JPH06101650A - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ

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Publication number
JPH06101650A
JPH06101650A JP4248012A JP24801292A JPH06101650A JP H06101650 A JPH06101650 A JP H06101650A JP 4248012 A JP4248012 A JP 4248012A JP 24801292 A JP24801292 A JP 24801292A JP H06101650 A JPH06101650 A JP H06101650A
Authority
JP
Japan
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fuel
pressure
engine
pump
diaphragm pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP4248012A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ito
和浩 伊藤
孝寛 ▲櫛▼部
Takahiro Kushibe
Kenichi Nomura
憲一 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4248012A priority Critical patent/JPH06101650A/ja
Publication of JPH06101650A publication Critical patent/JPH06101650A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機関停止後の配管内燃料温度上昇により、燃
料噴射用ダイヤフラムポンプのベーパロックが発生する
ことを防止する。 【構成】 ダイヤフラムポンプ6のポンプ室12上流側
の燃料蒸気が滞留しやすい部分とフュエルタンク1とを
接続するリターン通路32を設け、このリターン通路3
2を電磁弁31で開閉する。機関運転中と停止後は電磁
弁31を閉弁し、系内の圧力を保持すると共に、機関始
動時には所定時間電磁弁31を開放して、フィードポン
プ2からリターン通路32を介してフュエルタンク1に
燃料油を還流させて停止中に発生した蒸気をフュエルタ
ンク1に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射用
液圧式ダイヤフラムポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より燃料を直接気筒内に噴射するこ
とにより燃焼状態を改善して燃費向上とエミッション低
減とを図った筒内燃料噴射式内燃機関が知られている。
これら筒内燃料噴射式内燃機関においては燃料を高圧で
(例えば5〜10MPa )筒内に噴射する必要があるた
め、燃料噴射ポンプも高圧を発生できるものを使用する
必要がある。
【0003】筒内燃料噴射に使用する高圧燃料噴射ポン
プとしては、可撓性のダイヤフラムを隔てて圧力室とポ
ンプ室とを形成し、プランジャで加圧した作動流体を圧
力室側に圧送してダイヤフラムを介してポンプ室側の燃
料油を加圧する形式の液圧式ダイヤフラムポンプが使用
される。この液圧式ダイヤフラムポンプに関しては本願
出願人等による特願平4−96672号に詳細に開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ダイヤフラ
ム式ポンプにおいては、ポンプ吸入側配管等に燃料蒸気
が発生すると、燃料の昇圧ができなくなる、いわゆるベ
ーパロックを生じてしまう問題がある。特に運転後機関
が高温になっている状態で機関を停止したような場合に
は配管内に滞留した燃料油がエンジンルーム内の熱を受
けて高温になり配管内で気化して気泡を生じやすい。
【0005】このように配管内に気泡が発生した状態で
は停止後短時間で機関を再起動しようとした場合ベーパ
ロックが生じ、燃料噴射が行えず機関始動不能になる場
合がある。この問題を解決するために、ダイヤフラムポ
ンプの吸入側燃料配管の蒸気が滞留しやすい高所と燃料
タンクとを常時連通する戻り配管を設け、常時或る程度
の量の燃料をタンクに循環させるように構成し、機関始
動時に、電動のフィードポンプを作動させて燃料を送り
滞留した燃料蒸気をタンクに戻すようにすることも考え
られる。
【0006】しかし、燃料配管とタンクとを常時連通す
る戻り配管を設けた場合、機関運転中、エンジンルーム
で加熱されて高温になった燃料が燃料タンクに戻される
ことになりタンク内油温の上昇により燃料蒸気の排出が
増加する恐れがある。また、上記戻り配管を設けた場
合、機関停止後燃料配管内の圧力は急速にタンク内の圧
力まで低下してしまうため、機関停止後に却って燃料配
管内で燃料の気化が生じやすくなってしまう問題があ
る。
【0007】本発明は上記問題を解決し、機関始動時の
ベーパロックを有効に防止する手段を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内燃機
関の燃料噴射用液圧式ダイヤフラムポンプにおいて、ダ
イヤフラムポンプのポンプ室上流側と燃料タンクとを連
通するリターン通路と、該リターン通路を閉塞する制御
弁手段とを設け、機関始動時に所定時間前記制御弁手段
を開放して前記ポンプ室上部と燃料タンクとを連通させ
ることを特徴とするダイヤフラムポンプが提供される。
【0009】また、本発明によれば、前記制御弁手段に
加え更に、機関運転中にはダイヤフラムポンプへの燃料
供給圧力を第一の所定圧力に保持すると共に、機関停止
後には燃料供給圧力を前記第一の所定圧力より高い第二
の所定圧力に保持する手段を設けたことを特徴とするダ
イヤフラムポンプが提供される。
【0010】
【作用】機関始動時に所定時間制御弁手段を開放してポ
ンプ室上流側と燃料タンクとをリターン通路を通じて連
通させることにより、始動時にダイヤフラムポンプに送
られる燃料がリターン配管を通って燃料タンクに還流す
る。このため、燃料配管やポンプ室上部に滞留していた
燃料蒸気は燃料と共にタンクに戻され、燃料供給配管か
ら速やかに除去されてベーパロックが防止される。
【0011】また、機関始動時以外は前記リターン通路
は制御弁手段により遮断されているため、機関運転中に
高温の燃料油がタンクに還流したり、機関停止後に燃料
供給配管内の圧力が急速に低下して蒸気が発生しやすく
なることがない。更に、上記制御弁手段に加え、機関運
転中にはダイヤフラムポンプへの燃料供給圧力を第一の
所定圧力に保持すると共に、機関停止後には燃料供給圧
力を前記第一の所定圧力より高い第二の所定圧力に保持
する手段を設ければ、機関停止後、燃料供給配管内の圧
力は機関運転時より高い圧力に保持されるので、機関停
止中に燃料供給配管中での燃料蒸気の発生が防止され
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の第一の実施例を説明する図であ
る。図1において1はフュエルタンク、6は燃料噴射用
ダイヤフラムポンプ、15はエンジン16に取付けられ
た筒内噴射弁である。
【0013】燃料油はフィードポンプ2により供給配管
21を介してダイヤフラムポンプに供給される。供給配
管21には燃料油中の異物除去のためのフュエルフィル
タ3と燃料供給圧力調整のためのプレッシャレギュレー
タ4とが設けられている。燃料供給圧力が所定値以上に
上昇した場合にはプレッシャレギュレータ4により戻り
配管22を介して余剰燃料がフュエルタンク1に戻さ
れ、供給配管21内の圧力(以下「一次圧」という)は
略一定に保たれる。
【0014】ダイヤフラムポンプ6はハウジング内に可
撓性ダイヤフラム11を隔てて形成された圧力室10と
ポンプ室12とを有しており、圧力室10にはエンジン
からカム7を介して駆動されるプランジャ8の往復動作
に応じて作動油が流入、流出するようになっている。9
は、プランジャ8に作動油を供給する作動油流入ポート
である。
【0015】また、ポンプ室12側には供給配管21か
らポンプ室12への燃料供給口を開閉する調量弁13が
設けられている。また、ポンプ室12は高圧配管23を
通じて筒内噴射弁15に接続されている。14は高圧配
管23に設けられた逆止弁でありポンプ室12内圧力が
所定値以上に上昇した場合に開弁し、ポンプ室12から
筒内噴射弁15側へ燃料吐出を生じさせる。調量弁13
は、ソレノイド5により開閉駆動される。すなわち、ソ
レノイド5に通電すると調量弁13が開弁し、供給配管
21から燃料油がポンプ室12に流入する。次いでカム
7によりプランジャ8が押し上げられ、作動油が圧力室
10内に流入する。この状態でソレノイド5が除電さ
れ、調量弁13が閉弁するとポンプ室12内の燃料油が
ダイヤフラム11を介して作動油により昇圧され、逆止
弁14を通って筒内噴射弁15への高圧配管23に流入
する。なお、高圧配管23内の圧力を検出して調量弁1
3の閉弁時期をフィードバック制御することにより燃料
噴射圧の制御が行われる。
【0016】本実施例では、ダイヤフラムポンプ内の一
次圧が加わる部分で燃料蒸気が滞留し易い場所(図1で
は、ダイヤフラムポンプのソレノイド室上部)とフュエ
ルタンク1とを接続するリターン配管32が設けられ、
リターン配管32には電磁弁31が配置されている。電
磁弁31は、請求項1の制御弁手段に相当するものであ
り、機関運転中と機関停止中には閉弁され、リターン配
管32を閉塞している。
【0017】このため、機関停止後も燃料の一次圧が加
わる部分は電磁弁31、プレッシャレギュレータ4、逆
止弁14により閉鎖状態になり一次圧が保持されるので
燃料蒸気が発生し難くなる。一方、エンジン始動時には
電磁弁31はエンジン始動信号の入力により予め定めら
れた時間だけ開弁する。フィードポンプ2に電動ポンプ
が使用されている場合には上記始動信号の入力によりフ
ィードポンプ2も作動するため、供給配管21からダイ
ヤフラムポンプ6、電磁弁31、リターン配管32を通
りフュエルタンク1に還流する燃料油の流れが生じ、ダ
イヤフラムポンプ上部に滞留した燃料蒸気は燃料油と共
にフュエルタンク1に排出される。このため、所定時間
経過後電磁弁31が閉弁した状態では燃料系統から蒸気
が完全に除去されるので始動時のベーパロックが生じな
い。
【0018】なお、燃料蒸気の排出は極めて短時間で完
了するため、フィードポンプ2がエンジンクランク軸か
ら駆動される形式であっても始動時のクランキング初期
段階で蒸気排出が完了し、電磁弁31を閉弁できるため
エンジン始動に要する時間が大幅に増加することはな
い。また、本実施例ではリターン配管32をダイヤフラ
ムポンプ6のソレノイド5上部に接続しているが、これ
は一例にすぎず、ダイヤフラムポンプ6の配置、取付方
向(縦方向取付、横方向取付等)に応じて、蒸気がトラ
ップされやすい場所にリターン配管を接続することが有
効であることはいうまでもない。
【0019】次に本発明の第二の実施例について説明す
る。前述の実施例では、機関始動時に電磁弁31を開放
して燃料蒸気を排出すると共に、機関停止時には電磁弁
31を閉弁して系内の一次圧を保持することにより蒸気
の発生を低減していたが、本実施例では上記に加え、機
関停止時に系内の圧力を一次圧より高い圧力に上昇させ
て燃料系統での蒸気発生を更に低減することを特徴とし
ている。
【0020】図2は燃料油に蒸気が発生する温度と圧力
条件の一例を示したグラフである。図2の縦軸は燃料油
温度を、横軸は燃料油圧力を示し、図の斜線部分が蒸気
発生領域である。図に示すように、燃料蒸気は温度が高
い程発生しやすく又、燃料油圧力が低い程発生しやす
い。従って、例えば系内一次圧が150KPa とした場合
には、前述の実施例のように機関停止後系内に一次圧を
保持していた場合であっても、エンジンルーム内の熱に
より燃料油が加熱され、燃料油温度が60℃以上になる
と燃料蒸気の気泡が発生してしまうことになる。しか
し、系内一次圧力を400KPa 或いはそれ以上に設定で
きれば燃料油温度が100℃付近になっても燃料蒸気は
ほとんど発生しない。ところが、燃料系一次圧をあまり
に高い圧力に設定するとフィードポンプの消費動力が大
きくなるため燃費が悪化する等の問題が生じる。
【0021】そこで、本実施例では、図1の実施例の電
磁弁31に加え、プレッシャレギュレータ4の設定圧力
を機関運転時と機関停止時とで変えることにより、機関
運転時には系内一次圧を従来と同等に維持し、機関停止
時にのみ系内一次圧を上昇させて燃料蒸気発生を防止す
るようにしている。図3は本実施例に用いるプレッシャ
レギュレータ4の構造の一例を示す略示図である。
【0022】図3において45は供給配管21に接続さ
れる入口ポート、46は戻り配管22に接続される出口
ポート、47はダイヤフラム、48はダイヤフラム47
に取付けられ、入口ポート45を開閉する弁体を示す。
また、図に49で示すのはプレッシャレギュレータ4の
設定圧力を変更するための制御部材、50で示すのは制
御部材49の上下方向位置を変更するためのソレノイ
ド、51は制御部材49を下方に押圧するスプリング、
52は弁体48と制御部材49との間に介装された圧縮
スプリングである。
【0023】ソレノイド50に通電された状態では、制
御部材49はソレノイド50に吸引されスプリング51
に抗して上方に移動して制御部材の下端49aがストッ
パ53に当接する第一の位置をとる。このとき入口ポー
ト45内の圧力が制御部材49の上記第一の位置にある
場合の圧縮スプリング52の押圧力に相当する第一の圧
力以上になると弁体48が上方に移動し、入口ポート4
5と出口ポート46が連通する。
【0024】また、ソレノイド50が除電された状態で
は、制御部材49はスプリング51に押動され下方に移
動し、その上端49bがストッパ53に当接する第二の
位置をとる。この状態では、圧縮スプリング52の圧縮
量が増加するため弁体48は入口ポート45の圧力が前
記第一の圧力より高い第二の圧力になったときに上方に
移動し、入口ポート45と出口ポート46とを連通させ
る。従ってソレノイド50の通電と除電とにより弁体4
8の開弁設定圧力を変更することができる。
【0025】本実施例では機関運転中にはソレノイド5
0を通電し、制御部材49を第一の位置に保持する。ま
た、この状態での弁体48の開弁圧力(第一の圧力)
は、従来の燃料系一次圧力と同等(例えば150KPa )
に設定される。一方、機関停止時には、停止信号の入力
と共にソレノイド50は除電され、制御部材は前記第二
の位置に移動する。この状態では、弁体48開弁圧力は
前記第二の圧力まで増加するため、フィードポンプ2が
停止するまでに燃料系内の圧力は前記第二の圧力まで上
昇する。本実施例では前記第二の圧力は、停止中に燃料
油温度が上昇しても燃料蒸気の発生を防止できる圧力
(例えば500KPa 程度)に設定される。
【0026】なお、本実施例ではフィードポンプ2に電
動ポンプを使用する場合には、機関停止後も所定時間フ
ィードポンプ2の運転を継続し、系内の圧力を前記第二
の圧力まで上昇させる。また、本実施例では、機関運転
中は常にプレッシャレギュレータ4から戻り配管22を
通ってフュエルタンク1に還流する燃料の流れが生じる
が、プレッシャレギュレータ4供給配管21への接続位
置はエンジンルーム内の熱により燃料油が加熱される前
の低温部分に設定できるため還流する燃料によるフュエ
ルタンク内の温度上昇は生じない。
【0027】また、高速走行後の機関停止時等で燃料油
温度が大幅に上昇し、前記第二の圧力でも燃料蒸気が発
生するような場合が有り得ることを考慮して、本実施例
においても機関再始動時には、前述の実施例と同様に電
磁弁31が開弁される。これにより、機関始動時のベー
パロックを完全に防止することができる。なお、本実施
例ではプレッシャレギュレータ4はソレノイド50を用
いて制御部材49を駆動しているが、ソレノイド以外の
アクチュエータを用いて制御部材49を駆動することも
可能であり、例えば、ソレノイド50の代わりに負圧に
より作動する負圧アクチュエータを設け、機関停止時に
負圧タンクからの負圧をアクチュエータに供給すること
により制御部材49を前記第二の位置に移動させるもの
であっても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したことに
より、機関始動時のベーパロックを確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す図である。
【図2】燃料油の蒸気発生条件を説明する図である。
【図3】本発明の第二の実施例のプレッシャレギュレー
タ構造例を示す図である。
【符号の説明】
1…フュエルタンク 2…フィードポンプ 4…プレッシャレギュレータ 5…ソレノイド 6…ダイヤフラムポンプ 8…プランジャ 10…圧力室 11…ダイヤフラム 12…ポンプ室 13…調量弁 14…逆止弁 15…筒内噴射弁 21…燃料供給配管 22…戻り配管 23…高圧燃料配管 31…電磁弁 32…リターン配管 45…入口ポート 46…出口ポート 47…ダイヤフラム 48…弁体 49…制御部材 50…ソレノイド 51,52…スプリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、ポンプ室12側には供給配管21か
らポンプ室12への燃料供給口を開閉する調量弁13が
設けられている。また、ポンプ室12は高圧配管23を
通じて筒内噴射弁15に接続されている。14は高圧配
管23に設けられた逆止弁でありポンプ室12内圧力が
所定値以上に上昇した場合に開弁し、ポンプ室12から
筒内噴射弁15側へ燃料吐出を生じさせる。調量弁13
は、ソレノイド5により開閉駆動される。すなわち、ソ
レノイド5を除電すると燃料油によって調量弁13が開
弁し、供給配管21から燃料油がポンプ室12に流入す
る。次いでカム7によりプランジャ8が押し上げられ、
作動油が圧力室10内に流入する。この状態でソレノイ
ド5が通電され、調量弁13が閉弁するとポンプ室12
内の燃料油がダイヤフラム11を介して作動油により昇
圧され、逆止弁14を通って筒内噴射弁15への高圧配
管23に流入する。なお、高圧配管23内の圧力を検出
して調量弁13の閉弁時期をフィードバック制御するこ
とにより燃料噴射圧の制御が行われる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射用液圧式ダイヤフラ
    ムポンプにおいて、ダイヤフラムポンプのポンプ室上流
    側と燃料タンクとを連通するリターン通路と、該リター
    ン通路を閉塞する制御弁手段とを設け、機関始動時に所
    定時間前記制御弁手段を開放して前記ポンプ室上流側と
    燃料タンクとを連通させることを特徴とするダイヤフラ
    ムポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイヤフラムポンプにお
    いて、更に、機関運転中にはダイヤフラムポンプへの燃
    料供給圧力を第一の所定圧力に保持すると共に、機関停
    止後には燃料供給圧力を前記第一の所定圧力より高い第
    二の所定圧力に保持する手段を設けたことを特徴とする
    ダイヤフラムポンプ。
JP4248012A 1992-09-17 1992-09-17 ダイヤフラムポンプ Pending JPH06101650A (ja)

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JP4248012A JPH06101650A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 ダイヤフラムポンプ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015071A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Toyota Motor Corp エンジンの燃料制御装置
JP2013531176A (ja) * 2010-07-14 2013-08-01 ボルボ ラストバグナー アーベー 圧力コントロールされるブリード機能を伴う燃料噴射システム

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JP2013531176A (ja) * 2010-07-14 2013-08-01 ボルボ ラストバグナー アーベー 圧力コントロールされるブリード機能を伴う燃料噴射システム
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