JPH06103170A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH06103170A
JPH06103170A JP4278054A JP27805492A JPH06103170A JP H06103170 A JPH06103170 A JP H06103170A JP 4278054 A JP4278054 A JP 4278054A JP 27805492 A JP27805492 A JP 27805492A JP H06103170 A JPH06103170 A JP H06103170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
translation
speed conversion
virtual
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP4278054A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Sano
真理子 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4278054A priority Critical patent/JPH06103170A/ja
Publication of JPH06103170A publication Critical patent/JPH06103170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラム実行時に不正アドレスをアクセス
した場合に、どの仮想アドレスが不正アドレスをアクセ
スしているか、またどのアドレスを不正アクセスしてい
るかということを簡単に検出する。 【構成】 高速変換緩衝機構2内のテーブルに仮想アド
レスと正しいアドレスをアクセスするための実アドレス
のページ・テーブル・エントリを設定しておく。仮想ア
ドレスを実アドレスに変換する際、アドレス設定判定回
路6を参照しアドレス設定がなされていた場合は、仮想
アドレスは実アドレスに変換され、メモリ9に記憶され
る。前記仮想アドレスと同一アドレスをメモリ10に記
憶する。メモリ9のデータと高速変換緩衝機構2のテー
ブル内より検索されたメモリ10のデータを高速変換緩
衝機構内容比較回路11によって比較し、内容が不一致
であれば外部に信号12を出力し、どの仮想アドレスが
不正アクセスしているか、またどのアドレスを不正アク
セスしているかということを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想アドレスから実ア
ドレスへのアドレス変換機構を有する情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図2及び図3に示す。従来の
情報処理装置としては、アドレス変換を行うにはアドレ
ス変換のためのレジスタまたはメモリ中のアドレス変換
テーブルなどを参照して行う。例えば32ビットの仮想
アドレス13,20を変換するとした場合、上位2ビッ
トによりエリア・テーブル・レジスタ・ペア16,21
が選択されエリア・テーブル17,22のベース・アド
レスとなる。エリア・テーブル・レジスタ・ペア16,
21で指定されるベース・アドレスを基準とし、次の1
0ビットをインデックス番号としエリア・テーブル・エ
ントリ23が選択されページ・テーブル18,24のベ
ース・アドレスとなる。
【0003】エリア・テーブル・エントリ23で指定さ
れるベース・アドレスを基準とし、次の8ビットをイン
デックス番号としてアクセスするページ・テーブル・エ
ントリ25を選択する。
【0004】最後に仮想アドレスの下位12ビットが連
接されアクセスされるデータの実アドレス19,26を
得る。この機構を動的アドレス変換機構15という。
【0005】しかし、このアドレス変換では1組のレジ
スタと2種のアドレス変換テーブルを参照するので変換
に時間がかかるためアドレス変換の結果を記憶してお
き、次に同じ仮想アドレスの変換を行う時には記憶され
たテーブル中の仮想アドレスと一致するものを検索し、
そこに記憶されているページ・テーブル・エントリを選
択し、高速にアドレス変換を行う高速変換緩衝機構14
がある。
【0006】実際にアドレス変換を行う時は、動的アド
レス変換機構15と高速変換緩衝機構14を同時に動作
させ先にページ・テーブル・エントリ25が求められた
方をページアドレスのベースポインタとし、仮想アドレ
ス13,20の下位をページのオフセットアドレスとし
実アドレス19,26を求める。
【0007】もし、高速変換緩衝機構14に変換したい
仮想アドレス13,20に一致したデータがなかった場
合は、動的アドレス変換機構15より求められたアドレ
スを高速変換緩衝機構14のテーブルに設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置は、プログラム実行時に不正アドレスをアクセス
した場合にどの仮想アドレスが不正アドレスをアクセス
しているか、またどのアドレスを不正アクセスしている
かということを簡単に検出することができない、という
欠点がある。
【0009】本発明の目的は、プログラム実行時に不正
アドレスをアクセスした場合の検出を容易にした情報処
理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る情報処理装置は、高速変換緩衝機構
と、入力ポートと、アドレス設定判定回路と、高速変換
緩衝機構内容比較ユニットとを有する情報処理装置であ
って、高速変換緩衝機構は、仮想アドレスから実アドレ
スへの変換を行った際に動的アドレス変換の結果をテー
ブルに記憶しておき、次に前記仮想アドレスと同一の変
換を行う時には前記テーブル中に記憶された仮想アドレ
スと一致するものを検索することでアドレス変換を行う
ものであり、入力ポートは、高速変換緩衝機構内のテー
ブルへのアドレスの設定を行うものであり、アドレス設
定判定回路は、前記テーブル内へ入力ポートよりアドレ
スの設定を行ったかどうかを判定するためのものであ
り、高速変換緩衝機構内容比較ユニットは、前記テーブ
ル内の内容と動的アドレス変換によって得られるアドレ
ス変換内容を比較し、不一致の場合に不一致検出信号を
出力するものである。
【0011】また、前記不一致信号が出力される場合
に、前記高速変換緩衝機構内のテーブルに記憶されたペ
ージ・テーブル・エントリから実行アドレスを求めるも
のである。
【0012】
【作用】高速変換緩衝機構2内のテーブルに仮想アドレ
スと正しいアドレスをアクセスするための実アドレスの
ページ・テーブル・エントリを設定しておく。仮想アド
レスを実アドレスに変換する際、アドレス設定判定回路
6を参照しアドレス設定がなされていた場合は、仮想ア
ドレスは実アドレスに変換され、メモリ9に記憶され
る。前記仮想アドレスと同一アドレスをメモリ10に記
憶する。メモリ9のデータと高速変換緩衝機構2のテー
ブル内より検索されたメモリ10のデータを高速変換緩
衝機構内容比較回路11によって比較し、内容が不一致
であれば外部に信号12を出力し、どの仮想アドレスが
不正アクセスしているか、またどのアドレスを不正アク
セスしているかということを検出する。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の実施例を示
すブロック図である。
【0015】図1において、仮想アドレス1は動的アド
レス変換機構3または高速変換緩衝機構2により実アド
レス4に変換される。
【0016】動的アドレス変換機構3では、アドレス変
換のためのレジスタまたはメモリ中のアドレス変換テー
ブルなどを参照して行う。
【0017】高速変換緩衝機構2は、前記アドレス変換
の結果をテーブルに記憶しておき、次に同じ仮想アドレ
スの変換を行う時には記憶されたテーブルの中から前記
仮想アドレスと一致するものを検索し、そこに記憶され
ているページ・テーブル・エントリを選択しアドレス変
換を行うものである。
【0018】まず、高速変換緩衝機構2内のテーブルに
入力ポート5より仮想アドレスと正しいアドレスをアク
セスするための実アドレスのページ・テーブル・エント
リを設定しておく。入力ポート5より高速変換緩衝機構
2内のテーブルへのアドレス設定がなされた場合は、ア
ドレス設定判定回路6にアドレス設定がなされたことを
記憶させる。
【0019】仮想アドレス1を実アドレス4に変換する
際、アドレス設定判定回路6を参照し、アドレス設定が
なされていた場合は、仮想アドレス1は動的アドレス変
換機構3によってのみ実アドレス4に変換される。
【0020】動的アドレス変換機構3によって得られた
ページ・テーブル・エントリは、高速変換緩衝機構内容
比較ユニット8中のメモリ9に記憶される。前記仮想ア
ドレス1と同一アドレスを高速変換緩衝機構2のテーブ
ル中から検索し、そこに記憶されているページ・テーブ
ル・エントリの内容を高速変換緩衝機構内容比較ユニッ
ト8中のメモリ10に記憶する。
【0021】高速変換緩衝機構内容比較ユニット8中に
記憶された動的アドレス変換機構により得られたメモリ
9のデータと、高速変換緩衝機構のテーブル内より検索
されたメモリ10のデータを高速変換緩衝機構内容比較
回路11によって比較し、内容が不一致であれば外部に
不一致信号12を出力することによって、どの仮想アド
レスが不正アクセスしているか、またどのアドレスを不
正アクセスしているかということを高速変換緩衝機構内
容比較ユニット8中に記憶されている内容を見ることで
検出することができる。
【0022】(実施例2)実施例2では、高速変換緩衝
機構2内のテーブルに入力ポート5より仮想アドレスと
正しいアドレスをアクセスするための実アドレスのペー
ジ・テーブル・エントリを設定しておく。
【0023】入力ポート5より高速変換緩衝機構2内の
テーブルへのアドレス設定がなされた場合は、アドレス
設定判定回路6にアドレス設定がなされたことを記憶さ
せる。
【0024】仮想アドレス1を実アドレス4に変換する
際、アドレス設定判定回路6を参照し、アドレス設定が
なされていた場合は、仮想アドレス1は動的アドレス変
換機構3によってのみ実アドレス4に変換される。
【0025】動的アドレス変換機構3によって得られた
ページ・テーブル・エントリは、高速変換緩衝機構内容
比較ユニット8中のメモリ9に記憶される。前記仮想ア
ドレス1と同一アドレスを高速変換緩衝機構2のテーブ
ル中から検索し、そこに記憶されているページ・テーブ
ル・エントリの内容を高速変換緩衝機構内容比較ユニッ
ト8中のメモリ10に記憶する。
【0026】高速変換緩衝機構内容比較ユニット8中に
記憶された動的アドレス変換機構により得られたメモリ
9内のデータと、高速変換緩衝機構2のテーブル内より
検索されメモリ10のデータを高速変換緩衝機構内容比
較回路11によって比較し、内容が不一致であれば高速
変換緩衝機構2内のテーブルに記憶されたページ・テー
ブル・エントリから実アドレス4を求める。同時に高速
変換緩衝機構内容比較ユニット8に記憶された内容を外
部メモリなどに出力することにより、プログラムをリア
ルタイムに実行させながらどの仮想アドレスが不正アク
セスしているか、またどのアドレスを不正アクセスして
いるかということを一度に検出することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高速変換
緩衝機構内のテーブルへの入力ポートとテーブル内へ入
力ポートよりアドレスの設定を行ったかどうかを判定す
るためのアドレス設定判定回路及びテーブル内の内容と
動的アドレス変換によって得られるアドレス変換内容を
比較するための高速変換緩衝機構内容比較ユニットを有
することにより、アドレス変換の結果を正しいアドレス
変換結果と比較することができる。さらに不一致検出信
号を外部に出力することにより、実行時に不正アドレス
をアクセスした場合にどの仮想アドレスが不正アドレス
をアクセスしているか、またどのアドレスを不正アクセ
スしているかということを簡単に検出することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 仮想アドレス 2 高速変換緩衝機構 3 動的アドレス変換機構 4 実アドレス 5 入力ポート 6 アドレス設定判定回路 7 アドレス設定信号 8 高速変換緩衝機構内容比較ユニット 9 動的アドレス変換機構より得られた結果の記憶メモ
リ 10 高速変換緩衝機構のテーブルより検索された結果
の記憶メモリ 11 高速変換緩衝機構内容比較回路 12 不一致検出信号 13 仮想アドレス 14 高速変換緩衝機構 15 動的アドレス変換機構 16 エリア・テーブル・レジスタ・ペア 17 エリア・テーブル 18 ページ・テーブル 19 実アドレス 20 仮想アドレス 21 エリア・テーブル・レジスタ・ペア 22 エリア・テーブル 23 エリア・テーブル・エントリ 24 ページ・テーブル 25 ページ・テーブル・エントリ 26 実アドレス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速変換緩衝機構と、入力ポートと、ア
    ドレス設定判定回路と、高速変換緩衝機構内容比較ユニ
    ットとを有する情報処理装置であって、 高速変換緩衝機構は、仮想アドレスから実アドレスへの
    変換を行った際に動的アドレス変換の結果をテーブルに
    記憶しておき、次に前記仮想アドレスと同一の変換を行
    う時には前記テーブル中に記憶された仮想アドレスと一
    致するものを検索することでアドレス変換を行うもので
    あり、 入力ポートは、高速変換緩衝機構内のテーブルへのアド
    レスの設定を行うものであり、 アドレス設定判定回路は、前記テーブル内へ入力ポート
    よりアドレスの設定を行ったかどうかを判定するための
    ものであり、 高速変換緩衝機構内容比較ユニットは、前記テーブル内
    の内容と動的アドレス変換によって得られるアドレス変
    換内容を比較し、不一致の場合に不一致検出信号を出力
    するものであることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記不一致信号が出力される場合に、前
    記高速変換緩衝機構内のテーブルに記憶されたページ・
    テーブル・エントリから実行アドレスを求めることを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
JP4278054A 1992-09-22 1992-09-22 情報処理装置 Pending JPH06103170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4278054A JPH06103170A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4278054A JPH06103170A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06103170A true JPH06103170A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17592017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4278054A Pending JPH06103170A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 情報処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06103170A (ja)

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