってケーシング壁12に固定さ
れている。該プリント配線板17上には、図示は省いた
が、電子構成素子が固定されており、該電子構成素子
は、測定値受信器1の電気回路を形成している。電子構
成素子は、導電路(図示せず)を介して互いに電気的に
導通している。プリント配線板17上にはまたマイクロプ
ロセッサ(図示せず)が配置されており、該マイクロプ
ロセッサのプログラムを介して測定値受信器1はデジタ
ル式に調整かつ/又は校正される。なお前記プリント配
線板17上には、切換え揺動体6が配置されている。該切
換え揺動体6は、傾動レバー61、切換えレバー70並びに
ねじ71から成っている。傾動レバー61と切換えレバー70
は一体に製作されている。傾動レバー61にはパドル(橈
形部材)62が一体成形されている。プリント配線板17上
における切換え揺動体6の位置は、パドル62がいかなる
場合にもその幅に対して直角に、2つの隣接したカム34
間に在りかつ前記幅方向ではカム車32の幅を出ないよう
な位置を占め、かつカム32に平行に延びるように選ばれ
ている。
また傾動レバー61は、傾動支承部63(第2図)、中間部
材64並びに四角ピン65から成っている。パドル62は長方
形横断面を有し、かつその肉厚の約5倍の幅を有してい
る。パドル62の長さは、該パドル62がカム長の少なくと
も3/4分だけカム34とオーバーラップするように選ばれ
ている。プリント配線板17上に切換え揺動体6を取付け
るために円筒孔19がプリント配線板17を貫通しており、
該円筒孔を通って中間部材64が延びている。該中間部材
64は円筒形横断面を有し、かつその直径は円筒孔19の直
径よりも約1mm小さい。これによって切換え揺動体6は
プリント配線板17上で容易に偏位することができる。傾
動レバー61に一体成形された傾動支承部63は、中間部材
64から直径方向でパドル62の方向に延びておりかつ両側
でパドル62の幅を僅かに突出している。プリント配線板
17寄りの側で傾動支承部63には、互いに60°の角度を成
す2つの面が成形されており、該面は傾動支承部63の全
幅にわたって延びている。両面間のナイフエッジ66は支
承部形成しかつプリント配線板17と相俟って切換え揺動
体6の旋回支点を形成している。この場合前記ナイフエ
ッジ66は、戻しばね72(第2図)の作用に抗して、切換
え軸3寄りのプリント配線板17の面に接触している。前
記パドル62から離反した側では傾動レバー61には四角ピ
ン65が一体成形されている。該四角ピン65は切換えレバ
ー70の切欠き部73に侵入している。
材64並びに四角ピン65から成っている。パドル62は長方
形横断面を有し、かつその肉厚の約5倍の幅を有してい
る。パドル62の長さは、該パドル62がカム長の少なくと
も3/4分だけカム34とオーバーラップするように選ばれ
ている。プリント配線板17上に切換え揺動体6を取付け
るために円筒孔19がプリント配線板17を貫通しており、
該円筒孔を通って中間部材64が延びている。該中間部材
64は円筒形横断面を有し、かつその直径は円筒孔19の直
径よりも約1mm小さい。これによって切換え揺動体6は
プリント配線板17上で容易に偏位することができる。傾
動レバー61に一体成形された傾動支承部63は、中間部材
64から直径方向でパドル62の方向に延びておりかつ両側
でパドル62の幅を僅かに突出している。プリント配線板
17寄りの側で傾動支承部63には、互いに60°の角度を成
す2つの面が成形されており、該面は傾動支承部63の全
幅にわたって延びている。両面間のナイフエッジ66は支
承部形成しかつプリント配線板17と相俟って切換え揺動
体6の旋回支点を形成している。この場合前記ナイフエ
ッジ66は、戻しばね72(第2図)の作用に抗して、切換
え軸3寄りのプリント配線板17の面に接触している。前
記パドル62から離反した側では傾動レバー61には四角ピ
ン65が一体成形されている。該四角ピン65は切換えレバ
ー70の切欠き部73に侵入している。
前記切換えレバー70はレバー74並びに一体成形されたブ
シュ75から成っている。ブシュ75は、傾動レバー61とブ
シュ75の対称軸線が合致するように傾動レバー61の軸方
向に延びている。ブシュ75の内部に形成された切欠き部
73は、四角ピン65と同様に正方形横断面を有している。
該切欠き部73は、ブシュ75の対称軸線に共軸に延びてお
りかつほぼレバー74の高さまでブシュ75に侵入してい
る。切欠き部73の切り込んでいないブシュ75の区域は、
ねじ71を通す孔76を有している。四角ピン65自体はねじ
孔67(第2図)を有し、かつ前記ねじ71と相俟ってねじ
継手を形成し、該ねじ継手によって傾動レバー61と切換
えレバー70は互いに固定的に結合されている。傾動レバ
ー61の中間部材64に一体成形された鍔は前記の両部分の
位置を互いに固定するために役立つ。四角ピン65と同形
の切欠き部73の4辺嵌合部はキー・溝継手を形成し、両
部分の相互位置を確定しかつ両者の相対回動を防止す
る。
シュ75から成っている。ブシュ75は、傾動レバー61とブ
シュ75の対称軸線が合致するように傾動レバー61の軸方
向に延びている。ブシュ75の内部に形成された切欠き部
73は、四角ピン65と同様に正方形横断面を有している。
該切欠き部73は、ブシュ75の対称軸線に共軸に延びてお
りかつほぼレバー74の高さまでブシュ75に侵入してい
る。切欠き部73の切り込んでいないブシュ75の区域は、
ねじ71を通す孔76を有している。四角ピン65自体はねじ
孔67(第2図)を有し、かつ前記ねじ71と相俟ってねじ
継手を形成し、該ねじ継手によって傾動レバー61と切換
えレバー70は互いに固定的に結合されている。傾動レバ
ー61の中間部材64に一体成形された鍔は前記の両部分の
位置を互いに固定するために役立つ。四角ピン65と同形
の切欠き部73の4辺嵌合部はキー・溝継手を形成し、両
部分の相互位置を確定しかつ両者の相対回動を防止す
る。
プリント配線板17から離反した方の側でブシュ75に一体
成形されたレバー74は、ブシュ75の周面から接線方向に
張出しているので、該ブシュ75寄りの縁部は、該レバー
の長手方向寸法の中点で前記ブッシュ75の周面と合致し
ている。従って前記レバー74は、ブシュ75の傍で延びる
位置を占める。ブシュ75とレバー74との対称軸線は互い
に直角を形成している。レバー74は方形横断面を有して
いる。プリント配線板17寄りの側でレバー74には、両端
部付近に半球形状の押圧ピン77,78が一体成形されてい
る。
成形されたレバー74は、ブシュ75の周面から接線方向に
張出しているので、該ブシュ75寄りの縁部は、該レバー
の長手方向寸法の中点で前記ブッシュ75の周面と合致し
ている。従って前記レバー74は、ブシュ75の傍で延びる
位置を占める。ブシュ75とレバー74との対称軸線は互い
に直角を形成している。レバー74は方形横断面を有して
いる。プリント配線板17寄りの側でレバー74には、両端
部付近に半球形状の押圧ピン77,78が一体成形されてい
る。
プリント配線板17に面した方のブシュ75の側では、戻し
ばね72の2つの脚片79,80が別の直径方向に延びてい
る。両脚片79,80は、前記ブシュ75の縦軸線に対してや
はり90°の角度を形成している。第2図に略示した中立
位置では、レバー74と両脚片79,80はプリント配線板17
の表面に対してほぼ平行に延在している。前記中立位置
とは、戻しばね72の両脚片79,80の各端部が、該脚片の
縦軸線に対して90°の角度を形成しているような場合で
ある。前記端部で屈曲された端片はプリント配線板17の
表面に支持されており、これによって切換え揺動体6は
図示の中立状態を占める。傾動レバー61と切換えレバー
70はカム車32と同様に大きな硬度、剛性及び温度安定性
の熱可塑性プラスチックから製作されており、殊にポリ
オキシメチレンから射出成形されているのが有利であ
る。
ばね72の2つの脚片79,80が別の直径方向に延びてい
る。両脚片79,80は、前記ブシュ75の縦軸線に対してや
はり90°の角度を形成している。第2図に略示した中立
位置では、レバー74と両脚片79,80はプリント配線板17
の表面に対してほぼ平行に延在している。前記中立位置
とは、戻しばね72の両脚片79,80の各端部が、該脚片の
縦軸線に対して90°の角度を形成しているような場合で
ある。前記端部で屈曲された端片はプリント配線板17の
表面に支持されており、これによって切換え揺動体6は
図示の中立状態を占める。傾動レバー61と切換えレバー
70はカム車32と同様に大きな硬度、剛性及び温度安定性
の熱可塑性プラスチックから製作されており、殊にポリ
オキシメチレンから射出成形されているのが有利であ
る。
またプリント配線板17上には公知の構造形式のプッシュ
ボタン式スイッチ91,92が、所属のプッシュボタン93,94
を前記切換え揺動体6の半球状押圧ピン77,78に直接対
向した位置を占めさせるように配置されている。プリン
ト配線板17に対面した方の側でプッシュボタン式スイッ
チ91,92は、ろう接片94′を有し、該ろう接片は、プリ
ント配線板17に穿設した孔を通って導かれかつ該プリン
ト配線板17の下側でろう接によって導電器(図示せず)
と導電接続されている。この場合前記導電路とろう接片
とは、前記プッシュボタン式スイッチ91,92によって開
閉される電気回路区分を成している。両プッシュボタン
式スイッチ91,92は夫々、その切換え運動が個別の回路
を開閉するように導電路と接続されている。
ボタン式スイッチ91,92が、所属のプッシュボタン93,94
を前記切換え揺動体6の半球状押圧ピン77,78に直接対
向した位置を占めさせるように配置されている。プリン
ト配線板17に対面した方の側でプッシュボタン式スイッ
チ91,92は、ろう接片94′を有し、該ろう接片は、プリ
ント配線板17に穿設した孔を通って導かれかつ該プリン
ト配線板17の下側でろう接によって導電器(図示せず)
と導電接続されている。この場合前記導電路とろう接片
とは、前記プッシュボタン式スイッチ91,92によって開
閉される電気回路区分を成している。両プッシュボタン
式スイッチ91,92は夫々、その切換え運動が個別の回路
を開閉するように導電路と接続されている。
第2図に示した本発明の概略図では、図面を判り易くす
るためにケーシング壁12のフロントプレートは完全に取
り払われている。以下に第1図及び第2図の概略図に基
づいて本発明の装置の機能態様を詳説する。測定値受信
器1を調整及び/又は校正するためには、これを委任さ
れた操作員は先ず、カバー100を貫通してケーシング壁1
2に固定されているねじ101を弛める。カバー100とねじ1
01は、周辺に対して円筒形開口16を閉鎖しかつ調整操作
の不慮のトリガ、又は不適格者による不正トリガを防止
する。ねじ101を弛めたのちカバー100が、前記円筒形開
口16を解放しかつ切換え軸3に操作員がアクセスできる
ように、溝102に沿って摺動させられる。
るためにケーシング壁12のフロントプレートは完全に取
り払われている。以下に第1図及び第2図の概略図に基
づいて本発明の装置の機能態様を詳説する。測定値受信
器1を調整及び/又は校正するためには、これを委任さ
れた操作員は先ず、カバー100を貫通してケーシング壁1
2に固定されているねじ101を弛める。カバー100とねじ1
01は、周辺に対して円筒形開口16を閉鎖しかつ調整操作
の不慮のトリガ、又は不適格者による不正トリガを防止
する。ねじ101を弛めたのちカバー100が、前記円筒形開
口16を解放しかつ切換え軸3に操作員がアクセスできる
ように、溝102に沿って摺動させられる。
ねじドライバーを用いて当該操作員が前記切換え軸3の
縦軸線を中心として例えば右回りに該切換え軸を若干角
度数だけ回動させることによって、軸31と固定的に結合
されたカム車32のカム34は第2図の図平面内で旋回運動
させられる。切換え軸3の回動は、前記カム34の1つが
傾動レバー61のパドル62に当接するまで続けられる。い
ま前記切換え軸3の回動を更に続行すると、カム34は前
記パドル62を連動し、かつ、旋回支点としてのナイフエ
ッジ66を中心として傾動レバー61を戻しばね72の作用に
抗して右向きに旋回させる。容易に認識できるように、
前記切換え軸3の回動によってトリガされるナイフエッ
ジ66を中心とする傾動レバー61の(第2図の図平面内で
は右向きの)傾動運動によって、該ナイフエッジ66つま
り旋回支点より上位に位置する傾動レバー61の部分及
び、該傾動レバー61と形状嵌合式に結合されたレバー74
は左向きに傾動することになる。これに伴って同時にレ
バー74はプリント配線板17の表面に平行な中立位置を変
化して、押圧ピン78がプッシュボタン式スイッチ92のプ
ッシュボタン94に圧着されかつ該プッシュボタン式スイ
ッチ92を作動する。これによって電流回路は閉じられ
る。これと同時にレバー74の、押圧ピン77を有する方の
他端部が上向旋回することによって、両プッシュボタン
式スイッチ91,92の同時作動は阻止されている。
縦軸線を中心として例えば右回りに該切換え軸を若干角
度数だけ回動させることによって、軸31と固定的に結合
されたカム車32のカム34は第2図の図平面内で旋回運動
させられる。切換え軸3の回動は、前記カム34の1つが
傾動レバー61のパドル62に当接するまで続けられる。い
ま前記切換え軸3の回動を更に続行すると、カム34は前
記パドル62を連動し、かつ、旋回支点としてのナイフエ
ッジ66を中心として傾動レバー61を戻しばね72の作用に
抗して右向きに旋回させる。容易に認識できるように、
前記切換え軸3の回動によってトリガされるナイフエッ
ジ66を中心とする傾動レバー61の(第2図の図平面内で
は右向きの)傾動運動によって、該ナイフエッジ66つま
り旋回支点より上位に位置する傾動レバー61の部分及
び、該傾動レバー61と形状嵌合式に結合されたレバー74
は左向きに傾動することになる。これに伴って同時にレ
バー74はプリント配線板17の表面に平行な中立位置を変
化して、押圧ピン78がプッシュボタン式スイッチ92のプ
ッシュボタン94に圧着されかつ該プッシュボタン式スイ
ッチ92を作動する。これによって電流回路は閉じられ
る。これと同時にレバー74の、押圧ピン77を有する方の
他端部が上向旋回することによって、両プッシュボタン
式スイッチ91,92の同時作動は阻止されている。
従って切換え軸3の左回り回動によって、プッシュボタ
ン式スイッチ91が作動され、ひいては別の電流回路が閉
じられる。また傾動レバー61の傾動運動によって該傾動
運動の方向に応じてその都度戻しばね72の脚片79又は80
がそのばね作用に抗して変形されるので、傾動レバー61
に対する押圧力の除圧に応じて切換え揺動体6の平衡状
態が再び作られる。すなわちプッシュボタン式スイッチ
に係合している押圧ピンは、該プッシュボタン式スイッ
チから離間旋回し、こうして当該電流回路を中断させる
ための切換え動作をトリガする。今や切換え軸3の回動
による電流回路の開閉動作を、電気的な単個パルスによ
って又はマイクロプロセッサに記憶された調整サイクル
のトリガによって、測定値受信器1のディジタル式調整
及び/又は校正をレリーズするために活用することが可
能である。図示の実施例では、プッシュボタン式スイッ
チ91又は92は、マイクロプロセッサに貯えられた値のデ
ィジタル値の引上げ・引下げをレリーズするための回路
を閉じるためのものである。従って、切換え軸3の回動
方向に関連してストアのディジタル値を引上げ又は引下
げることが可能になる。
ン式スイッチ91が作動され、ひいては別の電流回路が閉
じられる。また傾動レバー61の傾動運動によって該傾動
運動の方向に応じてその都度戻しばね72の脚片79又は80
がそのばね作用に抗して変形されるので、傾動レバー61
に対する押圧力の除圧に応じて切換え揺動体6の平衡状
態が再び作られる。すなわちプッシュボタン式スイッチ
に係合している押圧ピンは、該プッシュボタン式スイッ
チから離間旋回し、こうして当該電流回路を中断させる
ための切換え動作をトリガする。今や切換え軸3の回動
による電流回路の開閉動作を、電気的な単個パルスによ
って又はマイクロプロセッサに記憶された調整サイクル
のトリガによって、測定値受信器1のディジタル式調整
及び/又は校正をレリーズするために活用することが可
能である。図示の実施例では、プッシュボタン式スイッ
チ91又は92は、マイクロプロセッサに貯えられた値のデ
ィジタル値の引上げ・引下げをレリーズするための回路
を閉じるためのものである。従って、切換え軸3の回動
方向に関連してストアのディジタル値を引上げ又は引下
げることが可能になる。
第2図の概略図から判るように、調整動作をレリーズす
る場合、傾動レバー61を旋回させるためにはカム車32の
ただ2つのカム34だけが必要であるにすぎない。しかし
ながらハブ33の全周に均等にカム34を複数配置すること
によって、プリント配線板17の組付け時又は該プリント
配線板の交換後にカム車32と傾動レバー61を調節する手
間が省かれるという利点が得られる。それというのは、
傾動レバー61のパドル62がいかなる場合にも2つの隣り
合ったカム34の中間位置を占めるからである。更に別の
利点は、誤操作に起因したことであるが、パドル62が図
らずもカム34の上縁37を超えてスリップするようなこと
があっても、パドル62を再び2つの隣り合ったカム34の
中間位置へもたらし、かつ調整及び/又は校正動作を任
意の方向に造作なく続行することができる点にある。
る場合、傾動レバー61を旋回させるためにはカム車32の
ただ2つのカム34だけが必要であるにすぎない。しかし
ながらハブ33の全周に均等にカム34を複数配置すること
によって、プリント配線板17の組付け時又は該プリント
配線板の交換後にカム車32と傾動レバー61を調節する手
間が省かれるという利点が得られる。それというのは、
傾動レバー61のパドル62がいかなる場合にも2つの隣り
合ったカム34の中間位置を占めるからである。更に別の
利点は、誤操作に起因したことであるが、パドル62が図
らずもカム34の上縁37を超えてスリップするようなこと
があっても、パドル62を再び2つの隣り合ったカム34の
中間位置へもたらし、かつ調整及び/又は校正動作を任
意の方向に造作なく続行することができる点にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−128215(JP,A) 実開 昭56−131491(JP,U) 実公 昭61−6585(JP,Y2) 実公 昭58−5995(JP,Y2)
Claims (16)
- 【請求項1】マイクロプロセッサを装備した測定値受信
器の調整及び/校正のためのディジタル式調整動作をア
ナログ式にトリガする装置であって、第1のアナログ式
構成エレメント(3)と、該第1のアナログ式構成エレ
メント(3)に伝力接続(31,61)している第2のディ
ジタル式構成エレメント(6)とから成り、しかも前記
アナログ式構成エレメント(3)が、ケーシング壁(1
2)の外部で行なわれる該アナログ式構成エレメント
(3)の回動によって、ケーシング(1)の内部でプリ
ント配線板(12)上に配置されている切換え揺動体とし
て構成された前記ディジタル式構成エレメント(6)の
傾動運動をトリガし、かつ、少なくとも1つのプッシュ
ボタン式スイッチ(91)の作動によって前記測定値受信
器(1)の調整及び/又は校正用の少なくとも1つの電
流回路を開閉するように、前記ディジタル式構成エレメ
ント(6)と伝力接続している形式のものにおいて、切
換え揺動体(6)が傾動レバー(61)と切換えレバー
(70)と戻しばね(72)とから成り、前記の傾動レバー
(61)と切換えレバー(70)とが、ねじ継手(67,71)
として構成されたキー溝継手(65,73)によって係合し
かつ共通の旋回支点(66)を中心として傾動可能にプリ
ント配線板(17)に配置されており、かつ、前記傾動レ
バー(61)がパドル(62)と傾動支承部(63)と円筒形
中間部材(64)と四角ピン(65)から一体に構成されて
おり、前記円筒形中間部材(64)が、プリント配線板
(17)の円筒孔(19)を貫通して、前記傾動支承部(6
3)が戻しばね(72)の作用に抗して、プリント配線板
(17)に支持されていることを特徴とする、ディジタル
式調整動作をアナログ式にトリガする装置。 - 【請求項2】切換えレバー(70)がレバー(74)、ブシ
ュ(75)及び戻しばね(72)から一体構成されており、
前記ブシュ(75)には正方形横断面の切欠き部(73)が
部分的に侵入している、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】切換えレバー(70)がブシュ(75)から接
線方向に延びる梃子腕を有し、かつ、両端部に押圧ピン
(77,78)を備えている、請求項1記載の装置。 - 【請求項4】戻しばね(72)がブシュ(75)の両側で直
径方向に延在し、該戻しばねの脚片(78,80)が両端部
で直角に屈曲されており、かつ、該戻しばね(72)の前
記屈曲端部がそのばね作用に抗してプリント配線板(1
7)の表面に支持されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項5】切換え揺動体(6)を形成している揺動レ
バー(61)と切換えレバー(70)とが、ポリオキシメチ
レンのような熱可塑性プラスチックから射出成形されて
いる、請求項1記載の装置。 - 【請求項6】第1のアナログ式構成エレメントが、調整
軸(3)から構成されており、軸(31)とカム車(32)
とを有しかつ該アナログ式構成エレメントの縦軸線を中
心として回動可能にケーシング(1)のケーシング壁
(12)内で支承されている、請求項1記載の装置。 - 【請求項7】軸(31)とケーシング壁(12)とから成る
嵌合部が、火炎貫通防止部として構成されている、請求
項1記載の装置。 - 【請求項8】ディジタル式構成エレメントの傾動レバー
(61)のパドル(62)が方形横断面を有し、かつ、アナ
ログ式構成エレメントのカム車(32)寄りのパドル端部
をカム(34)の長さの少なくとも3/4分にオーバーラッ
プさせるような長さを有している、請求項1記載の装
置。 - 【請求項9】カム(34)が台形横断面を有し、かつ、少
なくとも3/4分だけ切換え揺動体(6)のパドル(61)
によってオーバーラップされるような長さを有してい
る、請求項8記載の装置。 - 【請求項10】傾動レバー(61)に一体成形された傾動
支承部(63)がパドル(61)の幅を幾分超えて延びてい
る、請求項1記載の装置。 - 【請求項11】カム車(32)がケーシング内部(11)寄
りの側で軸(31)にプレス嵌めによって配置されてい
る、請求項6記載の装置。 - 【請求項12】カム車(32)が熱可塑性プラスチックか
ら成りかつ特にポリオキシメチレンから製作されてい
る、請求項6記載の装置。 - 【請求項13】プリント配線板(17)上にプッシュボタ
ン式スイッチ(91,92)が、所属のプッシュボタン(93,
94)と切換えレバー(70)の押圧ピン(77,78)とを互
いに対向させるように配置されている、請求項1記載の
装置。 - 【請求項14】プッシュボタン式スイッチ(91,92)が
ろう接片(94′)及び、プリント配線板(17)上に配置
されている導電路と共に、測定値受信器(1)をディジ
タル式に調整/校正するための少なくとも1つの電気的
スイッチ回路の部分を成している、請求項1記載の装
置。 - 【請求項15】ケーシング壁(12)が、調整/校正動作
の、不適格者による不正トリガ又は不慮のトリガを防止
する手段(16,100,101,102)を有している、請求項1記
載の装置。 - 【請求項16】調整動作の不適格者による不正トリガ又
は不慮のトリガを防止する手段(16,100,101,102)が、
ケーシング壁(12)から着脱可能又は該ケーシング壁上
を摺動可能である、請求項15記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3933381A DE3933381C1 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | |
DE3933381.7 | 1989-10-06 | ||
PCT/DE1990/000755 WO1991005223A1 (de) | 1989-10-06 | 1990-10-04 | Vorrichtung zum analogen auslösen eines digitalen einstellvorganges |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04500864A JPH04500864A (ja) | 1992-02-13 |
JPH06103192B2 true JPH06103192B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=6390946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2513531A Expired - Fee Related JPH06103192B2 (ja) | 1989-10-06 | 1990-10-04 | ディジタル式調整動作をアナログ式にトリガする装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5237851A (ja) |
EP (1) | EP0447515B1 (ja) |
JP (1) | JPH06103192B2 (ja) |
DE (1) | DE3933381C1 (ja) |
ES (1) | ES2047952T3 (ja) |
HU (1) | HU215318B (ja) |
WO (1) | WO1991005223A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4124594A1 (de) * | 1991-07-25 | 1993-01-28 | Kostal Leopold Gmbh & Co Kg | Elektrischer schalter |
US5923007A (en) * | 1997-10-15 | 1999-07-13 | Motorola, Inc. | Switch assembly including rocker switch with integrated center selector switch |
DE10162334A1 (de) * | 2001-12-18 | 2003-07-03 | Endress & Hauser Gmbh & Co Kg | Feldgerät und ein Verfahren zur Kalibrierung eines Feldgerätes |
CN113707488B (zh) * | 2021-08-17 | 2024-01-30 | 广东控银实业有限公司 | 摇杆校正方法及摇杆装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55128215A (en) * | 1979-03-26 | 1980-10-03 | Seiko Instr & Electronics | Switching mechanism for watch |
JPS585995U (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-14 | 日立プラント建設株式会社 | 真空槽 |
JPS616585U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-16 | 三菱電機株式会社 | 温水洗浄便座用ノズル |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE2758856C2 (de) * | 1977-12-30 | 1986-09-25 | Conducta Gesellschaft für Meß- und Regeltechnik mbH & Co, 7016 Gerlingen | Meßwertumformer, insbesondere für direkt messende Betriebsanalysengeräte |
JPS618396Y2 (ja) * | 1980-06-06 | 1986-03-14 | ||
JPS5957111A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | Hino Motors Ltd | 変位センサ−の補償値表示装置 |
DE3743846A1 (de) * | 1987-12-23 | 1989-07-13 | Porsche Ag | Messwertaufnehmer |
DE3744629C1 (de) * | 1987-12-31 | 1989-06-01 | Gulde Regelarmaturen Gmbh & Co | Vorrichtung mit einem Initiator |
US4947674A (en) * | 1988-09-07 | 1990-08-14 | Commonwealth Edison | Limit switch calibration system |
-
1989
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