JPH06102578B2 - 六硼化ランタン又は六硼化ランタンと同型構造の六硼化物を焼結するための方法 - Google Patents
六硼化ランタン又は六硼化ランタンと同型構造の六硼化物を焼結するための方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、六硼化ランタン又は六
硼化ランタンと同型構造の六硼化物を焼結するための方
法に関連する。
硼化ランタンと同型構造の六硼化物を焼結するための方
法に関連する。
【0002】六硼化ランタン又はそれとともに同型構造
の化合物は、それらの用途の一つとして、特に熱放射陰
極の生産に、有効な電気的性質を有する。
の化合物は、それらの用途の一つとして、特に熱放射陰
極の生産に、有効な電気的性質を有する。
【0003】
【従来の技術】しかしながら、六硼化ランタン又は六硼
化ランタンと同型構造の六硼化物(以後、六硼化物と呼
ぶ)の焼結は困難であり、しばしば高圧力の使用を必要
とする。
化ランタンと同型構造の六硼化物(以後、六硼化物と呼
ぶ)の焼結は困難であり、しばしば高圧力の使用を必要
とする。
【0004】けれども他に、より費用が少ない焼結法が
存在し、その一つは自然焼結(すなわち運転が大気圧で
実施される)である。しかしながら、この種類の方法
は、課せられる条件が、例えば非常に微細な化合物を使
用する必要性又は少なくとも2200℃の高温で焼結を
実施する必要性などの為に、まだ不利である。
存在し、その一つは自然焼結(すなわち運転が大気圧で
実施される)である。しかしながら、この種類の方法
は、課せられる条件が、例えば非常に微細な化合物を使
用する必要性又は少なくとも2200℃の高温で焼結を
実施する必要性などの為に、まだ不利である。
【0005】最後に、添加剤、例えば炭素又は炭化硼素
などの存在下での六硼化物の焼結が知られている。
などの存在下での六硼化物の焼結が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
化合物の使用は、最終生成物の特性に有害になり得る。
事実、このように得られた化合物は、低い時間安定性及
びより劣った熱−イオン放射特性を有する。
化合物の使用は、最終生成物の特性に有害になり得る。
事実、このように得られた化合物は、低い時間安定性及
びより劣った熱−イオン放射特性を有する。
【0007】それ故に本発明の目的は、添加剤を使用し
且つ前記の不利な事を有さない六硼化物の自然焼結のた
めの製造方法を提供する事にある。
且つ前記の不利な事を有さない六硼化物の自然焼結のた
めの製造方法を提供する事にある。
【0008】
【発明を解決するための手段】この目的のため、六硼化
物の焼結に関連する本発明に従う方法は、焼結添加剤と
して珪素金属が使用されることが特徴とされる。
物の焼結に関連する本発明に従う方法は、焼結添加剤と
して珪素金属が使用されることが特徴とされる。
【0009】従って、本発明の方法は、従来の焼結方法
と比較して、より低い焼結温度及びより短い時間で運転
して、理論密度の少なくとも85%まで焼結される化合
物を得ることを可能にする。
と比較して、より低い焼結温度及びより短い時間で運転
して、理論密度の少なくとも85%まで焼結される化合
物を得ることを可能にする。
【0010】更に、特性及び利点は、以下の記述及び限
定するわけではない具体例を読むことにより更により明
らかになるであろう。
定するわけではない具体例を読むことにより更により明
らかになるであろう。
【0011】それ故に本発明の方法は、SiB6 と固溶
体を生成することが可能な、六硼化ランタン又は同型構
造の六硼化物の焼結に関連する。
体を生成することが可能な、六硼化ランタン又は同型構
造の六硼化物の焼結に関連する。
【0012】より具体的には、本出願人により記載され
た方法は、希土類又はアルカリ土類金属の六硼化物の焼
結に適する。
た方法は、希土類又はアルカリ土類金属の六硼化物の焼
結に適する。
【0013】用語希土類は、57〜71番の範囲の原子
番号及びイットリウムも含むランタニドの元素を示して
いる。
番号及びイットリウムも含むランタニドの元素を示して
いる。
【0014】アルカリ土類金属の場合、バリウム、カル
シウム及びストロンチウムの六硼化物が、本発明の主題
である方法により焼結され得る。
シウム及びストロンチウムの六硼化物が、本発明の主題
である方法により焼結され得る。
【0015】本発明は、六硼化ランタンと同型構造の六
硼化アクチニドの場合にも適用される。用語アクチニド
は、89〜103の範囲の原子番号を有する元素を示し
ていて、そして特に六硼化トリウムを示している。
硼化アクチニドの場合にも適用される。用語アクチニド
は、89〜103の範囲の原子番号を有する元素を示し
ていて、そして特に六硼化トリウムを示している。
【0016】しかしながら本発明の方法は、六硼化ラン
タンの焼結に完全に適する。
タンの焼結に完全に適する。
【0017】六硼化物の製造に関しては、任意の公知の
手段が使用でき、例えば欧州特許出願第318,362
号に記載されていることを含む。
手段が使用でき、例えば欧州特許出願第318,362
号に記載されていることを含む。
【0018】従来技術の焼結法と対照をなして、出発物
質として微細に粉砕された硼化物、例えば1〜5μmの
平均粒子径を有する粉末を使用する必要がない事が認め
られるであろう。これに反して、本発明の方法は、より
粗い粉末、すなわち20μm又はそれ以上の程度の平均
粒子径を有する粉末にも適用される。焼結の前に圧縮さ
れた部分の原料密度は、理論密度の50%程度に低くな
り得る。これらの場合でさえ、本発明の方法により理論
密度の少なくとも85%の密度を得ることが可能であ
る。
質として微細に粉砕された硼化物、例えば1〜5μmの
平均粒子径を有する粉末を使用する必要がない事が認め
られるであろう。これに反して、本発明の方法は、より
粗い粉末、すなわち20μm又はそれ以上の程度の平均
粒子径を有する粉末にも適用される。焼結の前に圧縮さ
れた部分の原料密度は、理論密度の50%程度に低くな
り得る。これらの場合でさえ、本発明の方法により理論
密度の少なくとも85%の密度を得ることが可能であ
る。
【0019】これは、粉砕段階を省くこと又は粗い粉砕
を受け入れることが可能なので、六硼化物の硬度を考慮
に入れると、有益な利点になる。
を受け入れることが可能なので、六硼化物の硬度を考慮
に入れると、有益な利点になる。
【0020】もちろん、出発原料として微細に粉砕され
た化合物を使用することは本発明の範囲外ではなく、こ
の場合更に高い密度及びより微細な微細構造を有する硼
化物が得られるであろう。
た化合物を使用することは本発明の範囲外ではなく、こ
の場合更に高い密度及びより微細な微細構造を有する硼
化物が得られるであろう。
【0021】前記に示されているように、六硼化物の焼
結は焼結添加剤として珪素金属を使用して実施される。
結は焼結添加剤として珪素金属を使用して実施される。
【0022】一般に、珪素は少なくとも0.1重量%の
量で使用される。好ましくは六硼化物の焼結は、珪素金
属が少なくとも0.2重量%、より具体的には少なくと
も0.5重量%の存在下で実施される。
量で使用される。好ましくは六硼化物の焼結は、珪素金
属が少なくとも0.2重量%、より具体的には少なくと
も0.5重量%の存在下で実施される。
【0023】一般に、珪素金属の量は、六硼化物中で1
0重量%を越えず、好ましくはこの量は多くとも5重量
%である。
0重量%を越えず、好ましくはこの量は多くとも5重量
%である。
【0024】焼結の前に、珪素金属の所要量が、六硼化
物の粉末と混合され、得られた粉末は、もし必要ならば
結合剤を添加して一方向又は等方圧プレスにより賦形さ
れる。素成分の非水性スリップ(slip)を調製する
事により混合物が生成され得る。
物の粉末と混合され、得られた粉末は、もし必要ならば
結合剤を添加して一方向又は等方圧プレスにより賦形さ
れる。素成分の非水性スリップ(slip)を調製する
事により混合物が生成され得る。
【0025】一般に結合剤としてポリビニルアルコール
が使用される。
が使用される。
【0026】次に結合剤は本焼結の前に、加熱処理によ
り、好ましくは中性雰囲気下又は真空下で、賦形された
生成物から除去される。
り、好ましくは中性雰囲気下又は真空下で、賦形された
生成物から除去される。
【0027】焼結は当業者に公知の任意の手段により実
施される。特に化合物は、一次又は二次真空下で、又は
アルゴン種の中性ガス下で、又は水素下で処理され得
る。焼結は、2000℃に近い温度で実施され得る。
施される。特に化合物は、一次又は二次真空下で、又は
アルゴン種の中性ガス下で、又は水素下で処理され得
る。焼結は、2000℃に近い温度で実施され得る。
【0028】しかしながら本発明の詳細な具体例に従う
と、焼結は2つの部分を含む。
と、焼結は2つの部分を含む。
【0029】第1段階において、六硼化物は、真空下で
少なくとも1400℃の温度で加熱され、そして次に第
2段階において、六硼化物は、中性ガス下で前記の温度
に少なくとも等しい温度で保持される。
少なくとも1400℃の温度で加熱され、そして次に第
2段階において、六硼化物は、中性ガス下で前記の温度
に少なくとも等しい温度で保持される。
【0030】前記に示されているように、製造方法の第
1段階は真空下で、より具体的には動的真空下で実施さ
れる。
1段階は真空下で、より具体的には動的真空下で実施さ
れる。
【0031】一般に、一次真空、すなわち1〜10mm
Hg(1.33×102 〜1.33×103 Pa)の圧
力で十分である。しかしながら、製造方法の第1段階を
二次真空下で実施することは本発明の範囲外ではない。
Hg(1.33×102 〜1.33×103 Pa)の圧
力で十分である。しかしながら、製造方法の第1段階を
二次真空下で実施することは本発明の範囲外ではない。
【0032】製造方法の第1段階は、少なくとも140
0℃の温度下で実施される。しかしながら、発明の特定
の具体例に従うと、真空下での処理を含む段階は、当該
真空下で少なくとも1500℃で且つこの温度から六硼
化物の気化温度の範囲になり得る温度で実施される。一
般に上限温度は前記の真空値の為に2000℃付近であ
る。
0℃の温度下で実施される。しかしながら、発明の特定
の具体例に従うと、真空下での処理を含む段階は、当該
真空下で少なくとも1500℃で且つこの温度から六硼
化物の気化温度の範囲になり得る温度で実施される。一
般に上限温度は前記の真空値の為に2000℃付近であ
る。
【0033】好ましい方法において、室温から少なくと
も1400℃への温度上昇は、真空下で且つ従来の製造
方法と比較して相対的に速い速度で実施され、これはか
なりの時間及びエネルギーの節約を可能にする。更に一
度所望される温度に達したらプラトー(platea
u)で生成物を保持する必要はない。
も1400℃への温度上昇は、真空下で且つ従来の製造
方法と比較して相対的に速い速度で実施され、これはか
なりの時間及びエネルギーの節約を可能にする。更に一
度所望される温度に達したらプラトー(platea
u)で生成物を保持する必要はない。
【0034】この場合、第1段階における化合物の加熱
は、例えば200℃/h〜1000℃/hの範囲の速度
で実施される。
は、例えば200℃/h〜1000℃/hの範囲の速度
で実施される。
【0035】他方では、もしこの第1段階の間にプラト
ーが前記の温度範囲に保持されるならば、このプラトー
の持続は一般に長くとも3時間である。
ーが前記の温度範囲に保持されるならば、このプラトー
の持続は一般に長くとも3時間である。
【0036】本発明の製造方法の第2段階において、六
硼化物は中性ガス下又は水素下で、前記の段階の温度に
少なくとも等しい温度に保持される。
硼化物は中性ガス下又は水素下で、前記の段階の温度に
少なくとも等しい温度に保持される。
【0037】好ましくは、第2段階の処理は、少なくと
も1600℃で実施される。この温度は、特に、出発粉
末の粒子径分布に依存し、より粗い粉末はより高い温度
を必要とする。一般に、運転は少なくとも1800℃の
温度で実施される。
も1600℃で実施される。この温度は、特に、出発粉
末の粒子径分布に依存し、より粗い粉末はより高い温度
を必要とする。一般に、運転は少なくとも1800℃の
温度で実施される。
【0038】ここで完全な説明の為に、用語中性ガス
は、前記の条件下で六硼化物又は珪素と反応が不可能な
ガスの全てを示す。従って、本発明の製造方法の実施に
は、特に希ガスが完全に適している。
は、前記の条件下で六硼化物又は珪素と反応が不可能な
ガスの全てを示す。従って、本発明の製造方法の実施に
は、特に希ガスが完全に適している。
【0039】希ガスは、元素のヘリウム、ネオン、アル
ゴン、キセノン及びラドンを含む事が考えられる。
ゴン、キセノン及びラドンを含む事が考えられる。
【0040】詳細な具体例によれば、第2段階はアルゴ
ン下で実施される。
ン下で実施される。
【0041】最後に、この第2段階は水素下でも実施さ
れ得る。
れ得る。
【0042】この同じ処理段階の間の圧力は、通常少な
くとも100mmHg(1.33×104 Pa)であ
り、好ましくは大気圧付近にある。
くとも100mmHg(1.33×104 Pa)であ
り、好ましくは大気圧付近にある。
【0043】この第2段階の持続は、通常は3時間より
短い。事実、本発明の製造方法は、中性ガス又は水素下
で必ずしもプラトーを必要とせず、この事実により時間
及びエネルギーの節約を得ることを可能にする。
短い。事実、本発明の製造方法は、中性ガス又は水素下
で必ずしもプラトーを必要とせず、この事実により時間
及びエネルギーの節約を得ることを可能にする。
【0044】一度この第2段階が完了したら、好ましく
は、まだ中性ガス又は水素下で、生成物の冷却が実施さ
れる。
は、まだ中性ガス又は水素下で、生成物の冷却が実施さ
れる。
【0045】限定するわけではない具体例を挙げる。
【0046】
【実施例】以下の手順(NF T 51−063)に従
って、予め石油中の静水密度の計測が実施される: −試料の乾燥重量を計量する:M1 −真空下で、溶液中又は試料上に更に泡が存在しなくな
るまで、すなわち約30 分間に渡り試料を石油槽中に浸す −試料を石油中で計量する:M2 −予め簡単に乾燥した、石油を浸透させた試料を計量す
る:M3
って、予め石油中の静水密度の計測が実施される: −試料の乾燥重量を計量する:M1 −真空下で、溶液中又は試料上に更に泡が存在しなくな
るまで、すなわち約30 分間に渡り試料を石油槽中に浸す −試料を石油中で計量する:M2 −予め簡単に乾燥した、石油を浸透させた試料を計量す
る:M3
【0047】石油中の静水密度は次の式により与えられ
る: M1 d/(M3 −M2 ) dは石油の密度である。
る: M1 d/(M3 −M2 ) dは石油の密度である。
【0048】例1 平均粒子径が20μmの純粋なLaB6 (CERAC
99.5%)3gを取り、ポリビニルアルコールを基材
とした結合剤の15%溶液40mg及び珪素金属0.0
3g(すなわち1重量%)と混合する。直径25mmの
ペレットを5t/cm2 で加圧する。
99.5%)3gを取り、ポリビニルアルコールを基材
とした結合剤の15%溶液40mg及び珪素金属0.0
3g(すなわち1重量%)と混合する。直径25mmの
ペレットを5t/cm2 で加圧する。
【0049】以下の焼結サイクルを実施する: −10mb(1.00×103 Pa)より低い真空下で
200℃/hの速度で1550℃まで上昇させる −アルゴン下(大気圧)で100℃/hの速度で190
0℃まで上昇させる −2時間に渡るプラトー −アルゴン下で自然冷却
200℃/hの速度で1550℃まで上昇させる −アルゴン下(大気圧)で100℃/hの速度で190
0℃まで上昇させる −2時間に渡るプラトー −アルゴン下で自然冷却
【0050】前記に説明された方法を使用して、静水密
度を計測すると、理論密度の91%の密度を有する焼結
された生成物が示される。
度を計測すると、理論密度の91%の密度を有する焼結
された生成物が示される。
【0051】例2 平均粒子径が20μmの純粋なLaB6 (CERAC
99.5%)3gを取り、ポリビニルアルコールを基材
とした結合剤の15%溶液40mg及び珪素金属0.1
5g(すなわち5重量%)と混合する。
99.5%)3gを取り、ポリビニルアルコールを基材
とした結合剤の15%溶液40mg及び珪素金属0.1
5g(すなわち5重量%)と混合する。
【0052】直径25mmのペレットを5t/cm2 で
加圧する。
加圧する。
【0053】以下の焼結サイクルを実施する: −10mb(1.00×103 Pa)より低い真空下で
300℃/hの速度で800℃まで上昇させる(結合剤
の除去) −10mb(1.00×103 Pa)より低い真空下で
1000℃/hの速度で1600℃まで上昇させる −アルゴン下(大気圧)で100℃/hの速度で180
0℃まで上昇させる、 −アルゴン下で自然冷却
300℃/hの速度で800℃まで上昇させる(結合剤
の除去) −10mb(1.00×103 Pa)より低い真空下で
1000℃/hの速度で1600℃まで上昇させる −アルゴン下(大気圧)で100℃/hの速度で180
0℃まで上昇させる、 −アルゴン下で自然冷却
【0054】静水密度を計測すると、ペレットが理論密
度の90%に焼結されていることが示される。
度の90%に焼結されていることが示される。
Claims (8)
- 【請求項1】 焼結添加剤として珪素金属が使用され
る、六硼化ランタン又は六硼化ランタンと同型構造の六
硼化物を焼結するための方法。 - 【請求項2】 希土類又はアルカリ土類金属の六硼化物
が使用される請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 六硼化ランタンが使用される請求項1〜
2のいずれかに記載の方法。 - 【請求項4】 少なくとも0.1重量%の珪素金属量が
使用される請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 第1段階において、該六硼化物は、真空
下で少なくとも1400℃の温度で加熱され、そして次
に第2段階において、該六硼化物は、中性ガス下又は水
素下で前記の温度に少なくとも等しい温度で保持される
請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 該六硼化物が該真空下で少なくとも15
00℃の温度で保持される請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 該六硼化物が該中性ガス下又は水素ガス
下で、少なくとも1800℃の温度で保持される請求項
1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 該中性ガスが希ガスから選択される請求
項1〜7のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9005243A FR2661406A1 (fr) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | Procede de frittage d'un hexaborure de lanthane ou hexaborure isostructural de celui-ci. |
FR90-05243 | 1990-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228474A JPH04228474A (ja) | 1992-08-18 |
JPH06102578B2 true JPH06102578B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=9396054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3119067A Expired - Lifetime JPH06102578B2 (ja) | 1990-04-25 | 1991-04-24 | 六硼化ランタン又は六硼化ランタンと同型構造の六硼化物を焼結するための方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0454532A1 (ja) |
JP (1) | JPH06102578B2 (ja) |
AU (1) | AU7527091A (ja) |
CA (1) | CA2041107A1 (ja) |
FI (1) | FI911988A (ja) |
FR (1) | FR2661406A1 (ja) |
IE (1) | IE911367A1 (ja) |
NO (1) | NO911597L (ja) |
PT (1) | PT97462A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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